JP3515057B2 - パイプ計測装置 - Google Patents

パイプ計測装置

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JP3515057B2
JP3515057B2 JP2000277875A JP2000277875A JP3515057B2 JP 3515057 B2 JP3515057 B2 JP 3515057B2 JP 2000277875 A JP2000277875 A JP 2000277875A JP 2000277875 A JP2000277875 A JP 2000277875A JP 3515057 B2 JP3515057 B2 JP 3515057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パイプ送り出し
機構から送り出されるパイプの長さを自動的に計測する
パイプ計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプ送り出し機構から送り出されたパ
イプの長さを計測する装置は、従来からいろいろのもの
がある。例えば、本出願人がすでに提案している特開平
6−241770号や特開平10−26267号にかか
わる発明などはその典型である。
【0003】上記特開平6−241770号にかかわる
発明は、ホースの表面にバーコード等からなる情報マー
クを特別に設け、その情報マークをセンサーで検出する
ようにしたものである。また、上記特開平10−262
67号にかかわる発明は、ホースに磁性金属製の金属マ
ークを設け、このマークを磁気的に検出するようにして
いる。いずれにしても、上記の従来の計測装置には、ホ
ースに情報マークあるいは金属マークを必要とするもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の装
置では、パイプに情報マークあるいは金属マークなど、
特別なマークを設けなければ、そのパイプの長さを計測
できなかった。このようにパイプに特別なマークが必要
なので、その分、コストがかさむという問題があった。
この発明の目的は、パイプに特別なマークを設けなくて
も、パイプの長さを計測できる計測装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所定の間
隔を保って軸線方向に規則的に連続する補強材を設け、
この補強材の部分を連続部としたパイプと、パイプを軸
線方向に送り出すパイプ送り出し機構と、この送り出し
機構から軸線方向に送り出されたパイプの連続部の通過
をチェックするための光センサーと、この光センサーの
信号を受信して軸線方向における連続部の通過数をカウ
ントするとともに、そのカウントした通過数から送り出
されたパイプの長さを換算する点に特徴を有する。
【0006】第2の発明は、光センサー反射型であ
り、連続部の反射光と、連続部外の反射光との差を認
識して、軸線方向における連続部の通過をチェックする
点に特徴を有する
【0007】第3の発明は、光センサーは光・光沢判別
センサーであり、連続部連続部以外の部分との色差を
認識し、軸線方向における補強材の通過をチェックする
に特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図示の実施例において、樹脂製の
ホースからなるパイプpを巻き付けたパイプ巻き取りリ
ール1を回転可能に支持するとともに、このパイプ巻き
取りリール1の下流側にパイプ送り出し機構Dを設けて
いる。このパイプ送り出し機構Dは、駆動ローラd1と
従動ローラd2とからなり、駆動ローラd1は、電動モー
タmの駆動力で回転するようにしている。そして、上記
パイプ巻き取りリール1からパイプpを引き出し、それ
を上記両ローラd1、d2間に挟み、電動モータmを駆動
すると、パイプpはパイプ巻き取りリール1から連続的
に引き出されることになる。
【0009】上記パイプpは、図2に示すように、その
周囲に、硬質樹脂製の補強材hをスパイラルに巻いてい
る。そして、この補強材hは、パイプpに埋め込んでい
るが、この補強材hに対応する部分が、他の部分よりも
盛り上がる形態にしている。上記のようにしたパイプp
の補強材hは、スパイラルのピッチをすべて等しくして
いる。言い換えると、補強材hは、所定の間隔を保っ
て、軸方向に規則的に連続させている。したがって、補
強材hのスパイラルのピッチを把握しておけば、軸方向
における補強材hの個数をカウントすることによって、
そのカウント数に応じたパイプの長さを換算できること
になる。
【0010】なお、補強材hとしては、図3に示すよう
に、硬質樹脂材をパイプp内に完全に埋め込む構成にし
てもよいし、図4に示すように、パイプpと一体にした
凸部にしてもよい。さらには、図5に示すように、金属
製の補強材hをパイプpに完全に埋め込むようにしても
よい。いずれにしても、上記補強材hがこの発明の連続
部を構成することになる。
【0011】また、図6に示すコルゲート管pあるいは
図7に示すベローズpも、この発明のパイプの概念に含
まれるものである。そして、前記パイプ送り出し機構を
制御するのが計測制御機構Aである。この計測制御機構
Aには、光センサーSが接続されている。この光センサ
ーSは反射型であり、補強材hの部分の反射光と、補強
材以外の部分の反射光との差を認識できるタイプにして
いる。
【0012】反射光の差としては、反射率の差を認識す
る場合と、パイプ表面の凹凸を認識する場合とがある。
パイプpに補強材hを埋め込んだ場合には、その反射率
の差を検出することによって補強材hの軸方向の数をカ
ウントできる。また、パイプpの表面に凹凸を形成した
コルゲート管やベローズなどの場合には、その凹凸の段
差を検出することによって凹凸の軸方向の数をカウント
できる。なお、凹凸の段差を検出するものは光センサー
のうち、変位センサーと呼ばれるものである。このよう
にした計測制御機構Aは、前記したパイプ送り出し機構
Dおよびカッター2にも接続し、パイプ送り出し機構の
電動モータmの回転数を制御するとともに、所期のタイ
ミングでカッター2を動作させるようにしている。
【0013】次に、この実施例の作用を説明する。ま
ず、計測制御機構Aに補強材hのピッチが何cm間隔にな
っているかを、あらかじめ記憶させておくとともに、必
要とするパイプpの長さも入力しておく。上記のように
セッティングしてからスイッチをオンにすると、計測制
御機構Aから信号を受けた電動モータmが駆動する。電
動モータmが駆動すれば、パイプ送り出し機構Dが動作
してパイプ巻き取りリール1からパイプpを引き出すと
ともに、その引き出されたパイプpをそのまま軸方向に
搬送して、光センサーSを通過させる。
【0014】パイプpが光センサーSを通過すると、光
センサーSは、そのパイプpの反射光を検出する。例え
ば、補強材hとそれ以外の部分とでは反射率が違うの
で、計測制御機構Aは、補強材hの反射率を受信した回
数をカウントするとともに、そのカウント数と上記ピッ
チ間隔の長さとを掛け合わせて、送り出されたパイプp
の長さを計測する。
【0015】上記のようにして送り出されたパイプpの
長さが所期の長さに達したとき、計測制御機構Aは信号
を出力してカッター2を動作させる。したがって、パイ
プ巻き取りリール1から引き出されたパイプpは、セッ
ティングしたときの長さにカットされることになる。
【0016】なお、補強材hが、図3のように埋め込ま
れている場合、図4のようにパイプの凹凸を補強材hと
した場合、さらには、図5に示すように補強材hが金属
製の場合のいずれでも、その補強材hと、それ以外の部
分とで、反射率は当然に異なるので、上記のように計測
が可能である。また、コルゲート管やベローズのような
パイプpの表面に凹凸がある場合には、変位センサーS
が凹凸の段差を検出する。このように変位センサーによ
って、凹凸の段差を検出することによって、上記のよう
に計測が可能になる。
【0017】以上の実施例によれば、パイプpに設けた
補強材hを利用して、その長さを計測できるようにした
ので、パイプpには、その長さを測るためのマークを特
別に設ける必要がない。特に、補強材hのためにパイプ
表面に凹凸ができているときには、その表面に特別なマ
ークを設けること自体が困難になるが、この実施例の場
合には、そのような問題が一切発生しない。なぜなら、
当該パイプの機能として必然的に備えている部分を、計
測用のマーカーとして利用したからである。
【0018】なお、上記実施例では、光センサーSを反
射型にしたが、反射型の場合には、補強材hを不透明体
にし、パイプpそれ自体は透明にするとよい。このよう
にすれば、補強材hとそれ以外の部分とで、反射率が確
実に異なるからである。また、光センサーは、反射型だ
けでなく、光・光沢判別センサーであってもよいし、変
位センサーであってもよい。
【0019】上記光・光沢判別センサーは、パイプpの
表面における色差を検出するものである。したがって、
この場合には、補強材hとそれ以外の部分とで色が異な
るパイプpの長さを測るのに適している。上記変位セン
サーは、パイプ表面の凹凸の段差を検出するもので、パ
イプpの表面に凹凸がある場合などに使うことができ
る。
【0020】
【発明の効果】第1〜第3の発明は、パイプに設けた連
続部の通過数を読み取って、パイプの送り出された長さ
を計測するようにしているので、例えば、パイプを計測
するためのセンサーに対応したマークをパイプに特別に
設ける必要がない。このようにマークを特別に必要とし
ないので、その分、コストを安く抑えることができる。
しかも、所定の間隔を保って軸線方向に規則的に連続す
る補強材を設け、この補強材の部分を連続部としたの
で、補強材を設けたすべてのパイプに、この発明を適用
できる。 パイプの補強材が所定の間隔を保って軸線方向
に規則的に連続しているということは、スパイラルのピ
ッチがすべて等しいことを意味する。したがって、補強
材のスパイラルのピッチをあらかじめ把握しておけば、
軸方向における補強材の通過数をカウントすることによ
って、そのカウント数に応じたパイプの送り出された長
さを容易に換算できることになる。
【0021】第2の発明によれば、光センサーとして反
射型を用いたので、パイプ表面の反射率の違いで、連続
部の位置を検出するとともに、連続部の通過個数をカウ
ントできる
【0022】第3の発明によれば、光センサーを光・光
沢判別センサーにしたので、連続部とそれ以外の部分と
で色が異なるパイプの長さを測るのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロック図である。
【図2】パイプの断面図である。
【図3】他のパイプの断面図である。
【図4】他のパイプの断面図である。
【図5】他のパイプの断面図である。
【図6】他のパイプの断面図である。
【図7】他のパイプの断面図である。
【符号の説明】
p パイプ 1 パイプ送り出し機構を構成するパイプ巻き取り
リール D パイプ送り出し機構 m パイプ送り出し機構を構成する電動モータ A 計測制御装置 S 光センサー h 補強材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を保って軸線方向に規則的に
    連続する補強材を設け、この補強材の部分を連続部とし
    たパイプと、パイプを軸線方向に送り出すパイプ送り出
    し機構と、この送り出し機構から軸線方向に送り出され
    たパイプの連続部の通過をチェックするための光センサ
    ーと、この光センサーの信号を受信して軸線方向におけ
    る連続部の通過数をカウントするとともに、そのカウン
    トした通過数から送り出されたパイプの長さを換算する
    計測制御機構とを備えたパイプ計測装置。
  2. 【請求項2】 光センサーは反射型であり、連続部の反
    射光と、連続部以外の反射光との差を認識して、軸線方
    向における連続部の通過をチェックする請求項1記載の
    パイプ計測装置。
  3. 【請求項3】 光センサーは光・光沢判別センサーであ
    り、連続部と連続部以外の部分との色差を認識し、軸線
    方向における連続部の通過をチェックする請求項1記載
    のパイプ計測装置。
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