JP3523803B2 - シートベルト装置のタングプレート - Google Patents

シートベルト装置のタングプレート

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】自動車用シ−トベルト装置の
タングプレートは、一般に相手方のバックルに挿入され
る挿入部と乗員がベルト装着時につかむ手持ち部から構
成されている。この発明は、上述のようなタングプレー
トの分野に属している。
【0002】
【従来の技術】図13から図15にしたがって、一般に
採用されているシートベルト装置の全体構成とタングプ
レートについて説明する。図13はシートベルト装置の
全体構成を示す簡略的な立体図である。座席1に装備さ
れたシートベルト装置2は、帯状のウエビング3の一端
がアンカ金具4を介して車体5に結合され、ウエビング
3の他端はリトラクタ6内に巻き込まれている。ウエビ
ング3は、その途中でタングプレート7を通過し、この
プレート7がバックル8に差し込まれて結合がなされ
る。バックル8は非常に丈夫なワイヤ9の先端に固定さ
れており、ワイヤ9の下端はアンカ金具10を介して車
体5に結合されている。さらに、ウエビング3は、タン
グプレート7から上方に伸びセンタピラー11の上部に
結合されたターン金具12を通過して、リトラクタ6内
に入っている。このリトラクタ6は、センタピラー11
の内部に格納された状態で固定されている(詳細な図示
は省略してある)。
【0003】図13の装置は、いわゆる3点ベルト方式
であり、タングプレート7をバックル8に連結した状態
では、符号13の部分が腰ウエビング、符号14の部分
が胸ウエビングとなる。リトラクタ6は、シートベルト
装置を使用しないときには、ウエビング3を内部に巻き
込む。タングプレート7をバックル8に結合して使用す
るときには、リトラクタ6のプリテンション機能が作用
して、腰ウエビング13と胸ウエビング14とが人体に
フィットしている。そして、過大な引出し力がウエビン
グ3に作用したときには、その状態を検知して、瞬時に
ウエビング3の引出し変位を拘束し、ロック作用が果た
される。
【0004】ここで図13におけるタングプレート7に
ついて、図14、図15にしたがって説明する。タング
プレート7は鋼板製の金属プレートPが主体的になって
構成されている。金属プレートPには、相手方であるバ
ックル8に差し込まれる挿入部15と、手持ち部の芯金
となる芯板部16が形成してある。芯板部16には細長
い下孔17が明けられ、この部分を含めて合成樹脂でモ
ールドされて、手持ち部18が設置される。この手持ち
部18には、下孔17に対応する箇所にウエビング3を
挿通する長孔19が明けられている。この手持ち部18
は、乗員がベルト装着時に手で持つ部分であるから、角
張ることのない丸みをおびた形に仕上げられている。
【0005】本来、リトラクタは上述のようなロック機
能を果たすことも重要な役割であるが、ウエビング3が
図15から明らかなように、長孔19内を自由にスルス
ルと通過できる状態になっていると、衝突時、腰部分の
前方移動の抑止時期が僅かに遅れることとなり、理想的
な抑止機能のためには、いま一歩改善が求められてい
る。すなわち、腰ウエビングの部分の長さが長くなるこ
とを、いち早く抑止することが重要なのである。
【0006】上述のような抑止時期の僅かな遅れを解消
するために、特開平8−80803号公報に開示された
技術がある。これの要点は、図12に示した機構であ
る。なお、同図において、図13〜図15で説明した部
材と同じ機能を果たすものには、同じ符号を図中に記載
して、詳細な説明は省略してある。金属プレートPの端
部にウエビング3の幅よりも少しだけ大きな幅のフレー
ム20が設けられている。これは、上板21と下板22
と横板23(図12の手前側の横板は図示されていな
い)によって形成された長方形の枠のような形であり、
対向している横板23に軸24を架設し、これに断面が
楕円形のロックカム25が固定してある。このカム25
は図12の紙面に対して垂直方向に伸びていて、その長
さはウエビング3の幅よりも少しだけ長く設定してあ
る。そして、図示のように軸24は、楕円中心から偏心
している。
【0007】図12は、ウエビング3に引っ張り力が作
用していない状態であり、いま、引っ張り力が同図の矢
線方向に作用すると、ウエビング3がロックカム25に
強く接触するので、カム25は反時計方向に回される。
すると、下板22の内面とカム25との隙間が狭くなる
ので、この箇所でウエビング3が挟み付けられ、腰ベル
トが実質的に長くなる現象が最小化される。このように
して、図13〜図15で述べた問題点が解決されること
になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図12に示した方式に
は次のような問題点がある。すなわち、金属プレートP
の端部に細長いフレーム20を形成しているので、手持
ち部が符号(18)で示したように角張ったものとな
り、乗員の腹部に食い込んで違和感を感じたり、ベルト
装着時に手で持ちにくいという問題がある。そして、フ
レーム20は嵩高くて角張っているから、手や被服が引
っ掛かったりして危険である。さらに、重要な問題は、
ロックカム25をフレーム20の内部に組付ける必要が
あり、部品点数の増大や可動部品の設置などにより、作
動信頼性の面で不利である。さらに、同様な先行技術と
して特開平5−123205号公報もあるが、これも上
述のものと同様な問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段とその作用】本願発明は、
以上に述べた問題点を解決するために発案されたもの
で、基本的には、手持ち部を合成樹脂でモールドすると
きに、必要な作動部材を成形することである。請求項1
の発明は、金属プレートに相手方のバックルに差し込ま
れる挿入部と手持ち部の芯金となる芯板部を形成し、こ
の芯金部に合成樹脂をモールドして手持ち部を構成した
形式のものにおいて、芯板部の端部側に二股形状の支持
片と両支持片の間に軸を設定して、当該芯板部と軸の間
細長い空間部を形成し、芯板部および軸を合成樹脂で
モールドして、上記空間部に対応するウエビング通過用
の長孔と、上記軸が貫通した制御部材を構成し、制御部
材は回動させられることにより当該制御部材に対向する
静止部材との間でウエビングを挟み付けることを特徴と
している。したがって、手持ち部をモールドするとき
に、制御部材を同時に成形するので、丸みのある持ちや
すい形状の制御部材を得るのに好適である。同時に、可
動部分は手持ち部の成形時に構成されるので、別部品を
組付けるような必要がなく、コンパクトなまとまりが得
られる。また、信頼性の高いウエビングの挟み付けがな
される。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、制
御部材はウエビングの所定値以上の摺動摩擦力で回動で
きるように支持され、かつ、制御部材の断面は該部材が
回動させられるとウエビングの挿通間隙が狭くなってウ
エビングを挟み付けるような形状とされていることを特
徴としている。したがって、所定値以上の摺動摩擦力で
制御部材が確実に回動させられ、これによって信頼性の
高いウエビングの挟み付けがなされる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2において、制
御部材の断面形状は非円形とされていることを特徴とす
るもので、このような形状によってウエビングの挟み付
け機能が確実に達成される。
【0012】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3において、制御部材がウエビングの所定値以上の摺動
摩擦力で回動されるようにするための構成として、制御
部材と静止部材との間に抵抗構造部が設置されているこ
とを特徴としている。したがって、摺動摩擦力が所定値
を越えると、抵抗構造部の抵抗機能が解除されて、制御
部材の回動が許容されるのである。ここで「静止部材」
とは、制御部材が強制的に回動させられるときに、制御
部材に対して静止したまま動かない部材を意味してい
る。また、「抵抗構造部」とは、所定値以上の摺動摩擦
力で制御部材の回動を許容する構造部であり、たとえ
ば、破断構造、圧接構造などが該当している。
【0013】
【発明の実施の形態】図1から図8に示した実施形態に
したがって、本願発明を詳しく説明する。なお、図13
から図15ですでに説明した部材と同じ機能を果たすも
のについては、同じ符号を図中に記載して、詳細な説明
は省略してある。図4は、合成樹脂製の手持ち部18を
除去して示した金属部品の部分的な平面図であり、金属
プレートPの芯板部16を広幅にして、その端部を二股
形状にして支持片26、27を形成し、両支持片26、
27の間に鋼材製の軸28が設置してある。この軸28
の両端に直径方向の溝が切られ、その中に支持片26、
27の一部を挿入して溶接してある。符号29は、その
溶接部である。上述のような二股形状と軸との組み合わ
せによって、空間部30が形成されている。
【0014】芯板部16と軸28を合成樹脂でモールド
することによって、手持ち部18が形成される。ここで
の合成樹脂は、ポリプロピレンである。この成型時に空
間部30に対応する箇所に長孔19が構成される。そし
て、軸28が貫通した制御部材31も同時に形成され
る。この制御部材31の長さは、両支持片26、27の
間隔よりも短くしてあり、制御部材31と静止部材との
間に抵抗構造部32が配置してある。この制御部材31
の中央部に軸28が貫通しており、制御部材31の断面
形状は非円形であり、この実施形態では楕円形である。
図1の回動前の状態では、楕円形の長軸が長孔19の抜
け方向と同じ方向(図1の上下方向)に設定され、こう
することにより長孔19の挿通間隙にゆとりがあって、
タングプレート7はウエビング3に沿って自由に移動す
ることができる。
【0015】抵抗構造部32の具体的な構成としては、
いろいろなものが考えられるが、ここでは図6および図
7の破断方式を例示した。図6は、理解しやすくするた
めに、制御部材31と静止部材の部分18との間隔を誇
張して図示してある。制御部材31と部分18との間に
は空隙33が設置され、両者31と18とは破断用の接
続部34を介して合成樹脂材料が連続している。このよ
うな接続部34は、図8に示した成形型によって簡単に
得ることができる。図8は、図6の(7)−(7)断面
に相当する箇所の型断面であり、上型35と下型36を
合致させたものである。それによって、手持ち部18の
キャビティ37、接続部34のキャビティ38が形成さ
れている。また、図8には現れていないが、制御部材3
1のキャビティが二点鎖線で図示してある。
【0016】制御部材31だけが強制的に回動させられ
るときに、接続部34が破断する。この破断は、ウエビ
ング3と制御部材31との間に所定値以上の摺動摩擦力
が作用したときに破断が発生するように、接続部34の
強度が設定してある。また、図9のものは、回動軸28
に窪み39を設け、ここに制御部材31の合成樹脂材料
が入り込んで、あたかも破断ピン40を打ち込んだよう
な構造になっている。あるいは、符号40の部分を図9
の紙面に対して垂直に伸ばして、リブ状の部材が破断さ
れるようにしてもよい。このような符号40の部分も前
述の接続部34と同様な力現象で機能する。なお、図示
していないが、抵抗構造部の別の方式としては、制御部
材31に所定値以上の回転力が作用すると、制御部材3
1と「静止部材」との間に「ずれ始め」が発生するもの
がある。これは、図6の接続部34を設置する個所に凹
凸構造を設け、所定値以上の摺動摩擦力で凹凸嵌合がず
れ始めるのである。
【0017】この実施形態の作動を説明する。衝突時の
ように強力な引っ張り力がウエビング3に作用しないと
きには、図1のように長孔19の挿通間隙が広くなって
いるので、タングプレート7をバックル8に差し込んだ
り、ウエビングの長さを調整したりするときにには、タ
ングプレート7はウエビング3に沿って自由に移動で
き、取扱上、問題はない。つぎに、万一、衝突事故が発
生したときには、強大な引っ張り力がウエビングに作用
するので、ウエビング3と制御部材31との間の摺動摩
擦力が所定値以上になる。この時の回転力で接続部34
が破断させられ、制御部材31が強制的に回動させられ
る。すると、この部材31は楕円形断面であるから、図
2のように長孔19の挿通間隙が狭くなってウエビング
3が強く挟み付けられた状態になり、ウエビング3とタ
ングプレート7とが一体化する。したがって、乗員の腰
の部分の前方移動が最小化される。
【0018】図10は、制御部材31の非円形断面を変
更した場合のものであり、角部を丸めた四角い断面のも
のである。これは、実質的に前述の楕円形のものと同じ
作動となる。
【0019】図11は、制御部材31を円形の断面にし
ておき、回動軸28が偏心している場合である。これの
作動も前述の楕円の場合と同じである。
【0020】特許請求の範囲には記載していないが、図
示の実施形態から、次のような構成を請求項として掲げ
ることができる。すなわち、抵抗構造部32が図6、図
7および図9のような破断方式とされていることによっ
て、制御部材31に作用する回転力が所定値を越えたと
きに、確実に制御部材を回動させることができ、信頼性
の高い作動が得られる。制御部材31と手持ち部(静止
部材)18との間に凹凸構造を設置して、制御部材31
に所定値以上の回動力が作用すると、この凹凸部に「ず
れ」が発生し、ウエビングの挟み付けがなされる。各請
求項記載のようなタングプレート7を、腰ウエビング1
3に採用することによって、腰の前方移動を最小化する
ことができる。また、図13のような3点式のシートベ
ルト装置にこのタングプレートを採用することによっ
て、胸ウエビング14からリトラクタ6への引っ張り力
伝達が瞬時に行われて、リトラクタの機能を十分に発揮
させることができる。観点を変えて、本発明をタングプ
レートの製造方法という面から把握することができる。
それは、合致させられる二つの合成樹脂成形型の内部
に、図4のような金属部品をセットして、制御部材を含
めて手持ち部を成形することである。これによって、通
常の樹脂モールドの手法で、非常時に作動する制御部材
が簡単に製造できる。
【0021】
【発明の効果】本願発明によれば、金属プレートに相手
方のバックルに差し込まれる挿入部と手持ち部の芯金と
なる芯板部を形成し、この芯板部に合成樹脂をモールド
して手持ち部を構成した形式のものにおいて、芯板部の
端部側に軸を取り付けて細長い空間部を形成し、芯板部
および軸を合成樹脂でモールドしてウエビング通過用の
長孔と軸が貫通した回動式の制御部材を構成している。
したがって、手持ち部をモールドするときに、制御部材
を同時に成形するので、丸みのある持ちやすい形状の制
御部材を得るのに好適である。制御部材とそれに対向す
る静止部材はいずれも合成樹脂であるから、ウエビング
は合成樹脂製の部材で挟み付けられることとなり、ウエ
ビングへの損傷が発生しない。同時に、可動部分は手持
ち部の成型時に構成されるので、別部品を組付けるよう
な必要がなく、コンパクトなまとまりが得られる。この
ように機能性のあるタングプレートが、嵩張らないで乗
員の体に接するので、先に述べた違和感を催すことがな
い。手持ち部を樹脂成形するときに、制御部材も同時に
形成することによって、別部品の準備や組付け作業の面
において有利である。
【0022】制御部材は、ウエビングの所定値以上の摺
動摩擦力で回動できるように支持され、かつ、制御部材
の断面は該部材が回動させられるとウエビングの挿通間
隙が狭くなってウエビングを挟み付けるような形状とさ
れていることを包含している。 したがって、所定値以
上の摺動摩擦力で制御部材が確実に回動させられ、これ
によって信頼性の高いウエビングの挟み付けがなされ
る。
【0023】制御部材は、断面を非円形とすることによ
って、あたかも「挟み付けカム」のような拘束機能が得
られて、ウエビングの拘束性が確実なものとなる。
【0024】抵抗構造部を設置して、制御部材に作用す
る回転力が所定値に達すると、抵抗構造部の抵抗機能が
解除されて、制御部材は確実に回動を開始し、したがっ
て、緊急時の対応構造として大変好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態の縦断側面図である。
【図2】図1のものの作動時の状態を示す部分的な縦断
側面図である。
【図3】本願発明の実施形態の平面図である。
【図4】タングプレートの金属部分を示す部分的な平面
図である。
【図5】軸の取り付け部分を部分的に示す立体図であ
る。
【図6】抵抗構造部の部分的な平面図である。
【図7】図6の(7)−(7)断面図である。
【図8】成形型のアレンジを部分的に示す縦断側面図で
ある。
【図9】他の抵抗構造部を示す部分的な縦断側面図であ
る。
【図10】他の制御部材の断面を示す縦断側面図であ
る。
【図11】他の制御部材の断面を示す縦断側面図であ
る。
【図12】従来技術の縦断側面図である。
【図13】従来から使用されているシートベルト装置の
立体図である。
【図14】従来式のタングプレートの平面図である。
【図15】図14の(15)−(15)断面図である。
【符号の説明】
P 金属プレート 8 バックル 15 挿入部 16 芯板部 18 手持ち部 28 軸 30 空間部 3 ウエビング 19 長孔 31 制御部材 7 タングプレート 32 抵抗構造部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属プレートに相手方のバックルに差し
    込まれる挿入部と手持ち部の芯金となる芯板部を形成
    し、この芯板部に合成樹脂をモールドして手持ち部を構
    成した形式のものにおいて、芯板部の端部側に二股形状
    の支持片と両支持片の間に軸を設定して、当該芯板部と
    軸の間に細長い空間部を形成し、芯板部および軸を合成
    樹脂でモールドして、上記空間部に対応するウエビング
    通過用の長孔と、上記軸が貫通した制御部材を構成し、
    制御部材は回動させられることにより当該制御部材と静
    止部材との間でウエビングを挟み付けることを特徴とす
    るシートベルト装置のタングプレート。
  2. 【請求項2】請求項1において、制御部材はウエビング
    の所定値以上の摺動摩擦力で回動できるように支持さ
    れ、かつ、制御部材の断面は該部材が回動させられると
    ウエビングの挿通間隔が狭くなってウエビングを挟み付
    けるような形状とされていることを特徴とするシートベ
    ルト装置のタングプレート。
  3. 【請求項3】請求項2において、制御部材の断面形状は
    非円形とされていることを特徴とするシートベルト装置
    のタングプレート。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3において、制御部
    材がウエビングの所定値以上の摺動摩擦力で回動される
    ようにするための構成として、制御部材と静止部材との
    間に抵抗構造部が設置されていることを特徴とするシー
    トベルト装置のタングプレート。
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