JP3515230B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内等における空気
を清浄する空気清浄機で、特にコロナ放電によって誘起
されるイオン風を利用して空気中の塵埃を吸着するよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コロナ放電によって誘起されるイ
オン風を利用して、吸気口より空気を機内へ吸い込んで
空気中の塵埃を除去した後排気口より排気する所謂ファ
ンレスタイプのものが、例えば実公平2−36612号
公報にて知られている。このようなタイプのものは、フ
ァンが存在しないので低騒音でエネルギーの省力化がで
きるが、イオン風により生ずる空気の通風量が少量のた
め、空気浄化能力が小さいという欠点がある。特に空気
清浄機を運転させる時は、空気が使用者にとって自覚で
きる程度に汚れている場合が多く、この場合にイオン風
のみでは充分な通風量が得られず、なかなか空気が浄化
できないという問題がある。
【0003】そこで、イオン風により生ずる通風路中に
送風手段を設けて、イオン風による空気の流れに送風手
段による空気の流れをプラスして通風量を増大し、空気
浄化能力を向上するようにしたものが、例えば実開平5
−37352号公報にて知られている。
【0004】このものは確かに空気浄化能力を向上でき
るが、常に送風手段が駆動しているので、騒音が大きく
消費エネルギーも増大し、イオン風式空気清浄機の特長
である低騒音とエネルギーの省力化が果たせないという
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空気清浄機
の運転開始時は、空気浄化能力を増大させて空気の汚れ
を素早く浄化できるようにすると共に、空気が概ね浄化
された後は、イオン風式空気清浄機の特長である低騒音
とエネルギーの省力化を果たすことができる空気清浄機
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
コロナ放電によって誘起されるイオン風により、吸気口
より機内へ空気を吸引して空気中の塵埃を除去した後排
気口より機外へ排気する通風路を形成し、この通風路中
に前記吸気口から排気口へと強制的に送風する送風手段
を併用したものにおいて、運転開始時は、所定時間送風
手段を作動させ、所定時間経過後は、送風手段を停止し
てイオン風のみを引き続き発生させる運転モードを備え
たものである。
【0007】本発明の第2の手段は、運転開始時より送
風手段を作動させる所定時間は、タイマーによって任意
に設定可能としたものである。
【0008】
【作用】本発明の第1の手段(請求項1の発明)によれ
ば、空気清浄機の運転開始時は、所定時間送風手段が駆
動して通風量を増加して空気浄化能力を向上させること
ができる。そして、空気が概ね浄化された所定時間経過
後は、送風手段を停止してイオン風のみにより空気の通
風量を得るようにし、低騒音とエネルギーの省力化を果
たす。
【0009】本発明の第2の手段(請求項2の発明)に
よれば、空気の汚れ度合いや部屋の大きさ等によって、
運転開始時送風手段を作動させる最適な所定時間を設定
することができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
本実施例の空気清浄機には後述するように集塵機構に加
えて脱臭機構が付加されている。図1は本発明の一実施
例の構成に係わる縦断面図で、1は下側が開口されてい
る筐体状をなす下部ケ−ス、9はこの下部ケース1に連
結され上方及び下方の一部が開口されている筐体状をな
す上部ケースである。図2は下部ケース1の内部構成を
示す横断面図、図3は縦断面図で、図1と縦断面を90
度ずらせて示している。下部ケース1の開口部には、ク
ッション脚8が圧入された底蓋7が取り付けられてい
る。下部ケース1と上部ケース9との連結部には送風手
段となる送風ファン24が備えられている。また連結部
はその一部が開口された排気口40となっている。(図
1参照) 送風ファン24の軸は下部ケース1の上面を貫通して下
部ケース1内に延在し、駆動源としてのモータ2に連結
される。下部ケース1内には、各種の処理動作の制御を
行う回路を有する基板3がネジ50にて装着されてい
る。また後述する集塵電極11、イオン化電極12間に
高電圧を供給する高電圧回路4が底蓋7に載置した状態
で設けられている。更に下部ケース1内には、後述する
紫外線ランプ15の安定器5及び点灯管6が設置されて
いる。また下部ケース1の上面の一部は図3の如く下方
に傾斜したテーパ部になっており、このテーパ部に、基
板3の回路に接続された操作パネル31が設けられてい
る。
【0011】上部ケース9内には、円筒ケース10がそ
の下部に形成されたフランジ10aをネジ32にてボス
51に固定することにより立設されている。円筒ケース
10の外周面には多数の小孔52が設けてあるととも
に、静電式集塵機構の陽極となる網目状の集塵電極11
がボス10Cにネジ53にて取り付けられている。また
集塵機構の陰極となるイオン化電極12が前記フランジ
10aと共にネジ32にてボス51に取り付けられてい
る。イオン化電極12は、コロナ放電が生じやすいよう
に薄板状の円筒の放電極12aを有する。
【0012】集塵電極11の外周には、電気絶縁性を有
する集塵紙13が巻き付けられている。集塵紙13は、
キッチンタオルに類似したもので、円筒ケース10の一
部に設けた縦のスリット10eより円筒ケース10内へ
押し込まれ、押さえレバー14によりその状態に保持さ
れる。押さえレバー14はその下端の軸14aを支点に
回動し、その上部の爪14bが円筒ケース10に係止さ
れる。(図6参照) 以上述べた円筒ケース10、集塵電極11、イオン化電
極12、集塵紙13及び押さえレバー14により集塵機
構部を構成している。
【0013】円筒ケース10の内部には、脱臭機構部が
設けられている。脱臭機構部の構成を簡単に説明する。
円筒ケース10内には、角筒状のエアーガイドケース1
8が設けられており、このエアーガイドケース18内の
中央には、有底角筒状であって、一部の側面が開口部と
なっているランプケース16が設けられている。ランプ
ケース16は、紫外線を放射しかつオゾンを発生する紫
外線ランプ15を収納しており、また、ランプケース1
6の上記側面の開口部には、紫外線によって励起して酸
化反応を促進する光触媒17が設けられている。光触媒
17は、具体的には酸化タングステン、酸化チタン、酸
化イットリウム等の金属酸化物またはそれらの混合物の
半導体からなる。またエアーガイドケース18は、紫外
線ランプ15の点灯時に発生するオゾンを中和するとと
もに、悪臭物質の酸化反応を促進するオゾン触媒19を
その下側の開口部に保持している。
【0014】前記ランプケース16の内周面には、紫外
線ランプ15からの紫外線を反射する反射部材が形成さ
れている。ランプケース16は反射部材と共に、エアー
ガイドケース18のボス18aにネジ54止め固定され
る。光触媒17は、紫外線ランプ15から直接にまたは
反射部材にて反射した紫外線により励起される。
【0015】以上述べた紫外線ランプ15、ランプケー
ス16、光触媒17、エアーガイドケース18及びオゾ
ン触媒19により脱臭機構部を構成している。
【0016】脱臭機構部を内装したエアーガイドケース
18は、円筒ケース10内へ装着されるが、この際正し
い位置取りに装着されるように、集塵電極11を取り付
ける前記ボス10cの先端が、エアーガイドケース18
の外周に接してガイドの役割を果たす。また、円筒ケー
ス10の下部シーリング25と上部ケース9には、エア
ーガイドケース18をガイド及び保持するためのリブ2
5a及び9aが夫々設けられている(図4参照)。円筒
ケース10内の正しい位置に挿入されたエアーガイドケ
ース18は、円筒ケース10の上部に設けたリブ10b
にネジ33により取り付けられる。
【0017】前記円筒ケース10の外側は、カバー20
にて覆われている。カバー20は、カップ状の外周に上
下方向に等間隔で空気の吸気口となるスリット20aを
有したものである。カバー20の上面には、半球状で乳
白色の透光過性樹脂(例えばアクリルスチレン樹脂)か
らなるドーム21が取り付けられている。
【0018】カバー20の上面内側には固定リング23
がネジ34にて固定され、ドーム21の周縁つば部が、
カバー20と固定リング23の間に挟まれるように設け
られ、ド−ム21はカバー20に対し回転自在となって
いる。円筒ケース10の内面には数箇所にリブ10dが
設けられ、ドーム21のつば部には数箇所に突起状のリ
ブ21aが設けられている。これらのリブ10dとリブ
21aとが、ドーム21を回転させることにより互いに
噛み合って、ドーム21と共にカバー20が円筒ケース
10に固定される。即ち本体と一体化される。また、リ
ブ10dとリブ21aとが離れるとドーム21と共にカ
バー20を円筒ケース10即ち本体より外すことが可能
になる。
【0019】カバ−20が外された際に、高電圧や紫外
線などの危険にさらされないように、電源を切るべくリ
ミットスイッチ22がエアーガイドケース18の上部内
面に固定されている。23aはリミットスイッチ22を
操作するピンで、固定リング23に固定され、カバー2
0が外されるとリミットスイッチ22がオフとなり電源
を切る。
【0020】ここで動作について説明する。先ず空気の
流れを図5に基いて説明する。送風ファン24が回転す
ると、カバー20のスリット20aより外気が流入し、
この流入した空気が集塵紙13、集塵電極11、円筒ケ
ース10の小孔52を通って、円筒ケース10とエアー
ガイドケース18との空間を上昇した後、ランプケース
16上部の開口部を通り紫外線ランプ15の近傍を通っ
て、光触媒17、オゾン触媒19を通過し、下部ケース
1と上部ケース9との間の排気口40より排出される。
この間に空気中に含まれる塵埃粒子は集塵紙13に捕獲
され、塵埃が除かれた悪臭成分を含んだ空気は、紫外線
の照射によって励起した光触媒17と紫外線ランプ15
によって生じたオゾンとによって酸化反応し、無臭物質
となって外部に排気される。
【0021】次に具体的な動作を図6のフローチャート
を参照して説明する。本実施例の空気清浄機では、大き
くタイマー設定運転モード(以下Aモードという)と、
タイマー非設定運転モード(以下Bモードという)に運
転モードが分けられ、Bモードは、更にファン駆動モー
ド(以下Cモードという)と、ファン非駆動モード(以
下Dモードという)に分けられる。
【0022】先ず運転がスタートされると、Aモード、
Bモードのいずれの運転モードを選択したかを、ステッ
プ1(S1)で判別する。これは操作パネル31に設け
たタイマー(図示せず)が設定されたかどうかを判断す
ることにより行う。タイマーが設定されAモードが選択
されると、モータ2へ通電されて送風ファン24が駆動
されると共に高電圧回路4が作動し(ステップ2(S
2)、ステップ3(S3))、イオン化電極12と集塵
電極11間にイオン化電極12を負側にした例えば7K
Vの高電圧が印加される。
【0023】高電圧が印加されることによりイオン化電
極12から集塵電極11に向かう電気力線が生じる。イ
オン化電極12は薄板状の円筒の放電極12aを有して
いるので、容易にコロナ放電を開始し、放電によってイ
オン風を生じさせると共に、放電によって生じたガスイ
オン、電子に塵埃粒子が接するとその塵埃粒子は負に帯
電する。負に帯電した塵埃粒子は電位が高い集塵電極1
1に向かって移動する。集塵電極11の周囲には、集塵
紙13が巻き付けられているので、塵埃粒子は集塵紙1
3に付着する。
【0024】このようにして空気は浄化されていくが、
イオン風のみにより外気をカバー20のスリット20a
より吸引してその空気を集塵処理することは勿論可能で
あるが、イオン風だけでは吸引できる空気量が少なく、
空気がかなり汚れている場合や広い部屋に設置する場合
などでは、充分な浄化機能を発揮できない。特に空気清
浄機の運転を開始するときは、空気の汚れが自覚できる
ほど汚れている場合が多く、この場合にイオン風だけで
は、なかなか空気を浄化することができない。しかしな
がらこのAモードでは、送風ファン24をも駆動させて
いるので、上記した図5の矢印のように強制的に空気を
吸引して通風量を増加させることができ、その結果、塵
埃吸着能力を格段に向上させて、運転開始当初の空気の
汚れを素早く除去することができる。
【0025】集塵紙13により塵埃を除去された空気
は、上述した図5の矢印の如く、光触媒17、オゾン触
媒19を通過して排気口40より排出され、この間に、
悪臭成分を含んだ空気は、脱臭処理されて無臭物質とな
って機外へ排気される。
【0026】ここで脱臭処理について簡単に説明する。
光触媒17に紫外線が照射されると、光触媒を構成する
金属酸化物の半導体の電子が紫外線照射によってエネル
ギーを得、活性が高いOラジカル、OHラジカル等の活
性種が生じ、これらの活性種が悪臭物質を酸化する。ま
た紫外線放射により発生した酸化力が強いオゾンも悪臭
物質の酸化反応を促進する。具体的には悪臭物質は、二
酸化炭素、窒素等の無臭物質に最終的に分解される。オ
ゾンはそれ自身に臭があるが、残存する余分なオゾン
は、オゾン触媒19を通過することによって中和分解さ
れるので安全である。またオゾン触媒19自体も悪臭物
質の酸化反応の促進に寄与する。
【0027】また半球状で乳白色の透光過性樹脂からな
るドーム21は、脱臭処理中は紫外線ランプ15の光が
照射されることにより発光し、脱臭処理中であることを
ユーザに一目で分かるようにしている。
【0028】このように集塵と脱臭が行われていくなか
で、最初に設定したタイマーの設定時間が経過したかど
うかをステップ4(S4)で判断し、経過しない間はそ
れまでの運転状態を継続し、タイマーの設定時間が経過
すれば、モータ2への通電を断って送風ファン24を停
止し(ステップ5(S5))、高電圧回路4のみを作動
し続ける。
【0029】この結果、送風ファン24による強制的な
空気の機内への吸引は停止されるが、イオン化電極12
と集塵電極11間に引き続き高電圧が印加されるので、
イオン風を発生し続け、イオン風のみにより外気を機内
へ吸引し続け、その空気を集塵処理する。
【0030】ここで、タイマーの設定時間を空気清浄機
運転開始時の空気の汚れを概ね除去でき得る程度の適当
な時間に設定しておけば、当初の汚れた室内は、イオン
風による通風量にプラス送風ファン24による空気の通
風量を得て、空気浄化能力を向上させて、短時間のうち
に浄化することができる。そして概ね浄化できた後は、
イオン風のみによる運転に切り替わるので、空気浄化能
力は低下するものの、低騒音でエネルギーの省力化を成
し得る運転に切り替えることができる。
【0031】こうして、イオン風のみによる運転が行わ
れ、操作パネル31から「切」の入力があるまで続行さ
れる。「切」の入力があると(ステップ6(S6))、
高電圧回路4への通電を停止して(ステップ7(S
7))、イオン風の発生も停止させ運転を終了する。
【0032】なおイオン風のみによる運転の場合、光触
媒17やオゾン触媒19へは殆ど空気は流れず、脱臭は
実質的に行われないので、紫外線ランプ15への通電を
断つと良い。
【0033】以上はAモードを選択した場合であるが、
タイマーを設定しないBモードの場合を説明する。この
場合送風ファン24の駆動指令が操作パネル31よりあ
るか否かをステップ8(S8)で判断する。
【0034】駆動指令がある場合(この場合がCモード
運転となる)、送風ファン24と高電圧回路4を共に駆
動し(ステップ9(S9))、前述のAモードでのタイ
マー設定時間の経過前と同様に、イオン風による外気の
吸引と共に送風ファン24による強制的な外気の吸引を
行うことにより、空気浄化能力を向上せしめた運転が行
われる。この運転も操作パネル31から「切」の入力が
あるまで続行され、「切」の入力があると(ステップ1
0(S10))、送風ファン24と高電圧回路4への通
電を共に停止して(ステップ11(S11))運転を終
了する。
【0035】このCモード運転は、室内の汚れのひどい
場合や、広い室内で使用する場合等に適してる。勿論、
紫外線ランプ15へ通電して脱臭も行うようにするとよ
い。
【0036】送風ファンの駆動指令がない場合(この場
合がDモード運転となる)、高電圧回路4のみへ通電し
て(ステップ12(12))、前述のAモードでのタイ
マー設定時間の経過後と同様に、イオン風のみによる低
騒音でエネルギーを省力化した集塵運転を行う。この運
転も操作パネル31から「切」の入力があるまで続行さ
れ、「切」の入力があると(ステップ13(S1
3))、高電圧回路4への通電を停止して(ステップ1
4(S14))運転を終了する。このDモードは、部屋
があまり汚れていないような場合に適している。
【0037】なお、集塵紙13における塵埃の付着量が
多くなって、除塵機能が低下した場合には、集塵紙13
を固定する押さえレバ−14の爪14bを円筒ケース1
0から外して集塵紙13の係止を解き(図4の二点鎖線
参照)、汚れた集塵紙を新しい集塵紙に取り替え、この
新しい集塵紙13を集塵電極11に卷き付け押さえレバ
ー14により固定する。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、空気清浄機の
運転開始時は、所定時間送風手段を作動させ、所定時間
経過後は、送風手段を停止してイオン風のみを引き続き
発生させる運転モードを備えているので、このモードを
選択することにより、空気が使用者にとって自覚できる
程度に汚れている場合が多い運転開始時は、所定時間送
風手段が駆動して通風量を増加して空気浄化能力を向上
させることができ、素早く当初の空気の汚れを概ね浄化
することができ、空気が概ね浄化された所定時間後は、
イオン風のみによる空気の浄化作用を行うようにして、
イオン風式空気清浄機の特長である低騒音とエネルギー
の省力化を果たすことができるものである。即ち必要な
時のみ空気浄化能力を向上し、それ以外は空気浄化能力
を低下させて、低騒音、エネルギーの省力化を果たすこ
とができるようにしたものである。
【0039】請求項2の発明によれば、運転開始時の空
気の汚れ状況や部屋の大きさなどによって、送風手段を
駆動させなければならない最適な所定時間を設定するこ
とができ、使い勝手の良いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄機の構成を示す縦断面図であ
る。
【図2】同空気清浄機の下部ケースの内部構成を示す横
断面図である。
【図3】同空気清浄機の下部ケース及びその近傍の構成
を示す縦断面図である。
【図4】同空気清浄機の脱臭部、集塵紙、カバー及びド
ームを除いた構成を示す縦断面図である。
【図5】同空気清浄機の空気の流れを示す縦断面図であ
る。
【図6】同空気清浄機の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
20a スリット(吸気口) 40 排気口 12 イオン化電極 11 集塵電極 13 集塵紙 4 高電圧回路 24 送風ファン(送風手段) 2 モータ 31 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/00 - 3/88

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コロナ放電によって誘起されるイオン風
    により、吸気口より機内へ空気を吸引して空気中の塵埃
    を除去した後排気口より機外へ排気する通風路を形成
    し、前記通風路中に前記吸気口から排気口へと強制的に
    送風する送風手段を併用したものにおいて、運転開始時
    は、所定時間前記送風手段を作動させ、所定時間経過後
    は、送風手段を停止してイオン風のみを引き続き発生さ
    せる運転モードを備えた空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記所定時間をタイマーによって任意に
    設定可能とした請求項1記載の空気清浄機。
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