JP3516112B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP3516112B2 JP12470596A JP12470596A JP3516112B2 JP 3516112 B2 JP3516112 B2 JP 3516112B2 JP 12470596 A JP12470596 A JP 12470596A JP 12470596 A JP12470596 A JP 12470596A JP 3516112 B2 JP3516112 B2 JP 3516112B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体に信号の記録/再生を行うディスク記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば光ディスクなどのディスク状記
録媒体に対して、高速に信号を記録/再生しようとする
場合に、1枚の光ディスクに対して、2個の光ピックア
ップ(OP)を使用して同時的に信号の記録/再生を行
い、データ転送速度を2倍にする技術がある。そのよう
なマルチヘッドの光ディスク装置においては、各OPに
対して次のような制御が行われている。各ヘッドはセク
タ単位で信号の記録/再生を行うので、複数のOPを用
いる場合にも、それらの処理のタイミング基準をセクタ
の区切りに合わせる必要がある。そのため、各々まずそ
のタイミングを検出し、そのタイミングでアドレス情報
を読み取って、その目的のアドレスのセクタにシークす
る。この時、そのアドレスまでスレッドシークを使うの
かトラックジャンプを使うのかを選択したり、レーザの
パワーの設定などの処理も行われる。
【0003】ところで、このような複数のOPにおける
再生RF信号のセクタを基準とした場合の位相、すなわ
ちセクタ同期信号は、精度よく一致させることはできな
い。各OPをセクタ分割角度の整数倍になるような位置
に配置しても、組み立て精度やディスクの偏心のため
に、十分な精度を得ることは実質的に無理であるからで
ある。そのため、各OPにおいてはアドレス検出タイミ
ングが異なり、レーザのパワーの設定のタイミングリミ
ットなども異なる。そのため、各OPごとの制御回路が
必要であり、さらに、それらを統合する制御回路も必要
となる。
【0004】そのような、マルチヘッドの光ディスク装
置の制御回路いついて、図7を参照して具体的に説明す
る。図7において、第1の光ピックアップ11および第
2の光ピックアップ21には、信号の記録再生を行う第
1の光ピックアップ11および第2の光ピックアップ2
1、フォーカスやトラッキングを行う第1のサーボ処理
部13および第2のサーボ処理部23、各々レーザパワ
ーを制御する第1のレーザ制御部14および第2のレー
ザ制御部24、および、それら各部を制御する第1のマ
イクロコンピュータ(以後、マイコンと言う)91およ
び第2のマイコン92が設けられている。
【0005】第1のRF信号処理部12および第2のR
F信号処理部22から第1のマイコン91および第2の
マイコン92には、再生RF信号から分離したセクタ同
期信号と、セクタアドレス情報が入力される。第1のマ
イコン91および第2のマイコン92は、セクタ同期信
号の入力に伴って処理を開始し、第1のRF信号処理部
12および第2のRF信号処理部22よりセクタアドレ
ス情報を読み取り、前述したような制御を行うために、
第1のサーボ処理部13および第2のサーボ処理部2
3、および、第1のレーザ制御部14および第2のレー
ザ制御部24に制御信号を出力する。
【0006】また、第1のマイコン91および第2のマ
イコン92はこの統合マイコン93へ、シーク完了、ア
ドレス読出し終了、というような情報を送り、統合マイ
コン93からはレーザをイレーズパワーにしろ、アドレ
ス1000へシークしろ、というような制御情報が送ら
れる。これにより、第1の光ピックアップ11および第
2の光ピックアップ21は協働して、高速に信号の記録
/再生を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
なディスク記録再生装置においては、図7の回路であれ
ば3つ、統合マイクロコンピュータを各ヘッド制御用の
マイクロコンピュータで共用したとしても少なくとも2
つ、のマイクロコンピュータが制御回路に必要であり、
回路の規模が大きく複雑になる上に、コストが増大する
という問題がある。
【0008】したがって、本発明の目的は、ディスク状
記録媒体を複数のヘッドにより同時的にアクセスする場
合に、それらの複数のヘッドに係わる各回路を簡単かつ
効率よく制御することができるような制御回路を有する
ディスク記録再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明のデ
ィスク記録再生装置は、ディスク状記録媒体に信号を記
録または再生する複数のヘッドと、前記各ヘッドの位置
を制御する当該各ヘッドに対応した複数の位置制御手段
と、前記各ヘッドに印加する信号を制御する当該各ヘッ
ドに対応した複数の印加信号制御手段と、前記各ヘッド
から得られた再生信号に基づいて、少なくとも前記ディ
スク記録媒体上の各セクタごとに同じ位相で出力される
信号を抽出する前記各ヘッドに対応した複数の再生信号
処理手段と、前記複数の再生信号処理手段で各々抽出さ
れた複数の前記信号を比較し、位相が最も先行する信号
を選択する位相比較手段と、前記選択された信号を処理
基準の信号として、前記複数の位置制御手段および前記
複数の印加信号制御手段を制御するヘッド制御手段とを
有する。
【0010】好適には、前記ヘッド制御手段は、前記処
理基準の信号に基づいて、前記ヘッドに特定されない所
定の手順に基づいて、前記複数の位置制御手段および前
記複数の印加信号制御手段を制御する。好適には、本発
明のディスク記録再生装置は、前記再生信号処理手段に
より選択された信号に基づいて、連続したパルス列を再
生するPLL回路をさらに有し、前記ヘッド制御手段
は、前記PLL回路にて連続したパルス列に再生された
信号を処理基準の信号として前記制御を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のディスク記録再生装置の
一実施の形態の光ディスク装置について、図1〜図6を
参照して説明する。図1は、本実施の形態の光ディスク
装置の構成を示すブロック図である。光ディスク装置1
は、第1の光学ヘッド処理部10、第2の光学ヘッド処
理部20および制御部30を有する。第1の光学ヘッド
処理部10は、第1の光ピックアップ(OP1)11、
第1のRF信号処理部12、第1のサーボ処理部13お
よび第1のレーザ制御部14を有し、第2の光学ヘッド
処理部20は、第2の光ピックアップ(OP2)21、
第2のRF信号処理部22、第2のサーボ処理部23お
よび第2のレーザ制御部24を有する。また、制御部3
0は、位相比較器31および全体制御部32を有する。
【0012】まず、光ディスク装置1による、光ディス
ク媒体への信号の記録/再生方法について、図2および
図3を参照して説明する。光ディスク装置1は、光ディ
スク40のユーザ記録領域を、図2に示すように、内周
側のトラックで構成される第1のエリア41と、外周側
のトラックで構成される第2のエリア42の2つのエリ
アに分割し、各々異なる光ピックアップにより並行して
信号の記録および再生を行う。光ディスク装置1は、C
AV(Constant Angular Velocity:角速度一定)方式に
より光ディスク40の回転を制御する。したがって、光
ディスク40上の各トラック43-i(iはトラック番
号)には、図3に示すように、所定の角度αに対応して
セクタ44ij(iはトラック番号、jは各トラックのセ
クタ番号)が設けられている。
【0013】次に、光ディスク装置1の各部の構成につ
いて説明する。第1の光学ヘッド処理部10は、前述し
た光ディスク40の第1のエリア41に対して信号の記
録/再生を行うための回路であり、第2の光学ヘッド処
理部20は第2のエリア42に対して信号の記録/再生
を行うための回路であり、それらの対応する各部は実質
的に同じ機能を有する。
【0014】第1の光ピックアップ11および第2の光
ピックアップ21について図4を参照して説明する。図
4に示すように、第1の光ピックアップ11と第2の光
ピックアップ21は、光ディスク40上で所定の角度を
持って設けられており、第1の光ピックアップ11は光
ディスク40の第1のエリア41を、第2の光ピックア
ップ21は光ディスク40の第2のエリア42に対して
信号の記録/再生を行う。この第1の光ピックアップ1
1と第2の光ピックアップ21は、図3に示したセクタ
44ijに対応する角度αの整数倍に相当し、各アクセス
対象のセクタに対してほぼ同一の位相で処理できるよう
な角度を持って設けられる。本実施の形態においては9
0°である。
【0015】第1のRF信号処理部12および第2のR
F信号処理部22は、第1の光ピックアップ11および
第2の光ピックアップ21で各々検出されたRF信号よ
り所望の信号を抽出する。たとえば、第1のRF信号処
理部12および第2のRF信号処理部22は、入力され
た各RF信号より、セクタの区切りを示すセクタ同期信
号を抽出し、制御部30の位相比較器31に出力する。
また、入力された各RF信号より各セクタアドレス信号
を抽出し、要求に応じて制御部30の全体制御部32に
出力する。
【0016】第1のサーボ処理部13および第2のサー
ボ処理部23は、全体制御部32から入力される制御信
号に基づいて、第1の光ピックアップ11および第2の
光ピックアップ21の位置を制御する。第1のサーボ処
理部13および第2のサーボ処理部23は、第1の光ピ
ックアップ11および第2の光ピックアップ21全体を
トラッキング方向に移動させるスレッドサーボ部、光デ
ィスク40のトラックを適切に追従するために第1の光
ピックアップ11および第2の光ピックアップ21の対
物レンズをトラッキング方向に移動させるトラッキング
サーボ部、および、第1の光ピックアップ11および第
2の光ピックアップ21から出射する光ビームが、光デ
ィスク40の記録面で適切に合焦するように前記対物レ
ンズの光ディスク40に対する距離を制御するフォーカ
スサーボ部を有し、それら各部が全体制御部32から入
力される制御信号に基づいて制御される。
【0017】第1のレーザ制御部14および第2のレー
ザ制御部24は、全体制御部32から入力される制御信
号に基づいて、第1の光ピックアップ11および第2の
光ピックアップ21より出射する光ビームの強度を制御
する。この光ビームは、データの読出し、書き込み、お
よび、消去という動作モードに応じて所定の強度に設定
される。
【0018】制御部30の位相比較器31は、第1のR
F信号処理部12より入力されるセクタ同期信号と、第
2のRF信号処理部22より入力されるセクタ同期信号
を比較し、先行するセクタ同期信号を選択して全体制御
部32に出力する。
【0019】全体制御部32は、位相比較器31から入
力されるセクタ同期信号を基準の信号として、第1の光
学ヘッド処理部10の第1のサーボ処理部13および第
1のレーザ制御部14、および、第2の光学ヘッド処理
部20の第2のサーボ処理部23および第2のレーザ制
御部24を制御する。本実施の形態においては、全体制
御部32は、マイクロコンピュータにより構成される。
【0020】全体制御部32における処理について、図
5のフローチャートを参照して説明する。まず、位相比
較器31より先行するセクタ同期信号の検出を示す信号
が、割り込み信号として全体制御部32に入力されたら
(ステップS1)、第1の光ピックアップ11および第
2の光ピックアップ21のアドレスが確定するまでの間
に、第1の光ピックアップ11および第2の光ピックア
ップ21のスレッドサーボおよびスピンドルサーボを行
う(ステップS2)。
【0021】次に、ステップS1でセクタ同期信号が入
力されてから、予め定めた所定時間t経過しているか否
かをチェックし(ステップS3)、経過していた場合に
は、第1のRF信号処理部12および第2のRF信号処
理部22よりセクタアドレスを読み込む(ステップS
4)。所定時間t経過していなかった場合には、経過す
るのを待つ。なお、この時間tは、第1の光ピックアッ
プ11から得られる信号と第2の光ピックアップ21か
ら得られる信号の位相差の最大値に相当する時間であ
り、メカ取り付け誤差などを全て考慮して決定される。
【0022】次に、読み込んだ各アドレスに基づいて、
第1のサーボ処理部13および第2のサーボ処理部23
に対するフォーカスサーボおよびトラッキングサーボ、
および、第1のレーザ制御部14および第2のレーザ制
御部24に対するレーザ出力制御などを行う(ステップ
S5)。なお、全体制御部32においてステップS5で
行うこれらのサーボ処理は、各サーボの開始などを指示
するトリガ信号である。これらの処理を各ピックアップ
に対して行ったら、一連の制御処理を終了する(ステッ
プS6)。
【0023】次に、光ディスク装置1の動作について説
明する。まず、光ディスク装置1においては、光ディス
ク40に対して、2つのヘッド第1の光ピックアップ1
1および第2の光ピックアップ21を用いて信号を記録
/再生を行う。その2つのヘッド第1の光ピックアップ
11および第2の光ピックアップ21は、図4に示すよ
うに、各々90°の角度で設けられており、第1の光ピ
ックアップ11が光ディスク40の内周側の第1のエリ
ア41を、第2の光ピックアップ21が光ディスク40
の外周側の第2のエリア42をアクセス対象とする。こ
のような、第1の光ピックアップ11および第2の光ピ
ックアップ21は、セクタに対して同じ位相で処理でき
るように設計されているが、実際には図6に示すよう
に、各ピックアップからは、最大で時間tずれた位相の
RF信号が出力される。
【0024】そこで、これらのRF信号よりセクタ同期
信号を分離して、各々位相比較器31に入力してその位
相を比較し、先行するセクタ同期信号を全体制御部32
に出力する。全体制御部32においては、この入力され
たセクタ同期信号を基準として、2つの第1の光ピック
アップ11および第2の光ピックアップ21に対して一
括的な手順で処理を行う。具体的には、まず各ピックア
ップでアドレスが確定するまでの間にスレッドサーボお
よびスピンドルサーボを各々のピックアップに対して行
い、アドレスが確定するとそのアドレスに基づいて、ト
ラッキングサーボ、フォーカスサーボ、レーザ制御など
を行う。全体制御部32は、この処理を繰り返すのみ
で、第1の光ピックアップ11および第2の光ピックア
ップ21の両方を制御することになる。
【0025】このように、本実施の形態の光ディスク装
置1においては、2つのピックアップを用いて1つの光
ディスク媒体に対して同時的に信号の記録/再生を行っ
ているので、通常の光ディスクに比較して2倍の転送速
度で信号の記録/再生が可能である。そして、その際
に、2つのピックアップを、1つの全体制御装置、具体
的には、1つのマイクロコンピュータにより一括的に制
御しているので、それらの2つのピックアップをオーバ
ーヘッドなく効率よく使用することができ、また、2つ
のピックアップを用いることによる装置構成の増大、複
雑化を最小限に抑えることができる。また、本実施の形
態においては、先行するセクタ同期信号が検出されてか
らアドレスが確定するまでの間に、スレッドサーボとス
ピンドルサーボを行っているため、全体制御部を構成す
るマイクロコンピュータを有効に使用することができ
る。また、この期間に定期的な処理を行わせることがで
きるので、サンプリング定理に基づくデジタル信号処理
など種々の制御の処理を有効にスケジューリングするこ
とができ、1つのマイクロコンピュータにより、より有
効にかつ適切に制御を行うことができる。
【0026】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく任意好適に改変が可能である。たとえば、本
実施の形態の光ディスク40においては、2つのピック
アップを用いていたが、2つに限られるものではなく、
3つあるいは4つでもよく、任意の数のピックアップに
同時的にアクセスするような構成にしてよい。ピックア
ップが3つ以上になった場合においても、本実施の形態
と同様の構成により、それら複数のピックアップを適切
に制御することができる。すなわち、位相比較器におい
ては、それら複数のピックアップから得られたセクタ同
期信号を比較し、最も先行するセクタ同期信号を選択
し、全体制御部32においては、その最も先行するセク
タ同期信号を基準として、図5にフローチャートを示し
たのと同じ手順で各ピックアップを制御すればよい。
【0027】また、本実施の形態においては、位相比較
器の出力をそのまま全体制御部であるマイクロコンピュ
ータに入力しているが、ノイズ処理用およびジッター低
減用にPLL回路を通過させてから入力するようにして
もよい。そのようにすれば、よりセクタ同期信号のパル
スの抜けなどを防ぐことができ、より安定したタイミン
グで処理が開始できる。なお、このPLL回路は通常知
られている任意の回路を適用してよい。また、本実施の
形態においては、位相比較器で選択されたセクタ同期信
号を、全体制御部のマイクロコンピュータに割り込み信
号として入力し、制御処理を開始しているが、割り込み
でなくとも、位相比較器の出力の極性を監視するポーリ
ング処理などにより処理を開始するようにしてもよい。
【0028】また、本実施の形態においては、各ピック
アップから得られた信号を比較するための信号として、
セクタ同期信号を用いたが、これに限られるものではな
く、1つのセクタにおいて同じ位相で出力される信号で
あれば任意の信号でよい。また、本実施の形態において
は、先行するセクタ同期信号が検出されてからアドレス
が確定するまでの間に、スレッドサーボとスピンドルサ
ーボを行っているが、この期間には、これら以外の任意
の処理を行ってよい。たとえば、時間があれば、自己診
断などの処理を行うよにしてもよい。また、このような
制御装置は、光ディスクのみに限られるものではなく、
ハードディスク装置や、フロッピーディスクドライブ装
置などの、ディスク状記録媒体を処理対象とする任意の
記録再生装置に適用可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明のディスク記録再生装置によれ
ば、ディスク状記録媒体を複数のヘッドにより記録/再
生行う場合に、それら複数のヘッドに係わる各回路を1
つのマイクロコンピュータなどの、簡単な構成の制御回
路により効率よく制御することができる。その結果、高
速にデータ転送が可能でより高性能であり、かつ構成が
簡単で安価な、マルチヘッドのディスク記録再生装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の光ディスク装置の構成
を示す図である。
【図2】図1に示した光ディスク装置で扱う光ディスク
の記録エリアの分割状態を説明する図である。
【図3】図1に示した光ディスク装置で扱う光ディスク
の記録セクタを説明する図である。
【図4】図2に示した光ディスクに対して、2つの光ピ
ックアップによりアクセスする状態を示す図である。
【図5】図1に示した光ディスク装置の全体制御部の処
理手順を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した光ディスク装置の第1の光ピック
アップおよび第2の光ピックアップで検出された信号の
位相差を説明する図である。
【図7】従来のマルチヘッド光ディスク装置の制御部の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…光ディスク装置、10…第1の光学ヘッド処理部、
11…第1の光ピックアップ、12…第1のRF信号処
理部、13…第1のサーボ処理部、14…第1のレーザ
制御部、20…第2の光学ヘッド処理部、21…第2の
光ピックアップ、22…第2のRF信号処理部、23…
第2のサーボ処理部、24…第2のレーザ制御部、30
…制御部、31…位相比較器、32…全体制御部、40
…光ディスク、41…第1のエリア、42…第2のエリ
ア、43…トラック、44…セクタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体に信号を記録または再
    生する複数のヘッドと、 前記各ヘッドの位置を制御する当該各ヘッドに対応した
    複数の位置制御手段と、 前記各ヘッドに印加する信号を制御する当該各ヘッドに
    対応した複数の印加信号制御手段と、 前記各ヘッドから得られた再生信号に基づいて、少なく
    とも前記ディスク記録媒体上の各セクタごとに同じ位相
    で出力される信号を抽出する前記各ヘッドに対応した複
    数の再生信号処理手段と、 前記複数の再生信号処理手段で各々抽出された複数の前
    記信号を比較し、位相が最も先行する信号を選択する位
    相比較手段と、 前記選択された信号を処理基準の信号として、前記複数
    の位置制御手段および前記複数の印加信号制御手段を制
    御するヘッド制御手段とを有するディスク記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】前記ヘッド制御手段は、前記処理基準の信
    号に基づいて、前記ヘッドに特定されない所定の手順に
    基づいて、前記複数の位置制御手段および前記複数の印
    加信号制御手段を制御する請求項1記載のディク記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】前記再生信号処理手段により選択された信
    号に基づいて、連続したパルス列を再生するPLL回路
    をさらに有し、 前記ヘッド制御手段は、前記PLL回路にて連続したパ
    ルス列に再生された信号を処理基準の信号として前記制
    御を行う請求項1記載のディスク記録再生装置。
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