JP3517619B2 - シート後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート後処理装置及び画像形成装置Info
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Description
ミリ、プリンタ等のシートに画像を形成する画像形成装
置に備えられるシート後処理装置に関する。
像形成手段によって順次画像形成された複数のシートに
つき、例えば、シートの端部を整合させ、かつ整合させ
たシートに針打ち(ステイプル)や穴開け等の後処理を
施して、後処理が施されたシートの束(以下、シート束
という。)をスタックトレイ上に排出する、所謂シート
後処理装置が組み込まれたものが提案されている。
について、図13を参照して説明する。図13は、画像
形成装置に接続される従来のシート後処理装置の概要及
び動作を示す側断面図である。図13において、3は画
像形成済みのシートが積載される整合トレイ、73は整
合トレイ3上の各シートにステイプル処理を施すステイ
プラユニット、4はステイプラユニット73で処理され
たシート束が排出されるスタックトレイ、7は整合トレ
イ3上のシート束をスタックトレイ4へ搬送するシート
束搬送ベルトである。また、5,6は整合トレイ3上の
シートの幅方向の整合を行うためのJOG板である。
よって画像形成されたシートが、不図示のガイド部及び
ローラによって順次搬送されることにより、整合トレイ
3上に載置される。
画像形成済みのシートが載置されると、不図示のモータ
(整合モータ)によりJOG板5,6がシートの搬送方
向(矢印(ヘ)方向)と直交方向に移動するように駆動
されることで、JOG板5,6によりシートが挟持さ
れ、順次送られてくるシート1枚1枚についての幅方向
の整合が行われる。なお、各シートの搬送方向の整合に
ついては、整合トレイ3の上方に配された不図示の戻し
ローラが回転することにより、当接するシートを搬送方
向と逆方向に戻して所定の基準位置に突き当てることに
よって行う。
上に積載されたシートの画像面左上コーナー部にステイ
プルすることにより、所定枚数のシートを綴るようにな
っている。
ータによって駆動される駆動プーリ7b及び従動プーリ
7cに掛け渡されており、駆動プーリ7bが搬送モータ
によって図13の時計回り方向に回転駆動されることに
より、これと同方向に回転し、整合トレイ3上に積載さ
れたシートをスタックトレイ4に搬送する。なお、シー
ト束搬送ベルト7は、整合トレイ3上に積載されたシー
トの後端部を係止するための爪部7aを有しており、シ
ートの搬送の際には、この爪部7aがシートの後端部を
スタックトレイ4の基端側まで押し出す。
及び、壁部15により形成され、支持部材をスライド可
能に支持するレール部材、支持部材を駆動するモータ等
により、壁部15に対して上下方向に往復動可能に構成
されている。
は、図13に示すシート上面押え部材201が変位可能
に支持されている。このシート上面押え部材201は、
不図示の駆動手段によって、壁部15の前後方向に往復
移動するように変位するようになっている。
に、全体略L字状のシート当接部材202とセンサ部2
03とからなるシート高さ検知センサが設けられてい
る。ここで、シート当接部材202は、支点202aを
中心に回動可能に配され、その一端側がスタックトレイ
4の基端側の最上位のシート面に当接するように付勢部
材(不図示)により付勢されている。一方、センサ部2
03は、通常はシート当接部材202のシート当接部と
反対側の端部によって遮光され、シート当接部材202
が回動してこの遮光状態が解除された場合に所定の検出
信号を出力するようになっている。
積載され整合が行われた所定枚数のシートの束(シート
束)は、ステイプル処理が指示された場合に、ステイプ
ラユニット73により画像面左上コーナー部に針打ちが
行われる。そして、シート束搬送ベルト7が駆動される
ことにより、後処理済みのシート束は、スタックトレイ
4上に排出される。なお、ステイプル処理が指示されな
い場合には、整合トレイ3上の整合済みのシート束は、
ステイプラユニット73による針打ちを行わずにシート
束搬送ベルト7が駆動されることにより、綴じられない
状態でスタックトレイ4上に排出される。
トレイ4にシート束が排出される毎に、シート上面押え
部材201の変位動作、スタックトレイ4の昇降動作、
シート束搬送ベルト7の回転動作等が行われる。以下、
このスタックトレイ4への排出時における各部の動作
を、時系列順に表した図13(A)〜(C)を参照して
詳細に説明する。
210がシート束搬送ベルト7に設けられた爪部7aに
よって矢印(ヘ)方向へ押し出され、スタックトレイ4
に存在する既積載シート束211の上に排出された状態
を示している。このとき、シート束210の後端側は、
シート上面押え部材201の上に位置している。
4が下降していく状態を示している。すなわち、シート
後処理装置では、スタックトレイ4上にシート束が排出
されると、所定時間経過後にスタックトレイ4が矢印
(ニ)方向へ下降を開始する。また、それと略同時に、
シート上面押え部材201が矢印(ト)方向へ退避する
ことにより、シート束210の先端部が既積載シート束
211の上に積層される。
210の上面が下降して行くことにより、シート当接部
材202が図13の時計回り方向に回動してセンサ部2
03の遮光状態を解除し、センサ部203から所定の検
出信号が出力され、この検出信号が出力されたところで
スタックトレイ4の下降動作が停止する。すなわち、シ
ート束210の上面が所定位置まで下がったところで、
スタックトレイ4の下降動作が終了する。このとき、シ
ート束搬送ベルト7が図13の時計回り方向に回転し、
その爪部7aが従動プーリ7cで折り返してシート束2
10の上方を通過した後、所定の位置で停止して次の束
処理(シートの整合)に備える。
01が退避位置からスタックトレイ4方向に移動し、図
13(C)に示すように、壁部15からスタックトレイ
4に対して所定の位置まで突出した状態で停止する。次
に、スタックトレイ4が矢印(ホ)方向へ上昇を開始
し、既積載のシート(シート束211,210)の最上
位のシート面がシート上面押え部材201によって押圧
された状態となったところで上昇が停止される。これに
より、シート束211及びシート束210の端部が圧縮
される。
ようにスタックトレイ4に積載されたシート束の端部を
圧縮する働きの他に、既積載シート束の上部のシート
が、特に未綴じ束(針綴じされてない束)の場合に、次
に排出されるシート束によって排出方向に連れ出されて
搬送方向の整合ずれが生じるのを防止する働きがある。
シート後処理装置では、スタックトレイ4の下降時には
シート束を押えるものが何も無いため、図8に示すよう
に、 (1) 特に未綴じのシート束の場合には、1枚1枚の
シートの間に空気がたまり、空気層ができてしまい、シ
ート束212の先端部の厚みl1が大きくなってしまう
こと (2) 特にカールしたシート束の場合には、そのカー
ル量の分だけ積載高さ方向に対してかさばってしまうこ
と (3) さらには、特にカールしたシート束の場合に
は、その先端側が壁部15にもたれてしまうこと、等の
問題が生じていた。
適正なシート高さの検知ができず、スタックトレイ4の
下降量が、空気層やカール量の分だけ大きくなってしま
うことから、スタックトレイ4の昇降移動量の分だけ画
像形成装置全体の高さを高くする必要が生じた。
稿の画像を読み取る画像読取手段(スキャナ部)を上方
に備えた画像形成装置内に組み込む場合には、画像形成
手段(プリンタ部)とスキャナ部との間にシート後処理
装置を配設しようとすると、スタックトレイ4の昇降移
動量の分だけスキャナ部の位置を高くしなければなら
ず、原稿セット等、ユーザの操作性の悪化を招くことに
なる。さらには、これを避けるためにスタックトレイ4
の昇降移動量を抑えると、その分スタックトレイ4に積
載するシートの枚数を減らす必要が生じ、スペックダウ
ンを余儀なくされた。
れるシートの積載性の向上を図り、スタックトレイの昇
降時における移動量の減少を実現したシート後処理装置
及びこのシート後処理装置を備えた画像形成装置を提供
することにある。
めの本発明の主たる構成は、シートに所定の後処理を行
うシート後処理手段と、前記シート後処理手段を通過し
たシートが排出される、上下方向に移動可能なスタック
トレイと、前記スタックトレイを駆動させるトレイ駆動
手段と、前記スタックトレイ上に排出された最上位のシ
ート面を弾性変形により押圧するシート押え部材と、前
記シート押え部材を保持する保持部材と、前記保持部材
を駆動する保持部材駆動手段とを備え、前記保持部材駆
動手段により前記保持部材を駆動させて前記シート押え
部材を所定位置に移動、停止させた後、前記シート押え
部材が前記スタックトレイ上に排出された最上位のシー
ト面を押圧した状態で、前記トレイ駆動手段によって前
記スタックトレイが前記シート押え部材の弾性変形が維
持される範囲内で下方向へ移動することを特徴とする。
照しながら詳細に説明する。以下の実施の形態では、本
発明を電子写真方式の画像形成装置(複写機)に適用し
た例について説明する。
態としての複写機100の全体構成について説明する。
複写機100は、図1に示すように、シートに画像を形
成する画像形成部106を有するプリンタ部101と、
原稿の画像を読み取る画像読取部としてのスキャナ部1
02とを備え、さらに、画像形成部106によって画像
形成がなされたシートに後処理を施すシート後処理装置
としてのシート綴じ部1が、下方のプリンタ部101と
上方のスキャナ部102との間の筐体100a内に配さ
れた構成となっている。図中102aは、スキャナ部1
02の底板かつシート綴じ部1の天板である。
6と、画像形成部106にシートを給送するシート給送
部105とを有し、この複写機100では、シート給送
手段として、筐体の最下段側から4つのカセット給送部
105A,105B,105C,105Dと、カセット
給送部105Dの上方の手差し給送部105Eとが設け
られている。
5A〜105Dは、それぞれ、筐体100aに対して着
脱可能とされたシート積載カセット110、シート積載
カセット110内に積載された最上位のシートをピック
アップするピックアップローラ111、ピックアップロ
ーラ111によってピックアップされたシートを1枚に
分離する分離ローラ対112、分離ローラ対112によ
って1枚に分離されたシートを画像形成部106に連な
るシート搬送路に搬送する搬送ローラ対113を有して
いる。各カセット給送部105A〜105Dによって給
送されたシートは、シート搬送路に配された搬送ローラ
対114によって画像形成部106に搬送される。
05Eは、筐体100aの一側面側に着脱可能に取り付
けられたシート載置トレイ115と、シート載置トレイ
115上に手差しで載置されたシートを画像形成部10
6に搬送する搬送ローラ116が設けられている。
は、不図示のCPUの制御により、これら各給送部10
5A〜105Dのいずれかの給送部によりシートが画像
形成部106に給送されるようになっている。
スキャナ部102で読み取った原稿についての画像を電
子写真方式によりシートに形成する。画像形成部106
は、図1に示すように、スキャナ部102で読み取られ
た原稿の画像情報に対応するレーザー光を射出するレー
ザスキャナ121と、画像形成動作に同期するように、
前記給送部により給送されたシートを搬送するレジスト
ローラ122と、レーザスキャナ121から射出された
レーザー光に基づいて静電潜像を形成する感光体ドラム
123と、感光体ドラム123表面を帯電させる転写帯
電器124と、感光体ドラム123の静電潜像を現像す
る現像器125と、定着器126等を備えている。
対応するレーザー光がレーザースキャナ121から射出
され、感光体ドラム123の表面を走査することによ
り、一様に帯電した感光体ドラム123の表面に静電潜
像が形成される。そして、この静電潜像が現像器125
で現像されることによって、感光体ドラム123にトナ
ー画像が形成される。
は、感光体ドラム123の回転に同期して回転するレジ
ストローラ122によって送られたシートに対して、転
写帯電器124が転写処理を行うことにより、当該シー
トの第1面に転写される。トナー画像が転写されたシー
トは、定着器126へと搬送され、定着器126で加熱
及び加圧されることにより、シート表面のトナー画像が
定着される。画像形成部106の定着器126でトナー
画像の定着を終えたシートは、搬送路を介して詳細を後
述するシート綴じ部1へと導かれ、所定の後処理が行わ
れた後に、シート排出部108より排出される。
ミラーとからなる走査系光源部131と、筐体100a
の上面に取り付けられた原稿載置台としてのプラテンガ
ラス132と、筐体100a及びプラテンガラス132
に対して開閉可能に回動する原稿圧板133と、走査系
光源部131からの光を反射する反射ミラー134と、
反射ミラー134により反射された走査系光源部131
からの光を集光して出力するレンズ135と、レンズ1
35により集光された走査系光源部131からの光を受
光する受光手段である光電変換素子136と、光電変換
素子136からの出力信号を処理する不図示の画像処理
部とを備えている。
開けた状態で、複写すべき面が下側になるように原稿を
プラテンガラス132上に載置した後、原稿圧板133
を閉じて原稿を押圧して当該原稿が動かないようにセッ
トする。そして、不図示の読取り開始キーを押すと、ス
キャナ部102では、走査系光源部131がプラテンガ
ラス132の下部を走査して、原稿面の画像情報を読み
取る。走査系光源部131により走査された原稿面の画
像情報は、反射ミラー134とレンズ135によって受
光素子136上に投影されてその画像情報を読み取られ
る。この画像情報は、画像処理部で処理され、電気信号
に変換されて上述した画像形成部106のレーザースキ
ャナ121に伝送される。
ンタ部101及びスキャナ部102との間に配されたシ
ート綴じ部(以下、シート後処理装置という。)1の第
1の実施の形態について、図1乃至図8を参照して説明
する。
すように、画像形成部106によって画像形成がなされ
たシートを導く搬送ガイド部71と、搬送ガイド部71
を通過した画像形成済みのシートを積載して各シートの
端部を整合するためのシート積載台としての整合トレイ
3及びシート整合部としてのJOG板5,6を備えた整
合手段と、搬送ガイド部71を通過したシートについ
て、整合トレイ3に搬送する搬送ローラ72及び戻しロ
ーラ74と、整合トレイ3上に積載された整合済みのシ
ートの束(以下、シート束という。)に針打ちの後処理
(ステイプル処理)を施してシートを綴じるシート綴じ
部としてのステイプラユニット73と、ステイプラユニ
ット73により後処理がなされたシートが排出、積載さ
れるスタックトレイ4と、整合トレイ3上の後処理済み
のシート束をスタックトレイ4へ搬送するシート束搬送
ベルト7,8とを備えた構成となっている。
通過を検出するシート検知センサ75が配され、スタッ
クトレイ4には、シートの有無を検出するシート有無セ
ンサ77が配されている。これらセンサ75,77から
の検出信号は、前記CPUに伝達される。
って画像形成がなされたシートは、画像面を下向きにし
て搬送ガイド部71に供給され、この際にシート検知セ
ンサ75によって先端及び後端が検出される。この検出
により出力されるシート検知センサ75からの検出信号
は、シートのジャム検知、排出モータの加減速タイミン
グ、後のシートの整合、ステイプル、シート束搬送のタ
イミングの基準となる。
のシートは、搬送ガイド部71のシート搬送方向の下流
側の上方に配された搬送ローラ72と、搬送ガイド部7
1のシート搬送方向の下流側の下方に配された戻しロー
ラ74とによって、戻しローラ74の下方に位置する整
合トレイ3に搬送される。
モータにより図1の反時計回り方向に回転駆動され、搬
送ガイド部71を通過したシートを下方の整合トレイ3
に搬送する。一方、戻しローラ74は、所定の摩擦係数
μを有し、不図示のモータにより図1の時計回り方向に
回転駆動されることで、整合トレイ3上に載置されたシ
ートをシート後端基準位置まで戻す。
搬送ガイド部71側でかつ装置手前側に、シートを綴じ
るための不図示の針打ち部が配されており、整合トレイ
3上に載置されたシートの画像面の左上コーナー部にス
テイプルできるようになっている。
板5,6と、基準板、ラック、ホームポジションセン
サ、整合モータから構成される。整合手段では、JOG
板5,6が整合モータ(不図示)によってシートの搬送
方向と直交する方向に移動することにより、整合トレイ
3上に積載された各シートを基準板に突き当てて整合さ
せる。
側を保持するための爪部7a,8aを有し、不図示の搬
送モータにより駆動される駆動プーリ7b,8bと回転
可能に取り付けられた従動プーリ7c,8cとに掛け渡
されている。また、シート束搬送ベルト7,8の近傍に
は、爪部7a,8aの位置を検出する不図示のホームポ
ジションセンサが取り付けられており、ホームポジショ
ンセンサの検出信号に基づいて搬送モータが制御される
ようになっている。シート束搬送ベルト7,8は、爪部
7a,8aがシート後端基準位置に位置するように初期
状態が設定される。そして、シート束搬送ベルト7,8
は、駆動プーリ7b,8bが図1の時計回り方向に回転
駆動されると、これと同方向に回転することにより、整
合トレイ3上に積載された各シートをスタックトレイ4
に搬送、排出する。
0aで支持するための不図示の支持部材及び、支持部材
を筐体100aに対してスライド可能に支持するレール
部材、モータを含む駆動手段により、装置の高さ方向に
上下動可能に支持されている。
トレイ4上のシート有無センサ77によりスタックトレ
イ4上にシートが検出された場合には、新しいJOBを
受け付けないようになっている。
の下側のスタックトレイ下限位置に不図示のスタックト
レイ下限センサが配設されている。積載されたシート量
が増加することでスタックトレイ4が下がり、スタック
トレイ下限位置に達すると、このスタックトレイ下限セ
ンサによって検知され、スタックトレイ4の上下動作を
中止し、積載されたシート束を取出すように表示部(不
図示)でユーザに示唆する表示を行うようになってい
る。
示すように、シート当接部材12とセンサ部13とを有
するシート高さ検知センサが設けられている。ここで、
シート当接部材12は、支点12aを中心に回動可能に
配された全体略L字状の部材であり、その一端側がスタ
ックトレイ4にスタックされる基端側の最上位のシート
面に当接するように付勢部材(不図示)により付勢され
ている。一方、センサ部13は、通常はシート当接部材
12の他端側によって遮光され、シート当接部材12が
回動してこの遮光状態が解除された場合に所定の検出信
号を出力するようになっている。
凸形状のリブ14,16が形成されている。このリブ1
4,16は、寸法補償用、及び、スタックトレイ4上に
積載されたシートの端部が壁部15に当接してスタック
トレイ4が上下動した場合のシート端と壁部15との摩
擦抵抗を減少させるためのものである。
4上に積載されたシートの最上面高さを所定の位置に維
持するようにシート高さ検知センサから検出信号がCP
Uに出力され、この検出信号に基づいてスタックトレイ
駆動手段によるスタックトレイ4の位置がCPUで制御
されることにより、スタックトレイ4上に積載されるシ
ートの量が増えるにつれて、スタックトレイ4の初期位
置が下がるようになっている。
に、壁部15の上側かつスタックトレイ4の基端側の上
方に、不図示の駆動手段により駆動される駆動軸9が設
けられている。そして、この駆動軸9には、従動プーリ
7c,8cが回転可能に取り付けられるとともに、両端
側にシート押さえパドル10,11が駆動軸9と一体回
転するように取り付けられている。
は、スタックトレイ4上に積載されたシート束を上部か
ら押さえつけるためのものであり、図3に示すように、
板状の弾性部材(例えばゴム)21により形成され、駆
動軸9と一体回転するフランジ部20に固定支持された
構成となっている。
動軸9が駆動手段により図1及び図2の時計回り方向に
回転駆動されることによって、駆動軸9と一体回転す
る。また、シート押さえパドル10,11は、その近傍
に配された不図示のホームポジションセンサで位置を検
出され、ホームポジションセンサの検出信号に基づいて
前記駆動手段が制御されることにより、所定の位置で停
止できるようになっている。
さえパドルを設ける構成としているが、シート押さえパ
ドルの数はこれに限られず、例えば駆動軸9の中央に1
つ設けた構成、或いは駆動軸9の中央に追加して3個以
上とした構成でも良い。
装置1の動作について説明する。画像形成処理がなされ
てプリンタ部101からシートが出力されると、当該シ
ートは、搬送ガイド71を通り、シート検知センサ75
を通過し、排出ローラ72で搬送され整合トレイ3上へ
排出される。シート検知センサ75をシート後端が抜け
た時点から所定時間後に戻しローラ74が1回転(又は
数回転)することで整合トレイ上のシートを紙後端基準
側(図1の左側)へ戻し、シート搬送方向の整合を行
う。その後、JOG板5,6が動作し、シートの幅方向
の整合が行なわれる。
るシートを上記動作で1枚1枚整合した後に、所定の枚
数でシート束が形成されると、ステイプル処理を行う指
示がされた場合、ステイプラユニット73により針打ち
が行われ、その後、シート束搬送ベルト7が駆動され、
針打ちされたシート束がスタックトレイ4上に排出され
る。このとき、シート束搬送ベルト7,8の爪部7a,
8aによってシート束の端部が押し出され、爪部7a,
8aが従動ローラ7c,8cの位置に来ると、シート束
の端部がスタックトレイ4上に落下して、排出、積載さ
れる。
いない場合には、ステイプラユニット73による針打ち
が行われることなくシート束搬送ベルト7が駆動され、
所定枚数のシート束がそのままスタックトレイ4上に排
出、積載される。
処理装置1におけるシート束の排出時の動作について詳
細に説明する。なお、図4(A)〜(C)、及び図5
(A),(B)は、第1の実施の形態のシート後処理装
置1におけるシート束の排出時の動作を時系列順に示し
たものである。
理が終了したシート束17がベルト7,8の回転によっ
て矢印方向へ搬送され、スタックトレイ4上の既積載シ
ート束18の上に排出された状態を示している。このと
き、新たなシート束17は、既積載シート束18を押圧
しているシート押さえパドル10,11の上部に排出さ
れる。ここで、シート押さえパドル10,11は、図4
(A)に示すように、既積載シート束18を上方から押
圧しているため、弾性変形した状態となっている。
上に排出されると、所定時間経過後に、図4(B)に示
すように、シート押さえパドル10,11が時計回り方
向に回転を開始し、1回転する。この回転終了時には、
シート押さえパドル10,11は、その先端部がシート
束17の最上部のシートに当接した後に弾性変形し、図
4(C)に示すように、スタックトレイ4上に排出され
たシート束18及びその上に排出されたシート束17を
上から押圧した状態となる。
回転終了時から所定時間経過後に、図5(A)に示すよ
うに、スタックトレイ4が下降を開始する。
ックトレイ4に載置されたシート束の最上部のシートの
位置が下がることから、シート高さ検知センサのシート
当接部材12が図の時計回り方向に回動してセンサ部1
3の遮光が解除され、センサ部13から検出信号がCP
Uに出力される。そして、CPUは、この検出信号に基
づいて、所定の位置にシート束17の上面が到達したと
判断し、スタックトレイ4の動作を停止するようにスタ
ックトレイ駆動手段を制御して、スタックトレイ4の下
降動作を終了させる。この停止位置は、爪部7a,8a
がスタックトレイ4上のシートと少なくとも干渉しない
位置である。
と、次の束処理(シートの整合)の準備のため、ベルト
7,8が駆動され、図5(A)の時計回り方向に回転を
開始し、積載されたシート束17の上方をベルト7の爪
部7aが通過して、所定の位置で停止する。
4の下降動作が終了すると、次に、積載されたシートの
上面を所定位置に戻すために、スタックトレイ4の上昇
動作が開始される。この上昇動作は、上述したシート高
さ検知センサからの検出信号に基づいて行われ、具体的
には、スタックトレイ4の上昇に伴ってシート高さ検知
センサのシート当接部材12が図の反時計回り方向に回
動し、センサ部13の遮光状態が復帰した状態となった
所でスタックトレイ4の上昇が停止するように制御され
る。
に積載されているシートの最上位の面は、その積載量に
関わらず常に一定の高さで停止する。なお、スタックト
レイ4及び該トレイ4に積載されているシートの最上位
の面を常に一定の高さ位置まで上昇させる理由は、スタ
ックトレイ4もしくは該トレイ4に積載されているシー
ト面を整合トレイ3の一部として兼用するためである。
めには、整合トレイ3のサイズを小さくする必要があ
る。しかし、整合トレイ3を小型化した場合、整合トレ
イ3上に排出されたシートの先端側が整合トレイ3上か
ら突出して垂下した状態となってしまい、整合トレイ3
上のシートの積載性が悪化してしまう。そのため、スタ
ックトレイ4もしくは該トレイ4に積載されているシー
ト面を整合トレイ3との段差が小さくなる位置に配置す
ることで、整合トレイ3上から突出したシートの先端を
保持して、整合トレイ3の積載性悪化を防ぐことができ
る。そのために、スタックトレイ4は、シートがトレイ
4上に排出される毎にベルト7の爪部7aが通過可能な
位置まで下降し、その後、再度所定の位置まで上昇する
ことになる。
て、所定の位置で停止した状態である。なお、このシー
ト押さえパドル10,11は、スタックトレイ4に積載
されたシート束の端部を圧縮する機能、及び、既積載シ
ート束の上部のシートが、特に未綴じ束(針綴じされて
ない束)の場合に、次に排出されるシート束によって排
出方向に連れ出されて搬送方向の整合ずれが生じるのを
防止する機能をも有している。
されたシート束の様子を図6乃至図8を参照して説明す
る。なお、図6乃至図8では、説明の便宜のため、上述
したシート高さ検知センサの図示を省略している。ま
た、比較のため、図8に従来のシート後処理装置におけ
るスタックトレイ4の状態を示している。
の状態を図6(A)に示し、この状態における既積載シ
ート束19の先端部(壁部15寄り)の状態を図6
(B)に拡大して示した。このように、シート後処理装
置1では、スタックトレイ4の下降動作の前及び動作中
にシート押さえパドル10を弾性変形させてその付勢力
でシート束を押えているため、シート相互間の空気層が
つぶれ、結果として図8に示した従来のシート後処理装
置におけるシート束の厚みl1より小さな厚みl2にな
る。
の厚み11よりも小さな厚み12にすることができるこ
とにより、スタックトレイ4の下降移動量L2も従来の
シート後処理装置におけるスタックトレイの下降移動量
L1よりも少なくできる。
ックトレイの下降動作前及び下降動作中に積載されてい
るシート束を押圧する部材が無かったため、積載されて
いるシート束に空気層が含まれていたり、カールしてい
る場合、シート束の最上位のシート面に当接してシート
束の高さを検知するシート高さ検知手段は、実際のシー
ト束の積載高さよりも多くのシート束が積載されている
のと同様の検知を行なうため、正確なシート束の厚さを
検知することができない。実際のシート束の高さよりも
高くシート束が積載されていると検知がなされた場合、
スタックトレイの下降移動量は実際の下降移動量よりも
大きくなってしまう。
装置では、スタックトレイ4の下降動作前及び下降動作
中にもシート押えパドル10によって最上部のシート束
を押圧しているため、従来技術の課題であった空気層や
カールによるシート束の高さ検知の不正確さを防ぐこと
ができる。よって、スタックトレイ4に積載されている
シート束の高さを検知するシート高さ検知手段によって
正確な検知を行なうことができる。これにより、スタッ
クトレイ4の下降移動量も適正な移動量となり、従来の
シート後処理装置と比較してスタックトレイ4の動作時
間を短縮することができるため、生産性の高いシート後
処理装置を提供することができる。
ート押さえパドル10によるシート束の押圧力がなくな
らない範囲、すなわちシート押さえパドル10の弾性変
形が維持される範囲内での下降量とすれば、シート束同
士のずれが発生しない。そのため積載性も向上させるこ
とができる。
が下降動作完了後に再び上昇する途中の状態を時系列順
に示している。シート後処理装置1では、図7(B)〜
(C)に示すように、スタックトレイ4の上昇動作によ
って、スタックトレイ4上で先端部がカールしているシ
ート束が、シート押さえパドル10及び壁部15より破
線矢印の下方向に力(シート束が抵抗)を受け、徐々に
カールがつぶれていく。このように、シート後処理装置
1では、スタックトレイ4の上昇動作により各シートの
カールがつぶれ、その後のシート束の後処理時のスタッ
クトレイ4の昇降量を少なくできる。
は、スタックトレイ4の下降動作に入る前に、スタック
トレイ4上に積載されたシート束の空気層やカールした
シート束のカールをつぶして積載高さを減少させること
が可能となる。また、カールしたシート束のカールをつ
ぶすことにより壁部15へのもたれを防止して、スタッ
クトレイ4の昇降時における移動量を減少させることが
可能となる。さらには、スタックトレイ4の下降及び上
昇動作中に、常にシート束がシート押さえパドル10に
より押圧されているので、スタックトレイ4上のシート
の積載性の向上を図り、スタックトレイ4の昇降時にお
ける移動量の減少が実現できる。
複写機100は、スキャナ部101の位置及び装置全体
の高さが必要以上に高くならず、原稿セット等のユーザ
の操作性が良好で、スタックトレイ4に積載するシート
の枚数を減らす等の必要がなく、スペックが維持され
る。また、スタックトレイ4の移動量を減少させたた
め、後処理時間を短縮できる。
えパドル10,11を板状の弾性部材21を用いた構成
とし、弾性部材21の全体で弾性変形するようになって
いるが、弾性変形させたい部分のみに弾性部材を配する
構成としても良い。
装置の第2の実施の形態について、図9乃至図12を参
照して説明する。なお、第2の実施の形態のシート後処
理装置では、シート押さえパドルのみが第1の実施の形
態と異なっていることから、他の部分については適宜そ
の説明を省略する。
ように、所定箇所で屈曲するシート押さえパドル50を
用いている。具体的には、このシート押さえパドル50
は、図3に示す第1の実施の形態のシート押さえパドル
10,11と同様に、板状の弾性部材51(例えばゴ
ム)より形成され、その基端側がフランジ部52に固定
支持されている。但し、この弾性部材51は、部材の厚
み方向に凹陥した凹陥溝部51cが形成されており、先
端部51bに一定の力を加えると、この凹陥溝部51c
の箇所で屈曲するように弾性変形する。他の構成及び動
作については、第1の実施の形態と同様である。
た第2の実施の形態のシート後処理装置におけるシート
束の排出時の状態について、図10乃至図12を参照し
て説明する。なお、図10及び図11は、第2の実施の
形態のシート後処理装置におけるシート束の排出時の動
作を時系列順に示したものであり、図12に、比較のた
め第1の実施の形態のシート後処理装置の動作中のシー
ト押さえパドル21の状態について示している。
態では、シート束の先端部(壁部部15側)にカールが
形成された場合、このシート束の先端部が上方向へ浮上
ってしまうのに対し、シート押さえパドル50が用いら
れた第2の実施の形態では、図11(B)に示すよう
に、シート押さえパドル50が屈曲部51cで折れ曲が
り、先端部51b全体でシート束55,56の先端側を
押さえる。これにより、確実に空気層をつぶし、かつカ
ールを抑えることができるため、スタックトレイ4の昇
降動作量を、カールした(特に上カール)シート束に対
してさらに少なくすることができた。
ル50が1回転するときに、既積載シートを特に上カー
ルが大きい場合でも巻き込んでしまうといったことも防
止できる。
ように、既積載シート束25の上に新たに排出されたシ
ート束26がシート押さえパドル21の傾斜面上に乗り
上げ、排出方向(図の右側)へずれてしまうといったこ
とも防止できる。
するシート押さえパドルの他の構成例を示す。図9
(B)に示すシート押さえパドルの60では、弾性部材
61の基端部61aと先端部61bとが回転ヒンジ62
で接続されることにより、屈曲部61cで屈曲する構成
となっている。なお、シート押さえパドルの60では、
通常の状態では基端部61aと先端部61bとが一直線
状となり、先端部61bに一定の力を加えると、屈曲部
61cの箇所で屈曲して弾性変形するように、回転ヒン
ジ62にバネ部材が取り付けられている。
ル65は、図9(A)のシート押さえパドル50と同様
に、フランジ部67に固定支持された板状の弾性部材6
6(例えばゴム)より形成されている。ここで、弾性部
材66は、部材の幅方向に凹陥した凹陥部66a,66
bが形成されており、部材の幅が局部的に狭くなってい
る。これにより、シート押さえパドル65では、弾性部
材66の先端部に一定の力を加えると、これら凹陥部6
6a,66bにより部材の幅が最も狭い箇所で屈曲し弾
性変形する。
は、シート押さえパドル50に換えて上述したシート押
さえパドル60又はシート押さえパドル65を用いて
も、同様の効果が得られる。
真式の画像形成装置に適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されず、例えばインクジェット
方式の画像形成装置にも適用できることは勿論である。
また、画像形成装置として複写機の例について説明した
が、本発明はプリンタやファクシミリ装置にも適用でき
ることは言うまでもない。
の後処理として針綴じによるシート束のステイプル処理
を行うシート後処理装置について説明したが、本発明は
これに限定されず、シートの穴開け、折り等の後処理を
行うシート後処理装置についても適用可能である。
においては、本発明に係るシート後処理装置を画像読取
部(スキャナ部)と画像形成部との間に配置した構成を
用いて説明を行なったが、本発明はこれに限ることな
く、画像形成装置の筺体の側方に取り付けられる従来の
タイプのシート後処理装置であっても同様の効果を有す
ることができる。
れば、スタックトレイに積載されるシートの積載性の向
上を図り、スタックトレイの昇降時における移動量の減
少を実現したシート後処理装置及びこのシート後処理装
置を備えた画像形成装置を提供することが可能となる。
構成を示す断面図である。
するための斜視図であり、スタックトレイを一部切り欠
いて表した構成図である。
表した図であり、(A)にスタックトレイ上に新たなシ
ート束が積載された状態を示し、(B)にシート押さえ
パドルが回転を開始した状態を示し、(C)にシート押
さえパドルが新たなシート束の最上部を押圧している状
態を示す。
表した図であり、(A)にスタックトレイが下降を開始
するとともにシート束搬送ベルトが回転を開始する状態
を示し、(B)にスタックトレイが上昇してシート束を
押圧する状態を示す。
ついて説明する図であり、スタックトレイの下降時の状
態を(A)に、この状態での既積載シート束の先端部の
状態を(B)に拡大して示す。
ついて説明する図であり、(A)にスタックトレイの上
昇時の状態を示す全体図を、(B)及び(C)に端部が
カールしているシート束のカールがつぶれていく様子を
示す。
して説明するため、従来のシート後処理装置におけるス
タックトレイの移動時の状態を示す図である。
観斜視図であり、屈曲部が設けられたシート押さえパド
ルの構成として、(A)に厚み方向に凹部の形成された
シート押さえパドルを示し、(B)にヒンジ部を備えた
シート押さえパドルを示し、(C)に幅方向に凹部の形
成されたシート押さえパドルを示す。
について説明する図であり、(A)にスタックトレイ上
に新たなシート束が積載された状態を、(B)にシート
押さえパドルが1回転して新たなシート束の最上部を押
圧している状態を示す。
について説明する図であり、(A)及び(B)に、スタ
ックトレイが下降及び上昇してシート束を押圧した場合
の全体図及びシート押さえパドルの拡大図を示す。
について第1の実施の形態と比較して説明するための図
であり、第1の実施の形態におけるシート束を押圧する
シート押さえパドルの状態を示す。
明する側断面図であり、(A)にスタックトレイ上に新
たなシート束が積載された状態を、(B)にスタックト
レイが下降を開始するとともに、シート押さえ部材が退
避し、シート束搬送ベルトが回転を開始する状態を、
(C)にスタックトレイが上昇してシート押さえ部材が
シート束を押圧する状態を示す。
送部 105E 手差し給送部 106 画像形成部 108 シート排出部 110 シート積載カセット 111 ピックアップローラ 112 分離ローラ対 113 搬送ローラ対 114 搬送ローラ対 115 シート載置トレイ 116 搬送ローラ 121 レーザスキャナ 122 レジストローラ 123 感光体ドラム 124 転写帯電器 125 現像器 126 定着器 131 走査系光源部 132 プラテンガラス 133 原稿圧板 134 反射ミラー 135 レンズ 136 受光素子 1 シート綴じ部(シート後処理装置) 3 整合トレイ 4 スタックトレイ 5,6 整合手段 7,8 シート束搬送ベルト(シート搬送手段) 7a,8a 爪部 7b,8b 駆動プーリ 7c,8c 従動プーリ 12 シート当接部材(シート高さ検知手段) 13 センサ部(シート高さ検知手段) 15 壁部 17,18,19,26 シート束 10,11,50,60,65 シート押さえパドル
(シート押さえ手段) 20,52,63 フランジ部 21,51,61,66 弾性部材 51c 凹陥溝部 62 回転ヒンジ 71a,71b 凹陥部 l1,l2 シートの厚み L1,L2 スタックトレイの下降量 71 搬送ガイド部 72 搬送ローラ 73 ステイプラユニット 74 戻しローラ 75 シート検知センサ 77 シート有無センサ
Claims (17)
- 【請求項1】 シートに所定の後処理を行うシート後処
理手段と、前記シート後処理手段を通過したシートが排
出される、上下方向に移動可能なスタックトレイと、前
記スタックトレイを駆動させるトレイ駆動手段と、前記
スタックトレイ上に排出された最上位のシート面を弾性
変形により押圧するシート押え部材と、前記シート押え
部材を保持する保持部材と、前記保持部材を駆動する保
持部材駆動手段とを備え、前記保持部材駆動手段により
前記保持部材を駆動させて前記シート押え部材を所定位
置に移動、停止させた後、前記シート押え部材が前記ス
タックトレイ上に排出された最上位のシート面を押圧し
た状態で、前記トレイ駆動手段によって前記スタックト
レイが前記シート押え部材の弾性変形が維持される範囲
内で下方向へ移動することを特徴とするシート後処理装
置。 - 【請求項2】 前記押え部材駆動手段は、前記スタック
トレイ上にシートが排出されると前記保持部材を駆動し
て、前記シート押え部材を所定位置まで回転させること
で前記スタックトレイ上に排出されたシートの最上位の
面に当接させて押圧することを特徴とする請求項1に記
載のシート後処理装置。 - 【請求項3】 前記スタックトレイ上に排出され、積載
されるシートの高さ位置を検知するシート高さ検知手段
を備え、前記スタックトレイの下方向への移動は、前記
シート検知手段の検知に基づいて停止することを特徴と
する請求項1に記載のシート後処理装置。 - 【請求項4】 前記スタックトレイは、前記シート押え
部材が前記スタックトレイに積載されている最上位のシ
ート面を押圧した状態で下方向へ移動し、前記シート高
さ検知手段の検知に基づいて移動が停止した後、前記シ
ート押え部材の押圧状態を維持したまま上方へ移動する
ことを特徴とする請求項3に記載のシート後処理装置。 - 【請求項5】 前記スタックトレイの上方への移動は、
前記スタックトレイ上に積載されているシートの最上位
の位置が所定位置に達したことを前記シート高さ検知手
段が検知することで停止することを特徴とする請求項4
に記載のシート後処理装置。 - 【請求項6】 前記シート押え部材は、前記シート押え
部材の厚さ方向及び/又は幅方向に凹部形状を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。 - 【請求項7】 前記シート後処理手段は、画像形成装置
によって画像が形成されたシートが排出され積載される
シート積載台と、前記シート積載台に排出され積載され
たシートの排出方向及び幅方向を整合するシート整合部
と、前記シート整合部によって整合されたシートを針打
ちして綴じるシート綴じ部とを有することを特徴とする
請求項1に記載のシート後処理装置。 - 【請求項8】 前記シート後処理手段のシート積載台に
排出され積載されたシートを前記スタックトレイに搬送
するシート搬送手段を備えることを特徴とする請求項1
乃至7のいずれか1に記載のシート後処理装置。 - 【請求項9】 前記シート搬送手段は、前記シート積載
台に設けられ、前記スタックトレイ方向に回転して前記
シート積載台に積載されたシートを前記スタックトレイ
に搬送する回転体を有することを特徴とする請求項8に
記載のシート後処理装置。 - 【請求項10】 前記シート搬送手段は、前記シート積
載台上に積載されたシートに当接する突出部を有するベ
ルト部材と、前記ベルト部材を回転可能に張架するプー
リ部材と、前記プーリ部材を回転させるプーリ駆動部と
を有することを特徴とする請求項8又は9に記載のシー
ト後処理装置。 - 【請求項11】 前記シート搬送手段は、前記シート積
載台上に積載されたシートに当接する突出部を有するベ
ルト部材と、前記ベルト部材を回転可能に張架するプー
リ部材と、前記プーリ部材を回転させるプーリ駆動部と
を有し、前記シート押え部材の前記保持部材は、前記プ
ーリ部材を軸支して駆動させる前記プーリ部材であり、
前記シート押え部材の前記押え部材駆動部は、前記プー
リ駆動部であることを特徴とする請求項8に記載のシー
ト後処理装置。 - 【請求項12】 前記スタックトレイが移動する下方位
置は、前記シート搬送手段のベルト部材に設けられた前
記突出部が、前記スタックトレイに積載されたシートに
干渉しない位置であることを特徴とする請求項11に記
載のシート後処理装置。 - 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1に記載
のシート後処理装置と、シートに画像を形成し、画像形
成済みのシートを前記シート後処理装置に供給する画像
形成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項14】 前記シート後処理装置は、前記画像形
成装置を構成する枠体の側方で外部に配置されているこ
とを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 【請求項15】 画像情報を読み取る画像読取手段を有
し、前記シート後処理装置は、前記画像読取手段と前記
画像形成手段との間に設けられた空間部に配置されるこ
とを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 【請求項16】 装置上方から、前記画像読取手段、前
記シート後処理装置、前記画像形成手段の順に配置され
ていることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装
置。 - 【請求項17】 前記画像読取手段は、原稿からの反射
光を光電変換素子に結像する受光手段を有し、前記受光
手段からの画像情報信号に基づいて画像を形成すること
を特徴とする請求項15又は16に記載の画像形成装
置。
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