JP3515849B2 - カラー現像装置 - Google Patents

カラー現像装置

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JP3515849B2
JP3515849B2 JP06823396A JP6823396A JP3515849B2 JP 3515849 B2 JP3515849 B2 JP 3515849B2 JP 06823396 A JP06823396 A JP 06823396A JP 6823396 A JP6823396 A JP 6823396A JP 3515849 B2 JP3515849 B2 JP 3515849B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー複写機、カラ
ーファクシミリ、カラープリンタ等の画像形成装置に用
いられるカラー現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機、カラーファクシミリ、カ
ラープリンタ等の画像形成装置においては、複数の現像
器を有するカラー現像装置が用いられている。このカラ
ー現像装置は、駆動機構により回転駆動される感光体か
らなる像担持体に対向し、かつ、互いに異なる色、例え
ば黒(以下BKと称す)、シアン(以下Cと称す)、マ
ゼンタ(以下Mと称す)、黄色(以下Yと称す)の各現
像剤(それぞれBK、C、M、Yの各色のトナーと磁性
を有するキャリアとからなる2成分現像剤)が収容され
る複数の現像器を有し、この複数の現像器は選択的に現
像動作を行うことにより像担持体上の各潜像を順次に現
像して各色の可視像とする。
【0003】この複数の現像器のうち像担持体上の潜像
を現像してCの可視像とするC現像器は、図1及び図2
に示すように正逆転可能なスリーブ24d及びその内部
に設けられた固定式のマグネットローラからなる磁界発
生手段24eにより構成されCトナーと磁性を有するキ
ャリアとからなる2成分現像剤24fをマグネットロー
ラ24eによりスリーブ24d上に磁気的に吸引してス
リーブ24dの回転により搬送する現像ローラ24a
と、この現像ローラ24aに対向して該現像ローラ24
a上の現像剤24fを所定の量に規制する現像剤規制部
材としてのドクタ24gと、現像容器24h内の現像剤
24fを撹拌する撹拌部材としての現像パドル24bと
を有し、現像動作時にはスリーブ24dが正回転して現
像剤24fを搬送し、現像ローラ24aと感光体からな
る像担持体12とが対向する現像領域にて現像ローラ2
4a上の現像剤24fにより像担持体12上の潜像を現
像する。所定の現像動作終了後にはスリーブ24dが逆
回転して現像ローラ24aにおける像担持体12と対向
する部分上の現像剤24fを除去する穂切り動作を行っ
て非現像状態とする。
【0004】他の現像器は、C現像器と同様に構成さ
れ、2成分現像剤としてBKトナーと磁性を有するキャ
リアとからなる2成分現像剤、Mトナーと磁性を有する
キャリアとからなる2成分現像剤、Yトナーと磁性を有
するキャリアとからなる2成分現像剤がそれぞれ用いら
れる。
【0005】特公平6ー25880号公報には、スリー
ブを逆転させることにより穂切り動作を行うスリーブ逆
転穂切り方式の現像装置が記載されている。このスリー
ブ逆転穂切り方式の現像装置は、色の異なる磁性現像剤
を収容した現像器を複数台備え、現像モードにおいて、
現像位置で現像剤を感光体方向に飛翔させるカラー複写
機の現像装置において、少なくとも一つの現像器は、表
面に異なる極性の磁極が隣接する第1の領域と隣接する
磁極の極性を同一とする第2の領域とからなる固定磁石
と、該固定磁石の外周を正逆方向に回転自在なスリーブ
よりなる磁気ロールを有し、前記第2の領域は、スリー
ブの正方向において現像モード時における現像位置の下
流側であって、前記磁気ロールへの磁性現像剤供給位置
の上流側に配設すると共に、前記スリーブは、非現像モ
ードにおいて、少なくとも前記第2の領域を通過したス
リーブの位置が現像位置にくるまで現像モード時と反対
の方向に回転させるようにしたものである。
【0006】また、特開平4ー338774号公報に
は、スリーブ回転時の回転速度を正規現像時より遅くす
るカラー現像装置が記載されている。このカラー現像装
置は、潜像担持体に対置され、かつ互いに異なる色の現
像剤をそれぞれ収容した複数の現像器を有し、各現像器
を選択的に現像動作させることにより、潜像担持体に形
成された静電潜像を順次各色のトナーで可視像化するカ
ラー現像装置であって、各現像器は、回転駆動される現
像スリーブと、その内部にて固定配置された磁石とを有
し、現像器の現像動作時には、その現像スリーブを回転
駆動し、その内部の磁石の磁力によって該スリーブ上に
現像剤を保持しつつ搬送し、該現像スリーブと潜像担持
体との間の現像領域にて静電潜像の可視像化を行い、現
像器の非現像時にはその現像スリーブを現像動作時の回
転方向と逆方向に回転させ、現像剤の担持されていない
穂切りされた現像スリーブ部分を現像領域に位置させる
穂切り動作を行い、当該非使用の現像器の現像剤が潜像
担持体に接触することを阻止するカラー現像装置におい
て、少なくとも1つの現像器における現像スリーブの穂
切り動作時の回転速さが、現像動作時の回転速さよりも
低速となるように、当該現像スリーブの回転速さを設定
したことを特徴とするカラー現像装置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記カラー現像装置で
は、現像ローラ24aを正転させて所定の現像動作を行
った後に現像ローラ24aを逆転させて現像剤24fを
現像ローラ24aから除去する過程において、現像ロー
ラ24aを正転させて現像動作を行う時に現像ローラ2
4a上の現像剤24fが現像ローラ24aによりその正
転方向に搬送されてドクタ24gの下流部より現像領域
に移動してから現像ローラ24aより離れて再び現像容
器24h内に収容される部分に至り、この現像剤24f
が現像ローラ24aの逆転時に再び現像ローラ24aと
ドクタ24gとの間を通過して現像容器24h内に収容
される際に現像ローラ24aの逆転方向についてドクタ
24gの上流となる部分にて現像ローラ24aとドクタ
24gとの間での抵抗等により現像剤溜り24iが生ず
る。
【0008】この現像剤溜り24iがある状態で現像ロ
ーラ24aの逆転による穂切り動作が終了した場合、こ
の現像剤溜り24iの現像剤は、次に現像ローラ24a
を正転させて現像動作を行う時にドクタ24gにより所
定の量に規制されないので、所定の量とは異なる量のま
まで現像ローラ24aにより搬送されて現像領域にて像
担持体12に接触した際に像担持体12の回転速度変動
や地汚れ等による異常画像を生ずる可能性があるという
不具合がある。
【0009】このような不具合は現像剤溜り24iの現
像剤量が所定の量より多い場合に発生し、その解決手段
のひとつとして、現像剤溜り24iの現像剤量が所定の
量以下になるまで現像ローラ24aの逆転時間を長くす
る手段がある。しかしながら、この解決手段では、現像
ローラ24aの逆転動作中に他の現像器で現像すべき像
担持体12上の次の色の静電潜像が現像ローラ24aと
対向する位置に到来し、この静電潜像に逆転動作中の現
像ローラ24aからの飛散トナーが付着して混色が生ず
る可能性があるという不具合があり、好ましくない。
【0010】この不具合を避けるには、現像ローラ24
aの逆転動作が終了するまで他の現像器で現像すべき像
担持体12上の次の色の静電潜像が現像ローラ24aと
対向しないようにタイミングをとる(像担持体12上に
形成される各色の静電潜像の間隔を現像ローラ24aの
逆転動作に合わせて長くする)必要があるが、像担持体
12上に形成される各色の静電潜像の間隔はカラー画像
の形成速度と密接な関係があり、像担持体12上に形成
される各色の静電潜像の間隔を長くするとカラー画像形
成速度が低下して高速化を図ることができない。本発明
は、高速化を妨げずに像担持体の回転速度変動や異常画
像を無くすことができて混色等の静電潜像への悪影響を
無くすことができるカラー現像装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、像担持体に対向し、かつ、
互いに異なる色の現像剤が収容されていて選択的に現像
動作を行うことにより前記像担持体上の各潜像を順次に
現像して各色の可視像とする複数の現像器を有し、この
現像器は、それぞれ、正逆転可能なスリーブ及び該スリ
ーブの内部に設けられた磁界発生手段からなる現像ロー
ラと、この現像ローラに対向して該現像ローラ上の現像
剤を所定の量に規制する現像剤規制部材とを有し、現像
動作時には前記スリーブが正回転して現像剤を搬送し前
記現像ローラと前記像担持体とが対向する現像領域にて
前記現像ローラ上の現像剤により前記像担持体上の潜像
を現像し、所定の現像動作終了後に前記スリーブが逆回
転して前記現像ローラにおける前記像担持体と対向する
部分上の現像剤を除去する穂切り動作を行って非現像状
態とするカラー現像装置において、前記複数の現像器の
うち少なくとも1つの現像器は、その現像動作終了後よ
り次の現像動作開始までの間であって、前記像担持体上
の各潜像の間の領域が前記現像ローラと対向する間に穂
切り動作を複数回行うものであり、高速化を妨げずに像
担持体の回転速度変動や異常画像を無くすことができて
混色等の静電潜像への悪影響を無くすことができる。
【0012】請求項2に係る発明は、像担持体に対向
し、かつ、互いに異なる色の現像剤が収容されていて選
択的に現像動作を行うことにより前記像担持体上の各潜
像を順次に現像して各色の可視像とする複数の現像器を
有し、この現像器は、それぞれ、正逆転可能なスリーブ
及び該スリーブの内部に設けられた磁界発生手段からな
る現像ローラと、この現像ローラに対向して該現像ロー
ラ上の現像剤を所定の量に規制する現像剤規制部材とを
有し、現像動作時には前記スリーブが正回転して現像剤
を搬送し前記現像ローラと前記像担持体とが対向する現
像領域にて前記現像ローラ上の現像剤により前記像担持
体上の潜像を現像し、所定の現像動作終了後に前記スリ
ーブが逆回転して前記現像ローラにおける前記像担持体
と対向する部分上の現像剤を除去する穂切り動作を行っ
て非現像状態とするカラー現像装置において、前記複数
の現像器のうち少なくとも1つの現像器の現像動作終了
後の穂切り動作における前記スリーブの逆回転速度は、
前記像担持体上の各潜像の間の領域が前記現像ローラと
対向する間での逆回転速度よりも前記像担持体上の各潜
像が前記現像ローラと対向する間での逆回転速度の方が
低回転速度であるものであり、高速化を妨げずに像担持
体の回転速度変動や異常画像を無くすことができて混色
等の静電潜像への悪影響を無くすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図8は、請求項1に係る発明を応
用した電子写真方式カラー複写装置からなる画像形成装
置の第1実施形態の概略を示し、図9はこの第1実施形
態の像担持体および中間転写ベルトの回りの部分を拡大
して示す。カラー画像読み取り装置(以下、カラースキ
ャナと称す)1は、原稿台2上の原稿3を照明ランプ4
により照明し、その反射光像をミラー群5〜7およびレ
ンズ8を介してカラーセンサー9に結像して原稿3のカ
ラー画像情報を例えば青(以下Bと称す)、緑(以下G
と称す)、赤(以下Rと称す)毎に色分解して読み取
り、電気的な画像信号に変換する。
【0014】このカラースキャナ1で得られたB、G、
Rの各色分解画像信号はその強度レベルをもとにして画
像処理部(図示せず)で色変換処理を受けてBK、C、
M、Yの各カラー画像データに変換される。カラー画像
記録装置(以下カラープリンタと称す)10は、その画
像処理部からのカラー画像データが画像形成信号として
入力されてこの画像形成信号によりBK、C、M、Yの
各顕像を形成し、これらの顕像を重ね合わせて最終的な
カラーコピーを作成する。
【0015】ここに、BK、C、M、Yの各色の画像デ
ータを得るためのカラースキャナ1は、カラープリンタ
10の動作とタイミングを取ったスキャナースタート信
号を制御部から受けて図8において、照明ランプ4及び
光学系5〜7が左矢印方向へ移動することによって原稿
台2上の原稿3を走査し、1回の原稿走査毎に1色の画
像データを得る。カラースキャナ1がこのような動作を
合計4回繰り返すことによって、画像処理部が順次にB
K、C、M、Yの4色の画像データを得る。そして、各
色の画像データを得る度毎にカラープリンタ10で順次
にその画像データにより顕像を形成してこれらを重ね合
わせてフルカラー画像を作成する。
【0016】カラープリンタ10において、光書き込み
手段としての書き込み光学ユニット11は、上記画像処
理部からのカラー画像データからなる画像形成信号を光
信号に変換して感光体ドラム12に原稿画像に対応した
光書き込みを行なって静電潜像を形成する。この書き込
み光学ユニット11は、ポリゴンミラー14をモータ1
5により回転させて発光駆動制御部(図示せず)で画像
処理部からの画像形成信号により半導体レーザ13の発
光駆動制御を行い、半導体レーザ13からのレーザ光を
ポリゴンミラー14により偏向走査してf/θレンズ1
6,反射ミラー17を介して像担持体としての感光体、
例えば感光体ドラム12に照射する。
【0017】感光体ドラム12は駆動機構により回転駆
動されて矢印の如く反時計方向に回転するが、その回り
には感光体クリーニング手段としての感光体クリーニン
グ装置(クリーニング前除電器18を含む)19、除電
手段としての除電ランプ20、帯電手段としての帯電器
21、電位センサー22、複数の現像器としてのBK現
像器23、C現像器24、M現像器25、Y現像器2
6、光学センサからなる現像濃度パターン検知器27、
中間転写ベルト28などが配置されている。各現像器2
3〜26は、感光体ドラム12上の静電潜像を現像する
ために現像剤の穂を感光体ドラム12の表面に接触させ
て回転する現像ローラ23a,24a,25a,26a
と、内部の現像剤を汲み上げて攪拌するために回転する
現像パドル23b,24b,25b,26bと、現像剤
のトナー濃度を検知するトナー濃度センサー23c,2
4c,25c,26cなどで構成されている。
【0018】すなわち、現像器23〜26は、感光体ド
ラム12に対向し、かつ、互いに異なるBK、C、M、
Yの現像剤(それぞれBK、C、M、Yの各色のトナー
と磁性を有するキャリアとからなる2成分現像剤)がそ
れぞれ収容される複数の現像器からなり、この複数の現
像器23〜26は選択的に現像動作を行うことにより像
担持体12上の各潜像を順次に現像して各色の可視像と
する。
【0019】この複数の現像器23〜26のうち像担持
体12上の潜像を現像してCの可視像とするC現像器2
4は、前述の如く図1及び図2に示すように正逆転可能
なスリーブ24d及びその内部に設けられた固定式のマ
グネットローラからなる磁界発生手段24eにより構成
されCトナーと磁性を有するキャリアとからなる2成分
現像剤24fをマグネットローラ24eによりスリーブ
24d上に磁気的に吸引してスリーブ24dの回転によ
り搬送する現像ローラ24aと、この現像ローラ24a
に対向して該現像ローラ24a上の現像剤24fを所定
の量に規制する現像剤規制部材としてのドクタ24g
と、現像容器24h内の現像剤24fを撹拌する撹拌部
材としての現像パドル24bとを有し、現像動作時には
スリーブ24dが正回転して現像剤24fを搬送し、現
像ローラ24aと像担持体12とが対向する現像領域に
て現像ローラ24a上の現像剤24fにより像担持体1
2上の潜像を現像する。所定の現像動作終了後にはスリ
ーブ24dが逆回転して現像ローラ24aにおける像担
持体12と対向する部分上の現像剤24fを除去する穂
切り動作を行って非現像状態とする。
【0020】他の現像器23、25、26は、C現像器
24と同様に構成され、2成分現像剤としてBKトナー
と磁性を有するキャリアとからなる2成分現像剤、Mト
ナーと磁性を有するキャリアとからなる2成分現像剤、
Yトナーと磁性を有するキャリアとからなる2成分現像
剤がそれぞれ用いられる。
【0021】待機状態では4個の現像器23〜26の全
てが現像ローラ23a,24a,25a,26a上の現
像剤が穂切り(現像不作動)状態になっているが、現像
器23〜26の各現像動作の順序(BK、C、M、Yの
各画像形成の順序)はBK、C、M、Yの順でその静電
潜像を現像する順序となっている。ただし、各色の画像
形成の順序はこれに限定されるものではなく、任意の順
序とすることができる。
【0022】複写動作の開始時には、感光体ドラム12
が回転して帯電器21により均一に帯電される。そし
て、カラースキャナ1が所定のタイミングでBK画像デ
ータを得るための読み取りを開始し、このカラースキャ
ナ1からの画像データにより画像処理部がBK画像デー
タを得てこのBK画像データに基づいて書き込み光学ユ
ニット11が感光体ドラム12にレーザー光による光書
き込みを行って静電潜像を形成する。
【0023】以下、このBK画像データによる静電潜像
をBK潜像と称す。C、M、Yの各画像データによる静
電潜像も同様にC潜像、M潜像、Y潜像と称す。BK現
像器23は、BK潜像をその先端部から現像可能とすべ
く、BK現像器23の現像位置(現像ローラ23aと対
向する現像領域:BK現像位置)に感光体ドラム12上
のBK潜像先端部が到達する前に現像ローラ23aが回
転を開始して現像剤の穂立てを行い、BK潜像をBKトナ
ーで現像する。そして以後、感光体ドラム12上のBK
潜像領域の現像動作を続けるが、BK潜像後端部がBK現
像位置を通過した時点で速やかにBK現像器23の現像
ローラ23a上の現像剤穂切りを行なって現像不作動状
態にする。これは少なくとも、次のC画像データによる
C潜像先端部がBK現像位置に到達する前に完了させ
る。なお、現像剤の穂切りは現像ローラ23aの回転方
向を、現像動作中とは逆方向に切替えることで行う。こ
のとき、他の現像器24〜26は現像不作動状態のまま
である。
【0024】感光体ドラム12上のBKトナー像は、感
光体ドラム12と等速で駆動されている中間転写ベルト
28の表面に転写される。以下、感光体ドラム12から
中間転写ベルト28へのトナー像転写をベルト転写と称
す。ベルト転写は、感光体ドラム12と中間転写ベルト
28が接触している状態において、電極を構成する転写
バイアスローラ29,30に所定のバイアス電圧を印加
することで行う。
【0025】感光体ドラム12は、BKトナー像の転写
後にクリーニング前除電器18を含む感光体クリーニン
グ装置19により除電及びクリーニングを受け、再び帯
電器21により均一に帯電される。なお、中間転写ベル
ト28は感光体ドラム12に順次に形成されたBK、
C、M、Yの各トナー像が同ー面に順次に位置合せして
転写されることにより4色重ねのベルト転写画像が形成
され、その後、このベルト転写画像が転写紙にー括して
転写される。中間転写ベルトユニットの構成・動作につ
いては後述する。
【0026】ところで、感光体ドラム12側ではBK作
像工程の次にC作像工程に進むが、このC作像工程では
所定のタイミングでカラースキャナ1がC画像データを
得るための読み取りを始め、カラースキャナ1からの画
像データにより画像処理部がC画像データを得てこのC
画像データに基づいて書き込み光学ユニット11が感光
体ドラム12にレーザー光による光書き込みを行ってC
潜像を形成する。
【0027】C現像器24はその現像位置(現像ローラ
24aと対向する現像領域:C現像位置)に対して、先
のBK潜像後端部が通過した後で且つC潜像の先端が到
達する前に現像ローラ24aが回転を開始して現像剤の
穂立てを行い、C潜像をCトナーで現像する。以後、C
現像器24は感光体ドラム12上のC潜像領域の現像を
続けるが、C潜像の後端部がC現像位置を通過した時点
で、先のBK現像器23の場合と同様にC現像ローラ2
4a上の現像剤の穂切りを行う。これもやはり次のM潜
像先端部がC現像位置に到達する前に完了する。感光体
ドラム12上のCトナー像は、感光体ドラム12と等速
で駆動されている中間転写ベルト28の表面に転写され
る。感光体ドラム12はCトナー像の転写後にクリーニ
ング前除電器18を含む感光体クリーニング装置19に
より除電及びクリーニングを受け、再び帯電器21によ
り均一に帯電される。
【0028】感光体ドラム12側ではC作像工程の次に
M作像工程に進むが、このM作像工程では所定のタイミ
ングでカラースキャナ1がM画像データを得るための読
み取りを始め、カラースキャナ1からの画像データによ
り画像処理部がM画像データを得てこのM画像データに
基づいて書き込み光学ユニット11が感光体ドラム12
にレーザー光による光書き込みを行ってM潜像を形成す
る。
【0029】M現像器25はその現像位置(現像ローラ
25aと対向する現像領域:M現像位置)に対して、先
のC潜像後端部が通過した後で且つM潜像の先端が到達
する前に現像ローラ25aが回転を開始して現像剤の穂
立てを行い、M潜像をMトナーで現像する。以後、M現
像器25は感光体ドラム12上のM潜像領域の現像を続
けるが、M潜像の後端部がM現像位置を通過した時点
で、先のC現像器24の場合と同様にM現像ローラ25
a上の現像剤の穂切りを行う。これもやはり次のY潜像
先端部がM現像位置に到達する前に完了する。感光体ド
ラム12上のMトナー像は、感光体ドラム12と等速で
駆動されている中間転写ベルト28の表面に転写され
る。感光体ドラム12はMトナー像の転写後にクリーニ
ング前除電器18を含む感光体クリーニング装置19に
より除電及びクリーニングを受け、再び帯電器21によ
り均一に帯電される。
【0030】感光体ドラム12側ではM作像工程の次に
Y作像工程に進むが、このY作像工程では所定のタイミ
ングでカラースキャナ1がY画像データを得るための読
み取りを始め、カラースキャナ1からの画像データによ
り画像処理部がY画像データを得てこのY画像データに
基づいて書き込み光学ユニット11が感光体ドラム12
にレーザー光による光書き込みを行ってY潜像を形成す
る。
【0031】Y現像器26はその現像位置(現像ローラ
26aと対向する現像領域:Y現像位置)に対して、先
のM潜像後端部が通過した後で且つY潜像の先端が到達
する前に現像ローラ26aが回転を開始して現像剤の穂
立てを行い、Y潜像をYトナーで現像する。以後、Y現
像器26は感光体ドラム12上のY潜像領域の現像を続
けるが、Y潜像の後端部がY現像位置を通過した時点
で、先のM現像器25の場合と同様にY現像ローラ26
a上の現像剤の穂切りを行う。これもY潜像後端部がY
現像位置に到達した後に完了する。感光体ドラム12上
のYトナー像は、感光体ドラム12と等速で駆動されて
いる中間転写ベルト28の表面に転写される。
【0032】次に、中間転写ベルトユニットについて説
明する。中間転写ベルト28は、駆動ローラ31、ベル
ト転写バイアスローラ29,30および従動ローラ群3
2、33に張架されており、図示してない駆動モータに
より駆動ローラ31が駆動されて中間転写ベルト28が
回転する。ベルトクリーニング装置35は、ブラシロー
ラ35a、ゴムブレード35b、中間転写ベルト28に
対する接離機構35cなどで構成されており、1色目の
BK画像をベルト転写した後にC画像,M画像,Y画像
をベルト転写バイアスローラ29に転写しているときに
は、ブラシローラ35a及びゴムブレード35bが接離
機構35cによって中間転写ベルト28から離間されて
いる。
【0033】紙転写ユニット36は、紙転写バイアスロ
ーラ36a、クリーニングブレード36b、中間転写ベ
ルト28に対する接離機構36cなどで構成されてい
る。紙転写バイアスローラ36aは、通常、中間転写ベ
ルト28から離間しているが、中間転写ベルト28に形
成された4色の重ね画像が転写紙にー括して転写される
時にタイミングを取って接離機構36cで押圧されて中
間転写ベルト28に当接し、該紙転写バイアスローラ3
6aに所定のバイアス電圧がバイアス電源より印加され
て紙転写バイアスローラ36aと中間転写ベルト28と
の間を通過する転写紙へ中間転写ベルト28上の4色の
重ね画像を転写させる。
【0034】この場合、転写紙は転写紙カセット37〜
40のうち選択されたものから給紙ローラ41〜44の
いずれかによりレジストローラ45へ給紙され、又は手
差し給紙トレイ46から給紙ローラ41によりレジスト
ローラ45へ給紙され、レジストローラ45はその転写
紙を中間転写ベルト28上の4色重ね画像の先端部が紙
転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙する。さ
て、中間転写ベルト28の動き方は、1色目のBKトナ
ー像のベルト転写が後端部まで終了した後の動作方式と
して次のー定速往動方式,スキップ往動方式及び往復動
(クイックリターン)方式が考えられるが、この中の1
方式、またはこれらをコピー速度の面からコピーサイズ
に応じて効率的に組合わせた方式が用いられる。
【0035】1)ー定速往動方式 中間転写ベルト28は、BKトナー像のベルト転写後
も、そのままー定速で往動を続ける。 感光体ドラム12側は、中間転写ベルト28上のBK
画像先端位置が再び感光体ドラム12との接触部のベル
ト転写位置に到達した時に、次のCトナー像の先端部が
丁度そのベルト転写位置にくるようにタイミングを取っ
て画像が形成される。その結果、C画像はBK画像に正
確に位置合せされて中間転写ベルト28上に重ねてベル
ト転写される。 その後も同様な動作によってM作像工程、Y作像工程
が行われ、中間転写ベルト28上に4色重ねのベルト転
写画像が得られる。 中間転写ベルト28が4色目のYトナー像のベルト転
写を行う工程に引き続いてそのまま往動しながら4色重
ねトナー像を上述のように転写紙へー括して転写する。
【0036】2)スキップ往動方式 中間転写ベルト28は、BKトナー像のベルト転写が
終了したら、感光体ドラム12から離間され、そのまま
往動方向に高速スキップされて所定量を移動し、当初の
往動速度に戻る。その後、中間転写ベルト28が再び感
光体ドラム12に接触される。 感光体ドラム12側は、中間転写ベルト28上のBK
画像先端位置が再びベルト転写位置に到達した時に、次
のCトナー像の先端部が丁度そのベルト転写位置にくる
ようにタイミングを取って画像が形成される。その結
果、C画像はBK画像に正確に位置合わせされて重ねて
ベルト転写される。 その後も同様な動作によってM作像工程、Y作像工程
が行われ、中間転写ベルト28上に4色重ねのベルト転
写画像が得られる。 中間転写ベルト28は4色目のYトナー像のベルト転
写を行う工程に引き続いてそのままの往動速度で4色重
ねトナー像を転写紙にー括して転写する 。 3)往復動(クイックリターン)方式 中間転写ベルト28は、BKトナー像のベルト転写が
終了したら、感光体ドラム12から離間され、往動を停
止すると同時に逆方向に高速にリターンする。このリタ
ーンは、中間転写ベルト28上のBK画像先端位置がベ
ルト転写相当位置を逆方向に通過し、さらに予め設定さ
れた距離分を移動した後に停止して待機状態になる。 次に、感光体ドラム12側がCトナー像の先端部がベ
ルト転写位置より手前の所定位置に到達した時点で、中
間転写ベルト28が再び往動方向にスタートし、感光体
ドラム12に再び接触する。この場合も、C画像が中間
転写ベルト28上でBK画像に正確に重なるような条件
に制御される。 その後も同様な動作によってM作像工程、Y作像工程
が行われ、中間転写ベルト28上に4色重ねのベルト転
写画像が得られる。 中間転写ベルト28は4色目のYトナー像のベルト転
写工程に引き続いてリターンせずにそのままの速度で往
動して4色重ねトナー像を転写紙にー括して転写する。
【0037】さて、中間転写ベルト28から4色重ねト
ナー像がー括して転写された転写紙は、紙搬送ユニット
47により定着器48へ搬送され、定着器48の所定温
度にコントロールされている定着ローラ48aと加圧ロ
ーラ48bによりトナー像が溶融定着されてコピートレ
イ49へフルカラーコピーとして搬出される。また、ベ
ルト転写後の感光体ドラム12は、感光体クリーニング
装置19でクリーニング前除電器18により均一に除電
されてクリーニング部材19a、19bにより表面がク
リーニングされる。また、転写紙へトナー像を転写した
後の中間転写ベルト28はクリーニングユニット35に
より表面がクリーニングされ、このときクリーニングユ
ニット35は接離機構35cで中間転写ベルト28へ押
圧される。
【0038】連続的に複写を行うリピートコピー時に
は、カラースキャナ1の動作および感光体ドラム12へ
の画像形成が1枚目のY(4色目)作像工程に引き続い
て開始され、所定のタイミングで2枚目のBK(1色
目)作像工程に進む。また、中間転写ベルト28は4色
重ね画像を1枚目の転写紙へー括して転写する工程に引
き続いて表面がクリーニング装置35でクリーニングさ
れてそこに2枚目のBKトナー像がベルト転写される。
その後は1枚目と同様な動作が行われ、以降1枚毎に同
様な動作が行われる。
【0039】なお、転写紙カセット37〜40は各種サ
イズの転写紙が収納されており、給紙ローラ41〜44
により操作パネル(図示せず)で指定されたサイズの転
写紙が収納されている転写紙カセットからタイミングを
取ってレジストローラ45へ給紙される。手差し給紙ト
レイ46はOHP用紙や厚紙などを手差しモードで給紙
する場合に用いられる。
【0040】以上の動作は4色フルカラーのコピーを得
るコピーモードの動作であるが、3色コピーモードや2
色コピーモードでコピーを得る場合は操作部で指定され
た色と回数の分について上記と同様の動作を行うことに
なる。また、単色のコピーを得る単色コピーモードの場
合は、所定枚数の複写が終了するまでの間にその単色の
現像器のみを現像作動(現像剤の穂立て)状態にして、
中間転写ベルト28を感光体ドラム12に接触したまま
で往動方向にー定速度で駆動し、さらにベルトクリーニ
ングユニット35も中間転写ベルト28に接触したまま
の状態として複写動作を行う。
【0041】図6は、このカラー複写装置の一部を拡大
して示す。Y現像器26においては、現像ローラ26a
は感光体ドラム12と一定のギャップを保って配設され
る。現像ローラ26aは、Y現像器26の側板間に支持
され、軸の一端に取り付けられたギヤ51を介して現像
ローラモータ52により現像時に正転されて穂切り時に
逆転される。現像パドル26bは、いわゆるデュアルミ
キサーであり、外側スクリューパドル53と内側スクリ
ューパドル54とが回転時に現像剤を互いに逆方向へ搬
送する。
【0042】現像剤は、外側スクリューパドル53の端
部付近に形成された現像剤取り入れ口55から現像パド
ル26bの内部に入り、内側スクリューパドル54の回
転により現像パドル26bの内部を手前側から後側(図
中右側から左側)に向けて搬送され、後側に形成された
現像剤排出部56から現像パドル26bの外側に出る。
現像パドル26bの外側に出た現像剤は、外側スクリュ
ーパドル53の回転により後側から手前側に搬送されて
補給トナーを均一に分散し、均一なトナーの帯電を行
う。
【0043】現像パドル26bは、外側スクリューパド
ル53がその後側に設けられたギヤ57を介してパドル
モータ58により回転駆動され、内側スクリューパドル
54がその手前側に設けられたギヤ59〜62を介して
外側スクリューパドル53により回転駆動される。トナ
ー濃度センサー26cは、現像パドル26bの近傍で現
像ローラ26aの長手方向略中央部に設けられ、Y現像
器26内に存在する現像剤の透磁率変化に基づいてトナ
ー濃度を検知する。トナーホッパユニット63Yは内部
に補給用Yトナー64を収納している。トナー補給手段
を構成するトナー搬送スクリュー65は、一端に設けら
れたギヤ66を介してトナー補給モータ67からの駆動
力が伝えられて回転し、Y現像器26に形成されている
トナー補給口68を介して現像部へトナーを補給する。
【0044】Y現像器26は上述のように構成されてい
るが、BK現像器23、C現像器24、M現像器25も
これと同様に構成されている。トナーホッパユニットは
図7に示すようにBK現像器23のトナーホッパユニッ
ト63BK、C現像器24のトナーホッパユニット63
C、M現像器25のトナーホッパユニット63M、Y現
像器26のトナーホッパユニット63Yからなり、これ
らは同様に構成されている。ただし、トナーホッパユニ
ット63BKだけはトナー撹拌手段を2つ有するが、他
のトナーホッパユニット63C、63M、63Yはトナ
ー撹拌手段を1つ有するので、トナーホッパユニット6
3Yについて以下に説明して他のトナーホッパユニット
63B、63C、63Mの説明を省略する。
【0045】トナーホッパユニット63Yは、図7に示
すように内部に収納された補給用Yトナー64をほぐし
撹拌するトナー撹拌手段としてのアジテータ69の一端
が軸に回転可能に配設されている。このアジテータ69
は、トナー搬送スクリュー65へのトナー供給位置にお
いて補給用Yトナー64を撹拌する弾性部材からなる撹
拌羽根70と、トナー搬送スクリュー65へのトナー供
給位置以外において補給用Yトナー64を撹拌する複数
の同形状の撹拌羽根71とが軸72に固定部材73によ
って固定されている。撹拌羽根70、71の材質はゴム
である。
【0046】このように撹拌羽根70、71をゴムから
なる弾性部材で構成すれば、アジテータ69を交互に正
転、逆転するように回転駆動(以下ほぐし動作という)
することで、トナーホッパユニット63Y内のトナーが
放置後や振動を加えた後などに凝集しても凝集トナーを
有効にほぐすことができる。また、アジテータ69の下
方にはトナー搬送スクリュー65が設けられている。
【0047】トナーホッパユニット63Yにはトナー補
給モータ67が設けられている。このトナー補給モータ
67の駆動軸は大径の歯車74及び小径の歯車75から
なるハスバ歯車76における大径の歯車74と係合して
いる。また、アジテータ69は軸72の端部にギヤ77
が取り付けられ、このギヤ77はハスバ歯車76におけ
る小径の歯車75に噛み合っている。
【0048】また、トナー搬送スクリュー65の端部に
はギヤ78が取り付けられ、このギヤ78は図示しない
ギヤを介してギャ77に連結されている。トナー補給モ
ータ67が回転すると、その駆動力がハスバ歯車76、
ギヤ77、78へ伝達されてアジテータ69とトナー搬
送スクリュー65が回転駆動される。なお、アジテータ
69とトナー搬送スクリュー65の回転数はそれぞれ3
4.6rpm、100rpmに設定されている。
【0049】図10はY現像器26とトナーホッパユニ
ット63Yとの結合部付近を示す。トナーホッパユニッ
ト63Yは、補給用Yトナー64を収納するトナー収納
部79と、トナーホッパユニット63Yの下部に設けら
れた送り出しパイプ80と、この送り出しパイプ80内
に挿入され回転時に図10(a)の矢印方向へトナーを
搬送するトナー搬送スクリュー65と、送り出しパイプ
80の外周に摺動自在に取り付けられた外筒81と、こ
の外筒81よりわずかに小径に形成されて外筒81と衝
合可能でトナー搬送スクリュー65の先端部に装着され
たパッキン部材82と、トナー搬送スクリュー65へ駆
動力を伝達するギヤ78と、外筒81をパッキン部材8
2に付勢するスプリング83と、送り出しパイプ80の
外周に付着したトナーを払拭するワイパー部材84とを
有している。
【0050】トナーホッパユニット63Yは図示しない
移動手段によって移動され、この移動によりY現像器2
6とトナーホッパユニット63Yとが図10(b)に示
すように互いに接近するとき、外筒81はY現像器26
の搬入通路部材85の内突部86に図10(c)に示す
ように衝合して図10(d)に示すようにパッキン部材
82と離間し、送り出しパイプ80と搬入通路部材85
が連通してトナーホッパユニット63YからY現像器2
6へのトナー供給通路が接続される。すなわち、トナー
ホッパユニット63YはY現像器26と接近したり離間
したりできるように搬入通路部材85に着脱自在に係合
し、これによりトナーホッパユニット63YからY現像
器26へのトナー供給通路を接続したり切断したりでき
るようになっている。
【0051】BK現像器23とトナーホッパユニット6
3BKの結合部、C現像器24とトナーホッパユニット
63Cとの結合部、M現像器25とトナーホッパユニッ
ト63Mとの結合部は、上述のようなY現像器26とト
ナーホッパユニット63Yとの結合部と同様に構成され
ている。
【0052】また、トナーホッパユニット63Yはトナ
ー収納部79の内部下側位置に検出面87aを有する圧
電式のトナーエンドセンサからなるトナー残量検出手段
87を有し、複数個のゴム製の撹拌羽根71のうち端部
の撹拌羽根71aは回転時にトナーエンドセンサ87の
検出面87aを摺擦して清掃するように検出面87aに
合わせて配置されている。他のトナーホッパユニット6
3BK、63C、63Mも同様にトナー収納部の内部下
側位置に検出面を有する圧電式のトナーエンドセンサか
らなるトナー残量検出手段を有し、複数個のゴム製の撹
拌羽根のうち端部の撹拌羽根が回転時にトナーエンドセ
ンサの検出面を摺擦して清掃するようにトナーエンドセ
ンサの検出面に合わせて配置されている。
【0053】図4は、このカラー複写装置の一部を示
す。制御手段としてのマイクロコンピュータ(CPU)
を用いた制御部88は、トナーエンドセンサ87の出力
信号やコピーカウンタ89のカウント値、現像濃度パタ
ーン検知器27の出力信号などを取り込み、トナー補給
モータ67や表示部90、モータ駆動回路91を制御す
る。モータ駆動回路91は各現像器23〜26における
現像ローラ23a〜26aのスリーブ24d・・・を正
逆転させる現像ローラモータ52・・・を駆動する。コ
ピーカウンタ89は、このカラー複写装置の累積複写枚
数をカウントする。図5(a)(b)はCPU88によ
るトナー補給モード制御及びトナーエンドセンサクリー
ニングモード制御のタイミングチャートを示す。
【0054】上記画像形成動作を行う通常の作像時に
は、前述したトナー補給制御方式にて、トナーホッパユ
ニット63Bk、63C、63M、63Yから各現像器
23〜26内の現像剤への各トナー補給量をそれぞれ決
定するパラメータとして、画像データより推測したトナ
ー消費量、現像剤のトナー濃度等を用いてそのデータを
もとにファジー理論に基づく演算で各色Bk、C、M、
Y毎にトナー補給量を決定し、このトナー補給量からト
ナー濃度の急激な変動、片寄りを防止するために各色の
トナーが所定のトナー補給可能時間(通常現像動作中)
内で分散して補給されるようにそれらのトナー補給可能
時間をそれぞれ等分割した各ブロック内での各トナー補
給量を定め、さらに、各時点のトナーホッパユニット6
3Bk、63C、63M、63Yのトナー残量等からな
るトナー補給能力を考慮してトナーホッパユニット63
Bk、63C、63M、63Yの各トナー搬送スクリュ
ー65の回転時間を決定する。
【0055】このトナー補給制御方式は、例えば特開平
7ー229881号公報に実施例5として記載されてい
る公知のトナー補給制御方式と同様なトナー補給制御方
式が用いられる。すなわち、通常の作像時には、書き込
み光学ユニット11は、例えば10枚複写に付き1回、
各色Bk、C、M、Yの作像動作時に、基準パターン信
号発生部からのBk、C、M、Yの各基準パターン信号
を光信号に変換して感光体ドラム12上の画像形成領域
外に光書き込みを行なってBk、C、M、Yの各基準パ
ターンの静電潜像を形成する。
【0056】これらのBk、C、M、Yの各基準パター
ンの静電潜像はそれぞれ各現像器23〜26により現像
されてBk、C、M、Yの各基準パターンの顕像とな
る。これらの基準パターンの顕像は、白パターンと黒パ
ターン(色パターン)からなり、フォトセンサからなる
現像濃度パターン検知器27により光学的に濃度が検知
される。制御部88は、現像濃度パターン検知器27の
出力信号をA/D変換部でA/D変換して取り込み、B
k、C、M、Yの各基準パターンの顕像毎に上記白パタ
ーンと上記黒パターン(色パターン)に対する現像濃度
パターン検知器27の出力値の比VSP/VSG(白パター
ンと黒パターン(色パターン)の濃度比)を求める。
【0057】Y現像器26内に存在する現像剤のトナー
濃度の制御について説明すると、制御部88は、トナー
濃度センサー26cの出力値とY現像器26内の現像剤
のトナー濃度の狙いの値(目標値)との差分を求め、こ
の差分、およびトナー濃度センサー26cの出力値の今
回の値と前回の値との差分に応じて単位画像(Yの単位
パターン顕像)に対するトナー補給量(ここでは変更
度)をファジー推論で推論し、この変更度に応じてYの
単位画像形成信号当りのトナー補給量を求めて記憶す
る。そして、制御部88は、上記Yの画像形成信号を積
算カウンタで積算し、積算カウンタのカウント値から上
記Yの単位画像形成信号当りのトナー補給量に基づいて
上記Yの画像形成信号に見合ったトナー量を算出し、ト
ナーがその算出したトナー量だけトナーホッパユニット
63YからY現像器26内の現像剤に補給されるように
トナー補給モータ67の回転をオン/オフ制御する。ま
た、制御部88は、上記トナー濃度センサー26cの出
力値の今回の値と前回の値との差分、および上記感光体
ドラム12上のY基準パターン顕像に対応したVSP/V
SGの今回の値と前回の値との差分に応じて上記Y現像器
26内の現像剤のトナー濃度の狙いの値を変更する。
【0058】この場合、制御部88は、図5(a)に示
すようにトナー補給のタイミングをY現像器26動作中
の所定のタイミングに設定し、その中で所定の時間(こ
の実施形態では200msec)で区切ったブロックの
繰り返しによりトナー補給を行わせる。制御部88は、
転写紙のサイズを検知する転写紙サイズ検知手段の出力
信号によりその繰り返しの回数を転写紙のサイズにより
異ならせ、上記算出したトナー補給量に基づいて1ブロ
ック中のトナー補給モータ67の動作時間率をトナー補
給デューティ比として決定する。
【0059】また、制御部88は、Y現像器26内に存
在する現像剤のトナー濃度の制御と同様に、BK現像器
23内に存在する現像剤のトナー濃度の制御(トナーホ
ッパユニット63BKからBK現像器23へのトナー補給
の制御)、C現像器24内に存在する現像剤のトナー濃
度の制御(トナーホッパユニット63CからC現像器2
4へのトナー補給の制御)、M現像器25内に存在する
現像剤のトナー濃度の制御(トナーホッパユニット63
MからM現像器25へのトナー補給の制御)を行い、各
トナーホッパユニット63Bk、63C、63M、63
Yのトナー補給タイミングを各色Bk、C、M、Yの作
像動作毎に設定する。
【0060】次に、トナーエンドセンサクリーニングモ
ードにおけるトナー補給モータ67の動作を説明する。
例えばトナーホッパユニット63Yにおいては、アジテ
ータ69はトナー補給モータ67により駆動され、クリ
ーニング部材を兼ねた撹拌羽根71aもトナー補給モー
タ67によりアジテータ69と連動して回転する。制御
部88は、トナーエンドセンサクリーニングモードを、
通常の作像動作において、コピーカウンタ89でカウン
トされる累積複写枚数が所定の枚数以上(この実施形態
では50枚以上)となる複写動作の終了時に実施する。
【0061】制御部88は、トナーエンドセンサクリー
ニングモードでは、図5(b)に示すようにトナー補給
モータ67の正転と逆転を所定時間にわたって所定の回
数繰り返させ、この実施形態ではトナー補給モータ67
の0.5secの正転と1secの逆転を4サイクル繰
り返させる。この所定時間、サイクルは、アジテータ6
9の回転とともに、トナーエンドセンサクリーニングモ
ードの上記所定時間で撹拌羽根71aが少なくとも1回
以上トナーエンドセンサ87の検出面87aを摺擦して
清掃するように設定される。
【0062】この実施形態では、撹拌羽根71aを正逆
転させるが、撹拌羽根71aを逆転させるだけでもよ
く、トナーエンドセンサ87の検出面87aからはかえ
って撹拌羽根71aを逆転だけさせる方が好ましい。す
なわち、撹拌羽根71aによる清掃動作は、連続的な動
作であることが重要であり、正転と逆転との切り換え時
に一瞬停止が伴うことは好ましくない。しかし、撹拌羽
根71aの正転と逆転が規則的であるので、トナーエン
ドセンサ87の出力信号処理が比較的簡単に行えるの
で、問題とならない。
【0063】また、逆に、撹拌羽根71aを正転のみさ
せることは、同時にトナー搬送スクリュー65が回転し
てトナーを補給してしまい、トナー濃度が大幅に変動し
てしまうので、全く不可である。撹拌羽根71aの正逆
転時において、撹拌羽根71aの逆転時間を撹拌羽根7
1aの正転時間と比較して長くしているのは、このため
である。撹拌羽根71aの正転時間と逆転時間との比
は、トナーがトナー搬送スクリュー65により補給され
ても問題とならない程度の量になるように設定してい
る。
【0064】このように撹拌羽根71aを正逆転させる
ことは、不利なこともあるが、アドテータ69を正逆転
させることによりトナーホッパユニット63Y内のトナ
ー凝集に対して大きな効果をもたらすために、この実施
形態では採用している。また、制御部88は、トナーエ
ンドセンサクリーニングモード中に所定のタイミングで
トナーエンドセンサ87の出力信号をサンプリングして
処理してトナーホッパユニット63Yがトナーエンドで
あるか否かを判定し、トナーホッパユニット63Yがト
ナーエンドである場合に表示部90にトナーエンドの表
示を行わせる。
【0065】また、制御部88は、トナーホッパユニッ
ト63Yに対するトナーエンドセンサクリーニングモー
ドにおけるトナー補給モータ67の制御及びトナーホッ
パユニット63Yのトナーエンド表示と同様に、他のト
ナーホッパユニット63BK、63C、63Mに対する
トナーエンドセンサクリーニングモードでのトナー補給
モータの制御及びトナーホッパユニット63BK、63
C、63Mのトナーエンド表示制御を行う。
【0066】現像器23〜26は前述した現像器と同様
に構成される。C現像器24においては、現像動作時に
は、図1に示すように現像容器24h内の現像剤24f
は現像パドル24bがパドルモータ58で回転駆動され
ることにより現像パドル24bで撹拌され、現像ローラ
24a内の磁石24eの磁力によってA点付近で現像ロ
ーラ24aのスリーブ24d上に吸着されることで汲み
上げられ、現像ローラ24aのスリーブ24dが現像ロ
ーラモータ52で正転されることによりスリーブ24d
の矢印方向への正回転とともに搬送される。
【0067】その際に、現像ローラ24a上の現像剤2
4fは、現像ローラ24aと所定の間隔をおいて設置さ
れているドクタ24gにより高さが規制されることで所
定の量に規制された後に、現像ローラ24aと感光体ド
ラム12とが対向する現像領域に搬送され、感光体ドラ
ム12上のC潜像を現像してCトナー像とする。その
後、現像ローラ24a上の現像剤24fは、現像容器2
4h内に搬送され、現像ローラ24a内の磁石24eの
磁力がB〜C点において他の部分と比較して低く設定さ
れていることにより、C点付近において現像ローラ24
aより離れて現像容器24h内の現像剤貯蔵部に落下す
る。
【0068】所定の現像動作が終了した後に、図2に示
すように現像ローラ24aのスリーブ24dが現像ロー
ラモータ52により現像動作時とは逆方向へ逆回転され
て現像ローラ24a上の現像剤24fが現像領域で除去
される穂切り動作が行われる。この場合、現像ローラ2
4aのスリーブ24dが逆回転することにより、既に現
像ローラ24aの現像領域に組み上げられている現像剤
は逆方向へ搬送されて再び現像容器24h内に収容され
る。
【0069】また、現像ローラ24a内の磁石24eの
磁力がB〜C点において他の部分と比較して低く設定さ
れていることと、現像容器24h内の現像剤貯蔵部との
位置関係とにより、スリーブ24dが逆回転しても現像
容器24h内の現像剤24fが汲み上げられず、結果的
に現像領域における現像ローラ24a上の現像剤が除去
される。他の現像器23、25、26においても現像器
24と同様に現像動作及び穂切り動作が行われる。
【0070】図3(a)は4色フルカラーの複写を繰り
返して行うリピート時の感光体ドラム12上の潜像と現
像ローラ24a(スリーブ24d)の回転動作に関する
タイミングチャートの一部を示す。感光体ドラム12に
は図3に示すようにBK潜像、C潜像、M潜像、Y潜像
が等間隔で順次に繰り返して形成されて現像ローラ24
aと対向するが、制御部88は現像ローラモータ52を
駆動するモータ駆動回路91を現像ローラ24aのスリ
ーブ24dが図3(a)に示す如く回転するように制御
する。
【0071】すなわち、現像ローラ24aは、感光体ド
ラム12上のBK潜像が現像器24の現像領域を通過し
た後に、感光体ドラム12上のC潜像が現像器24の現
像領域に到達するまでに正転を開始し、感光体ドラム1
2上のC潜像が現像器24の現像領域を通過する時に感
光体ドラム12上のC潜像を現像する。現像ローラ24
aの正転開始のタイミングは、現像ローラ24aの正転
を安定させることと、チャート上は感光体ドラム12と
現像ローラ24aが最も近接する点を基準としていてそ
の前後にも現像領域が存在することを考慮して感光体ド
ラム12上のC潜像が現像器24の現像領域に到達する
前に設定される。
【0072】現像ローラ24aは、感光体ドラム12上
のC潜像が現像器24の現像領域を通過した後に同様に
所定のタイミングで停止する。その後すぐに現像ローラ
24aが逆転を開始し、感光体ドラム12上の次のM潜
像が現像器24の現像領域に到達前に停止する。さら
に、現像ローラ24aは、感光体ドラム12上のM潜像
が現像器24の現像領域が通過した時に停止状態とさ
れ、感光体ドラム12上のM潜像が現像器24の現像領
域が通過した後に感光体ドラム12上のその次のY潜像
が現像器24の現像領域に到達するまでの間、及び、感
光体ドラム12上のY潜像が現像器24の現像領域を通
過した後に次の複写動作で感光体ドラム12上のBK潜
像が現像器24の現像領域に到達する前までの間に、上
述と同様に逆転する。
【0073】なお、現像ローラ24aの逆転動作回数、
逆転時間及び逆転回転数は前述した現像剤溜り24iが
生じないレベルまで現像領域における現像ローラ24a
上の現像剤が除去されるように設定される。この実施形
態では、現像ローラ24aの逆転回転数は現像動作時の
正転回転数と同一である。現像ローラ24aの逆転時間
は、感光体ドラム12上のC潜像が現像器24の現像領
域を通過した後に感光体ドラム12上のその次のM潜像
が現像器24の現像領域に到達するまでの間、感光体ド
ラム12上のM潜像が現像器24の現像領域を通過した
後に感光体ドラム12上のその次のY潜像が現像器24
の現像領域に到達するまでの間が約0.5secであ
り、感光体ドラム12上のY潜像が現像器24の現像領
域を通過した後に次の複写動作で感光体ドラム12上の
BK潜像が現像器24の現像領域に到達する前までの間
が約0.8secである。現像ローラ23a、25a、
26aは現像ローラ24aと同様に正転、逆転及び停止
を行う。
【0074】図3(b)は請求項1に係る発明を応用し
た電子写真方式カラー複写装置からなる画像形成装置の
第2実施形態における4色フルカラーの複写を繰り返し
て行うリピート時の感光体ドラム12上の潜像と現像ロ
ーラ24a(スリーブ24d)の回転動作に関するタイ
ミングチャートの一部を示す。この第2実施形態では、
上記第1実施形態において、制御部88がモータ駆動回
路91を現像ローラ24aのスリーブ24dが図3
(b)に示す如く回転するように制御するものである。
【0075】この第2実施形態では、現像ローラ24a
は、感光体ドラム12上のBK潜像が現像器24の現像
領域を通過した後に逆転を開始して感光体ドラム12上
の次のC潜像が現像器24の現像領域に到達する前に停
止し、かつ、感光体ドラム12上のY潜像が現像器24
の現像領域を通過してから次の複写動作で感光体ドラム
12上のBK潜像が現像器24の現像領域に到達するま
での間に逆転動作を行わない。また、現像ローラ23
a、25a、26aは現像ローラ24aと同様に正転、
逆転及び停止を行う。第2実施形態は、この点で上記第
1実施形態とは異なり、その他は上記第1実施形態と同
様である。
【0076】このように、上記第1実施形態及び第2実
施形態は、請求項1に係る発明を応用した電子写真方式
カラー複写装置からなる画像形成装置の実施形態であっ
て、像担持体12に対向し、かつ、互いに異なる色の現
像剤が収容されていて選択的に現像動作を行うことによ
り像担持体12上の各潜像を順次に現像して各色の可視
像とする複数の現像器23〜26を有し、この現像器2
3〜26は、それぞれ、正逆転可能なスリーブ及び該ス
リーブの内部に設けられた磁界発生手段としてのマグネ
ットローラからなる現像ローラ23a〜26aと、この
現像ローラ23a〜26aに対向して該現像ローラ23
a〜26a上の現像剤を所定の量に規制する現像剤規制
部材としてのドクタとを有し、現像動作時には前記スリ
ーブが正回転して現像剤を搬送し現像ローラ23a〜2
6aと像担持体12とが対向する現像領域にて現像ロー
ラ23a〜26a上の現像剤により像担持体12上の潜
像を現像し、所定の現像動作終了後に前記スリーブが逆
回転して現像ローラ23a〜26aにおける像担持体1
2と対向する部分上の現像剤を除去する穂切り動作を行
って非現像状態とするカラー現像装置を具備するカラー
複写装置において、複数の現像器23〜26のうち少な
くとも1つの現像器は、その現像動作終了後より次の現
像動作開始までの間であって、像担持体12上の各潜像
の間の領域が前記現像ローラと対向する間に穂切り動作
を複数回行うので、各潜像間で現像ローラの逆転による
穂切り動作を複数回行って現像ローラの逆転時間をかせ
ぐことにより、現像ローラの1回の逆転動作を短時間で
終了させることができ、これにより、像担持体上の各潜
像の間隔を短縮して高速化を妨げることなく、現像領域
等に搬送されてきた現像剤を十分に現像容器内に収容す
ることができる。このため、現像ローラ逆転方向の現像
剤規制部材より上流側の部分に多くの現像剤溜りが生じ
ることがなくなり、次回の現像動作時に像担持体の回転
速度変動や地汚れ等の異常画像が生ずることがなくな
る。また、現像ローラの逆転動作を各潜像間のみで行う
ことにより、現像動作時の飛散トナーによる混色等の静
電潜像への悪影響が無くなる。
【0077】図3(c)は請求項2に係る発明を応用し
た電子写真方式カラー複写装置からなる画像形成装置の
第1実施形態における4色フルカラーの複写を繰り返し
て行うリピート時の感光体ドラム12上の潜像と現像ロ
ーラ24a(スリーブ24d)の回転動作に関するタイ
ミングチャートの一部を示す。この第1実施形態は、上
記請求項1に係る発明を応用した電子写真方式カラー複
写装置からなる画像形成装置の第1実施形態において、
制御部88がモータ駆動回路91を現像ローラ24aの
スリーブ24dが図3(c)に示す如く回転するように
制御するものである。
【0078】すなわち、現像ローラ24aは、上記請求
項1に係る発明を応用した電子写真方式カラー複写装置
からなる画像形成装置の第1実施形態と同様に感光体ド
ラム12上のBK潜像が現像器24の現像領域を通過し
た後に、感光体ドラム12上のC潜像が現像器24の現
像領域に到達するまでに正転を開始し、感光体ドラム1
2上のC潜像が現像器24の現像領域を通過する時に感
光体ドラム12上のC潜像を現像する。そして、現像ロ
ーラ24aは、感光体ドラム12上のC潜像が現像器2
4の現像領域を通過した後に同様に所定のタイミングで
停止する。
【0079】その後すぐに現像ローラ24aが所定の速
度で逆転を開始し、感光体ドラム12上の次のM潜像が
現像器24の現像領域に到達する前に減速し、感光体ド
ラム12上の次のM潜像が現像器24の現像領域を通過
する時には上述の潜像間での逆転速度より低速で逆転動
作を行って所定時間後に停止する。
【0080】なお、現像ローラ24aの逆転動作回数、
逆転時間及び逆転回転数は前述した現像剤溜り24iが
生じないレベルまで現像領域における現像ローラ24a
上の現像剤が除去されるように設定される。この実施形
態では、現像ローラ24aの潜像間での逆転速度は正転
時の2倍に設定され、現像ローラ24aの潜像通過時の
逆転速度は正転時の約1/2すなわち潜像間での逆転速
度の約1/4に設定されている。なお、現像ローラ24
aの潜像通過時の逆転速度は現像ローラ24aの逆転動
作に伴うトナー飛散等が潜像へ悪影響を生じないように
設定することが肝腎である。現像ローラ23a、25
a、26aは現像ローラ24aと同様に正転、逆転及び
停止を行う。
【0081】図3(d)は請求項2に係る発明を応用し
た電子写真方式カラー複写装置からなる画像形成装置の
第2実施形態における4色フルカラーの複写を繰り返し
て行うリピート時の感光体ドラム12上の潜像と現像ロ
ーラ24a(スリーブ24d)の回転動作に関するタイ
ミングチャートの一部を示す。この第2実施形態は、上
記請求項2に係る発明を応用した電子写真方式カラー複
写装置からなる画像形成装置の第1実施形態において、
制御部88がモータ駆動回路91を現像ローラ24aの
スリーブ24dが図3(d)に示す如く回転するように
制御するものである。
【0082】すなわち、現像ローラ24aは、上記請求
項2に係る発明を応用した電子写真方式カラー複写装置
からなる画像形成装置の第1実施形態と同様に、感光体
ドラム12上のBK潜像が現像器24の現像領域を通過
した後に、感光体ドラム12上のC潜像が現像器24の
現像領域に到達するまでに正転を開始し、感光体ドラム
12上のC潜像が現像器24の現像領域を通過する時に
感光体ドラム12上のC潜像を現像する。そして、現像
ローラ24aは、感光体ドラム12上のC潜像が現像器
24の現像領域を通過した後に同様に所定のタイミング
で停止する。
【0083】その後すぐに現像ローラ24aが所定の速
度で逆転を開始し、感光体ドラム12上の次のM潜像が
現像器24の現像領域に到達する前に減速し、感光体ド
ラム12上の次のM潜像が現像器24の現像領域を通過
する時には上述の潜像間での逆転速度より低速で逆転動
作を行って所定時間後(感光体ドラム12上のM潜像が
現像器24の現像領域を通過し終る前)に停止する。
【0084】また、このような逆転動作と同様に、感光
体ドラム12上のM潜像が現像器24の現像領域を通過
した後に現像ローラ24aが所定の速度で逆転を開始
し、感光体ドラム12上の次のY潜像が現像器24の現
像領域に到達する前に減速し、感光体ドラム12上の次
のY潜像が現像器24の現像領域を通過する時には上述
の潜像間での逆転速度より低速で逆転動作を行って所定
時間後に停止する。現像ローラ23a、25a、26a
は現像ローラ24aと同様に正転、逆転及び停止を行
う。
【0085】図3(e)は請求項2に係る発明を応用し
た電子写真方式カラー複写装置からなる画像形成装置の
第3実施形態における4色フルカラーの複写を繰り返し
て行うリピート時の感光体ドラム12上の潜像と現像ロ
ーラ24a(スリーブ24d)の回転動作に関するタイ
ミングチャートの一部を示す。この第3実施形態は、上
記請求項2に係る発明を応用した電子写真方式カラー複
写装置からなる画像形成装置の第1実施形態において、
制御部88がモータ駆動回路91を現像ローラ24aの
スリーブ24dが図3(e)に示す如く回転するように
制御するものである。
【0086】すなわち、現像ローラ24aは、上記請求
項2に係る発明を応用した電子写真方式カラー複写装置
からなる画像形成装置の第1実施形態と同様に、感光体
ドラム12上のBK潜像が現像器24の現像領域を通過
した後に、感光体ドラム12上のC潜像が現像器24の
現像領域に到達するまでに正転を開始し、感光体ドラム
12上のC潜像が現像器24の現像領域を通過する時に
感光体ドラム12上のC潜像を現像する。そして、現像
ローラ24aは、感光体ドラム12上のC潜像が現像器
24の現像領域を通過した後に同様に所定のタイミング
で停止する。
【0087】その後すぐに現像ローラ24aが所定の高
速度で逆転を開始し、感光体ドラム12上の次のM潜像
が現像器24の現像領域に到達する前に上述の潜像間で
の逆転速度より低速に減速する。
【0088】本実施形態では、この現像ローラ24aの
低速逆転動作を感光体ドラム12上の次のM潜像が現像
器24の現像領域を通過する期間に継続して行い、感光
体ドラム12上のM潜像が現像器24の現像領域を通過
した後に再び潜像間で現像ローラ24aが所定の高速度
で逆転動作を行う。その後に現像ローラ24aは、感光
体ドラム12上の次のY潜像が現像器24の現像領域に
到達するまでに上述の潜像間での逆転速度より低速に減
速し、感光体ドラム12上のY潜像が現像器24の現像
領域を通過する時及びその後における次の複写動作で感
光体ドラム12上のBK潜像が現像器24の現像領域に
到達するまでの潜像間で継続して低速逆転動作を行い、
それから所定時間後(感光体ドラム12上のBK潜像が
現像器24の現像領域に到達する前)に停止する。現像
ローラ23a、25a、26aは現像ローラ24aと同
様に正転、逆転及び停止を行う。
【0089】請求項2に係る発明を応用した電子写真方
式カラー複写装置からなる画像形成装置の実施形態とし
て3つの実施形態を挙げたが、請求項2に係る発明を応
用した電子写真方式カラー複写装置からなる画像形成装
置の実施形態はその他にも種々のパターンが考えられ
る。要は、請求項2に係る発明を応用した電子写真方式
カラー複写装置からなる画像形成装置の実施形態では、
現像ローラ24aの逆転動作回数、逆転時間及び逆転回
転数等が前述した現像剤溜り24iが問題を生じないレ
ベルまで現像領域における現像ローラ24a上の現像剤
が現像容器内に収容されることで除去されることが肝腎
である。
【0090】このように、請求項2に係る発明を応用し
た電子写真方式カラー複写装置からなる画像形成装置の
実施形態では、像担持体12に対向し、かつ、互いに異
なる色の現像剤が収容されていて選択的に現像動作を行
うことにより像担持体12上の各潜像を順次に現像して
各色の可視像とする複数の現像器23〜26を有し、こ
の現像器23〜26は、それぞれ、正逆転可能なスリー
ブ及び該スリーブの内部に設けられた磁界発生手段とし
てのマグネットローラからなる現像ローラ23a〜26
aと、この現像ローラ23a〜26aに対向して該現像
ローラ23a〜26a上の現像剤を所定の量に規制する
現像剤規制部材としてのドクタとを有し、現像動作時に
は前記スリーブが正回転して現像剤を搬送し現像ローラ
23a〜26aと像担持体12とが対向する現像領域に
て現像ローラ23a〜26a上の現像剤により像担持体
12上の潜像を現像し、所定の現像動作終了後に前記ス
リーブが逆回転して現像ローラ23a〜26aにおける
像担持体12と対向する部分上の現像剤を除去する穂切
り動作を行って非現像状態とするカラー現像装置を具備
するカラー複写装置において、複数の現像器23〜26
のうち少なくとも1つの現像器の現像動作終了後の穂切
り動作における前記スリーブの逆回転速度は、像担持体
12上の各潜像の間の領域が前記現像ローラと対向する
間での逆回転速度よりも像担持体12上の各潜像が前記
現像ローラと対向する間での逆回転速度の方が低回転速
度であるので、各潜像間では現像ローラの高速逆転動作
による穂切り動作を行って各潜像上では現像ローラの低
速逆転動作を行うことにより、各潜像間では現像ローラ
の高速逆転動作により短時間で穂切り動作を終了させる
ことができ、これにより、像担持体上の各潜像の間隔を
短縮して高速化を妨げることなく現像ローラの低速逆転
動作を加えて現像ローラの逆転時間をかせぐことがで
き、現像領域等に搬送されてきた現像剤を十分に現像容
器内に収容することができる。このため、現像ローラ逆
転方向の現像剤規制部材より上流側の部分に多くの現像
剤溜りを生じることがなくなり、次回の現像動作時に像
担持体の回転速度変動や地汚れ等の異常画像を生ずるこ
とがなくなる。また、潜像上での現像ローラの逆転動作
を低速で行うことにより、現像動作時の飛散トナーによ
る混色等の静電潜像への悪影響が無くなる。
【0091】なお、請求項1、2に係る発明は、上記実
施形態に限定されるものではなく、例えばカラー複写装
置以外のカラーファクシミリ、カラープリンタ等のカラ
ー画像形成装置などに用いられるカラー現像装置に適用
することができる。
【0092】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、像担持体に対向し、かつ、互いに異なる色の現像剤
が収容されていて選択的に現像動作を行うことにより前
記像担持体上の各潜像を順次に現像して各色の可視像と
する複数の現像器を有し、この現像器は、それぞれ、正
逆転可能なスリーブ及び該スリーブの内部に設けられた
磁界発生手段からなる現像ローラと、この現像ローラに
対向して該現像ローラ上の現像剤を所定の量に規制する
現像剤規制部材とを有し、現像動作時には前記スリーブ
が正回転して現像剤を搬送し前記現像ローラと前記像担
持体とが対向する現像領域にて前記現像ローラ上の現像
剤により前記像担持体上の潜像を現像し、所定の現像動
作終了後に前記スリーブが逆回転して前記現像ローラに
おける前記像担持体と対向する部分上の現像剤を除去す
る穂切り動作を行って非現像状態とするカラー現像装置
において、前記複数の現像器のうち少なくとも1つの現
像器は、その現像動作終了後より次の現像動作開始まで
の間であって、前記像担持体上の各潜像の間の領域が前
記現像ローラと対向する間に穂切り動作を複数回行うの
で、高速化を妨げずに像担持体の回転速度変動や異常画
像を無くすことができて混色等の静電潜像への悪影響を
無くすことができる。
【0093】請求項2に係る発明によれば、像担持体に
対向し、かつ、互いに異なる色の現像剤が収容されてい
て選択的に現像動作を行うことにより前記像担持体上の
各潜像を順次に現像して各色の可視像とする複数の現像
器を有し、この現像器は、それぞれ、正逆転可能なスリ
ーブ及び該スリーブの内部に設けられた磁界発生手段か
らなる現像ローラと、この現像ローラに対向して該現像
ローラ上の現像剤を所定の量に規制する現像剤規制部材
とを有し、現像動作時には前記スリーブが正回転して現
像剤を搬送し前記現像ローラと前記像担持体とが対向す
る現像領域にて前記現像ローラ上の現像剤により前記像
担持体上の潜像を現像し、所定の現像動作終了後に前記
スリーブが逆回転して前記現像ローラにおける前記像担
持体と対向する部分上の現像剤を除去する穂切り動作を
行って非現像状態とするカラー現像装置において、前記
複数の現像器のうち少なくとも1つの現像器の現像動作
終了後の穂切り動作における前記スリーブの逆回転速度
は、前記像担持体上の各潜像の間の領域が前記現像ロー
ラと対向する間での逆回転速度よりも前記像担持体上の
各潜像が前記現像ローラと対向する間での逆回転速度の
方が低回転速度であるので、高速化を妨げずに像担持体
の回転速度変動や異常画像を無くすことができて混色等
の静電潜像への悪影響を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー複写装置の一実施形態における正転現像
時のC現像器を示す断面図である。
【図2】同カラー複写装置における逆転穂切り終了時の
C現像器を示す断面図である。
【図3】本発明を応用したカラー複写装置の各実施形態
の動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】上記第1実施形態の一部を示すブロック図であ
る。
【図5】同第1実施形態のトナー補給モード制御及びト
ナーエンドセンサクリーニングモード制御のタイミング
を示すタイミングチャートである。
【図6】同第1実施形態の一部を示す断面図である。
【図7】同第1実施形態の他の一部を示す断面図であ
る。
【図8】同第1実施形態を示す断面図である。
【図9】同第1実施形態例の一部を示す断面図である。
【図10】同第1実施形態例におけるトナーホッパユニ
ットの一部、トナーホッパユニットと現像器の接続前、
接続時及び接続後の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
12 像担持体 23〜26 現像器 23a〜26a 現像ローラ 24d スリーブ 24e 磁石 24g ドクタ 24h 現像容器 88 制御部 91 モータ駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−338774(JP,A) 特開 平4−249269(JP,A) 特開 昭62−112181(JP,A) 特開 平5−346731(JP,A) 特開 平3−273267(JP,A) 特開 昭62−262882(JP,A) 特開 平8−179621(JP,A) 特開 平8−137267(JP,A) 特開 平2−158767(JP,A) 特開 平6−35324(JP,A) 実開 平4−24764(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 113 G03G 15/08 504 G03G 21/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に対向し、かつ、互いに異なる色
    の現像剤が収容されていて選択的に現像動作を行うこと
    により前記像担持体上の各潜像を順次に現像して各色の
    可視像とする複数の現像器を有し、この現像器は、それ
    ぞれ、正逆転可能なスリーブ及び該スリーブの内部に設
    けられた磁界発生手段からなる現像ローラと、この現像
    ローラに対向して該現像ローラ上の現像剤を所定の量に
    規制する現像剤規制部材とを有し、現像動作時には前記
    スリーブが正回転して現像剤を搬送し前記現像ローラと
    前記像担持体とが対向する現像領域にて前記現像ローラ
    上の現像剤により前記像担持体上の潜像を現像し、所定
    の現像動作終了後に前記スリーブが逆回転して前記現像
    ローラにおける前記像担持体と対向する部分上の現像剤
    を除去する穂切り動作を行って非現像状態とするカラー
    現像装置において、前記複数の現像器のうち少なくとも
    1つの現像器は、その現像動作終了後より次の現像動作
    開始までの間であって、前記像担持体上の各潜像の間の
    領域が前記現像ローラと対向する間に穂切り動作を複数
    回行うことを特徴とするカラー現像装置。
  2. 【請求項2】像担持体に対向し、かつ、互いに異なる色
    の現像剤が収容されていて選択的に現像動作を行うこと
    により前記像担持体上の各潜像を順次に現像して各色の
    可視像とする複数の現像器を有し、この現像器は、それ
    ぞれ、正逆転可能なスリーブ及び該スリーブの内部に設
    けられた磁界発生手段からなる現像ローラと、この現像
    ローラに対向して該現像ローラ上の現像剤を所定の量に
    規制する現像剤規制部材とを有し、現像動作時には前記
    スリーブが正回転して現像剤を搬送し前記現像ローラと
    前記像担持体とが対向する現像領域にて前記現像ローラ
    上の現像剤により前記像担持体上の潜像を現像し、所定
    の現像動作終了後に前記スリーブが逆回転して前記現像
    ローラにおける前記像担持体と対向する部分上の現像剤
    を除去する穂切り動作を行って非現像状態とするカラー
    現像装置において、前記複数の現像器のうち少なくとも
    1つの現像器の現像動作終了後の穂切り動作における前
    記スリーブの逆回転速度は、前記像担持体上の各潜像の
    間の領域が前記現像ローラと対向する間での逆回転速度
    よりも前記像担持体上の各潜像が前記現像ローラと対向
    する間での逆回転速度の方が低回転速度であることを特
    徴とするカラー現像装置。
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