JP3182188B2 - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
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- JP3182188B2 JP3182188B2 JP33689191A JP33689191A JP3182188B2 JP 3182188 B2 JP3182188 B2 JP 3182188B2 JP 33689191 A JP33689191 A JP 33689191A JP 33689191 A JP33689191 A JP 33689191A JP 3182188 B2 JP3182188 B2 JP 3182188B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/07—Details of compressors or related parts
- F25B2400/075—Details of compressors or related parts with parallel compressors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/06—Damage
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンビニエンスストア
やスーパーマーケット等で使用される冷凍、冷蔵ショー
ケースやプレハブ冷蔵庫等を冷却する冷凍装置に関す
る。
やスーパーマーケット等で使用される冷凍、冷蔵ショー
ケースやプレハブ冷蔵庫等を冷却する冷凍装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の冷凍装置は、実開昭５６
−８８７６号公報等に記載されているように、複数台の
圧縮機、油分離器、凝縮器、受液器、減圧装置、蒸発
器、を配管接続してなり、前記油分離器にて分離された
オイルを油戻し管により各圧縮機に戻す構成である。そ
して、この種の冷凍装置は、通常、屋外に設置される関
係から現地にて冷媒をチャージすることが多い。
−８８７６号公報等に記載されているように、複数台の
圧縮機、油分離器、凝縮器、受液器、減圧装置、蒸発
器、を配管接続してなり、前記油分離器にて分離された
オイルを油戻し管により各圧縮機に戻す構成である。そ
して、この種の冷凍装置は、通常、屋外に設置される関
係から現地にて冷媒をチャージすることが多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、設置後に凝縮
器を交換する場合や分離する場合には、冷媒回路中の殆
どの冷媒が放出してしまい冷媒が無駄になるばかりでな
く、環境上好ましくない。また、この種の冷凍装置に
は、圧縮機に吐出ガスバイパス式の容量制御機構を設け
る場合があり、この場合にはガスの放出だけでなく、凝
縮器交換後の背圧変化による容量制御弁の誤作動を招
き、冷凍装置が不安定になるという問題があった。
器を交換する場合や分離する場合には、冷媒回路中の殆
どの冷媒が放出してしまい冷媒が無駄になるばかりでな
く、環境上好ましくない。また、この種の冷凍装置に
は、圧縮機に吐出ガスバイパス式の容量制御機構を設け
る場合があり、この場合にはガスの放出だけでなく、凝
縮器交換後の背圧変化による容量制御弁の誤作動を招
き、冷凍装置が不安定になるという問題があった。
【０００４】本発明は斯る点に鑑み為されたもので、冷
凍装置の設置後に凝縮器を交換する場合や分離する場合
でも、冷媒回路中の冷媒が放出することなく、環境上好
ましい冷凍装置を提供することを目的とする。
凍装置の設置後に凝縮器を交換する場合や分離する場合
でも、冷媒回路中の冷媒が放出することなく、環境上好
ましい冷凍装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数台の圧縮
機、油分離器、凝縮器、受液器、減圧装置、蒸発器を配
管接続してなり、前記油分離器にて分離されたオイルを
油戻し管により各圧縮機に戻すと共に、前記圧縮機に吐
出ガスバイパス式の容量制御弁を設け、この容量制御弁
の背圧に高圧側圧力と低圧側圧力とを選択的に印加して
容量制御を行うものにおいて、前記圧縮機の吐出側に設
けられたサービスバルブと、前記凝縮器と受液器との間
の配管に設けられた開閉弁と、前記油戻し管に設けられ
た逆止弁と、前記容量制御弁に高圧側圧力を印加する配
管に設けられた逆止弁とを備える
機、油分離器、凝縮器、受液器、減圧装置、蒸発器を配
管接続してなり、前記油分離器にて分離されたオイルを
油戻し管により各圧縮機に戻すと共に、前記圧縮機に吐
出ガスバイパス式の容量制御弁を設け、この容量制御弁
の背圧に高圧側圧力と低圧側圧力とを選択的に印加して
容量制御を行うものにおいて、前記圧縮機の吐出側に設
けられたサービスバルブと、前記凝縮器と受液器との間
の配管に設けられた開閉弁と、前記油戻し管に設けられ
た逆止弁と、前記容量制御弁に高圧側圧力を印加する配
管に設けられた逆止弁とを備える
【０００６】
【作用】本発明の冷凍装置は上記の構成により、凝縮器
を交換したり分離する場合には、まず、各圧縮機の吐出
側のサービスバルブを閉塞し、凝縮器と受液器の間の開
閉弁を閉塞するという作業をするだけで、凝縮器の吸入
側及び吐出側経路を冷媒回路から遮断することができ、
凝縮器の交換、分離時に回路外へ放出される冷媒は、凝
縮器の吸入側配管中と油分離器中と凝縮器中に残留した
僅かな冷媒だけとなるため、回路中の多くの冷媒が大気
中に放出するのを防止することができ、オゾン層の破壊
に悪影響を与えることのない環境上好ましい冷凍装置を
提供することができる。
を交換したり分離する場合には、まず、各圧縮機の吐出
側のサービスバルブを閉塞し、凝縮器と受液器の間の開
閉弁を閉塞するという作業をするだけで、凝縮器の吸入
側及び吐出側経路を冷媒回路から遮断することができ、
凝縮器の交換、分離時に回路外へ放出される冷媒は、凝
縮器の吸入側配管中と油分離器中と凝縮器中に残留した
僅かな冷媒だけとなるため、回路中の多くの冷媒が大気
中に放出するのを防止することができ、オゾン層の破壊
に悪影響を与えることのない環境上好ましい冷凍装置を
提供することができる。
【０００７】また、油戻し管には逆止弁が設けられてい
るため、凝縮器の交換時に油戻し管中の圧力が低下する
ようなことはなく、誤作動によるオイルの逆流を防止で
きる。
るため、凝縮器の交換時に油戻し管中の圧力が低下する
ようなことはなく、誤作動によるオイルの逆流を防止で
きる。
【０００８】更にまた、容量制御弁に高圧側圧力を印加
する配管にも逆止弁を設けたので、凝縮器の交換時に容
量制御弁の背圧が変化して容量制御弁が誤作動すること
もなくなり、冷凍装置の安定した容量制御を継続して行
うことができる。
する配管にも逆止弁を設けたので、凝縮器の交換時に容
量制御弁の背圧が変化して容量制御弁が誤作動すること
もなくなり、冷凍装置の安定した容量制御を継続して行
うことができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【００１０】１は冷凍装置である。この装置は、７馬力
の全密閉型スクロール圧縮機２並びに５馬力の全密閉型
スクロール圧縮機３と、油分離器４と、凝縮器５と、受
液器６と、膨張弁７ａ，７ｂと、蒸発器８ａ，８ｂと、
アキュムレータ９ａ，９ｂとを配管接続して構成され
る。ここで、凝縮器５と受液器６との間の配管には、凝
縮器５の分離用となる開閉弁６１が接続されている。
の全密閉型スクロール圧縮機２並びに５馬力の全密閉型
スクロール圧縮機３と、油分離器４と、凝縮器５と、受
液器６と、膨張弁７ａ，７ｂと、蒸発器８ａ，８ｂと、
アキュムレータ９ａ，９ｂとを配管接続して構成され
る。ここで、凝縮器５と受液器６との間の配管には、凝
縮器５の分離用となる開閉弁６１が接続されている。
【００１１】１０は前記油分離器４と各圧縮機２，３を
接続する油戻し管であり、この油戻し管は途中から分岐
されて各圧縮機２，３に接続される分岐管１０ａ，１０
ｂを有する。１１，１２は各分岐管１０ａ，１０ｂに取
付けられた電磁弁、１１ａ，１２ａは各分岐管１０ａ，
１０ｂに取付けられたキャピラリーチューブ、１３，１
４は各圧縮機２，３に取付けられた油面調節器である。
３２は前記油戻し管１０に設けた逆止弁である。
接続する油戻し管であり、この油戻し管は途中から分岐
されて各圧縮機２，３に接続される分岐管１０ａ，１０
ｂを有する。１１，１２は各分岐管１０ａ，１０ｂに取
付けられた電磁弁、１１ａ，１２ａは各分岐管１０ａ，
１０ｂに取付けられたキャピラリーチューブ、１３，１
４は各圧縮機２，３に取付けられた油面調節器である。
３２は前記油戻し管１０に設けた逆止弁である。
【００１２】この油面調節器１３，１４は、同一構造で
あるため、油面調節器１３を例にその構造を説明する
と、銅管の絞り加工により成形され上部に開口１６を有
する容器本体１５と、この容器本体の開口１６から挿入
されて該容器本体内に固定され、下端を絞り加工により
閉塞した銅管製の挿入管１７と、この挿入管の上下位置
に固定されたストッパー１８，１９と、このストッパー
１８，１９間の挿入管１７に上下動自在に挿入されたフ
ロート２０と、このフロートに内蔵された磁石２８と、
前記挿入管１７内に挿入されたリードスイッチ２１を有
する基板２２と、この基板から導出され前記挿入管１７
の上端開口２３から引き出される引き出し線２４を前記
挿入管１７の上部に固定されたカラー２９内で封止すエ
ポキシ系樹脂材２５と、一端を前記容器本体１５の側面
上部にロー付けされ他端を圧縮機２の下部上側に接続さ
れた均圧管２６と、同じく一端を容器本体１５の側面下
部にロー付けされ他端を圧縮機２の下部下側に接続され
た均油管２７とで構成されている。
あるため、油面調節器１３を例にその構造を説明する
と、銅管の絞り加工により成形され上部に開口１６を有
する容器本体１５と、この容器本体の開口１６から挿入
されて該容器本体内に固定され、下端を絞り加工により
閉塞した銅管製の挿入管１７と、この挿入管の上下位置
に固定されたストッパー１８，１９と、このストッパー
１８，１９間の挿入管１７に上下動自在に挿入されたフ
ロート２０と、このフロートに内蔵された磁石２８と、
前記挿入管１７内に挿入されたリードスイッチ２１を有
する基板２２と、この基板から導出され前記挿入管１７
の上端開口２３から引き出される引き出し線２４を前記
挿入管１７の上部に固定されたカラー２９内で封止すエ
ポキシ系樹脂材２５と、一端を前記容器本体１５の側面
上部にロー付けされ他端を圧縮機２の下部上側に接続さ
れた均圧管２６と、同じく一端を容器本体１５の側面下
部にロー付けされ他端を圧縮機２の下部下側に接続され
た均油管２７とで構成されている。
【００１３】そして、この油面調節器１３，１４は、引
き出し線２４を介して制御装置３１に電気的に接続さ
れ、制御装置３１は、これら油面調節器からの信号に基
ずいて前記電磁弁１１，１２の開閉動作を制御する。
き出し線２４を介して制御装置３１に電気的に接続さ
れ、制御装置３１は、これら油面調節器からの信号に基
ずいて前記電磁弁１１，１２の開閉動作を制御する。
【００１４】そして、油面調節器１３は、容器１５内の
オイルが適量の場合、即ち、オイルレベルが図２中Ａ点
とＢ点間にある場合には、リードスイッチ２１が励磁さ
れており接点が開放されるため、信号は出力しない。次
に、容器１５内のオイルが多い場合、即ち、圧縮機２内
のオイルが多い場合（オイルレベルがＡ点に達した場
合）には、フロート２０が上昇し、リードスイッチ２１
は励磁されなくなりＯＦＦ信号を発生するため、制御装
置３１から電磁弁１１にＯＦＦ信号が出力され、電磁弁
１１は閉となる。このため、油分離器４から圧縮機２へ
のオイルの供給はなくなり、圧縮機２内のオイルレベル
は適量に維持される。また、容器１５内のオイルが少な
い場合、即ち、圧縮機２内のオイルが少ない場合（オイ
ルレベルがＢ点以下となった場合）には、フロート２０
が下降しリードスイッチ２１が励磁されてＯＮ信号を発
生し、制御装置３１から電磁弁１１へＯＮ信号が出力さ
れて電磁弁１１が開となる。このため、油分離器４から
油戻し管１０，分岐管１０ａを介して圧縮機３へオイル
が供給される。このオイル供給は、容器１５内のオイル
レベルが上昇しＡ点を稍越えたレベルに達した時点で停
止される。即ち、リードスイッチ２１にはヒステリシス
があるためＡ点を稍越えたあたりでリードスイッチ２１
が磁石２８に励磁されることとなり、この励磁で接点が
開放したこによりＯＦＦ信号が出力され、電磁弁１１が
閉となることにより停止される。
オイルが適量の場合、即ち、オイルレベルが図２中Ａ点
とＢ点間にある場合には、リードスイッチ２１が励磁さ
れており接点が開放されるため、信号は出力しない。次
に、容器１５内のオイルが多い場合、即ち、圧縮機２内
のオイルが多い場合（オイルレベルがＡ点に達した場
合）には、フロート２０が上昇し、リードスイッチ２１
は励磁されなくなりＯＦＦ信号を発生するため、制御装
置３１から電磁弁１１にＯＦＦ信号が出力され、電磁弁
１１は閉となる。このため、油分離器４から圧縮機２へ
のオイルの供給はなくなり、圧縮機２内のオイルレベル
は適量に維持される。また、容器１５内のオイルが少な
い場合、即ち、圧縮機２内のオイルが少ない場合（オイ
ルレベルがＢ点以下となった場合）には、フロート２０
が下降しリードスイッチ２１が励磁されてＯＮ信号を発
生し、制御装置３１から電磁弁１１へＯＮ信号が出力さ
れて電磁弁１１が開となる。このため、油分離器４から
油戻し管１０，分岐管１０ａを介して圧縮機３へオイル
が供給される。このオイル供給は、容器１５内のオイル
レベルが上昇しＡ点を稍越えたレベルに達した時点で停
止される。即ち、リードスイッチ２１にはヒステリシス
があるためＡ点を稍越えたあたりでリードスイッチ２１
が磁石２８に励磁されることとなり、この励磁で接点が
開放したこによりＯＦＦ信号が出力され、電磁弁１１が
閉となることにより停止される。
【００１５】尚、油面調節器１４についても同様な油面
制御が行われる。
制御が行われる。
【００１６】３３は圧縮機３に内蔵された容量制御弁で
あり、この容量制御弁３３は高圧室３４で圧縮されたガ
スの一部を中間圧力室３５にバイパスさせる穴３６，３
７と、弁室３８内に背圧をかける圧力導入管３９と、こ
の圧力導入管３９と高圧側配管４０とを接続する高圧圧
力導入管４１と、前記圧力導入管３９と低圧側配管４２
とを接続する低圧圧力導入管４３とに連通されている。
高圧圧力導入管４１には電磁弁４４と逆止弁４５が、低
圧圧力導入管４３には電磁弁４６が各々接続されてい
る。そして、この容量制御弁３３は、冷凍装置１を容量
制御する場合には電磁弁４６を開、電磁弁４４を閉とし
て低圧側の背圧を印加することにより開放され、圧縮機
３の吐出ガスの一部をバイパスして装置を容量制御す
る。また、容量制御をしない場合には、電磁弁４４を
開、電磁弁４６を閉として高圧側の背圧を印加すること
により閉塞され、圧縮機３は通常容量にて運転される。
あり、この容量制御弁３３は高圧室３４で圧縮されたガ
スの一部を中間圧力室３５にバイパスさせる穴３６，３
７と、弁室３８内に背圧をかける圧力導入管３９と、こ
の圧力導入管３９と高圧側配管４０とを接続する高圧圧
力導入管４１と、前記圧力導入管３９と低圧側配管４２
とを接続する低圧圧力導入管４３とに連通されている。
高圧圧力導入管４１には電磁弁４４と逆止弁４５が、低
圧圧力導入管４３には電磁弁４６が各々接続されてい
る。そして、この容量制御弁３３は、冷凍装置１を容量
制御する場合には電磁弁４６を開、電磁弁４４を閉とし
て低圧側の背圧を印加することにより開放され、圧縮機
３の吐出ガスの一部をバイパスして装置を容量制御す
る。また、容量制御をしない場合には、電磁弁４４を
開、電磁弁４６を閉として高圧側の背圧を印加すること
により閉塞され、圧縮機３は通常容量にて運転される。
【００１７】４７は受液器６を出た液冷媒の一部を各圧
縮機２，３に噴射して該圧縮機を冷却する冷媒インジェ
クション管である。この冷媒インジェクション管は、途
中から分岐されて各圧縮機２，３に至る分岐管４７ａ，
４７ｂとを有し、各分岐管には各々電磁弁４８，４９
と、制御弁５０，５１とが接続されている。そして、こ
の冷媒インジェクション回路は、冷凍装置１の運転と同
時に電磁弁４８，４９が開放され、各分岐管４７ａ，４
７ｂを流れる液冷媒が各制御弁５０，５１で絞られて気
液混合状態となって各圧縮機２，３へ供給される。ここ
で、制御弁５０，５１は、凝縮圧力に対して所定の過熱
度（圧縮機の吐出温度と制御弁５０，５１の入り口側温
度との差）が得られるように、圧縮機２，３の吐出管５
４に設けた感温筒５２，５３により、吐出ガス温度に応
じてリニアに開度調整されている。
縮機２，３に噴射して該圧縮機を冷却する冷媒インジェ
クション管である。この冷媒インジェクション管は、途
中から分岐されて各圧縮機２，３に至る分岐管４７ａ，
４７ｂとを有し、各分岐管には各々電磁弁４８，４９
と、制御弁５０，５１とが接続されている。そして、こ
の冷媒インジェクション回路は、冷凍装置１の運転と同
時に電磁弁４８，４９が開放され、各分岐管４７ａ，４
７ｂを流れる液冷媒が各制御弁５０，５１で絞られて気
液混合状態となって各圧縮機２，３へ供給される。ここ
で、制御弁５０，５１は、凝縮圧力に対して所定の過熱
度（圧縮機の吐出温度と制御弁５０，５１の入り口側温
度との差）が得られるように、圧縮機２，３の吐出管５
４に設けた感温筒５２，５３により、吐出ガス温度に応
じてリニアに開度調整されている。
【００１８】５４，５５は各圧縮機２，３の吐出口に設
けた吐出側サービスバルブ、５６，５７は吸入側サービ
スバルブ、５８，５９はストレーナ、６０は液管サービ
スバルブである。
けた吐出側サービスバルブ、５６，５７は吸入側サービ
スバルブ、５８，５９はストレーナ、６０は液管サービ
スバルブである。
【００１９】このように構成された冷凍装置１は、前記
凝縮器５と受液器６との間の配管に開閉弁６１を設けて
いるため、凝縮器５を交換したり分離する場合には、ま
ず、各圧縮機２，３の吐出側サービスバルブ５４，５５
を閉塞し、前記開閉弁６１を閉塞するという作業をする
だけで、凝縮器５の吸入側及び吐出側経路を冷媒回路か
ら遮断することができ、凝縮器５の交換、分離時に回路
外へ放出される冷媒は、凝縮器５の吸入側配管４０中と
油分離器４中と凝縮器５中に残留した僅かな冷媒だけと
なるため、回路中の多くの冷媒が大気中に放出するのを
防止することができ、オゾン層の破壊に悪影響を与える
ことのない環境上好ましい冷凍装置１を提供することが
できる。
凝縮器５と受液器６との間の配管に開閉弁６１を設けて
いるため、凝縮器５を交換したり分離する場合には、ま
ず、各圧縮機２，３の吐出側サービスバルブ５４，５５
を閉塞し、前記開閉弁６１を閉塞するという作業をする
だけで、凝縮器５の吸入側及び吐出側経路を冷媒回路か
ら遮断することができ、凝縮器５の交換、分離時に回路
外へ放出される冷媒は、凝縮器５の吸入側配管４０中と
油分離器４中と凝縮器５中に残留した僅かな冷媒だけと
なるため、回路中の多くの冷媒が大気中に放出するのを
防止することができ、オゾン層の破壊に悪影響を与える
ことのない環境上好ましい冷凍装置１を提供することが
できる。
【００２０】また、油戻し管１０には逆止弁３２が設け
られているため、凝縮器５の交換時に油戻し管１０中の
圧力が低下するようなことはなく、誤作動によるオイル
の逆流を防止できる。
られているため、凝縮器５の交換時に油戻し管１０中の
圧力が低下するようなことはなく、誤作動によるオイル
の逆流を防止できる。
【００２１】更にまた、容量制御弁３３に高圧側圧力を
印加する高圧圧力導入管４１にも逆止弁４５を設けたの
で、凝縮器５の交換時に容量制御弁３３の背圧が変化し
て容量制御弁３３が誤作動することもなくなり、冷凍装
置１の安定した容量制御を継続して行うことができる。
印加する高圧圧力導入管４１にも逆止弁４５を設けたの
で、凝縮器５の交換時に容量制御弁３３の背圧が変化し
て容量制御弁３３が誤作動することもなくなり、冷凍装
置１の安定した容量制御を継続して行うことができる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、凝縮器を
交換したり分離する場合には、まず、各圧縮機の吐出側
のサービスバルブを閉塞し、凝縮器と受液器の間の開閉
弁を閉塞するという作業をするだけで、凝縮器の吸入側
及び吐出側経路を冷媒回路から遮断することができ、凝
縮器の交換、分離時に回路外へ放出される冷媒は、凝縮
器の吸入側配管中と油分離器中と凝縮器中に残留した僅
かな冷媒だけとなるため、回路中の多くの冷媒が大気中
に放出するのを防止することができ、オゾン層の破壊に
悪影響を与えることのない環境上好ましい冷凍装置を提
供することができる。
交換したり分離する場合には、まず、各圧縮機の吐出側
のサービスバルブを閉塞し、凝縮器と受液器の間の開閉
弁を閉塞するという作業をするだけで、凝縮器の吸入側
及び吐出側経路を冷媒回路から遮断することができ、凝
縮器の交換、分離時に回路外へ放出される冷媒は、凝縮
器の吸入側配管中と油分離器中と凝縮器中に残留した僅
かな冷媒だけとなるため、回路中の多くの冷媒が大気中
に放出するのを防止することができ、オゾン層の破壊に
悪影響を与えることのない環境上好ましい冷凍装置を提
供することができる。
【００２３】また、油戻し管には逆止弁が設けられてい
るため、凝縮器の交換時に油戻し管中の圧力が低下する
ようなことはなく、誤作動によるオイルの逆流を防止で
きる。
るため、凝縮器の交換時に油戻し管中の圧力が低下する
ようなことはなく、誤作動によるオイルの逆流を防止で
きる。
【００２４】更にまた、容量制御弁に高圧側圧力を印加
する配管にも逆止弁を設けたので、凝縮器の交換時に容
量制御弁の背圧が変化して容量制御弁が誤作動すること
もなくなり、冷凍装置の安定した容量制御を継続して行
うことができる。
する配管にも逆止弁を設けたので、凝縮器の交換時に容
量制御弁の背圧が変化して容量制御弁が誤作動すること
もなくなり、冷凍装置の安定した容量制御を継続して行
うことができる。
【図１】本発明の冷凍装置の冷媒回路図を示す冷媒回路
図である。
図である。
【図２】油面調節器の縦断面図である。
【図３】油面調節器の要部を示す断面図である。
２，３ 圧縮機 １０ 油戻し管 １１，１２ 電磁弁 １３，１４ 油面調節器 ３２ 逆止弁 ３３ 容量制御弁 ４１ 高圧圧力導入管 ４４，４６ 電磁弁 ４５ 逆止弁 ６１ 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｆ２５Ｂ 45/00 Ｆ２４Ｆ 1/00 ３９１ (72)発明者 井田 芳夫 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F25B 1/00 F25B 1/00 361 F24F 1/00 F25B 39/04 F25B 41/00 F25B 45/00
Claims (1)
- 【請求項１】 複数台の圧縮機、油分離器、凝縮器、受
液器、減圧装置、蒸発器を配管接続してなり、前記油分
離器にて分離されたオイルを油戻し管により各圧縮機に
戻すと共に、前記圧縮機に吐出ガスバイパス式の容量制
御弁を設け、この容量制御弁の背圧に高圧側圧力と低圧
側圧力とを選択的に印加して容量制御を行うものにおい
て、前記圧縮機の吐出側に設けられたサービスバルブと、前
記凝縮器と受液器との間の配管に設けられた開閉弁と、
前記油戻し管に設けられた逆止弁と、前記容量制御弁に
高圧側圧力を印加する配管に設けられた逆止弁とを備え
る ことを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33689191A JP3182188B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33689191A JP3182188B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 冷凍装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164416A JPH05164416A (ja) | 1993-06-29 |
| JP3182188B2 true JP3182188B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18303608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33689191A Expired - Fee Related JP3182188B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3182188B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103492817B (zh) * | 2011-05-26 | 2015-10-21 | 松下电器产业株式会社 | 制冷循环装置 |
| JP6293646B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2018-03-14 | ヤンマー株式会社 | ヒートポンプ |
| JP6293647B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2018-03-14 | ヤンマー株式会社 | ヒートポンプ |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP33689191A patent/JP3182188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05164416A (ja) | 1993-06-29 |
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