JP3518790B2 - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

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JP3518790B2 JP04780397A JP4780397A JP3518790B2 JP 3518790 B2 JP3518790 B2 JP 3518790B2 JP 04780397 A JP04780397 A JP 04780397A JP 4780397 A JP4780397 A JP 4780397A JP 3518790 B2 JP3518790 B2 JP 3518790B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス等
を構成する端子付電線をつくる端子圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】端子圧着装置は一般にクリンパとこれに
対向するアンビルとを備え、クリンパの昇降により電線
の露出導体に端子を圧着する構造である。そして、クリ
ンパの昇降は、サーボモータの回転を減速してクランク
シャフトに伝達し、該クランクシャフトの回転を直線運
動に変換して前記クリンパを装着したラムを昇降させる
ことにより行っている。また、端子圧着時の制御は前記
クランクシャフトの回転角度により加速、減速、圧接、
待避等の制御を行なわせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の端子圧着装置においては、端子圧着の制御をクランク
を構成するクランクシャフトの回転角度によって制御を
行っている。クランクシャフトの回転角度はエンコーダ
やセンサ等によって上死点または下死点等を機械原点と
し、機械原点よりの回転角度または回転角度に対応した
値を出力させている。
【0004】しかし、エンコーダやセンサ等を完全に上
死点または下死点と一致させて取付けることは困難であ
り、またピストン−クランクを構成する部品間のガタ等
によって設定された回転角にクランクを回転しても、ク
リンパの高さが設定通りの高さにならず、圧着制御に不
都合が生じていた。
【0005】本発明はエンコーダやセンサ等の出力値が
基準となる機械原点よりの値となるようにした端子圧着
装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明においては、電線の露出導体に端
子をかしめる昇降自在のクリンパと、該クリンパに対向
するアンビルとを備え、クリンパの昇降をサーボモー
タ等によりクランクシャフトを回転させ、クランクシャ
フトの回転運動を上下運動に変換してラムを介して前記
クリンパに伝達することにより行なう駆動手段により行
わせる端子圧着装置において、機械原点データPを格納
する原点データ格納部と、前記クランクシャフトを一定
角度θ回転させる角度θ回転部と、前記角度θ回転部に
よって前記クランクシャフトを機械原点より角度+θお
よび機械原点より角度−θ回転させたときの前記ラム高
さの変化値より算出した前記機械原点データPの補正値
を入力する入力部と、前記原点データ格納部に格納され
ている機械原点データPを前記入力部より入力された補
正値で補正する原点データ補正部と、を備える。
【0007】請求項2の発明においては、前記入力部よ
り入力する補正値を、前記クランクシャフトの回転中心
よりクランクまでの距離をR、機械原点よりクランクシ
ャフトを角度+θ回転させたときのラム高さの変化値を
H′、角度−θ回転させたときのラム高さの変化値を
H″とするとき、 θ′=Sin -1((H″−H′)/(2RSin θ)) を補正値として算出し、前記原点データ格納部に格納さ
れている機械原点データPに前記補正値θ′を加算した
値P+θ′を新たに機械原点データ値とする。
【0008】請求項1,2の発明によれば、クランクの
回転半径をR、クランクを角度θ回転部によって角度θ
および−θ回転させたときのラム高さの変化値をそれぞ
れH′およびH″とするとき、補正値θ′を θ′=Sin -1((H″−H′)/(2RSin θ)) によって算出し、原点データ格納部に格納されている機
械原点データPを原点データ補正部によってP+θ′に
補正するようにしたので、補正された機械原点データを
参照することによって機械原点よりの回度を正確に求め
ることができる。
【0009】請求項3の発明においては、前記クランク
シャフトの回転にともなって信号を出力するエンコーダ
を備え、前記原点データ格納部に格納される機械原点デ
ータを前記エンコーダの出力値に対応する値で格納す
る。請求項4の発明においては、前記エンコーダを前記
サーボモータの回転軸に取付けると共にモータの回転軸
と前記クランクシャフトの間に減速機を設ける。請求項
3,4の発明によれば、原点データ格納部に格納する機
械原点データを、サーボモータの回転軸にエンコーダを
取付けると共に、モータの回転軸とクランクシャフトの
間に減速機を設け、エンコーダの出力値に対応する値で
機械原点データを格納するようにしたので、正確で確度
の高い値を格納することができる。
【0010】また、請求項5の発明においては、電線の
露出導体に端子をかしめる昇降自在のクリンパと、該ク
リンパに対向するアンビルとを備え、クリンパの昇降
サーボモータ等によりクランクシャフトを回転さ
せ、クランクシャフトの回転運動を上下運動に変換して
ラムを介して前記クリンパに伝達することにより行なう
駆動手段により行わせる端子圧着装置において、機械原
点データPを格納する原点データ格納部と、前記クラン
クシャフトを一定角度θ回転させる角度θ回転部と、前
記角度θ回転部によってクランクシャフトを回転したと
きのラム高さを測定するラム高さ測定手段と、前記クラ
ンクシャフトの回転中心よりクランクまでの距離をR、
機械原点よりクランクシャフトを角度+θ回転させたと
きのラム高さの変化値をH′、機械原点よりクランクシ
ャフトを角度−θ回転させたときのラム高さの変化値を
H″とするとき、 θ′=Sin -1((H″−H′)/(2RSin θ)) を補正値として算出する補正値算出手段と、前記補正値
算出手段で算出された補正値θ′を前記原点データ格納
部に格納されている機械原点データ値Pに加算してP+
θ′を新たに機械原点データとして補正する原点データ
補正部と、を備える。
【0011】請求項5の発明は、ラム高さを測定する手
段を設け、クランクを角度θおよび−θ回転させるとき
のラム高さの変化をそれぞれ取込んで補正値θ′を算出
し、原点データ格納部に格納されている機械原点データ
PをP+θ′補正するようにしたので、容易に正確な機
械原点を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を示す図面を参照して説明する。図1および図2にお
いて、1は本発明に係る端子圧着装置Aのケーシングで
あって、基板2とその両側の側板3,3とから成り、両
側板3,3の上部後方には減速機5を備えたサーボモー
タ4が固定されている。減速機5の出力軸6には偏心ピ
ン(クランク軸)8を有する円板7が軸装され、偏心ピ
ン8にはスライドブロック9が枢着されている。スライ
ドブロック9の上面および下面はラム11に取付けられ
た受座10および10′間に摺動自在に装着されてお
り、円板7の回転によりスライドブロック9は受座1
0,10′間を左右方向にスライドすると共にラム11
が上下方向に移動する。このラム11は両側板3,3の
内面に設けたラムガイド12,12に上下摺動自在に装
着されており、円板7、スライドブロック9、受座1
0,10′、ラム11およびラムガイド12がピストン
−クランク機構を構成している。
【0013】ラム11は下端部に係合凹部13を有し、
該係合凹部13にはクリンパ14を取付けたクリンパホ
ルダ15の係合凸部16が着脱自在に装着され、クリン
パ14の直下にはこれと対向してアンビル17が基板2
上のアンビル取付台24に固定されている。なお、18
は既知の構成の端子供給装置であり、図示しない連鎖状
端子を支持する端子ガイド19、端子押さえ20、先端
に端子送り爪21を有する端子送りアーム22および該
アーム22を進退させる揺動リンク23等を備え、揺動
リンク23は前記ラム11の降下,上昇に合わせて前後
に揺動し、端子送り爪21により端子(図示せず)を一
個ずつアンビル17上に送り込むようになっている。ま
た、アンビル17はアンビル取付台24のハンドル25
の操作によりクリンパ14に対する位置調整や撤去、交
換等を容易にできるようになっている。
【0014】サーボモータ4は正逆回転を行い、前記ピ
ストン−クランク機構によりラム11、即ちクリンパ1
4を降下および上昇させるものであり、該モータ4の駆
動を制御するドライバ32に接続されている。ドライバ
32には基準データ入力装置33が接続されて、上死点
または下死点である機械原点、端子規格(又はサイ
ズ)、対応する電線サイズ、ラム高さ(又はクリンパの
高さ)およびサーボモータ4にかかる負荷(電流)など
の基準データを入力するようになっている。
【0015】また、サーボモータ4の図示しない出力軸
にはエンコーダ31が付設されており、その回転数に基
いてラム11(又はクリンパ14)の位置を検出して上
記負荷電流を読み取るドライバ32にフィードバックし
ている。34はハイトセンサであり、ラム11の高さを
検出して指示部35により指示させる。
【0016】図3はサーボモータ4の駆動をするドライ
バ32の機能ブロック図である。同図に示されるよう
に、ドライバ32は、中央演算処理装置のような制御回
路として組込まれ、圧着制御データ格納部40、原点デ
ータ格納部41、角度θ回転部42、原点データ補正部
43、増幅部44、制御部45、インタフェース(I/
O)46〜48および処理を行うプロセッサ(CPU)
49で構成される。
【0017】先ず、端子圧着装置Aを動作する前に入力
部33よりI/O47を介して圧着制御データ格納部4
0に該装置Aを動作させるためのデータおよび端子圧着
の良否を判定させるためのデータ等を予め格納する。す
なわち、端子圧着装置Aを動作させるためのデータとし
ては、モータが正方向に回転を開始してからの加速
度、モータが回転しクリンパ14が降下し、回転を等速
度にするときのラム11の位置、等速度回転より減速
させるラム11の位置および減速度、かしめ開始させ
るときのラム11の位置、一定時間tおよび一定時間モ
ータを駆動させる駆動電流、かしめ終了後に逆回転し
てラム11を上昇させるときのモータの加速度、等速度
にするときのラム11の位置、減速を開始するときの位
置および停止位置等が格納される。ラム11の位置はサ
ーボモータ4に取付けられたエンコーダ31の出力値に
対応させた値として格納される。
【0018】これらのデータは、圧着させる端子毎に予
め実験等によって求め、求められたデータを格納する。
なお、複数の端子に対応するデータを格納しておき、動
作時には対応するデータを読み出すようにしている。
【0019】制御部45は圧着制御データ格納部40に
格納されているデータを読出し、端子圧着の制御を行
う。ラム11の位置はエンコーダ31の出力値、すなわ
ち円板7の回転角に対応した値で格納するようにしてい
るので、圧着する端子が変更になっても、アンビル17
の高さを変化させる必要がなく、直ちに対処できると共
に、かしめ開始時のクリンパ位置の調整も容易である。
【0020】エンコーダ31の取付が円板7に設けられ
た偏心ピン8の上死点または下死点と完全に一致してい
るときは、エンコーダ31の出力値0と一致するが、一
致していないとき、またはガタが有る場合はエンコーダ
31の出力値0が上死点または下死点と一致しなくな
り、端子圧着制御に支障をきたす。
【0021】そこで、本発明においては、上死点または
下死点である機械原点がエンコーダ出力値のどの値に対
応するか格納させ、格納させた機械原点データを圧着制
御データ格納部40に格納されている回転角データに加
算して制御を行なわせるようにしている。
【0022】先ず、原点データ格納部41に格納する機
械原点データについて図7を参照して説明する。図7は
上死点(0°)を機械原点とした場合を示しており、原
点データ格納部41には機械原点データとしてPが格納
され、円板7はエンコーダ31の出力値がPである位置
に停止している場合を示している。すなわち、角度θ′
相違する位置で停止しているものとする。
【0023】ここで、円板7の回転の中心より偏心ピン
8の中心までの距離をRとし、円板7を機械原点Pに対
して+θ回転させたときの偏心ピン8の中心位置の変化
H′は H′=Rcos θ′−Rcos (θ−θ′) …(1) また、円板7を機械原点Pに対して−θ回転させたとき
の偏心ピン8の中心位置の変化H″は H″=Rcos θ′−Rcos (θ+θ′) …(2) で表される。式(1)および(2)よりH′−H″を求
めると H′−H″=R(cos (θ+θ′)−cos (θ−θ′)) =−2RSin θ・Sin θ′ …(3) となり、式(3)よりθ′は θ′=Sin -1((H″−H′)/2RSin θ)) …(4) として求めることができる。したがって、原点データ格
納部41に格納されている機械原点データPに式(4)
で算出した補正値θ′を加算したP+θ′を新たに機械
原点データとして格納すれば、エンコーダ31の出力値
と上死点(機械原点)とが一致する。
【0024】次に、図4ないし図6を参照して機械原点
データの補正動作を説明する。I/O48より機械原点
補正指令が入力されると、ステップS1では、制御部4
5は角度θ回転部に対して機械原点復帰指令を指令す
る。ステップS2では、角度θ回転部42は、I/O4
7を介して入力されるエンコーダ31よりの出力値と原
点データ格納部41に格納されている機械原点データP
より、エンコーダ31の出力がPとなる方向に回転する
ようI/O46を介して制御信号を出力し、サーボモー
タ4を回転させる。ステップS3では、角度θ回転部4
2は、I/O47より入力されるエンコーダ31の出力
値がPであるか否かを判定し、エンコーダ31の出力値
がPになるまで待機し、判定がYESとなったときステ
ップS4に移ってサーボモータ4を停止させる。
【0025】ステップS5では、操作者は、ハイトセン
サ34より出力される指示部35の指示値を0にセット
する。ステップS6では、角度θ回転指令が入力される
とステップS7に移り、角度θ回転部42は、円板7が
時計廻り方向に回転するようI/O46を介してサーボ
モータ4に信号を送出し、ステップS8に移って、エン
コーダ31の出力値がP+θであるか否かを判定し、Y
ESとなったときステップS9に移ってサーボモータ4
の回転を停止させる。ステップS10では、操作者はハ
イトセンサ34の指示値H′を指示部35より読取る。
【0026】ステップS11〜S15は、前述したS1
〜S4と同様の手順により機械原点復帰を行ない、指示
部35の指示値を0にセットする。
【0027】ステップS16では、角度−θ回転指令が
入力されるとステップS17に移り、角度θ回転部42
は、円板7が反時計廻り方向に回転するようI/O46
を介してサーボモータ4に信号を送出し、ステップS1
8に移って、エンコーダ31の出力値がP−θであるか
否かを判定し、YESとなったときはステップS19に
移ってサーボモータ4の回転を停止させる。
【0028】ステップS20では、操作者はハイトセン
サ34の指示値H″を指示35より読取る。ステップS
21では、操作者は、前述した式(4)に基づいて補正
値θ′を算出し、ステップS22に移ってステップS2
1で算出した補正値θ′を入力部33より入力する。ス
テップS23では、原点データ補正部43は、機械原点
データ格納されているデータPとステップS22で入力
された補正値θ′を加算し、P+θ′を新たに機械原点
データとして原点データ格納部43に格納して処理を終
了する。
【0029】なお、実施例では、ステップS10でH′
を読取り、ステップS20でH″を読取り、ステップS
21で補正値θ′を計算し、ステップS22で補正値
θ′を入力させるようにしていたが、指示部35をドラ
イバ32に接続すると共に、ドライバ32に式(4)に
基づいて補正値θ′を算出する補正値算出部を設けて機
械原点データを補正するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。請
求項1および2の発明によれば、クランクの回転半径を
R、クランクを角度θ回転部によって角度+θおよび−
θ回転させたときのラム高さの変化値をそれぞれH′お
よびH″とするとき、補正値θ′を θ′=Sin -1((H″−H′)/(2RSin θ)) によって算出し、原点データ格納部に格納されている機
械原点データPを原点データ補正部によってP+θ′に
補正するようにしたので、補正された機械原点データを
参照することによって機械原点よりの回度を正確に求め
ることができる。
【0031】請求項3および4の発明によれば、原点デ
ータ格納部に格納する機械原点データを、サーボモータ
の回転軸にエンコーダを取付けると共に、モータの回転
軸とクランクシャフトの間に減速機を設け、エンコーダ
の出力値に対応する値で機械原点データを格納するよう
にしたので、正確で確度の高い値を格納することができ
る。
【0032】また請求項5の発明によれば、ラム高さを
測定する手段を設け、クランクを角度θおよび−θ回転
させるときのラム高さの変化をそれぞれ取込んで補正値
θ′を算出し、原点データ格納部に格納されている機械
原点データPを新たにP+θ′と補正するようにしたの
で、容易に正確な機械原点を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す端子圧着装置の正面図
である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の端子圧着装置の制御系統を示す機能ブロ
ック図である。
【図4】図3の機械原点補正動作を示すフローチャート
である。
【図5】図3の機械原点補正動作を示すフローチャート
である。
【図6】図3の機械原点補正動作を示すフローチャート
である。
【図7】機械原点補正の原理を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
A 電線の端子圧着装置 4 サーボモータ 5 減速機 7 円板 8 偏心ピン(クランク軸) 9 スライドブロック 10,10′ 受座 11 ラム 14 クリンパ 17 アンビル 31 エンコーダ 32 ドライバ 33 入力部 34 ハイトセンサ 35 指示部 41 原点データ格納部 42 角度θ回転部 43 原点データ補正部 45 制御部 46〜48 インタフェース(I/O) 49 プロセッサ(CPU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/048 G01D 3/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の露出導体に端子をかしめる昇降自
    在のクリンパと、該クリンパに対向するアンビルとを備
    え、クリンパの昇降をサーボモータ等によりクランク
    シャフトを回転させ、クランクシャフトの回転運動を上
    下運動に変換してラムを介して前記クリンパに伝達する
    ことにより行なう駆動手段により行わせる端子圧着装置
    において、 機械原点データPを格納する原点データ格納部と、 前記クランクシャフトを一定角度θ回転させる角度θ回
    転部と、 前記角度θ回転部によって前記クランクシャフトを機械
    原点より角度+θおよび機械原点より角度−θ回転させ
    たときの前記ラム高さの変化値より算出した前記機械原
    点データPの補正値を入力する入力部と、 前記原点データ格納部に格納されている機械原点データ
    Pを前記入力部より入力された補正値で補正する原点デ
    ータ補正部と、を備えたことを特徴とする端子圧着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記入力部より入力する補正値を、 前記クランクシャフトの回転中心よりクランクまでの距
    離をR、機械原点よりクランクシャフトを角度+θ回転
    させたときのラム高さの変化値をH′、角度−θ回転さ
    せたときのラム高さの変化値をH″とするとき、 θ′=Sin -1((H″−H′)/(2RSin θ)) を補正値として算出し、前記原点データ格納部に格納さ
    れている機械原点データPに前記補正値θ′を加算した
    値P+θ′を新たに機械原点データ値とするようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の端子圧着装置。
  3. 【請求項3】 前記クランクシャフトの回転にともなっ
    て信号を出力するエンコーダを備え、前記原点データ格
    納部に格納される機械原点データを前記エンコーダの出
    力値に対応する値で格納するようにしたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の端子圧着装置。
  4. 【請求項4】 前記エンコーダを前記サーボモータの回
    転軸に取付けると共にモータの回転軸と前記クランクシ
    ャフトの間に減速機を設けるようにしたことを特徴とす
    る請求項3記載の端子圧着装置。
  5. 【請求項5】 電線の露出導体に端子をかしめる昇降自
    在のクリンパと、該クリンパに対向するアンビルとを備
    え、クリンパの昇降をサーボモータ等によりクランク
    シャフトを回転させ、クランクシャフトの回転運動を上
    下運動に変換してラムを介して前記クリンパに伝達する
    ことにより行なう駆動手段により行わせる端子圧着装置
    において、 機械原点データPを格納する原点データ格納部と、 前記クランクシャフトを一定角度θ回転させる角度θ回
    転部と、 前記角度θ回転部によってクランクシャフトを回転した
    ときのラム高さを測定するラム高さ測定手段と、 前記クランクシャフトの回転中心よりクランクまでの距
    離をR、機械原点よりクランクシャフトを角度+θ回転
    させたときのラム高さの変化値をH′、機械原点よりク
    ランクシャフトを角度−θ回転させたときのラム高さの
    変化値をH″とするとき、 θ′=Sin -1((H″−H′)/(2RSin θ)) を補正値として算出する補正値算出手段と、 前記補正値算出手段で算出された補正値θ′を前記原点
    データ格納部に格納されている機械原点データ値Pに加
    算してP+θ′を新たに機械原点データとして補正する
    原点データ補正部と、を備えたことを特徴とする端子圧
    着装置。
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