JP3515653B2 - 乗用田植機のボンネット構造 - Google Patents

乗用田植機のボンネット構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機のボン
ネット構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用田植機のボンネット構造の一
形態として、ボンネットを前半部形成体と後半部形成体
とに二分割形成し、前半部形成体は、機体フレームより
立上げて形成したボンネット支持フレームにつまみ付ボ
ルトにより着脱自在に取付ける一方、後半部形成体は、
ハンドルコラムにビス止めして取付けたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したボ
ンネット構造では、つまみ付ボルトを取外すことによ
り、前半部形成体を取外すことができるが、後半部形成
体はビス止めしているために、工具を使用しなければ、
取外せないという作業上の煩雑さがあった。
【0004】また、一旦取外した前半部形成体と後半部
形成体とをそれぞれ取付ける際には、各形成体を取付け
る位置に位置決めする手段がないために、位置決め作業
に手間をとり、この点からも作業上の煩雑さがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、機
体フレーム上に、ステップ部と床面部とを兼用するケー
シング体を張設し、同ケーシング体の前部にエンジン等
突出用の開口部を形成し、同開口部の周縁より上方へ立
上げて筒状のボンネット支持台を一体成形し、同ボンネ
ット支持台上にボンネットを着脱自在に取付けた乗用田
植機のボンネット構造において、ケーシング体は、前記
開口部の後部位置にて前部側ケーシング体形成部と中途
部及び後部側ケーシング体形成部とに二分割して形成
し、上記開口部の前端縁部を形成する前部側開口部形成
用凹部を前方へ凹状に弯曲させて形成すると共に、開口
部の後端縁部を形成する後部側開口部形成用凹部を後方
へ凹状に弯曲させて形成し、前部側開口部形成用凹部と
後部側開口部形成用凹部の各周縁に、前部側壁部と後部
側壁部とをそれぞれ上方へ立上り状に一体成形して、両
壁部を前後方向に着脱自在に接続することにより、筒状
のボンネット支持台を形成し、ボンネットは、前半部形
成体と後半部形成体とに二分割形成し、各形成体の下端
縁に差込み用突片を形成して、各差込み用突片を上記ボ
ンネット支持台の上端縁に形成した差込み孔に抜差し自
在に差込んで、前半部形成体の後端縁部と後半部形成体
の前端縁部とを内外側に重合させて接続すると共に、同
接続部を機体フレームより立上げて形成したボンネット
支持フレームにつまみ付ボルトにより着脱自在に連結し
たことを特徴とする乗用田植機のボンネット構造を提供
するものである。
【0006】また、本発明は、前半部形成体の左右側後
端縁部の中途部に、前上方へ向けて伸延する連結用切欠
溝を形成すると共に、後半部形成体の左右側前端縁部の
中途部に、連結用孔を形成する一方、機体フレームより
立上げて形成したボンネット支持フレームに、連結孔を
有する左右一対の連結体を取付けて、各連結体の連結孔
に上記連結用孔と連結用切欠溝を符合させて、つまみ付
ボルトにより連結体に前・後半部形成体をそれぞれ着脱
自在に連結したこと、ボンネット内の上部に燃料タンク
を配置し、同燃料タンクの天井壁より上方へ立上げて筒
状の給油口を形成すると共に、同給油口の上端開口面を
略水平となし、同給油口の外周面にはリング状の受け樋
を設ける一方、同受け樋の直上方に位置するボンネット
の前半部形成体の上部に、受け樋の上方全面を開放する
給油用開口部を形成し、同給油用開口部に開閉蓋を開閉
自在に取付けて、同開閉蓋により給油口と受け樋の上方
全面を開閉可能としたことにも特徴を有する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0008】図1及び図2に示すAは、本発明に係る乗
用田植機であり、同乗用田植機Aは、自走可能な走行部
1の後方に植付部2を昇降リンク機構3を介して連結
し、同植付部2を昇降油圧シリンダ4により昇降可能と
している。
【0009】走行部1は、図1及び図2に示すように、
機体フレーム10上の前部にエンジン11を設け、後部に運
転部12を設けている。
【0010】そして、機体フレーム10の前部下側に、ミ
ッションケース13をエンジン11に連動連結して取付け、
同ミッションケース13の左右側面より横外側方にそれぞ
れ左右フロントアクスルケース15,15 を突設し、同ケー
ス15,15 の先端に前車輪16,16 を取付けている。
【0011】また、機体フレーム10の後部には、リヤア
クスルケース17を取付け、同リヤアクスルケース17の左
右側端部にそれぞれ後車輪18,18 を取付けている。
【0012】そして、ミッションケース13とリヤアクス
ルケース17は、伝動軸(図示せず)を介して連動連結し
ている。
【0013】機体フレーム10上には、図1及び図2に示
すように、左右側ステップ部と床面部と座席支持部と左
右側リヤフェンダー部を具備するケーシング体20を張設
しており、同ケーシング体20は、FRP等の高剛性を有
する合成樹脂により一体成形している。
【0014】ケーシング体20の前側中央部には、ボンネ
ット21を設けており、同ボンネット21によりエンジン11
と、同エンジン11の直上方に配設した燃料タンク22と、
後述する運転部12のステアリングシャフト23をカバーし
ている。
【0015】また、上記した運転部12は、図1及び図2
に示すように、エンジン11の直後にステアリングシャフ
ト23を立設し、同ステアリングシャフト23の上端にハン
ドル24を取付け、同ハンドル24の後方に、座席26をケー
シング体20の後部に形成した座席支持部43上に直接取付
けて配置している。
【0016】また、30は、ボンネット21の左側方に配設
したクラッチペダル、31は、同ボンネット21の右側方に
配設したブレーキペダル、32は、座席26の左側方に配設
した変速レバー、33は、座席26の右側方に配設した副変
速レバーである。
【0017】かかる構成において、本発明の要旨は、ケ
ーシング体20の構造にあり、同ケーシング体20は次のよ
うに構成している。
【0018】すなわち、ケーシング体20は、図3及び図
4に示すように、前部に形成したエンジン等突出用の開
口部40と、同開口部40の左右側方に形成した左右側ステ
ップ部41,41 と、中途部に形成した床面部42と、後部に
形成した座席支持部43と、同座席支持部43の左右側方に
形成した左右側リヤフェンダー部44,44 とを具備し、上
記開口部40の後部位置にて前部側ケーシング体形成部61
と中途部及び後部側ケーシング体形成部62とに二分割し
て形成している。
【0019】そして、左右側ステップ部41,41 間に、開
口部40の大部分を形成する前部側開口部形成用凹部40a
を前方へ凹状に弯曲させて形成すると共に、床面部42の
前端縁部に開口部40の後端縁部を形成する後部側開口部
形成用凹部40b を後方へ凹状に弯曲させて形成し、前部
側開口部形成用凹部40a と後部側開口部形成用凹部40b
の各周縁に、前部側壁部45a と後部側壁部45b とをそれ
ぞれ上方へ立上り状に一体成形し、両壁部45a,45b を前
後方向に着脱自在に印ろう嵌合して接続することによ
り、筒状のボンネット支持台45を形成すると共に、同ボ
ンネット支持台45の上端面45c を略水平面となしてい
る。45d は印ろう嵌合用突部、46はクラッチペダルアー
ムとの干渉を回避するための干渉回避用凹部、47はブレ
ーキペダルアームとの干渉を回避するための干渉回避用
凹部、48は変速レバーガイド溝である。
【0020】このようにして、ケーシング体20の前部側
と後部側の強度を、それぞれ前部側壁部45a と後部側壁
部45b とにより良好に確保することとができると共に、
両壁部45a,45b を前後より接続して形成される筒状のボ
ンネット支持台45上に、ボンネット21を略水平に載置し
て取付けることができると共に、確実にボンネット21を
支持することができるようにしている。
【0021】また、ボンネット支持台45の上端面には、
図3に示すように、後述するボンネット21の下端縁に形
成した差込み片21c,21d,21e をそれぞれ抜差し自在に差
込むための差込み孔49,50,51を形成している。
【0022】ボンネット21は、図5に示すように、ボン
ネット支持台45上に着脱自在に取付けており、同ボンネ
ット21は、前半部形成体21a と後半部形成体21b とに二
分割形成し、各形成体21a,21b の下端縁に差込み用突片
21c,21d,21e を形成して、各差込み用突片21c,21d,21e
を上記ボンネット支持台45の上端縁に形成した差込み孔
49,50,51に抜差し自在に差込んで、前半部形成体21a の
後端縁部と後半部形成体21b の前端縁部とを内外側に重
合させて接続可能としている。
【0023】そして、前半部形成体21a の左右側後端縁
部の中途部に、前上方へ向けて伸延する連結用切欠溝5
2,52 を形成すると共に、後半部形成体21b の左右側前
端縁部の中途部に、連結用孔53,53 を形成する一方、機
体フレーム10より立上げて形成したボンネット支持フレ
ーム54に、連結孔55を有する左右一対の連結体56,56 を
取付けて、各連結体56,56 の連結孔55,55 に上記連結用
孔53,53 と連結用切欠溝52,52 を符合させて、つまみ付
ボルト58,58 により連結体56,56 に前・後半部形成体21
a,21b をそれぞれ着脱自在に連結している。
【0024】このようにして、エンジン11等のメンテナ
ンスを行なう際には、つまみ付ボルト58,58 を少し緩め
た後、前半部形成体21a を前上方へ引上げて差込み用突
片21c,21d を差込み孔49,50 により抜取ることにより、
前半部形成体21a をボンネット支持台45より楽に取外す
ことができ、さらに、つまみ付ボルト58,58 を連結体5
6,56 より取外した後、後半部形成体21b を上方へ引上
げて差込み用突片21e を差込み孔51より抜取ることによ
り、同後半部形成体21b をボンネット支持台45より楽に
取外すことができる。
【0025】そして、上記とは反対の手順を遡ることに
より、ボンネット21の取付け作業を行なうことができ、
かかるボンネット21の取付け・取外し作業は工具なしに
行なうことができる。
【0026】また、エンジン11等の下部廻りメンテナン
スを行なう際には、ボンネット21のみでなく、ケーシン
グ体20の前部側ケーシング体形成部61を取外すことによ
り、作業能率を向上させることができるが、かかる前部
側ケーシング体形成部61の取外し作業は、同前部側ケー
シング体形成部61を前方へ引出すことにより、楽に後部
側ケーシング体形成部62及び機体フレーム10より取外す
ことができて、エンジン11等の下部廻りを大きく開放す
ることができる。
【0027】また、図6及び図7に示すように、ボンネ
ット21内の上部には、燃料タンク22をボンネット支持フ
レーム54を介して配置し、同燃料タンク22の天井壁より
上方へ立上げて筒状の給油口70を形成すると共に、同給
油口70の上端開口面を略水平となし、同給油口70の外周
面にはリング状の受け樋71を設ける一方、同受け樋71の
直上方に位置するボンネット21の前半部形成体21a の上
部に、受け樋71の上方全面を開放する給油用開口部72を
形成し、同給油用開口部72に開閉蓋73を開閉自在に取付
けて、同開閉蓋73により給油口70と受け樋71の上方全面
を開閉可能としている。73a は開閉蓋枢支ピン、74は燃
料表示部、75は、同燃料表示部74に連動連結したフロー
トであり、同フロート75の燃料の増減に伴う昇降動作
に、燃料表示部74の指針74a の表示動作を連動させてい
る。
【0028】このようにして、開閉蓋73により、給油口
70を上方より閉塞して、雨水等がボンネット21内に浸入
して、エンジン点火系をぬらすという不具合の発生を防
止することができるようにしているようにしている。
【0029】また、開閉蓋73を開放した際には、給油口
70と、同給油口70の外周面に設けたリング状の受け樋71
の上方全面を開放することができるようにして、給油口
70への給油作業が行ないやすく、しかも、給油口70より
外部へ給油漏れが生じた場合にも、受け樋71により漏れ
た油を受けて回収することができるようにして、この点
からもエンジン点火系をぬらすという不具合の発生を防
止することができるようにしている。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0031】 請求項1記載の本発明では、ボンネッ
トを形成する前半部形成体と後半部形成体の各下端縁に
形成した差込み用突片を、ボンネット支持台の上端縁に
形成した差込み孔に差込むことにより、両形成体を取付
け位置に位置決めすることができると共に、前半部形成
体の後端縁部と後半部形成体の前端縁部とを内外側に重
合させて接続することができ、同状態にて両形成体をボ
ンネット支持フレームにつまみ付ボルトにより連結する
ことにより、工具なしに楽にボンネットの取付け作業を
行なうことができる。
【0032】また、上記とは反対の手順を遡ることによ
り、工具なしに楽にボンネットの取外し作業を行なうこ
とができる。そして、エンジン等の下部廻りメンテナン
スを行なう際には、ボンネットのみでなく、ケーシング
体の前部側ケーシング体形成部を取外すことにより、作
業能率を向上させることができるが、かかる前部側ケー
シング体形成部の取外し作業は、同前部側ケーシング体
形成部を前方へ引出すことにより、楽に後部側ケーシン
グ体形成部及び機体フレームより取外すことができて、
エンジン等の下部廻りを大きく開放することができる。
【0033】 請求項2記載の本発明では、前半部形
成体の左右側後端縁部の中途部には、前上方へ向けて伸
延する連結用切欠溝を形成すると共に、後半部形成体の
左右側前端縁部の中途部には、連結用孔を形成する一
方、機体フレームより立上げて形成したボンネット支持
フレームに、連結孔を有する左右一対の連結体を取付け
て、各連結体の連結孔に上記連結用孔と連結用切欠溝を
符合させて、つまみ付ボルトにより連結体に前・後半部
形成体をそれぞれ着脱自在に連結しているために、つま
み付ボルトを少し緩めた後、前半部形成体を前上方へ引
上げて差込み用突片を差込み孔より抜取ることにより、
前半部形成体をボンネット支持台より楽に取外すことが
でき、さらに、つまみ付ボルトを連結体より取外した
後、後半部形成体を上方へ引上げて差込み用突片を差込
み孔より抜取ることにより、同後半部形成体をボンネッ
ト支持台より楽に取外すことができる。
【0034】従って、構造簡易にして簡単にボンネット
の取付け、取外し作業を工具なしに行なうことができ
る。
【0035】 請求項3記載の本発明では、開閉蓋に
より、給油口を上方より閉塞しているために、雨水等が
ボンネット内に浸入して、エンジン点火系をぬらすとい
う不具合の発生を防止することができる。
【0036】また、開閉蓋を開放した際には、給油口
と、同給油口の外周面に設けたリング状の受け樋の上方
全面を開放することができるために、給油口への給油作
業が行ないやすく、しかも、給油口より外部へ給油漏れ
が生じた場合にも、受け樋により漏れた油を受けて回収
することができるために、この点からもエンジン点火系
をぬらすという不具合の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の側面図。
【図2】同乗用田植機の平面図。
【図3】ケーシング体の平面説明図。
【図4】同ケーシング体の側面説明図。
【図5】ボンネットの側面説明図。
【図6】同ボンネット内の断面側面説明図。
【図7】燃料タンクの平面説明図。
【符号の説明】
A 乗用田植機 1 走行部 2 植付部 3 昇降リンク機構 4 昇降油圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−310131(JP,A) 実開 平3−22611(JP,U) 実開 平4−19378(JP,U) 実開 昭57−120172(JP,U) 実開 昭47−29013(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 B62D 25/12 B62D 49/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体フレーム上に、ステップ部と床面部
    とを兼用するケーシング体を張設し、同ケーシング体の
    前部にエンジン等突出用の開口部を形成し、同開口部の
    周縁より上方へ立上げて筒状のボンネット支持台を一体
    成形し、同ボンネット支持台上にボンネットを着脱自在
    に取付けた乗用田植機のボンネット構造において、ケーシング体は、前記開口部の後部位置にて前部側ケー
    シング体形成部と中途部及び後部側ケーシング体形成部
    とに二分割して形成し、上記開口部の前端縁部を形成す
    る前部側開口部形成用凹部を前方へ凹状に弯曲させて形
    成すると共に、開口部の後端縁部を形成する後部側開口
    部形成用凹部を後方へ凹状に弯曲させて形成し、前部側
    開口部形成用凹部と後部側開口部形成用凹部の各周縁
    に、前部側壁部と後部側壁部とをそれぞれ上方へ立上り
    状に一体成形して、両壁部を前後方向に着脱自在に接続
    することにより、筒状のボンネット支持台を形成し、 ボンネットは、前半部形成体と後半部形成体とに二分割
    形成し、各形成体の下端縁に差込み用突片を形成して、
    各差込み用突片を上記ボンネット支持台の上端縁に形成
    した差込み孔に抜差し自在に差込んで、前半部形成体の
    後端縁部と後半部形成体の前端縁部とを内外側に重合さ
    せて接続すると共に、同接続部を機体フレームより立上
    げて形成したボンネット支持フレームにつまみ付ボルト
    により着脱自在に連結したことを特徴とする乗用田植機
    のボンネット構造。
  2. 【請求項2】 前半部形成体の左右側後端縁部の中途部
    に、前上方へ向けて伸延する連結用切欠溝を形成すると
    共に、後半部形成体の左右側前端縁部の中途部に、連結
    用孔を形成する一方、機体フレームより立上げて形成し
    たボンネット支持フレームに、連結孔を有する左右一対
    の連結体を取付けて、各連結体の連結孔に上記連結用孔
    と連結用切欠溝を符合させて、つまみ付ボルトにより連
    結体に前・後半部形成体をそれぞれ着脱自在に連結した
    ことを特徴とする請求項1記載の乗用田植機のボンネッ
    ト構造。
  3. 【請求項3】 ボンネット内の上部に燃料タンクを配置
    し、同燃料タンクの天井壁より上方へ立上げて筒状の給
    油口を形成すると共に、同給油口の上端開口面を略水平
    となし、同給油口の外周面にはリング状の受け樋を設け
    る一方、同受け樋の直上方に位置するボンネットの前半
    部形成体の上部に、受け樋の上方全面を開放する給油用
    開口部を形成し、同給油用開口部に開閉蓋を開閉自在に
    取付けて、同開閉蓋により給油口と受け樋の上方全面を
    開閉可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    乗用田植機のボンネット構造。
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