JPH0680195A - 瓶のキャップ締付具 - Google Patents

瓶のキャップ締付具

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JPH0680195A
JPH0680195A JP25747492A JP25747492A JPH0680195A JP H0680195 A JPH0680195 A JP H0680195A JP 25747492 A JP25747492 A JP 25747492A JP 25747492 A JP25747492 A JP 25747492A JP H0680195 A JPH0680195 A JP H0680195A
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JP
Japan
Prior art keywords
cap
bottle
peripheral surface
holding portion
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP25747492A
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English (en)
Inventor
Tomoko Murakami
朋子 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、手軽にキャップを締め付るよ
うにした新規な瓶のキャップ締付具を提供する。 【構成】 把持部11と筒部12とを有するフレーム1
0と、筒部12に着脱可能及び回転可能に設けられたキ
ャップ保持部20からなっている。把持部11は減速機
構40を内蔵したモータ30と、モータ30に直結され
たトルクリミッタ50とを具備している。キャップ保持
部20は、円筒状に形成され、外周面に刻設され、トル
クリミッタ50に噛み合うギヤ22と、内周面に取り付
けられキャップ1を保持する当板21とを具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、瓶のキャップ締付具に
係り、詳しくは瓶の注入口外周壁に刻設された雄ねじに
嵌め合う雌ねじが形成されたキャップを前記注入口に締
め付ける瓶のキャップ締付具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の瓶のキャップ締付具と
しては、大量生産工場においては大規模な自動機械で中
身の充填からキャップ締付まで連続した工程でなされて
いる。一方、小規模の多品種少量生産工場においては、
前記のような自動機械は導入されておらず、専ら人手に
頼ってキャップを瓶に締め付けている。
【0003】一般に、キャップには締付用として外周面
の少なくとも一部分に凸脈が形成されており、作業者は
この凸脈を手で握ってキャップを回転させ、瓶の注入口
に締め付けている。キャップの締付トルクは勘と経験と
に頼っているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように作業者が長時間にわたってキャップの締付作業を
継続していると、ついには腱鞘炎にかかるという問題点
があった。一方、人手を要せず自動機械を導入するには
設備費が著増し、採算がとれないことになる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、簡単な構造で、手軽にキャップを締め付けるように
した瓶のキャップ締付具を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る瓶のキャッ
プ締付具は、瓶の注入口外周壁に刻設された雄ねじに嵌
め合う雌ねじが形成されたキャップを前記注入口に締め
付ける瓶のキャップ締付具であって、把持部と、これに
一体に形成された筒部を有するフレームと、前記筒部に
着脱可能及び回転可能に設けられ、キャップを保持する
キャップ保持部とを具備しており、かつ前記把持部はウ
ォームギヤによる減速機構を内蔵したモータと、これに
直結されたトルクリミッタとが組み込まれており、前記
キャップ保持部は円筒状に形成された外周面に刻設さ
れ、前記トルクリミッタに噛み合うギヤと、内周面に取
り付けられ嵌め込まれたキャップを保持する当板とを有
している。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を説明する。図1は一実施例の構成を説明する一部切欠
外観斜視図、図2は筒部の平面視断面説明図、図3はト
ルクリミッタの側面視断面図、図4は他の実施例を示す
一部切欠外観斜視図である。
【0008】本発明の瓶のキャップ締付具(以下、『本
発明締付具』という)は、把持部11と、把持部11に
一体に形成された筒部12とを有するフレーム10と、
筒部12内に着脱可能及び回転可能に設けられたキャッ
プ保持部20とを具備している。
【0009】把持部11は、本発明締付具を把持する部
分であり、図外のウォームギヤによる減速機構40を内
蔵したモータ30、トルクリミッタ50等が内部に組み
込まれている。
【0010】筒部12は、円筒状に形成されており、筒
部12内にキャップ保持部20を着脱可能及び回転可能
に軸支するために、下部に例えばセグメントメタル等の
図外の平軸受が、また内周面側壁にギヤ22(後記)に
噛み合うピニオン23とピニオン23を軸支する座13
とこの座13を覆うカバー14とがそれぞれ設けられて
いる。
【0011】15は、モータ30のオン・オフ及び逆転
用スイッチである。
【0012】前記キャップ保持部20は、筒状に形成さ
れ、内周面には例えばスポンジ等の収縮性を有する材質
よりなる当板21が取り付けられている。そして、キャ
ップ保持部20の上方より嵌め込んだキャップ1が当板
21で保持できるように筒の形状、大きさが適宜設定さ
れている。
【0013】また、外周面にはトルクリミッタ50のピ
ニオンギヤ58に前記ピニオン23を介して噛み合うギ
ヤ22が刻設されている。24は、ギヤ22に噛み合
い、キャップ保持部20を筒部12に保持するためのピ
ニオンである。モータ30は、ウォームギヤによる減速
機構40を内蔵している。
【0014】トルクリミッタ50は、モータ30、減速
機構40を介して発生した回転トルクをキャップ保持部
20に伝達するもので、キャップ保持部20に所定値以
上の回転トルクを要する場合には、キャップ保持部20
をスリップさせるように構成されている。
【0015】前記トルクリミッタ50は、ハブ51、2
枚の摩擦板52、54、センタメンバ53、プレート5
5、押さえばね56、ナット57、ピニオンギヤ58を
含んでいる。
【0016】ハブ51は、一端部にフランジ部511を
有する円筒体512で、その内周面は減速機構40の出
力軸41に固定されている。そして、反フランジ部側端
部の外周面にはねじ513が刻設されている。
【0017】摩擦板52、54はいずれも丸孔が開設さ
れた円板で、外径は前記フランジ部511の外径と同一
であり、内径は円筒体512が嵌まり込む大きさになっ
ている。
【0018】センタメンバ53は、摩擦板52、54に
挟まれた孔明き円板で、その外径は摩擦板52、54よ
り大きく形成されており、その内径は摩擦板52、54
の内径と同一である。そして、円周近傍に複数個の丸孔
531が開設されている。
【0019】プレート55は摩擦板52、54と同じ外
径を有する孔明き円板で、前記と同径の丸孔が開設され
ている。そして、中心より放射状に爪部561が形成さ
れるとともに、爪部561がハブ51の方向に向かって
湾曲している。
【0020】ナット57は、前記ハブ51のねじ513
に噛み合うもので、ナット57、ねじ513に締め付け
ることにより、図3に示すようにトルクリミッタ50が
組み立てられている。
【0021】ピニオンギヤ58は、フランジ部511の
外周径よりも大きい内周径を有するリング状に形成され
ており、外周面に歯が刻まれている。前記ピニオンギヤ
58には丸孔513に対応する丸孔が開設されており、
これを挿通するボルト581、ナット582によってセ
ンタメンバ53に固定されている。ピニオンギヤ58
は、キャップ保持部20のピニオン23に噛み合ってい
る。
【0022】次に、本発明締付具の動作について説明す
る。 キャップ1をキャップ保持部20の上方より嵌め込む
と、キャップ1は当板21によって保持される。
【0023】キャップ保持部20を瓶2の注入口に当
て、スイッチ15をオンし、モータを駆動させると、出
力軸41の回転トルクはハブ51に伝達される。また、
2枚の摩擦板52、54はハブ51と一体になって回転
する。押さえばね56の弾力によりその両面から摩擦板
52、54が押しつけられたセンタメンバ53には、ハ
ブ51に伝達された回転トルクが伝えられる。このた
め、ピニオンギヤ58が回転し、ギヤ22を介してキャ
ップ保持部20が回転する。
【0024】キャップ保持部20を下方に押さえ込む
と、キャップ1は瓶2の雄ねじに嵌まり合いねじ込まれ
る。
【0025】キャップ1がねじ込まれ、さらに締め付
けられるようになると、所定の回転トルク以上のトルク
を要することになる。このとき、センタメンバ53に伝
達される回転トルクが押さえばね56の押さえ付け力に
対応する力以上となり、センタメンバ53と摩擦板5
2、54との間にスリップが生じ、キャップ保持部20
が停止する。従って、キャップ1は一定の回転トルクで
もって瓶2に締め付けられる。
【0026】スイッチ15をオフし、以下順次繰り返
す。
【0027】図4は他の実施例を示す一部切欠外観斜視
図である。本実施例においては、キャップ保持部20は
キャップ1を複数段積層して収納するように構成されて
いる。そして、キャップ1を1個ずつ押し下げる図外の
押し下げロッドを用意しておき、これによってキャップ
1を1個ずつ手で押し下げるようにしている。本実施例
によると、キャップ1を1個ずつキャップ保持部20に
嵌め込まなくてもよいので都合がよい。
【0028】なお、瓶及びキャップの形状、寸法が多少
異なる場合にも対応できるが、さらに大幅に異なる場合
には、それに見合ったキャップ保持部を用意しておき、
その都度これを交換するようにユニット化しておくと大
変便利である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明締付具は、
把持部と筒部とを一体に形成したフレームと、筒部内に
着脱及び回転可能に設けられたキャップ保持部とからな
り、把持部には減速機構を内蔵したモータとトルクリミ
ッタとが組み込まれており、キャップ保持部はキャップ
を保持する当板と、トルクリミッタに噛み合うギヤと有
している。
【0030】従って、作業者は、本発明締付具を瓶にあ
て、押し下げるだけでよいので、従来に比し作業が手軽
になるとともに、キャップの締付トルクが一定となるの
で製品の仕上がりにばらつきが生ぜず、また、作業者は
腱鞘炎にかかるおそれがない。従って、品質管理が容易
で、かつ安全衛生面で顕著な効果を奏する。また、可搬
型であるので、作業場所の制約を受けることがなく、設
備費を要しないので都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を説明する一部切欠外観斜視図
である。
【図2】筒部の平面視断面説明図である。
【図3】トルクリミッタの側面視断面図である。
【図4】他の実施例を示す一部切欠外観斜視図である。
【符号の説明】
1 キャップ 2 瓶 10 フレーム 11 把持部 12 筒部 20 キャップ保持部 21 当板 22 ギヤ 30 モータ 40 減速機構 50 トルクリミッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓶の注入口外周壁に刻設された雄ねじに
    嵌め合う雌ねじが形成されたキャップを前記注入口に締
    め付ける瓶のキャップ締付具であって、把持部と、これ
    に一体に形成された筒部を有するフレームと、前記筒部
    に着脱可能及び回転可能に設けられ、キャップを保持す
    るキャップ保持部とを具備しており、かつ前記把持部は
    ウォームギヤによる減速機構を内蔵したモータと、これ
    に直結されたトルクリミッタとが組み込まれており、前
    記キャップ保持部は円筒状に形成された外周面に刻設さ
    れ、前記トルクリミッタに噛み合うギヤと、内周面に取
    り付けられ嵌め込まれたキャップを保持する当板とを有
    していることを特徴とする瓶のキャップ締付具。
JP25747492A 1992-08-31 1992-08-31 瓶のキャップ締付具 Pending JPH0680195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25747492A JPH0680195A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 瓶のキャップ締付具

Applications Claiming Priority (1)

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JP25747492A JPH0680195A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 瓶のキャップ締付具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0680195A true JPH0680195A (ja) 1994-03-22

Family

ID=17306813

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25747492A Pending JPH0680195A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 瓶のキャップ締付具

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JP (1) JPH0680195A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6646960B1 (en) 1998-10-22 2003-11-11 Citizen Watch Co., Ltd. Electronic timepiece

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6646960B1 (en) 1998-10-22 2003-11-11 Citizen Watch Co., Ltd. Electronic timepiece

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