JP2002206812A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2002206812A
JP2002206812A JP2001046027A JP2001046027A JP2002206812A JP 2002206812 A JP2002206812 A JP 2002206812A JP 2001046027 A JP2001046027 A JP 2001046027A JP 2001046027 A JP2001046027 A JP 2001046027A JP 2002206812 A JP2002206812 A JP 2002206812A
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Japan
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compressor
setting
controller
compressors
time
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Application number
JP2001046027A
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English (en)
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Kazuyuki Asami
和之 浅見
Akira Oiwa
晃 大岩
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/025Compressor control by controlling speed
    • F25B2600/0251Compressor control by controlling speed with on-off operation

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各圧縮機の運転時間が均一化するように制御
して、特定の圧縮機だけが故障し易くなることを防止で
きる冷凍装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機と、凝縮器と、減圧装置と、蒸発
器とを環状に接続し、前記圧縮機の低圧側の圧力を検知
して、圧縮機のON/OFFを制御するためのコントロ
ーラを備えた冷凍装置において、コントローラには、各
圧縮機の運転時間を積算する積算手段を設け、この積算
時間の一番短い前記圧縮機から優先して運転させるよう
に構成したので、冷凍装置の運転時間が増すのに伴っ
て、各圧縮機の運転時間が均一に近づき、一部の圧縮機
のみが酷使されて寿命にバラツキが生じることを防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は並列接続される複数
の圧縮機を備えた冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機を並列に接続した冷凍装置は、特
開2000−88368号公報に記載されたものがあ
る。
【0003】また、この冷凍装置と同種のもので、半密
閉型の圧縮機を並列接続し、凝縮器と減圧装置、そして
利用側機器の蒸発器とを環状に接続して冷凍サイクルを
構成した冷凍装置も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の半密閉型圧縮機
を用いた冷凍装置では、冷凍負荷に応じて、圧縮機の運
転がON/OFFして制御されるものであるが、この制
御として、例えば、圧縮機の運転順位を予め定めてお
き、この順位に基いて圧縮機を運転させていた。このた
め、最優先に運転される圧縮機の運転時間が長くなり、
この圧縮機の寿命が短くなると言う欠点が生じていた。
つまり、最優先に運転される圧縮機の運転時間だけが極
端に長くなり、この圧縮機が摩耗などにより寿命が短く
なる。更に、オイルの劣化が激しく、サービス期間が他
の圧縮機の寿命と一致しない。
【0005】この発明は、各圧縮機の運転時間が均一化
するように制御して、特定の圧縮機の寿命が短くなるこ
とを防止できる冷凍装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、並列接続され
た複数の圧縮機と、凝縮器と、減圧装置と、利用側機器
に組込まれた蒸発器とを環状に接続して冷凍回路を構成
し、前記圧縮機の低圧側の圧力を検知して、圧縮機のO
N/OFFを制御するためのコントローラを備えた冷凍
装置において、前記コントローラには、各圧縮機の運転
時間を積算する積算手段を設け、この積算時間の一番短
い前記圧縮機から優先して運転させるように構成したも
のである。
【0007】また、並列接続された複数の圧縮機と、凝
縮器と、減圧装置と、利用側機器に組込まれた蒸発器と
を環状に接続して冷凍回路を構成し、前記圧縮機の低圧
側の圧力を検知して、圧縮機のON/OFFを制御する
ためのコントローラを備えた冷凍装置において、前記コ
ントローラを前記圧縮機のON/OFFの設定を複数台
数設定可能になるように構成すると共に、このコントロ
ーラでON/OFFする圧縮機の運転時間に応じてこの
設定を順次切換えるように構成したものである。
【0008】また、並列接続された複数の圧縮機と、凝
縮器と、減圧装置と、利用側機器に組込まれた蒸発器と
を環状に接続し、前記圧縮機の低圧側の圧力を検知し
て、圧縮機のON/OFFを制御するためのコントロー
ラを前記複数の圧縮機に備えた冷凍装置において、前記
コントローラを前記圧縮機のON/OFFの設定を複数
台数設定可能になるように構成すると共に、このON/
OFFの設定を前記全コントローラ同時に切換えるよう
に構成したものである。
【0009】また、これらのコントローラの制御を、回
線を利用して遠隔操作可能としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1は本発明の冷凍装置の冷媒回
路である。
【0011】1A、1B、1C、1D、1EはNo.
1、No.2、No.3、No.4、No.5の圧縮機
で、例えば、横型の半密閉型の圧縮機を用いている。ま
た、この圧縮機や、冷媒回路には、冷凍装置が冷蔵用と
して使用される場合は冷媒としてR22が、冷凍装置が
冷凍用として使用される場合はR404Aが充填されて
いる。更に、この実施例の圧縮機の能力は、図2のA機
種のものとして示しているように、No.1〜No.3
の圧縮機は15.0kW、No.4の圧縮機は10.5
kW、No.5の圧縮機は7.5kWの圧縮機を用いて
いる。
【0012】圧縮機1A、1B、1C、1D、1Eの吐
出管2A、2B、2C、2D、2Eには夫々マフラー3
A、3B、3C、3D、3Eがつながれている。吐出管
2A、2Bにつながれた管4AはNo.1、No.2用
オイルセパレータ5につながれている。吐出管2C、2
D、2Eにつながれた管4Bは2つのオイルセパレータ
6A、6Bにつながれている。オイルセパレータ5と空
冷コンデンサ7とは管路8Aでつながれており、その途
中には、ホットガス取出部9Aが形成されている。
【0013】また、オイルセパレータ6A、6Bと空冷
コンデンサ7とは管路8Bでつながれており、その途中
には、ホットガス取出部9Bが形成されている。ホット
ガス取出部9A、9BにはU字管10A、10Bが取付
けられており、このU字管が取付けられている状態では
ホットガスは凝縮器を備えた空冷コンデンサ7に送られ
るものである。また、U字管10A、10Bが取り外さ
れ、ホットガス取出部9A、9Bに、床暖房やショーケ
ースの下部(顧客が近づいた場合は足部)を加熱するよ
うな、ホットガスを利用する機器(図示せず)につなが
れた管が接続された場合には、管路8A、8Bからのホ
ットガスの熱が利用されるものである。
【0014】空冷コンデンサ7は、3つの凝縮器ユニッ
ト15A、15B、15Cから構成されており、16
A、16B、16Cは凝縮器、17A、17B、17C
はコンデンサファン、18A、18B、18Cはバック
アップ高圧スイッチである。19は可溶栓で、凝縮器内
の圧力が上昇し温度が所定温度以上、例えば摂氏73度
以上の時に溶解し、内部の高圧ガスを機外に放出するた
めのものである。
【0015】20はレシーバタンクで、空冷コンデンサ
7と管21で接続されている。22は可溶栓、23は逆
止弁、24は高圧圧力計、25はフィルタドライヤ、2
6はモイスチャーインジケータ、27、28は利用側機
器の接続部で、利用側機器としては、ショーケースや、
大型冷蔵庫などが使用される。当然、この利用側機器に
は、蒸発器(図示せず)を備えており、図示しないが減
圧装置も備えている。接続部27は液冷媒の出口とな
り、接続部28はガス冷媒の入り口となるものである。
【0016】29A、29Bは夫々No.1、2用の圧
縮機1A、1Bのアキュームレータ、No.3,4,5
用の圧縮機1C、1D、1Eのアキュームレータ、30
Aは吸込管で、吸込管31A、31Bにつながれてい
る。30Bはアキュームレータ29Bにつながれている
吸込管で、吸込管31C、31D、31Eにつながれて
いる。
【0017】端部28とアキュームレータ29Aをつな
ぐガス管32には、サービス用止弁33の設けられた管
34や、サービス用止弁35や低圧圧力計36やNo.
1,2用の圧縮機のコントローラ37やNo.3,4用
のコントローラ38やNo.5用のコントローラ39の
設けられた管40が取付けられており、これらのコント
ローラ37、38、39はガス管32の圧力(低圧側の
圧力)を検知して、圧縮機のON/OFFを制御するも
のである。
【0018】モイスチャーインジケータ26の取付けら
れている液管41には、リキッドインジェクション用パ
イプ42が取付けられている。また、このパイプに分岐
して接続され、夫々の圧縮機に接続された圧縮機側のリ
キッドインジェクション用パイプ43A、43B、43
C、43D、43Eには、分岐直後に設けられたサービ
ス用止弁(符号を付すスペースがないので、符号を付け
てない)や電磁弁44A、44B、44C、44D、4
4Eやリキッドインジェクション用キャピラリーチュー
ブ45A、45B、45C、45D、45Eが取付けら
れている。46A、46B、46C、46D、46Eは
高低圧圧力スイッチである。
【0019】また、50はオイルタンクで、オイル管5
1A、51Bでオイルセパレータ5、6A、6Bにつな
がれていると共に、オイル管52A、52B、52C、
52D、52Eで夫々の圧縮機にオイルを戻すものであ
る。更に、夫々のオイル管52A、52B、52C、5
2D、52Eには、サービス用止弁53A、53B、5
3C、53D、53Eやオイルレギュレータ54A、5
4B、54C、54D、54Eが取付けられている。
【0020】前記コントローラ37、38、39はON
/OFFするための設定を5つ設定できるように構成さ
れている。つまり、低圧側の圧力がこれ以上高くなると
圧縮機をONする圧力(カットイン)と、所定圧力以下
に低くなると圧縮機をOFFする圧力(カットアウト)
との組み合わせが、5組設定できるようになっている。
そして、図3から判るように、設定1、設定2、…と並
んでいると、この順により優先的に運転されやすい設定
の圧縮機が決まってしまう。すなわち、設定2は、設定
1に比べて優先的にONされやすい(運転されやすい)
設定で、圧縮機の運転率は、設定5、4、3、2、1の
順で少なくなる。
【0021】また、これらのコントローラ37、38、
39には、各圧縮機の運転時間を積算しこの積算時間を
記憶しておく積算手段が設けられている(図示せず)。
そして、冷凍装置全体の制御を行う制御装置61(図4
参照)は、これらのコントローラに記憶されている圧縮
機の運転の積算時間を読み込み、積算時間の短い方から
優先順位を付け、この優先順位で圧縮機が運転されるよ
うに設定を変更する信号を出力するものである。具体的
には、設定時間の短いものから順に、設定1、設定2、
…、設定5となるように、設定変更信号を出力するもの
である。
【0022】このように構成された冷凍装置の動作を、
図5に示すフローチャートに沿って説明する。
【0023】このように構成された冷凍装置の制御、特
に圧縮機の制御は、次に説明する一例のように制御され
る。
【0024】圧縮機1A、1B、1C、1D、1Eは、
コントローラ37、38、39の設定に応じてON/O
FFされるもので、初期の設定としては、圧縮機No.
1は設定5に、圧縮機No.2は設定4に、圧縮機N
o.3は設定3に、圧縮機No.4は設定2に、圧縮機
No.5は設定1に設定されている。このため、各圧縮
機はこの順で運転されやすくなっている(図3参照)。
【0025】そして、各コントローラ37、38、39
は各圧縮機の運転時間を積算し(S1)、同時に積算時
間を記憶しておく。次に、制御装置61は、この積算時
間を各コントローラ37、38、39から所定時間毎に
読み込み(S2)、積算時間の短いものから優先順位を
付ける(S3)。そして、この優先順位の通りになるよ
うに、各コントローラ37、38、39に設定変更信号
を送信し、各コントローラ37、38、39の設定を変
更する。すなわち、積算時間の短い順に圧縮機No.
5、No.4、No.3、No.2、No.1となって
いる場合は、この圧縮機の順で、設定1、設定2、設定
3、設定4、設定5と設定を変更するように設定変更信
号を出力し、各コントローラの設定を変更させる。設定
が変更されると、この変更された新たな設定に基づいて
各圧縮機が運転制御される(S5)。
【0026】このため、ONしていた圧縮機がOFFす
ることや、OFFしている圧縮機がONするように制御
されることもある。しかし、負荷の変動がないとすれ
ば、一時的に運転台数が変わることが予測されるが、O
Nされる圧縮機の台数は変わらないものである。このよ
うに、新たな設定に基づいた各圧縮機の制御は所定時間
(例えば、1時間、あるいは数時間)行われるものであ
る。
【0027】そして、次に前記所定時間が経過したか否
かを判断し(S6)、所定時間経過していれば、次に運
転スイッチがOFFされた終了か否かを判断し(S
7)、終了の場合は、終了処理を行う(S8)。この終
了処理の一例としては、例えば、設定5となっている圧
縮機から優先的に、且つ、時間をずらせて順次停止させ
たり、各ファンを停止させたり、更に、各弁の開閉を制
御するものである。また、S7で終了でないと判断され
ると、再びS1の処理に移る。
【0028】このように、各圧縮機1A〜1Eの運転の
積算時間を検知しておき、積算時間の短い順に優先的に
運転されるように設定を変更するようにしているので、
冷凍装置の運転時間が長くなればなるほど、運転の積算
時間が各圧縮機で均一化され、一部の圧縮機のみが長時
間運転されたことによって圧縮機毎の寿命にバラツキが
でるようなことを防止することができる。
【0029】尚、この実施例の変形例として、設定の変
更を所定時間毎に行わずに、最も運転時間の短いものと
最も運転時間の長いものとの運転時間差を所定以上にな
ったタイミングで設定の変更を行うように構成しても構
わない。このように構成された場合、最も運転時間の長
いものと短いものとの時間差が所定以上に開きにくくす
ることができる。
【0030】更に、上述したような設定の変更は、作業
者が任意に手動で行っても良いし、後述の第2実施例の
如く自動で行っても良い。
【0031】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例の冷凍装置は、請求項2に対応したものである。
【0032】この第2実施例の冷凍装置では、各コント
ローラの設定が、所定時間(例えば、1時間、あるいは
数時間の所定時間)毎に、設定を順に変更するものであ
る。例えば、圧縮機No.1は設定1のように制御され
るものであるが、所定時間後にはコントローラの設定は
設定2に変更され、その次の所定時間後は設定3に、そ
の次は設定4に、その次は設定5に、その次は再び設定
1に変更されるというように、所定時間毎に設定が変更
されるものである。また、初期の設定は、圧縮機No.
2は設定2に、No.3は設定3に、No.4は設定4
に、設定5は設定5に設定されており、夫々の設定は、
所定時間毎にNo.1と同様に所定時間毎に設定が変更
されるものである。このように、所定時間毎に設定が変
更されると、運転されやすい設定(設定1)や、比較的
運転されにくい設定(設定5)が順に変更されるので、
数日とか1ヶ月程度の短い期間では運転の積算時間につ
いてばらつきがやや大きい傾向があるものの、冷凍装置
の運転時間が長くなり、5台の圧縮機の運転時間の積算
時間も長時間になってくると、各圧縮機の積算時間も徐
々に均一化するものである。このため、一部の圧縮機の
みが長時間運転されることによって圧縮機にバラツキが
でるようなことを防止することができる。
【0033】また、この第2実施例ではON/OFFす
る設定(設定1〜5)が自動的に切換えられるように構
成したのでので、各コントローラの設定を、各コントロ
ーラ毎に作業員が切換えるようなことが避けられ、冷凍
装置のメンテナンスの労力を軽減することができる。
【0034】次に第3実施例について説明する。この第
3実施例の冷凍装置は、請求項3に対応するものであ
る。
【0035】この第3実施例のものは、第2実施例のも
のを改良したものであり、第2実施例のものが、その設
定がコントローラ内のタイマーによって個々に変更され
ているのに対し、第3実施例のものは、制御装置61に
よって各コントローラの設定が同時に変更させられるも
のである。
【0036】すなわち、制御装置内のタイマーによって
所定時間が計時され、所定時間毎に各コントローラに設
定変更信号を送信することによって、同時に各コントロ
ーラの設定を変更するように構成したものである。
【0037】この第3実施例について図6に示すフロー
チャートに基づき説明する。最初に、各圧縮機は各コン
トローラの設定に応じて制御されている(S11)。こ
の各コントローラの初期設定は、実施例1や2と同じ
で、No.1の圧縮機は設定1、No.2の圧縮機は設
定2、No.3の圧縮機は設定3、No.4の圧縮機は
設定4、No.5の圧縮機は設定5になっている。
【0038】次に、所定時間が経過したか否かを判断し
(S12)、所定時間が経過していれば、制御装置は、
各コントローラへ設定変更信号を送信する(S13)。
設定変更信号を受けた各コントローラは、設定を変更す
る。(図7参照)。すなわち、設定が同時に変更される
ことになる。このため、同時に設定が切り換えられなか
った場合の不都合を回避することができる。
【0039】この不都合とは、例えば、冷凍装置の低圧
側の圧力が、ある設定のカットインあるいはカットアウ
ト近辺の圧力である場合、設定が徐々に、あるいは時間
をずらして切り換えられると、ONしていなければなら
ない圧縮機の台数より少ない台数しかONしていない、
あるいはONすべき台数より多い台数がONしているこ
とが長時間に渡って生ずる恐れ等である。しかし、同時
に設定を切り換えることにより、このような恐れを、短
時間に抑えたり、あるいは起きないようにすることがで
きるものである。
【0040】このように制御される冷凍装置では、実施
例2の冷凍装置と同様に、冷凍装置の運転時間が長くな
り、5台の圧縮機の運転時間の積算時間も長期になって
くると、各圧縮機の積算時間も徐々に均一化するもので
ある。このため、一部の圧縮機のみが長時間運転される
ことによって故障するようなことを防止することができ
るものである。
【0041】尚、実施例1〜3では、コントローラをN
o.1及びNo.2の圧縮機用のものと、No.3及び
No.4の圧縮機用のものと、No.5の圧縮機用のも
のとを低圧側の管路(ガス管32)に設けたが、圧縮機
の吸込側管路(吸込管31A〜E)のそれぞれに設けて
圧縮機のON/OFFを制御するように構成してもよ
い。
【0042】また、低圧側の圧力に応じて圧縮機をON
/OFFする圧力スイッチを備えた冷凍装置が実施され
ているが、圧縮機の運転時間を積算する積算手段を備
え、制御装置へ積算時間の情報を送ると共に、制御装置
からの設定変更信号によって、圧力スイッチの設定を変
更するようなコントローラを、この既存の冷凍装置に付
加することによって、本発明の冷凍装置を構成しても構
わない。
【0043】更に、この様な制御を電話回線、インター
ネット回線などを用いて遠隔操作しても良い。即ち、上
述した各実施形態において、図8に示す如く、例えばA
店、B店、C店があって、それぞれに制御装置61が設
けられており、この制御装置61をインターネット回線
を通じてコントロール端末、又は携帯端末から操作する
ようにする。尚、携帯端末は無線でサーバー又は中継所
などを介して、信号を送受信する事が可能となってい
る。
【0044】この他、電話回線により直接信号を送受信
するようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、運転時
間の短い圧縮機の運転を優先して行うようにできるの
で、各圧縮機の運転時間の均一化が図れ、一部の圧縮機
のみが長時間運転され圧縮機の運転時間にバラツキが生
じるようなことを防止することができる。
【0046】請求項2に記載の冷凍装置によれば、コン
トローラを前記圧縮機のON/OFFの設定を複数台数
設定可能になるように構成すると共に、このコントロー
ラでON/OFFする圧縮機の運転時間に応じてこの設
定を順次、或いは任意に切換えるように構成したので、
設定が順次切換えられるため、特定の圧縮機のみが優先
的に運転されるようなことが防止されて圧縮機の運転の
均一化が図られ、一部の圧縮機のみが長時間運転されて
圧縮機の運転時間にバラツキが生じるようなことを防止
することができる。しかも、ON/OFFの設定を前記
全コントローラで自動的に切換えるように構成したの
で、各コントローラの設定を、各コントローラ毎に作業
員が行うようなことが避けられ、冷凍装置のメンテナン
スの労力を軽減することができる。
【0047】また、請求項3に記載の発明によれば、コ
ントローラを前記圧縮機のON/OFFの設定を複数台
数設定可能になるように構成すると共に、このON/O
FFの設定を前記全コントローラ同時に切換えるように
構成したので、請求項2に記載の発明と同様に、冷凍装
置の運転時間が長くなり圧縮機の運転時間の積算時間も
長期になってくると、各圧縮機の積算時間も徐々に均一
化するものである。このため、一部の圧縮機のみが長時
間運転されことによって故障するようなことを防止する
ことができるものである。しかも、設定が同時に切換え
られるので、設定が徐々に、あるいは時間をずらして切
り換えられた場合の不都合を防止することができる。
【0048】更に、請求項4に記載の発明によれば、コ
ントロール端末や携帯端末で離れた場所にある複数店舗
のユニットを一元管理する事ができ、冷凍装置のメンテ
ナンスの労力を軽減することができると共に、特に携帯
端末の場合、メンテナンス作業者が外出していても情報
を入手し、適切な遠隔が出来るため、メンテナンスの効
率アップを図る事が可能となる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図2】同冷凍装置における圧縮機の能力の組み合わせ
を示す説明図である。
【図3】同冷凍装置におけるON/OFFの設定を示す
説明図である。
【図4】本発明の第1実施例の要部を示す回路図であ
る。
【図5】同第1実施例の制御を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第3実施例の制御を示すフローチャー
トである。
【図7】同第3実施例の各設定を示す説明図である。
【図8】インターネットを利用した遠隔操作の概念図で
ある。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D、1E 圧縮機 16A、16B、16C 凝縮器 37、38、39 コントローラ 61 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列接続された複数の圧縮機と、凝縮器
    と、減圧装置と、利用側機器に組込まれた蒸発器とを環
    状に接続して冷凍回路を構成し、前記圧縮機の低圧側の
    圧力を検知して、圧縮機のON/OFFを制御するため
    のコントローラを備えた冷凍装置において、前記コント
    ローラには、各圧縮機の運転時間を積算する積算手段を
    設け、この積算時間の一番短い前記圧縮機から優先して
    運転させるように構成したことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 並列接続された複数の圧縮機と、凝縮器
    と、減圧装置と、利用側機器に組込まれた蒸発器とを環
    状に接続して冷凍回路を構成し、前記圧縮機の低圧側の
    圧力を検知して、圧縮機のON/OFFを制御するため
    のコントローラを備えた冷凍装置において、前記コント
    ローラを前記圧縮機のON/OFFの設定を複数台数設
    定可能になるように構成すると共に、このコントローラ
    でON/OFFする圧縮機の運転時間に応じてこの設定
    を順次切換えるように構成したことを特徴とする冷凍装
    置。
  3. 【請求項3】 並列接続された複数の圧縮機と、凝縮器
    と、減圧装置と、利用側機器に組込まれた蒸発器とを環
    状に接続し、前記圧縮機の低圧側の圧力を検知して、圧
    縮機のON/OFFを制御するためのコントローラを前
    記複数の圧縮機に備えた冷凍装置において、前記コント
    ローラを前記圧縮機のON/OFFの設定を複数台数設
    定可能になるように構成すると共に、このON/OFF
    の設定を前記全コントローラ同時に切換えることを特徴
    とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 コントローラの制御を、回線を利用して
    遠隔操作可能としたことを特徴とする請求項1乃至3記
    載の冷凍装置。
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