JP3522153B2 - 方位・位置探知装置 - Google Patents
方位・位置探知装置Info
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- JP3522153B2 JP3522153B2 JP14998699A JP14998699A JP3522153B2 JP 3522153 B2 JP3522153 B2 JP 3522153B2 JP 14998699 A JP14998699 A JP 14998699A JP 14998699 A JP14998699 A JP 14998699A JP 3522153 B2 JP3522153 B2 JP 3522153B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電波を受信し、その
到来方向と位置を高い精度で特定することのできる方位
・位置探知装置に関するものである。
到来方向と位置を高い精度で特定することのできる方位
・位置探知装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電波の到来方向を検出する方位探知装置
の基本的なものとしては、八木アンテナのような指向性
空中線を用いて電波の到来方向を探知するものがある。
また、特願平3-67789号公報で提案された方向探知装置
のように無指向性空中線および指向性空中線を利用し
て、方位探知を行うものもある。
の基本的なものとしては、八木アンテナのような指向性
空中線を用いて電波の到来方向を探知するものがある。
また、特願平3-67789号公報で提案された方向探知装置
のように無指向性空中線および指向性空中線を利用し
て、方位探知を行うものもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方位探知装置は
以上のように構成されているので、電波の到来方向のみ
の探知しかできなかった。また、指向性空中線のビーム
幅により方位の探知精度が制限されるため、高精度の探
知ができなかった。
以上のように構成されているので、電波の到来方向のみ
の探知しかできなかった。また、指向性空中線のビーム
幅により方位の探知精度が制限されるため、高精度の探
知ができなかった。
【０００４】この本発明は上記のような課題を解決する
ためになされたものであって、電波の到来方向を高精度
に探知し、さらに方位のみならず位置探知をも高精度で
行うことのできる方位・位置探知装置を提供することを
目的とする。
ためになされたものであって、電波の到来方向を高精度
に探知し、さらに方位のみならず位置探知をも高精度で
行うことのできる方位・位置探知装置を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明に係る方位・位置探知装置は、所望の仰角を有
した状態で連動して回転可能な偏波面の異なる２つの指
向性空中線と、前記２つの指向性空中線の空中線パター
ンの和分および差分を出力する位相和差分合成手段と、
前記空中線パターンの差分成分の利得を調整する差分利
得調整手段と、前記位相和差分合成手段の和分成分を受
信する第１の受信手段と、前記差分利得調整手段の出力
を受信する第２の受信手段と、前記第１および第２の受
信手段の検波信号出力を減算する減算手段と、前記減算
手段の出力から到来電波の方位および位置を決定する算
出手段とを備えたものである。このように構成したこと
により、電波の到来方向を高い精度で探知し、さらに電
波発射源の位置を高い精度で特定することができる。
に本発明に係る方位・位置探知装置は、所望の仰角を有
した状態で連動して回転可能な偏波面の異なる２つの指
向性空中線と、前記２つの指向性空中線の空中線パター
ンの和分および差分を出力する位相和差分合成手段と、
前記空中線パターンの差分成分の利得を調整する差分利
得調整手段と、前記位相和差分合成手段の和分成分を受
信する第１の受信手段と、前記差分利得調整手段の出力
を受信する第２の受信手段と、前記第１および第２の受
信手段の検波信号出力を減算する減算手段と、前記減算
手段の出力から到来電波の方位および位置を決定する算
出手段とを備えたものである。このように構成したこと
により、電波の到来方向を高い精度で探知し、さらに電
波発射源の位置を高い精度で特定することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、所望の仰角を有した状態で連動して回転可能な偏波
面の異なる２つの指向性空中線と、前記２つの指向性空
中線の空中線パターンの和分および差分を出力する位相
和差分合成手段と、前記空中線パターンの差分成分の利
得を調整する差分利得調整手段と、前記位相和差分合成
手段の和分成分を受信する第１の受信手段と、前記差分
利得調整手段の出力を受信する第２の受信手段と、前記
第１および第２の受信手段の検波信号出力を減算する減
算手段と、前記減算手段の出力から到来電波の方位およ
び位置を決定する算出手段とを備えた方位・位置探知装
置であり、２つの指向性空中線の空中線パターンの和分
出力と差分出力とから電波の発射源の方位および位置を
決定するという作用を有する。
は、所望の仰角を有した状態で連動して回転可能な偏波
面の異なる２つの指向性空中線と、前記２つの指向性空
中線の空中線パターンの和分および差分を出力する位相
和差分合成手段と、前記空中線パターンの差分成分の利
得を調整する差分利得調整手段と、前記位相和差分合成
手段の和分成分を受信する第１の受信手段と、前記差分
利得調整手段の出力を受信する第２の受信手段と、前記
第１および第２の受信手段の検波信号出力を減算する減
算手段と、前記減算手段の出力から到来電波の方位およ
び位置を決定する算出手段とを備えた方位・位置探知装
置であり、２つの指向性空中線の空中線パターンの和分
出力と差分出力とから電波の発射源の方位および位置を
決定するという作用を有する。
【０００７】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１記載の方位・位置探知装置において、２つの指向性空
中線の偏波面は水平偏波と垂直偏波である方位・位置探
知装置であり、水平偏波の指向性空中線の空中線パター
ンと垂直偏波の指向性空中線の空中線パターンの和分出
力と差分出力とからの電波の発射源の方位および位置を
決定するという作用を有する。
１記載の方位・位置探知装置において、２つの指向性空
中線の偏波面は水平偏波と垂直偏波である方位・位置探
知装置であり、水平偏波の指向性空中線の空中線パター
ンと垂直偏波の指向性空中線の空中線パターンの和分出
力と差分出力とからの電波の発射源の方位および位置を
決定するという作用を有する。
【０００８】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１記載の方位・位置探知装置において、位相和差分合成
手段は、和分および差分を合成する際に２つの指向性空
中線の位相差の設定が可能である方位・位置探知装置で
あり、位相差をずらして合成した２つの指向性空中線の
空中線パターンの和分出力と差分出力とから電波の発射
源の方位および位置を決定するという作用を有する。
１記載の方位・位置探知装置において、位相和差分合成
手段は、和分および差分を合成する際に２つの指向性空
中線の位相差の設定が可能である方位・位置探知装置で
あり、位相差をずらして合成した２つの指向性空中線の
空中線パターンの和分出力と差分出力とから電波の発射
源の方位および位置を決定するという作用を有する。
【０００９】本発明の請求項４に記載の発明は、請求項
１記載の方位・位置探知装置において、空中線パターン
の差分成分の利得調整を行うことで電波発射源の位置を
決定する方位・位置探知装置であり、和分出力を最大に
するように２つの指向性空中線を連動して回転すること
で電波の到来方位を決定し、差分出力の利得を調整しな
がら仰角を調整することで電波の発射源の位置を決定す
るという作用を有する。
１記載の方位・位置探知装置において、空中線パターン
の差分成分の利得調整を行うことで電波発射源の位置を
決定する方位・位置探知装置であり、和分出力を最大に
するように２つの指向性空中線を連動して回転すること
で電波の到来方位を決定し、差分出力の利得を調整しな
がら仰角を調整することで電波の発射源の位置を決定す
るという作用を有する。
【００１０】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
【００１１】図１は、本発明を適用した位置・方位探知
装置のブロック図である。この位置・方位探知装置は、
水平偏波の指向性空中線１と垂直偏波の指向性空中線２
とを備えている。指向性空中線１と指向性空中線２はそ
れぞれ所定の仰角を有する状態で連動して回転すること
ができる。位相和差分合成回路３は指向性空中線１の受
信信号と指向性空中線２の受信信号とが入力され、この
２つの受信信号の和分信号および差分信号を生成して出
力する。ここで、位相和差分合成回路３は和分信号と差
分信号を合成する際に、２つの指向性空中線１、２の位
相差を所望の値に設定することができる。利得調整回路
４は位相和差分合成回路３から出力された差分信号の利
得を調整する。受信機５は位相和差分合成回路３から出
力された和分信号を検波し、受信機６は利得調整回路４
から出力された利得調整後の差分信号を検波する。減算
器７は受信機５の検波出力と受信機６の検波出力との差
を算する。算出器８は受信機５の出力と減算器７の出力
とをもとに、指向性空中線１、２で受信された電波の到
来方向および位置を算出する。
装置のブロック図である。この位置・方位探知装置は、
水平偏波の指向性空中線１と垂直偏波の指向性空中線２
とを備えている。指向性空中線１と指向性空中線２はそ
れぞれ所定の仰角を有する状態で連動して回転すること
ができる。位相和差分合成回路３は指向性空中線１の受
信信号と指向性空中線２の受信信号とが入力され、この
２つの受信信号の和分信号および差分信号を生成して出
力する。ここで、位相和差分合成回路３は和分信号と差
分信号を合成する際に、２つの指向性空中線１、２の位
相差を所望の値に設定することができる。利得調整回路
４は位相和差分合成回路３から出力された差分信号の利
得を調整する。受信機５は位相和差分合成回路３から出
力された和分信号を検波し、受信機６は利得調整回路４
から出力された利得調整後の差分信号を検波する。減算
器７は受信機５の検波出力と受信機６の検波出力との差
を算する。算出器８は受信機５の出力と減算器７の出力
とをもとに、指向性空中線１、２で受信された電波の到
来方向および位置を算出する。
【００１２】図２は、図１における位相和差分合成回路
３において指向性空中線１、２の受信信号の位相を互い
にλ／４ずらして和分信号を合成し、互いに３λ／４ず
らして差分信号を合成した場合を示す。以下、図２を用
いて動作を説明する。
３において指向性空中線１、２の受信信号の位相を互い
にλ／４ずらして和分信号を合成し、互いに３λ／４ず
らして差分信号を合成した場合を示す。以下、図２を用
いて動作を説明する。
【００１３】図２において、同一方向を向き所定の指向
性を具備した、仰角の調整が可能な連動して回転する水
平偏波の指向性空中線１および垂直偏波の指向性空中線
２は、それぞれの偏波のパターンに対応した受信信号
（以下、空中線パターン）を出力する。
性を具備した、仰角の調整が可能な連動して回転する水
平偏波の指向性空中線１および垂直偏波の指向性空中線
２は、それぞれの偏波のパターンに対応した受信信号
（以下、空中線パターン）を出力する。
【００１４】それぞれの指向性空中線１、２の空中線パ
ターンは位相和差分合成回路３に入力され、互いにλ／
４ずらして合成した和分出力（以下、Σパターン）と、
互いに３λ／４ずらして合成した差分出力（以下、Δパ
ターン）とに分けられる。それぞれのパターンを図３に
示す。なお、図３においてαは方位角である。
ターンは位相和差分合成回路３に入力され、互いにλ／
４ずらして合成した和分出力（以下、Σパターン）と、
互いに３λ／４ずらして合成した差分出力（以下、Δパ
ターン）とに分けられる。それぞれのパターンを図３に
示す。なお、図３においてαは方位角である。
【００１５】位相和差分合成回路３から出力されたΔパ
ターンは利得調整回路４に入力され、利得が調整された
後、受信機７に入力される。一方、Σパターンはそのま
ま受信機５に入力される。受信機５および６はそれぞれ
和分出力および差分出力の検波信号を減算器７に出力す
る。減算器７は和分出力の検波信号から差分出力の検波
信号を減算してそれらの差の角度特性（以下、Σ―Δパ
ターン）を生成し、算出器８に出力する。
ターンは利得調整回路４に入力され、利得が調整された
後、受信機７に入力される。一方、Σパターンはそのま
ま受信機５に入力される。受信機５および６はそれぞれ
和分出力および差分出力の検波信号を減算器７に出力す
る。減算器７は和分出力の検波信号から差分出力の検波
信号を減算してそれらの差の角度特性（以下、Σ―Δパ
ターン）を生成し、算出器８に出力する。
【００１６】図３に示したΣパターンとΔパターンから
明かなように、その差であるΣ―Δパターンは空中線正
面付近のレベル変化が急峻になる。このことは、空中線
のビーム幅が等価的にΣパターンよりも細くなっている
ことに相当する。したがって、このΣ―Δパターンに対
応した出力を用いることにより、より高い精度で方位探
知を行うことが可能になる。また、利得調整回路４にお
いてΔパターンの利得を調整することにより、Σ―Δパ
ターンをずらすことができる。その例を図４に示す。こ
の利得調整により、電波の到来位置の最大点検出を行う
ことが可能になる。
明かなように、その差であるΣ―Δパターンは空中線正
面付近のレベル変化が急峻になる。このことは、空中線
のビーム幅が等価的にΣパターンよりも細くなっている
ことに相当する。したがって、このΣ―Δパターンに対
応した出力を用いることにより、より高い精度で方位探
知を行うことが可能になる。また、利得調整回路４にお
いてΔパターンの利得を調整することにより、Σ―Δパ
ターンをずらすことができる。その例を図４に示す。こ
の利得調整により、電波の到来位置の最大点検出を行う
ことが可能になる。
【００１７】次に、電波の到来方向および位置を探知す
る手順の一例を説明する。算出器８は指向性空中線１お
よび指向性空中線２の回転させながらΣパターンのレベ
ルを算出し、それが最大になる方位を決定することで、
電波の到来方向を探知する。さらに、Δパターンの出力
を利得調整器４を用いて調整し、それとともに指向性空
中線１、２の仰角の調整を行うことで位置を決定する。
る手順の一例を説明する。算出器８は指向性空中線１お
よび指向性空中線２の回転させながらΣパターンのレベ
ルを算出し、それが最大になる方位を決定することで、
電波の到来方向を探知する。さらに、Δパターンの出力
を利得調整器４を用いて調整し、それとともに指向性空
中線１、２の仰角の調整を行うことで位置を決定する。
【００１８】図５は、本発明を適用した方位・位置探知
装置により道路の延伸方向における電波の発射源の方位
・位置測定を行う実施例を示すものである。この図にお
いて、上部は平面図、下部は側面図である。この図に示
すように、道路の車線上に指向性空中線を設置し、道路
の延伸方向について測定を行う場合、指向性空中線に仰
角を持たせることで路面の測定ゾーンを決定する。そし
て、Σパターンを最大にするように方位角を調整するこ
とで、電波発射源の位置測定を行うことが可能になる。
また、道路の範囲（横幅）が広い場合には指向性空中線
を水平方向左右に回転させることで電波発射源の位置測
定を行うことが可能になる。
装置により道路の延伸方向における電波の発射源の方位
・位置測定を行う実施例を示すものである。この図にお
いて、上部は平面図、下部は側面図である。この図に示
すように、道路の車線上に指向性空中線を設置し、道路
の延伸方向について測定を行う場合、指向性空中線に仰
角を持たせることで路面の測定ゾーンを決定する。そし
て、Σパターンを最大にするように方位角を調整するこ
とで、電波発射源の位置測定を行うことが可能になる。
また、道路の範囲（横幅）が広い場合には指向性空中線
を水平方向左右に回転させることで電波発射源の位置測
定を行うことが可能になる。
【００１９】図６は、別の実施例の様子を示す平面図で
ある。例えばある道路から離れた一測定地点から車線上
の電波発射源の位置を特定したい場合、指向性空中線に
仰角を持たせることで路面の測定範囲を決定する。そし
て、指向性空中線のΣパターンを最大にするように方位
角を調整することで、電波発射源の位置範囲を測定する
ことが可能になる。また、指向性空中線の仰角を調整
し、水平方向左右に回転させることで車線の広範囲にお
ける電波発射源の位置測定を行うことが可能になる。
ある。例えばある道路から離れた一測定地点から車線上
の電波発射源の位置を特定したい場合、指向性空中線に
仰角を持たせることで路面の測定範囲を決定する。そし
て、指向性空中線のΣパターンを最大にするように方位
角を調整することで、電波発射源の位置範囲を測定する
ことが可能になる。また、指向性空中線の仰角を調整
し、水平方向左右に回転させることで車線の広範囲にお
ける電波発射源の位置測定を行うことが可能になる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば２つの
指向性空中線のΣパターンを最大にするように２つの指
向性空中線を連動して回転することで電波の到来方位を
決定し、Δパターンの出力の利得を調整しながら仰角を
調整することで電波の発射源の位置を決定するように構
成したので、簡易な空中線構成で高い精度の方位探知お
よび位置探知が行えるという効果が得られる。
指向性空中線のΣパターンを最大にするように２つの指
向性空中線を連動して回転することで電波の到来方位を
決定し、Δパターンの出力の利得を調整しながら仰角を
調整することで電波の発射源の位置を決定するように構
成したので、簡易な空中線構成で高い精度の方位探知お
よび位置探知が行えるという効果が得られる。
【図１】この発明を適用した方位・位置探知装置を示す
ブロック図、
ブロック図、
【図２】２つの指向性空中線のΣパターンとΔパターン
を計算する位相和差分合成回路およびその前後段のブロ
ック図、
を計算する位相和差分合成回路およびその前後段のブロ
ック図、
【図３】ΣパターンとΔパターンの一例を示す説明図、
【図４】Δパターンの利得を調整することを示す説明
図、
図、
【図５】Σ―Δパターンの利得を調整することで位置を
決定する実施例を示す図、
決定する実施例を示す図、
【図６】Σ―Δパターンの利得を調整することで位置を
決定する別の実施例を示す図である。
決定する別の実施例を示す図である。
１ 水平偏波の指向性空中線
２ 垂直偏波の指向性空中線
３ 位相和差分合成回路
４ 利得調整回路
５、６ 受信機
７ 減算器
８ 算出器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−221421（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−211140（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−170980（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−150028（ＪＰ，Ａ)
特公 平５−79951（ＪＰ，Ｂ２)
特公 昭59−4672（ＪＰ，Ｂ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G01S 3/00 - 3/74
Claims (4)
- 【請求項１】 所望の仰角を有した状態で連動して回転
可能な偏波面の異なる２つの指向性空中線と、前記２つ
の指向性空中線の空中線パターンの和分および差分を出
力する位相和差分合成手段と、前記空中線パターンの差
分成分の利得を調整する差分利得調整手段と、前記位相
和差分合成手段の和分成分を受信する第１の受信手段
と、前記差分利得調整手段の出力を受信する第２の受信
手段と、前記第１および第２の受信手段の検波信号出力
を減算する減算手段と、前記減算手段の出力から到来電
波の方位および位置を決定する算出手段とを備えたこと
を特徴とする方位・位置探知装置。 - 【請求項２】 ２つの指向性空中線の偏波面は水平偏波
と垂直偏波であることを特徴とする請求項１記載の方位
・位置探知装置。 - 【請求項３】 位相和差分合成手段は、和分および差分
を合成する際に２つの指向性空中線の位相差の設定が可
能であることを特徴とする請求項１記載の方位・位置探
知装置。 - 【請求項４】 空中線パターンの差分成分の利得調整を
行うことで電波発射源の位置を決定することを特徴とす
る請求項１記載の方位・位置探知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14998699A JP3522153B2 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 方位・位置探知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14998699A JP3522153B2 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 方位・位置探知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338212A JP2000338212A (ja) | 2000-12-08 |
| JP3522153B2 true JP3522153B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=15486977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14998699A Expired - Fee Related JP3522153B2 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 方位・位置探知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3522153B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001249173A (ja) * | 2000-03-07 | 2001-09-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電波方位・位置探知装置 |
| JP2003107144A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電波方位位置探知装置 |
| EP1658761A2 (en) | 2003-08-26 | 2006-05-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Component verification method |
| US9366756B2 (en) | 2008-12-06 | 2016-06-14 | Thales Canada Inc | RF tag reader for accurate position determination |
| CA2792723C (en) * | 2010-03-10 | 2017-02-21 | Thales Rail Signaling Solutions Inc. | Rf tag reader for accurate position determination |
| KR101747789B1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-06-15 | 국방과학연구소 | 듀얼편파안테나와 가변 이득감쇠기를 이용한 선형편파 추적 시스템 및 그 제어 방법 |
| JP6429924B2 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-28 | Kddi株式会社 | 電波測定装置及び電波測定方法 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP14998699A patent/JP3522153B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000338212A (ja) | 2000-12-08 |
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