JPH0942788A - 冷凍装置の油面制御装置 - Google Patents

冷凍装置の油面制御装置

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JPH0942788A
JPH0942788A JP21297995A JP21297995A JPH0942788A JP H0942788 A JPH0942788 A JP H0942788A JP 21297995 A JP21297995 A JP 21297995A JP 21297995 A JP21297995 A JP 21297995A JP H0942788 A JPH0942788 A JP H0942788A
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JP
Japan
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oil
signal
compressor
oil level
control device
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JP21297995A
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English (en)
Inventor
Takahisa Yagi
孝久 八木
Yoshio Ida
芳夫 井田
Kazuhiko Mihara
一彦 三原
Takeo Asai
建夫 浅井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/03Oil level

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に安定した油面管理が行え、圧縮機の停止
の頻発や警報の頻発を防止でき、装置の保守の労力が軽
減され、より適確な警報動作が得られる、複数台の圧縮
機を冷媒配管にて接続した冷凍装置の油面制御装置を提
供する。 【解決手段】 油分離器と各圧縮機との間に開閉弁を有
する油戻し管を接続し、各圧縮機に油面の上下動で作動
して複数個の信号をだすフロートスイッチを設け、第1
信号により開閉弁の開閉制御を行い、第2の信号が所定
時間継続した場合に圧縮機を停止させ、表示信号をだす
保護装置を設け、油分離器にもフロートスイッチを設
け、このフロートスイッチが低位置に動いた時に開閉弁
を閉め、警報を発報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数台の圧縮機を冷
媒配管で並列に接続して成る冷凍装置の油面制御に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍装置の油面制御に関する従来の技術
としては、実開昭53−109847号公報には、油分
離器で分離されたオイルを一旦圧縮機より高い位置にあ
るオイルタンクに集めた後、オイルレギュレータを介し
てそれぞれの圧縮機に適量のオイルを供給するものが記
載されており、実開昭56−8876号公報には、油分
離器で分離されたオイルを油戻し管を介してそれぞれの
圧縮機に戻した後、それぞれの圧縮機間を接続する均油
管でオイルレベルの調整を行うものが記載されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の油面制御では、前者の場合それぞれの圧縮機には
均一にオイルを戻すことができるが、オイルタンクやオ
イルレギュレータが比較的に大型であり高価な部品であ
るため、冷凍装置が大型化し製造コストが高くなる問題
点があった。
【0004】また後者の場合は、均油管を使用している
ためそれぞれの圧縮機の能力が異なると各圧縮期間の圧
力差でそれぞれの圧縮機におけるオイルレベルに違いが
生じて油面制御ができなくなる場合があった。
【0005】本発明はこのような問題点に対して、常に
安定した油面管理が行え、且つ圧縮機の停止の頻発や警
報の頻発を防止できるので、装置のメンテナンスの労力
が軽減され、より適確な警報動作が得られる、複数台の
圧縮機を冷媒配管にて接続した冷凍装置の油面制御装置
を提供するものである。また、従来は警報が発報されて
も、油分離器内のオイル不足なのか、オイル制御回路の
つまりなのか、冷媒の逆流による液戻りなのかが不明瞭
であったが、警報が発報されれば配管内にオイルが大量
にたまっているなどの原因究明ができ、それを表示する
機能を有する冷凍装置の油面制御装置を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、並列に接続された複数台の圧縮機、油分離器、凝縮
器、減圧装置、蒸発器を冷媒配管で接続した冷凍サイク
ルを備える冷凍装置の油面制御装置において、開閉弁を
有し前記油分離器と前記それぞれの圧縮機との間を接続
する油戻し管と、それぞれの圧縮機に設けられ圧縮機の
油面の高さによって対応する開閉弁を制御する第1の信
号を出力し、また第1の信号に対応する油面の高さより
低い油面の高さで第2の信号を出力するフロートスイッ
チと、第2の信号が所定時間継続した際に対応する圧縮
機の運転を停止させるとともに表示信号を出力する保護
装置とを備え、且つ前記油分離器に油面の上下動で作動
して信号を発生するフロートスイッチを設け、このフロ
ートスイッチが低位置に動いた時に前記開閉弁を閉める
制御を行うことを特徴とする冷凍機の油面制御装置であ
る。
【0007】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の油分離器に設けたフロートスイッチが低位置に動いた
時に警報を発報することを特徴とする冷凍機の油面制御
装置である。
【0008】本発明の請求項3の発明は、それぞれの圧
縮機が停止した時に、請求項2記載の警報信号との組み
合わせにより、前記油分離器とそれぞれの圧縮機のオイ
ル状態を表示する機能を有する冷凍装置の油面制御装置
である。
【0009】
【作用】本発明の請求項1の制御装置は、油分離器に油
面の上下動で作動して信号を発生するフロートスイッチ
を設け、このフロートスイッチが低位置に動いた時に前
記開閉弁を閉める制御を行うようにしたので、従来、油
分離器内のオイル量が減少した場合に油戻し管に吐出ガ
スがバイパスするのを防止するためにキャピラリを設け
ていたが、このキャピラリが不要となり、しかも各圧縮
機へのオイル供給が早く行えるようになる。
【0010】従来、警報が発報されても、油分離器内の
オイル不足なのか、オイル制御回路のつまりなのか、冷
媒の逆流による液戻りなのかが不明瞭であったが、本発
明の請求項2の制御装置は、前記油分離器に設けたフロ
ートスイッチが低位置に動いた時に警報を発報するよう
にしたので、警報が発報されれば配管内にオイルが大量
にたまっているなどの原因究明ができ、また、油分離器
がオイルタンク兼用油分離器である場合は、オイルが低
位置まで下がると、長期的に見て、圧縮機にもオイルが
なくなるなどの予知ができる。
【0011】本発明の請求項3の制御装置は、各圧縮機
が停止した時に、前記警報信号との組み合わせにより、
油分離器と各圧縮機のオイル状態を表示するようにした
ので油分離器内のオイル不足なのか、オイル制御回路の
つまりなのか、冷媒の逆流による液戻りなのかなどの原
因究明ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の冷凍装置の油面制
御装置を示す冷媒回路図である。図2は圧縮機に設ける
フロートスイッチを示す縦断面図である。図3は本発明
の制御装置の動作を示すフローチヤート図である。図4
はフロートスイッチを内蔵した油分離器を示す縦断面図
である。図1において1は冷凍装置の概略図である。こ
の図では6馬力の全密閉型スクロール圧縮機2並びに1
0馬力の全密閉型スクロール圧縮機3と、油分離器4
と、凝縮器5と、受液器6と、膨張弁7と、蒸発器8
と、アキュムレータ9とを配管接続して冷凍サイクルを
構成している。
【0013】10は前記油分離器4と各圧縮機2,3を
接続する油戻し管であり、この油戻し管は途中から分岐
れさて各圧縮機2,3に接続される分岐管10a,10
bを有する。11,12は各分岐管10a,10bに取
付けられた電磁弁(開閉弁)である。13,14は各圧
縮機に取付けられたフロートスイッチである。
【0014】このフロートスイッチ13,14は、同一
構造であるため、図2に示すフロートスイッチ13を例
にその構造を説明すると、容器15内に固定された管状
の支柱16と、この支柱に挿入され上下動するフロート
17と、このフロート内に取付けられた磁石18と、前
記支柱16内に設けられたリードスイッチ19と、この
リードスイッチに接続された支柱16の上部から引き出
されたリード線20と、前記容器15の下部と圧縮機2
の下部を接続する油配管21と、容器15の上部と圧縮
機2とを接続する均圧管22とから構成されている。
【0015】23は前記フロートスイッチ13,14に
電気的に接続され、これらフロートスイッチからの信号
に基づいて前記電磁弁11,12の開閉動作を制御する
制御装置である。
【0016】そして、このフロートスイッチ13は、容
器15内のオイルが多い場合、即ち、オイルレベルがA
点以上にある場合、リードスイッチ(上側)19−1が
励磁されており、接点がONし、制御装置23から電磁
弁11にOFF信号が出力されて、電磁弁11は閉とな
る。オイルが徐々に減少してきて、A’点に達した場
合、リードスイッチ(上側)19−1は励磁状態から開
放され、OFF信号を発生するため、制御装置23から
電磁弁11にON信号が出力され、電磁弁11は開とな
る。オイルが電磁弁11より供給され、再びA点に達す
ると、リードスイッチ(上側)19−1は励磁状態とな
るため、同様に電磁弁11が閉となりオイル供給が停止
する。
【0017】このようにしてオイルレベルは、A−A’
間にコントロールされる。なお、A−A’はリードスイ
ッチのヒステリシスを示す。
【0018】ここで、図2中、A点が電磁弁11のOF
F点を示すフロート17の位置、A’点が電磁弁11の
ON点を示すフロート17の位置である。
【0019】なお、フロートスイッチ14についても同
様な油面制御が行われる。
【0020】フロートスイッチ13,14内にはリード
スイッチ(下側)19−2が、リードスイッチ(上側)
19−1の下方に配置されており、オイルが減少し、B
点に達するとリードスイッチ(下側)19−2は励磁さ
れON信号が出力される。
【0021】一方、前記制御装置23は、タイマー機能
と警報装置24を備えており、フロートスチッチ13,
14からのON信号が所定時間継続した場合に該当する
圧縮機2又は3を停止し、全圧縮機2および3が双方停
止に至った場合に警報装置24を作動させる。また、フ
ロートスイッチ13,14からのON信号出力時には、
先に述べたA−A’のコントロールレベルがB−B’間
に変更され、一時的な油の流出に対して、警報の頻発を
防ぐとともに、圧縮機停止の頻発を防いでいる。
【0022】即ち、図3のフローチャートに示すよう
に、ステップN0 でフロートスイッチ13,14がON
点であるB点(ヒステリシス分下のレベル)に達する
と、ステップN1 となりON信号の入力と同時に制御装
置23のタイマーが作動してカウントが開始される。次
に、ステップN2 でタイマーでカウントされた時間T
が、予め設定された時間T0 に達したか否かを判定し、
達した場合には油回路の異常と見なしてステップN3
警報装置24に信号を送り圧縮機2あるいは3を停止さ
せるのと同時に警報を鳴らす。ステップN2 でタイマー
のカウント時間Tが設定時間T0 に達しなかった場合
は、フロートスイッチ13,14のB’点(ヒステリシ
ス分上のレベル)に達したか否か(オイルレベルが上昇
したか否か)をステップN4 で判定し、このB’点まで
達していない場合には、再びステップN1に戻ってタイ
マーによるカウントが開始される。B’点に達した場合
にはステップN5 となってタイマーがリセットされる。
【0023】このように、フロートスイッチ13,14
内のオイルレベルが低く、B点に達した場合に、コント
ロールレベルをA−A’から、B’−B間に変更すると
共に、フロートスイッチ13,14からのON信号が所
定時間継続した場合には、圧縮機2あるいは3を停止さ
せ、さらに圧縮機2,3の双方が停止させられた場合に
警報装置24が鳴る構成である。
【0024】図4に示すように油分離器4にはその底部
にフロートスイッチ25が取付けられている。フロート
スイッチ25は油分離器4内の底部に固定された管状の
支柱26と、この支柱に挿入され上下動するフロート2
7と、このフロート内に取付けられた図示しない磁石
と、前記支柱26内に設けられた図示しないリードスイ
ッチと、このリードスイッチに接続された支柱26から
引き出された図示しないリード線から構成されている。
28は油分離器4と圧縮機2を接続する冷媒配管、28
(1)はフィルタ、29は油分離器4と凝縮器5を接続
する冷媒配管、29(1)はフィルタ、10は前記の油
戻し管、30は冷媒とオイルのフォーミングなどを観察
する窓(サイトグラス)、31は容器である。
【0025】制御装置23は前記フロートスイッチ25
に電気的に接続され(図1のライン32により)、フロ
ートスイッチ25からの信号に基づいて前記電磁弁1
1,12の開閉動作を制御する。
【0026】そして、このフロート27は、油分離器4
内のオイルが多い場合、即ち、オイルレベルがA点以上
にある場合は、図示しないリードスイッチが励磁状態か
ら開放されており、OFF信号を発生するため、制御装
置23から電磁弁11,12にON信号が出力され、電
磁弁11,12は開となっている。一方、オイルが徐々
に減少してきて、A’点に達した場合、図示しないリー
ドスイッチが励磁されて、接点がONし、制御装置23
から電磁弁11,12にOFF信号が出力されて、電磁
弁11,12は閉となる。
【0027】このようにしてオイルレベルは、A−A’
間にコントロールされる。なお、A−A’はリードスイ
ッチのヒステリシスを示す。
【0028】ここで、図4中、A点が電磁弁11,12
のOFF点を示すフロート27の位置、A’点が電磁弁
11,12のON点を示すフロート27の位置である。
【0029】図5は従来の冷凍装置の油面制御装置を示
す冷媒回路図である。従来の冷凍装置の油分離器4’は
油面による上下動で作動するフロートスイッチを内蔵し
ておらず、そして、油戻り管10には吐出ガスパイパス
防止用キャピラリ33が設けられている。それ以外は、
本発明の冷凍装置の油面制御装置の冷媒回路と同じであ
る。図5において図1と同一符号のものは同一物を示
す。上記のように本発明においては油分離器4にフロー
トスイッチ25が内蔵されており、フロートスイッチ2
5は油面による上下動で作動し、フロート27が低位置
に動いた時に開閉弁11,12が閉まる制御により、従
来油戻し管10に用いていた吐出ガスパイパス防止用キ
ャピラリ33が不要になり、また、そのため各圧縮機へ
のオイル供給が早くなる効果を奏する。
【0030】また、従来は警報が発報されても、油分離
器内のオイル不足なのか、オイル制御回路のつまりなの
か、冷媒が逆流する液戻りなのか不明瞭であったが、フ
ロート27が低位置に動いた時に制御装置23から警報
装置24に信号を送り警報を鳴らすようにしたので、配
管内にオイルが大量にたまっているなどの原因究明がで
き、また、油分離器4がオイルタンク兼用油分離器の場
合はオイルが低位置まで下がると、長期的に見て、圧縮
機2,3にもオイルがなくなるなどの予知ができる。
【0031】尚、本実施案では、警報装置24を設けた
ものを説明したが、これに限定されるものではなく、制
御装置23に外部出力端子を設けこれに警報灯や警報表
示手段を接続しても良い。
【0032】また、各圧縮機側の油面制御装置により各
圧縮機が停止した時に、フロート27が低位置に動いた
時に発報される前記警報信号との組み合わせにより、例
えば下記の表1に示すように油分離器4と各圧縮機2,
3のオイル状態を表示するようにしたので、油分離器4
内のオイル不足なのか、オイル制御回路のつまりなの
か、冷媒が逆流する液戻りなのかなどの原因究明ができ
る。表1中の有、無は油分離器や圧縮機内のオイルの
有、無を示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の冷凍装
置の油面制御装置において、各圧縮機2,3のオイルレ
ベルは、圧縮機2,3各々に設けたフロートスイッチ1
3,14により、直接的に該当圧縮機のオイルレベルを
検知して電磁弁11,12の開閉制御を行うことができ
るため、各圧縮機2,3相互に圧力差がある場合でもこ
れに左右されることなく、各圧縮機2,3のオイルレベ
ルを独立して適量に調整することができる。
【0035】また、各圧縮機2,3に比較的小型で安価
なフロートスイッチ13,14を取付けるという簡単な
方式で油面制御装置を構成できる。
【0036】この結果、比較的大型で高価な部品を廃止
し部品点数を低減でき、装置1の小型化を促進してコス
トを低減できると共に、圧縮機2,3が異種容量の場合
にも適正な油面制御を行うことができる。
【0037】さらに、フロートスイッチ13,14内油
量が減少しリードスイッチ19−2のON信号が所定時
間継続した場合には、該当圧縮機2あるいは3を停止さ
せ、警報装置24を鳴らすことができるため、冷凍装置
1のサイクル中のオイルの封入量が少ない場合やオイル
フォーミング等により流出したオイルが各機器に停滞し
て戻ってこない場合等は、圧縮機を停止させ、潤滑不足
による圧縮機故障を防止し、同時に警報によって即座に
油系統の異常を知ることができ、オイルの補充等、速や
かな対応を取ることができる。
【0038】本発明の冷凍装置の油面制御装置において
は、圧縮機の停止の頻発や警報の頻発を防止できるの
で、装置のメンテナンスの労力が軽減され、より適確な
警報動作が得られる。
【0039】油分離器に油面の上下動で作動して信号を
発生するフロートスイッチを設け、このフロートスイッ
チが低位置に動いた時に前記開閉弁を閉める制御を行う
ようにしたので、従来は油分離器内のオイル量が減少し
た場合に油戻し管に吐出ガスがバイパスするのを防止す
るためにキャピラリ33を設けていたが、このキャピラ
リが不要となり、各圧縮機へのオイル供給が早く行える
ようになる。
【0040】従来、警報が発報されても、油分離器内の
オイル不足なのか、オイル制御回路のつまりなのか、冷
媒の逆流による液戻りなのかが不明瞭であったが、前記
油分離器に設けたフロートスイッチが低位置に動いた時
に警報を発報するようにしたので、警報が発報されれば
配管内にオイルが大量にたまっているなどの原因究明が
でき、また、油分離器がオイルタンク兼用油分離器であ
る場合は、オイルが低位置まで下がると、長期的に見
て、圧縮機にもオイルがなくなるなどの予知ができる。
【0041】各圧縮機が停止した時に、前記警報信号と
の組み合わせにより、油分離器と各圧縮機のオイル状態
を表示するようにしたので油分離器内のオイル不足なの
か、オイル制御回路のつまりなのか、冷媒の逆流による
液戻りなのかなどの原因究明ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷凍装置の油面制御装置を示す冷媒
回路図である。
【図2】 本発明のフロートスイッチを示す縦断面図で
ある。
【図3】 本発明の制御装置の動作を示すフローチャー
ト図である。
【図4】 フロートスイッチを内蔵した油分離器示す縦
断面図である。
【図5】 従来の冷凍装置の油面制御装置を示す冷媒回
路図である。
【符号の説明】
2,3 圧縮機 4,4’ 油分離器 10 油戻し管 11,12 電磁弁 13,14 フロートスイッチ 23 制御装置 24 警報装置 25 フロートスイッチ 26 支柱 27 フロート 28,29 冷媒配管 33 キャピラリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 建夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に接続された複数台の圧縮機、油分
    離器、凝縮器、減圧装置、蒸発器を冷媒配管で接続した
    冷凍サイクルを備える冷凍装置の油面制御装置におい
    て、開閉弁を有し前記油分離器と前記それぞれの圧縮機
    との間を接続する油戻し管と、それぞれの圧縮機に設け
    られ圧縮機の油面の高さによって対応する開閉弁を制御
    する第1の信号を出力し、また第1の信号に対応する油
    面の高さより低い油面の高さで第2の信号を出力するフ
    ロートスイッチと、第2の信号が所定時間継続した際に
    対応する圧縮機の運転を停止させるとともに表示信号を
    出力する保護装置とを備え、且つ前記油分離器に油面の
    上下動で作動して信号を発生するフロートスイッチを設
    け、このフロートスイッチが低位置に動いた時に前記開
    閉弁を閉める制御を行うことを特徴とする冷凍機の油面
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油分離器に設けたフロー
    トスイッチが低位置に動いた時に警報を発報することを
    特徴とする冷凍機の油面制御装置。
  3. 【請求項3】 それぞれの圧縮機が停止した時に、請求
    項2記載の警報信号との組み合わせにより、前記油分離
    器とそれぞれの圧縮機のオイル状態を表示する機能を有
    する冷凍装置の油面制御装置。
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WO2023087682A1 (zh) * 2021-11-22 2023-05-25 青岛海尔空调电子有限公司 压缩机系统、压缩机系统的控制方法及空调器

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