JP3521564B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Description
レーション評価モニター用の半導体装置に関するもので
ある。
力化に伴い、デバイスや配線幅・配線ピッチの微細化に
よるVLSIの高集積化が著しく進展している。一方、
これら微細化に伴ってICの品質保証問題がクローズア
ップされており、信頼性評価が盛んに行われている。特
に配線幅・配線ピッチの微細化に伴うエレクトロマイグ
レーションによる配線寿命問題が重要視されてきてお
り、ICのあらゆる使用環境を考慮した精度の高いエレ
クトロマイグレーション評価が要求されている。代表的
なエレクトロマイグレーション評価の一つに、配線パタ
ーンに直流または交流ストレス電流を流し、配線パター
ンが断線に至るまでの配線寿命を見極める測定がある。
ン評価モニター用の半導体装置と、エレクトロマイグレ
ーション評価装置とが用いられる。モニター用の半導体
装置は、絶縁層上に、エレクトロマイグレーション評価
の対象となる配線パターンと、電流通流用パッドと、電
圧検出用パッドとが形成されて構成されており、電流通
流用パッドおよび電圧検出用パッドは、配線パターンの
長さ方向の両端にそれぞれ接続する状態で形成されてい
る。またエレクトロマイグレーション評価装置は、電源
と電圧計とから構成されている。このような装置を用い
たエレクトロマイグレーション評価では、上記エレクト
ロマイグレーション評価装置の電源と電流通流用パッド
とを、また電圧計と電圧検出用パッドとをそれぞれ接続
し、配線パターンにストレス電流を流して電圧を検出
し、配線抵抗値をモニターすることで配線パターンの断
線を判断している。
断線に至る前にエレクトロマイグレーションによって配
線パターンにいわゆるサイドヒルロックと呼ばれる突起
が成長し、隣接する配線パターンと短絡を起こして電流
がリークすることで、配線寿命が律速される場合があ
る。微細化に伴って配線パターン間の距離が狭くなる
と、このようなサイドヒルロックの成長に起因する半導
体装置の故障確率は無視できなくなってくる。
トロマイグレーション評価モニター用の半導体装置が開
発検討されている。なお、図7はこの半導体装置をエレ
クトロマイグレーション評価装置に接続したときの回路
図である。すなわち、このモニター用の半導体装置で
は、上記した半導体装置と同様、絶縁層51上に、被エ
レクトロマイグレーション評価配線パターン52と、電
流通流用パッド53a、53bと電圧検出用パッド54
a、54bとが形成されている。配線パターン52の長
さ方向の一方の側には、配線パターン52の長さ方向に
沿いかつ配線パターン52に近接して短絡検出用配線パ
ターン55が形成されており、また短絡検出用配線パタ
ーン55に接続する状態でリーク電流検出用パッド56
が形成されている。
レーション評価では、前述の場合と同様、図7に示すよ
うにエレクトロマイグレーション評価装置の電源61と
電流通流用パッド53a、53bとを接続し、かつ電圧
計62と電圧検出用パッド54a、54bとを接続す
る。そして、配線パターン52にストレス電流を流して
配線抵抗値をモニターすることで、配線パターン52の
断線を検出して配線寿命時間を測定するようになってい
る。また、配線パターン52と短絡検出用配線パターン
55との間のリーク電流を、リーク電流検出用パッド5
6より検出しモニターすることにより、配線パターン5
2と短絡検出用配線パターン55との短絡を検出(ショ
ートチェック)するようになっている。
接する配線パターン間の短絡を検出するには、図6に示
したごとくモニター用の半導体装置に、短絡検出用配線
パターン55の他にリーク電流検出用のパッド56を設
ける必要があり、また図7に示すように電源61、電圧
計62にさらにリーク電流検出用の電流計63を備えた
エレクトロマイグレーション評価装置が必要である。し
かしながら、前述したように、既存のエレクトロマイグ
レーション評価装置はリーク電流検出用の電流計63を
備えておらず、したがって短絡検出用配線パターン55
を備えた半導体装置を用いて短絡を検出するには評価装
置自体を改造しなければならないといった難点がある。
たものであり、既存のエレクトロマイグレーション評価
装置を改造することなく、配線パターンの配線寿命時間
の測定と配線パターン間の短絡検出との両者を行うこと
ができる半導体装置を提供することを目的としている。
に形成された配線パターンと、該配線パターンの長さ方
向の両端にそれぞれ接続された電流通流用パッドと抵抗
値モニター用パッドとを備えたエレクトロマイグレーシ
ョン評価モニター用の半導体装置においてなされたもの
であり、上記絶縁下地層上に、配線パターンの長さ方向
に沿いかつこの配線パターンに近接して短絡検出用配線
パターンが形成されてなり、この短絡検出用配線パター
ンは、配線パターンの長さ方向における一箇所でのみ接
続されていることを上記課題の解決手段としている。
パターンが、配線パターンの長さ方向における一箇所で
のみ接続されているので、電流通流用パッドより配線パ
ターンにストレス電流を流すと、通流の初期段階におい
ては短絡検出用配線パターンに流れる電流がほとんど無
く、抵抗値モニター用パッドからの電圧や電流の検出に
より配線パターンのみの抵抗値がモニターされる。また
配線パターンのエレクトロマイグレーションが進行し、
断線に至る前に配線パターンと短絡検出用配線パターン
とが短絡すると、電流は短絡検出用配線パターンにも流
れるようになり、モニターしている配線抵抗値が急激に
低下するので、この配線抵抗値の変化により、配線パタ
ーンと短絡検出用配線パターンと短絡が検出される。ま
た、配線パターンのエレクトロマイグレーションがさら
に進行して配線パターンが断線すると、モニターしてい
る配線抵抗値が急激に上昇することから、電流の通流開
始から配線抵抗値の上昇までの時間を求めることによっ
て、配線パターンの配線寿命時間が測定される。
実施の形態を詳しく説明する。図1は本発明の第1の実
施形態を示す平面図である。図1に示すようにこのエレ
クトロマイグレーション評価モニター用の半導体装置
は、半導体基板(図示略)上に形成された絶縁下地層2
上と この上層に形成された配線パターン3、電流通流
用パッド4a、4b、抵抗値モニター用パッド5a、5
b、および短絡検出用配線パターン6と、これらを覆う
ようにして絶縁下地層2上に形成されたオーバーコート
膜7とから構成されている。
のいずれを用いることができる。また絶縁下地層2は、
例えば酸化シリコン(SiO2 )膜からなり、配線パタ
ーン3は、実際に使用される配線材料膜によってプロセ
スデザインルールの線幅に形成されている。上記配線材
料膜としては、例えばアルミニウム(Al)膜や、チタ
ン(Ti)膜、酸窒化チタン(TiON)膜、Ti膜、
Al−シリコン(Si)合金膜をこの順に積層形成した
膜等の、バリアメタルを用いた積層膜が用いられる。
ーン3にストレス電流を通流させるためのものであり、
上記配線パターン3の長さ方向の両端にそれぞれ接続す
る状態で形成されている。また抵抗値モニター用パッド
5a、5bは、配線パターン3の両端に生じる電圧を検
出して配線パターン3の抵抗値をモニターするためのも
のであり、上記配線パターン3の長さ方向の両端でかつ
電流通流用パッド4a、4b間にそれぞれ接続する状態
で形成されている。これら電流通流用パッド4a、4
b、抵抗値モニター用パッド5a、5bは、上記配線パ
ターン3と同様の配線材料からなっている。
ン3の長さ方向に沿いかつこの配線パターン3に近接し
て形成されており、短絡検出用配線パターン6の長さ方
向の一端が配線パターン3の長さ方向の一端に接続され
ている。このとき、短絡検出用配線パターン6が配線パ
ターン3に接続する箇所の幅は、短絡検出に影響のない
寸法に形成されている。また、短絡検出用配線パターン
6と配線パターン3との間隔は、プロセスデザインルー
ルにおける配線パターン間の最小寸法で形成されている
ことが好ましい。これは実使用状態において、配線パタ
ーン間の寸法が最も小さい箇所に最も短絡等が発生し易
いからである。
配線パターン3の線幅と略等しいからあるいは配線パタ
ーン3の線幅よりも広く、例えば配線パターン3のそれ
よりも2倍〜100倍程度に広く形成されていることが
好ましい。ここでは、短絡検出用配線パターン6の線幅
が、配線パターン3のそれよりも広く形成されている。
短絡検出用配線パターン6の線幅をこのように形成する
のは、後述するごとく配線パターン3と短絡検出用配線
パターン6とが短絡した際の配線抵抗値の変化を急峻に
でき、このことにより短絡の検出がし易くなるからであ
る。
ン(Si3 N4 )膜からなっており、前述したごとく如
くこれら配線パターン3、電流通流用パッド4a、4
b、抵抗値モニタ用ーパッド5a、5bおよび短絡検出
用配線パターン6を覆うようにして絶縁下地層2上に形
成されている。このオーバーコート膜7は、電流通流用
パッド4a、4b、抵抗値モニター用パッド5a、5b
のそれぞれの直上位置にて一部開口しており、このこと
によって電流通流用パッド4a、4b、抵抗値モニター
用パッド5a、5bそれぞれの電極部8が形成されてい
る。
製造方法の一例を図2を用いて説明する。なお、図2の
(a)、(b)、(d)、(e)は、図1のA−A線で
示す箇所における断面図であり、図2(c)は斜視図で
ある。上記半導体装置を製造するには、まず図2(a)
に示すように、例えばCVD法によって、半導体基板1
上に600nm程度の下地絶縁層2を形成する。次いで
図2(b)に示すように、例えばスパッタリング法によ
って下地絶縁層2上に配線材料膜3aを形成し、続いて
リソグラフィ技術およびエッチング技術によって配線材
料膜3aをパターニングし、図2(c)に示すように配
線パターン3、電流通流用パッド4a、4b、抵抗値モ
ニター用パッド5a、5bおよび短絡検出用配線パター
ン6を形成する。
D法によって0.8μm程度のオーバーコート膜7を全
面に堆積する。その後、例えばプラズマエッチング技術
やリアクティブイオンエッチング(RIE)技術によっ
て、図2(e)に示すように電流通流用パッド4a、4
b、抵抗値モニター用パッド5a、5bのそれぞれの直
上位置のオーバーコート膜7を開口して電極部8を形成
する。
てエレクトロマイグレーション評価を行う場合には、電
源と電圧計とを備えた既存のエレクトロマイグレーショ
ン評価装置を用い、この評価装置に半導体装置を接続す
る。上記半導体装置をエレクトロマイグレーション評価
装置に接続したときの回路図を図2に示す。すなわち、
エレクトロマイグレーション評価装置の電源11と半導
体装置の電流通流用パッド4a、4bとを、また電圧計
12と抵抗値モニター用パッド5a、5bとをそれぞれ
接続する。接続方法は、プローバーによる上記パッド4
a、4b、5a、5bへの針立て、またはこれらパッド
4a、4b、5a、5bとリード端子とをワイヤーボン
ディングしていわゆるパッケージを組み立て、この状態
でエレクトロマイグレーション装置に接続する方法等が
用いられる。
源11から電流通流用パッド4a、4bを介して配線パ
ターン3に、任意に設定したストレス電流を流す。配線
パターン3にストレス電流を通流すると、抵抗値モニタ
ー用パッド5a、5bを介して電圧計12により配線パ
ターン3の両端a、b間に生じる電圧が検出され、配線
抵抗値がモニターされる。前述したように半導体装置に
おいて、短絡検出用配線パターン6の長さ方向の一端b
は配線パターン3の長さ方向の一端に接続されている
が、絡検出用配線パターン6の他端aが配線パターン3
に接続されておらず、開放されている。このため、通流
の初期段階においては短絡検出用配線パターン6に流れ
る電流がほとんど無く、配線パターン3のみの抵抗値が
モニターされる。
グレーションが進行し、断線に至る前に配線パターン3
の長さ方向の端縁にサイドヒルロックが成長して、オー
バーコート膜7を突き破り、短絡検出用配線パターン6
まで達して配線パターン3と短絡検出用配線パターン6
とが短絡すると、電流は短絡検出用配線パターン6にも
流れるようになり、電圧計12にて検出される電圧値が
急激に低下する。つまり、モニターしている配線抵抗値
が急激に低下することから、配線パターン3と短絡検出
用配線パターン6との短絡を検出することができる。
レーションがさらに進行して配線パターン3が断線する
と、電圧計12にて検出される電圧値が急激に上昇し、
モニターしている配線抵抗値が急激に上昇することか
ら、電流の通流開始から配線抵抗値の上昇までの時間を
求めることによって、配線パターン3の配線寿命時間を
測定することができる。
を用いれば、半導体装置にリーク電流検出用パッドを設
けることなく、既存のエレクトロマイグレーション評価
装置を用いて配線寿命時間の測定および配線パターン
3、短絡検出用配線パターン6間の短絡検出の両者の評
価を行うことができる。よって、エレクトロマイグレー
ション評価装置を改造してリーク電流検出用電流計を追
加したり、この電流計を予め備えた、つまりバージョン
アップしたエレクトロマイグレーション評価装置を作製
する必要がないので、評価工程に要するコストの増大を
防止することができる。
ターン6の線幅が、配線パターン3の線幅よりも広く形
成されており、配線パターン3よりも短絡検出用配線パ
ターン6の配線抵抗が低くなるので、配線パターン3と
短絡検出用配線パターン6とが短絡した際、短絡検出用
配線パターン6側に電流が流れ易く、配線抵抗値の変化
を急峻にすることができる。よって、短絡の検出を容易
に行うことができる。
の長さ方向の一端に短絡検出用配線パターン6の長さ方
向の一端が接続されていることから、配線パターン3と
短絡検出用配線パターン6とが短絡した際、短絡検出用
配線パターン6中を電流が通流する時間が長くなる確率
が高い。つまり、配線抵抗値の変化が非常に急峻である
確率が高くなるので、より感度良く短絡を検出すること
ができる。またこの半導体装置は、既存のプロセスによ
り製造工程数を増加させることなく製造することができ
る。
抵抗値モニター用パッドにて電圧を検出し抵抗値をモニ
ターしたが、例えば電流を検出することで抵抗値をモニ
ターしてもよい。また、上記実施形態では、配線パター
ン3の長さ方向の一端に短絡検出用配線パターン6の長
さ方向の一端が接続されている場合について述べたが、
短絡検出用配線パターン6が、配線パターン3の長さ方
向における一箇所でのみ接続されていればよく、上記例
に限定されない。
施形態を図4を用いて説明する。なお、図4においては
オーバーコート層7を省略してある。この実施形態にお
いて、上記第1の実施形態と相違するのは、配線パター
ン3の長さ方向の両側に短絡検出用配線パターン16
a、16bがそれぞれ形成されている点である。
様にして配線パターン3の長さ方向の一方の側に短絡検
出用配線パターン16aが形成されており、他方の側に
も、配線パターン3の長さ方向に沿いかつこの配線パタ
ーン3に近接して短絡検出用配線パターン16bが形成
されている。そしてこれら短絡検出用配線パターン16
a、16bの長さ方向の一端は、配線パターン3の長さ
方向の一端に接続されている。このように構成されたエ
レクトロマイグレーション評価モニター用の半導体装置
は、上記実施形態と同様にして製造され、また上記実施
形態と同様にしてエレクトロマイグレーション評価装置
と接続することにより評価を行う。
線寿命時間の測定および短絡検出の両者の評価を行うこ
とができるだけでなく、配線パターン3の長さ方向の両
側に短絡検出用配線パターン16a、16bがそれぞれ
形成されていることから、配線パターン3の長さ方向の
両側のいずれの短絡も検出できるので、さらに感度良く
短絡を検出することができる。
は、本発明における絶縁下地層がSiO2 の絶縁膜のみ
からなる場合について述べたが、絶縁下地層が絶縁膜と
この上層に形成された段差パターンとから構成されてい
てもよい。絶縁下地層がそのように構成されている場合
の一例を図5に示す。なお、図5ではオーバーコート膜
を省略してある。
膜21と、この上層に形成された段差パターンとなるポ
リシリコン(Poly−Si)の抵抗パターン22とから絶
縁下地層20が構成されている。抵抗パターン22は、
絶縁膜21上に所定の間隔で複数配列形成されており、
配線パターン3と短絡検出用配線パターン16a、16
bとが、複数の抵抗パターン22を横切る状態でかつ第
2の実施形態と同様に絶縁下地層20上に形成されてい
る。
する場合には、半導体基体上に例えばCVD法によって
絶縁膜21を形成した後、絶縁膜21上に例えばCVD
法によってPoly−Si膜を形成する。そして、リソグラ
フィ技術およびエッチング技術によってPoly−Si膜を
パターニングして抵抗パターン22を形成し、絶縁下地
層20を得る。
同様の方法にて、配線パターン3、電流通流用パッド4
a、4b、抵抗値モニター用パッド5a、5b、短絡検
出用配線パターン16a、16b、オーバーコート膜お
よび電極部8を形成して半導体装置を得る。なお、この
際、配線パターン3と短絡検出用配線パターン16a、
16bとが、複数の抵抗パターン22を横切るようにし
て形成する。このように構成されたエレクトロマイグレ
ーション評価モニター用の半導体装置は、第1、第2の
実施形態と同様にしてエレクトロマイグレーション評価
装置に接続することで、評価を行う。
線寿命時間の測定および短絡検出のの両者の評価を行う
ことができるだけでなく、本来のICにおける構造を考
慮したエレクトロマイグレーション評価が可能となる。
例えば実際のICでは、デバイス段差により配線パター
ンの断面積が縮小される場合があり、この断面積が縮小
した部分に電流集中が起こり易く、よって断線等が生じ
易い。したがって、上記のごとく抵抗パターン22を横
切るようにして配線パターン3と短絡検出用配線パター
ン16a、16bとを形成すれば、実デバイス段差によ
る上記のようなウィークポイントを考慮した、実使用状
態でのエレクトロマイグレーション評価ができるので、
評価の精度を向上させることができる。
抵抗パターンを挙げたが、バイポーラトランジスタ、M
OSトランジスタ等のICに用いられる素子であればよ
いのは言うまでもない。
によれば、短絡検出用配線パターンが、配線パターンの
長さ方向における一箇所でのみ接続されていることか
ら、通流の初期段階においては、抵抗値モニター用パッ
ドから配線パターンのみの抵抗値をモニターでき、エレ
クトロマイグレーションにより断線に至る前に配線パタ
ーンと短絡検出用配線パターンとが短絡した場合におい
ては、電流が短絡検出用配線パターンにも流れて配線抵
抗値が急激に低下するため、上記短絡を検出できる。ま
た配線パターンが断線した場合においては、配線抵抗値
が急激に上昇するため、配線パターンの配線寿命時間を
測定することができる。したがって、半導体装置にリー
ク電流検出用パッドを設けることなく、しかも抵抗値モ
ニター用パッドから既存のエレクトロマイグレーション
評価装置を用いて、配線寿命時間の測定および配線パタ
ーン、短絡検出用配線パターン間の短絡検出の両者の評
価を行うことができる。
す平面図である。
を工程順に説明する図である。
グレーション評価装置を接続したときの回路図である。
す平面図である。
場合の半導体装置の一例を示す平面図である。
ン評価装置を接続したときの回路図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁下地層上に形成された配線パターン
と、該配線パターンの長さ方向の両端にそれぞれ接続さ
れた電流通流用パッドと抵抗値モニター用パッドとを備
えたエレクトロマイグレーション評価モニター用の半導
体装置において、 前記絶縁下地層上に、前記配線パターンの長さ方向に沿
いかつ該配線パターンに近接して短絡検出用配線パター
ンが形成されてなり、 該短絡検出用配線パターンは、前記配線パターンの長さ
方向における一箇所でのみ接続されていることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項2】 前記配線パターンと前記短絡検出用配線
パターンとの接続箇所は、前記配線パターンの長さ方向
におけるいずれか一端であることを特徴とする請求項1
記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記短絡検出用配線パターンは、その線
幅が前記配線パターンの線幅と略等しいかあるいは該配
線パターンの線幅よりも広く形成されていることを特徴
とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記短絡検出用配線パターンは、前記配
線パターンの長さ方向の両側にそれぞれ形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記絶縁下地層は、絶縁膜とこの上層に
形成された段差パターンとからなり、 前記配線パターンと前記短絡検出用配線パターンとは、
前記段差パターンを横切る状態で前記絶縁下地層上に形
成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装
置。
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JP22613695A Expired - Fee Related JP3521564B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 半導体装置 |
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