JP3518605B2 - 環化およびハロ−水酸基除去によるN−(2,6−ジクロロ−3−メチルフェニル)−5−7−ジハロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5a]ピリミジン−2−スルホンアミドの製造方法 - Google Patents

環化およびハロ−水酸基除去によるN−(2,6−ジクロロ−3−メチルフェニル)−5−7−ジハロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5a]ピリミジン−2−スルホンアミドの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、農業用生成物、例えば除草剤、殺菌・殺カ
ビ剤または殺虫剤の製造のために使用できる中間体の製
造方法に関する。より特に、本発明はN−(2,6−ジク
ロロ−3−メチルフェニル)、(4−ブロモ−2,6ジク
ロロ−3−メチルフェニル)、(2,6−ジブロモ−3−
メチルフェニル)、(2,4−ジブロモ−3−メチルフェ
ニル)、(4,6−ジブロモ−3−メチルフェニル)、ま
たは(4−ブロモ−3−メチルフェニル)、−5一7−
ジハロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5a]ピリミジン−2−
スルホンアミド(これらは全て以下ではDCSAと称する)
を製造するための改良された方法に関する。
発明の背景 DCSAは農業用除草剤、有害生物防除剤などを製造する
ために使用される農業用中間体である。典型的には、ア
ミノトリアゾールをマロン酸ジメチルおよびナトリウム
メトキシドと環化させて5,7−ジヒドロキシピリミジン
中間体を生成することによりDCSAは製造される。ピリミ
ジン中間体は濾過、水洗および乾燥により単離される
が、これらの段階がピリミジン環の部分的分解をもたら
す。ピリミジン中間体をオキシ塩化燐を用いてDCSAにさ
らに転化させる。この方法に関する問題は両方の反応に
おける収率が非常に低く、該方法が信頼できずそして水
性から無水溶媒への2回の変更があることである。この
方法に関する別の問題はDCSAがオキシ塩化燐からタール
残分への蒸留、その後の水性処理および濾過により単離
されることである。
DCSAの他の製造方法は、アミノトリアゾールをアセト
ニトリル中で塩化マロニルで処理して5,7ジヒドロキシ
ピリミジン中間体を製造しそしてそれを乾燥することで
ある。残分を次にオキシ塩化燐中に溶解させそして24時
間より長く90℃に加熱する。他の技術は、アミノトリア
ゾールをオキシ塩化燐中で酸、例えばマロン酸で処理し
そして混合物を24時間より長く90℃より長く加熱するこ
とである。両方の反応において、未反応のオキシ塩化燐
が除去された後に、生じた混合物はタールを含有してお
りそして水で急冷して5,7ジハロピリミジンを単離す
る。この方法は以上で論じられた前の方法より好ましい
が、マロン酸が高温で分解し、高い燐廃棄流が生成し、
そして生じた所望の化合物が低純度であるため依然とし
て不利である。
従って、燐廃棄流を生成せず、製造、環境および価格
の観点から取り扱いが容易で且つ経済的な触媒および溶
媒を使用し、しかも高収率で所望の生成物を与える方法
を得ることが非常に望ましい。
発明の要旨 本発明はDCM−ATSAを溶媒の存在下で酸および五塩化
燐で環化させてHCSAおよびDHSAとして知られる2種の異
性体化合物を製造することによるDCSAの製造方法に関す
る。環化により生ずる中間体をハロ−水酸基除去(halo
−dehydroxylation)反応により転化させてDCSAを製造
する。
DCM−ATSAの環化反応の前に、五塩化燐がその場で製
造される。五塩化燐は三塩化燐を塩素気体と反応させる
ことにより製造される。反応における溶媒は典型的には
オキシ塩化燐である。反応は発熱性であるが、反応の温
度は一般的には約−20℃〜約80℃間に保たれる。
五塩化燐が製造された後に、反応器にDCM−ATSAおよ
び酸が充填される。DCM−ATSAおよび酸の添加は発熱性
であるため、温度は約0℃〜約60℃間に調節される。DC
M−ATSAおよび五塩化燐が反応してDCM−ATSA−PCl4付加
物を生成し、それがさらに酸と反応すると思われる。酸
を反応器に加えた後に、DCM−ATSA−PCl4中間体を冷条
件下で酸と反応させてDHSAおよびHCSA中間体を製造す
る。オキシ塩化燐を用いるハロ−水酸基除去反応による
DHSAおよびHCASからDCSAへの転化は反応器の温度を高め
ることにより促進される。
ハロ−水酸基除去反応の共生成物(co−product)あ
hジクロロ燐酸である。オキシ塩化燐溶媒はジクロロ燐
酸から五塩化燐を用いる処理により再生される。オキシ
塩化燐の完全な回収は典型的には蒸留によりなされる。
生じたDCSA生成物は標準的な蒸留および濾過技術を用い
て単離されてもよい。
数種の他の酸をDCM−ATSAと環化させて置換されたト
リアゾロピリミジンを製造することができる。これらの
酸にはマロン酸、置換されたマロン酸、およびベータ−
ケトカルボン酸または置換されたカルボン酸が包含でき
る。しかしながら、DHSAまたはHCSAを製造するために
は、マロン酸が使用される。
上記の方法は他の方法より数種の利点を有しており、
それらには増加した収率、燐廃棄物のほぼ完全な除去お
よびオキシ塩化燐溶媒の完全な回収が包含される。他の
利点は本発明の好適な態様では五塩化燐が使用されない
が三塩化燐および塩素ガスを用いて溶液中で発生すると
いうことである。固体五塩化燐は空気中で急速に分解し
そして取り扱いが困難なほど集塊化する傾向がある。固
体五塩化燐は非常に腐食性でもある。従って、固体五塩
化燐を使用する必要がない方法を開発することが非常に
望ましい。
図面の簡単な説明 図1は本発明の好適な態様の1つの反応式であり、そ
こでは環化に使用された酸はマロン酸でありそして溶媒
はオキシ塩化燐である。
発明の詳細な記述 本発明はN−(2,6−ジクロロ−3−メチルフェニ
ル)、(4−ブロモ−2,6ジクロロ−3−メチルフェニ
ル)、(2,6−ジブロモ−3−メチルフェニル)、(2,4
−ジブロモ−3−メチルフェニル)、(4,6−ジブロモ
−3−メチルフェニル)、または(4−ブロモ−3−メ
チルフェニル)、−5−アミノ[1,2,4]トリアゾール
−3−スルホンアミド(これらは全て以下ではDCM−ATS
Aと称する)を酸および五塩化燐で冷環化させてN−
(2,6−ジクロロ−3−メチルフェニル)、(4−ブロ
モ−2,6ジクロロ−3−メチルフェニル)、(2,6−ジブ
ロモ−3−メチルフェニル)、(2,4−ジブロモ−3−
メチルフェニル)、(4,6−ジブロモ−3−メチルフェ
ニル)、または(4−ブロモ−3−メチルフェニル)、
−5,7−ジヒドロキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5a]ピリ
ミジン−2−スルホンアミド(これらは全て以下ではDH
SAと称される)並びにN−(2,6−ジクロロ−3−メチ
ルフェニル)、(4−ブロモ−2,6ジクロロ−3−メチ
ルフェニル)、(2,6−ジブロモ−3−メチルフェニ
ル)、(2,4−ジブロモ−3−メチルフェニル)、(4,6
−ジブロモ−3−メチルフェニル)、または(4−ブロ
モ−3−メチルフェニル)、−5−ヒドロキシ−7−ク
ロロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5a]ピリミジン−2−ス
ルホンアミドおよびN−(2,6−ジクロロ−3−メチル
フェニル)、(4−ブロモ−2,6ジクロロ−3−メチル
フェニル)、(2,6−ジブロモ−3−メチルフェニ
ル)、(2,4−ジブロモ−3−メチルフェニル)、(4,6
−ジブロモ−3−メチルフェニル)、または(4−ブロ
モ−3−メチルフェニル)、−5−クロロ−7−ヒドロ
キシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5a]ピリミジン−2−ス
ルホンアミド(これらは全て以下ではHCSAと称する)で
ある2種の異性体化合物を製造することによるN−(2,
6−ジクロロ−3−メチルフェニル)、(4−ブロモ−
2,6ジクロロ−3−メチルフェニル)、(2,6−ジブロモ
−3−メチルフェニル)、(2,4−ジブロモ−3−メチ
ルフェニル)、(4,6−ジブロモ−3−メチルフェニ
ル)、または(4−ブロモ−3−メチルフェニル)、−
5−7−ジハロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5a]ピリミジ
ン−2−スルホンアミド(これらは全て以下ではDCSAと
称する)を製造するための改良された方法に関する。環
化により生ずる中間体を次にハロ水酸基除去によりDCSA
に転化させる。
分子のピリミジン部分が塩素の代わりに臭素で置換さ
れること以外はDCSAと構造的に同じであるDBSAを製造す
るには、DCSAを製造するための条件および方法に従う
が、液体臭化物である臭化燐、五臭化燐およびオキシ臭
化燐が使用される。典型的にはこの方法はDBM−ATSAを
五臭化燐およびオキシ臭化燐の存在下で0℃〜60℃間の
温度においてマロン酸および置換されたマロン酸よりな
る群から選択される酸と環化させてDHSAおよびDBSA中間
体を製造することを含んでなる。環化が完了した後に、
中間体をブロモ−水酸基除去してDBSA生成物を生成す
る。
DCM−ATSAの環化前に、五塩化燐がその場で製造され
る。五塩化燐は三塩化燐および塩素気体を反応させるこ
とにより製造される。所望により、五塩化燐をその場で
製造する代わりに購入してもよくそしてニューヨーク州
ロックポートのツイン・レークス・ケミカル(Twin Lak
es Chemical)から入手できる。
他の反応物を加える前に五塩化燐を製造することが好
ましい。五塩化燐を製造するには、約0.1〜約5モル−
当量の間の塩素ガスを約0.1〜約5モル−当量の間の三
塩化燐にゆっくり加え、以下では1モルは1モルのDCM
−ATSAに相当する。好適には、約1.5〜約2.5モル−当量
の間の塩素ガスが約1.5〜約2.5モル−当量の間の三塩化
燐と反応し、最も好適には2.2モル−当量の三塩化燐が
使用される。
塩素ガスおよび三塩化燐の間の反応は発熱性であるた
め、反応温度は典型的には約−20℃〜約80℃間に、好適
には約0℃〜約50℃間に保たれる。熱シンクによりまた
は塩素添加速度の調整により温度が調節される。温度を
ここで記載された範囲内に調節するには、典型的には塩
素は約1.5〜約2.5モル−当量の間の量で約2〜約4時間
にわたり加えられる。好適には、塩素気体を反応器に充
填する前に、溶媒が反応器に加えられる。溶媒はオキシ
臭化燐またはオキシ塩化燐であってよい。他の共溶媒を
希望するなら使用してもよく、そしてクロロトルエン、
安息香酸メチル、ピバル酸メチル、クロロベンゼンもし
くはアルキルベンゼン類、またはアセトニトリルを包含
できる。オキシ塩化燐が溶媒であるなら、それは約4モ
ル−当量〜約100モル当量の間の量で使用される。典型
的には約10モル−当量のオキシ塩化燐が使用される。共
溶媒が使用される時には、オキシ塩化燐は典型的には2
モル−当量以上の量で使用される。共溶媒が使用される
時には、オキシ塩化燐はハロ−水酸基除去反応の前のい
ずれの時点で加えてもよい。
五塩化燐が生成したら、混合物の温度は好適には約0
℃〜約60℃の間に、より好適には約0℃〜約20℃の間に
調整される。典型的には、温度は10℃より低い。酸を反
応器に加えた後に、反応器を約10℃〜約100℃の間の、
好適には約10℃〜約30℃の間の温度に調整される。最も
好適な温度は約20℃である。
五塩化燐が生成した後に、反応器にDCM−ATSAおよび
酸が充填される。1モル当量のDCM−ATSAが加えられ
る。全ての試薬は1モル当量のDCM−ATSAに基づく。典
型的には、約0.5〜約5モル−当量の間の酸が加えられ
る。好適には、1モルのDCM−ATSA当たりの約0.8〜約1.
2モル−当量の間が使用される。酸はマロン酸、置換基
がメチルまたはフェニルである置換されたマロン酸、ベ
ータ−ケトカルボン酸、および置換されたカルボン酸よ
りなる群から選択される。置換されたカルボン酸はシア
ノ酢酸、アセト酢酸、メチルマロン酸、マロンニトリル
酸(malonic nitrile acid)およびフェニルマロン酸ま
たはそれらの塩よりなる群から選択される。好適には、
リチウム、ナトリウムまたはカリウム塩が使用される。
DCM−ATSAが五塩化燐と反応してDCM−ATSA−PCl4付加
物および塩酸を製造すること並びに五塩化燐が酸とも反
応して酸中間体および塩酸を製造することが考えられ
る。DCM−ATSA−PCl4付加物が酸中間体を用いて環化さ
れることも考えられる。必須ではないが好適には、酸中
間体の添加前にDCM−ATSAが反応器に加えられる。添加
は発熱性であるため、DCM−ATSAおよび酸を反応器に加
える速度を調整することにより温度を調節できる。添加
中の反応器の温度は典型的には約0℃〜約60℃の間に、
好適には約0℃〜約20℃の間に保たれ、最も好適には温
度は10℃より下に保たれる。比較的冷たい温度が酸分解
を最少にすることおよび塩酸を溶液中に保つことを助け
る。酸が反応器に加えられた後に、反応器は約10℃〜約
100℃間の、典型的には約10℃〜約50℃間の、好適には
約10℃〜30℃間の温度に調整される。最も好適には温度
は約20℃である。DCM−ATSA−PCl4中間体を酸中間体で
環化させてDHSAおよびHCSAを製造する。典型的には、環
化は約4〜約40時間の間で、好適には約12〜24時間の間
で完了する。
生じた中間体の比は、環化の温度、反応物の濃度およ
び混合物中に存在する塩酸の量に依存する。典型的には
中間体の比は約3:1〜約1:3のDHSA対HCSAの間である。環
化後に、反応器の温度を高めることによりハロ−水酸基
除去が促進される。ハロ−水酸基除去の速度を高めるに
は、温度は約30℃〜約105℃間に、好適には約75℃〜約9
5℃間に高められる。冷環化中には少量のハロ−水酸基
除去が起きると考えられることに注目すべきである。温
度が高くなると、ハロ−水酸基除去の速度は増加する。
ハロ−水酸基除去反応の共生成物はジクロロ燐酸すな
わちHOPOCl2である。ジハロ燐酸は潜在的に大量の燐廃
棄物を代表する共生成物であり、そしてハロ−水酸基除
去速度に影響を与えると考えられる。ジハロ燐酸濃度が
増加するにつれて、反応速度は減少するようである。五
塩化燐が反応物として作用してジハロ燐酸をハロゲン化
しそしてジハロ燐酸を逆にオキシ塩化燐に転化させると
考えられる。転化はハロ−水酸基除去反応中または後の
いずれかにおける五塩化燐のその場での第二の生成によ
り行ってもよい。0より多く約2.5モル当量までの間の
五塩化燐を加えることが好ましい。ハロ−水酸基除去反
応を促進させるために温度を上げた後に五塩化燐を加え
てもよい。五塩化燐は好適には以上で論じられた通りそ
の場で製造されそしてハロ−水酸基除去温度が約80℃に
達した時に製造される。
ハロ−水酸基除去反応中に五塩化燐を加えることによ
り、中間体であるHCSAおよびDHSAからDCSAへの転化時間
は約45時間〜約20時間の間ほど短縮される。DHSAおよび
HCSAからDCSAへのハロ−水酸基除去転化速度は塩素イオ
ン触媒の添加によっても高められる。これらの触媒は、
塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カ
ルシウム、塩化テトラアルキルアンモニウム、例えば塩
化テトラメチルアンモニウム、ピリジニウム−塩酸塩な
どよりなる群から選択できる。DHSAおよびHCSAからDCSA
への転化は一般的には約20〜約60時間の間で、典型的に
は約35〜約50時間の間で起きる。一般的には、中間体か
ら最終生成物への転化率は95%より高い。
溶媒の回収はハロ−水酸基除去反応中または後のいず
れかで開始できる。より好適には、溶媒は部分的な真空
下で回収される。溶媒を蒸留除去しそして次の反応サイ
クル用の初期充填物として再循環させてもよい。オキシ
塩化燐の沸点より高い沸点を有する、すなわちDCSA生成
物と非−反応性である融剤溶媒を使用してもよい。融剤
溶媒はオキシ塩化燐と混和性である必要はない。融剤溶
媒は、ハロベンゼン、アルキルベンゼンおよび置換され
たベンゼンよりなる群から選択される。好適には融剤溶
媒はアルキルベンゼンである。他の融剤溶媒も使用でき
そしてキシレン、ジクロロベンゼン、クロロベンゼン、
ニトロベンゼン、クロロトルエン、アニソールなどから
選択できる。最も好適には、融剤溶媒はキシレンであ
る。融剤溶媒を使用して初期蒸留で回収されなかった残
存溶媒を回収する。典型的には約5〜約25当量の間の溶
媒が回収される。溶媒の完全な回収のために他の蒸留方
法を行ってもよい。
ハロ−水酸基除去および溶媒の回収後に、反応溶液を
約10℃〜約70℃間の、好適には約20℃〜約50℃間の温度
に冷却する。例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ールまたはブタノールの如き回収溶媒を融剤溶媒および
DCSAを含有する反応溶液に加えてもよい。溶媒が副成物
の溶解度を改良させそしてDCSAの溶解度を低下させてDC
SAを反応溶液から濾過により分離できる限り、いずれの
回収溶媒でも使用できる。DCSA生成物の濾過時点後にも
オキシ塩化燐を回収できることに注目すべきである。DC
SAを濾別した後に、キシレンを残存混合物に加えること
ができそして次にオキシ塩化燐を蒸留除去することがで
きる。
好適には、溶媒の回収において使用される融剤溶媒は
キシレンでありそして生じたDCSA生成物以外の望ましく
ない副成物の溶解を助けるために使用される回収溶媒は
メタノールである。キシレンおよびメタノールの組み合
わせはDCSA溶解度を低下させるが反応混合物中に存在し
ているかもしれない不純物を溶解させると考えられる。
回収溶媒を加えた後に、典型的には反応溶液は約0℃〜
約70℃間の温度に0より長く約100時間までの間にわた
り保たれ、好適には反応溶液は約20℃〜約50℃間の温度
に0より長く約2時間までにわたり保たれる。生じたス
ラリーを濾過してDCSAを単離する。
図1は本発明の好適な態様の1つの説明である。五塩
化燐がその場で製造されそしてDCM−ATSAおよびマロン
酸が反応器にオキシ塩化燐と共に加えられる。環化が完
了した後に、生じた中間体であるDHSAおよびHCSAがクロ
ロ−水酸基除去反応して最終生成物であるDCSAを製造す
る。共生成物であるジクロロ燐酸を五塩化燐を用いて溶
媒であるオキシ塩化燐に逆に転化させることもできる。
実施例 下記の実施例はDCSAを製造するために使用できる一般
的工程および操作条件を略述するものである。実施例は
本発明を説明するために示されておりそして本発明の範
囲を限定するものと解釈すべきでない。
実施例1 実施例1は3つの操作、すなわち反応、蒸留、および
DCSA単離、よりなる。この方法の規模は0.8モルのDCM−
ATSAであり、そして1モル−当量は従って0.8モルに相
当する。
A部−反応 環化およびハロ−水酸基除去 2リットル反応器に窒素を流しそして10モル−当量の
POCl3/モルのDCM−ATSAおよび2.2モル−当量のPCl3/モ
ルのDCM−ATSAを充填した。反応器には空気−駆動式の
オーバーヘッドスタラーおよびサーモウェルが備えられ
ていた。ケトル上部は合計5個の首を有していた。循環
浴がこの反応器のジャケット中にダウサーム(DOWTHER
M)LFTMを供給しそして温度を調節した。反応器はドラ
イアイスコンデンサー、1リットルのノックアウトフラ
スコおよび1リットルの苛性トラップを通して排気され
た。水蒸気が反応器に達するのを防ぐため、鉱油バブラ
ーがノックアウトフラスコの後に置かれた。POCl3(10
モル当量)およびPCl3(2.2モル当量)の両者は20℃に
おいて反応器に加えられた液体である。0.5−インチの
テフロン添加管を通して、塩素気体(2.2モル当量/モ
ルのDCM−ATSA)を約1.5時間にわたりゆっくり加えた。
塩素気体とPCl3との反応は発熱性であった。この反応の
生成物であるPCl3は固体でありそしてこの温度において
PCl3中にあまり可溶性ではないため、混合物はスラリー
となった。添加管内の詰まりを防ぐためにCl2と共にわ
ずかな窒素圧力が保たれた。ドライアイスコンデンサー
を使用して塩素の損失を最少にした。塩素充填後に、添
加管を除去し、そしてストッパーを定位置に入れた。反
応器内容物を次に約6℃に冷却した。反応器に2種の固
体、すなわち1モル−当量のDCM−ATSAおよび1.02モル
−当量のマロン酸、を充填した。これらの添加は発熱性
であるため、速度を調整してスラリー温度を10℃より下
に保った。この冷添加がHClを溶液中に保ちそしてマロ
ン酸の分解を最少にした。反応器内容物を次に約20℃に
暖めた。この温度における13〜16時間後に、DCM−ATSA/
PCl4付加物の環化が完了したと思われた。DCM−ATSA/PC
l4付加物の環化後に、反応器温度を80℃に高めることに
より、POCl3を用いるDHSAおよびHCSAのクロロ−水酸基
除去速度を増加させた。DCSAへの十分な転化にはこの温
度において約40時間を必要とした。
反応器に4モル当量のPCl3/モルのDCM−ATSAを充填す
る前にスラリーを約25℃に冷却した。同じ0.5−インチ
のテフロン添加管を通して、2.1モル−当量の塩素を再
び反応器にゆっくり(約1.5時間にわたり)加えた。PCL
5がジクロロ燐酸と反応してPOCl3を製造した。スラリー
の温度は80℃より下に保たれた。塩素充填後に、添加管
を除去し、そしてストッパーを定位置に入れた。
B部−蒸留 次に真空蒸留用の装置を準備してPOCl3を回収した。
ケトル上部でドライアイスコンデンサーを蒸留カラムと
交換した。この真空−ジャケット付きの銀メッキされた
カラムは1−インチの内径および32−インチの充填高さ
を有していた。充填剤は1/8インチのガラスヘリックス
であった。第二循環浴を使用してダウサーム(DOWTHER
M)LFTMをコンデンサーに6℃において供給した。アセ
トン/ドライアイス浴も使用してオーバーヘッド受容フ
ラスコを冷却して収集した液体の蒸気圧を減少させた。
真空はベルト−駆動式の一段階ポンプを用いて得られ
た。システム圧力を真空調整器を用いて調節しそして水
銀液体圧力計を用いて測定した。ポンプ、液体圧力計お
よび調整器は2つのドライアイストラップにより保護さ
れていた。
約250mmHgの絶対圧が得られた。この減圧によりDCSA
分解を最少にする比較的低い温度における蒸留が可能に
なった。ジャケット温度を次に100℃に高めて蒸留を開
始した。ジャケットから反応器内容物への温度低下は蒸
留中に通常は約20℃であった。還流比をタイマー、電磁
コイルおよび磁気蒸留ヘッドを用いて調節した。最初の
オーバーヘッド留分を2の一定還流比で収集した。この
オーバーヘッド留分は約2モル−当量のPCl3および10モ
ル−当量のPOCl3からなっていた。この物質を反応の開
始時に充填される初期溶媒として次のバッチに再循環さ
せるために気密蓋付き瓶の中に貯蔵した。
残存溶媒の回収を促進するために、還流比を6に高め
た。ジャケット温度および絶対圧はそれぞれ100℃およ
び約250mmHgであった。ジャケットから反応器内容物へ
の温度低下は約20℃であった。この第二のオーバーヘッ
ド留分は約4モル−当量のPOCl3であり、それはDCM−AT
SAの環化およびジクロロ燐酸の転化中にPCl5から発生し
た量であった。4モル−当量のPOCl3および1.5モル−当
量のo−キシレンの混合物をこの第二の蒸留物の収集中
に添加漏斗を通して反応器に充填した。窒素雰囲気が液
体添加漏斗上で保たれた。この供給により、回収された
POCl3が高純度であることが可能になった。通常は収集
に必要な5時間のうちの3時間にわたり連続的に供給さ
れた。回収されたPOCl3は別個の気密蓋付き瓶の中に貯
蔵された。
第三のオーバーヘッド留分は上記の第二のオーバーヘ
ッド留分の収集中に供給された物質とほぼ等しい組成を
有していた。従って、この最終的蒸留物は次のバッチ操
作蒸留に再循環させるためのものであった。絶対圧、還
流比およびジャケット温度は収集中にそれぞれ80mmHg、
5、および10℃であった。ジャケットから反応器内容物
への温度低下は通常は約20℃であった。反応器に収集に
必要な6時間のうちの4時間にわたり7−モル当量のo
−キシレンを連続的に充填した。この蒸留物は別個の気
密蓋付き瓶の中に貯蔵された。
C部−DCSA単離 蒸留後に、反応器はo−キシレン、DCSA、少量の副成
物、および痕跡量のオキシ塩化燐からなるスラリーを含
有していた。蒸留カラムを反応器から除去して汚染を防
止した。反応器内容物が周囲圧力および50℃である時
に、7〜21モル−当量のメタノールを加えて副成物の溶
解を助けるために加えた。スラリーを次に50℃に約1時
間保った。
反応器内容物を25℃に冷却し、排出し、そして濾過し
た。生じた固体をケーキ容量の2〜3倍のメタノールで
洗浄した。湿ったケーキの密度は約1.0g/mLであった。
母液/濾液混合物は気密蓋付き瓶の中に貯蔵された。ラ
テックス片を次にケーキ上に置きそして真空を保って過
剰の溶媒を除去した。
実施例2 試験1〜15に関する反応条件を表1に指定された条件
に応じて変化させそしてDCSAをオキシ塩化燐回収の前に
単離したこと以外は、実施例1に記載された工程を行っ
た。
表1からわかるように、DCSA転化率の範囲は約82〜約
91%の間であり、単離された活性収率範囲は約72〜約82
%の間であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トビー,リチヤード・イー アメリカ合衆国ミシガン州48640ミドラ ンド・ナーミ5213 (72)発明者 ゼトラー,マーク・ダブリユー アメリカ合衆国ミシガン州48640ミドラ ンド・リンデンドライブ4108 (56)参考文献 特開 平5−59057(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 487/04 146

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(II) 式中、R1、R2およびR3は次の組み合わせ の1つを意味する、 の化合物を、R4およびR5がClである生成物を望む場合に
    は五塩化燐およびオキシ塩化燐溶媒の存在下で或いはR4
    およびR5がBrである生成物を望む場合には五臭化燐およ
    びオキシ臭化燐溶媒の存在下で、0℃ないし60℃の温度
    において、マロン酸と組み合わせて式(II)の化合物の
    四塩化燐付加物または四臭化燐付加物を生成せしめ、 式(II)の化合物の四塩化燐付加物または四臭化燐付加
    物をマロン酸で環化させて式(III) 式中、R1、R2およびR3は上記定義のとおりである、 の化合物と式(IVa)および(IVb) 式中、R1、R2およびR3は上記定義のとおりであり、R4
    ClまたはBrである、 の化合物の混合物を製造し、そして環化が完了した後、 式(III)、(IVa)および(IVb)の化合物の混合物を
    ハロデヒドロキシル化して式(I)の生成物を生成せし
    めることを特徴とする式(I) 式中、R1、R2およびR3は上記定義のとおりであり、R4
    よびR5は共にClであるか共にBrである、 の化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】R4およびR5が共にClであり、環化の前に五
    塩化燐を塩素ガスと三塩化燐との反応によりその場で製
    造する請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】R4およびR5が共にClであり、五塩化燐の量
    が式(II)の化合物1モルあたり約2〜約2.5モル当量
    である請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】式(II)の化合物1モルあたり約0.5〜約
    5モル当量のマロン酸を使用する請求の範囲第1項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】式(II)の化合物1モルあたり約0.8〜約
    1.2モル当量のマロン酸を使用する請求の範囲第4項記
    載の方法。
  6. 【請求項6】環化段階の間、反応混合物を約10℃ないし
    約100℃の温度に保つ請求の範囲第1項記載の方法。
  7. 【請求項7】環化段階の間、反応混合物を約10℃ないし
    約30℃の温度に保つ請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】環化段階の間、反応混合物を30℃の温度に
    保つ請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 【請求項9】脱ハロゲン化水素段階の間、反応混合物の
    温度が約30℃ないし約105℃である請求の範囲第1項記
    載の方法。
  10. 【請求項10】脱ハロゲン化水素段階の間、反応混合物
    の温度が約75℃ないし約95℃である請求の範囲第9項記
    載の方法。
  11. 【請求項11】R4およびR5が共にClであり、ジクロロ−
    燐酸がハロデヒドロキシル化の共生成物である請求の範
    囲第1項記載の方法。
  12. 【請求項12】五塩化燐をジクロロ−燐酸と反応させて
    オキシ塩化燐を製造する請求の範囲第11項記載の方法。
  13. 【請求項13】ハロデヒドロキシル化の間に0より多く
    約2.5モル当量までの五塩化燐を加える請求の範囲第12
    項記載の方法。
  14. 【請求項14】溶媒を蒸留により回収しそして融剤溶媒
    を蒸留中に加え、ここで回収される生ずる反応混合物が
    式(I)の化合物および融剤溶媒を含有する請求の範囲
    第1項記載の方法。
  15. 【請求項15】融剤溶媒が置換されたベンゼンである請
    求の範囲第14項記載の方法。
  16. 【請求項16】融剤溶媒がキシレン、ジクロロベンゼ
    ン、ニトロベンゼン、クロロトルエンまたはアニソール
    である請求の範囲第15項記載の方法。
  17. 【請求項17】回収溶媒を蒸留後に生ずる混合物に加え
    そして回収溶媒がメタノール、エタノール、プロパノー
    ルまたはブタノールである請求の範囲第15項記載の方
    法。
  18. 【請求項18】R4およびR5が共にClであり、式(II)の
    化合物の式(I)の化合物への転化速度を塩化物イオン
    触媒の添加により高める請求の範囲第1項記載の方法。
  19. 【請求項19】塩化物イオン触媒が塩化リチウム、塩化
    ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化テト
    ラアルキルアンモニウムおよびピリジニウム塩酸塩より
    なる群から選択される請求の範囲第18項記載の方法。
  20. 【請求項20】塩化テトラアルキルアンモニウムが塩化
    テトラメチルアンモニウムである請求の範囲第19項記載
    の方法。
  21. 【請求項21】共溶媒をオキシ塩化燐と共に使用しそし
    て共溶媒がクロロトルエン、安息香酸メチル、ピバル酸
    メチル、クロロベンゼン、アルキルベンゼンおよびアセ
    トニトリルよりなる群から選択される請求の範囲第1項
    記載の方法。
  22. 【請求項22】R4およびR5が共にClであり、ハロデヒド
    ロキシル化段階がクロロデヒドロキシル化である請求の
    範囲第1項記載の方法。
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