JP3521377B2 - 両面複写装置 - Google Patents

両面複写装置

Info

Publication number
JP3521377B2
JP3521377B2 JP20828496A JP20828496A JP3521377B2 JP 3521377 B2 JP3521377 B2 JP 3521377B2 JP 20828496 A JP20828496 A JP 20828496A JP 20828496 A JP20828496 A JP 20828496A JP 3521377 B2 JP3521377 B2 JP 3521377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
copying machine
pair
double
conveying means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20828496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1045308A (ja
Inventor
寿夫 志田
淳 大金
直樹 大友
久夫 佐藤
健二 加藤
英樹 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP20828496A priority Critical patent/JP3521377B2/ja
Priority to US08/903,568 priority patent/US5884137A/en
Publication of JPH1045308A publication Critical patent/JPH1045308A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3521377B2 publication Critical patent/JP3521377B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面複写装置の記
録紙反転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一枚の記録紙の表面に画像を記録
した後定着し、更に前記記録紙を反転して再給紙し、裏
面に画像を記録した後定着し、記録紙の両面に画像を記
録するようにした両面複写装置は多数知られている。該
両面複写装置の構成として、前記記録紙の表面に画像を
記録した後定着し、記録紙反転機構で記録紙を反転し、
一旦記録紙を集積部に集積する。次に集積された記録紙
を順次転写部に搬送し、裏面に画像を記録した後定着し
て排紙している。
【0003】このような両面複写機構に於いて、記録紙
を反転して再給紙する機構は小型に形成することが可能
であり、複写装置内に内蔵させてもそれほど大きな空間
を必要としないが、記録紙を反転して再給紙した後、一
旦記録紙を集積させる集積部の機構は小型化が困難であ
り、複写装置内に大きな空間を設けて集積部を内蔵させ
る必要がある。
【0004】従って、複写装置全体が大型となる欠点が
ある。そこで複写装置の大型化をせずに記録紙の集積部
を設ける手段として、排紙部に取り付けられるようにな
ったソータ位置の一部を利用し、記録紙を集積させる集
積部を設ける手段が提案されている。該手段として、実
開昭59−166248号公報、特開昭61−1090
71号公報、同61−130128号公報等が知られて
いる。このようにソータ位置を利用することで複写装置
の大型化を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、両面複
写機構を複写装置内に設けると、記録紙反転機構と、記
録紙集積機構を内蔵すると複写装置全体が大型となる。
そこで前記のようにソータ位置の一部を利用し、記録紙
の集積部を設け、記録紙を反転させる手段は複写装置に
必ず設けなければならない。この場合は、ソータをあま
り必要としない利用者にとっては、無駄な装置を購入す
ることになる。又、ソータの一部を利用するためソータ
用排紙皿の設置数を削減しなければならないため、排紙
する記録紙部数を減らさなければならない。
【0006】従ってソータを利用しない複写装置の場合
には、記録紙集積部のみを外部に設けることになり、複
写装置の全体構成を小型化することが出来ない。
【0007】又、従来の両面複写装置は、記録紙のスタ
ック部に記録紙を一旦積み重ねて集積し、スタック部よ
り記録紙を再給紙しているため、既に一面に記録されて
いる画像が他の記録紙に付着して汚れたり、再給紙時に
記録紙同士が付着してダブル給紙が発生し、そのために
ジャムが発生し易い等の欠点がある。
【0008】本発明は、小型化した両面複写機能を内蔵
し、装置内より記録紙を再給紙する時にはダブル給紙が
発生せず、更に記録紙の汚れを防止する安全確実な再給
紙を実現した両面複写装置を提供することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的のため本発明
は、請求項1に於いて、画像形成手段と、該画像形成手
段により画像が形成された記録紙の画像を定着する定着
手段と、定着された記録紙を複写装置外に排紙又は複写
装置内に再給紙するため分岐させる記録紙分岐手段とを
有する複写装置に於いて、前記記録紙分岐手段で複写装
置内に再給紙された記録紙を所定距離搬送した後、該記
録紙の一端を挟持したまま停止し、更に記録紙を反転し
て転写部に再給紙するため一対で構成された複数の記録
紙挟持搬送手段と、該複数の記録紙挟持搬送手段を移動
可能に支持する支持案内手段とを有すること、請求項2
に於いて、前記一対で構成された複数の記録紙挟持搬送
手段の移動時は駆動手段と前記記録紙挟持搬送手段との
接続を解除すること、請求項3に於いて、前記一対で構
成された複数の記録紙挟持搬送手段は、一軸に複数の駆
動ローラと、前記一軸に対して自由回転する複数の従動
ローラが交互に設けられ、前記駆動ローラと、前記従動
ローラとが一対となって構成されていること、請求項4
に於いて、前記一対で構成された複数の記録紙挟持搬送
手段は、逆L字形支持案内手段に移動可能に配置されて
いること、請求項5に於いて、前記一対の記録紙挟持搬
送手段で挟持搬送される記録紙の後端を検知する検知手
段を有すること、請求項6に於いて、前記一対の記録紙
挟持搬送手段に挟持搬送され停止した記録紙を検知する
非接触型検知手段を有すること、請求項7に於いて、画
像形成手段と、該画像形成手段により画像が形成された
記録紙の画像を定着する定着手段と、定着された記録紙
を複写装置外に排紙又は複写装置内に再給紙するため分
岐させる記録紙分岐手段とを有する複写装置に於いて、
前記記録紙分岐手段で複写装置内に再給紙された記録紙
を所定距離搬送した後、該記録紙の一端を挟持したまま
停止し、更に記録紙を反転して転写部に再給紙するため
一対で構成された複数の記録紙挟持搬送手段と、該複数
の記録紙挟持搬送手段を支持する支持案内手段と、前記
記録紙挟持搬送手段に前記記録紙を各々挟持し、前記支
持案内手段で順次移動させる移動手段とを有すること、
請求項8に於いて、前記一対で構成された複数の記録紙
挟持搬送手段は、逆L字形案内手段に移動可能に配置さ
れていること、請求項9に於いて、前記一対の記録紙挟
持搬送手段で挟持搬送される記録紙の後端を検知する検
知手段を有すること、請求項10に於いて、前記一対の
記録紙挟持搬送手段に挟持搬送され停止した記録紙を検
知する非接触型検知手段を有すること、請求項11に於
いて、画像形成手段と、該画像形成手段により画像が形
成された記録紙の画像を定着する定着手段と、定着後、
記録紙を複写装置外に排紙又は複写装置内に給紙するた
め分岐させる記録紙分岐手段とを有する複写装置に於い
て、前記記録紙分岐手段で複写装置内に給紙された記録
紙を所定距離搬送した後、該記録紙の一端を挟持したま
ま停止し、更に記録紙を反転して転写部に再給紙するた
め一対で構成された複数の記録紙挟持搬送手段と、該複
数の記録紙挟持搬送手段を支持案内する支持案内手段
と、前記一対で構成された記録紙挟持搬送手段に記録紙
の進入と、送り出しを案内する回動可能の記録紙案内手
段と、前記記録紙挟持搬送手段に前記記録紙を各々挟持
し、前記支持案内手段で移動する移動手段とを有するこ
と、請求項12に於いて、前記一対で構成された複数の
記録紙挟持搬送手段は、逆L字形案内手段に移動可能に
配置されていること、請求項13に於いて、前記一対の
記録紙挟持搬送手段で挟持搬送される記録紙の後端を検
知する検知手段を有すること、請求項14に於いて、前
記一対の記録紙挟持搬送手段に挟持搬送され停止した記
録紙を検知する非接触型検知手段を有することにより達
成する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に於ける両面複写装
置100に於ける全体構成を示す正面図を示す。
【0011】前記両面複写装置100の構成は、該両面
複写装置100内に設けた感光体ドラム101の外周
に、帯電器102、現像装置103、転写器104、分
離器105、クリーニング装置106が各々動作順に配
置されている。感光体ドラム101面に前記帯電器10
2で電荷を付与した後、両面複写装置100の上部に設
けた自動原稿送り装置200より露光部201Aに自動
的に給送した原稿を、露光ランプ201により照射し、
ミラー202,203,204,205と、結像レンズ
206により矢印方向より露光して感光体ドラム101
面に静電潜像を形成する。次に現像装置103で前記静
電潜像を現像して感光体ドラム101面にトナー画像の
可視画像を形成する。
【0012】一方、両面複写装置100内に上下位置で
配置された給紙カセット111、112と、一方両面複
写装置100を載置した架台300内には、多数枚の記
録紙を給紙可能とした給紙ユニット113と、給紙カセ
ット114が各々設けられている。
【0013】前記自動原稿送り装置200又は手動で原
稿を露光部201Aに送り、該原稿を原稿サイズ検知に
より原稿サイズを自動的に検知するか、又は手動により
指定されたサイズの記録紙Pが前記各給紙装置より給紙
されると、前記のように指定されたサイズの記録紙P
は、両面複写装置100と、架台300内に各々設けた
何れかの記録紙案内部120,121,122,123
で記録紙検知部材S1,S2,S3,S4で検知されな
がら搬送され、レジストローラ115位置に設けた記録
紙検知部材S5で一旦停止した後、感光体ドラム101
に形成された前記トナー画像と一致するように給紙され
るように設けられている。
【0014】又、前記給紙カセット111,112,1
14と、給紙ユニット113には各々給紙ローラ11
6,117,118,119が設けられており、記録紙
Pが給紙搬送される。
【0015】前記感光体ドラム101に形成された前記
トナー画像が記録紙Pに転写器104で転写され、分離
器105で記録紙Pが感光体ドラム101より分離され
た後、熱定着装置107で記録紙Pのトナー画像が熱定
着され、搬送ローラ108で排紙方向に搬送される。
【0016】Fは排気装置で、前記帯電器104の帯電
作用で発生するオゾンと、両面複写装置100内に設け
た熱定着装置107より発生する熱を排気して感光体ド
ラム101を保護している。
【0017】次に、記録紙Pは排紙ローラ109で排紙
トレイ124にそのまま排紙される片面複写の場合は、
そのまま排紙トレイ124に排紙されるが、記録紙Pに
両面複写を行う場合には、記録紙分岐部材110により
搬送路が切り換えられ、第1記録紙搬送部125に搬送
される。搬送された記録紙Pは、架台300に設けられ
た検知部材S6で先ず先端が検知され、検知情報が制御
部Cに入力される。そして記録紙Pは前記架台300内
に設置された記録紙集積反転部302に搬送される。記
録紙Pが記録紙集積反転部302に搬送される際、記録
紙Pが記録紙集積反転部302の所定位置に供給される
ように、記録紙案内部材127が架台300に設けられ
ている。
【0018】前記第1記録紙搬送部125を搬送された
記録紙Pは、該第1記録紙搬送部125端に設けた供給
出口126より、駆動ローラと従動ローラが一対で構成
された多数のローラ301(以下一対ローラ群と云う)
間に記録紙Pを前記記録紙案内部材127の案内で供給
される。前記記録紙集積反転部302は逆L字形に形成
されており、垂直案内部303と、傾斜案内部304で
一体で構成され、垂直方向案内部303と、傾斜案内部
304内の一対ローラ群301間に前記のように記録紙
Pが供給される。
【0019】前記記録紙Pが、一対ローラ群301間に
供給される時、前記検知部材S6で記録紙Pが検知され
ると、制御部Cにより供給される位置にある一対ローラ
群301のみが搬送方向に回転を開始し、記録紙Pを挟
持しながらスタック部305に記録紙Pの自重で鉛直方
向に落下させる。その際、落下する記録紙Pの先端を検
知部材S8で検知すると共に、前記検知部材S6による
記録紙Pの後端検知により、制御部Cで一定時間一対ロ
ーラ群301を回転した後停止させる。一対ローラ群3
01の停止で、記録紙Pの後端を一定量残したまま、一
対ローラ群301間で挟持した状態で停止し、記録紙P
はスタック部305に鉛直方向で収納される。そしてス
タック部305の収納状態を光源SLと受光素子S9よ
りなる非接触検知手段により検知され、制御部Cに入力
される。
【0020】前記記録紙搬送部125を次の2枚目の記
録紙Pが搬送されると、前記一対ローラ群301は一枚
目の記録紙Pの後端を挟持したまま傾斜案内部304を
移動して停止し、次の一対ローラ群301が供給出口1
26の位置に待機して停止している。そして2枚目の記
録紙Pが検知部材S6を検知すると、次の一対ローラ群
301のみが回転し、前記同様記録紙Pの後端を一定量
残して挟持し、記録紙Pを停止し、スタック部305に
鉛直方向で収納する。
【0021】所定枚数の記録紙Pがスタック部305に
収納されると、前記両面複写の方式により、前記最初の
一対ローラ群301が前記記録紙案内部材127位置に
戻るか、その儘の位置から一対ローラ群301が逆転
し、記録紙Pの後端より給送を開始する。給送された記
録紙Pは、前記記録紙案内部材127の案内部で案内さ
れ、検知部材S7で記録紙Pの先端を検知した後、第2
記録紙搬送部129で搬送され、検知部材S2,S1の
検知を経て再び前記レジストローラ115位置に搬送さ
れ、検知部材S5で一旦停止した後、感光体ドラム10
1に形成されたトナー画像と一致するように給紙され、
記録紙Pの裏面に前記転写器102で画像が転写され、
分離器104で分離された後、熱定着装置107で前記
画像が熱定着され、搬送ローラ108で排紙方向に搬送
され、排紙トレイ124に排紙される。
【0022】図2及び図3は、前記記録紙集積反転部3
02に移動自在に組み込まれた一対ローラ群301の駆
動機構を示す正面図及び側面図である。
【0023】前記架台300内は両側に設けた側板30
0A、300Bより構成され、該側板300A、300
Bには、図2のように各々対照的に逆L字形に形成され
た記録紙集積反転部302が設けられ、前記のように垂
直方向案内部303と、傾斜案内部304内に多数の軸
受部材405が移動自在に嵌合されている。該軸受部材
405には、図3に示す複数の芯軸400の端部404
を前記軸受部材405に貫通して設けられ、該端部40
4を各々芯軸400の外部に突出させている。
【0024】更に、前記芯軸400の端部404の移動
位置で垂直方向案内部303の外側位置に溝カム40
8,409が設けられ、該溝カム408,409は側板
300A、300Bの一部に縦位置に配置され、且つ傘
歯車410,411と共に回転自在に設けられている。
そして前記溝カム408,409を同時に回転するた
め、側板300A、300Bを貫通した軸422の両端
部に傘歯車414,415を設け、前記傘歯車410,
411と噛み合わせる。
【0025】更に、前記軸422の一端で前記傘歯車4
15の側部に設けられた駆動歯車421には、中間歯車
420と対向して図2に示すように切り欠き歯車419
が設けられ、該切り欠き歯車419軸にはストッパー4
18が固定され、スプリングSP2で常時一方に回転力
を与えると共にソレノイド416により作動する係止爪
417を前記ストッパー418に係止し、ソレノイド4
16の作動時以外は前記中間歯車420に対して切り欠
き歯車419の切り欠き位置が対峙しており、ソレノイ
ド416の作動で、係止爪417が前記ストッパー41
8を解除するとスプリングSP2で切り欠き歯車419
が中間歯車420と噛み合い、一回転すると切り欠き歯
車419の切り欠き位置で回転が停止し、再び係止爪4
17が前記ストッパー418に係止して停止する。即ち
一回転のみで所定位置で停止する。該切り欠き歯車41
9を前記記録紙案内部材127に連動して設け、該記録
紙案内部材127を所定回転角度で回転しながら記録紙
Pを案内するように設けられている。
【0026】一方、図2、図3に示すように、逆L字形
に形成された記録紙集積反転部302に並設された多数
の軸受部材405の内、最端部に各々設けられた軸受部
材405を内側に押圧するようにワイヤー412,41
3を懸架し、該ワイヤー412,413の一端を側板3
00A、300Bに固定すると共に、他端に各々スプリ
ングSP1(ワイヤー412側のみ図示)を設けること
により、垂直方向案内部303に配置されている芯軸4
00の端部404が前記溝カム408,409の上端部
と下端部に常時接触するように構成されいる。
【0027】又、図3に示す如く、各々軸受部材405
に回転自在に設けられた芯軸400に固定され、駆動さ
れる駆動ローラ401と、該駆動ローラ401と接して
回転し、芯軸400に回転自在に設けられた従動ローラ
402を各々交互に複数同軸上に設けられており、更に
並設された別の芯軸400には、前記同様芯軸400で
駆動される駆動ローラ401と、前記同様の従動ローラ
402が各々交互に複数同軸上に設けられており、別軸
の芯軸400の駆動ローラ401と、従動ローラ402
を互いに接触させて前記一対ローラ群301を構成して
いる。そして芯軸400の端部404の位置に、該芯軸
400を個別に駆動する歯車403が固定して設けられ
ている。
【0028】又、図3に示すように、ワイヤー412,
413を懸架した最端部の芯軸400には駆動ローラ4
01と、従動ローラ402を設けず、図に示すように軸
受部材405には溝を設けて前記ワイヤー412,41
3を懸架して、且つ脱落しないように構成し、前記一対
ローラ群301を確実に接触させる作用のみに使用され
ている。
【0029】又、前記溝カム409の軸に検知用部材4
23を固定し、溝カム409の回転状態を検知装置42
4で検知し、前記溝カム408,409の回転を制御部
Cで制御している。
【0030】図4は、前記架台300の記録紙集積反転
部302に移動自在に設けられた前記軸受部材405
と、該軸受部材405に回転自在に設けられた芯軸40
0に固定され駆動される駆動ローラ401及び、芯軸4
00に回転自在に設けられた従動ローラ402と、芯軸
400に固定された歯車403の一部を示す斜視図であ
る。
【0031】前記架台300に溝状に設けられた記録紙
集積反転部302に樹脂等で形成された保護部材302
1,3022を被覆し、軸受部材405が円滑に移動出
来るようにする。更に軸受部材405の記録紙集積反転
部302に嵌合する受部406を例えば6角状に形成
し、記録紙集積反転部302の保護部材3021,30
22に面接触により案内され、芯軸400の回転により
軸受部材405が回転するのを防止している。
【0032】前記のように芯軸400の端部404に各
々独立して駆動られる歯車403が固定されており、前
記のように複数の芯軸400に各々設けた駆動ローラ4
01と、従動ローラ402よりなる一対ローラ群301
間に記録紙Pを挟持し、スタック部305に収納すると
きには、記録紙Pを挟持した一対ローラ群301の駆動
ローラ401のみを駆動する駆動歯車407に噛み合う
ように構成している。
【0033】図5は、前記一対ローラ群301で、複数
の芯軸400に各々設けられた駆動ローラ401と従動
ローラ402の拡大断面図を示す。
【0034】図のように、一本の芯軸400に駆動ロー
ラ401が固定用ピン401Aで固定されており、更
に、従動ローラ402が芯軸400に回転自在に嵌合さ
れ、Oリング等で位置決めされている。又、従動ローラ
402の外周部にはゴム等の弾性部材402Aが設けら
れ、記録紙Pを確実に挟持搬送するようにしている。図
のように、別の芯軸400にも駆動ローラ401が固定
用ピン401Aで固定され、従動ローラ402が芯軸4
00に回転自在に嵌合されており、互いに別個の芯軸4
00に設けられた駆動ローラ401と、従動ローラ40
2よりなる一対ローラ群301が複数設けられている。
【0035】図6、図7、図8、図9は、各々前記一対
ローラ群301を駆動する歯車403を正逆転する駆動
機構と、前記記録紙集積反転部302に設けた一対ロー
ラ群301を移動させる溝カム408,409を作動さ
せる駆動機構を示す。
【0036】先ず図6に於いて、制御部Cで正逆転可能
に制御される駆動モータM1に設けた駆動歯車500よ
り多数の減速歯車を介して中間歯車501、502、5
03に連結されている。今、正回転(実線矢印)で制御
され回転する駆動モータM1により中間歯車503が時
計方向に回転することにより、該中間歯車503に噛み
合い連動して各々反時計方向に歯車504,505が回
転する。該歯車504,505軸に各々支持部材60
0,601が固定され、更に該支持部材600,601
には、各々作動子602,603が設けられており、歯
車504,505と共に回転するように設けられてい
る。
【0037】一方、芯軸711に一端を固定した揺動レ
バー712の他端に作動用部材714を設け、前記回転
駆動により、反時計方向に回転する歯車504と共に作
動子602も反時計方向に回転し、前記作動子602の
先端が前記作動用部材714に突き当てることにより、
揺動レバー712を時計方向(実線矢印)に回動する。
その際、歯車505と共に作動子603も回転している
ため、揺動レバー712の作動用部材714に接触する
が、この場合は作動子603が逃げるように構成されて
いる。
【0038】又、前記芯軸711には前記駆動歯車40
7が回転自在に設けられており、該駆動歯車407は前
記図4と、図6に示すように歯車403と噛み合い、更
に、前記揺動レバー712に設けられた回転切換歯車7
13が回転自在に取り付けられ、該回転切換歯車713
とも噛み合っている。
【0039】更に、制御部Cで一方向に回転する駆動モ
ータM2に設けた駆動歯車700より減速歯車を介して
中間歯車701,702,703,704より中間駆動
歯車706を反時計方向のみ回転するように設け、前記
のように揺動レバー712を時計方向に回動することに
より、回転切換歯車713が前記中間駆動歯車706と
噛み合い、駆動モータM1の停止で作動子602の回転
も停止する。この状態で前記駆動モータM2を回転駆動
することにより、前記中間駆動歯車706と、回転切換
歯車713及び前記駆動歯車407を介して一対ローラ
群301の芯軸400に設けられた一個の歯車403の
みに時計方向に回転駆動が与えられ、一定回転後に駆動
モータM2が停止して歯車403の回転を停止する。
【0040】即ち、図1、図2、図4に示すように歯車
403により一対ローラ群301を構成する駆動ローラ
401が駆動回転し、従動ローラ404と共に記録紙P
をスタック部305に収納する方向に回転し、前記図1
で説明したように記録紙Pの後端を残した状態で一対ロ
ーラ群301は停止する。
【0041】次に、前記駆動モータM1が始動し、中間
歯車503に噛み合った中間歯車506,507,50
8を介して前記図3に示す駆動歯車421に中間歯車5
08が噛み合っており、傘歯車414,415を図6に
示すように反時計方向に回転する。該回転により、図3
に示す傘歯車410,411が回転し、溝カム408,
409を回転し、該溝カム408,409の下位置に接
触している前記芯軸400の端部404を、前記溝カム
408,409で上部に移動案内した一本の芯軸が溝カ
ム408,409で上部に移動する。
【0042】この際、逆L字形に形成された記録紙集積
反転部302内に設けられた複数の芯軸400と共に駆
動ローラ401と、従動ローラ402が一体となって移
動する。該移動を完了した時、検知用部材423の回転
状態を検知装置424で検知し、前記溝カム408,4
09が一回転した位置で停止するように制御部Cで制御
している。
【0043】この状態で前記芯軸400に設けられた歯
車403は駆動歯車707より外れ、次の芯軸400に
設けられた歯車403が駆動歯車707と噛み合い状態
となり、前記のように駆動モータM2の回転により前記
中間駆動歯車706の回転で駆動歯車407を介して一
対ローラ群301の芯軸400に設けられた一個の歯車
403のみに時計方向に回転駆動し、一定回転後に駆動
モータM2が停止して歯車403の回転を停止すること
で記録紙Pを挟持したままスタック部305に収納す
る。このようにして順次両面複写用の記録紙Pをスタッ
ク部305に収納する。
【0044】次に、スタック部305に収納された記録
紙Pを順次反転給紙する方法を説明する。
【0045】反転給紙時には、前記駆動モータM1が制
御部Cで逆回転する。即ち、逆回転(点線矢印)に制御
され回転する駆動モータM1により中間歯車503が反
時計方向に回転することにより、該中間歯車503に噛
み合い、連動して各々時計方向に回転する歯車504,
505と共に作動子602,603も時計方向に回転
し、前記作動子603の先端が前記作動用部材714に
突き当たることにより、揺動レバー712を反時計方向
に回動する。従って、揺動レバー712に設けた回転切
換歯車713が中間駆動歯車706と離間し、図6の実
線位置に移動する。その際、前記のように歯車504と
共に作動子602も回転しているため、揺動レバー71
2の作動用部材714に接触するが、この場合も作動子
603が逃げるように構成され影響がない。
【0046】一方、前記駆動モータM2の回転により駆
動される前記中間駆動歯車706は、芯軸711に回転
自在に設けられた中間歯車708と常時噛み合ってお
り、更に、中間歯車709,710と噛み合って中間歯
車710と時計方向に回転されている。そして前記のよ
うに揺動レバー712を反時計方向に回動することによ
り、揺動レバー712に設けた回転切換歯車713が中
間歯車710と噛み合い、従って、回転切換歯車713
が反時計方向に回転し、該回転切換歯車713と噛み合
っている駆動歯車407は時計方向に回転する。
【0047】前記の回転動作により駆動歯車407と噛
み合っている一個の歯車403は反時計方向に回転する
ため、一対ローラ群301に一端を挟持されている記録
紙Pはスタック部305位置より反転して搬送され、前
記図1に示す前記記録紙案内部材127の他の案内部で
案内され、検知部材S7で記録紙Pの先端を検知した
後、第2記録紙反転搬送部129を搬送し、検知部材S
2,S1の検知を経て再び前記レジストローラ115位
置に搬送され記録紙Pの裏面に画像を記録する。
【0048】前記のように、駆動モータM1が制御部C
で逆回転しているため、中間歯車508と共に傘歯車4
10,411が逆回転し、従って、溝カム408,40
9の逆回転で芯軸の端部404を、該溝カム408,4
09の上位置より下位置に移動させ、前記のように溝カ
ム408,409を一回転で停止し、次の一個の歯車4
03を駆動歯車407と噛み合わせた後、再び駆動モー
タM2を駆動して次の記録紙Pを反転給紙する。
【0049】図7は、前記図6に示す駆動歯車407と
噛み合っている一個の歯車403と、揺動レバー712
に設けた回転切換歯車713との噛み合い関係を示す機
構の側面図である。図のように芯軸711は架台300
に貫通して設けられ、該芯軸711には中間駆動歯車7
06に常時噛み合った中間歯車708と、駆動歯車40
7が回転自在に設けられ、更に、作動用部材714を設
けた揺動レバー712の両端を芯軸711に回転自在に
設け、揺動レバー712に回転切換歯車713を設け、
駆動歯車407と常時噛み合うように組合わせ、更に、
駆動歯車407には芯軸400に設けた一個の歯車40
3のみ噛み合わせるように構成する。
【0050】図8は、前記図6の前記揺動レバー712
と、該揺動レバー712を作動させるため、歯車50
4,505と共に回転する作動子602,603の作用
と具体的な構成図を示す。
【0051】先ず、前記揺動レバー712には、架台3
00の一部と、前記揺動レバー712の一部に設けた突
起715間にタンブラ作用を行うスプリングSP5が設
けられており、A−A線を中心に左右何れか一方に揺動
して停止するように構成されている。前記図6に示した
作動子602,603の位置は各々揺動レバー712の
作動用部材714を作動する位置に移動した状態で示し
ている。
【0052】作動子602は、歯車504の軸607に
固定した支持部材600に反時計方向のみに回転出来る
ように軸604で支持されており、更に時計方向に付勢
する弾性部材SP3が設けられている。このように構成
された作動子602を正回転(実線矢印)方向に回転
し、作動用部材714を矢印方向に作動し、揺動レバー
712を時計方向に押動すると、後はスプリングSP5
のタンブラ作用でA−A線を通過し、所定位置まで移動
する。又、作動子602が逆回転し、作動用部材714
が実線位置に移動しているとき、作動子602は弾性部
材SP3に抗して回転排除され、通過後は弾性部材SP
3で元位置に復帰する。
【0053】作動子603も、歯車505の軸608に
固定した支持部材601に時計方向のみに回転出来るよ
うに軸606で支持されており、更に反時計方向に付勢
する弾性部材SP4が設けられている。このように構成
された作動子602を逆回転(点線矢印)方向に回転
し、作動用部材714を点線矢印方向に作動し、揺動レ
バー712を反時計方向に押動すると、後はスプリング
SP5のタンブラ作用でA−A線を通過し、実線位置ま
で移動する。又、作動子602が逆回転し、作動用部材
714が一点鎖線位置に移動しているとき、作動子60
2は弾性部材SP4に抗して回転排除され、通過後は弾
性部材SP4で元位置に復帰する。
【0054】図9は、前記図8の揺動レバー712の揺
動作用を確実にするための保持作動を行う構成図を示
す。
【0055】制御部Cに接続されたソレノイド800に
は電源の「オン」「オフ」により作動する作動部材80
1が設けられており、一方架台300に設けた支軸80
2,805に回動自在に作動レバー803,806が各
々設けられている。そして作動レバー803,806の
一端は前記作動部材801に係止され、先端804,8
07は、前記揺動レバー712の突起715が移動する
範囲の両側方位置に配置されるように設けられている。
【0056】前記のように、作動子602の回転で揺動
レバー712の作動用部材714を例えば時計方向に移
動させるとき、同時にソレノイド800の電源を「オ
ン」して作動部材801を引き、作動レバー803,8
06を各々回動して先端804,807(図の場合は先
端804)で突起715を押圧する。従って突起715
と共に前記揺動レバー712が時計方向に若干移動し、
前記作動子602の回転動作による突起715の移動動
作と、更にスプリングSP5のタンブラ作用で揺動レバ
ー712はA−A線を確実に越えて作動する。
【0057】
【発明の効果】請求項1に於いて、画像形成手段と、該
画像形成手段により画像が形成された記録紙の画像を定
着する定着手段と、定着された記録紙を複写装置外に排
紙又は複写装置内に再給紙するため分岐させる記録紙分
岐手段とを有する複写装置に於いて、前記記録紙分岐手
段で複写装置内に再給紙された記録紙を挟持して所定距
離搬送した後、該記録紙の一端を挟持したまま停止し、
更に記録紙を反転して転写部に再給紙するため一対で構
成された複数の記録紙挟持搬送手段と、該複数の記録紙
挟持搬送手段を移動可能に支持する支持案内手段とを有
するので、記録紙を一枚毎接触せずにスタック部にスタ
ックすることが可能となり、記録紙が互いに接触せず、
記録紙の汚れを防止出来る。又、記録紙を再給紙する
際、記録紙を一枚毎分離してスタックしているので、ダ
ブル給紙を確実に防止出来るため、ジャムが発生しな
い。更に、記録紙サイズに応じてスタック部に送られる
位置を切り換えることもなく、狭い場所に設置すること
が出来る。
【0058】請求項2に於いて、前記一対で構成された
複数の記録紙挟持搬送手段の移動時は駆動手段と前記記
録紙挟持搬送手段との接続を解除するようにしたので、
一対で構成された複数の記録紙挟持搬送手段に挟持され
た記録紙が、記録紙挟持搬送手段の移動時に脱落するこ
とがなく、全ての記録紙が確実に再給紙され安全であ
る。
【0059】請求項3に於いて、前記一対で構成された
複数の記録紙挟持搬送手段は、一軸に複数の駆動ローラ
と、前記一軸に対して自由回転する複数の従動ローラが
交互に設けられ、前記駆動ローラと、前記従動ローラと
が一対となって構成されているので、一軸毎にスタック
部に記録紙をスタックすることが可能となり、狭い場所
に多数枚の記録紙をスタック部る収納出来る。
【0060】請求項4に於いて、前記一対で構成された
複数の記録紙挟持搬送手段は、逆L字形支持案内手段に
移動可能に配置されているため、特に両面複写装置に設
けた架台の一部の狭い場所に効率よく設置することが出
来る。
【0061】請求項5に於いて、前記一対の記録紙挟持
搬送手段で挟持搬送される記録紙の後端を検知する検知
手段を有するため、記録紙挟持搬送手段で記録紙の後端
部の所定位置を確実に挟持することが出来る。
【0062】請求項6に於いて、前記一対の記録紙挟持
搬送手段に挟持搬送され停止した記録紙を検知する非接
触型検知手段を有するので、一枚毎に接触せずにスタッ
クされている記録紙を確実に検知することが出来る。
【0063】請求項7に於いて、画像形成手段と、該画
像形成手段により画像が形成された記録紙の画像を定着
する定着手段と、定着された記録紙を複写装置外に排紙
又は複写装置内に再給紙するため分岐させる記録紙分岐
手段とを有する複写装置に於いて、前記記録紙分岐手段
で複写装置内に再給紙された記録紙を挟持して所定距離
搬送した後、該記録紙の一端を挟持したまま停止し、更
に記録紙を反転して転写部に再給紙するため一対で構成
された複数の記録紙挟持搬送手段と、該複数の記録紙挟
持搬送手段を支持する支持案内手段と、前記記録紙挟持
搬送手段に前記記録紙を各々挟持し、前記支持案内手段
で順次移動させる移動手段とを有するので、記録紙を一
枚毎接触せずにスタック部にスタックすることが可能と
なり、記録紙が互いに接触せず、記録紙の汚れを防止出
来る。又、記録紙を再給紙する際、記録紙を一枚毎分離
してスタックしているので、ダブル給紙を確実に防止出
来る。更に、記録紙サイズに応じてスタック部に送られ
る位置を切り換えることもなく、狭い場所に設置するこ
とが出来ると共に、記録紙を記録紙挟持搬送手段で挟持
しながら移動させ、正確に再給紙することが出来るた
め、ジャムが発生しない。
【0064】請求項8に於いて、前記一対で構成された
複数の記録紙挟持搬送手段は、逆L字形案内手段に移動
可能に配置されているため、一対で構成された複数の記
録紙挟持搬送手段を下位置より上位置に、又上位置より
下位置に円滑に移動出来る。
【0065】請求項9に於いて、前記一対の記録紙挟持
搬送手段で挟持搬送される記録紙の後端を検知する検知
手段を有するため、該複数の記録紙挟持搬送手段を支持
する支持案内手段で記録紙が移動しても常に記録紙を確
実に検知することが出来る。
【0066】請求項10に於いて、前記一対の記録紙挟
持搬送手段に挟持搬送され停止した記録紙を検知する非
接触型検知手段を有するので、特に逆L字形案内手段の
上部位置で、複数の記録紙挟持搬送手段を支持する支持
案内手段で記録紙が移動しても確実に記録紙を検知する
ことが出来る。
【0067】請求項11に於いて、画像形成手段と、該
画像形成手段により画像が形成された記録紙の画像を定
着する定着手段と、定着後、記録紙を複写装置外に排紙
又は複写装置内に給紙するため分岐させる記録紙分岐手
段とを有する複写装置に於いて、前記記録紙分岐手段で
複写装置内に給紙された記録紙を挟持して所定距離搬送
した後、該記録紙の一端を挟持したまま停止し、更に記
録紙を反転して転写部に再給紙するため一対で構成され
た複数の記録紙挟持搬送手段と、該複数の記録紙挟持搬
送手段を支持案内する支持案内手段と、前記一対で構成
された記録紙挟持搬送手段に記録紙の進入と、送り出し
を案内する回動可能の記録紙案内手段と、前記記録紙挟
持搬送手段に前記記録紙を各々挟持し、前記支持案内手
段で移動する移動手段とを有するので、記録紙を一枚毎
正確に前記記録紙挟持搬送手段の挟持位置に案内し、正
確に記録紙をスタック位置に収納する。更に前記記録紙
挟持搬送手段による記録紙の再給紙時にも、記録紙を所
定の搬送位置に正確に案内するため、ジャムが発生しな
い。
【0068】請求項12に於いて、前記一対で構成され
た複数の記録紙挟持搬送手段は、逆L字形案内手段に移
動可能に配置されているので、逆L字形案内手段の上部
位置に記録紙を案内手段で案内するので、記録紙は円滑
に記録紙挟持搬送手段に案内搬送され、且つ再給紙操作
も円滑に搬送される。
【0069】請求項13に於いて、前記一対の記録紙挟
持搬送手段で挟持搬送される記録紙の後端を検知する検
知手段を有するので、記録紙の案内手段による円滑な案
内と、記録紙の後端の検知で記録紙の後端が正確に記録
紙挟持搬送手段で挟持される。
【0070】請求項14に於いて、前記一対の記録紙挟
持搬送手段に挟持搬送され停止した記録紙を検知する非
接触型検知手段を有するので、特に逆L字形案内手段の
上部位置に正確に案内された記録紙と、複数の記録紙挟
持搬送手段を支持する支持案内手段で記録紙が移動して
も確実に記録紙を検知することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面複写装置の全体構成を示す正面
図。
【図2】本発明の両面複写用の記録紙挟持搬送手段と記
録紙集積反転部を示す正面図。
【図3】本発明の記録紙集積反転部の記録紙挟持搬送手
段を示す側面図。
【図4】本発明の両面複写用の記録紙挟持搬送手段を示
す斜視図。
【図5】本発明の両面複写用の記録紙挟持搬送手段を拡
大して示す断面図。
【図6】本発明の両面複写用の記録紙挟持搬送手段の駆
動機構を示す構成図。
【図7】本発明の両面複写用の記録紙挟持搬送手段の駆
動機構の一部をを示す側面図。
【図8】本発明の両面複写用の記録紙挟持搬送手段の駆
動機構の一部をを示す構成図。
【図9】本発明の両面複写用の記録紙挟持搬送手段の駆
動機構の一部をを示す構成図。
【符号の説明】
100 両面複写装置 200 自動原稿送り装置 300 架台 301 一対ローラ群 302 記録紙集積反転部 305 スタック部 400 芯軸 401 駆動ローラ 402 従動ローラ 403 歯車 409 溝カム 600,601 支持部材 602,603 作動子 712 揺動レバー P 記録紙 C 制御部
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 久夫 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株 式会社内 (72)発明者 加藤 健二 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株 式会社内 (72)発明者 遠藤 英樹 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平8−108978(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/58 G03G 15/00 106 G03G 15/00 510

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段と、該画像形成手段により
    画像が形成された記録紙の画像を定着する定着手段と、
    定着された記録紙を複写装置外に排紙又は複写装置内に
    再給紙するため分岐させる記録紙分岐手段とを有する複
    写装置に於いて、前記記録紙分岐手段で複写装置内に再
    給紙された記録紙を所定距離搬送した後、該記録紙の一
    端を挟持したまま停止し、更に記録紙を反転して転写部
    に再給紙するため一対で構成された複数の記録紙挟持搬
    送手段と、該複数の記録紙挟持搬送手段を移動可能に支
    持する支持案内手段と、前記一対で構成された複数の記
    録紙挟持搬送手段と、該複数の記録紙挟持搬送手段を移
    動可能に支持する支持案内手段とを有することを特徴と
    する両面複写装置。
  2. 【請求項2】 前記一対で構成された複数の記録紙挟持
    搬送手段の移動時は、駆動手段と前記記録紙挟持搬送手
    段との接続を解除することを特徴とする請求項1記載の
    両面複写装置。
  3. 【請求項3】 前記一対で構成された複数の記録紙挟持
    搬送手段は、一軸に複数の駆動ローラと、前記一軸に対
    して自由回転する複数の従動ローラが交互に設けられ、
    前記駆動ローラと、前記従動ローラとが一対となって構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の両面複写
    装置。
  4. 【請求項4】 前記一対で構成された複数の記録紙挟持
    搬送手段は、逆L字形支持案内手段に移動可能に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の両面複写装
    置。
  5. 【請求項5】 前記一対の記録紙挟持搬送手段で挟持搬
    送される記録紙の後端を検知する検知手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の両面複写装置。
  6. 【請求項6】 前記一対の記録紙挟持搬送手段に挟持搬
    送され停止した記録紙を検知する非接触型検知手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の両面複写装置。
  7. 【請求項7】 画像形成手段と、該画像形成手段により
    画像が形成された記録紙の画像を定着する定着手段と、
    定着された記録紙を複写装置外に排紙又は複写装置内に
    再給紙するため分岐させる記録紙分岐手段とを有する複
    写装置に於いて、前記記録紙分岐手段で複写装置内に再
    給紙された記録紙を所定距離搬送した後、該記録紙の一
    端を挟持したまま停止し、更に記録紙を反転して転写部
    に再給紙するため一対で構成された複数の記録紙挟持搬
    送手段と、該複数の記録紙挟持搬送手段を支持する支持
    案内手段と、前記記録紙挟持搬送手段に前記記録紙を各
    々挟持し、前記支持案内手段で順次移動させる移動手段
    とを有することを特徴とする両面複写装置。
  8. 【請求項8】 前記一対で構成された複数の記録紙挟持
    搬送手段は、逆L字形案内手段に移動可能に配置されて
    いることを特徴とする請求項6記載の両面複写装置。
  9. 【請求項9】 前記一対の記録紙挟持搬送手段で挟持搬
    送される記録紙の後端を検知する検知手段を有すること
    を特徴とする請求項6記載の両面複写装置。
  10. 【請求項10】 前記一対の記録紙挟持搬送手段に挟持
    搬送され停止した記録紙を検知する非接触型検知手段を
    有することを特徴とする請求項6記載の両面複写装置。
  11. 【請求項11】 画像形成手段と、該画像形成手段によ
    り画像が形成された記録紙の画像を定着する定着手段
    と、定着後、記録紙を複写装置外に排紙又は複写装置内
    に給紙するため分岐させる記録紙分岐手段とを有する複
    写装置に於いて、前記記録紙分岐手段で複写装置内に給
    紙された記録紙を所定距離搬送した後、該記録紙の一端
    を挟持したまま停止し、更に記録紙を反転して転写部に
    再給紙するため一対で構成された複数の記録紙挟持搬送
    手段と、該複数の記録紙挟持搬送手段を支持案内する支
    持案内手段と、前記一対で構成された記録紙挟持搬送手
    段に記録紙の進入と、送り出しを案内する回動可能の記
    録紙案内手段と、前記記録紙挟持搬送手段に前記記録紙
    を各々挟持し、前記支持案内手段で移動する移動手段と
    を有することを特徴とする両面複写装置。
  12. 【請求項12】 前記一対で構成された複数の記録紙挟
    持搬送手段は、逆L字形案内手段に移動可能に配置され
    ていることを特徴とする請求項10記載の両面複写装
    置。
  13. 【請求項13】 前記一対の記録紙挟持搬送手段で挟持
    搬送される記録紙の後端を検知する検知手段を有するこ
    とを特徴とする請求項10記載の両面複写装置。
  14. 【請求項14】 前記一対の記録紙挟持搬送手段に挟持
    搬送され停止した記録紙を検知する非接触型検知手段を
    有することを特徴とする請求項10記載の両面複写装
    置。
JP20828496A 1996-08-07 1996-08-07 両面複写装置 Expired - Fee Related JP3521377B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20828496A JP3521377B2 (ja) 1996-08-07 1996-08-07 両面複写装置
US08/903,568 US5884137A (en) 1996-08-07 1997-07-31 Two-sided copying apparatus including a reversing stop mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20828496A JP3521377B2 (ja) 1996-08-07 1996-08-07 両面複写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1045308A JPH1045308A (ja) 1998-02-17
JP3521377B2 true JP3521377B2 (ja) 2004-04-19

Family

ID=16553705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20828496A Expired - Fee Related JP3521377B2 (ja) 1996-08-07 1996-08-07 両面複写装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3521377B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3521378B2 (ja) * 1996-08-13 2004-04-19 コニカミノルタホールディングス株式会社 両面複写装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3712075B2 (ja) * 1994-10-12 2005-11-02 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1045308A (ja) 1998-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4787616A (en) Sheet stacking device and image forming apparatus provided with same
JP3521377B2 (ja) 両面複写装置
JP3521378B2 (ja) 両面複写装置
JPH05297663A (ja) 自動原稿搬送装置を備えた画像形成装置
JPS6111865B2 (ja)
JP3531025B2 (ja) 両面複写装置
JP2973907B2 (ja) 画像形成装置
JPH1087186A (ja) 両面複写装置
JP3791244B2 (ja) 用紙後処理装置及び画像形成装置
JPH1090966A (ja) 回転体駆動装置および両面複写装置
US5884137A (en) Two-sided copying apparatus including a reversing stop mechanism
JP2004002035A (ja) 画像形成装置の搬送装置
JPH1135237A (ja) 両面画像形成装置
JP2651179B2 (ja) 複写装置
JPH1124331A (ja) 両面複写装置
JPH1124333A (ja) 両面画像記録装置
JP3487536B2 (ja) 画像形成装置
JPS628964A (ja) 複写機
JP3651566B2 (ja) 画像形成機の用紙反転装置
JP3651565B2 (ja) 画像形成機の用紙反転装置
JP2799611B2 (ja) 画像記録装置の記録用紙搬送装置
JPS60132862A (ja) シ−ト材進行方向変換装置
JP4199549B2 (ja) 排出用紙シフター機構
JPS5939651A (ja) 用紙両面供給装置
JP2638957B2 (ja) 画像形成装置用の用紙反転装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040129

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees