JP3524574B2 - 消磁コイルの製造方法およびこの方法によって得られた消磁コイル - Google Patents

消磁コイルの製造方法およびこの方法によって得られた消磁コイル

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JP3524574B2 JP04108094A JP4108094A JP3524574B2 JP 3524574 B2 JP3524574 B2 JP 3524574B2 JP 04108094 A JP04108094 A JP 04108094A JP 4108094 A JP4108094 A JP 4108094A JP 3524574 B2 JP3524574 B2 JP 3524574B2
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    • Y10T29/49071Electromagnet, transformer or inductor by winding or coiling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消磁コイルの製造方法
およびこの方法によって得られた消磁コイルに関するも
のである。本発明の消磁コイルは、特にカラーテレビの
陰極線管の中に取付けられるように設計された消磁コイ
ルないし消磁器とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】消磁コイルは熱密封性絶縁シースによっ
て遮蔽されたエナメル線からなる巻線によって構成され
る。このエナメル線がマスク映像管のガラス取付け物に
固着され、双極コネクタに終わる一対の導線によってテ
レビセットの電気回路に接続される。これらの導線は、
絶縁シースによって被覆されていない巻線区域において
巻線の両末端に電気的に接続される。次に、この非被覆
区域を絶縁外皮の中に格納し、接続部分の電気的遮蔽と
機械的強度とを保証する。この外皮は、接続ケースを成
す合成有機樹脂のテープまたは2つのシェルによって構
成することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】テープ巻き技術または
ケースの配置によるコイルの製造は高価な操作困難な装
置を必要とし、多大のコストを生じる。また、これらの
コイルの接続部分は密封特性が悪く外観もよくない。
【0004】したがって本発明は、コイルの接続部分の
密封性に優れた、仕上がりの美しい消磁コイルを低コス
トで提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明による方法は熱可塑性射出成形技術を使用す
る。この技術は前記接続ケーシングの代わりに効率的な
ガセット型またはスリーブ型の絶縁体を使用する。この
絶縁体によってコイルそのものと、このコイルをテレビ
セットまたはビデオモニタの回路に接続する絶縁ケーブ
ルとの間の機械的連結を成す。
【0006】本発明は、外周面のほとんど全体が管状絶
縁シースによって包囲され末端が非被覆区域に露出した
巻線を製造する製造段階と、消磁コイルの電気接続のた
めの2本の絶縁導線を巻線の露出末端に接続する接続段
階と、非被覆区域を適当な絶縁部品によって包囲する段
階とを含む消磁コイルの製造方法において、接続段階は
接続部品として導線のシースを相互に連結するスペーサ
を含む絶縁体を有する2本巻きケーブルを使用し、また
さらなる次の段階として、金型の中に熱可塑性絶縁物質
をホットメルト射出することによってケーシングを余盛
りする余盛り段階を含むことを特徴とする。
【0007】また本発明は、ほとんど全外周面において
管状絶縁シースの中に包囲された巻線と、巻線の末端に
対して2本の絶縁導線を接続することによって形成され
た接続部分と、シースの末端の間に配置されて接続部分
と巻線の非被覆区域とを遮蔽する絶縁ケーシングとを含
む消磁コイルにおいて、接続部分の接続は2本巻きケー
ブルによって実施され、この2本巻きケーブルの電気絶
縁体は導線のシースを相互に連結するスペーサを含み、
また絶縁ケーシングは熱可塑性絶縁物質の余盛りによっ
て形成されていることを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は製造過程の公知の消磁コイルを示すも
のである。この消磁コイルの主要素は巻線12である。
この巻線12はエナメル線から成り、これらのエナメル
線の両端1、2が非被覆区域で終止している。管状絶縁
シース3が、図1に示す非被覆区域以外は、巻線12を
軸線OZ方向に被覆している。軸線OXは巻線12の巻
き付け軸線であり、他の軸線が巻線の対称面YOZを画
成する。図1において、シース3の断面はその構造細部
を示すためにその外周面に対して誇張して示している。
実際的には、シース3の直径は9mmとし、巻線の直径は
300mmないし1000mmの範囲内とすることができ
る。非制限例として、シース3は、熱密封性プラスチッ
ク材料を円環形に湾曲させ、ストリップの長手方縁を重
ね合せて熱密封することによって製造される。
【0009】巻線12に電流を流すため2本の絶縁導線
4と5を使用し、これらの導線4、5をそれぞれ巻線1
2の末端1、2に対して軟ろう付けまたは自己ストリッ
ピング・クリンピング・ラグによって接続することによ
って電気接続を成す。巻線の非被覆区域における電気接
続を包囲しまたシース3の末端をカバーするため、絶縁
ケースを使用することができる。このようなケース半体
6を図1に示す。このケース半体6の2つの孔がシース
3を保持するように設計され、他の2つの小孔が導線4
と5を通すのに役立つ。またこのケース半体6の中に、
接続手段、およびシースと導線とを保持する保持手段を
配置することができる。この型のコイルは比較的高価で
あることのほか、不透過性には密封されないので、電気
回路の裸部分の腐食の可能性がある。
【0010】本発明によれば、接続部品と巻線の非被覆
区域の周囲にケーシングを形成するため、シース末端を
ケーシングによってカバーするように、熱可塑性物質の
射出技術を使用する。2つの半型の中に射出される材料
は、電気絶縁特性と、巻線シース3を構成するPVC物
質に対する接着性と、射出温度における流動性に関して
選定される。使用される材料の非制限例としては、いわ
ゆるホットメルト射出法に使用されるようなコポリアミ
ド樹脂を主成分とする接着剤である。この樹脂は、例え
ば密度0.98、軟化点129ないし140℃(AFN
OR規格、T第76106号)、および190℃におい
てブルックフィールド粘度2.5ないし4.0Paを有
する熱融解性純粋コポリアミドである。この樹脂を接着
剤として使用する場合、数バールの圧力で金型中に射出
するため180ないし210℃の温度に加熱される。高
圧射出はエナメル線のストランドを破壊し導線の末端を
折り曲げるので、高圧射出に使用される一部の樹脂は不
適当である。この種の樹脂は短絡されやすく、あるいは
金型の壁体に近接しすぎて、絶縁不良を生じる可能性が
ある。陰極線管中の非常に高い電圧の故に消磁コイルに
は非常に高い絶縁性が要求される。
【0011】2本の絶縁された可撓性導線によって接続
部分を形成するには、被覆される部品を定位置に保持す
るという問題が生じる。本発明によれば、この接続を形
成するための部品は2つの平行な導線から成る絶縁2本
巻きケーブルまたは2ワイヤケーブルであって、これら
の導線のシースが相互にスペーサによって結合され、こ
のスペーサは例えば平坦であって、これらの導線間に一
定間隔を保持する。これらのスペーサおよび導線被覆
は、VHFおよびUHF信号の伝送に使用される対称線
の製法によって単一押出操作で形成される。望ましく
は、二重絶縁を有するケーブルが適当である。これは、
それぞれ第1管状シースによって絶縁された2本の中実
導線を使用し、絶縁ストリップを押出してこれらの第1
シースを被覆し前記のスペーサを形成することを意味す
る。
【0012】図2は、巻線12が絶縁シース3によって
被覆されていない区域の消磁コイル部分を示すものであ
る。またこの図は、巻線12に対して垂直に示された2
本巻きケーブル9をも示しており、そのそれぞれストラ
ンド導線4と5が露出されている。巻線の末端1、2が
ケーブル9のスペーサの中に穿孔された孔11を通さ
れ、巻線12の方に曲げられ、2本の導線4、5のそれ
ぞれの裸部分に沿って走らされる。自己ストリッピング
・クリンピング・ラグ13、14が巻線12と導線4、
5との接続を成すようにネジ込まれ締め付けられる。こ
れらのラグ13、14はケーブル9のシース7、8に隣
接している。これにより、ラグ13、14はこれらのシ
ース7、8の延長区域に保持される。巻線のエナメル線
の折り曲げによって、ラグ13、14はシース3にきわ
めて近接して保持され、このシース3の末端の間隔はラ
グ13と14の間隔より短い。このような結果を得るた
め、コイルおよび接続ケーブルが支持体中に保持され
て、図2には示されていない組立てテンプレートを成
す。
【0013】図2に示す装置は1段階で被覆されるが、
熱可塑性物質で被覆される部品を正確に位置決めするた
め、2段階で被覆することが好ましい。
【0014】図3は図2の構造の予被覆を実施するため
の半型15を示す。予被覆体は図4において参照数字2
2で示されている。この予被覆体22はシース3の末端
間のスペースを正確に充填して直径を越えない。この予
被覆体はラグ13、14を完全に被覆し、またケーブル
9の巻線12側の非露出末端を被覆している。このよう
に補強された図4のコイル構造が最終余盛りを受ける。
図3に戻って、図示の予被覆金型は2つのシェル15を
含み、これらのシェルが定心ピン19、190によって
相互に固着されている。注意すべき特徴は、シース3の
半円筒形キャビティ16、ケーブル9を半分埋め込むキ
ャビティ18、およびシース3とケーブル9の非露出部
分との間に延在する予被覆部分(図4)を生じるキャビ
ティ17である。ケーブル9がシース3に対し正確に位
置決めされるように、ピン190がケーブル9の孔10
を通る。孔10と11はケーブル9の末端を露出するた
めに使用される機械によって穿孔される。この予被覆金
型のシェル15は図2の構造を上と下から画成する。金
型を閉じた時に、熱可塑性物質がノズル20を通して射
出される。このノズル20は、シース3に対してケーブ
ル9の反対側の位置を占めている。ラグ13、14が金
型の壁体面に非常に近接していても、最悪の場合に壁体
面に当接していても、次に余盛りが実施されるのである
から、所要の絶縁厚さが得られるであろう。成形物質が
射出されて固化した時に、2つのシェル15を引き離し
て金型を開くことができる。クリンピング・ラグの予被
覆体はこれらのクリンピング・ラグの直径に等しい高さ
を有し、従って金型の2つの部分を相互に近接させてク
リンピング・ラグを正確に位置決めしても問題を生ずる
ことはない。実際に、所要の絶縁厚さは最終余盛りに際
して得られる。このような2段階の射出は特に望ましい
アプローチである。
【0015】前述のホットメルト法は2段容器を含む溶
融物質発生器を使用する。これらの2段容器はそれぞ
れ、射出される物質の予熱と加熱を実施する。容器が加
熱される物質をポンプに送り、このポンプが物質を搬送
管を通して、金型の射出ノズル20に備えられている射
出ガンに送る。液体物質が射出ガンの弁まで数バールの
圧力で推進される。射出ガンの弁の動作タイミングを制
御するタイミング制御装置が金型の中に射出される物質
量を決定する。すなわち、圧力、温度および射出時間の
3パラメータが制御される。この予被覆工程は、不透過
性に密封され高度に剛性であるが最終用途ほどには強固
でなく、また所要の絶縁厚さを有しない構造を生じる。
【0016】次に本発明の第2段階に入る。この第2段
階は熱可塑性物質を使用して、よりすぐれた格納性を有
する構造、すなわち側面タップ型のガセット、T継手ま
たはスリーブの構造を余盛りすることにある。非制限例
として図5はガセット型余盛り構造28を示すものであ
る。この構造を得るため本発明は図4に示すような2つ
の半型21を使用する。
【0017】半型21はシース3を受けるための半円形
断面のキャビティ23、ケーブル9が半分入るようにこ
のケーブルの形状に対応したキャビティ27、およびガ
セットに最終形状を与えるキャビティ29を有する。射
出された物質の漏洩を防止するため、本発明においては
半型の3出口に隣接して埋め込まれた半Oリング型シー
ル26を備える。これらのシールは射出温度に対して抵
抗性のエラストマー物質の部品から成る。また図4に
は、2半型を定心するためのピン24と、射出ノズル2
0も見られる。射出される物質は予被覆工程に使用され
たものと同一とすることができるが、最終射出によって
誘発される歪に対して抵抗性の他の物質を選定すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べた消磁コイルおよびその製造方
法は必要人件費を低減させ、また使用される材料の価格
が適度である。さらに保持力を使用しないで余盛りをシ
ースに対して良好に接着させることができ、得られる製
品は不透過性に密封される。また仕上がりが美しく、こ
れは有利なことである。
【0019】本発明は前述の説明のみに限定されるもの
ではなく、特にシースの形状、2本巻きケーブルの形状
および予被覆金型と最終余盛り金型の形状に関しては、
要旨の範囲内において任意に変更実施することができ
る。最終余盛りに際して、消磁コイルの番号および証明
マークを打ち出すようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の型の製造中の消磁コイルの斜視図。
【図2】本発明による消磁コイルの製造中の予被覆部品
の斜視図。
【図3】本発明により熱間予被覆に使用される半型の斜
視図。
【図4】図3の半型から得られた予被覆部品と、最終余
盛りに使用される半型とを示す斜視図。
【図5】本発明による消磁コイルの一部を示す斜視図。
【符号の説明】
1,2 巻線末端 3 シース 4,5 導線 7,8 2本巻きケーブルのシース 9 2本巻きケーブル 12 巻線 13,14 クリンピング・ラグ 15 予被覆金型の半型 16,17,18 予被覆金型のキャビティ 20 予被覆金型および余盛り金型のノズル 21 余盛り金型の半型 22 予被覆体(絶縁ケーシング) 26 シール 28 ガセット型余盛り構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストフ、ラノー フランス国ドール、プラース、ナショナ ル、11 (56)参考文献 特開 平4−287492(JP,A) 特開 平3−155291(JP,A) 特開 平2−48888(JP,A) 実開 平5−65188(JP,U) 実開 昭53−61120(JP,U) 実開 昭50−151120(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 41/04 H01F 13/00 H01J 9/236 H04N 9/29

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面のほとんど全体が管状絶縁シースに
    よって包囲され末端が非被覆区域に露出した巻線を製造
    する製造段階と、消磁コイルの電気接続のための2本の
    絶縁導線を前記巻線の露出末端に接続する接続段階と、
    前記非被覆区域を適当な絶縁部品によって包囲する包囲
    段階とを含む消磁コイルの製造方法において、前記接続
    段階は接続部品として前記導線のシースを相互に連結す
    るスペーサを含む絶縁体を有する2本巻きケーブルを使
    用し、またさらなる次の段階として、金型の中に熱可塑
    性絶縁物質をホットメルト射出することによってケーシ
    ングを余盛りする余盛り段階を含むことを特徴とする消
    磁コイルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記余盛り段階に先だって、前記巻線の非
    被覆区域と電気接続部品との予被覆を金型中のホットメ
    ルト射出によって実施することを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】射出によって予被覆される部品が前記2本
    巻きケーブルのスペーサの中に穿孔された孔によって位
    置決めされることを特徴とする請求項1または2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】前記射出は射出ノズルを有する2部分金型
    を使用して実施され、前記ノズルは前記巻線の方に向け
    られ、巻線に対して前記2本巻きケーブルの反対側に配
    置されることを特徴とする請求項1または2に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】ほとんど全外周面において管状絶縁シース
    の中に包囲された巻線と、前記巻線の末端に対して2本
    の絶縁導線を接続することによって形成された接続部分
    と、前記シースの末端の間に配置されて前記接続部分と
    前記巻線の非被覆区域とを遮蔽する絶縁ケーシングとを
    含む消磁コイルにおいて、前記接続部分の接続は2本巻
    きケーブルによって実施され、この2本巻きケーブルの
    電気絶縁体は前記導線のシースを相互に連結するスペー
    サを含み、また前記絶縁ケーシングは熱可塑性絶縁物質
    の余盛りによって形成されていることを特徴とする消磁
    コイル。
  6. 【請求項6】前記絶縁ケーシングは内側ケーシングと外
    側ケーシングとから成り、前記内側ケーシングは熱可塑
    性物質の射出による予被覆によって形成され、前記外側
    ケーシングも熱可塑性物質の射出による余盛りによって
    形成されていることを特徴とする請求項5に記載の消磁
    コイル。
  7. 【請求項7】前記巻線の末端と前記2本巻きケーブルの
    導線との間の電気接続はクリンピング・ラグによって得
    られ、前記クリンピング・ラグは前記予被覆に際して埋
    め込まれ、しかもこのクリンピング・ラグは前記予被覆
    の面と同一のレベルに配置されていることを特徴とする
    請求項5または6に記載の消磁コイル。
  8. 【請求項8】前記スペーサは、前記巻線の末端を挿通さ
    れて前記2本巻きケーブルを前記シースの近傍に保持す
    るための孔を備えていることを特徴とする請求項5また
    は6に記載の消磁コイル。
  9. 【請求項9】前記絶縁ケーシングの射出に使用される金
    型の中に前記予被覆される部品を機械的に位置決めする
    ための孔を前記スペーサに備えていることを特徴とする
    請求項5または6に記載の消磁コイル。
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