JP3524643B2 - 冷凍装置の油面制御装置 - Google Patents
冷凍装置の油面制御装置Info
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
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- F25B2700/03—Oil level
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Description
媒配管にて接続している冷凍装置の油面制御装置に関す
る。
としては、実開昭53−109847号公報には、油分
離器で分離されたオイルを一旦圧縮機より高い位置にあ
るオイルタンクに集めた後、オイルレギュレータを介し
てそれぞれの圧縮機に適量のオイルを供給するものが記
載されており、実開昭56−8876号公報には、油分
離器で分離されたオイルを油戻し管を介してそれぞれの
圧縮機に戻した後、それぞれの圧縮機間を接続する均油
管でオイルレベルの調整を行うものが記載されていた。
従来の油面制御では、前者の場合それぞれの圧縮機には
均一にオイルを戻すことができるが、オイルタンクやオ
イルレギュレータが比較的に大型であり高価な部品であ
るため、冷凍装置が大型化し製造コストが高くなる問題
点があった。
ためそれぞれの圧縮機の能力が異なると各圧縮期間の圧
力差でそれぞれの圧縮機におけるオイルレベルに違いが
生じて油面制御ができなくなる場合があった。
安定した油面管理が行える油面制御装置を提供するもの
である。
は、複数台の圧縮機、油分離器、凝縮器、減圧装置、蒸
発器を冷媒配管にて接続すると共に、前記油分離器と各
圧縮機との間に開閉弁を有する油戻し管を接続し、前記
各圧縮機に油面の上下動で作動して複数個の信号を発生
するフロートスイッチを設け、各フロートが所定の高位
置において各フロートスイッチが出力する一つの信号に
より各開閉弁の開閉制御を行うと共に、いずれかのフロ
ートが前記高位置より低い所定の低位置に達した場合は
そのフロートスイッチが出力する別の信号により対応す
る開閉弁の制御を行い、前記別の信号が所定時間継続し
た場合にはその圧縮機を停止させると共に警報或いは外
部への信号を出力する制御装置を設けたことを特徴とす
る冷凍装置の油面制御装置である。
機、油分離器、凝縮器、減圧装置、蒸発器を冷媒配管に
て接続すると共に、前記油分離器と各圧縮機との間に開
閉弁を有する油戻し管を接続し、前記各圧縮機に油面の
上下動で作動して複数個の信号を発生するフロートスイ
ッチを設け、各フロートが所定の高位置において各フロ
ートスイッチが出力する一つの信号により各開閉弁の開
閉制御を行うと共に、いずれかのフロートが前記高位置
より低い所定の低位置に達した場合はそのフロートスイ
ッチが出力する別の信号により対応する開閉弁の制御を
行い、前記別の信号が所定時間継続した場合にはその圧
縮機を停止させると共に、複数台の圧縮機全てが前記所
定時間継続により停止に至った場合は警報或いは外部へ
の信号を出力する制御装置を設けたことを特徴とする冷
凍装置の油面制御装置である。
戻し用開閉弁が開となつた場合に、各圧縮機間の圧力差
により、油戻し完了までの油戻し時間について、各圧縮
機間に時間差が生じる。よって、所定時間継続中の圧縮
機に優先的に油が戻されることは期待できない。本発明
の請求項1の制御装置は、所定時間継続中の圧縮機が存
在する場合には、フロートスイッチの一つの信号にかか
わらず、フロートスイッチの別の信号によって前記開閉
弁の開閉制御を行うようにしたので、装置内のオイル封
入量が比較的少ない場合や、蒸発器等へ流出した油が戻
りにくい装置においても、圧縮機の所定時間継続による
停止の頻発を防止しつつ、圧縮機の保護を行うことがで
きる。
縮機は、蒸発器等へ流出した油が、後に戻った場合にも
停止したままの状態となる。本発明の請求項2の制御装
置は、所定時間の継続により停止に至った圧縮機が存在
した場合にも、装置に搭載された全圧縮機が停止に至っ
ていない場合には、停止に至った圧縮機の油戻し用開閉
弁を開としておくことにより、当圧縮機の油面上昇が期
待できる。従って、冷凍装置のサイクル中のオイルが一
時的に蒸発器等へ流出する現象の度に警報に至るという
問題が解決される。同時に、圧縮機の保護に関しては従
来と同様に行うことができる。
御装置を示す冷媒回路図である。図1において1は冷凍
装置の概略図である。この図では6馬力の全密閉型スク
ロール圧縮機2並びに10馬力の全密閉型スクロール圧
縮機3と、油分離器4と、凝縮器5と、受液器6と、膨
張弁7と、蒸発器8と、アキュムレータ9とを配管接続
して冷凍サイクルを構成している。
接続する油戻し管であり、この油戻し管は途中から分岐
れさて各圧縮機2,3に接続される分岐管10a,10
b有する。11,12は各分岐管10a,10bに取付
けられた電磁弁(開閉弁)である。13,14は各圧縮
機に取付けられたフロートスイッチである。
構造であるため、図2に示すフロートスイッチ13を例
にその構造を説明すると、容器15内に固定された管状
の支柱16と、この支柱に挿入され上下動するフロート
17と、このフロート内に取付けられた磁石18と、前
記支柱16内に設けられたリードスイッチ19と、この
リードスイッチに接続された支柱16の上部から引き出
されたリード線20と、前記容器15の下部と圧縮機2
の下部を接続する油配管21と、容器15の上部と圧縮
機2とを接続する均圧管22とから構成されている。
電気的に接続され、これらフロートスイッチからの信号
に基づいて前記電磁弁11,12の開閉動作を制御する
制御装置である。
器15内のオイルが多い場合、即ち、オイルレベルがA
点以上にある場合、リードスイッチ(上側)19−1が
励磁されており、接点がONし、制御装置23から電磁
弁11にOFF信号が出力されて、電磁弁11は閉とな
る。オイルが徐々に減少してきて、A’点に達した場
合、リードスイッチ(上側)19−1は励磁状態から開
放され、OFF信号を発生するため、制御装置23から
電磁弁11にON信号が出力され、電磁弁11は開とな
る。オイルが電磁弁11より供給され、再びA点に達す
ると、リードスイッチ(上側)19−1は励磁状態とな
るため、同様に電磁弁11が閉となりオイル供給が停止
する。
間にコントロールされる。なお、A−A’はリードスイ
ッチのヒステリシスを示す。
F点を示すフロート17の位置、A’点が電磁弁11の
ON点を示すフロート17の位置である。
様な油面制御が行われる。
スイッチ(下側)19−2が、リードスイッチ(上側)
19−1の下方に配置されており、オイルが減少し、B
点に達するとリードスイッチ(下側)19−2は励磁さ
れON信号が出力される。
と警報装置24を備えており、フロートスチッチ13,
14からのON信号が所定時間継続した場合に該当する
圧縮機2又は3を停止し、全圧縮機2および3が双方停
止に至った場合に警報装置24を作動させる。また、フ
ロートスイッチ13,14からのON信号出力時には、
先に述べたA−A’のコントロールレベルがB−B’間
に変更され、一時的な油の流出に対して、警報の頻発を
防ぐとともに、圧縮機停止の頻発を防いでいる。
に、ステップN0 でフロートスイッチ13,14がON
点であるB点(ヒステリシス分下のレベル)に達する
と、ステップN1 となりON信号の入力と同時に制御装
置23のタイマーが作動してカウントが開始される。次
に、ステップN2 でタイマーでカウントされた時間T
が、予め設定された時間T0 に達したか否かを判定し、
達した場合には油回路の異常と見なしてステップN3
(1)で警報装置24に信号を送り圧縮機2あるいは3
を停止させ、ステップN3 (2)で圧縮機2および3が
停止に至った場合にステップN3 (3)で警報を鳴ら
す。ステップN2 でタイマーのカウント時間Tが設定時
間T0 に達しなかった場合は、フロートスイッチ13,
14のB’点(ヒステリシス分上のレベル)に達したか
否か(オイルレベルが上昇したか否か)をステップN4
で判定し、このB’点まで達していない場合には、再び
ステップN1に戻ってタイマーによるカウントが開始さ
れる。B’点に達した場合にはステップN5 となってタ
イマーがリセットされる。
内のオイルレベルが低く、B点に達した場合に、コント
ロールレベルをA−A’から、B’−B間に変更すると
共に、フロートスイッチ13,14からのON信号が所
定時間継続した場合には、圧縮機2あるいは3を停止さ
せ、さらに圧縮機2,3の双方が停止させられた場合に
警報装置24が鳴る構成である。
ものを説明したが、これに限定されるものではなく、制
御装置23に外部出力端子を設けこれに警報灯や警報表
示手段を接続しても良い。
置の油面制御装置において、各圧縮機2,3のオイルレ
ベルは、圧縮機2,3各々に設けたフロートスイッチ1
3,14により、直接的に該当圧縮機のオイルレベルを
検知して電磁弁11,12の開閉制御を行うことができ
るため、各圧縮機2,3相互に圧力差がある場合でもこ
れに左右されることなく、各圧縮機2,3のオイルレベ
ルを独立して適量に調整することができる。本発明の冷
凍装置の油面制御装置においては、圧縮機の停止の頻発
や警報の頻発を防止できるので、装置のメンテナンスの
労力が軽減され、より適確な警報動作が得られる。
回路図である。
ある。
ト図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数台の圧縮機、油分離器、凝縮器、減
圧装置、蒸発器を冷媒配管にて接続すると共に、前記油
分離器と各圧縮機との間に開閉弁を有する油戻し管を接
続し、前記各圧縮機に油面の上下動で作動して複数個の
信号を発生するフロートスイッチを設け、各フロートが
所定の高位置において各フロートスイッチが出力する一
つの信号により各開閉弁の開閉制御を行うと共に、いず
れかのフロートが前記高位置より低い所定の低位置に達
した場合はそのフロートスイッチが出力する別の信号に
より対応する開閉弁の制御を行い、前記別の信号が所定
時間継続した場合にはその圧縮機を停止させると共に警
報或いは外部への信号を出力する制御装置を設けたこと
を特徴とする冷凍装置の油面制御装置。 - 【請求項2】 複数台の圧縮機、油分離器、凝縮器、減
圧装置、蒸発器を冷媒配管にて接続すると共に、前記油
分離器と各圧縮機との間に開閉弁を有する油戻し管を接
続し、前記各圧縮機に油面の上下動で作動して複数個の
信号を発生するフロートスイッチを設け、各フロートが
所定の高位置において各フロートスイッチが出力する一
つの信号により各開閉弁の開閉制御を行うと共に、いず
れかのフロートが前記高位置より低い所定の低位置に達
した場合はそのフロートスイッチが出力する別の信号に
より対応する開閉弁の制御を行い、前記別の信号が所定
時間継続した場合にはその圧縮機を停止させると共に、
複数台の圧縮機全てが前記所定時間継続により停止に至
った場合は警報或いは外部への信号を出力する制御装置
を設けたことを特徴とする冷凍装置の油面制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21131195A JP3524643B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 冷凍装置の油面制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21131195A JP3524643B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 冷凍装置の油面制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0942787A JPH0942787A (ja) | 1997-02-14 |
JP3524643B2 true JP3524643B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=16603845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21131195A Expired - Fee Related JP3524643B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 冷凍装置の油面制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3524643B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007212021A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
JP2024084306A (ja) * | 2022-12-13 | 2024-06-25 | 三菱重工業株式会社 | 制御装置、圧縮システムおよび制御方法 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP21131195A patent/JP3524643B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0942787A (ja) | 1997-02-14 |
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