JP3515958B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP3515958B2
JP3515958B2 JP2000577532A JP2000577532A JP3515958B2 JP 3515958 B2 JP3515958 B2 JP 3515958B2 JP 2000577532 A JP2000577532 A JP 2000577532A JP 2000577532 A JP2000577532 A JP 2000577532A JP 3515958 B2 JP3515958 B2 JP 3515958B2
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voltage
electronic timepiece
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power
power storage
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JP2000577532A
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洋一 永田
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G19/00Electric power supply circuits specially adapted for use in electronic time-pieces
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C10/00Arrangements of electric power supplies in time pieces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外部環境のエネ
ルギを利用して発電する発電手段を内蔵する電子時計に
関し、特に、発電手段が発電した電気エネルギを蓄電
し、その蓄電した電気エネルギによって、時刻表示動作
をする計時手段を駆動する機能を有する電子時計に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光や熱あるいは機械的エネルギな
どの外部エネルギを電気エネルギに変換し、その電気エ
ネルギを時刻表示の駆動エネルギに利用する発電手段内
蔵の電子時計が実用化されている。このような発電手段
内蔵の電子時計には、太陽電池を利用する太陽電池式時
計や、回転錘の機械的エネルギを電気的エネルギに変換
して利用する機械発電式時計や、熱電対を直列化してそ
の両端の温度差により発電する熱電発電時計がある。こ
れらの発電手段内蔵の電子時計には、外部のエネルギが
なくなったときであっても、常に安定した時計の駆動を
継続して行うために、外部のエネルギがあるときに、発
電した電気エネルギを時計の内部に蓄電する手段を内蔵
することが必要である。例えば、特公平4−81754
号公報に、そのような電子時計が開示されている。
【0003】図7に、電気エネルギ蓄積手段を含む従来
の発電手段内蔵の電子時計の構成例を示す。この電子時
計における発電手段10は太陽電池であり、正極端子が
接地されるとともに、第1のダイオード43と計時手段
21とによって閉回路を形成している。なお、計時手段
21は、電気エネルギで時刻表示を行う計時ブロック2
2と、容量が22μFのコンデンサ23を並列に接続し
て構成されている。また、発電手段10は第2のダイオ
ード44と第1のスイッチング素子41と蓄電手段30
とによってもう一つの閉回路を形成している。
【0004】そして、第2のスイッチング素子42は、
コンデンサ23と蓄電手段30とを並列に接続可能とな
るように、コンデンサ23と蓄電手段30との双方の負
極間に接続されている。これらの第1,第2のスイッチ
ング素子41,42と、第1,第2のダイオード43,
44によって、発電手段10と蓄電手段30と計時手段
21との間の電気エネルギの伝達または遮断を行うスイ
ッチ回路40を構成している。そして、第1の電圧比較
器16がコンデンサ23の端子電圧を第1のしきい値と
比較し、第2の電圧比較器17がコンデンサ23の端子
電圧を第2のしきい値と比較する。そして、第1の電圧
比較器16と第2の電圧比較器17との比較結果を計時
ブロック22に入力させ、計時ブロック22内の制御回
路によって出力される第1のスイッチ信号S21によっ
て第1のスイッチング素子41を制御する。
【0005】なお、第1のしきい値は−2.0Vであ
り、第2のしきい値は−1.5Vである。また、第3の
電圧比較器18は蓄電手段30の端子電圧を第3のしき
い値と比較し、その比較結果を計時ブロック22に入力
させ、計時ブロック22内の制御回路によって出力され
る第2のスイッチ信号S22によって第2のスイッチン
グ素子42を制御する。この第3のしきい値もここでは
−2.0Vである。なお、第1の電圧比較器16〜第3
の電圧比較器18は1秒周期で間欠的に比較動作を行
う。
【0006】図7に示す回路図において、発電手段10
が発電を開始すると、まず小容量のコンデンサ23に充
電が行われて、コンデンサ23にたまった電気エネルギ
により計時手段21は計時動作を開始する。このとき第
2のスイッチング素子42は開いている。そして、コン
デンサ23の端子間電圧が2.0V以上になり、その正
極端子が接地されているため、第1の電圧比較器16へ
の入力電圧が−2.0V以下になると、第1の電圧比較
器16はこの状態を検出し、その結果によって計時ブロ
ック22は第1のスイッチング素子41を閉じ、蓄電手
段30側へ充電を行わせる。
【0007】これとは逆に、コンデンサ23の端子間電
圧が1.5V未満となり、第2の電圧比較器17への入
力電圧が−1.5Vを上回ると、第2の電圧比較器17
はこの状態を検出し、その結果によって計時ブロック2
2は第1のスイッチング素子41を開き、計時手段21
のコンデンサ23側へ充電を行わせる。さらに、蓄電手
段30への充電が進み、蓄電手段30の端子間電圧が
2.0Vを越え、第3の電圧比較器18への入力が−
2.0V以下となると、第3の電圧比較器18がその状
態を検出する。その結果によって計時ブロック22は第
2のスイッチング素子42を閉じ、蓄電手段30とコン
デンサ23とを共に充電させるようにする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発電手
段10の発電エネルギは外部環境により変化する。たと
えば太陽電池であれば主に出力可能な電流量に変化が生
じ、また熱電発電素子では外部から印加される温度差に
より発電電圧が変化する。すなわち、外部環境によって
は発電手段10の発電エネルギは急激に増大することが
あり、それによって、計時手段21内のコンデンサ23
の端子電圧が急激に大きくなってしまう。その結果、コ
ンデンサ23を並列に接続され計時ブロック22の負荷
駆動が不安定になり、正しく時刻表示ができなくなる場
合があった。
【0009】この問題は、コンデンサ23の容量を増や
したり、各電圧比較器の比較動作を短周期で行うなどし
て解決することも可能であるが、コンデンサ23は大容
量のものはサイズが大きくなるため、腕時計のような小
型の電子時計には入らない。また、電圧比較器16〜1
8のようなアンプ回路は消費するエネルギが比較的大き
いため、頻繁に動作させるのはエネルギ的に効率が悪い
という問題点もあった。この発明は、従来の発電手段内
蔵の電子時計における上述のような問題を解決するため
になされたものであり、発電手段や蓄電手段の端子電圧
に変動が起っても、時刻表示のための負荷駆動および蓄
電手段への充電の制御を効率良く行えるようにすること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明による電子時計
は、上記の目的を達成するため、外部からのエネルギに
より発電する発電手段と、該発電手段の発電による電気
エネルギを蓄電する蓄電手段と、上記発電手段または蓄
電手段から供給される電気エネルギにより時刻表示動作
をする計時手段と、少なくとも複数のスイッチング素子
を有し、上記発電手段と蓄電手段および計時手段との間
の電気エネルギの伝達または遮断を行うスイッチ回路
と、上記計時手段の端子電圧を計測し、その電圧が少な
くとも3段階の電圧範囲のいずれに該当するかを判定可
能な電圧計測手段と、該電圧計測手段の計測結果に応じ
て、上記発電手段が蓄電手段と計時手段とを充電する際
の定周期内での電力量の分配割合を、予め前記電圧範囲
に一対一対応するように定めた少なくとも3つの異なる
割合のいずれかに決定して上記スイッチ回路を制御する
制御手段とを備えたものである。
【0011】上記制御手段を、上記電圧計測手段によっ
て判定された電圧範囲に応じて、上記発電手段が蓄電手
段と計時手段とを充電する際に、発電手段から蓄電手段
と計時手段への充電電流の一定周期内での供給期間の比
を、予め前記電圧範囲に一対一対応するように定めた少
なくとも3つの異なる比のいずれかに決定して上記スイ
ッチ回路を制御するように構成することができる。ある
いは、上記制御手段を、上記電圧計測手段によって判定
された電圧範囲に応じて、上記発電手段が蓄電手段と計
時手段とを充電する際に、発電手段から蓄電手段と計時
手段への充電電流供給回路のインピーダンスの比を、予
め定めた少なくとも3つの異なる比のいずれかに決定し
て前記スイッチ回路を制御するように構成してもよい。
【0012】また、この発明による電子時計は、外部か
らのエネルギにより発電する発電手段と、該発電手段の
発電電圧を昇圧する昇圧手段と、該昇圧手段によって昇
圧された電気エネルギを蓄電する蓄電手段と、上記昇圧
手段または蓄電手段から供給される電気エネルギにより
時刻表示動作をする計時手段と、少なくとも複数のスイ
ッチング素子からなり上記昇圧手段と上記蓄電手段およ
び計時手段との間のエネルギの伝達または遮断を行うス
イッチ回路と、上記計時手段の端子電圧を計測し、その
電圧が少なくとも3段階の電圧範囲のいずれかに該当す
るかを判定可能な電圧計測手段と、該電圧計測手段の計
測結果に応じて、上記発電手段が前記昇圧手段を介して
蓄電手段と計時手段とを充電する際の一定周期内での電
力量の分配割合を、予め前記電圧範囲と一対一対応する
ように定めた少なくとも3つの異なる割合のいずれかに
決定して上記スイッチ回路を制御する制御手段とを備え
るようにしてもよい。
【0013】この場合、上記制御手段を、上記電圧計測
手段によって判定された電圧範囲に応じて、上記発電手
段が昇圧手段を介して蓄電手段と計時手段とを充電する
際に、上記昇圧手段から蓄電手段と計時手段への充電電
流の一定周期内での供給期間の比を、予め前記電圧範囲
と一対一対応するように定めた少なくとも3つの異なる
比のいずれかに決定して上記スイッチ回路を制御するよ
うに構成することができる。あるいは、上記制御手段
を、上記電圧計測手段によって判定された電圧範囲に応
じて、上記発電手段が昇圧手段を介して蓄電手段と計時
手段とを充電する際に、上記昇圧手段から蓄電手段と計
時手段への充電電流供給回路のインピーダンスの比を、
予め定めた少なくとも3つの異なる比のいずれかに決定
して上記スイッチ回路を制御するように構成してもよ
い。
【0014】さらに、これらの電子時計において、上記
計時手段に、上記電圧計測手段の計測結果に応じて、該
計時手段が時刻表示に消費する電気エネルギ量が常に所
定の範囲になるように制御する電気エネルギ量制御手段
を設けるとよい。そして、上記計時手段がステッピング
モータを有している場合、上記電気エネルギ量制御手段
を、上記電圧計測手段の計測結果に応じて、上記ステッ
ピングモータへの通電パルスを予め定めた複数の異なる
形状のいずれかを選択して設定することにより、時刻表
示に消費する電気エネルギ量が常に所定の範囲になるよ
うに制御するように構成するとよい。上述したこの発明
による各電子時計における計時手段は、電気エネルギを
一時的に蓄電する補助蓄電手段を有するのが望ましい。
【0015】このように構成したこの発明による電子時
計は、発電手段からの発電エネルギを計時手段と蓄電手
段とに適切な電力量の割合で分配して充電することがで
き、従来と同じ計測周期であっても、従来よりも発電手
段による発電エネルギを蓄電手段に充電する効率を向上
させることが可能になる。また外部環境の変化により発
電エネルギが急激に変化した場合でも、計時手段の端子
電圧には急激な変化が起きないようにすることでき、そ
の結果、計時手段の計時動作を安定化させることができ
る。
【0016】
〔第1の実施形態:図1から図3〕
まず、この発明による電子時計の第1の実施形態につい
て、図1から図3を用いて説明する。図1はその電子時
計の構成を示すブロック回路図であり、図7に示した従
来例と共通する部分には同一の符号を付している。図2
は図1における計時ブロック25と電圧測定手段80と
制御手段50の具体例を示す回路図、図3はこの電子時
計における各部の信号波形を示す波形図である。
【0017】この実施形態においては、電子時計に内蔵
する発電手段10として、外部に存在する温度差のエネ
ルギを電気エネルギに変換する熱電発電器(熱電素子)
を使用することを想定している。しかし、これに限るも
のではなく、太陽電池や機械式発電器などを使用するこ
ともできる。また特に図示はしていないが、この実施の
形態における電子時計は、発電手段10として、熱電対
を複数直列化した熱電素子を、温接点側を裏蓋に接触さ
せ、冷接点側を裏蓋と熱絶縁された金属製のケースに接
触させるように配置し、携帯時にケースと裏蓋との間に
発生する温度差により得られる発電エネルギで時計を駆
動するような構造になっている。この発電手段10は、
上記温接点側と冷接点側との間に生じる1℃の温度差で
約2.0Vの熱起電力(電圧)が得られるものとする。
【0018】この電子時計においても、図7に示した従
来例と同様に、発電手段10は正極端子が接地されると
ともに、第1のダイオード43と計時手段20とによっ
て閉回路を形成している。計時手段20は、電気エネル
ギで時刻表示を行う計時ブロック25と、容量が22μ
Fの小容量のコンデンサ23とを並列に接続して構成さ
れている。また、発電手段10は第2のダイオード44
と第1のスイッチング素子41と蓄電手段30とによっ
てもう一つの閉回路を形成している。そして、第2のス
イッチング素子42は、コンデンサ23と蓄電手段30
とを並列に接続可能となるように、コンデンサ23と蓄
電手段30との双方の負極間に接続されている。
【0019】これらの第1,第2のスイッチング素子4
1,42と、第1,第2のダイオード43,44によっ
て、発電手段10と蓄電手段30と計時手段20との間
の電気エネルギの伝達または遮断を行うスイッチ回路4
0を構成している。第1のダイオード43および第2の
ダイオード44は、発電手段10への発電エネルギの逆
流を防止するスイッチング素子として発電手段10に接
続されている。すなわち、第1のダイオード43と第2
のダイオード44のカソードはともに発電手段10の負
極に接続している。そして、第1のダイオード43のア
ノードは、計時手段20の負極に接続している。第2の
ダイオード44のアノードは、第1のスイッチング素子
41を介して蓄電手段30の負極に接続している。その
ため、第1のスイッチング素子41のドレイン端子が蓄
電手段30の負極に接続し、ソース端子が第2のダイオ
ード44のアノードに接続している。
【0020】蓄電手段30は、例えばリチウムイオン2
次電池であり、発電手段10が発電する電気エネルギを
蓄え、発電手段10が発電していない時でも計時手段2
0を動作可能にするために備えている。この蓄電手段3
0も正極を接地している。第2のスイッチング素子42
は、蓄電手段30と計時手段20とを並列に接続する目
的で設けている。すなわち、この第2のスイッチング素
子42はドレイン端子を計時手段20の負極に、ソース
端子を蓄電手段30の負極に接続している。これらの第
1のスイッチング素子41および第2のスイッチング素
子42は、MOS電界効果トランジスタ(FET)で構
成しており、蓄電手段30の充放電を行うスイッチング
素子である。
【0021】計時手段20の計時ブロック25は、一般
的な電子時計に用いられる水晶振動子の発振信号を分周
してステッフピングモータ28の駆動波形を発生する波
形生成手段51と、波形生成手段51の発生する駆動波
形で駆動するステッピングモータ28や輪列、および時
刻表示用の指針(時針,分針,秒針)などを含む時刻表
示手段27を備えている(図2参照)。この計時ブロッ
ク25の構成の詳細については後述する。なお、ここで
図示はしていないが、計時ブロック25の制御回路部分
は一般的な電子時計と同様に相補型電界効果MOS(C
MOS)集積回路を用いている。
【0022】さらに、この実施の形態の電子時計は、コ
ンデンサ23の端子間電圧が1.2V未満か、1.2V
以上1.6V未満か、1.6V以上かを判定可能で、し
かも蓄電手段30の端子間電圧についてもこれが1.5
V未満か、1.5V以上かを判定可能な電圧計測手段8
0を備えている。電圧計測手段80にはコンデンサ23
の負極および蓄電手段30の負極の電圧が入力してお
り、その出力である第1の計測結果信号S81〜第3の
計測結果信号S83が制御手段50に入力している。そ
の制御手段50は、計時ブロック25からも信号S1〜
S4を入力し、第1のスイッチ信号S41と第2のスイ
ッチ信号S42を出力して第1,第2のスイッチング素
子41,42を開閉制御する。また、出力信号S50〜
S53を計時ブロック25に入力させている。
【0023】ここで、計時ブロック25、電圧計測手段
80、および制御手段50の詳細について、図2によっ
て説明する。この実施形態における電圧計測手段80
は、図2に示すように、第1の分圧抵抗81と第1の分
圧スイッチ82と第1のアンプ85と第2のアンプ86
と、第2の分圧抵抗83と第2の分圧スイッチ84と第
3のアンプ87と、定電圧回路88とによって構成され
ている。また、制御手段50は、第1のラッチ54,第
2のラッチ55,第3のラッチ56,および第4のラッ
チ53と、第1のアンドゲート57,第2のアンドゲー
ト58,および第3のアンドゲート59と、オアゲート
60とによって構成されている。
【0024】計時手段20の計時ブロック25は、波形
生成手段51と、第4のアンドゲート61,第5のアン
ドゲート62,および第6のアンドゲート63と、第1
のノアゲート64と、トグルフリップフロップ65と、
第2のノアゲート66および第3のノアゲート67と、
第1のドライバ68および第2のドライバ69と、時刻
表示手段27とによって構成されている。なお、上記の
論理ゲートは特記しない限り2入力である。波形生成手
段51は、一般的な電子時計と同様に、水晶振動子の発
振周波数を少なくとも周期が2秒となる周波数まで分周
し、さらにこの分周信号を時刻表示手段27内のステッ
ピングモータ28の駆動に必要な波形に変形する部分で
ある。
【0025】また、時刻表示手段27は、ステッピング
モータ28と、図示しない減速輪列と時刻表示用の指針
と文字板などからなり、ステッピングモータ28の回転
を減速輪列で減速伝達し、時刻表示用の指針を回転する
ことによって時刻表示を行う部分である。なお、この波
形生成手段51と時刻表示手段27については、一般的
な電子時計と同様の構成であるため、詳細な説明は省略
する。波形生成手段51は、計測信号S1と、第1の分
配信号S2,第2の分配信号S3,および第3の分配信
号S4と、第1の表示信号S5,第2の表示信号S6,
および第3の表示信号S7とを出力している。計測信号
S1は、ハイレベルとなる時間が60マイクロ秒で、周
期が1秒の波形である。
【0026】また、第1の分配信号S2と第2の分配信
号S3と第3の分配信号S4は、発電手段10の発電エ
ネルギを蓄電手段30とコンデンサ23に振り分けるた
めの基準となるタイミングを与える信号である。第1の
分配信号S2と第2の分配信号S3と第3の分配信号S
4は、すべて周期が1秒の波形であり、第1の分配信号
S2はハイレベルとなるのが875ミリ秒間であり、第
2の分配信号S3はハイレベルとなるのが750ミリ秒
間であり、第3の分配信号S4はハイレベルとなるのが
500ミリ秒間である。また、第1の表示信号S5と第
2の表示信号S6と第3の表示信号S7は、前述の時刻
表示手段27中のステッピングモータ28を回転駆動す
るための基となる信号である。
【0027】第1の表示信号S5と第2の表示信号S6
と第3の表示信号S7は、すべて周期が1秒の波形であ
り、第1の表示信号S5はハイレベルとなるのが3ミリ
秒間であり、第2の表示信号S6はハイレベルとなるの
が3.5ミリ秒間であり、第3の表示信号S7はハイレ
ベルとなるのが4ミリ秒間である。ここでは、計測信号
S1および第1の分配信号S2〜第3の分配信号S4は
波形の立ち上がりタイミングがすべて同期しているもの
とし、また第1の表示信号S5〜第3の表示信号S7の
波形の立ち上がりのタイミングは計測信号S1の立ち下
がりと同期しているものとする。なお、これらの波形生
成は簡単な波形合成で可能であるため、その生成方法に
ついての説明は省略する。
【0028】電圧計測手段80における第1のアンプ8
5と第2のアンプ86と第3のアンプ87は、定電圧回
路88の出力電圧ともう一方の入力電圧とを比較可能な
構成となっている。定電圧回路88は、電圧が変動する
電源から一定の電圧を得るために一般的に用いられるレ
ギュレータ回路である。ここでは定電圧回路88は−
0.8Vの一定電圧を出力するものとし、定電圧回路8
8の動作のためのエネルギはコンデンサ23より供給す
るように接続している。
【0029】このコンデンサ23は、すでに説明した計
時手段20に含まれる構成要素である。第1の分圧抵抗
81は高精度の高抵抗素子であり、第1の分圧抵抗81
の一端は第1の分圧スイッチ82のドレイン端子と接続
し、第1の分圧抵抗81の他端は接地している。また第
1の分圧スイッチ82のソース端子はコンデンサ23の
負極と接続している。同様に、高精度の高抵抗素子であ
る第2の分圧抵抗83の一端は第2の分圧スイッチ84
のドレイン端子と接続し、第2の分圧抵抗83の他端は
接地している。また、第2の分圧スイッチ84のソース
端子は蓄電手段30の負極と接続している。なおここで
は第1の分圧抵抗81および第2の分圧抵抗83は共に
600KΩの抵抗値であるものとする。
【0030】第1の分圧スイッチ82および第2の分圧
スイッチ84のゲート端子には、計時ブロック25から
出力される計測信号S1が入力している。第1のアンプ
85と第2のアンプ86と第3のアンプ87は電圧検出
用コンパレータであり、それぞれの非負入力端子に前述
の定電圧回路88の出力電圧が入力している。そして、
第1のアンプ85の負入力端子には第1の分圧抵抗81
の中間点が接続している。この中間点は接地側から見て
第1の分圧抵抗81の2/4の抵抗値(300KΩ)と
なる点とする。同様に、第2のアンプ86の負入力端子
には、第1の分圧抵抗81の2/3の抵抗値(接地側か
ら400KΩ)の点を接続している。さらに同様に、第
3のアンプ87の負入力端子には第2の分圧抵抗83の
中間点が接続している。この中間点は接地側から見て第
2の分圧抵抗83の8/15の抵抗値(320KΩ)と
なる点とする。
【0031】この構成では、第1の分圧スイッチ82が
オンすれば第1の分圧抵抗81には電流が発生し、コン
デンサ23の負極電圧の2/4が第1のアンプ85に入
力され、この電圧が定電圧回路88の出力電圧である−
0.8Vを下まわれば、第1のアンプ85はハイレベル
を出力し、それ以外ではロウレベルを出力する。すなわ
ち、コンデンサ23の端子間電圧が1.6Vを上回れば
第1のアンプ85出力はハイレベルとなるように設定し
てある。同様に、第2のアンプ86はコンデンサ23の
端子間電圧が1.2Vを上回ればハイレベルを出力し、
第3のアンプ87は蓄電手段30の端子間電圧が1.5
Vを上回ればハイレベルを出力する構成になっている。
【0032】なお、第1のアンプ85〜第3のアンプ8
7にはイネーブル端子があり、このイネーブル端子には
計測信号S1が接続している。すなわち第1のアンプ8
5〜第3のアンプ87は、計測信号S1がハイレベルと
なっている間だけ動作する。また、第1のアンプ85〜
第3のアンプ87が動作しない間、すなわちイネーブル
端子がロウレベルであるときは、これらのアンプの出力
はハイレベルへプルアップされるようになっているもの
とする。そして、第1のアンプ85の出力は第1のラッ
チ54のデータ入力へ、第2のアンプ86の出力は第2
のラッチ55のデータ入力へ、第3のアンプ87の出力
は第3のラッチ56のデータ入力へそれぞれ入力する。
【0033】第1のアンプ85の出力を第1の計測結果
信号S81とし、第2のアンプ86の出力を第2の計測
結果信号S82とし、第3のアンプ87の出力を第3の
計測結果信号S83とし、それぞれ上述のように、制御
手段50の第1〜第3のラッチ54,55,56のデー
タ入力となる。制御手段50の第1のラッチ54と第2
のラッチ55と第3のラッチ56は、電源投入時に出力
がリセットされるデータラッチである。各ラッチにはク
ロック端子に計測信号S1がそれぞれ入力しており、計
測信号S1の波形の立ち下がりで、データ入力されてい
る信号の保持および出力が可能になっている。
【0034】また、第1のアンドゲート57は、第1の
ラッチ54の出力S50と第1の分配信号S2との論理
積を出力する。3入力のアンドゲートである第2のアン
ドゲート58は、第1のラッチ54の否定出力S51と
第2のラッチ55の出力S52と第2の分配信号S3と
の論理積を出力する。さらに、第3のアンドゲート59
は、第2のラッチ55の否定出力S53と第3の分配信
号S4との論理積を出力する。さらに、オアゲート60
は第1のアンドゲート57と第2のアンドゲート58と
第3のアンドゲート59の論理和を出力可能なように接
続している。このオアゲート60の出力は、第1のスイ
ッチ信号S41となって図1のスイッチ回路40へ出力
され、その第1のスイッチング素子41を開閉制御す
る。
【0035】一方、第3のラッチ56の出力は第4のラ
ッチ53のデータ入力となる。この第4のラッチ53
も、電源投入時に出力がリセットされるデータラッチで
ある。第4のラッチ53のクロック端子には第3の表示
信号S7が入力しており、第3の表示信号S7の波形の
立ち下がりで、データ入力されている信号の保持および
出力が可能になっている。そして、この第4のラッチ5
3の出力が、第2のスイッチ信号S42として図1のス
イッチ回路40へ出力され、その第2のスイッチング素
子42を開閉制御する。
【0036】計時ブロック25において、第4のアンド
ゲート61は第1のラッチ54の出力とS50第1の表
示信号S5との論理積を出力する。3入力のアンドゲー
トである第5のアンドゲート62は、第1のラッチ54
の否定出力S51と第2のラッチ55の出力S52と第
2の表示信号S6との論理積を出力する。さらに、第6
のアンドゲート63は、第2のラッチ55の否定出力S
53と第3の表示信号S7との論理積を出力する。さら
に、第1のノアゲート64は、第4のアンドゲート61
と第5のアンドゲート62と第6のアンドゲート63の
論理和の否定信号を出力する。この第1のノアゲート6
4の出力は選択表示信号S8となる。
【0037】そして、入力信号が立ち上がる毎に保持お
よび出力する信号を反転するトグルタイプのフリップフ
ロップであるトグルフリップフロップ65は、選択表示
信号S8を入力としている。ここでトグルフリップフロ
ップ65は、単純化のため電源投入時には保持データが
リセットされるものとする。さらに、このトグルフリッ
プフロップ65の出力と選択表示信号S8との論理和の
否定信号を、第2のノアゲート66が出力する。同様
に、トグルフリップフロップ65の否定出力と選択表示
信号S8との論理和の否定信号を、第3のノアゲート6
7が出力する。
【0038】この第2のノアゲート66の出力は第1の
ドライバ68に入力し、第3のノアゲート67の出力は
第2のドライバ69に入力する。そして、この第1のド
ライバ68の出力と第2のドライバ69の出力との間
に、時刻表示手段27中のステッピングモータ28が接
続されている。第1のドライバ68および第2のドライ
バ69は、出力端インピーダンスが極めて低いインバー
タであり、第1のドライバ68または第2のドライバ6
9のいずれか一方の入力をハイレベルにし、かつ他方を
ロウレベルにすることによって、出力端子に接続された
ステッピングモータ28に任意の方向の電流i22を供
給可能な構成になっている。以上のように、この実施形
態における電圧計測手段80、制御手段50、および計
時ブロック25を構成している。
【0039】つぎに、図3の波形図および図1と図2を
用いて、この実施形態の電子時計の動作を説明する。ま
ず始めに、図1における蓄電手段30には蓄電されたエ
ネルギがほとんどなく、端子間電圧が0.9V程度とな
っており、計時手段20の動作は停止している状態であ
るとする。この状態から、蓄電手段30の端子電圧が
1.0V以上になれば、この実施形態の電子時計は始動
可能な構成となっており、まずこの始動動作から説明す
る。
【0040】上述した停止状態から、発電手段10が順
方向に発電を始め、約1.0Vの発電電圧が発生するよ
うになると、第1のダイオード43がオンになり、発電
手段10の発電による電気エネルギが計時手段20に投
入される。それによって、計時手段20が始動すれば、
計時ブロック25内の図2に示した波形生成手段51
は、計測信号S1,第1の分配信号S2〜第3の分配信
号S4,および第1の表示信号S5〜第3の表示信号S
7の出力をそれぞれ開始する。また、第1のラッチ5
4,第2のラッチ55,第3のラッチ56,および第4
のラッチ53は、計時手段20が始動した直後はいずれ
も出力がロウレベルに初期化される。
【0041】その結果、制御手段50内の第3のアンド
ゲート59は第3の分配信号S4をそのまま出力し、第
1のアンドゲート57および第2のアンドゲート58の
出力はロウレベルとなったままとなる。したがってオア
ゲート60の出力である第1のスイッチ信号S41は分
配信号S4と同じになり、それによって第1のスイッチ
ング素子41を開閉制御する。また、第2のスイッチ信
号S42はロウレベルのままであり、それによって制御
される第2のスイッチング素子42はオフ状態となる。
このとき、計時ブロック25内の選択表示信号S8には
第3の表示信号S7の否定信号が現れる。ただし、その
後すぐに計測信号S1のハイレベルパルスが現れるの
で、実際にはつぎに説明する発電開始後の動作にただち
に推移する。
【0042】計測信号S1にハイレベルパルスが現れる
と、その計測信号S1がハイレベルの間は、電圧計測手
段80の第1の分圧スイッチ82と第2の分圧スイッチ
84がともにオンになるため、第1の分圧抵抗81およ
び第2の分圧抵抗83には電流が発生し、第1のアンプ
85と第2のアンプ86にはコンデンサ23の端子間電
圧の2/4の電圧と2/3の電圧がそれぞれ入力され
る。また同様に、第3のアンプ87には蓄電手段30の
端子間電圧の8/15の電圧が入力される。この計測信
号S1の立ち下がりのタイミングで、第1のラッチ54
と第2のラッチ55と第3のラッチ56が、それぞれ第
1のアンプ85と第2のアンプ86と第3のアンプ87
の出力をそれぞれ取り込む。
【0043】このときは、蓄電電圧は0.9Vと低いが
発電電圧は充分高く、コンデンサ23の端子電圧は1.
5Vを超えているものとすると、第1のアンプ85およ
び第2のアンプ86はともにハイレベルを出力するた
め、第1のラッチ54および第2のラッチ55はともに
ハイレベルを取り込んで出力する。すると、第2のアン
ドゲート58,第3のアンドゲート59,第5のアンド
ゲート62,および第6のアンドゲート63の出力は、
いずれもロウレベルとなり、かつ第1のアンドゲート5
7および第4のアンドゲート61の一方の入力はハイレ
ベルとなる。この結果オアゲート60は第1の分配信号
S2をそのまま出力し、第1のノアゲート64は第1の
表示信号S5の否定信号を出力する。
【0044】したがって、計測信号S1が立ち下がると
同時に第1のスイッチ信号S41は第1の分配信号S2
と同じになり、選択表示信号S8は第1の表示信号S5
の否定信号と同じになる。トグルフリップフロップ65
は、ロウレベルのパルスが入力される毎に出力を反転さ
せるので、選択表示信号S8が第1の表示信号S5の否
定信号と同じになると、第2のノアゲート66と第3の
ノアゲート67は、第1の表示信号S5のハイレベルパ
ルスを交互に出力することになる。これにより、第1の
ドライバ68と第2のドライバ69は、第1の表示信号
S5のハイレベルパルスに同期して1秒毎に交互に方向
の変わる電流をステッピングモータ28へ流すことが可
能になる。なお、図2および図3においては、このステ
ッピングモータ28に通電した電流をi22として表記
している。これにより、時刻表示手段27は第1の表示
信号S5にあわせて通常の電子時計と同様に時刻表示用
の指針の運針を行う。
【0045】このときは、第1のスイッチ信号S41は
第1の分配信号S2と同じ波形であるが、第1の分配信
号S2〜第3の分配信号S4は計測信号S1に同期して
いずれもハイレベルとなっているので、第1のスイッチ
信号S41はハイレベルになっており、第1のスイッチ
ング素子41はオン状態となる。したがって、発電手段
10の発電による電気エネルギは蓄電手段30へ送ら
れ、蓄電手段30が充電されることになる。そしてさら
に、計測信号S1が立ち上がってから875ミリ秒後に
は、ハイレベルになっていた第1の分配信号S2がロウ
レベルになるため、第1のスイッチング素子41はオン
状態からオフ状態になり、蓄電手段30へ流れていた発
電手段10からの発電エネルギは計時手段20側、すな
わちコンデンサ23へ送られるようになる。
【0046】このときは、コンデンサ23に発電エネル
ギが送られるのは125ミリ秒間(1秒間あたり)と短
いが、すでにコンデンサ23の端子間電圧は1.5Vを
超えているので、コンデンサ23はあまり充電する必要
はなく、発電エネルギの殆どは蓄電手段30に充電して
も問題ない。また、時刻表示手段27中のステッピング
モータ28には3ミリ秒間しか通電されないが、コンデ
ンサ23の端子間電圧は充分高いため、ステッピングモ
ータ28には充分な駆動電流を供給できる。
【0047】つぎに、上述よりも発電手段10の発電エ
ネルギが低下した場合の動作について説明する。計測信
号S1にハイレベルパルスが現れると、この立ち下がり
のタイミングで、制御手段50の第1のラッチ54,第
2のラッチ55,および第3のラッチ56は、それぞれ
電圧測定手段80の第1のアンプ85,第2のアンプ8
6,および第3のアンプ87の出力をそれぞれ取り込
む。このときは、蓄電手段30の蓄電電圧は0.9Vと
低いが、発電手段10の発電エネルギの低下と計時手段
20によるエネルギ消費により、コンデンサ23の端子
電圧は1.4V程度となっているとすると、第1のアン
プ85はロウレベルを出力し、第2のアンプ86はハイ
レベルを出力する。したがって、第1のラッチ54はロ
ウレベルを、第2のラッチ55はハイレベルをそれぞれ
取り込んで出力する。
【0048】すると、オアゲート60は第2の分配信号
S3をそのまま出力し、第1のノアゲート64は第2の
表示信号S6の否定信号を出力するため、計時信号S1
が立ち下がると同時に第1のスイッチ信号S41は第2
の分配信号S3と同じになり、また選択表示信号S8は
第2の表示信号S6の否定信号と同じになる。このとき
は、コンデンサ23の端子電圧は1.4V程度と前述よ
り低い電圧であるが、計時ブロック25のステッピング
モータ28には3.5ミリ秒と前述の3ミリ秒より長い
時間通電が行われるため、ステッピングモータ28の駆
動にはほぼ前述と同等の電気エネルギを供給することが
できる。
【0049】また、計測信号S1の立ち上がりと同時に
ハイレベルとなっている第1のスイッチ信号S41は、
750ミリ秒後にロウレベルになる。これにより、発電
手段10の発電エネルギはコンデンサ23へ250ミリ
秒間送られることになる。このときも、発電手段10の
発電エネルギは前述よりも少なくなっているため、コン
デンサ23への充電時間を前述の125ミリ秒より長く
することによって、計時ブロック25の計時動作を継続
することが可能になる。さらに、上述の発電状態が継続
し、蓄電手段30の蓄電電圧が1.5V未満である間、
コンデンサ23の端子電圧が1.2V未満であるときに
は、前述までと同様の行程を経ることにより、計時手段
20はコンデンサ23への充電時間を500ミリ秒に設
定し、かつステッピングモータ28の駆動パルスを4ミ
リ秒に設定する。
【0050】このときは、コンデンサ23に蓄えられて
いる電気エネルギは、前述までの状態より低下している
ため、コンデンサ23の充電時間を前述までの250ミ
リ秒より長くすることによって、計時ブロック25の計
時動作の継続に必要なエネルギを発電手段10から得る
ことが可能になる。また、計時ブロック25のステッピ
ングモータ28についても、前述までの3.5ミリ秒よ
りも通電時間を長く設定することによって、ステッピン
グモータ28の駆動に必要なエネルギをステッピングモ
ータ28に供給可能になる。
【0051】つぎに、蓄電手段30への充電が充分に行
われた状態についての動作を説明する。蓄電手段30へ
の充電がすすみ、蓄電手段30の端子間電圧が1.5V
を超えるようになると、制御手段50の第3のラッチ5
6が電圧測定手段80の第3のアンプ87の出力を取り
込むときには、第3のアンプ87の出力はハイレベルに
なっているため、第3のラッチ56はそれを取り込んで
出力をハイレベルにする。この第3のラッチ56の出力
は第4のラッチ53に入力されるが、第2のスイッチ信
号S42はすぐには変化しない。第3の表示信号S7が
立ち下がれば、第4のラッチ53は第3のラッチ56の
出力を取り込んで、第2のスイッチ信号S42をハイレ
ベルに変化させる。すなわち、第2のスイッチ信号S4
2は、少なくとも選択表示信号S8がロウレベルになっ
た後にハイレベルになる。
【0052】すると、図1に示す第2のスイッチング素
子42がオンになり、計時手段20と蓄電手段30が並
列に接続されることとなり、発電手段10の発電による
電気エネルギは、計時手段20と蓄電手段30へ同時に
供給されるようになる。このとき、蓄電手段30の端子
間電圧は計時手段20の動作に充分なレベルになってお
り、計時手段20はその後も安定した計時動作を継続す
ることが可能になる。なお、この実施の形態において
は、コンデンサ23へ充電する時間は、少なくとも電圧
計測手段80の計測周期である1秒の半分(500ミリ
秒)以下となるように設定してあるため、発電手段10
が急激に発電を開始したとしても、従来よりもコンデン
サ23の端子間電圧の変化を緩やかにすることができ
る。その結果、計時ブロック25は安定して動作するこ
とが可能になる。
【0053】しかも、この実施形態では、コンデンサ2
3の端子間電圧に応じて計時ブロック25中のステッピ
ングモータ28の駆動条件を適切に設定するようにもし
ており、コンデンサ23の端子間電圧がゆっくりと上昇
しても、その状態に応じてステッピングモータ28に所
定範囲の電気エネルギを投入可能になっており、ステッ
ピングモータ28を効率良く駆動することが可能になっ
ている。このように、この発明の第1の実施形態によれ
ば、制御手段50が、計時手段20の端子電圧(コンデ
ンサ23の端子電圧)を計測する電圧計測手段80の計
測結果、すなわち前述したように、その電圧が少なくと
も3段階の電圧範囲のいずれに該当するかの判定結果に
応じて、発電手段10が蓄電手段30と計時手段20と
を充電する際の一定周期(この例では1秒)内の電力量
の分配割合を、予めその電圧範囲と一対一対応するよう
に定めた少なくとも3つの異なる割合のいずれかに決定
して、スイッチ回路40を制御する。
【0054】その電力量の分配割合は、図3に示すそれ
ぞれデューティが異なる第1,第2,第3の分配信号S
2,S3,S4のいずれかを第1のスイッチ制御信号と
して選択して、第1のスイッチング素子41の開閉を制
御することにより、発電手段10から蓄電手段30と計
時手段20への充電電流の供給期間の比を選択して変化
させている。また、この実施形態では、計時ブロック2
5に設けた電気エネルギ量制御手段によって、電圧計測
手段80の計測結果に応じて、計時手段20が時刻表示
に消費する電気エネルギ量が常に所定の範囲になるよう
に制御している。なお、この実施形態においては、充電
制御動作を実現するために電圧計測手段80を1秒間に
1回しか稼働させていない。
【0055】図7に示したような従来の電子時計におい
て同様の充電制御動作をさせるためには、少なくとも1
秒間に4回以上は電圧計測を行う必要があり、この実施
の形態によれば、電圧計測に必要な計測エネルギを削減
することもできる。また、この実施の形態では発電手段
10として熱電発電器を用いたが、他の発電器を用いて
もよい。例えば、太陽電池なども発電手段10として問
題なく使用可能である。また、発電手段10として熱電
発電器を用いる場合にも、それを構成する熱電対の対数
を減らすことにより、温度差1℃で約1.0Vの起電圧
を発生するようにしたものを用い、発電電圧が低い分を
昇圧回路を用いて昇圧して利用するようにすることも可
能である。
【0056】〔第2の実施形態:図4〕 そこで次に、この発明による電子時計の第2の実施形態
として、発電手段と昇圧手段とを設けたものについて、
図4によって説明する。図4はその電子時計の構成を示
すブロック回路図であり、図1と共通する部分には同一
の符号を付してあり、それらの説明は省略する。この電
子時計において、図1に示した電子時計と相違するの
は、昇圧手段100を設けた点と、スイッチ回路90の
構成が図1のスイッチ回路40の構成と少し異なる点で
ある。
【0057】すなわち、図4に示す電子時計では、発電
手段10の端子間電圧を昇圧可能な昇圧回路である昇圧
手段100を発電手段10に並列に接続し、さらに、そ
の昇圧手段100の出力を計時手段20と蓄電手段30
とに振り分けられるように、第3のスイッチング素子4
5を計時手段20の負極と昇圧手段100の出力端子と
の間に接続し、かつ第4のスイッチング素子46を蓄電
手段30の負極と昇圧手段100の出力端子との間に接
続する。
【0058】そして、第3のスイッチング素子45は、
この実施の形態での第1のスイッチ信号S41をインバ
ータ95で反転した否定信号/S41で制御し、第4の
スイッチング素子46を第1のスイッチ信号S41で制
御するよう構成することにより、昇圧手段を用いた場合
でも前述した第1の実施形態と同様の作用・効果を得る
ことができる。また、図2に示したステッピングモータ
28またはその他の負荷駆動に通常より大きなエネルギ
が必要となる場合には、発電手段10による発電エネル
ギを計時手段20と蓄電手段30とに送る時間比率を上
述とはことなる値に設定しても良い。
【0059】〔第3の実施形態:図5及び図6〕 次に、この発明による電子時計の第3の実施形態を、図
5及び図6によって説明する。なお、これらの図におい
て、図1及び図2と共通する部分には同一の符号を付し
てあり、それらの説明は省略する。この第3の実施形態
において、図1に示した第1の実施形態と相違する点
は、制御手段70とスイッチ回路110が、前述の制御
手段50およびスイッチ回路40と相違するだけであ
る。
【0060】スイッチ回路110は、第1のスイッチン
グ素子41に代えて、スイッチング素子Saと抵抗R1
の直列回路、スイッチング素子Sbと抵抗R2の直列回
路、及びスイッチング素子Scと抵抗R3の直列回路
を、互いに並列に接続して、第2のダイオード44のア
ノードと蓄電手段30の負極との間に接続している。ま
た、第1のダイオード43と計時手段20の負極との間
にも、抵抗R0を介挿している。制御手段70は、図6
に示すように、第1の実施形態の制御手段50における
第1,第2,第3,第4のラッチ54,55,56,5
3と同じ4個のラッチと第1のラッチ54の反転出力と
第2のラッチ55の出力との論理積を出力するアンドゲ
ート71とによって構成する。
【0061】そして、第1のラッチ54の出力をスイッ
チ制御信号Sa、アンドゲート71の出力をスイッチ制
御信号Sb、第2のラッチ55の反転出力をスイッチ制
御信号Scとして、図5のスイッチ回路110へ出力
し、スイッチング素子41a,41b,41cのいずれ
か1個を選択的にオンにする。それによって、発電手段
10から計時手段20への充電回路には常に抵抗R0が
介挿されているのに対し、発電手段10から蓄電手段3
0への充電回路には、抵抗R12,R2,R3のいずれ
かが選択的に介挿されることになる。
【0062】したがって、電圧計測手段80の計測結果
に応じて、制御手段70が発電手段10から蓄電手段3
0と計時手段20への充電電流供給回路のインピーダン
スの比を、予め定めた異なる複数の比(抵抗R0の抵抗
値と抵抗R1,R2,R3の各抵抗値の比によって決ま
る)のいずれかに決定して、スイッチ回路110を制御
することにより、蓄電手段30と計時手段20へ分配す
る電力量の割合を異ならせるようにしている。このよう
にしても、前述の第1の実施形態の電子時計と同様な作
用・効果が得られる。なお、抵抗R0,R1,R2,R
3の各抵抗値の一例を示すと、R0=100Ω,R1=
100Ω,R2=150Ω,R3=175Ωとする。
【0063】制御手段70からのスイッチ制御信号S
a,Sb,Scを、計時ブロック25にも入力させて、
第1の実施形態と同様に、計時ブロック25に設けた電
気エネルギ量制御手段によって、電圧計測手段80の計
測結果に応じて、計時手段20が時刻表示に消費する電
気エネルギ量が常に所定の範囲になるように制御する。
また、図4に示した第2の実施形態も、この第3の実施
形態の制御手段70およびスイッチ回路110と同様な
ものに変更することもできる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明で明らかであるが、この発明
の電子時計は計時手段の端子電圧を計測し、その結果に
よって発電手段の発電エネルギを計時手段側と蓄電手段
側とに送る際の電力量の割合を最適に設定するようにな
っている。このため発電エネルギを計時手段と蓄電手段
とに適切に分配することができ、従来と同じ計測周期で
あっても、従来よりも蓄電手段への発電エネルギを充電
する効率を向上させることが可能になる。また、外部環
境の変化により発電エネルギが急激に変化しても計時手
段の端子電圧に急激な変化が起きないようにすること
で、この結果計時手段の計時動作を安定化することがで
きる。したがって、発電手段を内蔵する電子時計の性能
を大幅に向上することができる。 [図面の簡単な説明]
【図1】この発明による電子時計の第1の実施形態の構
成を示すブロック回路図である。
【図2】図1に示した電子時計における計時ブロックと
電圧測定手段と制御手段の具体例を示す回路図である。
【図3】図1および図2に示した電子時計における各部
の信号波形を示す波形図である。
【図4】この発明による電子時計の第2の実施形態の構
成を示すブロック回路図である。
【図5】この発明による電子時計の第3の実施形態の構
成を示すブロック回路図である。
【図6】図5に示した電子時計における制御手段の具体
例を示すブロック回路図である。
【図7】従来の発電手段を内蔵した電子時計の構成例を
示すブロック回路図である。
【符号の説明】
10:発電手段 20:計時手段 23:コンデンサ 25:計時ブロック 27:時刻表示手段 28:ステッピングモータ 30:蓄電手段 40:スイッチ回路 41:第1のスイッチング素子 42:第2のスイッチング素子 43:第1のダイオード 44:第2のダイオード 45:第3のスイッチング素子 46:第4のスイッチング素子 50,70:制御手段 51:波形生成手段 53:第4のラッチ 54:第1のラッチ 55:第2のラッチ 56:第3のラッチ 57:第1のアンドゲート 58:第2のアンドゲート 59:第3のアンドゲート 60:オアゲート 61:第4のアンドゲート 62:第5のアンドゲート 63:第6のアンドゲート 64:第1のノアゲート 65:トグルフリップフロップ 66:第2のノアゲート 67:第3のノアゲート 68:第1のドライバ 69:第2のドライバ 71:アンドゲート 81:第1の分圧抵抗 82:第1の分圧スイッチ 83:第2の分圧抵抗 84:第2の分圧スイッチ 85:第1のアンプ 86:第2のアンプ 87:第3のアンプ 88:低電圧回路 90,110:スイッチ回路 95:インバータ 100:昇圧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−36070(JP,A) 特開 平9−15352(JP,A) 特開 昭62−71886(JP,A) 特開 昭53−52160(JP,A) 実開 平6−80195(JP,U) 国際公開98/35272(WO,A2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 10/00 G04G 19/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からのエネルギにより発電する発電
    手段と、 該発電手段の発電による電気エネルギを蓄電する蓄電手
    段と、 前記発電手段または前記蓄電手段から供給される電気エ
    ネルギにより時刻表示動作をする計時手段と、 少なくとも複数のスイッチング素子を有し、前記発電手
    段と前記蓄積手段および前記計時手段との間の電気エネ
    ルギの伝達または遮断を行うスイッチ回路と、 前記計時手段の端子電圧を計測し、その電圧が少なくと
    も3段階の電圧範囲のいずれに該当するかを判定可能な
    電圧計測手段と、 該電圧計測手段によって判定された電圧範囲に応じて、
    前記発電手段が前記蓄電手段と前記計時手段とを充電す
    る際の一定周期内での電力量の分配割合を、予め前記電
    圧範囲に一対一対応するように定めた少なくとも3つの
    異なる割合のいずれかに決定して前記スイッチ回路を制
    御する制御手段と を備えた電子時計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子時計において、 前記制御手段が、前記電圧計測手段によって判定された
    電圧範囲に応じて、前記発電手段が前記蓄電手段と前記
    計時手段とを充電する際に、前記発電手段から前記蓄電
    手段と前記計時手段への充電電流の一定周期内での供給
    期間の比を、予め前記電圧範囲に一対一対応するように
    定めた少なくとも3つの異なる比のいずれかに決定して
    前記スイッチ回路を制御する手段である電子時計。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子時計において、 前記制御手段が、前記電圧計測手段によって判定された
    電圧範囲に応じて、前記発電手段が前記蓄電手段と前記
    計時手段とを充電する際に、前記発電手段から前記蓄電
    手段と前記計時手段への充電電流供給回路のインピーダ
    ンスの比を、予め定めた少なくとも3つの異なる比のい
    ずれかに決定して前記スイッチ回路を制御する手段であ
    る電子時計。
  4. 【請求項4】 外部からのエネルギにより発電する発電
    手段と、 該発電手段の発電電圧を昇圧する昇圧手段と、 該昇圧手段によって昇圧された電気エネルギを蓄電する
    蓄電手段と、 前記昇圧手段または前記蓄電手段から供給される電気エ
    ネルギにより時刻表示動作をする計時手段と、 少なくとも複数のスイッチング素子からなり前記昇圧手
    段と前記蓄電手段および前記計時手段との間のエネルギ
    の伝達または遮断を行うスイッチ回路と、 前記計時手段の端子電圧を計測し、その電圧が少なくと
    も3段階の電圧範囲のいずれに該当するかを判定可能な
    電圧計測手段と、 該電圧計測手段によって判定された電圧範囲に応じて、
    前記発電手段が前記昇圧手段を介して前記蓄電手段と前
    記計時手段とを充電する際の一定周期内での電力量の分
    配割合を、予め前記電圧範囲に一対一対応するように定
    めた少なくとも3つの異なる割合のいずれかに決定して
    前記スイッチ回路を制御する制御手段とを 備えた電子時計。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電子時計において、 前記制御手段が、前記電圧計測手段によって判定された
    電圧範囲に応じて、前記発電手段が前記昇圧手段を介し
    て前記蓄電手段と前記計時手段とを充電する際に、前記
    昇圧手段から前記蓄電手段と前記計時手段への充電電流
    の一定周期内での供給期間の比を、予め前記電圧範囲に
    一対一対応するように定めた少なくとも3つの異なる比
    のいずれかに決定して前記スイッチ回路を制御する手段
    である電子時計。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の電子時計において、 前記制御手段が、前記電圧計測手段によって判定された
    電圧範囲に応じて、前記発電手段が前記昇圧手段を介し
    て前記蓄電手段と前記計時手段とを充電する際に、前記
    昇圧手段から前記蓄電手段と前記計時手段への充電電流
    供給回路のインピーダンスの比を、予め定めた少なくと
    も3つの異なる比のいずれかに決定して前記スイッチ回
    路を制御する手段である電子時計。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の電子時計において、 前記計時手段に、前記電圧計測手段の計測結果に応じ
    て、該計時手段が時刻表示に消費する電気エネルギ量が
    常に所定の範囲になるように制御する電気エネルギ量制
    御手段を設けたことを特徴とする電子時計。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の電子時計において、 前記計時手段に、前記電圧計測手段の計測結果に応じ
    て、該計時手段が時刻表示に消費する電気エネルギ量が
    常に所定の範囲になるように制御する電気エネルギ量制
    御手段を設けたことを特徴とする電子時計。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の電子時計において、 前記計時手段はステッピングモータを有しており、 前記電気エネルギ量制御手段が、前記電圧計測手段の計
    測結果に応じて、前記ステッピンクモータへの通電パル
    スを予め定めた複数の異なる形状のいずれかを選択して
    設定することにより、前記時刻表示に消費する電気エネ
    ルギ量が常に所定の範囲になるように制御する手段であ
    る電子時計。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の電子時計において、 前記計時手段はステッピングモータを有しており、 前記電気エネルギ量制御手段が、前記電圧計測手段の計
    測結果に応じて、前記ステッピンクモータへの通電パル
    スを予め定めた複数の異なる形状のいずれかを選択して
    設定することにより、前記時刻表示に消費する電気エネ
    ルギ量が常に所定の範囲になるように制御する手段であ
    る電子時計。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の電子時計において、 前記計時手段は、電気エネルギを一時的に蓄電する補助
    蓄電手段を有する電子時計。
  12. 【請求項12】 請求項4記載の電子時計において、 前記計時手段は、電気エネルギを一時的に蓄電する補助
    蓄電手段を有する電子時計。
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