JP3517666B2 - ガス密閉機構およびこのガス密閉機構を使用した表面処理装置 - Google Patents

ガス密閉機構およびこのガス密閉機構を使用した表面処理装置

Info

Publication number
JP3517666B2
JP3517666B2 JP13761498A JP13761498A JP3517666B2 JP 3517666 B2 JP3517666 B2 JP 3517666B2 JP 13761498 A JP13761498 A JP 13761498A JP 13761498 A JP13761498 A JP 13761498A JP 3517666 B2 JP3517666 B2 JP 3517666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing mechanism
gas
gas sealing
chamber
sheet body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13761498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11315155A (ja
Inventor
秀樹 山本
健 島谷
守 関口
健 高原
一雄 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP13761498A priority Critical patent/JP3517666B2/ja
Publication of JPH11315155A publication Critical patent/JPH11315155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3517666B2 publication Critical patent/JP3517666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状、フィル
ム状,箔状、帯状あるいは板状等の平らな被処理物を大
気圧プラズマ放電、電子線照射、紫外線照射等により表
面処理する表面処理装置及び当該表面処理装置に使用す
るガス密閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状、フィルム状、箔状、帯
状、板状等の平らな被処理物の表面を改質する方法とし
ては、塗工処理や酸アルカリ等への浸漬処理等の湿式処
理方法、コロナ放電処理やフレーム処理や紫外線等によ
る光改質処理方法、あるいは低温プラズマ処理等の乾式
処理方法等が提案されている。このような処理方法の中
でも低温プラズマ処理方法を例にとると、熱による材料
への影響が無く、非接触で、しかも高速かつ均一に処理
ができるほか、処理後の洗浄や乾燥などの処置が必要で
ないため、広く使用されている。なお、ここでいう低温
プラズマ処理とは、低温プラズマ状態の処理雰囲気に被
処理物の表面を接触させることにより表面改質を行う方
法のことをいう。
【0003】また、低温プラズマ状態とは、「自由に動
きうる多数の正イオンと負イオン(電子を含む)が巨視
的に電気的中性を保って存在している状態と定義される
プラズマ状態のなかで、プラズマを構成している種のう
ち電子の平均エネルギーがイオンや中性種の平均エネル
ギーよりも大きな状態にあるプラズマ状態を指す」と定
義されており、非平衡プラズマ状態とも呼ばれている。
【0004】ところが、低温プラズマは真空中でしか発
生しないため装置が大型化し工程が煩雑になる問題があ
った。また、真空装置中で処理を行うためシート状物等
を連続して処理することが難しいという問題もあった。
【0005】このような問題を解消するため、大気圧プ
ラズマ放電処理方法と呼ばれる処理方法が提案されてい
る。この大気圧プラズマ放電処理方法は、低温プラズマ
処理方法の中でも誘電体を備えた対向した電極間をヘリ
ウムガスあるいはヘリウムガスを主成分とした混合ガス
で満たし、該電極間に高電圧をかけることで発生する大
気圧低温プラズマ放電領域を利用して被処理物の表面を
処理するものである。
【0006】この大気圧低温プラズマ処理は、特開平3
−143930号公報に記載されているように、シート
状の被処理物を連続的に放電処理する方法として提案さ
れている。
【0007】図6は、従来の大気圧プラズマ放電による
表面処理装置の概略図である。この図において、処理室
101は中空状の立体で構成されており、この処理室1
01には被処理物通過路102が設けられている。この
処理室101の内部には、被処理物通過路102に対向
させて誘電体を備えた電極103,103が設けられて
いる。これら電極103,103の間には、高圧電源1
04から高電圧を印加できるようにしてある。前記処理
室101には、ガス供給口105と、ガス排気口106
が設けられている。このガス供給口105には、ヘリウ
ムガスあるいはヘリウムガスを主成分とする混合ガスが
供給できるようにしてある。処理室101の内部のヘリ
ウムガス又は混合ガスはガス排気口106から排気でき
るようにしてある。
【0008】また、前記処理室101の被処理物107
の導入口および同排出口には、密閉機構108a,10
8bが設けられている。この密閉機構108a,108
bは同一構造をしており、導入口に設けられた密閉機構
を密閉機構108aとし、排出口に設けられた密閉機構
を密閉機構108bとしている。以下では、密閉機構1
08aの構造を代表させて説明する。
【0009】前記処理室101の導入口を壁面109で
覆い密封室110を構成させる。この密封室110に
は、前記導入口に合わせて開口部111が穿設されてい
る。この密封室110の内部には、被処理物107をガ
イドする圧着ローラ112,113が図示上下に設けら
れている。これら圧着ローラ112,113のロール表
面と処理室101との間には、これらの間を密閉するフ
ィルム弁114,115が設けられている。また、これ
ら圧着ローラ112,113のロール側面には、図示し
ないがロールサイドシール材が設けられている。
【0010】そして、被処理物107は、入口側密閉機
構108aの開口部111、圧着ローラ112,113
の間、処理室101の導入口、被処理物通過路102を
通って電極103,103の間を通過するようになって
いる。これら電極103,103の間を通過するとき
に、被処理物107は大気圧プラズマにより表面が改質
される。そして、処理室101の排出口、出口側密閉機
構108bの圧着ローラ112,113の間、開口部1
11を通って排出される。
【0011】また、この表面処理装置において、ヘリウ
ムガスあるいはヘリウムガスを主成分とする混合ガスは
ガス供給口105を介して処理室101に供給され、か
つ処理室101の内部のヘリウムガス又は混合ガスはガ
ス排気口106から排気される。
【0012】このような従来の表面処理装置の密閉機構
によれば、圧着ローラ112,113の表面とフィルム
弁114,115との接触が悪くて密閉性が低く、しか
も、フィルム弁114,115やロールサイドシール材
が磨耗が激しく、頻繁に交換する必要があるという不都
合があった。
【0013】そこで、発明者らは、上記不都合を解消し
た密閉機構118を開発した。図7は、本発明者らが開
発した密閉機構118a,118bを示す図である。こ
の図において、図6と同一要素には同一の符号を付して
説明する。この密閉機構118a,118bも同一構成
要素からなるので、入口側密閉機構118aを説明し、
出口側密閉機構118bの説明を省略する。
【0014】この密閉機構118aは、次のように構成
されている。すなわち、前記処理室101の導入口を壁
面109で覆い密封室110を構成させる。この密封室
110には、前記導入口に合わせて開口部111が穿設
されている。この密封室110の内部には、被処理物1
07をガイドする圧着ローラ112,113が図示上下
に設けられている。密封室110の内壁との間にはフィ
ルム円筒体119,120が設けられており、これらフ
ィルム円筒体119,120は内壁に固定されている。
フィルム円筒体119,120の表面は圧着ローラ11
2,113のロール表面と接触するようになっている。
また、これら圧着ローラ112,113のロール側面と
密封室110との間には、図示しないがロールサイドシ
ール材が設けられている。このようなフィルム円筒体1
19,120は、適度な圧接力により圧着ローラ11
2,113の表面に接触しているため、密閉性がよい。
また、フィルム円筒体119,120の表面および圧着
ローラ112,113の表面を処理することにより、両
者の動摩擦係数 を小さくしてあるので、フィルム円筒
体119,120の寿命が長くなる利点がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
らが開発した表面処理装置に使用する密閉機構118
a,118bによっても、圧着ローラ112,113の
回転速度が高速になると、フィルム円筒体119,12
0が圧着ローラ112,113に接触したり離れたりし
てフィルム円筒体119,120が振動をしてしまい、
密閉性を悪化させる欠点があった。
【0016】そこで、本発明の目的は、密閉性が良好で
かつ長寿命化したガス密閉機構と、これを備えた表面処
理装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明に係るガス密閉機構は、平らな
被処理物を処理室内に導き、当該処理室内で大気圧下の
雰囲気ガスの雰囲気にさらしつつ前記被処理物の表面を
処理する表面処理装置に使用するガス密閉機構におい
て、前記処理室の被処理物導入口、同排出口の少なくと
も一方あるいは双方に密封室を形成し、前記密封室に前
記導入口あるいは排出口に合わせて開口部を設け、前記
密封室の内部に一対のローラを配置し、前記密封室の内
壁面にシート体を固定し、前記シート体が前記各ローラ
に接触した状態で配置したことを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項2記載の発明では、請求項1の記載
において、前記ローラの表面と、シート体の表面との動
摩擦係数が0.3以下のものであることを特徴とするも
のである。
【0019】請求項3記載の発明では、請求項1の記載
において、前記シート体と密封室内壁との間であって密
封室内壁に固定され、かつ前記シート体を前記ロールの
表面に圧接させ弾性体を配置したことを特徴とするもの
である。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項1、2ま
たは3の記載において、前記シート体は、プラスチック
シートであることを特徴とするものである。
【0021】請求項5記載の発明では、請求項3の記載
において、前記弾性体は、プラスチックシートで構成し
た円筒体であることを特徴とするものである。
【0022】請求項6記載の発明では前記被処理物の表
面をプラズマ放電にて処理することを特徴とするもので
ある。
【0023】請求項7記載の発明では前記被処理物の表
面を電子放射線にて処理することを特徴とするものであ
る。
【0024】請求項8記載の発明では前記被処理物の表
面を紫外線照射にて処理することを特徴とするものであ
る。
【0025】上記目的を達成するために、請求項9記載
の発明に係る表面処理装置は、平らな被処理物を処理室
内に導き、当該処理室内で大気圧下の雰囲気ガスの雰囲
気にさらしつつ前記被処理物の表面を処理する表面処理
装置において、前記処理室の被処理物導入口、同排出口
の少なくとも一方あるいは双方に密封室を形成し、前記
密封室に前記導入口あるいは排出口に合わせて開口部を
設け、前記密封室の内部に一対のローラを配置し、前記
密封室の内壁面にシート体を固定し、前記シート体が前
記各ローラに接触した状態で配置したなるガス密閉機構
を備えたことを特徴とする。
【0026】請求項10記載の発明では、請求項9の記
載において、前記ガス密閉機構は、前記ローラの表面と
前記シート体の表面とが0.3以下の動摩擦係数のもの
であることを特徴とするものである。
【0027】請求項11記載の発明では、請求項9の記
載において、前記ガス密閉機構は、前記弾性体を前記シ
ート体と前記密封室内壁との間であって密封室内壁に固
定し、かつ前記弾性体により前記シート体を前記ロール
の表面に圧接させようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0028】請求項12記載の発明では、請求項9,1
0または11の記載において、前記ガス密閉機構は、シ
ート体をプラスチックシートで構成したことを特徴とす
るものである。
【0029】請求項13記載の発明では、請求項11の
記載において、前記ガス密閉機構は、弾性体をプラスチ
ックシートで円筒体に構成したものであることを特徴と
するものである。
【0030】請求項14記載の発明では、請求項9の記
載において、前記被処理物の表面をプラズマ放電にて処
理することを特徴とするものである。
【0031】請求項15記載の発明では、請求項9の記
載において、前記被処理物の表面を電子放射線にて処理
することを特徴とするものである。
【0032】請求項16記載の発明では、請求項9の記
載において、前記被処理物の表面を紫外線照射にて処理
することを特徴とするものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
を参照して詳細に説明する。図1乃至図4は本発明に係
るガス密閉機構の第1の実施の形態およびこのガス密閉
機構を用いた表面処理装置の実施の形態を示すものであ
る。ここで、図1は同ガス密閉機構を備えた表面処理装
置の斜視図、図2は同ガス密閉機構を備えた表面処理装
置の横断面概略図、図3はガス密閉機構の一部を拡大し
て示す斜視図、図4はガス密閉機構を示す横断面概略図
である。
【0034】〔表面処理装置の実施の形態〕以下、大気
圧プラズマ処理の場合を例にとって説明する。これらの
図において、表面処理装置は、基本的には、被処理物通
過路2を設けた処理室1と、この処理室1の内部であっ
て被処理物通過路2に対向させて配置した電極3,3
と、これら電極3,3に高電圧を印加する高圧電源4
と、ヘリウムガスあるいはヘリウムガスを主成分とする
混合ガスを処理室1に供給できるガス供給源5と、被処
理物7を被処理物通過路2を通過させて連続的に表面処
理する場合には繰出フィーダ部8,巻取フィーダ部9と
から構成されている。
【0035】さらに、詳説すると、処理室1は所定材料
の壁面10で構成した中空状の立体からなり、この処理
室1には被処理物7の導入口11aと、同被処理物7の
排出口11bが設けられている。この処理室1の内部に
設けられた電極3,3は、少なくともそれらが対向する
表面に誘電体を設けた構成となっている。これは放電が
集中することを防ぎ、グロー放電を実現させるためであ
る。
【0036】高圧電源4は、電極3,3に高電圧をかけ
て放電を起こすための電源であって、交流、直流のいず
れを使用することもできる。交流の中では、低周波、高
周波のいずれの周波数帯も使用可能である。
【0037】このガス供給口12には、ガス供給源5か
らヘリウムガスあるいはヘリウムガスを主成分とする混
合ガスが供給できるようにしてある。処理室1の内部を
充満したヘリウムガスあるいはヘリウムガスを主成分と
した混合ガスは、ガス排気口13から排気できるように
してある。なお、ガス排気口13から排出されたガス
は、図示しないガス処理装置により処理されるようにな
っている。
【0038】前記処理室1に供給されるガスは、ヘリウ
ムガスあるいはヘリウムガスを主成分とする混合ガスで
あることが必要であり、かつ望ましくは、ヘリウムガス
50〜100体積%とアルゴン0〜50体積%の組成の
不活性ガスが混合ガス全体の95体積%以上であること
が好ましい。
【0039】これらの放電ガスに添加するガスは表面処
理目的によって種々のガスから選択することができる。
例えば、親水性を高めるためには酸素、炭酸ガス、窒
素、水素、一酸化ガス等の無機ガスを添加するとヘリウ
ムガスからなる単成分ガス又はヘリウムガスを主成分と
する混合ガスの場合より親水性が増す効果がある。
【0040】被処理物の処理表面の撥水性を高めるため
には、メタン.エチレン等の炭化水素、あるいはCF4
等の極性の低いガスを添加するとよい。
【0041】これらのガスのうち所望のものを処理室1
に充満させて被処理物7の放電処理を行うことにより、
撥水性あるいは親水性を示すシート状被処理物7を得る
ことができる。
【0042】上記フィーダー部8、9は、図示しない駆
動機構により回転駆動されるようになっており、被処理
物7が一定の速度で電極3,3を通過できるようになっ
ている。
【0043】〔ガス密閉機構の第1の実施の形態〕この
ような表面処理装置において、前記処理室1の被処理物
7の導入口11aおよび同被処理物7の排出口11bに
は、ガス密閉機構18a,18bが設けられている。こ
れらガス密閉機構18a,18bは同一構造をしてお
り、処理室1の導入口11aに設けられているものをガ
ス密閉機構18aとし、処理室1の排出口11bに設け
られたものをガス密閉機構18bとしている。したがっ
て、次に、ガス密閉機構18aの構造を代表させて説明
し、ガス密閉機構18bの構造の説明を省略する。
【0044】前記処理室1の導入口11aには、被処理
物7の移動方向に平行な取付片15a、16aが所定の
間隔で立設されている。この取付片15a、16aに
は、断面略L字状の所定の長さの金具17u,17dが
ねじで螺着されている。これら金具17u,17dが取
付片15a、16aに取り付けられることにより、開口
部21が形成される。また、前記金具17u,17d
と、これら金具17u,17dの断面側に配置された台
形状の側板19とにより密封室20が構成されることに
なる。この密封室20の内部には、被処理物7をガイド
する一対のシリコンゴム製のニップローラ22,23が
図示上下に設けられている。
【0045】前記密封室20の内部下側略L字状の金具
17dには、図2、図3および図4に示すように、被処
理物7の移動方向に平行な当該金具17dの平行面24
dにシート体25dの一端を固定治具26dで固定し、
かつ、被処理物7の移動方向に垂直な金具17dの垂直
面27dにシート体25dの他端を固定治具28dで固
定し、しかも、前記シート体25dがニップローラ23
の表面に接触した状態で配置されている。前記ニップロ
ーラ23の表面はテフロン加工されており、かつ、シー
ト体25dの表面もテフロン加工されていて、前記ニッ
プローラ23の表面とシート体25dの表面との動摩擦
係数が0.3以下の所定の範囲に入るように設定されて
いる。なお、前記シート体25dは、例えばプラスチッ
クシートで構成すればよい。また、上記シート体25d
と金具17dの内壁との間には、前記シート体25dを
前記ロール23の表面に圧接させ弾性体29dが配置さ
れている。この弾性体29dは、例えばプラスチックシ
ートで形成した押付チューブ状の円筒体からなり、密封
室20の内壁に固定されている。また、ニップローラ2
3の側面と密封室20の側板19との間には、図示しな
いがロールサイドシール材が設けられている。
【0046】同様に、前記密封室20の内部上側略L字
状の金具17uには、図2および図4に示すように、被
処理物7の移動方向に平行な当該金具17uの平行面2
4uにシート体25uの一端を固定治具26uで固定
し、かつ、被処理物7の移動方向に垂直な金具17uの
垂直面27uにシート体25uの他端を固定治具28u
で固定し、しかも、前記シート体25uがニップローラ
22の表面に接触した状態で配置されている。前記ニッ
プローラ22の表面はテフロン加工されており、かつ、
シート体25uの表面もテフロン加工されていて、前記
ニップローラ22の表面とシート体25uの表面との動
摩擦係数が0.3以下の範囲に入るように設定されてい
る。なお、前記シート体25uは、例えばプラスチック
シートで構成すればよい。また、上記シート体25uと
金具17uの内壁との間には、前記シート体25uを前
記ロール23の表面に圧接させ弾性体29uが配置され
ている。この弾性体29uは、例えばプラスチックシー
トで形成した押付チューブ状の円筒体からなり、密封室
20の内壁に固定されている。また、ニップローラ22
の側面と密封室20の側板19との間には、図示しない
がロールサイドシール材が設けられている。
【0047】ガス密閉機構18bも、処理室1の排出口
11bに設けられており、ガス密閉機構18aとまった
く同一構成であって、各部品はガス密閉機構18aと線
対称に配置されている。
【0048】〔表面処理装置等の動作〕繰出フィーダ部
8から繰り出された被処理物7は、入口側ガス密閉機構
18aの開口部21、ニップローラ22,23の間、処
理室1の導入口11a、被処理物通過路2を通って電極
3,3の間を通過する。これら電極3,3の間を通過す
るときに、被処理物7は大気圧プラズマにより表面が改
質される。そして、処理室1の排出口11b、出口側ガ
ス密閉機構18bのニップローラ22,23の間、排出
口11bを通って排出され、巻取フィーダ部9に巻き取
られる。
【0049】上記実施の形態では、次のような利点があ
る。 (1)上記表面処理装置によれば、処理室1内の被処理
物通過路2に、平らな被処理物7を通して電極3,3の
間を通過させ、処理室1にヘリウムガスあるいはヘリウ
ムガスを主成分とする混合ガスを満たし,電極3,3の
間に高電圧をかけることにより大気圧プラズマ放電領域
を被処理物7の表面に発生させることができ、被処理物
7の表面を大気圧プラズマ放電処理をすることができ
る。 (2)また、上記ガス密閉機構を備えた表面処理装置に
よれば、処理室1内のガスの漏れがなく、大気圧プラズ
マ放電領域を確実に発生できるとともに、ガスが無駄に
消費されなくなる。 (3)上記ガス密閉機構によれば、簡単な構成により、
高い機密性を持たすことができるとともに、被処理物7
を例えば100〔m/min〕〜150〔m/min〕
の速度で処理室1内を移動させてもガス漏れを確実に防
ぐことができる。
【0050】〔ガス密閉機構の第2の実施の形態〕図5
は本発明に係るガス密閉機構の第2の実施の形態を説明
するための横断面図である。この図において、ガス密閉
機構の第2の実施の形態について概略説明すると、ガス
密閉機構の第2の実施の形態は上記第1の実施の形態を
2段設けたものと考えてよい。この第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態と同様に処理室1の導入口11a
側に設けたガス密閉機構38aとし、処理室1の排出口
11b側に設けたガス密閉機構38bとする。また、ガ
ス密閉機構38a,38bは、まったく同一構成となっ
ているので、第2の実施の形態では、ガス密閉機構38
bを代表して説明することにする。
【0051】ガス密閉機構38bは次のように構成され
ている。前記処理室1の排出口11bには、被処理物7
の移動方向に平行な取付片35b、36bが所定の間隔
で立設されている。これら取付片35b、36bの中央
には、被処理物7の移動方向に垂直な壁面35bu、3
6buが設けられている。
【0052】この取付片35b、36bの被処理物7の
移動方向の上流側には、断面略L字状の所定の長さの金
具17u,17dがねじnで螺着されている。これら金
具17u,17dが取付片35b,36bに取り付けら
れることにより、開口部21が形成される。
【0053】また、この取付片35b,36bの被処理
物7の移動方向の下流側で、前記壁面35bu、36buに
は、断面略L字状の所定の長さの金具17u′,17
d′がねじnで螺着されている。これら壁面35bu、3
6buにより開口部21′が、また、これら金具17u,
17dが取付片35b,36bに取り付けられることに
より開口部21″が形成される。
【0054】前記金具17u,17d、17u′,17
d′と、これら金具17u,17d、17u′,17
d′の断面側に配置された台形状の側板19とにより密
封室20が構成されることになる。この密封室20の内
部には、上流側から、被処理物7をガイドする一対のニ
ップローラ22,23と、その下流側にニップローラ2
2′,23′が図示上下にそれぞれ設けられている。
【0055】前記密封室20の内部下側であって上流側
の略L字状の金具17dには、被処理物7の移動方向に
平行な当該金具17dの平行面24dにシート体25d
の一端を固定治具26dで固定し、かつ、被処理物7の
移動方向に垂直な金具17dの垂直面27dにシート体
25dの他端を固定治具28dで固定し、しかも、前記
シート体25dがニップローラ23の表面に接触した状
態で配置されている。前記ニップローラ23の表面はテ
フロン加工されており、かつ、シート体25dの表面も
テフロン加工されていて、前記ニップローラ23の表面
とシート体25dの表面との動摩擦係数が0.3以下の
範囲に入るように設定されている。また、上記シート体
25dと金具17dの内壁との間には、前記シート体2
5dを前記ロール23の表面に圧接させ弾性体29dが
配置されている。この弾性体29dは、例えばプラスチ
ックシートで形成した押付チューブ状の円筒体からな
り、密封室20の内壁に固定されている。また、ニップ
ローラ23の側面と密封室20の側板19との間には、
図示しないがロールサイドシール材が設けられている。
【0056】前記密封室20の内部下側であって下流側
の略L字状の金具17d′には、被処理物7の移動方向
に平行な当該金具17d′の平行面24d′にシート体
25d′の一端を固定治具26d′で固定し、かつ、被
処理物7の移動方向に垂直な金具17d′の垂直面27
d′にシート体25d′の他端を固定治具28d′で固
定し、しかも、前記シート体25d′がニップローラ2
3′の表面に接触した状態で配置されている。なお、他
の材料、配置、条件等は上述したものと同一である。
【0057】同様に、前記密封室20の内部上側であっ
て上流側の略L字状の金具17uには、被処理物7の移
動方向に平行な当該金具17uの平行面24uにシート
体25uの一端を固定治具26uで固定し、かつ、被処
理物7の移動方向に垂直な金具17uの垂直面27uに
シート体25uの他端を固定治具28uで固定し、しか
も、前記シート体25uがニップローラ22の表面に接
触した状態で配置されている。また、上記シート体25
uと金具17uの内壁との間には、前記シート体25u
を前記ロール22の表面に圧接させ弾性体29uが配置
されている。なお、他の材料、配置、条件等は上述した
ものと同一である。
【0058】また、前記密封室20の内部上側であって
下流側の略L字状の金具17u′には、被処理物7の移
動方向に平行な当該金具17u′の平行面24u′にシ
ート体25u′の一端を固定治具26u′で固定し、か
つ、被処理物7の移動方向に垂直な金具17u′の垂直
面27u′にシート体25u′の他端を固定治具28
u′で固定し、しかも、前記シート体25u′がニップ
ローラ22′の表面に接触した状態で配置されている。
また、上記シート体25u′と金具17u′の内壁との
間には、前記シート体25u′を前記ロール22′の表
面に圧接させ弾性体29u′が配置されている。なお、
他の材料、配置、条件等は上述したものと同一である。
【0059】ガス密閉機構38aも、処理室1の導入口
11aに設けられており、ガス密閉機構38bとまった
く同一構成であって、各部品はガス密閉機構38bと線
対称に配置されている。
【0060】このような第2の実施の形態によれば、概
ね第1の実施の形態が2段設けられているものと同等で
あるから、密閉性が著しく高くなる。
【0061】以上、大気圧プラズマ処理の場合について
説明したが、EB照射、UV照射処理の場合にも本発明
のガス密閉機構、表面処理装置を適用できることは勿論
である。
【0062】
【実施例】以下.本発明の具体的実施例を説明する。上
記ニップローラ22,23、22′,23′と、シート
25,25′の表面をテフロン加工し、動摩擦係数が
0.3以下の範囲で使用した。これにより、被処理物7
の移動速度を100〔m/min〕〜150〔m/mi
n〕でも確実に密閉状態を保ち、ガス漏れを防止するこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明のガス密閉機
構によれば、前記処理室の被処理物導入口、同排出口の
少なくとも一方を壁面で覆って密封室を形成させ、前記
密封室に前記導入口あるいは排出口に合わせて開口部を
設け、前記壁面で覆われた密封室の内部に一対のローラ
を配置し、前記密封室の内壁面にシート体を固定し、前
記シート体が前記各ローラに接触した状態で配置したの
で、簡単な構成により、高い機密性を持たすことがで
き、しかも、処理室内において被処理物を高速で移動さ
せてもガス漏れを確実に防ぐことができる。
【0064】また、同ガス密閉機構によれば、前記ロー
ラの表面と、シート体の表面との動摩擦係数が0.3以
下の範囲のものを選択したので、高速で被処理物が移動
しても密閉状態を保つとともに、適度に滑るためローラ
およびシート体の磨耗が少なくなる。
【0065】さらに、同ガス密閉機構によれば、前記シ
ート体と密封室内壁との間であって密封室内壁に固定さ
れ、かつ前記シート体を前記ローラの表面に圧接させ弾
性体を配置したので、適度な圧接力でシート体がローラ
に接し、密閉性を高めることができる。
【0066】また、同ガス密閉機構によれば、前記シー
ト体はプラスチックシートで構成されているので、安価
である。
【0067】加えて、同ガス密閉機構によれば、前記弾
性体は、プラスチックシートで構成した円筒体であるの
で、シートの押圧力が均一に加わることになる。
【0068】また、同ガス密閉機構を備えた表面処理装
置によれば、処理室内の被処理物通過路に、平らな被処
理物を通して電極の間を通過させ、処理室にガスを満た
し,電極の間に高電圧をかけることにより大気圧プラズ
マ放電領域を被処理物の表面に発生させることができ、
被処理物の表面を大気圧プラズマ放電処理をすることが
できる。
【0069】また、上記ガス密閉機構を備えた表面処理
装置によれば、処理室内のガスの漏れがなく、大気圧プ
ラズマ放電領域を確実に発生できるとともに、ガスが無
駄に消費されなくなる。
【0070】また、同表面処理装置によれば、前記ロー
ラの表面と、シート体の表面との動摩擦係数が0.3以
下の所定の範囲のものを選択したので、高速で被処理物
が移動しても密閉状態を保つとともに、適度に滑るため
ローラおよびシート体の磨耗が少なくなる。
【0071】さらに、同表面処理装置によれば、前記シ
ート体と密封室内壁との間であって密封室内壁に固定さ
れ、かつ前記シート体を前記ローラの表面に圧接させ弾
性体を配置したので、適度な圧接力でシート体がローラ
に接し、密閉性を高めることができる。
【0072】また、同表面処理装置によれば、前記シー
ト体はプラスチックシートで構成されているので、安価
である。
【0073】加えて、同表面処理装置によれば、前記弾
性体は、プラスチックシートで構成した円筒体であるの
で、シートの押圧力が均一に加わることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるガス密閉機構
を備えた表面処理装置を示す斜視図である。
【図2】同ガス密閉機構を備えた表面処理装置を示す横
断面図である。
【図3】同ガス密閉機構の第1の実施の形態を示す斜視
図である。
【図4】同ガス密閉機構の第1の実施の形態の要部を示
す横断面図である。
【図5】同ガス密閉機構の第2の実施の形態を示す横断
面図である。
【図6】従来装置を示す断面図である。
【図7】従来装置の改良装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 処理室 2 被処理物通過路 3,3 電極 4 高圧電源 5 ガス供給源 7 被処理物 8 繰出フィーダ部 9 巻取フィーダ部 11a 導入口 11b 排出口 12 ガス供給口 13 ガス排気口 15a,16a、15b,16b、35a,36a、3
5b,36b、取付片 17u,17d、17u′,17d′ 金具 18a,18b ガス密閉機構 19 側板 20 密封室 21、21′、21″ 開口部 22,23、22′,23′ ニップローラ 24u,24d、24u′,24d′ 平行面 25u,25d、25u′,25d′ シート体 26u,26d、26u′,26d′ 固定治具 27u,27d、27u′,27d′ 垂直面 28u,28d、28u′,28d′ 固定治具 29u,29d、29u′,29d′ 弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 守 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)発明者 高原 健 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)発明者 福本 一雄 大阪府枚方市春日西町2丁目28番3号 イーシー化学株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−143930(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 7/00

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平らな被処理物を処理室内に導き、当該
    処理室内で大気圧下の雰囲気ガスの雰囲気にさらしつつ
    前記被処理物の表面を処理する表面処理装置に使用する
    ガス密閉機構において、 前記処理室の被処理物導入口、同排出口の少なくとも一
    方あるいは双方に密封室を形成し、前記密封室に前記導
    入口あるいは排出口に合わせて開口部を設け、前記密封
    室の内部に一対のローラを配置し、前記密封室の内壁面
    にシート体を固定し、前記シート体が前記各ローラに接
    触した状態で配置したことを特徴とするガス密閉機構。
  2. 【請求項2】 前記ローラの表面と、シート体の表面と
    の動摩擦係数が0.3以下の範囲のものであることを特
    徴とする請求項1に記載のガス密閉機構。
  3. 【請求項3】 前記シート体と密封室内壁との間であっ
    て密封室内壁に固定され、かつ前記シート体を前記ロー
    ルの表面に圧接させ弾性体を配置したことを特徴とする
    請求項1に記載のガス密閉機構。
  4. 【請求項4】 前記シート体は、プラスチックシートで
    あることを特徴とする請求項1,2または3に記載のガ
    ス密閉機構。
  5. 【請求項5】 前記弾性体は、プラスチックシートで構
    成した円筒体であることを特徴とする請求項3に記載の
    ガス密閉機構。
  6. 【請求項6】 前記被処理物の表面をプラズマ放電にて
    処理することを特徴する請求項1に記載のガス密閉機
    構。
  7. 【請求項7】 前記被処理物の表面を電子放射線にて処
    理することを特徴する請求項1に記載のガス密閉機構。
  8. 【請求項8】 前記被処理物の表面を紫外線照射にて処
    理することを特徴する請求項1に記載のガス密閉機構。
  9. 【請求項9】 平らな被処理物を処理室内に導き、当該
    処理室内で大気圧下の雰囲気ガスの雰囲気にさらしつつ
    前記被処理物の表面を処理する表面処理装置において、 前記処理室の被処理物導入口、同排出口の少なくとも一
    方あるいは双方に密封室を形成し、前記密封室に前記導
    入口あるいは排出口に合わせて開口部を設け、前記密封
    室の内部に一対のローラを配置し、前記密封室の内壁面
    にシート体を固定し、前記シート体が前記各ローラに接
    触した状態で配置してなるガス密閉機構を備えたことを
    特徴とする表面処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ガス密閉機構は、前記ローラの表
    面と前記シート体の表面とが0.3以下の動摩擦係数の
    範囲のものであることを特徴とする請求項9に記載の表
    面処理装置。
  11. 【請求項11】 前記ガス密閉機構は、前記弾性体を前
    記シート体と前記密封室内壁との間であって密封室内壁
    に固定し、かつ前記弾性体により前記シート体を前記ロ
    ールの表面に圧接させるようにしたことを特徴とする請
    求項9に記載の表面処理装置。
  12. 【請求項12】 前記ガス密閉機構は、シート体をプラ
    スチックシートで構成したことを特徴とする請求項9,
    10または11に記載の表面処理装置。
  13. 【請求項13】 前記ガス密閉機構は、弾性体をプラス
    チックシートで円筒体に構成したものであることを特徴
    とする請求項11に記載の表面処理装置。
  14. 【請求項14】 前記被処理物の表面をプラズマ放電に
    て処理することを特徴する請求項9に記載の表面処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記被処理物の表面を電子放射線にて
    処理することを特徴する請求項9に記載の表面処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記被処理物の表面を紫外線照射にて
    処理することを特徴する請求項9に記載の表面処理装
JP13761498A 1998-05-01 1998-05-01 ガス密閉機構およびこのガス密閉機構を使用した表面処理装置 Expired - Fee Related JP3517666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13761498A JP3517666B2 (ja) 1998-05-01 1998-05-01 ガス密閉機構およびこのガス密閉機構を使用した表面処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13761498A JP3517666B2 (ja) 1998-05-01 1998-05-01 ガス密閉機構およびこのガス密閉機構を使用した表面処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11315155A JPH11315155A (ja) 1999-11-16
JP3517666B2 true JP3517666B2 (ja) 2004-04-12

Family

ID=15202803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13761498A Expired - Fee Related JP3517666B2 (ja) 1998-05-01 1998-05-01 ガス密閉機構およびこのガス密閉機構を使用した表面処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3517666B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704042B1 (ko) 2005-08-29 2007-04-06 벤텍스 주식회사 원단개질장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11315155A (ja) 1999-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5391855A (en) Apparatus for atmospheric plasma treatment of a sheet-like structure
US8709351B2 (en) Atmospheric treater with roller confined discharge chamber
US5529631A (en) Apparatus for the continuous surface treatment of sheet material
US3661735A (en) Shaped articles having improved surface properties and corona discharge methods and apparatus for making the same
KR930008960A (ko) 반도체 기판의 제조방법 및 그 장치
EP0109334A2 (en) A method for imparting improved surface properties to a shaped body of a plastic resin
JP3517666B2 (ja) ガス密閉機構およびこのガス密閉機構を使用した表面処理装置
JP2524942B2 (ja) プラズマ表面処理装置
JPS6411055B2 (ja)
JP2002143795A (ja) 液晶用ガラス基板の洗浄方法
JP4099264B2 (ja) プラズマ処理によるフィルムシートの表面改質装置
JP3593168B2 (ja) シートの連続表面処理方法及び装置
JP3551319B2 (ja) 多孔質材料表面を親水性化する乾式表面処理方法
JP3844151B2 (ja) 表面処理装置
JP3577601B2 (ja) 大気圧グロ−放電プラズマ処理法
JP2001284099A (ja) 放電装置およびこれを用いた物体の放電処理方法ならびに絶縁性連続体の製造方法
JPH0680807A (ja) ウエブの連続表面処理方法
JP2000063546A (ja) 表面処理装置
JPH08217897A (ja) プラズマ表面処理方法及びプラスチック表面処理装置
JPS62237733A (ja) 酸化方法とその装置
JP3465999B2 (ja) 離型シート又は離型フィルムの製造方法
RU2154363C2 (ru) Листовой материал, способ улучшения характеристик поверхности листового материала, способ генерирования плазмы тлеющего разряда и устройство для инициирования плазмы тлеющего разряда
CN110718438B (zh) 一种直接氟化协同等离子体对材料表面进行改性的装置
JPH08188663A (ja) 基材の表面処理方法
JP2585257B2 (ja) ガス処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees