JP3520790B2 - 燃焼式ヒータ付内燃機関 - Google Patents

燃焼式ヒータ付内燃機関

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JP3520790B2 JP36598598A JP36598598A JP3520790B2 JP 3520790 B2 JP3520790 B2 JP 3520790B2 JP 36598598 A JP36598598 A JP 36598598A JP 36598598 A JP36598598 A JP 36598598A JP 3520790 B2 JP3520790 B2 JP 3520790B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、冷却水や吸気等の
機関関連要素を昇温させる燃焼式ヒータを備えた内燃機
関に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車等に搭載される内燃機関、特にデ
ィーゼルエンジン等の比較的発熱量が少なくなり易い内
燃機関では、冷間時における室内用暖房装置の性能向上
や内燃機関の暖機促進等を目的として、燃焼式ヒータを
併設する技術が提案されている。 【0003】上記した燃焼式ヒータは、内燃機関と独立
した燃焼室を具備するとともに、その燃焼室を包囲する
ように形成された水路からなる熱交換部を備えている。
燃焼式ヒータには、内燃機関の吸気通路を流れる吸気の
一部を前記燃焼室へ導く吸気導入通路と、前記内燃機関
の燃料の一部を燃焼室へ供給する燃料供給通路とが接続
されている。 【0004】更に、燃焼式ヒータには、内燃機関内の冷
却水路を流れる冷却水を前記熱交換部へ導く冷却水導入
通路、及び熱交換部から内燃機関の冷却水路へ冷却水を
導く冷却水排出通路が接続され、冷却水排出通路の途中
には室内用暖房装置のヒータコアが配置されている。 【0005】このように構成された燃焼式ヒータは、内
燃機関の冷間時等に、吸気通路内の吸気の一部と内燃機
関の燃料の一部とを燃焼室で燃焼させるとともに、内燃
機関の冷却水を冷却水導入通路を介して熱交換部に導
く。 【0006】この場合、燃焼室内の燃焼によって発生す
る熱が熱交換部の冷却水に伝達され、冷却水が昇温す
る。燃焼式ヒータにて昇温された冷却水(温水)は、熱
交換部から冷却水排出通路へ排出され、ヒータコアを経
て内燃機関の冷却水路へ戻される。前記温水がヒータコ
アを通過する際、温水の熱の一部がヒータコア内の暖房
用空気に伝達され、暖房用空気を昇温させる。 【0007】上記したような燃焼式ヒータによれば、冷
間時等に冷却水や暖房用空気を早期に昇温させることが
でき、暖機の促進と暖房性能の向上とを図ることが可能
となる。 【0008】ところで、上記したような燃焼式ヒータで
は、内燃機関の燃料の一部を利用して燃焼が行われるた
め、燃焼式ヒータから排出された燃焼ガスには、内燃機
関の排気と同様の有害ガス成分が含まれる場合があり、
その有害ガス成分を浄化した上で放出する必要がある。 【0009】このような要求に対し、特開昭60−78
819号公報に記載された「燃焼式ヒータを備えた車両
の暖房装置」が知られている。この暖房装置は、燃焼式
ヒータ内で燃焼されたガスを排出するための燃焼ガス排
出通路を、内燃機関の排気通路において排気浄化装置よ
り上流の部位に接続することにより、燃焼式ヒータから
排出される燃焼ガスを内燃機関用排気浄化装置へ導入
し、内燃機関用排気浄化装置にて燃焼ガス中の有害ガス
成分を浄化しようというものである。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】一方、内燃機関では、
機関出力を向上させるべく、吸気通路に過給機を取り付
ける技術が知られているが、そのような過給機付内燃機
関に上記した暖房装置を適用すると、燃焼式ヒータを着
火させる場合に、過給機の過給効果によって吸気通路と
排気通路との圧力差が過剰に大きくなる虞があり、吸気
通路から吸気導入通路を経て燃焼式ヒータへ流れ込む吸
気流量が過剰に多くなり、燃焼式ヒータの着火性が悪化
するという問題がある。 【0011】さらに、燃焼式ヒータが消火されている場
合(燃焼式ヒータが非作動状態にある場合)も、吸気通
路と排気通路とが吸気導入通路、燃焼式ヒータ、及び燃
焼ガス排出通路を介して導通状態となるため、吸気通路
を流れる吸気の一部が吸気導入通路、燃焼式ヒータ、及
び燃焼ガス排出通路を経て排気通路へ流出、すなわち吸
気通路を流れる吸気の一部が内燃機関を迂回して排気通
路へ流れてしまい、過給機による過給効果が低下すると
いう問題がある。 【0012】本発明は、上記したような問題点に鑑みて
なされたものであり、過給機、燃焼式ヒータ、及び燃焼
式ヒータの燃焼ガスを排気系に供給する機構を備えた内
燃機関において、燃焼式ヒータの着火性の悪化を防止す
るとともに、燃焼式ヒータ消火後の過給圧の低下を防止
する技術を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために以下のような手段を採用した。すなわ
ち、本発明に係る燃焼式ヒータ付内燃機関は、内燃機関
の排気通路に設けられ排気中の有害ガス成分を浄化する
排気浄化触媒と、前記内燃機関の吸気通路に設けられ該
吸気通路内の吸気を過給する過給機と、前記内燃機関と
独立した燃焼室を有する燃焼式ヒータと、前記過給機下
流の吸気通路を流れる吸気の一部を前記燃焼式ヒータへ
導く吸気導入通路と、前記燃焼式ヒータで燃焼された燃
焼ガスを、前記排気浄化触媒上流の排気通路へ導く第1
の燃焼ガス排出通路と、前記燃焼式ヒータで燃焼された
燃焼ガスを、前記吸気通路において前記吸気導入通路と
の接続部より下流の部位に導く第2の燃焼ガス排出通路
と、前記燃焼式ヒータの着火時又は消火時に、前記第1
の燃焼ガス排出通路を遮断し、前記第2の燃焼ガス排出
通路を導通させる燃焼ガス経路切換手段と、を備えたこ
とを特徴とする。 【0014】このように構成された燃焼式ヒータ付内燃
機関では、燃焼式ヒータを着火する場合に、燃焼ガス経
路切換手段が第1の燃焼ガス排出通路を遮断するととも
に第2の燃焼ガス排出通路を導通させる。 【0015】この場合、第2の燃焼ガス排出通路の終端
(第2の燃焼ガス排出通路と吸気通路との接続部)は、
吸気導入通路の基端(吸気導入通路と吸気通路との接続
部)と同様に過給機下流の吸気通路に配置されるため、
第2の燃焼ガス排出通路の終端と吸気導入通路の基端と
の圧力差は、吸気の過給圧が高くなった場合でも過剰に
大きくなることがない。 【0016】この結果、燃焼式ヒータの着火時に、燃焼
式ヒータ内を通過する吸気流量が過剰に多くなることが
なく、燃焼式ヒータの着火性が向上する。また、上記し
た燃焼式ヒータ付内燃機関では、燃焼式ヒータを消火す
る場合に、燃焼ガス経路切換手段が第1の燃焼ガス排出
通路を遮断するとともに第2の燃焼ガス排出通路を導通
させる。 【0017】この場合、内燃機関の吸気通路と排気通路
とが燃焼式ヒータを介して連通しないため、過給機によ
って過給された吸気が内燃機関を迂回して排気通路へ流
れることがなく、その結果、燃焼式ヒータが消火されて
いる際に、過給機による過給効果が低下することがな
い。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る燃焼式ヒータ
付内燃機関の具体的な実施態様について図面に基づいて
説明する。 【0019】図1は、燃焼式ヒータ付内燃機関の一実施
態様を示す図である。図1に示す内燃機関1は、複数の
気筒を備えるとともに、各気筒の燃焼室へ直接燃料を噴
射する燃料噴射弁を備えた水冷式の筒内噴射型ディーゼ
ルエンジンである。 【0020】内燃機関1には、吸気枝管2が接続され、
その吸気枝管2の各枝管が各気筒の燃焼室と図示しない
吸気ポートを介して連通している。前記吸気枝管2は、
吸気管3に接続され、吸気管3は、エアフィルタを内装
したエアクリーナボックス4に接続されている。 【0021】吸気管3の途中には、遠心過給機(ターボ
チャージャ)5のコンプレッサハウジング5aが設けら
れている。コンプレッサハウジング5a内には、図示し
ないコンプレッサホイールが回転自在に支持されてい
る。このコンプレッサホイールの回転軸は、後述するタ
ービンハウジング5b内に回転自在に支持されたタービ
ンホイールの回転軸と連結され、コンプレッサホイール
とタービンホイールとが一体で回転するようになってい
る。 【0022】続いて、前記コンプレッサハウジング5a
下流の吸気管3には前記コンプレッサハウジング5aに
て圧縮された際に高温となった吸気を冷却するインター
クーラ6が設けられている。前記インタークーラ6下流
の吸気管3には、吸気管3内の吸気流量を調節する吸気
絞り弁7が設けられ、この吸気絞り弁7には、該吸気絞
り弁7を開閉駆動するアクチュエータ8が取り付けられ
ている。 【0023】このように構成された吸気系では、エアク
リーナボックス4に流入した新気がエアフィルタにて埃
や塵を除去された後、吸気管3を経てコンプレッサハウ
ジング5aに導かれ、コンプレッサハウジング5a内で
圧縮される。コンプレッサハウジング5a内で圧縮され
て高温となった新気は、インタークーラ6にて冷却され
る。インタークーラ6で冷却された吸気は、必要に応じ
て吸気絞り弁7によって流量を調節された後、吸気枝管
2を経て各気筒の燃焼室に分配され、図示しない燃料噴
射弁から噴射される燃料を着火源として燃焼される。 【0024】一方、内燃機関1には、排気枝管9が接続
され、この排気枝管9の各枝管が各気筒の燃焼室と図示
しない排気ポートを介して連通している。前記排気枝管
9は、排気管10に接続され、排気管10は、下流にて
図示しないマフラーに接続されている。 【0025】前記排気管10の途中には、排気中の有害
ガス成分を浄化する排気浄化触媒11が配置されてい
る。この排気浄化触媒11としては、選択還元型リーン
NOX触媒、吸蔵還元型リーンNOX触媒、あるいは酸化
触媒を担持したDPF等を例示することができる。 【0026】前記排気浄化触媒11上流の排気管10に
は、排気の圧力によって回転するタービンホイールを内
装したタービンハウジング5bが配置されている。前記
タービンハウジング5b上流の排気管10(もしくは排
気枝管9)には、排気管10内を流れる排気の一部を前
記吸気絞り弁7下流の吸気管3(もしくは吸気枝管2)
へ導く排気再循環通路(EGR通路)12が接続され、
EGR通路12の途中には、排気の再循環量を調節する
EGR弁13が設けられている。 【0027】このように構成された排気系では、各気筒
の燃焼室で燃焼された混合気が排気枝管9の各枝管を通
って排気管10へ導かれ、次いでタービンハウジング5
b内に流入する。タービンハウジング5b内に流入した
排気は、タービンホイールを回転させた後にタービンハ
ウジング5bから排出され、タービンハウジング5b下
流の排気管10を通って排気浄化触媒11に流れ込む。
その際、排気浄化触媒11の触媒床温が活性温度以上で
あれば、排気浄化触媒11において排気中の有害ガス成
分が浄化される。 【0028】また、EGR弁13が開弁状態にある場合
は、排気管10を流れる排気の一部がEGR通路12を
介して吸気管3へ導かれ、吸気管3の上流から流れてき
た新気と混ざり合いながら内燃機関1の燃焼室へ導か
れ、図示しない燃料噴射弁から噴射された燃料を着火源
として再燃焼される。 【0029】次に、内燃機関1には、燃焼式ヒータ14
が併設されている。燃焼式ヒータ14は、図2に示すよ
うに、外筒140と、外筒140に内装される中間筒1
41と、中間筒141に内装され、内燃機関1とは独立
して内燃機関1用の燃料を燃焼させる燃焼筒142とを
備えている。 【0030】前記燃焼筒142は、燃料を気化するため
の気化グロープラグ(図示せず)と、前記気化グロープ
ラグによって気化された燃料に着火するための点火グロ
ープラグ(図示せず)とを具備している。尚、気化グロ
ープラグと点火グロープラグとは、単一のグロープラグ
で兼用されるようにしてもよい。 【0031】続いて、前記外筒140と前記中間筒14
1との間には、内燃機関1の冷却水を流すためのヒータ
内冷却水路200が形成されている。前記外筒140に
は、前記ヒータ内冷却水路200内に冷却水を取り入れ
るための冷却水導入ポート143と、前記ヒータ内冷却
水路200内の冷却水を排出するための冷却水排出ポー
ト144とが形成されている。 【0032】前記冷却水導入ポート143は、図1に示
すように、内燃機関1の図示しないウォータジャケット
と冷却水導入管22を介して連通し、前記冷却水排出ポ
ート144は、前記ウォータジャケットと冷却水排出管
23を介して連通している。 【0033】前記冷却水導入管22の途中には、電動式
のウォータポンプ24が設けられ、内燃機関1のウォー
タジャケット内を流れる冷却水が前記冷却水導入ポート
143へ強制的に送り込まれるようになっている。 【0034】前記冷却水排出管23の途中には、室内用
暖房装置のヒータコア25が配置され、前記冷却水排出
管23を流れる冷却水の持つ熱が暖房用空気へ伝達され
るようになっている。 【0035】次に、前記中間筒141と燃焼筒142と
の間には、前記燃焼筒142で発生された燃焼ガスを流
すための燃焼ガス通路201が形成されている。前記燃
焼ガス通路201は、中間筒141の適当な位置に形成
された燃焼ガス排出ポート145と連通している。 【0036】前記燃焼ガス排出ポート145は、図1に
示すように、燃焼ガス排出通路16を介して三方切換弁
17に連通している。前記三方切換弁17には、上記の
第1の燃焼ガス排出通路16に加え、吸気側排出通路1
8と排気側排出通路19とが接続されている。 【0037】前記吸気側排出通路18は、前記吸気絞り
弁7上流の吸気管3に接続され、前記排気側排出通路1
9は、前記排気浄化触媒11と前記タービンハウジング
5bとの間に位置する排気管10、好ましくは前記排気
浄化触媒11近傍の排気管10に接続されている。 【0038】前記三方切換弁17は、前記吸気側排出通
路18と前記排気側排出通路19との何れか一方を選択
的に閉塞することにより、前記第1の燃焼ガス排出通路
16及び前記吸気側排出通路18の導通(前記排気側排
出通路19閉塞)と、前記第1の燃焼ガス排出通路16
及び前記排気側排出通路19の導通(前記吸気側排出通
路18閉塞)と、を切り換えるものである。 【0039】次に、燃焼筒142には、燃料導入管27
が接続されている。この燃料導入管27は、図1に示す
ように、燃料ポンプ26に接続され、前記燃料ポンプ2
6から吐出された燃料が前記燃料導入管27を介して前
記燃焼筒142へ供給されるようになっている。 【0040】一方、前記外筒140には、前記燃焼筒1
42へ燃焼用の空気を送り込むための送風ファン149
と、この送風ファン149を回転駆動するモータ150
とを内装したハウジング148が取り付けられている。 【0041】前記ハウジング148には、該ハウジング
148内に燃焼用空気を取り込むための吸気ポート15
1が形成されている。前記吸気ポート151には、図1
に示すように、吸気導入通路15が接続され、前記吸気
導入通路15は、前記吸気管3において前記吸気側排出
通路18との接続部位より上流であって、コンプレッサ
ハウジング5aより下流に位置する部位に接続されてい
る。 【0042】このように構成された燃焼式ヒータ14で
は、例えば、内燃機関1本体の暖機促進、室内用暖房装
置の性能向上、あるいは排気浄化触媒11の昇温を図る
必要が生じた場合に作動される。 【0043】具体的には、燃焼式ヒータ14では、モー
タ150が送風ファン149を作動させて吸気管3内を
流れる吸気の一部を燃焼式ヒータ14の燃焼筒142へ
供給し、燃料ポンプ26が図示しない燃料タンク内の燃
料を吸い上げて燃焼式ヒータ14の燃焼筒142へ供給
し、更にウォータポンプ24が作動して内燃機関1のウ
ォータジャケット内の冷却水を燃焼式ヒータ14の冷却
水導入ポート143へ圧送する。 【0044】そして、燃焼筒142のグロープラグが通
電されて、前記送風ファン149によって供給された吸
気と前記燃料ポンプ26によって供給された燃料との混
合気が燃焼筒145内で燃焼される。 【0045】前記燃焼筒145内で燃焼された燃焼ガス
は、送風ファン149によって送り出される吸気の圧力
によって燃焼筒145内から燃焼ガス通路201へ押し
出され、次いで燃焼ガス通路201から燃焼ガス排出ポ
ート145へ排出される。 【0046】燃焼ガス排出ポート145へ排出された燃
焼ガスは、燃焼ガス排出通路16を通って三方切換弁1
7に達し、三方切換弁17にて吸気側排出通路18ある
いは排気側排出通路19へ導かれる。 【0047】一方、ウォータポンプ24によって燃焼式
ヒータ14の冷却水導入ポート143へ圧送された冷却
水は、前記冷却水導入ポート143からヒータ内冷却水
路200へ導かれ、ヒータ内冷却水路200を通った後
に冷却水排出ポート144へ排出される。 【0048】その際、燃焼ガス通路201を流れる燃焼
ガスの熱が中間筒144の壁面を介してヒータ内冷却水
路200内を流れる冷却水に伝達され、冷却水の温度が
上昇する。このように、ヒータ内冷却水路200と燃焼
ガス通路201は、熱交換部を実現する。 【0049】このようにして昇温された冷却水は、冷却
水排出ポート144から冷却水排出管23へ排出され、
ヒータコア25を介して内燃機関1のウォータジャケッ
ト内へ戻され、前記ウォータジャケット内を循環する。
前記ヒータコア25では、冷却水が持つ熱の一部が暖房
用空気に伝達され、暖房用空気を昇温させる。 【0050】ここで図1に戻り、内燃機関1には、機関
制御用の電子制御ユニット(ECU:Electronic Contr
ol Unit)28が併設されている。ECU28は、双方
向性バスによって相互に接続された、CPU、ROM、
RAM、入力インタフェース回路、出力インタフェース
回路等から構成されている。そして、前記入力インタフ
ェース回路には各種のセンサが電気配線を介して接続さ
れ、前記出力インタフェース回路には、EGR弁13、
アクチュエータ8、燃焼式ヒータ14(送風ファン14
9のモータ150、燃焼筒142のグロープラグ)、三
方切換弁17、ウォータポンプ24、燃料ポンプ26等
が電気配線を介して接続されている。 【0051】前記入力インタフェース回路に接続される
センサとしては、吸気管3に取り付けられたエアフロー
メータ29、内燃機関1に取り付けられたクランクポジ
ションセンサ30及び水温センサ31、排気浄化触媒1
1に取り付けられた触媒温度センサ32、図示しないア
クセルペダルもしくはアクセルペダルと連動して動作す
るアクセルレバー等に取り付けられたアクセルポジショ
ンセンサ33、イグニッションスイッチ(IG. SW)3
4、スタータスイッチ(ST. SW)35等を例示すること
ができる。 【0052】前記エアフローメータ29は、吸気管3内
を流れる吸気の質量に対応した電気信号を出力するセン
サである。前記クランクポジションセンサ30は、内燃
機関1の図示しないクランクシャフトが所定角度回転す
る都度パルス信号を出力するセンサである。前記水温セ
ンサ31は、内燃機関1のウォータジャケットを流れる
冷却水の温度に対応した電気信号を出力するセンサであ
る。触媒温度センサ32は、排気浄化触媒11の触媒床
温に対応した電気信号を出力するセンサである。アクセ
ルポジションセンサ33は、アクセルペダルの操作量に
対応した電気信号を出力するセンサである。 【0053】ECU28は、上記したような各種センサ
の出力信号値に基づいて内燃機関1の運転状態を判定
し、その判定結果に基づいて燃料噴射制御等を実行する
と共に、本発明の要旨となる燃焼式ヒータ制御を行う。 【0054】以下、ECU28によって実行される燃焼
式ヒータ制御について述べる。ECU28は、内燃機関
1の運転時に図3に示すような燃焼式ヒータ制御ルーチ
ンを実行する。この燃焼式ヒータ制御ルーチンは、所定
時間毎(例えば、クランクポジションセンサ30がパル
ス信号を出力する度)に繰り返し実行されるルーチンで
ある。 【0055】前記燃焼式ヒータ制御ルーチンにおいて、
ECU28は、先ずS301で燃焼式ヒータ14の作動
条件が成立しているか否かを判別する。ここでいう燃焼
式ヒータ14の作動条件としては、例えば、触媒温度セ
ンサ32の出力信号値(排気浄化触媒11の触媒床温)
が活性温度未満である、排気浄化触媒11のSOx被毒
回復処理実行時期である、排気浄化触媒11が吸蔵還元
型リーンNOX触媒である場合のNOX還元処理実行時期
である、室内用暖房装置が作動状態にある、水温センサ
31の出力信号値(冷却水温度)が所定温度未満である
等を例示することができる。 【0056】前記S301において燃焼式ヒータ作動条
件が成立していると判定した場合は、ECU28は、S
302へ進み、燃焼式ヒータ14が既に作動状態にある
か否かを判別する。 【0057】前記S302において燃焼式ヒータ14が
非作動状態にあると判定した場合は、ECU28は、S
303へ進み、燃焼式ヒータ14の着火制御を実行す
る。具体的には、ECU28は、排気側排出通路19を
閉塞して吸気側排出通路18を開放すべく三方切換弁1
7を制御した後に、モータ150、燃料ポンプ26、及
び燃焼筒142のグロープラグへ駆動電力を印加して燃
焼式ヒータ14を作動させる。 【0058】この場合、吸気側排出通路18の終端(吸
気側排出通路18と吸気管3との接続部位)は、吸気導
入通路15の基端(吸気導入通路15と吸気管3との接
続部位)と同様に過給機下流の吸気管3に配置されるた
め、吸気側排出通路18の終端と吸気導入通路15の基
端との圧力差は、吸気の過給圧が高くなった場合でも過
剰に大きくなることがなく、燃焼式ヒータ14内を通過
する吸気流量が過剰に多くなることがなく、燃焼式ヒー
タ14が確実に着火される。 【0059】次に、前記S302において燃焼式ヒータ
14が既に作動状態にあると判定した場合、もしくは前
記S303の処理を実行し終えた場合に、ECU28
は、S304へ進み、三方切換弁17を制御して、排気
浄化触媒11の昇温制御又は吸気の昇温制御を実行す
る。 【0060】例えば、排気浄化触媒11の昇温制御を実
行する場合は、ECU28は、燃焼ガス排出通路16と
排気側排出通路19とを導通させるべく三方切換弁17
を制御して、燃焼式ヒータ14から排出された高温の燃
焼ガスが排気浄化触媒11上流の排気管10に導入され
るようにする。 【0061】また、吸気の昇温制御を実行する場合は、
ECU28は、燃焼ガス排出通路16と吸気側排出通路
18とを導通させるべく三方切換弁17を制御して、燃
焼式ヒータ14から排出された高温の燃焼ガスが吸気管
3に導入されるようにする。 【0062】前記S304の処理を実行し終えたECU
28は、S305へ進み、燃焼式ヒータ14の作動停止
条件が成立しているか否かを判別する。ここでいう燃焼
式ヒータ14の作動停止条件としては、例えば、触媒温
度センサ32の出力信号値(排気浄化触媒11の触媒床
温)が活性温度以上である、排気浄化触媒11のSO x
被毒回復処理が完了している、排気浄化触媒11が吸蔵
還元型リーンNOX触媒である場合のNOX還元処理が完
了している、水温センサ31の出力信号値(冷却水温
度)が所定温度以上である等を例示することができる。 【0063】前記S305において燃焼式ヒータ14の
作動停止条件が成立していないと判定した場合は、EC
U28は、本ルーチンの実行を一旦終了する。一方、前
記S305において燃焼式ヒータ14の作動停止条件が
成立していると判定した場合は、ECU28は、S30
6へ進み、燃焼式ヒータ14の消火制御を実行する。具
体的には、ECU28は、排気側排出通路19を閉塞し
て吸気側排出通路18を開放すべく三方切換弁17を制
御した後に、モータ150、燃料ポンプ26、及び燃焼
筒142のグロープラグに対する駆動電力印加を停止す
る。 【0064】ここで、燃焼式ヒータ14の消火時に三方
切換弁17にて排気側排出通路19を閉塞、且つ吸気側
排出通路18を開放するのは、三方切換弁17にて排気
側排出通路19を開放、且つ吸気側排出通路18を閉塞
すると、コンプレッサハウジング5a下流の過給された
吸気が内燃機関1を迂回してタービンハウジング5b下
流の排気管10へ流れ、遠心過給機5による過給効果が
低下するためである。 【0065】上記したような燃焼式ヒータ14の消火制
御を実行し終えると、ECU28は、本ルーチンの実行
を終了する。一方、前記S301において燃焼式ヒータ
作動条件が不成立であると判定した場合は、ECU28
は、S306にて燃焼式ヒータ14の消火制御を実行し
た後に、本ルーチンの実行を終了する。 【0066】以上述べた実施の形態によれば、燃焼式ヒ
ータ14の着火時に、排気側排出通路19を閉塞して、
吸気側排出通路18と燃焼ガス排出通路16とを導通さ
せることにより、燃焼式ヒータ14の吸気導入経路の基
端と燃焼ガス排出経路の終端とがコンプレッサハウジン
グ5a下流の吸気管3の近接した位置に配置されること
になり、吸気導入経路の基端と燃焼ガス排出経路の終端
との圧力差は、遠心過給機5による過給圧が高くなった
場合でも過剰に大きくなることがなく、燃焼式ヒータ1
4内を通過する吸気流量が過剰に増加することがない。
この結果、燃焼式ヒータ14の着火性が向上する。 【0067】また、本実施の形態によれば、燃焼式ヒー
タ14の消火時に、排気側排出通路19を閉塞して、吸
気側排出通路18と燃焼ガス排出通路16とを導通させ
ることにより、燃焼式ヒータ14が非作動状態にあると
きは、燃焼式ヒータ14の吸気導入経路の基端と燃焼ガ
ス排出経路の終端とがコンプレッサハウジング5a下流
の吸気管3の近接した位置に配置されることになり、遠
心過給機5によって過給された吸気が内燃機関1を迂回
して排気管10へ流出することがない。この結果、燃焼
式ヒータ14の非作動時に、遠心過給機5による過給効
果が低下することがない。 【0068】 【発明の効果】本発明に係る燃焼式ヒータ付内燃機関で
は、燃焼式ヒータを着火する場合に、燃焼式ヒータの吸
気導入経路の基端(吸気導入通路と吸気通路との接続
部)と、燃焼ガス排出経路の終端(第2の燃焼ガス排出
通路と吸気通路との接続部)とが過給機下流の吸気通路
に配置されることになるため、燃焼式ヒータの吸気導入
経路の基端と燃焼ガス排出経路の終端との圧力差は、吸
気の過給圧が高くなった場合でも過剰に大きくなること
がなく、燃焼式ヒータを通過する吸気流量が過剰に増加
することがない。 【0069】従って、本発明によれば、過給機、燃焼式
ヒータ、及び燃焼式ヒータからの燃焼ガスを内燃機関の
排気系へ導入する機構を備えた内燃機関において、燃焼
式ヒータの着火性を向上させることが可能となる。 【0070】また、本発明に係る燃焼式ヒータ付内燃機
関では、燃焼式ヒータを消火する場合に、燃焼式ヒータ
の吸気導入経路の基端と燃焼ガス排出経路の終端とがと
もに過給機下流の吸気通路に配置されることになるた
め、過給機によって過給された吸気が内燃機関を迂回し
て排気通路へ流出することがない。 【0071】従って、本発明によれば、過給機、燃焼式
ヒータ、及び燃焼式ヒータからの燃焼ガスを内燃機関の
排気系へ導入する機構を備えた内燃機関において、燃焼
式ヒータの消火時(燃焼式ヒータの非作動状態にあると
き)の過給圧の低下を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る燃焼式ヒータ付内燃機関の一実
施態様を示す図 【図2】 燃焼式ヒータの内部構成を示す図 【図3】 燃焼式ヒータ制御ルーチンを示すフローチャ
ート図 【符号の説明】 1・・・内燃機関 2・・・吸気枝管 3・・・吸気管 5・・・遠心過給機 9・・・排気枝管 10・・排気管 11・・排気浄化触媒 14・・燃焼式ヒータ 15・・吸気導入通路 16・・燃焼ガス排出通路 17・・三方切換弁 18・・吸気側排出通路 19・・排気側排出通路 22・・冷却水導入管 23・・冷却水排出管 25・・ヒータコア 26・・燃料ポンプ 27・・燃料供給管 28・・ECU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02M 25/07 F02M 25/07 570Z

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられ排気中の
    有害ガス成分を浄化する排気浄化触媒と、 前記内燃機関の吸気通路に設けられ該吸気通路内の吸気
    を過給する過給機と、 前記内燃機関と独立した燃焼室を有する燃焼式ヒータ
    と、 前記過給機下流の吸気通路を流れる吸気の一部を前記燃
    焼式ヒータへ導く吸気導入通路と、 前記燃焼式ヒータで燃焼された燃焼ガスを、前記排気浄
    化触媒上流の排気通路へ導く第1の燃焼ガス排出通路
    と、 前記燃焼式ヒータで燃焼された燃焼ガスを、前記吸気通
    路において前記吸気導入通路との接続部より下流の部位
    に導く第2の燃焼ガス排出通路と、 前記燃焼式ヒータの着火時又は消火時に、前記第1の燃
    焼ガス排出通路を遮断し、前記第2の燃焼ガス排出通路
    を導通させる燃焼ガス経路切換手段と、を備えたことを
    特徴とする燃焼式ヒータ付内燃機関。
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