JP3524082B2 - ゴミ収容箱 - Google Patents
ゴミ収容箱Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/10—Waste collection, transportation, transfer or storage, e.g. segregated refuse collecting, electric or hybrid propulsion
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
Description
を廃棄するゴミステーション等に設置されるゴミ収容箱
に関するものである。 【0002】 【発明の背景】家庭ゴミは、ゴミ袋に入れてゴミステー
ションに設置されたゴミ収容箱に収容するが、従来のゴ
ミ収容箱は、上方が開放した矩形容器状のものがほとん
どである。 【0003】ところで、家庭ゴミの中には残飯が混入し
ているために、上方が開放したゴミ収容箱内にゴミ入り
袋を収容しておくと、そのゴミ出しされたゴミ入り袋を
野鳥(特にカラス)や猫等が破いて、中のゴミを周囲に
散らかすことがあり、衛生面や美観面で問題になってい
る。 【0004】このような問題の対策として、従来から、
ゴミ収容箱の上部に防護ネットを被せたり、上蓋つきの
ゴミ収容箱を使用したりすることが行われている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、ゴミ収容箱
の上部に防護ネットをかける場合は、ゴミ出しの度に、
ネットをはぐり→ゴミ入り袋をゴミ収容箱内に入れ→再
度ネットをかける、という作業を行わなければならず、
1回1回のゴミ出し作業が面倒であった。 【0006】又、従来の上蓋つきのゴミ収容箱では、そ
の上部開口を開閉するのに手動で上蓋を大きく動かす
(弧回動させる)必要があり、その上蓋開閉作業が重労
働であるとともに、ゴミ入り袋をゴミ収容箱に入れるま
で上蓋を手で持って開放させておかなければならず、上
蓋の開閉作業が面倒であった。 【0007】本願発明は、上記した従来のゴミ出し作業
時の問題点に鑑み、上蓋つきのゴミ収容箱において、ゴ
ミ入り袋を収容箱内に簡単且つ軽作業で収容し得るよう
にすることを目的としてなされたものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。尚、
本願発明は、主としてゴミステーションに設置されるゴ
ミ収容箱を対象にしたものである。 【0009】本願発明のゴミ収容箱は、底面壁と前面壁
と後面壁と左右各側面壁とを有する収容箱本体の上部開
口を上蓋で開閉自在に被覆して構成されている。尚、本
願のゴミ収容箱の大きさは、特に限定するものではない
が、左右幅が100〜150cm、高さが90〜100c
m、奥行き幅80〜90cm程度のものが採用できる。
又、底面壁、前面壁、後面壁、及び左右各側面壁は、そ
れぞれ鋼製の矩形枠内に金網を張設したものを使用でき
る。 【0010】上蓋は、その奥端部を収容箱本体の上面部
分に枢着して手前側が上下に弧回動開閉し得るように取
付けている。この開閉される上蓋部分は、収容箱本体の
上部開口の全面を被覆し得る大面積のもの(1枚もの)
でもよく、あるいは収容箱本体の上部開口の奥端側の一
部に固定上蓋を取付けて手前側の所定奥行き幅(50〜
60cm程度の奥行き幅)だけ開閉し得るようにしたもの
でもよい。尚、上蓋の自重による閉塞方向の回動力は、
上蓋が閉塞状態(水平姿勢)にあるときが最も大きく、
上蓋が上方に弧回動した角度が大きくなるのにつれて徐
々に小さくなるという性質がある。従って、このように
弧回動開閉式の上蓋では、上蓋の姿勢(角度)によって
自重による回動力が変化する。 【0011】前面壁は、下側半割壁と上側半割蓋とに上
下2分割している。尚、上側半割蓋は、前面壁の全面積
の約1/2の面積を有している。 【0012】上側半割蓋は、縦向きのガイドレールによ
り上動閉塞位置と下動開放位置との間で上下にスライド
可能にガイドしている。尚、この上側半割蓋が上動閉塞
位置にあるときには、下側半割壁と上側半割蓋とでゴミ
収容箱の前面全体が閉塞されており、上側半割蓋が下動
開放位置にあるときには、ゴミ収容箱の前面部分の上半
部(前部開口)が開放される。そして、このゴミ収容箱
の前面上半部(前部開口)が開放された状態では、その
前部開口と収容箱本体の上部開口と邪魔物なしに連続す
るようになっている。 【0013】上蓋と上側半割蓋とは、該上側半割蓋の自
重力が上蓋を開放させる方向に働くようにシーブを介し
てワイヤーで連結している。即ち、上側半割蓋の自重力
は一定で常に下方に働いており、その自重力をシーブ及
びワイヤーを介して上蓋の開放作動力に利用している。
尚、上側半割蓋の自重力を上蓋開放用に作用させるシー
ブ及びワイヤーは、ゴミ収容箱の左右両側部に一対設け
るとよい。 【0014】又、上側半割蓋の自重力は、上蓋閉塞状態
及び上蓋開放状態でそれぞれ上蓋の姿勢を維持させ得る
ように設定している。即ち、上蓋の閉塞方向回動力は、
上蓋が閉塞姿勢(水平姿勢)にあるときが最も大きく、
上蓋が上方に弧回動するのにつれて小さくなっていく。
そして、上蓋閉塞姿勢のときには、その閉塞方向回動力
が上側半割蓋の自重力による上蓋開放作動力(一定)に
対して同等以上に大きくて上蓋が閉塞姿勢のままで維持
され、他方、上蓋が開放姿勢のときには、その閉塞方向
回動力が上側半割蓋の自重力による上蓋開放作動力より
小さくなって上蓋が開放姿勢のままで維持されるよう
に、上側半割蓋の重量を設定している。 【0015】本願発明のゴミ収容箱は、通常は上側半割
蓋が上動閉塞位置にあり且つ上蓋が下動閉塞位置にあっ
て、収容箱本体の上部開口及び前部開口はそれぞれ閉塞
されている。そして、この閉塞状態から上蓋の前縁部を
持ち上げるか、又は上側半割蓋を下方に押下げると、そ
の操作力で上蓋が上方に弧回動すると同時に上側半割蓋
がガイドレールに沿って下方に降下し、収容箱本体の上
部開口及び前部開口がそれぞれ同時に開放される。尚、
この開放操作時には、上蓋と上側半割蓋とがワイヤーで
連結されているので、一方(上蓋又は上側半割蓋)のみ
の操作で他方も追随して開放される。又、このとき(上
蓋開放操作時)、上側半割蓋の自重力が上蓋を開放側に
付勢する機能を有しているので、人力による上蓋開放操
作力は上側半割蓋の自重力を差し引いたごく小さいもの
でよい。尚、上蓋及び上側半割蓋が開放されると、収容
箱本体の上部開口と前部開口とに跨がる大面積部分が連
続状態で開放され、収容箱本体に対するゴミ入り袋の出
し入れが容易になる。 【0016】又、上蓋閉塞状態では、該上蓋の自重によ
る閉塞方向回動力が上側半割蓋の自重力による上蓋開放
作動力と同等以上に大きくなっていて、上蓋が閉塞姿勢
状態で維持される。他方、上蓋開放状態では、逆に上側
半割蓋の自重力による上蓋開放作動力が上蓋の自重によ
る閉塞方向回動力より大きくなっていて、上蓋が開放姿
勢状態で維持される。従って、上蓋開放状態では、上蓋
から手を離しても上蓋が不用意に閉じることがなく、両
手を使用してゴミ入り袋の出し入れ作業が行える。 【0017】上蓋及び上側半割蓋を閉じるには、開放状
態の上蓋を下方に引き下ろすか、あるいは上側半割蓋を
持ち上げると、上蓋と上側半割蓋とを連結しているワイ
ヤーの連結機能によって、両蓋(上蓋及び上側半割蓋)
がバランスを保ちながら同時に閉塞動作するようにな
る。 【0018】 【発明の実施の形態】図1〜図6を参照して本願実施形
態のゴミ収容箱を説明すると、図1〜図5には第1実施
形態が示され、図6には第2実施形態が示されている。 【0019】図1〜図5に示す第1実施形態のゴミ収容
箱は、底面壁1と前面壁2と後面壁3と左右各側面壁
4,5とで矩形箱状の収容箱本体10を形成するととも
に、その収容箱本体10の上部開口に上蓋6を設けて構
成されている。尚、この第1実施形態のゴミ収容箱は、
左右幅が約150cm、高さが100cm、奥行き幅80cm
程度の大きさに形成されているが、このゴミ収容箱の大
きさ(各寸法)は適宜に設計変更できる。 【0020】底面壁1、前面壁2(後述の下側半割壁2
1及び上側半割蓋22)、後面壁3、左右各側面壁4,
5、上蓋6は、それぞれ鋼製(例えばL形フレーム製)
の矩形枠内に金網を張設したものを使用している。 【0021】上蓋6は、その奥端部6aの左右両端部を
それぞれ左右各側面壁4,5の上面奥端部に支軸60,
60で枢着している。従って、上蓋6は、該支軸60,
60を中心にして上蓋の手前側(前端部6b側)が上下
に弧回動開閉し得るようになっている。尚、上蓋6の前
端部6bの上面には取手62が取付けられている。 【0022】前面壁2は、下側半割壁21と上側半割蓋
22とに上下2分割している。上側半割蓋22は、前面
壁2の全面積の約1/2の面積を有している。下側半割
壁21は、収容箱本体10の前面下部側に固定してい
る。上側半割蓋22は、図3〜図5に示すように下側半
割壁21の手前側近接位置において、左右一対のガイド
レール23,23で上下にスライド自在にガイドされて
いる。尚、上側半割蓋22の上端部外面には取手26が
取付られている。 【0023】各ガイドレール23,23には縦長でコ形
のガイド溝24を有している。そして、この各ガイドレ
ール23,23は、左右の各側面壁4,5の外側面前縁
部分にそれぞれガイド溝24が内側に向く状態で縦向き
に取付けられている。 【0024】上側半割蓋22の左右両端面には、それぞ
れ上下2箇所にローラ25,25を設けている。そし
て、この上側半割蓋22は、左右(各2箇所)の各ロー
ラ25,25を各ガイドレール23,23のガイド溝2
4内に収容させた状態で、該各ガイドレール23,23
にガイドさせている。このように、上側半割蓋22の左
右両端面にそれぞれローラ25,25を取付けると、上
側半割蓋22がガイドレール23,23にガイドされて
上下にスライドするときに、両者間の摩擦抵抗が小さく
なって、上側半割蓋22の上下動操作を軽快に行える。 【0025】上蓋6と上側半割蓋22とは、該上側半割
蓋22の自重力が上蓋6を開放させる方向に働くように
シーブ7を介してワイヤ8ーで連結している。このシー
ブ7及びワイヤー8は、ゴミ収容箱の左右両側部に一対
設けており、それぞれ次のように取付けている。 【0026】各シーブ7,7は、左右の側面壁4,5の
前端寄り外側面において、上動閉塞位置にある上側半割
蓋22の上端部よりやや上位置に固定している。他方、
上蓋6の奥側寄り位置における左右両端面には、それぞ
れ下方に垂下させたアーム61,61を取付けている。
そして、各ワイヤー8,8は、それぞれシーブ7,7の
上面側に巻掛けた状態で、ワイヤー一端8aをアーム6
1の下端部に固定する一方、ワイヤー他端8bを上側半
割蓋22の左右各側面の上端部分に固定している。ワイ
ヤー8の長さ、及びアーム61に対するワイヤー一端8
aの固定位置は、図3及び図5に示すように、上側半割
蓋22が上動閉塞位置(点線又は実線図示位置)にある
状態では上蓋6が閉塞位置(実線図示位置)にあり、且
つ上側半割蓋22が鎖線図示(符号22′)する下動開
放位置にあるときには上蓋6が鎖線図示(符号6′)す
る開放位置に位置するように設定している。即ち、上側
半割蓋22が上動閉塞位置にあって前部開口12を閉塞
しているときには、上蓋6が水平姿勢にあって上部開口
11を閉塞しており、上側半割蓋22が下動開放位置
(符号22′の鎖線図示位置)にあって前部開口12を
開放しているときには、上蓋6が鎖線図示位置(符号
6′の位置)まで上方に弧回動して上部開口11を開放
するようになっている。尚、図5に示すように、上側半
割蓋22が下動開放位置(鎖線図示する符号22′の位
置)にあり、上蓋6が上動開放位置(鎖線図示する符号
6′の位置)にあるときには、収容箱本体10の上部開
口11及び前部開口12が邪魔物なしに連続状態でそれ
ぞれ開放されている。 【0027】上側半割蓋22の自重力は、上蓋閉塞状態
及び上蓋開放状態でそれぞれ上蓋6の姿勢を維持させ得
るように設定している。即ち、上側半割蓋22の自重力
は上下位置にかかわらず一定であり、上蓋6に対して常
時一定の開放作動力が働いている。他方、上蓋6の閉塞
方向回動力は、上蓋6が閉塞姿勢(水平姿勢)にあると
きが最も大きく、上蓋6が上方に弧回動するのにつれて
小さくなっていく。そして、図3及び図5に示すよう
に、上蓋6が閉塞姿勢(水平姿勢)のときには、その閉
塞方向回動力が上側半割蓋22の自重力による上蓋開放
作動力(一定)に対して同等以上に大きくて上蓋6が閉
塞姿勢のままで維持され、他方、上蓋6が鎖線図示(符
号6′)する開放姿勢のときには、その閉塞方向回動力
が上側半割蓋22の自重力による上蓋開放作動力より小
さくなって上蓋6が開放姿勢のままで維持されるよう
に、上側半割蓋22の重量を設定している。 【0028】ところで、上蓋6が閉塞位置から上方に弧
回動するのにつれて、上蓋6の閉塞方向回動力と上側半
割蓋22の自重力とのバランスが逆転するが、その逆転
した時点から上蓋6が急激に開放方向に回動するおそれ
がある。その防止策として、この第1実施形態では、ア
ーム61に対して上蓋閉塞方向に付勢するスプリング9
を介設している。尚、このスプリング9は、上蓋6自体
を直接閉塞方向に付勢するように取付けてもよい。 【0029】この第1実施形態のゴミ収容箱は、次のよ
うに機能する。通常は、図1〜図5に実線図示するよう
に、上側半割蓋22が上動閉塞位置にあり且つ上蓋6が
下動閉塞位置にあって、収容箱本体10の上部開口11
及び前部開口12はそれぞれ閉塞されている。尚、この
閉塞状態では、ゴミ収容箱内にカラスや猫等が侵入でき
ない。 【0030】そして、この閉塞状態から、上蓋6の取手
62を持ち上げるか、又は上側半割蓋22の取手26を
下方に押下げると、その操作力で上蓋6が上方に弧回動
すると同時に上側半割蓋22がガイドレール23,23
に沿って下方に降下し、収容箱本体10の上部開口11
及び前部開口12がそれぞれ同時に開放される。尚、こ
の開放操作時には、上蓋6と上側半割蓋22とがワイヤ
ー8,8で連結されているので、一方(上蓋6又は上側
半割蓋22)のみの操作で他方(上側半割蓋22又は上
蓋6)も追随して開放される。又、このとき(上蓋開放
操作時)、上側半割蓋22の自重力が上蓋6を開放側に
付勢する機能を有しているので、人力による上蓋開放操
作力は上側半割蓋22の自重力を差し引いたごく小さい
ものでよく、軽快に開放させることができる。尚、上蓋
6及び上側半割蓋22が開放されると、収容箱本体10
の上部開口11と前部開口12とに跨がる大面積部分が
連続状態で開放されるので、収容箱本体10に対するゴ
ミ入り袋の出し入れが容易になる。 【0031】又、上蓋閉塞状態では、該上蓋6の自重に
よる閉塞方向回動力が上側半割蓋22の自重力による上
蓋開放作動力と同等以上に大きくなっていて、上蓋6が
閉塞姿勢状態で維持される。他方、上蓋開放状態では、
逆に上側半割蓋22の自重力による上蓋開放作動力が上
蓋6の自重による閉塞方向回動力より大きくなってい
て、上蓋6が開放姿勢状態(鎖線図示する状態)で維持
される。従って、上蓋開放状態では、上蓋6から手を離
しても上蓋が不用意に閉じることがなく、両手を使用し
てゴミ入り袋の出し入れ作業が行える。 【0032】上蓋6及び上側半割蓋22を閉じるには、
開放状態の上蓋6を下方に引き下ろすか、あるいは上側
半割蓋22を持ち上げると、上蓋6と上側半割蓋22と
を連結しているワイヤー8,8の連結機能によって、両
蓋(上蓋及び上側半割蓋)がバランスを保ちながら同時
に閉塞動作するようになる。尚、この両蓋6,22の閉
塞操作時にも、該両蓋6,22の各重量がほぼ均衡しな
がら閉塞動作するので、上蓋6が急激に閉じることがな
い。 【0033】図6に示す第2実施形態のゴミ収容箱は、
図3の変形例を示しており、上蓋6の奥行き幅を小さく
したものである。即ち、収容箱本体10の奥行き幅が広
いとき(例えば奥行き幅が80cmを超えるもの)、ある
いは本願のような前部開口12を同時に開放し得る関係
で上部開口11の奥行き側開口幅をさほど広くしなくて
もよいとき等には、図6に示すように上蓋6の奥行き幅
を適宜に短くして使用することができる。この場合、上
側半割蓋22と上蓋6との重量バランスを、上蓋閉塞状
態(符号6の実線図示状態)及び上蓋開放状態(符号
6′の鎖線図示状態)でそれぞれ上蓋の姿勢を維持させ
得るように設定する。又、収容箱本体10の上面部分に
おける開閉上蓋6の奥側には、固定上蓋6Aを取付けて
おく。尚、この第2実施形態におけるその他の構造は、
第1実施形態のものと同様に構成されている。 【0034】 【発明の効果】本願発明のゴミ収容箱は、次のような効
果がある。 (1) 上蓋6と前面壁2の上側半割蓋22とをそれぞれ開
閉し得るようにしているので、収容箱本体10を上面と
前面の上側半分に跨がって大きく開口させることがで
き、収容箱本体10内にゴミ入り袋を出し入れするとき
の作業が容易に行える。 (2) 上蓋6と上側半割蓋22とを上側半割蓋22の自重
力が上蓋6を開放させる方向に働くようにシーブ7を介
してワイヤー8で連結しているので、上蓋6の開閉操作
力が上側半割蓋22の自重力分だけ軽減でき、上蓋6を
軽作業で開閉できる。 (3) 上蓋6と上側半割蓋22とは、そのいずれか一方を
開閉操作することで同時に開閉できるので、上蓋6と上
側半割蓋22の2つの蓋を有するゴミ収容箱であって
も、一方の蓋(6又は22)だけを開閉操作すればよ
く、その開閉操作が簡単となる。 (4) 上側半割蓋22の自重力を、上蓋閉塞状態及び上蓋
開放状態でそれぞれ上蓋6の姿勢を維持させ得るように
設定しているので、上蓋閉塞状態で上蓋6が維持される
のは当然ながら、上蓋開放状態で上蓋6から手を離して
も該上蓋6が不用意に閉じることがなく、両手を使用し
てゴミ入り袋の出し入れ作業が行える。
る。 【図2】図1のゴミ収容箱の平面図である。 【図3】図1のゴミ収容箱の右側面図である。 【図4】図1のゴミ収容箱のIV−IV断面図である。 【図5】図1のゴミ収容箱のV−V断面図である。 【図6】本願第2実施形態のゴミ収容箱の右側面図であ
る。 【符号の説明】 1は底面壁、2は前面壁、3は後面壁、4,5は側面
壁、6は上蓋、6aは奥端部、6bは前端部、7はシー
ブ、8はワイヤー、10は収容箱本体、11は上部開
口、12は前部開口、21は下側半割壁、22は上側半
割蓋、23はガイドレール、60は支軸、61はアーム
である。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 底面壁(1)と前面壁(2)と後面壁
(3)と左右各側面壁(4,5)とを有する収容箱本体
(10)の上部開口(11)を上蓋(6)で開閉自在に
被覆してなるゴミ収容箱であって、 上蓋(6)は、その奥端部(6a)を収容箱本体(1
0)の上面部分に枢着して手前側(6b)が上下に弧回
動開閉し得るように取付け、 前面壁(2)は、下側半割壁(21)と上側半割蓋(2
2)とに2分割し、 上側半割蓋(22)を縦向きのガイドレール(23,2
3)により上動閉塞位置と下動開放位置との間で上下に
スライド可能にガイドし、 上蓋(6)と上側半割蓋(22)とを、上側半割蓋(2
2)の自重力が上蓋(6)を開放させる方向に働くよう
にシーブ(7)を介してワイヤー(8)で連結するとと
もに、 上側半割蓋(22)の自重力は、上蓋閉塞状態及び上蓋
開放状態でそれぞれ上蓋(6)の姿勢を維持させ得るよ
うに設定している、 ことを特徴とするゴミ収容箱。
Priority Applications (1)
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JP2001327145A JP3524082B2 (ja) | 2001-10-25 | 2001-10-25 | ゴミ収容箱 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001327145A JP3524082B2 (ja) | 2001-10-25 | 2001-10-25 | ゴミ収容箱 |
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JP2003128201A JP2003128201A (ja) | 2003-05-08 |
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JP2001327145A Expired - Lifetime JP3524082B2 (ja) | 2001-10-25 | 2001-10-25 | ゴミ収容箱 |
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Cited By (1)
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- 2001-10-25 JP JP2001327145A patent/JP3524082B2/ja not_active Expired - Lifetime
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