JP3519657B2 - 情報処理システムおよび情報処理システムの制御方法、ならびに通信中継装置および情報処理装置 - Google Patents

情報処理システムおよび情報処理システムの制御方法、ならびに通信中継装置および情報処理装置

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JP3519657B2
JP3519657B2 JP2000033037A JP2000033037A JP3519657B2 JP 3519657 B2 JP3519657 B2 JP 3519657B2 JP 2000033037 A JP2000033037 A JP 2000033037A JP 2000033037 A JP2000033037 A JP 2000033037A JP 3519657 B2 JP3519657 B2 JP 3519657B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
および情報処理システムの制御方法および情報処理シス
テムの運用方法、ならびに通信中継装置および情報処理
装置に関し、特に、非接触方式のICカードシステム等
の情報処理システムおよびICカードシステムを構成す
るリーダ・ライタ等の通信中継装置および情報処理装置
等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】情報化社会の進展に伴って、旧来の単純
な磁気ストライプを備えた記憶機能のみの磁気カードか
ら、メモリとマイクロプロセッサを内蔵し内部での演算
処理を可能にしたことにより、より高い情報処理機能や
セキュリティレベルが実現可能な、いわゆるICカード
の普及が加速している。
【0003】このようなICカードを取り扱うICカー
ドシステムでは、ICカードにアクセスするホストコン
ピュータ等の上位装置(情報処理装置)と、アクセス対
象のICカードとのインタフェースを提供するリーダ・
ライタ(通信中継装置)を備える構成を採り、リーダ・
ライタに、特定のICカードの通信プロトコルを処理す
る機能を実装することで、上位装置のアプリケーション
プログラムからのICカードへのアクセスを、READ
/WRITE等の一般的なI/Oインタフェースにて実
現することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の参考技術の場
合、ICカードとの通信を可能とするリーダ・ライタ
は、予め決められた特定のICカードとの通信プロトコ
ルのサポートに機能が限定されることとなる。このた
め、別種の新たな通信プロトコルを持つICカードとの
通信を可能とするためには、新たな通信プロトコルを持
つICカードが出現するたびに、リーダ・ライタのソフ
トウェアやファームウェア、ハードウェアの変更(バー
ジョンアップ)が必要となる、という技術的課題があ
る。このことは、リーダ・ライタ自体のコストや保守管
理コストの増大、新規な通信プロトコルのICカードの
普及遅延、等の様々な技術的課題をもたらす。
【0005】たとえば、非接触方式のICカードは、未
だ普及の途上にあり、様々な用途向けに多様な通信プロ
トコルが出現する可能性があり、上述の技術的課題の重
要性は一層大きい。
【0006】本発明の目的は、リーダ・ライタ等の通信
中継装置の煩雑なバージョンアップを必要とすることな
く、任意の通信プロトコルを持つICカード等の携帯装
置の運用が可能な技術を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ICカードシステム
等の情報処理システムに用いられるリーダ・ライタ等の
通信中継装置の保守管理コストを低減することが可能な
技術を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、新規な通信プロトコ
ルを持つICカード等の携帯装置の普及の迅速化を実現
することが可能な技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、メモリおよび
演算機能を含む携帯装置と、携帯装置との間で情報の授
受を行う上位装置と、携帯装置と上位装置との間に介在
し、携帯装置との間で非接触に通信を行うことで情報の
中継を行う通信中継装置とを含む情報処理システムにお
いて、上位装置と通信中継装置との間には、通信中継装
置が携帯装置から受信した情報の少なくとも一部をその
ままの状態で上位装置に中継する第1の操作、上位装置
から携帯装置に送信された情報の少なくとも一部を通信
中継装置がそのままの状態で携帯装置に中継する第2の
操作、の少なくとも一方の操作を指示するコマンドイン
タフェースを備えたものである。
【0010】また、本発明は、メモリおよび演算機能を
含む携帯装置と、携帯装置との間で情報の授受を行う上
位装置と、携帯装置と上位装置との間に介在し、携帯装
置との間で非接触に通信を行うことで情報の中継を行う
通信中継装置とを含む情報処理システムにおいて、通信
中継装置は、携帯装置から受信した情報の少なくとも一
部をそのままの状態で上位装置に中継する第1の操作、
上位装置から携帯装置に送信された情報の少なくとも一
部をそのままの状態で携帯装置に中継する第2の操作、
の少なくとも一方の操作を行う制御論理を備えたもので
ある。
【0011】また、本発明は、メモリおよび演算機能を
含む携帯装置と、携帯装置との間で情報の授受を行う上
位装置と、携帯装置と上位装置との間に介在し、携帯装
置との間で非接触に通信を行うことで情報の中継を行う
通信中継装置とを含む情報処理システムの制御方法にお
いて、認識された携帯装置の通信プロトコルの種別に応
じて、通信プロトコルの処理の少なくとも一部を上位装
置にて行うものである。
【0012】また、本発明は、メモリおよび演算機能を
含む携帯装置と、携帯装置との間で情報の授受を行う上
位装置と、携帯装置と上位装置との間に介在し、携帯装
置との間で非接触に通信を行うことで情報の中継を行う
通信中継装置とを含む情報処理システムの運用方法にお
いて、情報処理システムを設置する工程と、情報処理シ
ステムを稼働させる工程と、必要に応じて、複数の携帯
装置の各々の通信プロトコルのうち、通信中継装置が未
対応の通信プロトコルを処理するソフトウェアを上位装
置に実装する工程と、を含むようにしたものである。
【0013】また、本発明は、メモリおよび演算機能を
含む携帯装置と、携帯装置との間で情報の授受を行う上
位装置との間に介在し、携帯装置との間で非接触に通信
を行うことで情報の中継を行う通信中継装置において、
携帯装置から受信した情報の少なくとも一部をそのまま
の状態で上位装置に中継する第1の操作、上位装置から
携帯装置に送信された情報の少なくとも一部をそのまま
の状態で携帯装置に中継する第2の操作、の少なくとも
一方の操作を行う制御論理を備えたものである。
【0014】また、本発明は、携帯装置との間で非接触
に通信を行う通信中継装置を介して携帯装置との間にお
ける情報の授受を行う情報処理装置において、通信中継
装置に代わって携帯装置との間の通信プロトコル処理を
実行するソフトウェアを備えたものである。
【0015】より具体的には、一例として、メモリと演
算機能を有したICカード(非接触ICカード)と、I
Cカードと上位装置との中継を行うICカードのリーダ
・ライタと、リーダ・ライタを介してICカードのメモ
リアクセス、演算処理を行える上位装置から構成される
ICカードシステムにおいて、ICカードに対するポー
リングに対するICカードからの応答情報に基づいて、
上位装置または、リーダ・ライタが、その応答情報から
ICカードの通信プロトコルを判別する手段を設ける。
【0016】リーダ・ライタは、上位装置からの特定の
ICカードへのコマンドを、そのICカード特有の通信
プロトコルに変換する手段と、上位装置からの任意のI
Cカードへのコマンド等の通信情報を、当該通信情報の
一部もしくは全部をそのまま、ICカードへ伝送する手
段と、夫々のICカードからの返信情報の一部または全
部を上位装置にそのまま伝送する手段を有する。上位装
置は、ICカードからの応答情報に基づいて、ICカー
ドの通信プロトコルを判別し、情報をアクセスしたい特
定のICカードの通信プロトコルをリーダ・ライタへの
コマンド内に格納して伝送する手段を有する。
【0017】これらの手段により、リーダ・ライタのソ
フトウェアやハードウェア等にになんら変更を加えるこ
となく、任意の通信プロトコルを持つICカードのアク
セスを可能とする非接触ICカードシステムが提供でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の情報処理システムおよび
情報処理システムの制御方法および情報処理システムの
運用方法、ならびに通信中継装置および情報処理装置の
一実施の形態である非接触ICカードシステムの構成例
を示す概念図であり、図2および図3は、図1の構成を
より詳細に例示した概念図である。
【0020】本実施の形態の非接触ICカードシステム
は、メモリと演算機能を有した非接触ICカード、IC
カード・タグ等の携帯装置30と、携帯装置30と他の
装置(上位装置10)との情報の授受の中継を行うリー
ダ・ライタ等の通信中継装置20と、通信中継装置20
を介して携帯装置30のメモリアクセス、演算処理を行
える上位装置10から構成され、携帯装置30と通信中
継装置20は、電磁波などの媒体を介して通信を行うシ
ステムである。
【0021】すなわち、図2に例示されるように、本実
施の形態の携帯装置30は、マイクロプロセッサおよび
不揮発性のメモリ等を含み、情報の記憶や演算処理等が
可能な構成の処理部31、処理部31と外部との間での
電波通信等の非接触通信のためのA/D、D/A変換、
変復調処理、ビット・コーディング、等の処理を行う送
受信部32、非接触通信のためのアンテナ部33、等で
構成されている。なお、携帯装置30は、人間が携行す
るICカード等に限らず、たとえば物品に付随して物流
管理や生産管理等に用いられる一般のICカード・タグ
等も含むことはいうまでもない。
【0022】また、リーダ・ライタ等として機能する通
信中継装置20は、ROM21a、RAM21bを備え
たマイクロプロセッサ等からなり、演算機能を備えたマ
イコン処理部21、非接触通信のためのビット・コーデ
ィング等を行う符号処理部22、電波通信等の非接触通
信のためのD/A変換、増幅、変調処理、等を行う送信
部23、電波通信等の非接触通信のためのA/D変換、
増幅、復調処理、等を行う受信部24、アンテナ部2
5、等で構成されている。
【0023】マイコン処理部21のROM21aには、
当該通信中継装置20の製造時に既知の携帯装置30の
通信プロトコルを処理する機能、後述のように、認識さ
れた携帯装置30の通信プロトコルの判別結果や、上位
装置10からの指示の基づいて、携帯装置30から受け
取った通信情報の少なくとも一部をそのまま上位装置1
0に送出する機能、および上位装置10から受け取った
携帯装置30への送信情報の少なくとも一部をそのまま
携帯装置30に送出することで、通信中継装置20にお
いて未知の通信プロトコルを、上位装置10の側で処理
可能とすることにより、任意の通信プロトコルを持つ携
帯装置30にアクセスする機能を実現するためのプログ
ラムが格納されている。
【0024】また、マイコン処理部21のRAM21b
は、上位装置10と携帯装置30との間で授受される通
信情報を中継するためのバッファ、任意の演算処理の作
業エリア等に用いられる。
【0025】図3は、本実施の形態の非接触ICカード
システムにおける上位装置10のソフトウェア構成の一
例を示している。
【0026】本実施の形態の場合、上位装置10のソフ
トウェア構成は、通信中継装置20との通信路40にお
ける物理的なレベルでの通信制御を行う通信ドライバ1
1、通信ドライバ11の上で、通信中継装置20との間
でのデータ授受の論理的な手続きを制御する対通信中継
装置プロトコル制御ソフトウェア12、ICカードプロ
トコル制御ソフトウェア、ICカード等の携帯装置30
を利用するアプリケーションプログラム16の階層構造
を呈している。
【0027】ICカードプロトコル制御ソフトウェア
は、通信中継装置20がサポート済の通信プロトコルを
持つ携帯装置30にアクセスするためのインタフェース
をアプリケーションプログラム16に提供する、通信中
継装置サポートプロトコル処理プログラム13(以下、
プロトコル処理プログラム13と記す)と、通信中継装
置20が未サポートの通信プロトコルを持つ携帯装置3
0にアクセスするためのインタフェースをアプリケーシ
ョンプログラム16に提供する、通信中継装置未サポー
トプロトコル処理プログラム15(以下、プロトコル処
理プログラム15と記す)と、通信中継装置20が部分
的にサポート可能な通信プロトコルを持つ携帯装置30
にアクセスするためのインタフェースをアプリケーショ
ンプログラム16に提供する、通信中継装置一部サポー
トプロトコル処理プログラム14(以下、プロトコル処
理プログラム14と記す)と、からなる。
【0028】そして、上述のICカードプロトコル制御
ソフトウェアのうち、プロトコル処理プログラム13
は、ICカードシステムの設置時点で、標準で上位装置
10に実装されているものであり、それ以外のプロトコ
ル処理プログラム14、プロトコル処理プログラム15
は、たとえば、ICカードシステムを構成する通信中継
装置20が設置された後に普及した新たな通信プロトコ
ル(通信中継装置20にとっては未知の通信プロトコ
ル)のICカード(携帯装置30)の普及に応じて、随
時、上位装置10に実装されるものである。
【0029】以下、本実施の形態の作用の一例を説明す
る。
【0030】通信中継装置20の通信可能範囲に複数の
異なる通信プロトコルを持つ携帯装置30が存在し、か
つ、通信中継装置20からのポーリング(質問信号)に
より、個々の携帯装置30が保有する情報を応答するこ
とにより、通信中継装置20、または、上位装置10
は、個々の携帯装置30が持つ通信プロトコルを判別す
る。
【0031】なお、上位装置10は、認識された複数の
携帯装置30の各々にユニーク論理番号を付与する。そ
して、たとえば、通信中継装置20の通信時間を複数の
タイムスロットに分割し、個々のタイムスロットに前記
論理番号を対応させ、個々の携帯装置30は自携帯装置
30に対応したタイムスロットのタイミングを選択して
情報の授受を行うことで、複数の携帯装置30と通信中
継装置20との情報の授受が行われる。
【0032】通信中継装置20、および、上位装置10
が携帯装置30の持つ通信プロトコルを判別する場合の
手順を図5のフローチャートに示す。
【0033】通信中継装置20からのポーリング(ステ
ップ51)に対する携帯装置30からの固有情報ID−
Aを受信し(ステップ52)、この固有情報ID−A
は、上位装置10に送出される(ステップ53)。そし
て、この固有情報ID−Aに基ずき、通信中継装置20
および、上位装置10は、携帯装置30の持つ通信プロ
トコルを判別する。通信中継装置20は、上位装置10
からのコマンド(ステップ54)を携帯装置30に特有
の通信プロトコルに変換し(ステップ55)、携帯装置
30へ伝送する。また、通信中継装置20は、このコマ
ンドに対する携帯装置30からの応答を(ステップ5
6)、上位装置10用の通信プロトコルに変換して上位
装置10に送出する(ステップ57)。
【0034】このように、通信中継装置20は、上位装
置10からの通信文のEDC(エラー検出コード)や、
データフォーマットの編集加工を行い、通信プロトコル
の判別出来ている携帯装置30とのアクセスを行う。な
お、この図5の場合において、上位装置10でアプリケ
ーションプログラム16に対してICカードへのアクセ
スインタフェースを提供するのは、プロトコル処理プロ
グラム13である。
【0035】一方、通信中継装置20でサポートしてい
ない通信プロトコルを持つ携帯装置30からの固有情報
を受け取った場合の手順を図6に示す。
【0036】通信中継装置20からのポーリング(ステ
ップ61)に対する携帯装置30からの固有情報ID−
Bを受信し(ステップ62)、この固有情報ID−B
は、上位装置10に送出される(ステップ63)。
【0037】上位装置10は、通信中継装置20から受
け取った固有情報ID−Bにより、通信中継装置20が
サポートしていない携帯装置30が存在している事を認
識する。上位装置10は、通信中継装置20に対し、ス
ルーコマンドを発行し(ステップ64)、通信中継装置
20は、上位装置10から受け取った電文の一部を取り
出し、その部分をそのままスルーで携帯装置30へのコ
マンドとして伝送する(ステップ65)。通信中継装置
20は、一定時間内に受け取った携帯装置30からの応
答を(ステップ66)、そのまま上位装置10にデータ
として転送する(ステップ67)。なお、この図6の場
合において、上位装置10でアプリケーションプログラ
ム16に対してICカードへのアクセスインタフェース
を提供するのは、プロトコル処理プログラム15であ
る。
【0038】また、図7のフローチャートに例示される
ように、通信中継装置20は、上位装置10からの携帯
装置30への任意の質問信号Qを、スルーで携帯装置3
0へ伝送し(ステップ71、ステップ72)、携帯装置
30からの応答(固有情報ID−C)を、上位装置10
にそのまま伝える(ステップ73、ステップ74)機能
をも有する。すなわち、この場合、任意のICカード等
の携帯装置30を認識するためのポーリングは通信中継
装置20の代わりに上位装置10が実行している。
【0039】この図7の場合において、上位装置10で
アプリケーションプログラム16に対してICカードへ
のアクセスインタフェースを提供するのは、プロトコル
処理プログラム15である。
【0040】このように、上位装置10は、通信中継装
置20における特定の通信プロトコルのサポートの有無
に関係なく、任意の通信プロトコルを持つ携帯装置30
からのプロトコル情報を得ることが出来る。
【0041】さらに、図8のフローチャートに例示され
るように、通信中継装置20が、EDCの変換やデータ
フォーマットやデータ長のチェック程度の、中継情報へ
の部分的な介入により、当該通信中継装置20で未サポ
ートの通信プロトコルでの、上位装置10と携帯装置3
0との間の通信を可能にすることもできる。
【0042】すなわち、通信中継装置20からのポーリ
ング(ステップ81)に対する携帯装置30からの固有
情報ID−Dを受信し(ステップ82)、この固有情報
ID−Dは、上位装置10に送出される(ステップ8
3)。そして、この固有情報ID−Dに基づき、通信中
継装置20および、上位装置10は、携帯装置30の持
つ通信プロトコルを判別する。この場合、上位装置10
は、固有情報ID−Dに基づいて、認識された携帯装置
30の通信プロトコルが、通信中継装置20で部分的に
介入可能なものと判断し、通信中継装置20に対して上
位装置10からEDC部分の変換等の部分的な介入を指
示するコマンド(ステップ84)を発行し、このコマン
ドに基づいて、通信中継装置20は携帯装置30に対応
したEDCに変換して(ステップ85)、携帯装置30
へ伝送する。また、通信中継装置20は、このコマンド
に対する携帯装置30からの応答(ステップ86)に対
して、EDC、フォーマット、データ長のチェック、さ
らには上位装置10に対応したEDCへの変換、等の部
分的な介入を行い、上位装置10に送出する(ステップ
87)。
【0043】この図8の場合、上位装置10でアプリケ
ーションプログラム16に対してICカードへのアクセ
スインタフェースを提供するのは、プロトコル処理プロ
グラム14である。
【0044】このように、通信中継装置20のレベルで
部分的に介入可能な未サポートの通信プロトコルを持つ
携帯装置30との通信も行うことができる。
【0045】上述のような通信中継装置20の動作の一
例をまとめて図4のフローチャートにて説明する。
【0046】すなわち、定期的に質問信号を出すポーリ
ングを実行し(ステップ101)、ICカード等の携帯
装置30からの固有情報の応答があったら(ステップ1
02)、上位装置10に当該固有情報を中継して送信す
ることでICカードの種別を報告し(ステップ10
3)、上位装置10からのコマンドを待つ(ステップ1
04)。
【0047】上位装置10からコマンドを受領したら、
当該コマンドに基づいてプロトコル処理を切り換える
(ステップ105)。
【0048】すなわち、通信中継装置20が完全にサポ
ートする通信プロトコルの携帯装置30の場合には、E
DCチェック、コマンドチェック、携帯装置30からの
受信データチェック、送受信データ処理、等のプロトコ
ル処理を行う(ステップ106)。なお、この時、上位
装置10で動作するのは、システム設置時に標準で実装
されているプロトコル処理プログラム13である。
【0049】また、通信中継装置20にとって全く未知
の通信プロトコル(サポート無し)の場合には、上位装
置10と携帯装置30との間で授受される通信データの
一部/全部をスルーで中継する(ステップ108)。な
お、この時、上位装置10で動作するのは、システム設
置後等において、出現が予想される新規な通信プロトコ
ルに対応して、追加実装されるプロトコル処理プログラ
ム15である。
【0050】また、通信中継装置20にとって未知の通
信プロトコルであるが、部分的なサポートが可能な場合
には、上位装置10と携帯装置30との間で授受される
通信データの一部をスルーで中継する(ステップ10
7)。なお、この時、上位装置10で動作するのは、シ
ステム設置後等において、出現が予想される新規な通信
プロトコルに対応して、追加実装されるプロトコル処理
プログラム14である。
【0051】上述のように、通信中継装置20は、上位
装置10からの指示により、携帯装置30との通信を行
うものであり、任意の通信プロトコルを持つ複数の携帯
装置30との通信は、上位装置10からのコマンドを解
釈して実行する。
【0052】コマンドは、予め通信中継装置20が備え
ている特定の携帯装置30に対応した通信プロトコルに
変換して携帯装置30との通信を行うものと、コマンド
のデータ部をそのまま携帯装置30に伝送するものから
なり、図9にそのコマンド変換手順を示す。
【0053】コマンドAに対して通信中継装置20は、
命令Aを解釈し、命令aに変換し、EDCもBCCやC
RC等の決められたチェックコードに変換する。データ
が付随している場合には、固定長に分割編集するよう
な、特定の携帯装置30と通信が行えるようプロトコル
変換を行う。
【0054】また、携帯装置30からの応答に関して
は、その応答の妥当性をテェックし、上位装置10に伝
送する。
【0055】コマンドB対して通信中継装置20は、命
令Bを解釈し、データBを取り出し、携帯装置30との
通信フォーマーットに変換するのみで、データBをその
まま携帯装置30へ伝送する。この場合、携帯装置30
に送出されるデータBには、上位装置10にて生成され
たプロトコル制御情報が、必要に応じて正味の通信デー
タに付加されている。また、携帯装置30からの応答に
関しては、その応答の妥当性をテェックせず、そのまま
上位装置10に伝送し、応答の妥当性チェックは上位装
置10で行う。
【0056】これにより、携帯装置30からは、通信中
継装置20があたかも自身の通信プロトコルに対応して
いるように見え、なんら支障なく、通信中継装置20を
経由した上位装置10とのデータ通信が可能となる。
【0057】このように、このシステムでは、任意の通
信プロトコルを持つ携帯装置30との通信が、1種類の
通信中継装置20で可能となる。換言すれば、任意の携
帯装置30が持つ任意の通信プロトコルが通信中継装置
20にて未サポートの場合でも、当該通信中継装置20
を用いて、上位装置10と当該携帯装置30との間での
情報通信が可能となる。
【0058】上述のような本実施の形態のICカードシ
ステムの運用方法の一例を、図10のフローチャートに
示す。
【0059】すなわち、通信中継装置20の製造時点、
あるいはシステム設置時点までに既知の携帯装置30の
通信プロトコルを通信中継装置20に実装して上位装置
10とともに設置する(ステップ201)。この時、上
位装置10には、通信ドライバ11、対通信中継装置プ
ロトコル制御ソフトウェア12、通信中継装置20での
通信プロトコル処理を前提とするプロトコル処理プログ
ラム13、携帯装置30のアクセスを行うアプリケーシ
ョンプログラム16が実装されている。
【0060】この設置時の状態でICカードシステムの
稼働を開始し(ステップ202)、通信中継装置20に
未実装の通信プロトコルを持つ携帯装置30の出現が予
想される場合には(ステップ203)、出現が予想され
る新たな通信プロトコルを、上位装置10の側で処理可
能にすべく、必要に応じて、プロトコル処理プログラム
15、プロトコル処理プログラム14、を上位装置10
に実装して備える(ステップ204)。この時、通信中
継装置20については、ハードウェア、ソフトウェア、
ファームウェア等に全く変更を加える必要はない。
【0061】通信中継装置20の設置数が多い大規模な
ICカードシステムほど、新たな携帯装置30の通信プ
ロトコルに対応するための設備更新に膨大な労力やコス
トを必要とするが、本実施の形態の場合には、上位装置
10のソフトウェアを追加するだけで、直ちに、新規な
通信プロトコルに対応でき、低コストにて新規な通信プ
ロトコルを持つ携帯装置30の普及や機能強化等を促進
することが可能となる。
【0062】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、リーダ・ライタ等の通
信中継装置の煩雑なバージョンアップを必要とすること
なく、任意の通信プロトコルを持つICカード等の携帯
装置の運用ができる、という効果が得られる。
【0064】また、ICカードシステム等の情報処理シ
ステムに用いられるリーダ・ライタ等の通信中継装置の
保守管理コストを低減することができる、という効果が
得られる。
【0065】また、新規な通信プロトコルを持つICカ
ード等の携帯装置の普及の迅速化を実現することができ
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理システムおよび情報処理シス
テムの制御方法および情報処理システムの運用方法、な
らびに通信中継装置および情報処理装置の一実施の形態
である非接触ICカードシステムの構成の一例を示す概
念図である。
【図2】図1の非接触ICカードシステムの構成をより
詳細に例示した概念図である。
【図3】図1の上位装置のソフトウェア構成をより詳細
に例示した概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態である非接触ICカード
システムを構成する通信中継装置の作用の一例を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態である非接触ICカード
システムの作用の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態である非接触ICカード
システムの作用の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態である非接触ICカード
システムの作用の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態である非接触ICカード
システムの作用の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施の形態である非接触ICカード
システムを構成する通信中継装置の作用の一例を示す概
念図である。
【図10】本発明の一実施の形態である非接触ICカー
ドシステムの運用方法の作用の一例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…上位装置(情報処理装置)、11…通信ドライ
バ、12…対通信中継装置プロトコル制御ソフトウェ
ア、13…通信中継装置サポートプロトコル処理プログ
ラム、14…通信中継装置一部サポートプロトコル処理
プログラム、15…通信中継装置未サポートプロトコル
処理プログラム、16…アプリケーションプログラム、
20…通信中継装置、21…マイコン処理部、21a…
ROM(制御論理)、21b…RAM、22…符号処理
部、23…送信部、24…受信部、25…アンテナ部、
30…携帯装置、31…処理部、32…送受信部、33
…アンテナ部、40…通信路、ID−A、ID−B、I
D−C、ID−D…固有情報(プロトコル識別情報)、
A,B…コマンド(コマンドインタフェース)。
フロントページの続き (72)発明者 吉野 亮三 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 エンタープライズサーバ事 業部内 (72)発明者 角田 健一 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 エンタープライズサーバ事 業部内 (72)発明者 池澤 伸二 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 エンタープライズサーバ事 業部内 (72)発明者 伊達 滋 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 土橋 寿昇 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 西村 眞次 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 山口 晃 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 曽根原 利法 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 滝口 昌宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 高橋 清志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 佐藤 博美 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (72)発明者 三浦 融 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (56)参考文献 特開2000−11100(JP,A) 特開 平11−102419(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/10

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリおよび演算機能を含む携帯装置
    と、前記携帯装置との間で情報の授受を行う上位装置
    と、前記携帯装置と前記上位装置との間に介在し、前記
    携帯装置との間で非接触に通信を行うことで前記情報の
    中継を行う通信中継装置とを含む情報処理システムであ
    って、 前記上位装置は、前記通信中継装置を介して報告される
    前記携帯装置のプロトコル情報に応じて、前記通信中継
    装置の中継機能を変更するコマンドを発行する機能を備
    えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 メモリおよび演算機能を含む携帯装置
    と、前記携帯装置との間で情報の授受を行う上位装置
    と、前記携帯装置と前記上位装置との間に介在し、前記
    携帯装置との間で非接触に通信を行うことで前記情報の
    中継を行う通信中継装置とを含む情報処理システムであ
    って、 前記通信中継装置は、前記携帯装置への伝送ブロックに
    当該伝送ブロックの誤り検出符号(EDC)を付加する
    動作、および、前記携帯装置からの応答伝送ブロックに
    付加されている誤り検出符号(EDC)に対するチェッ
    ク動作の少なくとも一方の動作の実行可否を、前記上位
    装置から前記携帯装置へのコマンドにより決定する機能
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の情報処理システ
    ムにおいて、 前記携帯装置は、前記通信中継装置からのポーリングに
    より、前記携帯装置内に有するプロトコル識別情報を応
    答する機能を備え、前記通信中継装置は前記プロトコル
    識別情報を前記上位装置に報告する機能を備えたことを
    特徴とする情報処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の情報処理システ
    ムにおいて、 前記通信中継装置は、前記上位装置から前記携帯装置へ
    のコマンドを解釈し、前記携帯装置と通信可能な通信プ
    ロトコルに変換する機能を有し、かつ、前記携帯装置か
    らの応答を前記上位装置と通信可能な通信プロトコルに
    変換する機能を有することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の情報処理システ
    ムにおいて、 前記通信中継装置は、前記上位装置から前記通信中継装
    置へのコマンドをそのまま前記携帯装置へのコマンドと
    して送信し、かつ、前記携帯装置からの応答伝送ブロッ
    クをそのまま前記上位装置への応答データとして、上位
    装置へ返信する機能を有することを特徴とする情報処理
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の情報処理システ
    ムにおいて、 前記通信中継装置は、前記上位装置から前記通信中継装
    置へのコマンドの一部を取り出し、前記携帯装置へのコ
    マンドとして送信し、かつ、前記携帯装置からの応答伝
    送ブロックをそのまま上位装置への応答データの一部に
    格納して送出する機能を有することを特徴とする情報処
    理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載の情報処理システ
    ムにおいて、 前記通信中継装置は、複数の前記携帯装置の各々に、個
    々の前記携帯装置をユニークに弁別するための論理番号
    を付与する機能を有し、複数の前記携帯装置との時系列
    通信を行う機能を有することを特徴とする情報処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の情報処理システ
    ムにおいて、 前記上位装置および前記通信中継装置は、前記携帯装置
    の存在の有無を確認するポーリング機能を有することを
    特徴とする情報処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7また
    は8記載の情報処理システムにおいて、前記携帯装置は
    ICカードであり、前記通信中継装置はICカードリー
    ダ・ライタであることを特徴とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】 メモリおよび演算機能を含む携帯装置
    と、前記携帯装置との間で情報の授受を行う上位装置
    と、前記携帯装置と前記上位装置との間に介在し、前記
    携帯装置との間で非接触に通信を行うことで前記情報の
    中継を行う通信中継装置とを含む情報処理システムの制
    御方法であって、前記上位装置が、認識された前記携帯
    装置の通信プロトコルの種別に応じて、前記通信中継装
    置の中継機能を変更させることを特徴とする情報処理シ
    ステムの制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の情報処理システムの
    制御方法において、前記携帯装置はICカードであり、
    前記通信中継装置はICカードリーダ・ライタであるこ
    とを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  12. 【請求項12】 メモリおよび演算機能を含む携帯装置
    と、前記携帯装置との間で情報の授受を行う上位装置と
    の間に介在し、前記携帯装置との間で非接触に通信を行
    うことで前記情報の中継を行う通信中継装置であって、前記携帯装置への伝送ブロックに当該伝送ブロックの誤
    り検出符号(EDC)を付加する動作、および、前記携
    帯装置からの応答伝送ブロックに付加されている誤り検
    出符号(EDC)に対するチェック動作の少なくとも一
    方の動作の実行可否を、前記上位装置から前記携帯装置
    へのコマンドにより決定する機能 を備えたことを特徴と
    する通信中継装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の通信中継装置におい
    て、前記携帯装置はICカードであり、前記通信中継装
    置はICカードリーダ・ライタであることを特徴とする
    通信中継装置。
  14. 【請求項14】 メモリおよび演算機能を含む携帯装置
    との間で非接触に通信を行う通信中継装置を介して前記
    携帯装置との間における情報の授受を行う情報処理装置
    であって、前記通信中継装置を介して報告される前記携帯装置のプ
    ロトコル情報に応じて、前記通信中継装置の中継機能を
    変更するコマンドを発行する機能 を備えたことを特徴と
    する情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の情報処理装置におい
    て、前記携帯装置はICカードであり、前記通信中継装
    置はICカードリーダ・ライタであることを特徴とする
    情報処理装置。
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