JP3515137B2 - 曲げロボットの制御方法 - Google Patents

曲げロボットの制御方法

Info

Publication number
JP3515137B2
JP3515137B2 JP30676692A JP30676692A JP3515137B2 JP 3515137 B2 JP3515137 B2 JP 3515137B2 JP 30676692 A JP30676692 A JP 30676692A JP 30676692 A JP30676692 A JP 30676692A JP 3515137 B2 JP3515137 B2 JP 3515137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
robot
basic
file
robots
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30676692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06155343A (ja
Inventor
乙次 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP30676692A priority Critical patent/JP3515137B2/ja
Publication of JPH06155343A publication Critical patent/JPH06155343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3515137B2 publication Critical patent/JP3515137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、曲げロボットの制御
方法に関し、特に、1つの記録媒体を用いて互いに異な
る機種の曲げロボットの動作制御を行うための制御方法
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の曲げロボットは、折曲げ加工する
板材の重量や大きさ等を条件として設計されている。従
って、取扱う板材の条件により、曲げロボットの軸数や
方式等を変化させなければならない。 【0003】そこで、複数の機種の異なる曲げロボット
を用いて一定形状の板材折曲げ加工を行うには、各ロボ
ット毎に対応して作成されたパターンソフトにユーザが
折曲げ加工する板材のフランジ等の寸法を直接入力して
前記パターンソフトを修正し、このパターンソフトに基
づいて曲げロボットを動作させている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記パター
ンソフトは、折曲げ加工される板材の形状に依存するの
ではなく、曲げロボット本体に依存している。つまり、
曲げロボットはロボット毎に軸構成や機械パラメータが
異なるため、曲げロボットを使用するユーザは簡単な4
曲げパターン加工、いわゆる弁当箱加工を行う場合、例
えば、異機種の曲げロボットA,B,Cを各々作動させ
るには曲げロボットA,B,C毎にパターンソフトのメ
ディアを持たなければならない。また、加工するワーク
形状や機械の種類が多くなる程、パターンソフトを収容
するメディアが増加するため、パターンソフトの管理が
複雑になる。 【0005】そこで、この発明の目的は上記の問題点を
解決するために、1つのメディアで複数の異機種の曲げ
ロボットを制御することを可能とする曲げロボットの制
御方法を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、前述のごとき
問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、
記録媒体に記録した複数の曲げ基本パターンソフトから
ユーザが使用する曲げロボットに対応し た曲げ基本パタ
ーンソフトを選択し、板材の曲げ条件を入力して曲げロ
ボットの動作プログラムを作成しこの動作プログラムに
従って曲げロボットの動作制御を行う曲げロボットの制
御方法であって、1つの記録媒体に複数の機種の異なる
曲げロボットの機械的要素を記録する機械ファイルと、
各曲げロボットの動作状態を設定する動作設定ファイル
とを含んだユーザ曲げロボット機械ファイルを作成し、
前記動作設定ファイルは、曲げロボットの初期状態を設
定するパラメータデフォルト値と、プログラムされた値
を作業者が直接に変更できるオーバライド値とを含み、
前記ユーザロボット機械ファイルに基づくとともに、機
種の異なる曲げロボット間で共通する板材の自動搬入を
行うローディング、板材の自動搬出を行うアンローディ
ング、曲げ、つかみ換え、シフト、フォローイングを含
む動作を記録した基本動作ロボットファイルからそれぞ
れ曲げロボット動作に必要なものを選択し作成したファ
イルとに基づき曲げ基本パターンソフトを各曲げロボッ
ト毎に前記1つの記録媒体に作成する曲げロボットの制
御方法である。 【0007】 【実施例】以下、この発明に係わる実施例を図1〜図4
に基づき説明する。 【0008】図1はこの発明の一実施例を示す説明図で
ある。板材の曲げ加工を行うプレスブレーキに板材を供
給し移動させる曲げロボットであるベンディングロボッ
ト1の動作は、プログラム支援装置であるホストコンピ
ータ3によって作成される曲げ基本パターンソフト5に
従って制御される。曲げ基本パターンソフト5は記録媒
体であるフロッピーディスク7等に記録されてベンディ
ングロボット1の制御装置であるロボットコントローラ
9にロードされる。尚、通信手段によりロボットコント
ローラ9に曲げ基本パターンソフト5を送信することも
可能である。 【0009】前記曲げ基本パターンソフト5は、板材の
曲げ形状に基づいて、複数の種類の異なるベンディング
ロボット1の動作制御を行ためのソフトである。例え
ば、4曲げパターンいゆわる弁当箱加工を種類の異なる
3つのベンディングロボットA(1a),B(1b),
C(1c)を用いる場合、ホストコンピータ3で作成さ
れる曲げ基本パターンソフト5には、少なくとも前記ベ
ンディングロボットA(1a),B(1b),C(1
c)の動作制御を行うための曲げ基本パターンソフトA
(5a),B(5b),C(5c)が含まれる。従っ
て、1枚のフロッピーディスク7により、各ベンディン
グロボットA(1a),B(1b),C(1c)の動作
制御を行う曲げ基本パターンソフトA(5a),B(5
b),C(5c)を選択することにより、各ロボットコ
ントローラA(9a),B(9b),C(9c)を介し
て各ベンディングロボットA(1a),B(1b),C
(1c)の動作制御を行うことができる。 【0010】図2,図3を用いて、前記曲げ基本パター
ンソフト5を詳細に説明する。 【0011】曲げ基本パターンソフト5は、種類の異な
るベンディングロボット1の機械的要素、例えば、軸の
数や方式等を記録した機械ファイル11と、各ベンディ
ングロボット1の動作状態を設定する動作設定ファイル
であるパラメータデフォルト値13とオーバライド値1
5とを含むユーザ曲げロボット機械ファイル17を設け
ている。パラメータデフォルト値13は、ベンディング
ロボット1の初期状態を指定するための変数である。オ
ーバライド値15は、プログラムされた値を作業者が直
接に変更できる変数である。 【0012】また、曲げ基本パターンソフト5には、加
工する板材の材質や厚さ等の初期データであるワークデ
フォルト値19と、図3に示すように、機種の異なるベ
ンディングロボット1間で共通する動作を記録(標準
化)した基本動作ロボットファイル21から前記機械フ
ァイル11に入力したベンディングロボット1の動作に
必要なファイルを選択して記録した動作モジュールファ
イル23とが含まれている。 【0013】前記基本動作ロボットファイル21は、ベ
ンディングロボット1が行う基本的動作が記録されてお
り、例えば、板材の自動搬入を行うローディング、板材
の自動搬出を行うアンローディング、曲げ、つかみ換
え、シフト、フォローイング等である。 【0014】以下、図4に示すように、曲げ基本パター
ンソフト5を用いて、ベンディングロボット1を作動さ
せる方法をフローチャートで説明する。 【0015】ステップ201では、ホストコンピータ3
で作成された曲げ基本パターンソフト5をロボットコン
トローラ9にロードする。ステップ203では、プレス
ブレーキの制御装置であるNC装置からロボットコント
ローラ9に、板材を折曲げ加工したときのベンディング
ロボット1の追従動作に必要なデータ(NCパラメー
タ)が送信される。ステップ205では、ロボットコン
トローラ9にロードされた曲げ基本パターンソフト5か
ら板材の折曲げ加工に使用するベンディングロボット1
の基本パターンを抽出する。ステップ207では、折曲
げ加工する板材のフランジ等の固有値を入力して前記N
Cパラメータと共に、曲げ基本パターンソフト5を修正
して、ベンディングロボット1を作動させるための動作
プログラムを作成し、運転開始信号或いは作業者の直接
操作により、ベンディングロボット1の運転を開始す
る。 【0016】以上より、曲げ加工する板材の曲げ形状が
多くなったり、ベンディングロボット1の種類が増加し
ても、1つのフロッピーディスク7で複数の異機種のベ
ンディングロボット1の動作制御を行うことができるた
め、フロッピーディスク7の管理が容易となり、作業効
率が向上する。 【0017】尚、この発明は、前述の実施例に限定され
るものではなく、前述の実施例以外の態様でもこの発明
を実施しうるものである。 【0018】 【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、1つの記録媒体に記録された曲げ基本パターンソフ
トで複数の異機種のベンディングロボットの動作制御を
行うことができるため、曲げ加工する板材の曲げ形状が
多くなったり、ベンディングロボットの種類が増加して
も記録媒体を増加させる必要性がなくなる。このため、
記録媒体の管理が容易となり、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明である一実施例を示す説明図である。 【図2】図1で使用する曲げ基本パターンソフトの説明
図である。 【図3】基本動作ロボットファイルの説明図である。 【図4】ベンディングロボットの作動方法を示すフロー
チャートである。 【符号の説明】 1 ベンディングロボット(曲げロボット) 5 曲げ基本パターンソフト 7 フロッピーディスク(記録媒体) 11 機械ファイル 13 パラメータデフォルト値(動作設定ファイル) 15 オーバライド値(動作設定ファイル) 17 ユーザ曲げロボット機械ファイル 19 動作モジュールファイル 21 基本動作ロボットファイル 23 ワークデフォルト値(初期状態)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 9/10 - 9/22 B25J 13/00 B21D 5/00 G05B 19/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 記録媒体に記録した複数の曲げ基本パタ
    ーンソフトからユーザが使用する曲げロボットに対応し
    た曲げ基本パターンソフトを選択し、板材の曲げ条件を
    入力して曲げロボットの動作プログラムを作成しこの動
    作プログラムに従って曲げロボットの動作制御を行う曲
    げロボットの制御方法であって、 1つの記録媒体に複数の機種の異なる曲げロボットの機
    械的要素を記録する機械ファイルと、各曲げロボットの
    動作状態を設定する動作設定ファイルとを含んだユーザ
    曲げロボット機械ファイルを作成し、 前記動作設定ファイルは、曲げロボットの初期状態を設
    定するパラメータデフォルト値と、プログラムされた値
    を作業者が直接に変更できるオーバライド値とを含み、 前記ユーザロボット機械ファイルに基づくとともに、機
    種の異なる曲げロボット間で共通する板材の自動搬入を
    行うローディング、板材の自動搬出を行うアンローディ
    ング、曲げ、つかみ換え、シフト、フォローイングを含
    む動作を記録した基本動作ロボットファイルからそれぞ
    れ曲げロボット動作に必要なものを選択し作成したファ
    イルとに基づき曲げ基本パターンソフトを各曲げロボッ
    ト毎に前記1つの記録媒体に作成することを特徴とする
    曲げロボットの制御方法。
JP30676692A 1992-11-17 1992-11-17 曲げロボットの制御方法 Expired - Fee Related JP3515137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30676692A JP3515137B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 曲げロボットの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30676692A JP3515137B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 曲げロボットの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06155343A JPH06155343A (ja) 1994-06-03
JP3515137B2 true JP3515137B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=17961035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30676692A Expired - Fee Related JP3515137B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 曲げロボットの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3515137B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1283019B1 (it) * 1996-05-16 1998-04-03 Salvagnini Italia Spa Metodo di gestione di un'isola di lavoro comprendente un robot asser- vito ad una pressa piegatrice per lavorazione di fogli di lamiera.
KR100607141B1 (ko) * 2004-05-12 2006-08-01 한국생산기술연구원 개방형 분산처리구조의 로봇 제어 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06155343A (ja) 1994-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0829469B2 (ja) Nc加工制御装置
CN105291118A (zh) 具备所比较的设定数据的差异反映功能的机器人控制装置
JP3515137B2 (ja) 曲げロボットの制御方法
WO1986004160A1 (en) Method of preparing nc data
EP0179919A1 (en) Numerical control system
EP0075021A1 (en) Storage area reconfiguration method
JP2852986B2 (ja) 加工システム
JP6821101B1 (ja) 数値制御装置
JPH02205445A (ja) 数値制御工作装置
JPH08339215A (ja) 数値制御装置
JPH11202917A (ja) 加工データの管理方法およびnc装置
JP2521338B2 (ja) パレタイジング/デパレタイジング制御方法
JP3050991B2 (ja) 工具オフセット形状データ入力式数値制御方法とその装置
WO1989002110A1 (en) Cnc program execution apparatus
JPH04217009A (ja) 動作プログラムの教示方法
JP7303014B2 (ja) 制御装置
JP2632064B2 (ja) 加工情報の格納管理機能を有する数値制御装置
JPH01159704A (ja) 数値制御装置
JP2603219B2 (ja) 加工プロセス制御部を有するncデータ作成装置
JP2597408B2 (ja) コントローラのチェックシステム
JPH02183808A (ja) 対話型数値制御装置
JPH07200021A (ja) 自動製品配列方法
WO1989001198A1 (en) Interactive programming apparatus
JPH08166805A (ja) シーケンス・プログラムの編集方式
JPH113111A (ja) Camシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees