JP3516202B2 - 電解水生成装置 - Google Patents
電解水生成装置Info
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Description
て使用し電気分解する電解水生成装置に関するものであ
る。更に詳述すると、装置の筐体の改良に関し、浄水用
カートリッジを収納する収納室に透光部を設け、使用者
が浄水用カートリッジを容易に目視できるようにした電
解水生成装置に関する。
に含まれる飲料に不適に成分、例えば、汚濁成分などの
微細不純物や細菌どを取り除くため、また、臭気やカル
キなどの有害成分を除去するため、電解槽の流入前に浄
水器を取り付け、水道水などの原水を浄水器に供給し濾
過すると共に有害成分を化学反応せしめて処理し、この
処理した処理水の流路と陽極室に至る流路にミネラル成
分としてカルシウム等のアルカリ土類有機金属塩を添加
したのち、電解槽に流入するように構成している。電解
槽は、電解槽内をイオン透過性隔膜によって陰極室と陽
極室に分域し、それぞれの室内に陰電極と陽電極を設
け、陰陽極室内に供給した原水を電極間に印加した直流
電流の通電によって電気分解し、陰極室からpHの高い
陰極水を、陽極室からpHの低い陽極水を吐水する。
ラル成分を補充し、且つ、適度のアルカリ性は人体の酸
性化を防止するのに有効であるとされるため、健康に好
ましい作用をする水としてアルカリイオン水の名称で主
に飲料水等に供される一方、同時に吐水する陽極水はア
ストリンゼン水などとして使われている。
劣化するので、適宜交換する必要があるため、着脱自在
なカートリッジの形態をとり、着脱し易いように装置の
前面部に蓋いで区画された収納室を設置し、随時交換可
能な状態にしている。
郭と同質の樹脂成型部材で造られ、一旦、蓋いを閉塞す
るとカートリッジを見ることはできなかった。他方、カ
ートリッジは原水を送水する配管に直結し、水圧が直に
掛かるため、確実に挿着されなかったり、時間の経過と
共に管口部に挿入されているOリング等が劣化すると、
原水もしくはカートリッジを出た浄水の一部が漏水する
虞れがあり、漏水が僅かな場合には漏水を起こしてから
しばらくたって蓋いの外に水が流れるため装置を一時期
湿潤状態におき、装置の寿命を短縮させる弊害があっ
た。
器が充分に機能しなくては、その後充分に電解処理をし
たとしても安全な健康によい水を吐水することが期待で
きない。ところが、従来の浄水器を収納した収納室は浄
水器の重要さに比べ貧弱で、単にカートリッジを設置す
る場所に過ぎず、浄水器の重要性を装置使用者に知らし
める意匠形態にはなっていなかった。このため、使用期
限の過ぎたカートリッジが交換されずにそのまま設置さ
れ使用される場合等があり、結局電解水生成装置の機能
が充分に発揮できないという不都合が生じた。本発明は
収納室の内部とカートリッジの存在を常時装置使用者に
知らしめると共に、収納室の蓋いを重厚にすることによ
り、装置使用者にカートリッジの重要性とその交換の必
要性を喚起しようとしたものである。
は、装置の筐体外郭の前面方向に開閉可能な蓋いを設
け、蓋いの内部を浄水カートリッジ収納室とした電解水
生成装置において、上記蓋いの一部に上記収納室内の浄
水カートリッジの外郭を目視可能とする透光部を設け、
該透光部は蓋いの上下端部までを縦型矩形状に形成し、
該縦型矩形状部材は条状部材の長辺を垂直方向に、条状
部材の短辺を水平方向に連続的に構成してなることを特
徴とする。
部に設けられた上記透光部は蓋いの上端部から下端部ま
でほぼ中央部を凸状の縦型矩形状に形成し、該中央とそ
のその左右の縦型矩形部分は透光度合いを異なるように
してもよい。或いは、上記収納室に照明手段を設けても
よい。更には、上記照明手段は、浄水カートリッジに記
載された表示を照明するように設けるのが好適である。
構成とその動作を説明する図である。以下、本発明を、
図面に示した実施例に基づいて説明する。
弁等の開閉弁であり、2は原水の浄化や濾過を行う浄水
器(カートリッジ)で矢示方向に原水が流れ浄化されて
浄水となる。3は浄水器の吐水配管で、この吐水配管か
ら分岐して流れる配管4と、陽極室に至る流路5との間
にカルシウム等のアルカリ土類有機金属塩をミネラル成
分として添加する添加筒6がある。浄水は電解槽7の下
方管口部8a、8bからイオン透過性隔膜9をもって分
域した陰極10を設けた陰極室11と陽極12を設けた
陽極室13で電気分解されて、それぞれの極室の吐水口
14、15から陰極水および陽極水を吐水する。また、
陰陽極10、11間に直流電圧を供給する電源16や制
御、表示を行う制御手段17がある。なお、18は浄水
器から吐水した浄水の圧力を測定するセンサであり、1
9は吐水量を計測する流量計であり、20は圧力制御手
段である。
中空糸等を積層状に充填して構成され、使用と共に次第
に劣化するので所定期間が過ぎると交換する必要があ
る。このため、交換し易いように着脱自在のカートリッ
ジとして形成され、開閉自在な蓋いを設けた装置筐体の
前面方向に位置した収納室に保持されている。
筐体部分を示した外観図であり、部分透明蓋いの第1の
実施例を示す。また、鎖線で示す矢示表示部分は蓋いを
取り除いたときの正面部分図である。
はカートリッジの収納室22になつていて、蓋い26を
矢示a方向に回動することにより収納室22を開放状態
にすることができる。収納室22には発光部材31が設
けられている。また、前面右辺縦長表示パネル23内下
方部に吐水の性質を表示する制御手段17で制御される
表示部24があり、装置を操作するタッチスイッチ類が
ある。また、装置上面には生成した吐水を吐出する吐水
管25が設けられ、前記した陰極水または陽極水の何れ
か一方を所望によって吐水する。
6の前面は収納室の一部が見える透光部27を形成して
いて収納室内部が容易に目視ですることができる機構と
なっている。図においては、透光部27は蓋い26の上
端部から下端部までを前側中央を凸状の縦長矩形状に形
成し、透光部27の左右の矩形面と中央の矩形面とは透
光度合を変えるため、3分割している。左右の矩形面は
アクリルやポリカーホーネート等の透明部材28で、ま
た、中央の矩形面はアクリルやポリカーホーネート等に
着色剤や蛍光剤等を添加して半透明とした着色透明部材
29で形成されている。このように透明部材を分割する
ことにより、使用者に透光部をきわだたせてその重要性
を認識させることができる。上記において透光部は有機
部材としたが、硝子やFRP等の無機質部材や無機質含
有有機部材を用いてもよいことは勿論である。
施例である。
方向に三角柱状の形状を呈する連続した成型物30から
構成されている。成型物30の裏面を荒したり、自体に
気泡等を存在させた半透明部材を用いることもできる。
また、菱形状の棒状物を棒状横面に連続的に接合したす
だれ状成型物などから構成してもよい。
納室を見易くするだけでなく、使用者に透光部をきわだ
たせてカートリッジの重要性や交換時期を認識させるこ
とができる。このためには、図2に示したように、装置
の作動と連動して動作する少なくとも1つの発光部材3
1を収納室22に設け照明するのがよい。照明色を着色
透明部材と相対する発色にすることにより、更に透光部
をきわだたせることができる。発光部材としては青、
緑、赤色を発する発色ランプを適宜用いることができる
が、自然光を発するものを用い、照明着色フイルムを透
過させて着色してもよい。
サイドに適宜設置することができる。上部の設置におい
ては、カートリッジ全体を浮かびあがらすことができる
ので、カートリッジをきわだたせることができる。ま
た、サイドの設置においては、所望によってカートリッ
ジに記載された交換時期等の表示を部分的に浮かびあが
らすことができるので本件発明目的のカートリッジ交換
の必要性を認識させるのに好都合である。
流電圧を供給する電源16と連動させ、電源オンと共に
照明することもできるが、制御手段17と連動させ吐水
管25から所望の水が吐水しているときのみ発光部材を
発光して照明することもできる。また、これらを組合
せ、電源オンと共の照明は減光され所望の水が吐水され
ると光量を増強させたり、点滅させることもできる。ま
た、電源オンと共の照明は上部に設置した発光部材で行
い、所望の水が吐水すると共に、サイドに設置した発光
部材が点灯するなど、装置の機能に合わせて点灯を自在
に行うことができる。このような自在な点灯から、例え
ば、装置が陰極室側に堆積したアルカリ土類金属を除去
するための陰陽電極間に逆極性の電圧を印加する逆洗期
間で、吐水管25から所望しない吐水が行われている場
合、照明の変色等から吐水の性質を容易に識別できるよ
うにすることができるので安全性が高められる。
るための回路ブロック図である。
たコントロールスイッチであり、コントロールスイッチ
の操作による信号が制御手段17に送られる。制御手段
17には装置の使用積算時間をカウントするカウンタや
記憶部材、電解槽通電電流がアルカリ土類金属の陰極室
側流路の付着によって低下した場合、標準電流と比較す
る比較器、それらを制御するCPU等から構成されてい
る。33は水流路の変動を感知すると共に、変動に対応
してバルブ等の開閉をしたり、電解槽通電電流を制御す
る水流路の制御手段であり、電源16、センサ18、流
量計19などが含まれる。コントロールスイッチ32の
操作に対応した表示は表示部24に示されるが、前記し
たような状態の変化を発光部材31の照明の変化をもっ
ても表示することができる。
ジ収納室の蓋いの一部を透明性部材で形成し、カートリ
ッジを目視することができるようにしたので、カートリ
ッジが確実に挿着されなかったり、時間の経過と共に管
口部に挿入されているOリング等が劣化して、原水もし
くはカートリッジを出た浄水の一部が漏水したとしても
すぐ気付くことができるので家庭用電解水生成装置を安
全に使用できる。
形成し、且つ、収納室の内部を照明したのでカートリッ
ジの存在をきわだたせ、カートリッジ交換の必要性を認
識させることができる。また収納室を照明することによ
り吐水に清涼感を与えることができる。
明する図である。
する外観図である。
を示す図である。
をもって照明するための回路ブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 装置の筐体外郭の前面方向に開閉可能な
蓋いを設け、蓋いの内部を浄水カートリッジ収納室とし
た電解水生成装置において、 上記蓋いの一部に上記収納室内の浄水カートリッジの外
郭を目視可能とする透光部を設け、該透光部は蓋いの上
下端部までを縦型矩形状に形成し、該縦型矩形状部材は
条状部材の長辺を垂直方向に、条状部材の短辺を水平方
向に連続的に構成してなることを特徴とする電解水生成
装置。 - 【請求項2】 電解水生成装置の側面部に設けられた上
記透光部は蓋いの上下端部までほぼ中央部を凸状の縦型
矩形状に形成し、該中央とその左右の縦型矩形部分は透
光度合を異なるようにしたことを特徴とする請求項1記
載の電解水生成装置。 - 【請求項3】 上記収納室に照明手段を設け、該照明手
段は、浄水カートリッジに記載された表示を明示するよ
うに設けられた請求項1乃至2のいずれかに記載の電解
水生成装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29139699A JP3516202B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 電解水生成装置 |
Publications (2)
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Family
ID=17768369
Family Applications (1)
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1999
- 1999-09-07 JP JP29139699A patent/JP3516202B2/ja not_active Expired - Fee Related
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