JP3524305B2 - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池Info
- Publication number
- JP3524305B2 JP3524305B2 JP32313596A JP32313596A JP3524305B2 JP 3524305 B2 JP3524305 B2 JP 3524305B2 JP 32313596 A JP32313596 A JP 32313596A JP 32313596 A JP32313596 A JP 32313596A JP 3524305 B2 JP3524305 B2 JP 3524305B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- flow path
- gas
- flow
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
- H01M8/04089—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
- H01M8/04119—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying
- H01M8/04156—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying with product water removal
- H01M8/04171—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying with product water removal using adsorbents, wicks or hydrophilic material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0204—Non-porous and characterised by the material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0204—Non-porous and characterised by the material
- H01M8/0223—Composites
- H01M8/0228—Composites in the form of layered or coated products
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
- H01M8/04089—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
- H01M8/04119—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying
- H01M8/04156—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying with product water removal
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M2300/00—Electrolytes
- H01M2300/0017—Non-aqueous electrolytes
- H01M2300/0065—Solid electrolytes
- H01M2300/0082—Organic polymers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Composite Materials (AREA)
Description
膜をアノード側電極とカソード側電極で挟んで構成され
た燃料電池に関する。
交換膜(陽イオン交換膜)からなる電解質とこの電解質
の両側にそれぞれ配置されるアノード側電極およびカソ
ード側電極とからなる燃料電池構造体(単位セル)をセ
パレータによって挟持することにより構成されている。
極に供給された燃料ガス、例えば、水素は、触媒電極上
で水素イオン化され、適度に加湿された電解質を介して
カソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子が
外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用
される。カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、酸
素ガスあるいは空気が供給されているために、このカソ
ード側電極において、前記水素イオン、前記電子および
酸素が反応して水が生成される。
解質は、イオン透過性を保持するために十分に加湿させ
ておく必要がある。このため、一般的には、燃料電池の
外部に設けられているガス加湿装置を用いて酸化剤ガス
と燃料ガスとを加湿し、これらを水蒸気として燃料電池
に送ることにより、電解質を加湿するように構成されて
いる。
分子型燃料電池は、作動温度が比較的低温(〜100
℃)であるため、加湿用に供給された水分の中、電解質
に吸収されなかった水分や、反応によって生成された水
分が、液体(水)の状態で存在することがある。この水
は、ガス拡散層に蓄積されてガス通路を閉塞してしま
い、反応ガスである燃料ガスおよび酸化剤ガスの電極触
媒層への拡散性が低下し、セル性能が著しく悪くなると
いう問題が指摘されている。
示されているように、セパレータの両面に重力方向に延
在して互いに平行な燃料ガス供給用溝と酸化剤ガス供給
用溝とを設け、燃料ガスおよび酸化剤ガスが前記溝内を
重力方向の下方に自然に排出されるように構成した燃料
電池が知られている。ところが、上記の従来技術では、
燃料ガスおよび酸化剤ガスが重力方向に排出されるた
め、特に燃料ガスの利用率が低下して燃料電池自体の性
能が悪くなるという問題がある。
あり、ガス流路内の水分を確実に吸水除去して前記ガス
流路が閉塞されることを阻止するとともに、ガス拡散性
に優れた、しかも高性能な燃料電池を提供することを目
的とする。
めに、本発明は、第1セパレータがアノード側電極に燃
料ガスを供給する第1流路を有するとともに、第2セパ
レータがカソード側電極に酸化剤ガスを供給する第2流
路を有し、少なくとも前記第1または第2流路の一方
は、水平部分と鉛直部分とを有する蛇行流路を構成する
とともに、前記水平部分には、吸水量に応じて流路断面
積を変化させる吸水部材が配設される。従って、燃料ガ
スや酸化剤ガスに含まれる水分の凝縮水や反応生成水
は、吸水部材に吸収されるため、少なくとも第1または
第2流路が水によって閉塞されることを確実に阻止する
ことができる。
とにより、第1および第2流路の流路断面積が変更され
る。このため、第1および第2流路内でガス流速が変化
し、例えば、前記ガス流速を増加させて電極触媒層への
ガス拡散性を向上させることが可能になる一方、部分的
に前記ガス流速を減少させてガス拡散性を全体的に均一
化させることができる。
ガスの流速を部分的に変化させるために燃料電池構造体
側に突出するくさび形状を有し、あるいは、第1および
第2流路に、同様の機能を有する邪魔部が設けられる。
従って、第1および第2流路内で流速が上昇してガス圧
力が増加し、電極触媒層へのガス拡散性が有効に向上す
る。
方向に交差する部分の開口断面積と重力方向に向かう部
分の開口断面積とが異なっている。これにより、例え
ば、重力方向に交差する部分の開口断面積が重力方向に
向かう部分の開口断面積よりも小さく設定されると、こ
の重力方向に交差する部分でガス圧力が上昇する。
に係る燃料電池10の概略縦断面説明図である。
構造体)12と、この燃料電池セル12を挟持する第1
および第2セパレータ14、16とを備え、必要に応じ
てこれらが複数組だけ積層されている。燃料電池セル1
2は、固体高分子電解質膜18と、この電解質膜18を
挟んで配設されるアノード側電極20およびカソード側
電極22とを有する。
第2ガスケット24、26が設けられ、前記第1ガスケ
ット24は、アノード側電極20を収納するための大き
な開口部28を有する一方、前記第2ガスケット26
は、カソード側電極22を収納するための大きな開口部
30を有する。燃料電池セル12と第1および第2ガス
ケット24、26とが、第1および第2セパレータ1
4、16によって挟持される。 第1セパレータ14の
面14aには、アノード側電極20に燃料ガスである水
素を供給するための第1流路32が形成される。図2に
示すように、第1流路32は、第1セパレータ14の上
部側に設けられた燃料ガス供給口34aに連通するとと
もに、前記第1セパレータ14の下部側に設けられた燃
料ガス排出口34bに連通する。
に交差する水平方向(矢印B方向)に延在する部分(以
下、水平部分という)32aと、前記重力方向に延在す
る部分(以下、鉛直部分という)32bとを有する。図
1に示すように、第1流路32の水平部分32aを形成
する底面36aおよび側面36bには、吸水量に応じて
前記第1流路32の流路断面積を変化させる高吸水性ポ
リマーシート(吸水部材)38が一体的に固定される。
供給口34a側よりも燃料ガス排出口34b側で多量に
設けられており、第1流路32の下流側の膨張が上流側
の膨張に比べて大きくなるように設定されている。高吸
水性ポリマーシート38は、水平部分32aにのみ設け
られており、図4および図5に示すように、この水平部
分32aの深さd1と鉛直部分32bの深さd2とが、
d1<d2の関係を有している。
されており、具体的には、鉛直部分32bに撥水性を有
する材料、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)がコーティングされている。
ード側電極22に酸化剤ガスである空気(またはO2 )
を供給するための第2流路40が形成される。図3に示
すように、第2流路40は、第2セパレータ16の上部
側に設けられた酸化剤ガス供給口42aに連通するとと
もに、前記第2セパレータ16の下部側に設けられた酸
化剤ガス排出口42bに連通する。
に延在する部分(以下、水平部分という)40aと、前
記重力方向に延在する部分(以下、鉛直部分という)4
0bとを有する。図1に示すように、第2流路40の水
平部分40aを形成する底面44aおよび側面44bに
は、吸水量に応じて前記第2流路40の流路断面積を変
化させる高吸水性ポリマーシート(吸水部材)46が一
体的に固定される。高吸水性ポリマーシート46は、酸
化剤ガス供給口42a側よりも酸化剤ガス排出口42b
側で多量に設けられるとともに、全体として第1流路3
2に設けられた高吸水性ポリマーシート38よりも多量
に設定されている。
について、以下に説明する。
燃料ガス供給口34aから第1流路32に水素(燃料ガ
ス)が供給されるとともに、第2セパレータ16の上部
側に設けられた酸化剤ガス供給口42aから第2流路4
0に空気(酸化剤ガス)が供給される。第1流路32に
供給された水素は、水平部分32aおよび鉛直部分32
bを通って重量方向に蛇行するように下方に移動し、燃
料電池セル12のアノード側電極20に供給される。一
方、第2流路40に供給された空気は、同様に水平部分
40aおよび鉛直部分40bを通って重量方向に蛇行し
ながら下方に移動し、燃料電池セル12を構成するカソ
ード側電極22に供給される。
は、予め電解質加湿用の水蒸気が含まれており、この水
蒸気中には、電解質膜18に吸収されずに凝縮して水の
状態で存在するものがあり、この水が前記第1流路32
内に残存し易い。
に示すように、第1流路32を構成する水平部分32a
の底面36aおよび側面36bに、吸水量に応じて前記
第1流路32の流路断面積を変化させる高吸水性ポリマ
ーシート38が一体的に固定されている。このため、水
平部分32a内で発生した水は、高吸水性ポリマーシー
ト38に確実に吸収され、第1流路32が水によって閉
塞されることを阻止することができる。
水すると、図6に示すように、この高吸水性ポリマーシ
ート38自体が膨潤して体積が増加する。従って、水平
部分32aの流路断面積が減少し、この水平部分32a
におけるガス流速が速くなり、燃料ガスである水素のア
ノード側電極20への拡散性が有効に向上するという効
果が得られる。
燃料ガス供給口34a側よりも燃料ガス排出口34b側
で多量に設けられているため、第1流路32の下流側で
上流側に比べて大きく膨潤し、この下流側の流路断面積
が減少する。これにより、供給される水素量が減少し易
い第1流路32の下流側において、ガス拡散性を有効に
向上させることができ、燃料電池10全体の高機能化が
容易に遂行される。
すると、その体積が減少して水平部分32aの流路断面
積が拡大され、ガス流速が遅くなる。従って、高吸水性
ポリマーシート38の量や最大膨潤率等を任意に設定す
ることにより、水素の湿度状態に応じて水平部分32a
の流路断面積を自動的に設定することができ、所望のガ
ス拡散性を高精度に得ることが可能になる。
ガス供給口34aから第1流路32に供給されるが、下
流側である燃料ガス排出口34b側に送られる際に乾燥
し易い。そこで、高吸水性ポリマーシート38に予め水
を含ませておくことにより、この高吸水性ポリマーシー
ト38から水素に加湿することができ、加湿された前記
水素を第1流路32の下流側にも確実に供給することが
可能になる。
ポリマーシート38を設けることにより水平部分32a
が鉛直部分32bよりも浅く構成されている。このた
め、水平部分32aでのガス圧力が上昇し、ガス拡散性
が一層向上するという利点が得られる。
は、この空気中に含まれる水蒸気の凝縮や、反応生成水
を含む水が発生する。その際、第2流路40を構成する
水平部分40aには、高吸水性ポリマーシート46が一
体的に固定されている。従って、水平部分32a内で発
生した水は、高吸水性ポリマーシート46に確実に吸収
され、第2流路40では、上記の第1流路32側と同様
の効果が得られる。
して空気を供給しており、この空気中の酸素をカソード
側電極22に所望の量だけ供給するために第1流路32
側よりもガス流速を上げる必要がある。また、第2流路
40内には、反応生成水を含んだ水が存在するため、第
1流路32側よりも多量の水を処理する必要がある。そ
こで、第1の実施形態では、第2流路40に設けられた
高吸水性ポリマーシート46が、全体として第1流路3
2に設けられた高吸水性ポリマーシート38よりも多量
に設定されることにより、この第2流路40内でのガス
流速および吸水量の向上を図ることができる。
料電池60の概略縦断面説明図である。なお、第1の実
施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一の
参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
タ62、64を備え、この第1および第2セパレータ6
2、64の第1および第2流路32、40には、燃料電
池セル12側に突出して水素および空気の流速を部分的
に変化させるための邪魔部66、68が設けられる。
水素および空気の流れ方向(矢印C方向)に向かって燃
料電池セル12側に傾斜する傾斜面70と、この傾斜面
70の先端から前記矢印C方向に直交する方向に延在す
る垂直面72とを備えた略くさび状を有している。第1
および第2流路32、40には、少なくとも邪魔部6
6、68の傾斜面70を覆って高吸水性ポリマーシート
74、76が固定される。
第1セパレータ62の第1流路32に供給された水素
が、図8中、矢印C方向に移動するとともに、その一部
が邪魔部66の傾斜面70に沿って移動する。このた
め、第1流路32内で水素の流速が部分的に上昇してガ
ス圧力の増加が惹起され、水素のアノード側電極20へ
の拡散性が有効に向上するという効果が得られる。
に供給された空気は、同様に、図8中、矢印C方向に流
れるとともに、その一部が邪魔部68の傾斜面70に沿
って移動し、ガス圧力の増加が惹起される。
0に邪魔部66、68を設けるだけで、ガス拡散性が向
上して燃料電池セル12を高性能に維持することが可能
になる。なお、邪魔部66、68は、第1および第2セ
パレータ62、64に直接形成するものに代えて、この
第1および第2セパレータ62、64にくさび状部材を
固着することにより邪魔部66、68を構成してもよ
い。
ることによって所望のくさび状に変形する高吸水性ポリ
マーシート74a、76aを、第1および第2流路3
2、40に設けることもできる。
燃料電池80の概略縦断面説明図である。なお、第1の
実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一
の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
タ82、84を備え、この第1および第2セパレータ8
2、84の面82a、84aに、それぞれ複数本(例え
ば、4本)に分岐された第1および第2流路86、88
が形成される。図11に示すように、第1セパレータ8
2の上部側に設けられた燃料ガス供給口90aから4本
の第1流路86が分岐されており、この第1流路86
は、重力方向に蛇行してこの第1セパレータ82の下部
側に設けられた燃料ガス排出口90bに一体的に連通す
る。
分87bとを有し、この水平部分87aに吸水量に応じ
て前記第1流路86の流路断面積を変化させる高吸水性
ポリマーシート92が設けられる。なお、第2流路88
は、上記した第1流路86と同様に構成されており、そ
の水平部分89aには高吸水性ポリマーシート94が設
けられる。
第1セパレータ82の上部側に設けられた燃料ガス供給
口90aから4本の第1流路86に水素が供給される
と、この水素は、各水平部分87aおよび鉛直部分87
bを通って重量方向に蛇行するように下方に移動し、燃
料電池セル12のアノード側電極20に供給される。一
方、第2セパレータ84では、空気が4本の第2流路8
8に供給されると、この空気が重力方向に蛇行するよう
に下方に移動し、燃料電池セル12のカソード側電極2
2に供給される。
した水や反応生成水は、高吸水性ポリマーシート92、
94に吸収されて第1および第2流路86、88を閉塞
することを確実に阻止することができる。
生成水が多量になり、例えば、図10中、二点鎖線に示
すように、多量の反応生成水を吸収した高吸水性ポリマ
ーシート94aが、他の高吸水性ポリマーシート94に
比べて大きく膨潤する。このため、高吸水性ポリマーシ
ート94aが配設された第2流路88aの流路断面積が
分岐された他の第2流路88の流路断面積よりも小さく
なる。従って、高吸水性ポリマーシート94aが抵抗と
なって第2流路88aのガス流速が遅くなり、この第2
流路88aにおけるガス拡散性が低下する。これによ
り、燃料電池セル12は、全体として均一なガス拡散性
を有することができる。
は、燃料ガスや酸化剤ガスに含まれる水分の凝縮水や反
応生成水が吸水部材に吸収されるため、この水によりガ
ス流路が閉塞されることを確実に阻止することができ
る。しかも、吸水部材が膨潤および乾燥してその体積が
変化することにより、ガス流路の流路断面積が変更され
る。このため、ガス流路内でガス流速が変化し、例え
ば、前記ガス流速を増加させて電極触媒層へのガス拡散
性を向上させることが可能になる一方、部分的に前記ガ
ス流速を減少させてガス拡散性を全体的に均一化させる
ことができる。
縦断面説明図である。
第1セパレータの正面説明図である。
第2セパレータの正面説明図である。
明する一部拡大縦断面図である。
縦断面説明図である。
II−VIII線断面図である。
略縦断面説明図である。
る第1セパレータの正面説明図である。
極 22…カソード側電極 32、40、86、
88、88a…流路 32a、40a、87a、89a…水平部分 32b、40b、87b…鉛直部分 38、46、74、74a、76、76a、92、9
4、94a…高吸水性ポリマーシート 66、68…邪魔部
Claims (4)
- 【請求項1】固体高分子電解質膜をアノード側電極とカ
ソード側電極で挟んで構成される燃料電池構造体と、前
記燃料電池構造体を挟持する第1および第2セパレータ
とを備え、 前記第1セパレータは、前記アノード側電極に燃料ガス
を供給する第1流路を有するとともに、 前記第2セパレータは、前記カソード側電極に酸化剤ガ
スを供給する第2流路を有し、少なくとも 前記第1または第2流路の一方は、水平部分
と鉛直部分とを有する蛇行流路を構成するとともに、 前記水平部分には、 吸水量に応じて流路断面積を変化さ
せる吸水部材が配設されることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項2】固体高分子電解質膜をアノード側電極とカ
ソード側電極で挟んで構成される燃料電池構造体と、前
記燃料電池構造体を挟持する第1および第2セパレータ
とを備え、 前記第1セパレータは、前記アノード側電極に燃料ガス
を供給する第1流路を有するとともに、 前記第2セパレータは、前記カソード側電極に酸化剤ガ
スを供給する第2流路を有し、 少なくとも前記第1または第2流路の一部には、吸水量
に応じて流路断面積を変化させる吸水部材が配設される
とともに、 前記吸水部材は、前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの流速
を部分的に変化させるために前記燃料電池構造体側に突
出するくさび形状を有することを特徴とする燃料電池。 - 【請求項3】請求項1記載の燃料電池において、前記第
1および第2流路には、前記燃料電池構造体側に突出し
て前記燃料ガスおよび酸化剤ガスの流速を部分的に変化
させるための邪魔部が設けられることを特徴とする燃料
電池。 - 【請求項4】固体高分子電解質膜をアノード側電極とカ
ソード側電極で挟んで構成される燃料電池構造体と、前
記燃料電池構造体を挟持する第1および第2セパレータ
とを備え、 前記第1セパレータは、前記アノード側電極に燃料ガス
を供給する第1流路を有するとともに、 前記第2セパレータは、前記カソード側電極に酸化剤ガ
スを供給する第2流路を有し、 少なくとも前記第1または第2流路の一部には、吸水量
に応じて流路断面積を変化させる吸水部材が流路入口側
から流路出口側にわたって配設され、かつ前記吸水部材
は、前記流路入口側よりも前記流路出口側で多量に設け
られ ることを特徴とする燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32313596A JP3524305B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32313596A JP3524305B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 燃料電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10172586A JPH10172586A (ja) | 1998-06-26 |
JP3524305B2 true JP3524305B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=18151482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32313596A Expired - Fee Related JP3524305B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3524305B2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1030396B8 (en) | 1998-09-04 | 2012-03-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Solid polymer type fuel cell system |
NL1014406C1 (nl) * | 2000-02-17 | 2001-08-20 | Nedstack Holding B V | Methode voor het verwijderen van water uit de gaskanalen van Polymeer Elektrolyt Brandstofcellen. |
DE10217712A1 (de) * | 2002-04-20 | 2003-11-13 | Daimler Chrysler Ag | Elektrodenplatte mit Befeuchtungsbereich |
DE10236998B4 (de) * | 2002-08-13 | 2008-01-31 | Daimler Ag | Elektrochemische Zelle |
JP3956864B2 (ja) | 2003-02-13 | 2007-08-08 | トヨタ自動車株式会社 | 流路構造を有する燃料電池のセパレータ |
JP2004342372A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム及びこれを搭載した車両 |
US20060246341A1 (en) * | 2003-08-29 | 2006-11-02 | Joerissen Ludwig | Gas distribution panel for a fuel cell and gas distribution panel containing a fuel cell |
JP4661093B2 (ja) * | 2003-12-02 | 2011-03-30 | 株式会社デンソー | 燃料電池 |
JP4678821B2 (ja) * | 2004-08-25 | 2011-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池 |
JP4966507B2 (ja) * | 2004-08-26 | 2012-07-04 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池 |
JP2007095432A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Toshiba Corp | 燃料電池および燃料電池システム |
JP5098283B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2012-12-12 | 大日本印刷株式会社 | 高分子電解質型燃料電池用のセパレータおよびその製造方法 |
KR20070112367A (ko) * | 2005-10-17 | 2007-11-23 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 고분자 전해질형 연료전지용 세퍼레이터 및 그 제조방법 |
KR100728789B1 (ko) | 2005-11-29 | 2007-06-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 직접 산화형 연료 전지 |
EP1791203B1 (en) * | 2005-11-29 | 2010-05-19 | Samsung SDI Co., Ltd. | Direct Oxidation Fuel Cell |
KR100723397B1 (ko) | 2006-07-05 | 2007-05-30 | 삼성에스디아이 주식회사 | 물 재활용 플레이트를 구비하는 연료전지 |
WO2008086819A1 (de) * | 2007-01-16 | 2008-07-24 | Daimler Ag | Beschichtung von komponenten in einem brennstoffzellensystem zum verbesserten ausrag von produktwasser |
DE102009011239A1 (de) * | 2009-03-02 | 2010-09-09 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Niedertemperatur-Brennstoffzelle mit integriertem Wassermanagementsystem für den passiven Austrag von Produktwasser |
JP5246329B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-07-24 | トヨタ車体株式会社 | 燃料電池 |
JP2010251061A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Toyota Motor Corp | 燃料電池 |
CN106654316B (zh) * | 2016-11-15 | 2019-05-24 | 北京卫星制造厂 | 一种适用于宇航静态排水的新型阴极流道 |
CN114068977B (zh) * | 2021-10-10 | 2024-05-28 | 北京工业大学 | 点状流场与平行流场自动切换的燃料电池自适应流场板 |
CN113964337B (zh) * | 2021-10-10 | 2024-06-04 | 北京工业大学 | 流道对液态水含量自适应分流的燃料电池流场板 |
CN113903940B (zh) * | 2021-10-10 | 2024-08-20 | 北京工业大学 | 在流道侧壁具有液态水含量自适应缩放挡块的燃料电池流场板 |
CN114050282B (zh) * | 2021-10-10 | 2024-05-24 | 北京工业大学 | 具有液态水自适应组合导流结构的燃料电池流场板 |
CN114243050B (zh) * | 2021-10-10 | 2023-11-17 | 北京工业大学 | 具有液态水自适应导流结构的深度渐浅流场板 |
CN114068979B (zh) * | 2021-10-10 | 2024-08-20 | 北京工业大学 | 流道对液态水自适应渐变的燃料电池流场板 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32313596A patent/JP3524305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10172586A (ja) | 1998-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3524305B2 (ja) | 燃料電池 | |
US6756149B2 (en) | Electrochemical fuel cell with non-uniform fluid flow design | |
JP4923319B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP3911479B2 (ja) | 燃料電池混成流れ場加湿帯域 | |
EP1844509B1 (en) | Multi-layer fuel cell diffuser | |
US20030039876A1 (en) | Electrochemical fuel cell with fluid distribution layer having non-uniform perforations | |
JP2006252803A (ja) | 燃料電池 | |
CN1941471B (zh) | 燃料电池和燃料电池系统 | |
JP3459300B2 (ja) | 固体高分子型燃料電池 | |
JPH10284096A (ja) | 固体高分子電解質型燃料電池 | |
JP5315615B2 (ja) | 燃料電池及びセパレータ | |
JP3753013B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP3663602B2 (ja) | 燃料電池バイポーラ板の燃料ガス加湿装置 | |
JP2000123848A (ja) | 燃料電池 | |
JP4542640B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP3741805B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP2003523057A (ja) | 燃料電池ブロック | |
EP1422775B1 (en) | Fuel cell with separator plates having comb-shaped gas passages | |
JP4392287B2 (ja) | 固体高分子型燃料電池 | |
JP2005302472A (ja) | 燃料電池 | |
JPH08138696A (ja) | 燃料電池 | |
JP2004146309A (ja) | 燃料電池用セパレータ及びこれを用いた燃料電池 | |
KR20190036850A (ko) | 분리판 및 이를 포함하는 연료전지 | |
JP2003249243A (ja) | 燃料電池 | |
JP3519987B2 (ja) | 燃料電池スタック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |