JP3523611B2 - 差動型論理回路 - Google Patents

差動型論理回路

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JP3523611B2
JP3523611B2 JP2001152716A JP2001152716A JP3523611B2 JP 3523611 B2 JP3523611 B2 JP 3523611B2 JP 2001152716 A JP2001152716 A JP 2001152716A JP 2001152716 A JP2001152716 A JP 2001152716A JP 3523611 B2 JP3523611 B2 JP 3523611B2
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隆国 道関
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
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    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
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    • H03K3/356052Bistable circuits using additional transistors in the input circuit using pass gates
    • H03K3/35606Bistable circuits using additional transistors in the input circuit using pass gates with synchronous operation

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1V以下の低電源
電圧で高速動作を行わせることができるようにした極低
電力型の差動型論理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分周器等の高速CMOS論理回路では、
電源電圧を下げて高速動作させることが低電力化の点か
ら有効である。図8は従来のCMOSインバータ回路を
示す図であり、エンハンスメント型のPMOSFET7
1とNMOSFET72から構成されている。
【0003】この回路では、低電源電圧で高速動作させ
る場合、入力信号の振幅が電源電圧レベルより低下した
とき、そのCMOSインバータ回路によって電源電圧レ
ベルまでの増幅作用が行われるので、遅延時間が大きく
なる。また、入力信号の振幅が電源電圧レベルであって
も、そのCMOSインバータ回路の入出力間容量Cmに
よる遅延時間が大きなネックとなる(例えば、道関他、
IEICE Trans.E1ectron,Vol.
E76−C,No.8,pp.1325−1332,A
ug.1993がある。)。これは、CMOSインバー
タ回路を構成するFET71,72の2個のFETのゲ
ート・ドレイン間容量Cmがミラー効果として働き、負
荷容量Cを等価的に増大させ、遅延時間を大きくさせ
るためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この遅延時間
の増大を防止するために、FETのゲート・ドレイン間
容量を削減すればよいが、この手法ではデバイス構造を
改良する等の特殊なプロセス工程の追加が必要になる。
特に、負荷容量が小さいSOI(Semiconduc
tor On Insu1ator)デバイスでは、ゲ
ート・ドレイン間容量の全体容量に占める割合が大きい
ため、ゲート・ドレイン間容量による遅延時間が速度性
能の改善を大きく阻害していた。
【0005】本発明の目的は、1V以下の低電源電圧で
高速且つ低消費電力を実現できる差動型論理回路を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の発明は、差動回路と該差動回路の差動出力端子
に差動入力端子が接続されるCMOSインバータ対回路
20からなる差動型論理回路であって、前記差動回路を
同極性のデプレッション形MOSFET13,14とエ
ンハンスメント型MOSFET11,12から成る
1,第2の差動プッシュプル回路10B,10Cで構成
し、前記CMOSインバ−タ対回路20を構成するMO
SFETのしきい値電圧を、前記第1,第2の差動プッ
シュプル回路10B,10Cの前記エンハンスメント型
MOSFET11,12のしきい値電圧と同じかそれよ
り大きくかつ電源電圧のほぼ1/2より小さな値とし、
前記第1の差動プッシュプル回路10Bの差動出力端子
を前記第2の差動プッシュプル回路10Cの差動入力端
子にデプレッション型MOSFETからなりクロック信
号で駆動される第1の1対のトランスミッションゲート
31,32を介して接続し、前記第2の差動プッシュプ
ル回路10Cの差動出力端子を前記第1の差動プッシュ
プル回路10Bの差動入力端子にデプレッション型MO
SFETからなり前記クロック信号を反転した反転クロ
ック信号で駆動される第2の1対のトランスミッション
ゲート41,42を介して接続し、前記第2の差動プッ
シュプル回路10Cの前記差動出力端子を前記CMOS
インバータ対回路20の差動入力端子に接続したことを
特徴とする(図3(b)+インバータ)
【0007】第2の発明は、差動回路と該差動回路の差
動出力端子に差動入力端子が接続されるCMOSインバ
ータ対回路20からなる差動型論理回路であって、前記
差動回路を同極性のデプレッション形MOSFET1
3,14とエンハンスメント型MOSFET11,12
から成る第1,第2,第3,第4の差動プッシュプル回
路10D1,10D2,10E1,10E2で構成し、
前記CMOSインバ−タ対回路20を構成するMOSF
ETのしきい値電圧を、前記第1,第2,第3,第4の
差動プッシュプル回路10D1,10D2,10E1,
10E2の前記エンハンスメント型MOSFET11,
12のしきい値電圧と同じかそれより大きくかつ電源電
圧のほぼ1/2より小さな値とし、記第1の差動プッシ
ュプル回路10D1の差動出力端子を前記第2の差動プ
ッシュプル回路10D2の差動入力端子に直接接続し、
前記第2の差動プッシュプル回路10D2の差動出力端
子を前記第3の差動プッシュプル回路10E1の差動入
力端子にデプレッション型MOSFETからなりクロッ
ク信号で駆動される第1の1対のトランスミッションゲ
ート31,32を介して接続し、前記第3の差動プッシ
ュプル回路10E1の差動出力端子を前記第4の差動プ
ッシュプル回路10E2の差動入力端子に直接接続し、
前記第4の差動プッシュプル回路10E2の差動出力端
子を前記第1の差動プッシュプル回路10D1の差動入
力端子にデプレッション型MOSFETからなり前記ク
ロック信号を反転した反転クロック信号で駆動される第
2の1対のトランスミッションゲート41,42を介し
て接続し、前記第2,第4の差動プッシ子プル回路10
D2.10E2をラッチ型とし、前記第4の差動プッシ
ュプル回路10E2の前記差動出力端子を前記CMOS
インバータ対回路20の差動入力端子に接続したことを
特徴とする(図4(b)+インバータ)
【0008】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記CMOSインバータ対回路20の後段に、CM
OS論理回路50を接続し、該CMOS論理回路50を
構成するMOSFETのしきい値電圧を、前記CMOS
インバータ対回路20を構成するMOSFETのしきい
値電圧よりも大きな値に設定した(図5)。
【0009】第4の発明は、第1乃至第3のいずれかの
発明において、電源電圧をスリープ制御信号で制御され
るパワーFET61を介して供給するようにした(図
6)。
【0010】第5の発明は、第1乃至第4のいずれかの
発明において、回路を構成するFETをSOI構造とし
た(図7)。
【0011】第6の発明は、差動回路からなる差動型論
理回路であって、前記差動回路を同極性のデプレッショ
ン形MOSFETとエンハンスメント型MOSFETか
ら成る第1,第2の差動プッシュプル回路10B、10
Cで構成し、記第1の差動プッシュプル回路10Bの差
動出力端子を前記第2の差動プッシュプル回路10Cの
差動入力端子にデプレッション型MOSFETからなり
クロック信号で駆動される第1の1対のトランスミッシ
ョンゲート31,32を介して接続し、前記第2の差動
プッシュプル回路10Cの差動出力端子を前記第1の差
動プッシュプル回路10Bの差動入力端子にデプレッシ
ョン型MOSFETからなり前記クロック信号を反転し
た反転クロック信号で駆動される第2の1対のトランス
ミッションゲート41、42を介して接続したことを特
徴とする(図3(b))。
【0012】第7の発明は、差動回路からなる差動型論
理回路であって、前記差動回路を同極性のデプレッショ
ン形MOSFET13,14とエンハンスメントMOS
FET11,12から成る第1,第2の差動プッシュプ
ル回路10D1,10D2に置換し、前記第1の差動プ
ッシュプル回路10D1の差動出力端子を前記第2の差
動プッシュプル回路10D2の差動入力端子に直接接続
し、前記第1の差動プッシュプル回路10D1の差動入
力端子には、デプレッション型MOSFETからなりク
ロック信号で駆動される1対のトランスミッションゲー
ト41,42を介して、入力が行われ、前記第2の差動
プッシュプル回路10D2は、該第2の差動プッシュプ
ル回路10D2の内部で、差動入力端子からの前記エン
ハンスメント型MOSFET11,12への入力と、差
動出力端子への前記デプレッション形MOSFET1
3,14からの出力とを接続し、ラッチ型であることを
特徴とする(図4(a))。
【0013】第8の発明は、第7の発明おいて、同極性
のデプレッション形MOSFET13,14とエンハン
スメント型MOSFET11,12から成る第3,第4
の差動プッシュプル回路10E1,10E2をさらに有
し、前記第2の差動プッシュプル回路10D2の差動出
力端子を前記第3の差動プッシュプル回路10E1の差
動入力端子にデプレッション型MOSFETからなりク
ロック信号で駆動される第1の1対のトランスミッショ
ンゲート31,32を介して接続し、前記第3の差動プ
ッシュプル回路10E1の差動出力端子を前記第4の差
動プッシュプル回路10E2の差動入力端子に直接接続
し、前記第4の差動プッシュプル回路10E2の前記差
動出力端子を前記第1の差動プッシュプル回路10D1
の差動入力端子にデプレッション型MOSFETからな
り前記クロック信号を反転した反転クロック信号で駆動
される第2の1対のトランスミッションゲート41,4
2を介して接続し、前記第4の差動プッシュプル回路1
0E2は、該第4の差動プッシュプル回路10E2の内
部で、差動入力端子からの前記エンハンスメント型MO
SFET11,12への入力と、差動出力端子への前記
デプレッション形MOSFET13,14からの出力と
を接続し、ラッチ型であることを特徴とする(図4
(b))。
【0014】第9の発明は、第6乃至第8のいずれかの
発明において、回路を構成するFETをSOI構造とし
た(図7)。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の
機能を有する箇所には同一の符号を付している。
【0020】[第1の実施の形態]図1(a)、(b)
は本発明の第1の実施形態の差動型論理回路を示す回路
図である。図1(a)において、10は差動プッシュプ
ル回路(差動回路)である。差動プッシュプル回路10
は、ソースが接地に接続されたエンハンスメント型のN
MOSFET11,12と、ドレインがVDDの電源端
子に接続されたデプレッション型のNMOSFET1
3,14からなる。すなわち、FET11とFET1
3,FET12とFET14は電源端子と接地間に各々
直列接続され、FET11とFET14のゲートが入力
Vinの入力端子15に共通接続され、FET12とFE
T13のゲートが入力VinBの入力端子16に共通接続
され、FET11とFET13の共通接続点が出力Vou
tBの出力端子17に接続され、FET12とFET14
の共通接続点が出力Voutの出力端子18に接続されて
いる。入力端子15,16は差動入力端子として、出力
端子17,18は差動出力端子として機能する。
【0021】この回路では、エンハンスメント型のNM
OSFET11,12のしきい値電圧Vthne(1
0)、デプレッション型のNMOSFET13,14の
しきい値電圧Vthnd(10)は、 Vthne(10)≧0,Vthnd(10)<0 に設定されている。
【0022】さて、この回路では、例えば、差動プッシ
ュプル回路10において、入力Vinの入力端子15の信
号が「H」に、入力VinBの入力端子16の信号が
「L」になると、FET11の内部抵抗が小さく、FE
T13の内部抵抗が大きくなって、出力VoutBの出力端
子17の電位は低下する。また、FET12の内部抵抗
が大きく、FET14の内部抵抗が小さくなって、出力
Voutの出力端子18の電位は上昇する。
【0023】ここでは、各FETのしきい値電圧を上記
のように設定し、差動プッシュプル回路10を差動動作
させるので、入力信号の振幅(「H」レベル)が電源電
圧VDDより低下していても、それを高速に検出でき
る。また、差動プッシュプル回路10の入出力間容量が
図8に示した場合の半分になるので、ミラー効果による
遅延時間増大を防止でき、この点からも高速動作が実現
できる。
【0024】図1(b)において、10は差動プッシュ
プル回路(差動回路)、21・22はCMOSインバー
タ対回路20(後記する図5,図6参照)を構成するC
MOSインバータ回路である。差動プッシュプル回路1
0は、ソースが接地に接続されたエンハンスメント型の
NMOSFET11,12と、ドレインがVDDの電源
端子に接続されたデプレッション型のNMOSFET1
3,14からなる。すなわち、FET11とFET1
3,FET12とFET14は電源端子と接地間に各々
直列接続され、FET11とFET14のゲートが非反
転入力端子15に共通接続され、FET12とFET1
3のゲートが反転入力端子16に共通接続され、FET
11とFET13の共通接続点が反転出力端子17に接
続され、FET12とFET14の共通接続点が非反転
出力端子18に接続されている。そして、反転出力端子
17はCMOSインバータ回路21に接続され、非反転
出力端子18はCMOSインバータ回路22に接続され
ている。入力端子15,16は差動入力端子として、出
力端子17,18は差動出力端子として機能する。
【0025】この回路では、エンハンスメント型のNM
OSFET11,12のしきい値電圧Vthne(1
0)、デプレッション型のNMOSFET13,14の
しきい値電圧Vthnd(10)は、 Vthne(10)≧0,Vthnd(10)<0 に設定されている。また、CMOSインバータ回路2
1,22を構成するエンハンスメント型PMOSFET
のしきい値電圧Vthpe(20)や、NMOSFET
のしきい値電圧Vthne(20)は、 |Vthpe(20)|≧Vthne(10)、Vth
ne(20)≧Vthne(10) に設定されている。しきい値電圧|Vthpe(20)
|,Vthne(20)の上限値は、電源電圧VDDの
50%である。
【0026】さて、この回路では、例えば、差動プッシ
ュプル回路10において、非反転入力端子15の信号が
「H」に、反転入力端子16の信号が「L」になると、
FET11の内部抵抗が小さく、FET13の内部抵抗
が大きくなって、反転出力端子17の電位は低下する。
また、FET12の内部抵抗が大きく、FET14の内
部抵抗が小さくなって、非反転出力端子18の電位は上
昇する。
【0027】ここでは、各FETのしきい値電圧を上記
のように設定し、差動プッシュプル回路10を差動動作
させるので、入力信号の振幅(「H」レベル)が電源電
圧VDDより低下していても、それを高速に検出でき、
後段のCMOSインバータ回路21,22により電源電
圧VDDレベルの振幅を実現できる。また、差動プッシ
ュプル回路10の入出力間容量が図8に示した場合の半
分になるので、ミラー効果による遅延時間増大を防止で
き、この点からも高速動作が実現できる。
【0028】[第2の実施形態]図2(a)、(b)は
本発明の第2の実施形態の差動型論理回路を示す回路図
である。図2(a)は、図1(a)に示した差動型論理
回路において、入力端子15と出力端子18の間を接続
し、入力端子16と出力端子17の間を接続して、差動
プッシュプル回路10Aを構成したものである。
【0029】これにより、差動プッシュプル回路10A
はラッチ機能を呈するようになり、その増幅率を図1
(a)に示した差動プッシュプル回路10に比べて更に
大きく増大できる。
【0030】図2(b)は、図1(b)に示した差動型
論理回路において、入力端子15と出力端子18の間を
接続し、入力端子16と出力端子17の間を接続して、
差動プッシュプル回路10Aを構成したものである。そ
して、反転出力端子17はCMOSインバータ回路21
に接続され、非反転出力端子18はCMOSインバータ
回路22に接続されている。
【0031】これにより、差動プッシュプル回路10A
はラッチ機能を呈するようになり、その増幅率を図1
(b)に示した差動プッシュプル回路10に比べて更に
大きく増大でき、後段のCMOSインバータ回路21,
22により電源電圧VDDレベルの振幅を実現できる。
【0032】[第3の実施形態]図3(a)、(b)お
よび図9は本発明の第3の実施形態の差動型論理回路の
説明図である。図3(a)は差動型論理回路を示す回路
図であり、10Bはラッチ機能を有する差動プッシュプ
ル回路である。33、34はクロックCKN(クロック
CKを反転した信号)で制御されるデプレッション型N
MOSFETからなるトランスミッションゲート、4
1、42はクロックCKで制御されるデプレッション型
NMOSFETからなるトランスミッションゲートであ
る。これらFET33、34,41、42のしきい値電
圧は、前述したFET13,14のそれと同じである。
差動プッシュプル回路10Bは、図9に示すようなラッ
チ機能を有する。尚、FET33、34,41、42
は、エンハンスメント型NMOSFETでもよい。
【0033】図3(b)は差動型論理回路を示す回路図
であり、入力信号の周波数を1/2にして出力する1/
2分周器に適用したものである。10B,10Cはラッ
チ機能を有する差動プッシュプル回路である。31〜3
4はクロックCKで制御されるデプレッション型NMO
SFETからなるトランスミッションゲート、41〜4
4は逆相クロックCKN(クロックCKを反転した信
号)で制御されるデプレッション型NMOSFETから
なるトランスミッションゲートである。これらFET3
1〜34,41〜44のしきい値電圧は、前述したFE
T13,14のそれと同じである。
【0034】ここでは、差動プッシュプル回路10Bの
差動出力端子17,18を差動プッシュプル回路10C
の差動入力端子15,16にトランスミッションゲート
31,32を介して接続し、差動プッシュプル回路10
Cの差動出力端子17,18を差動プッシュプル回路1
0Bの差動入力端子15,16にトランスミッションゲ
ート41,42を介してクロス接続している。そして、
FET31〜34をクロックCKで駆動し、FET41
〜44を逆相クロックCKNで駆動することにより、ク
ロック信号CKを1/2分周した信号を差動プッシュプ
ル回路10Cから取り出し、出力端子17、18から出
力させている。トランスミッションゲート31〜34,
41〜44にデプレッション型NMOSFETを使用し
たのは、小さなしきい値電圧で高速動作できるようにす
るためである。なお、トランスミッションゲート33,
34,43,44は必ずしも必要ない。
【0035】また、図3(b)において、出力端子1
7、18からの出力を各々CMOSインバータ回路2
1,22に入力させてもよい。これにより、後段のCM
OSインバータ回路21,22により電源電圧VDDレ
ベルの振幅を実現できる。
【0036】[第4の実施形態]図4(a)、(b)お
よび図9は本発明の第4の実施形態の差動型論理回路の
説明図である。図4(a)は差動型論理回路を示す回路
図であり、10Dは2段構成で実現した差動プッシュプ
ル回路である。差動プッシュプル回路10Dにおいて、
上段の差動プッシュプル回路10D1はトランスミッシ
ョンゲート33,34を使用してラッチ機能を実現し
(=差動プッシュプル回路10B)、下段の差動プッシ
ュプル回路10D2は図2(a)に示したのと同様に直
結によりラッチ機能を実現したバッファとして働かせて
いる(=差動プッシュプル回路10A)。差動プッシュ
プル回路10Dは、図9に示すようなラッチ機能を有す
る。
【0037】図4(b)は差動型論理回路を示す回路図
であり、図3(b)と同様に1/2分周器に適用したも
のである。10D,10Eはおのおの2段構成で実現し
た差動プッシュプル回路である。各々の差動プッシュプ
ル回路10D,10Eにおいて、上段の差動プッシュプ
ル回路10D1,10E1はトランスミッションゲート
33,34,43,44を使用してラッチ機能を実現
し、下段の差動プッシュプル回路10D2,10E2は
図2(a)に示したのと同様に直結によりラッチ機能を
実現したバッファとして働かせている。動作は図3
(b)の回路と同じであるが、図3(b)の回路よりも
高速動作を実現できる。なお、トランスミッションゲー
ト33,34,43,44は必ずしも必要ない。
【0038】また、図4(b)において、出力端子1
7、18からの出力を各々CMOSインバータ回路2
1,22に入力させてもよい。これにより、後段のCM
OSインバータ回路21,22により電源電圧VDDレ
ベルの振幅を実現できる。
【0039】[第5の実施形態]図5は本発明の第5の
実施形態の差動型論理回路を示す回路図であり、差動プ
ッシュプル回路10(又は10A)の後段にCMOSイ
ンバータ回路21,22からなるCMOSインバータ対
回路20を接続して構成した図1又は図2に示した回路
の更に後段に、CMOS論理回路50を接続したもので
ある。本実施形態では、このCMOS論理回路50を構
成するPMOSFETのしきい値電圧Vthpe(5
0)、NMOSFETのしきい値電圧Vthne(5
0)を、CMOSインバータ対回路20を構成するPM
OSFETのしきい値電圧|Vthpe(20)|,N
MOSFETのしきい値電圧Vthne(20)に対し
て、|Vthpe(50)|>|Vthpe(20)
|,Vthne(50)>Vthne(20)として、
大きく設定している。
【0040】この回路によれば、CMOS論理回路50
でのリーク電流が減少する。このCMOS論理回路50
をDFF回路の構成とすることにより、高速で低消費電
力なデマルチプレックス回路やマルチプレックス回路を
実現することができる。
【0041】[第6の実施形態]図6は本発明の第6の
実施形態の差動型論理回路を示す回路図である。図5に
おけるものと同じものには同じ符号を付けた。61はし
きい値電圧Vthpe(61)をCMOS論理回路50
を構成するPMOSFETのしきい値電圧Vthpe
(50)に対して、 |Vthpe(61)|>|Vthpe(50)| と大きな値に設定したスリープ制御用のエンハンスメン
ト型パワーPMOSFETである。62は第2の電源ラ
インである。
【0042】ここでは、差動プッシュプル回路10(又
は10A),CMOSインバータ対回路20,CMOS
論理回路50を動作させるときは、パワーFET61の
ゲートに印加するスリープ制御信号SLを「L」に制御
して第2の電源ライン62に電源VDDを供給し、一
方、待機状態にするときは、「H」に制御して第2の電
源ライン62への電源供給を停止する。これにより各回
路10(又は10A),20,50の待機時にリーク電
流を削減し、低消費電力化を図ることができる。
【0043】[実験例]図7は従来のCMOS構成の分
周器と図3(b)、図4(b)の構成の分周器を比較し
た実験説明図である。回路構成はSOIでゲート長0.
25μmのCMOS/SIMOX技術で、VDD=0.
5Vの場合である。なお、図3(b)、図4(b)の分
周器では、 Vthne(10)=0V,Vthnd(10)=−
0.2V とし、また従来のCMOS構成の分周器のしきい値電圧
Vthpe,Vthneは、Vthpe=0V,Vth
ne=0Vとした。図3(b)、図4(b)の分周器で
は、従来のCMOS構成の分周器に比べて最高動作周波
数で最大2倍以上、また消費電力で単位周波数当り25
%の削減を実現できた。
【0044】[その他の実施形態]なお、以上の説明で
は差動プッシュプル回路10のデプレッション型、エン
ハンスメント型のMOSFETをN型にしたが、P型の
MOSFETを使用することもできる。このときは、V
DD側にエンハンスメント型PMOSFETを、接地側
にデプレッション型のPMOSFETを接続し、エンハ
ンスメント型のPMOSFETのしきい値電圧Vthp
e、デプレッション型PMOSFETのしきい値電圧V
thpdを、 Vthpe≦0,Vthpd>0 に設定すればよい。また、図5,図6の差動プッシュプ
ル回路10,10Aは、図3(b)、図4(b)の分周
器の構成としてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上から本発明によれば、1V以下の低
電源電圧で高速かつ低消費電力を実現することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の差動型論理回路を示
す回路図で、(a)は差動プッシュプル回路、(b)は
差動プッシュプル回路の出力にCMOSインバータ対回
路を付加した回路を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の差動型論理回路を示
す回路図で、(a)は差動プッシュプル回路、(b)は
差動プッシュプル回路の出力にCMOSインバータ対回
路を付加した回路を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の差動型論理回路を示
す回路図で、(a)は差動プッシュプル回路、(b)は
分周器の回路を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施形態の差動型論理回路を示
す回路図で、(a)は差動プッシュプル回路、(b)は
分周器の回路を示す図である。
【図5】本発明の第5の実施形態の差動型論理回路の回
路図である。
【図6】本発明の第6の実施形態の差動型論理回路の回
路図である。
【図7】実験例の説明図である。
【図8】従来のCMOSインバータ回路の回路図であ
る。
【図9】本発明の第3、第4の実施形態の差動型論理回
路のラッチ機能を示す説明図である。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C,10P,10E 差動
プッシュプル回路 11,12 エンハンスメント型NMOSFET 13,14 デプレッション型NMOSFET 15,16 差動入力端子 17,18 差動出力端子 20 CMOSインバータ対回路 31〜34,41〜44 デプレッション型NMOSF
ET 50 CMOS論理回路 61 エンハンスメント型PMOSFET 62 第2の電源ライン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−102407(JP,A) 特開 平9−162722(JP,A) 特開 平4−211515(JP,A) 特開 平10−150356(JP,A) 特開 平6−29834(JP,A) 特開 平11−177409(JP,A) 特開 平8−32482(JP,A) 特開 平10−209855(JP,A) 特開 平8−204541(JP,A) 特開 平10−98367(JP,A) 特開 平11−112297(JP,A) 特開 平10−93413(JP,A) 特開 平10−247847(JP,A) 特開 平6−45887(JP,A) 特開 昭62−168423(JP,A) 特開 昭58−54723(JP,A) 特開 昭60−46618(JP,A) 特開2000−76868(JP,A) 特開2000−82286(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0944 H03K 19/096

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動回路と該差動回路の差動出力端子に
    差動入力端子が接続されるCMOSインバータ対回路か
    らなる差動型論理回路であって、 前記差動回路を同極性のデプレッション形MOSFET
    とエンハンスメント型MOSFETから成る第1,第2
    の差動プッシュプル回路で構成し、 前記CMOSインバ−タ対回路を構成するMOSFET
    のしきい値電圧を、前記第1,第2の差動プッシュプル
    回路の前記エンハンスメント型MOSFETのしきい値
    電圧と同じかそれより大きくかつ電源電圧のほぼ1/2
    より小さな値とし、 前記第1の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第2の差動プッシュプル回路の差動入力端子にデプレッ
    ション型MOSFETからなりクロック信号で駆動され
    る第1の1対のトランスミッションゲートを介して接続
    し、 前記第2の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第1の差動プッシュプル回路の差動入力端子にデプレッ
    ション型MOSFETからなり前記クロック信号を反転
    した反転クロック信号で駆動される第2の1対のトラン
    スミッションゲートを介して接続し、 前記第2の差動プッシュプル回路の前記差動出力端子を
    前記CMOSインバータ対回路の差動入力端子に接続し
    たことを特徴とする差動型論理回路。
  2. 【請求項2】 差動回路と該差動回路の差動出力端子に
    差動入力端子が接続されるCMOSインバータ対回路か
    らなる差動型論理回路であって、 前記差動回路を同極性のデプレッション形MOSFET
    とエンハンスメント型MOSFETから成る第1,第
    2,第3,第4の差動プッシュプル回路で構成し、 前記CMOSインバ−タ対回路を構成するMOSFET
    のしきい値電圧を、前記第1,第2,第3,第4の差動
    プッシュプル回路の前記エンハンスメント型MOSFE
    Tのしきい値電圧と同じかそれより大きくかつ電源電圧
    のほぼ1/2より小さな値とし、 前記第1の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第2の差動プッシュプル回路の差動入力端子に直接接続
    し、 前記第2の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第3の差動プッシュプル回路の差動入力端子にデプレッ
    ション型MOSFETからなりクロック信号で駆動され
    る第1の1対のトランスミッションゲートを介して接続
    し、 前記第3の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第4の差動プッシュプル回路の差動入力端子に直接接続
    し、 前記第4の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第1の差動プッシュプル回路の差動入力端子にデプレッ
    ション型MOSFETからなり前記クロック信号を反転
    した反転クロック信号で駆動される第2の1対のトラン
    スミッションゲートを介して接続し、 前記第2,第4の差動プッシュプル回路をラッチ型と
    し、 前記第4の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    CMOSインバータ対回路の差動入力端子に接続したこ
    とを特徴とする差動型論理回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の差動型論理回路
    において、前記CMOSインバータ対回路の後段に、C
    MOS論理回路を接続し、該CMOS論理回路を構成す
    るMOSFETのしきい値電圧を、前記CMOSインバ
    ータ対回路を構成するMOSFETのしきい値電圧より
    も大きな値に設定したことを特徴とする差動型論理回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の差動
    型論理回路において、電源電圧をスリープ制御信号で制
    御されるパワーFETを介して供給するようにしたこと
    を特徴とする差動型論理回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の差動
    型論理回路において、回路を構成するFETをSOI構
    造としたことを特徴とする差動型論理回路。
  6. 【請求項6】 差動回路からなる差動型論理回路であっ
    て、前記差動回路を同極性のデプレッション形MOSF
    ETとエンハンスメント型MOSFETから成る第1,
    第2の差動プッシュプル回路で構成し、 前記第1の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第2の差動プッシュプル回路の差動入力端子にデプレッ
    ション型MOSFETからなりクロック信号で駆動され
    る第1の1対のトランスミッションゲートを介して接続
    し、 前記第2の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第1の差動プッシュプル回路の差動入力端子にデプレッ
    ション型MOSFETからなり前記クロック信号を反転
    した反転クロック信号で駆動される第2の1対のトラン
    スミッションゲートを介して接続した ことを特徴とする
    差動型論理回路。
  7. 【請求項7】 差動回路からなる差動型論理回路であっ
    て、 前記差動回路を同極性のデプレッション形MOSFET
    とエンハンスメントMOSFETから成る第1,第2の
    差動プッシュプル回路に置換し、 前記第1の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第2の差動プッシュプル回路の差動入力端子に直接接続
    し、 前記第1の差動プッシュプル回路の差動入力端子には、
    デプレッション型MOSFETからなりクロック信号で
    駆動される1対のトランスミッションゲートを介して、
    入力が行われ、 前記第2の差動プッシュプル回路は、該第2の差動プッ
    シュプル回路の内部で、差動入力端子からの前記エンハ
    ンスメント型MOSFETへの入力と、差動出力端子へ
    の前記デプレッション形MOSFETからの出力とを接
    続し、ラッチ型であることを特徴とする差動型論理回
    路。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の差動型論理回路におい
    て、 同極性のデプレッション形MOSFETとエンハンスメ
    ントMOSFETから成る第3,第4の差動プッシュプ
    ル回路をさらに有し、 前記第2の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第3の差動プッシュプル回路の差動入力端子にデプレッ
    ション型MOSFETからなりクロック信号で駆動され
    る第1の1対のトランスミッションゲートを介して接続
    し、 前記第3の差動プッシュプル回路の差動出力端子を前記
    第4の差動プッシュプル回路の差動入力端子に直接接続
    し、 前記第4の差動プッシュプル回路の前記差動出力端子を
    前記第1の差動プッシュプル回路の差動入力端子にデプ
    レッション型MOSFETからなり前記クロック信号を
    反転した反転クロック信号で駆動される第2の1対のト
    ランスミッションゲートを介して接続し、 前記第4の差動プッシュプル回路は、該第4の差動プッ
    シュプル回路の内部で、差動入力端子からの前記エンハ
    ンスメント型MOSFETへの入力と、差動出力端子へ
    の前記デプレッション形MOSFETからの出力とを接
    続し、ラッチ型であることを特徴とする差動型論理回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれかに記載の差動
    型論理回路において、回路を構成するFETをSOI構
    造としたことを特徴とする差動型論理回路。
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