JP3514575B2 - 波形発生回路及び平面マトリクス型表示装置 - Google Patents

波形発生回路及び平面マトリクス型表示装置

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JP3514575B2
JP3514575B2 JP1548996A JP1548996A JP3514575B2 JP 3514575 B2 JP3514575 B2 JP 3514575B2 JP 1548996 A JP1548996 A JP 1548996A JP 1548996 A JP1548996 A JP 1548996A JP 3514575 B2 JP3514575 B2 JP 3514575B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形発生回路及び
駆動信号発生部にそのような波形発生回路を有するプラ
ズマディスプレイパネル(PDP)表示装置等の平面マ
トリクス型表示装置に関し、特に波形及びその発生に関
係するデータをROMに記憶し、記憶されたデータを順
次読み出して波形に変換する波形発生回路及びそのよう
な回路を有する平面マトリクス型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄型化が容易であるとの利点から
CRTに代わりPDP、LCD等を利用した平面マトリ
クス型表示装置が使用されるようになっている。特に、
PDP表示装置は、簡易なプロセスであり表示画面の大
型化が容易であり、自発光型であるため表示品質が良好
で、応答速度も速いとの理由から、急速に用途が拡大さ
れ、生産量も増大している。
【0003】これらの平面マトリクス型表示装置におい
てもカラー表示の要求が高まっている。フルカラー化す
る場合、表示パネルの駆動回路のより精密な駆動波形制
御が要求される。PDP表示装置には、2本の電極で選
択放電(アドレス放電)及び維持放電(表示発光のため
の放電)を行う2電極型と、第3の電極を利用してアド
レス放電を行う3電極型があるが、階調表示を行うカラ
ーPDPでは、面放電を利用した3電極構造が一般に用
いられている。
【0004】図28は3電極・面放電方式カラーPDP
装置の全体構成図であり、図29は制御回路のブロック
構成図であり、図30は駆動波形の例を示すタイムチャ
ートであり、図31は駆動波形発生回路のブロック構成
図である。従来のカラーPDP表示装置の駆動波形発生
回路について、図28から図31を参照して簡単に説明
する。
【0005】図28に示すように、PDP表示装置は、
パネル1と、パネル1のYスキャン電極に順次スキャン
パルスを印加するYスキャンドライバ4と、パネル1の
点灯するセルに対応するアドレス電極にスキャンパルス
に同期して駆動信号を印加するアドレスドライバ2と、
パネル1のX共通電極と全Yスキャン電極間にサステイ
ン(維持)波形を印加するXドライバ3とYドライバ5
と、各ドライバ2から5に対してそれぞれ電圧Vsy、
Vsx及びVaを供給する電源回路7と、アドレスドラ
イバ2に対して表示データ及びドライバ制御信号を与
え、他のドライバ3から5に対してドライバ制御信号を
与え、電源回路7に電源制御信号を与える制御回路6か
ら構成されている。
【0006】図29に示すように、制御回路6は、多階
調化手段61と、フレームメモリ62と、フレームメモ
リ書き込み/読み出しアドレス発生回路63と、パルス
ジェネレータ64と、駆動波形発生回路65とから構成
されている。図30は、制御回路6が発生する駆動信号
を示す図である。図30の最上部の信号Aがアドレスド
ライバ2からアドレス電極に印加される信号であり、中
間の信号XがXドライバ3からX電極に印加される信号
であり、最下位の信号YがYスキャンドライバ4とYド
ライバ5からY電極に印加される信号である。図30に
おいて、アドレス電極に印加される信号Aのうちアドレ
ス期間の信号Vaが表示データであり、それ以外の信号
は駆動波形発生回路65で発生される。
【0007】駆動波形発生回路65のような波形を発生
する回路としては、波形及びその制御に関係する信号を
示すデータを波形発生の基本周期毎にROMに記憶して
おき、ROMに記憶されたデータを順次読み出して波形
を発生させる回路が広く使用される。1回の読み出しで
必要なデータ量が得られない時には、基本周期毎のデー
タを複数に分割して記憶しておき、基本周期毎に複数回
読み出して必要なデータ量が出力されるようにしてい
る。
【0008】本出願人は、特開昭4−284491号公
報でPDP表示装置用の駆動波形発生回路を開示してい
る。図31は、これに開示された従来の駆動波形発生回
路65の構成例を示す図である。図31に示すように、
従来の駆動波形発生回路65は、駆動波形/制御信号R
OM651と、ROMアドレスカウンタ652と、アド
レス記憶手段653と、ROMデータ変換手段655
と、ROMアドレスカウンタ652とアドレス記憶手段
653とROMデータ変換手段655に対し制御信号を
出力する駆動波形発生制御手段654とからなる。
【0009】PDP表示装置における階調表示を行うた
めの駆動法としては、1回の表示フレームを複数のサブ
フレームに分割し、各サブフレームの実効的な輝度を決
定するサステイン期間(維持放電期間)を相対比1:
2:4:8:16:…となるように構成し、階調データ
を重み付けに対応するサブフレームで表示することによ
り階調表示する多重アドレス法が一般的であり、駆動波
形/制御信号ROM651にはこの1サブフレーム分の
駆動波形及び駆動波形発生制御手段654に対して出力
される制御信号が記憶されている。サステイン期間の長
さは、後述する繰り返し部分の繰り返し回数で規定され
る。図30に示すように、1サブフレームは、リセット
期間とアドレス期間とサステイン期間に分割されてい
る。1サブフレーム分の駆動波形及び制御信号をすべて
データとして記憶すると記憶容量の大きな駆動波形/制
御信号ROM651を設ける必要があるため、同じ波形
が繰り返される部分では、同じアドレス部分を繰り返し
読み出して同一の波形を繰り返し発生させるようにして
いる。図30の駆動信号では、アドレス期間及びサステ
イン期間で同じ波形が繰り返されるので、この部分につ
いては繰り返しサイクルの最小単位のみ記憶してある。
駆動波形/制御信号ROM651に記憶されたデータに
は、駆動波形の繰り返しサイクル時、アドレス記憶手段
653でROMアドレスカウンタ652の出力の駆動波
形の繰り返しサイクルの最小単位に応じたデータが記憶
された先頭アドレスを保持する。駆動波形/制御信号R
OM651が8ビットの場合、必要な駆動波形を生成す
るのに8ビットのデータでは足りないため、ROMデー
タ変換手段655によって8ビット以上のデータに変換
される。例えば、必要な駆動波形を生成するのに32ビ
ットの駆動波形及びその制御信号データが3MHzの周
期で必要であるとする場合、データ幅が8ビットの駆動
波形/制御信号ROM651に図32に示すようなメモ
リマップでデータを記憶し、12MHzでA領域、B領
域、C領域、D領域の順に読み出し、ROMデータ変換
手段655がその読み出されたデータを4回分まとめて
32ビットの3MHzのデータに変換する。ROMデー
タ変換手段655から出力されたROMデータは、制御
信号及びフレームメモリ書き込み/読み出しアドレス発
生回路の制御信号ADDTが駆動波形発生制御手段65
4に入力される以外は、アドレスドライバ2、Xドライ
バ3、Yスキャンドライバ4及びYドライバ5の各ドラ
イバへドライバ制御信号として出力される。各ドライバ
には供給された制御信号に基づいて各電極に印加する所
定の電圧の信号を生成する回路が設けられており、図3
0に示すような信号が生成されてパネル1を駆動する。
以上の動作をサブフレームの分割数分行うことにより、
1画面の表示が終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】PDP表示装置では、
表示品質の一層の向上及び耐久性の向上等のために、各
ドライバによるパネルの駆動を一層精密に制御する必要
が生じている。そのため、各ドライバに供給する駆動波
形も一層精密なものにすることが求められている。しか
し、駆動波形を一層精密なものにするためには、駆動波
形/制御信号ROM651の容量を増大させると共に、
基本周期内に駆動波形/制御信号ROM651から読み
出すデータ量を増大させる必要がある。これは駆動波形
/制御信号ROM651からのデータの読み出し速度を
増大させることを意味する。しかし、ROMからの読み
出し速度を増大させるためには、高速のROMを使用す
る必要がありROMのコストが増大するという問題を生
じる。そのため、PDP表示装置においては、容易には
駆動波形を精密化することはできなかった。
【0011】これは、PDP表示装置で使用される波形
発生回路に限らず、他の用途で使用される波形発生回路
でも同じであり、多数の波形を発生させたり、精密な波
形を発生する場合には同様に生じる問題である。本発明
は、上記問題点を解決するためのものであり、ROMデ
ータ量を増加させることなしに及び読み出し速度を増加
させることなしに複雑な波形を発生できる波形発生回路
を実現すると共に、そのような波形発生回路をPDP表
示装置に適用して波形発生回路部分でのコストを増加さ
せずに、駆動波形の一層の精密化を可能にすることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。図1に示すように、本発明の波形発生回路
は、波形及びその発生に関係するROMデータを記憶し
た波形/制御信号ROM11と、波形/制御信号ROM
11に記憶されたROMデータを順次読み出すROMデ
ータ読み出し手段12と、ROMデータ読み出し手段1
2の読み出したROMデータに基づいて順次波形に変換
するROMデータ変換手段13とを備える波形発生回路
において、波形/制御信号ROM11は、ROMデータ
を、基本周期で変化する基本周期データ(A領域、B領
域、C領域に記憶されるデータ)と、基本周期の整数倍
の長周期で変化する長周期データ(D領域、E領域に記
憶されるデータ)とに分割して記憶しており、ROMデ
ータ読み出し手段12は、基本周期データと長周期デー
タを対応する周期で読み出し、ROMデータ変換手段1
3は、ROMデータ読み出し手段12の読み出した基本
周期データと長周期データを対応する周期で変換するこ
とを特徴とする。
【0013】波形及びその発生に関係するROMデータ
には、基本周期のデータだけでなく、それより長い長周
期のデータも含まれているのが一般的である。従来はこ
のような長周期のデータも含めてすべて基本周期のデー
タとして記憶し、それを基本周期で読み出して波形を発
生させていた。しかし、長周期のデータについては、基
本周期のデータとして記憶して基本周期で読み出す必要
はなく、その周期に合った長周期のデータとして記憶し
て長周期で読み出せばよい。そこで、本発明の波形発生
回路では、ROMデータを、基本周期データと長周期デ
ータに分割して記憶し、それぞれの周期にあったサイク
ルで読み出して変換する。これにより、長周期/基本周
期をXとすると、長周期データを記憶するために必要な
記憶容量は、基本周期で記憶したのに比べて1/Xとな
る。また、ROMデータ読み出し手段12が長周期デー
タを読み出す周期は、基本周期として記憶した時の読み
出し周期に比べてX倍であり、読み出し回数は1/Xと
なる。従って、波形/制御信号ROM11の記憶容量及
び読み出し速度を低減できる。
【0014】図1では、基本周期データは波形/制御信
号ROM11のデータ幅の3倍のデータ量でA領域、B
領域、C領域に記憶され、長周期データは基本周期の2
倍の周期のデータであって、波形/制御信号ROM11
のデータ幅の2倍のデータ量でD領域とE領域に記憶さ
れているとして示したが、各種の変形があり得る。例え
ば、基本周期データはデータ幅の2倍のデータ量で、長
周期データは基本周期の3倍の周期のデータであって、
データ幅の2倍のデータ量である等である。また、長周
期は1種類とは限らず、例えば、基本周期の2倍と3倍
の2種類の長周期データが存在するといったように複数
の長周期が存在してもよい。
【0015】ここで、読み出し動作がもっとも効率よく
行われるのは、長周期間にROMデータ読み出し手段1
2が波形/制御信号ROM11からROMデータを読み
出す回数が、基本周期間に基本周期データを読み出す回
数に上記のXを乗じた値と、長周期間に長周期データを
読み出す回数の合計に一致する時である。それ以外の時
には、ROMデータ読み出し手段12が、読み出し動作
を一時的に休止する、すなわち間引く必要がある。
【0016】図2と図3は、本発明の波形発生回路にお
けるROMデータ読み出し手段12が波形/制御信号R
OM11からROMデータを読み出す動作を説明する図
である。図2は、基本周期データが波形/制御信号RO
M11のデータ幅と等しい領域Aに記憶されたデータA
だけであり、長周期データは基本周期の2倍の2倍周期
データで、波形/制御信号ROM11のデータ幅の2倍
のデータ量で、領域BとCに記憶されたデータBとCで
あるとし、(1)はデータBとCが同位相の場合を、
(2)はデータBとCの位相が基本周期分ずれている場
合を示している。従って、基本周期Tは、データAが出
力されるサイクルであり、長周期は2Tであり、ROM
データ読み出し手段12が波形/制御信号ROM11か
らデータを読み出すサイクルは1/2Tである。
【0017】図2の(1)に示すように、データBとC
が同位相の場合には、まずROMデータ読み出し手段1
2がデータAn、Bn、Cnの順に読み出してROMデ
ータ変換手段13に出力する。ROMデータ変換手段1
3は、3つのデータが揃った時点で3つのデータを並行
に出力する。従って、ROMデータ変換手段13は入力
されたデータをそれぞれ保持するレジスタが必要であ
る。すなわち、波形/制御信号ROM11のデータ幅が
8ビットであれば、24ビットのデータにして出力す
る。次に、ROMデータ読み出し手段12が次のデータ
An+1を読み出してROMデータ変換手段13に出力
する。この時点ではデータAnが出力されてから、1/
2Tしか経過していないので、ROMデータ変換手段1
3は更に1/2Tの間保持した後、データAnの代わり
にデータAn+1を出力する。この時、データBnとC
nはそのまま出力され続ける。ROMデータ変換手段1
3がデータAn+1を保持している間に、ROMデータ
読み出し手段12が次のデータAn+2を出力するた
め、ROMデータ変換手段13はデータAn+1を保持
しながら次のデータAn+2を受け付けられるようにす
るためのデータAについては2段の保持レジスタを有す
ることが必要である。
【0018】ROMデータ読み出し手段12は、データ
An+1をROMデータ変換手段13に出力した後、上
記と同様の動作を繰り返して、データAn+2、Bn+
2、Cn+2、An+3が出力される。すなわち、領域
A、B、C、Aの順で波形/制御信号ROM11をアク
セスし、順次データを読み出す動作を繰り返す。領域
A、B、Cのデータを読み出すのに要する時間は3/2
Tであり、次に領域Aのデータを読み出すのに要する時
間は1/2Tであるので、これらを合計すると2Tに相
当する。すなわち、基本周期の2倍の周期2Tの間に、
領域Aから2回読み出しが行われ、領域BとCからそれ
ぞれ1回づつ読み出しが行われる。
【0019】図2の(2)に示すように、データBとC
の位相が一致しない場合には、領域A、B、A、Cの順
で波形/制御信号ROM11をアクセスし、順次データ
を読み出す動作を繰り返す。図3は、基本周期データが
データAだけであり、長周期データは基本周期の3倍の
3倍周期データで、波形/制御信号ROM11のデータ
幅の3倍のデータ量で、データB、C、Dである場合の
動作を示している。この場合も、ROMデータ読み出し
手段12が波形/制御信号ROM11からデータを読み
出すサイクルは1/2Tである。データAは、ROMデ
ータ変換手段13で最大2T保持される必要があり、デ
ータAについては3段の保持レジスタを有することが必
要である。
【0020】図31で説明したように、同じ波形を発生
させる場合には、波形/制御信号ROM11に記憶され
たROMデータの一部を繰り返し読み出して波形を発生
させることが行われている。同じ波形を発生させるため
にROMデータの一部を繰り返し読み出す波形発生回路
に本発明を適用することも可能である。このような波形
発生回路においては、波形/制御信号ROM11は、R
OMデータのうち、同じデータを繰り返し読み出して発
生できる繰り返し部分については、繰り返しの最小サイ
クルデータを繰り返し部分の開始と終了を示すデータ及
び繰り返し回数を示すデータと共に記憶しており、RO
Mデータ読み出し手段12は、繰り返し部分の開始と終
了及び繰り返し回数を示すデータを識別して、繰り返し
部分を読み出す動作を前記繰り返し回数分繰り返す。
【0021】その場合、繰り返し部分が長周期データの
位相に一致していれば単にROMデータの繰り返し部分
を、繰り返し読み出せばよいので特に問題は生じない。
しかし、繰り返し部分が長周期データの位相に一致しな
い場合には、繰り返し部分の開始部分で出力する必要の
あるROMデータをすべて読み出していては間に合わな
いという問題や、ROMデータの読み出しサイクルにず
れが生じるといった問題が発生する。
【0022】図4は、繰り返し部分と長周期データの位
相との関係で読み出し動作を変化させる必要を説明する
図である。図2の(1)に示した条件でROMデータの
読み出しと変換が行われるものとし、発生される基本周
期の波形がWAで、2倍周期の波形がWBであるとす
る。繰り返し部分と2倍周期の波形WBの位相の関係
は、図4に示すように、(1)繰り返し部分の開始と終
了の両方で波形WBの位相に一致する場合、(2)繰り
返し部分の開始は波形WBの位相に一致するが、繰り返
し部分の終了は波形WBの位相に一致しない場合、
(3)繰り返し部分の開始は波形WBの位相に一致しな
いが、繰り返し部分の終了は波形WBの位相に一致する
場合、(4)繰り返し部分の開始と終了の両方で波形W
Bの位相に一致しない場合の4つの場合があり得る。
【0023】それぞれの場合における波形信号の繰り返
し期間を実線で示す。ROMデータの読み出しと変換後
の出力は図示のように行われるので、読み出し動作にお
ける繰り返し期間は破線で示されることになる。(1)
の場合であれば、データAn+3の読み出しが終了した
時点で戻るが、その時点から波形の出力が終了するまで
の時間は3/2T(T:基本周期)であり、開始部分に
おけるデータAnを読み出す動作から波形が出力される
までの時間3/2Tに等しいから、開始部分で読み出し
たデータを使用すればよい。
【0024】(2)の場合は、データCn+4の読み出
しが終了した時点で戻るが、その時点から繰り返し部分
の波形の出力が終了するまでの時間はTである。開始部
分では読み取りを開始してから波形を出力するまで3/
2Tの時間が必要であり、データAn、Bn、Cnを読
み出していては、開始部分の波形の出力が間に合わなく
なる。そこで、開始部分では繰り返し部分が開始された
ことを示すデータが検出された時点の2倍周期データB
n、Cnを記憶しておき、データCn+4の読み出しが
終了して戻った時点では、データAnのみを読み出し、
データBn、Cnは記憶しておいたものを使用する。こ
の場合、データAnの読み出しだけであれば1/2Tだ
けで終了するので、後の1/2Tだけは読み出し動作を
停止する。
【0025】(3)の場合は、開始部分で、データAn
+1、Bn、Cnを出力する必要があるが、データBn
を読み出すタイミングは開始部分から2T前であり、デ
ータBnを読み出すタイミングまで戻っていては、開始
部分を出力するのに間に合わない。そこで、2倍周期デ
ータについては上記のようにして記憶してある2倍周期
データBn、Cnを使用し、データAn+1のみを読み
出すようにする。従って、データAn+1を読み出した
後は、1/2Tだけは読み出し動作を停止し、その後デ
ータAn+2の読み出しを開始する。
【0026】(4)の場合も、データBnを読み出すタ
イミングまで戻っていては、開始部分を出力するのに間
に合わない。そこで、2倍周期データについては記憶し
てある2倍周期データBn、Cnを使用し、データAn
+1のみを読み出すようにする。この場合は、データA
n+1を読み出した後ただちにデータAn+2の読み出
しを開始する。
【0027】図5は、読み出し順が図2の(1)に示し
た場合、ROMデータの一部を繰り返し読み出して波形
を発生する波形発生回路に、本発明を適用した場合の基
本構成を示す図である。図5に示すように、波形及びそ
の発生に関係するROMデータを基本周期データと長周
期データに分けて記憶した波形/制御信号ROM21
と、波形/制御信号ROM21に記憶されたROMデー
タを順次読み出すアドレス信号を発生するアドレスカウ
ンタ22と、基本周期データと長周期データのいずれを
読み出すかに応じてアドレスカウンタ22の出力するア
ドレス信号を切り換えるアドレス切り換え手段23と、
繰り返し部分の開始アドレスを記憶する繰り返しアドレ
ス記憶手段24と、基本周期データを変換する基本周期
データ変換手段25Aと、長周期データを変換する長周
期データ変換手段25Bと、繰り返し部分の開始部分に
おける長周期データを記憶する開始長周期データ記憶手
段26と、繰り返し部分の開始部分が、長周期データの
位相に一致しているかを判定する繰り返し開始位相判定
手段27と、繰り返し部分の終了部分が、長周期データ
の位相に一致しているかを判定する繰り返し終了位相判
定手段28と、制御手段29とを備える。
【0028】繰り返し部分の開始部分と終了部分のいず
れか一方が、長周期データの位相に一致していない時
に、及び繰り返し部分の開始部分と終了部分の両方が、
長周期データの位相に一致していない時には、繰り返し
部分の波形発生時、終了部分から開始部分に戻った時
に、ROMデータ変換手段13は、開始長周期データ記
憶手段に記憶されたデータに基づいて波形を発生する。
【0029】更に、繰り返し部分の開始部分と終了部分
のいずれか一方が、長周期データの位相に一致していな
い時には、繰り返し部分の波形発生時、終了部分から開
始部分に戻る時に、ROMデータ読み出し手段12は波
形/制御信号ROM11からのROMデータの読み出し
動作を一時停止してタイミングを調整する。以上の構成
により、繰り返し部分を長周期データに対してどのよう
な位相で設定しても、繰り返しが可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】図6から図8は、図28と図29
に示したカラープラズマディスプレイパネル(PDP)
表示装置の駆動波形発生回路に本発明を適用した実施例
の構成を示す図である。また、図9は実施例の駆動波形
/制御信号ROMに記憶されているROMデータのメモ
リマップを示す。駆動波形/制御信号ROMは、8ビッ
トのデータ幅を有する。ROMデータは、3MHzで読
み出す必要のある基本周期データがA、B、Cの3領域
に分割して記憶されており、1.5MHzで読み出せば
よい2倍周期データが、DAとDBの2領域に分割して
記憶されている。従って、基本周期データは17ビット
以上24ビット以下のデータ幅であり、2倍周期データ
は9ビット以上16ビット以下のデータ幅といえる。R
OMデータの読み出しは12MHzで行われ、A、B、
Cの3領域をそれぞれ2回づつ読み出す間にDAとDB
の2領域はそれぞれ1回づつ読み出される。更に、DA
とDBの2領域に記憶されている2倍周期データは同位
相であり、同時に出力される必要がある。
【0031】本実施例の駆動波形発生回路は、駆動波形
のデータ及び当該回路において駆動波形の発生を制御す
るための制御データを記憶した駆動波形/制御信号RO
M31と、ROM31に供給するアドレス信号を発生す
る2個のアドレスカウンタ32Aと32Bと、ROMデ
ータを読み出す時にアドレスカウンタ32Aと32Bか
ら出力されるアドレス信号を適切なアドレスに変換する
アドレス切り換え部33と、駆動波形の繰り返しサイク
ルの開始アドレスを保持するアドレス記憶部34と、各
種の制御を行う制御部35と、駆動波形/制御信号RO
M31から出力されるROMデータを制御部35からの
信号ROMLAT0〜6に従ってラッチするROMデー
タ変換部24A〜24C及び25DAと25DBとを有
する。更に、ROMデータ変換部24Aは、ROMデー
タを保持する2段のラッチ214と242を有し、RO
Mデータ変換部24Bと24Cはラッチ信号が異なる点
を除けばROMデータ変換部24Aと同一の構成を有す
る。ROMデータ変換部25DAは、3個のラッチ25
1、253、254と、セレクタ252を有する。RO
Mデータ変換部25DBは、ラッチ251が除かれてい
る以外はROMデータ変換部25DAと同様の構成を有
し、セレクタ256がセレクタ252に対応し、ラッチ
257と258はそれぞれラッチ253と254に対応
する。
【0032】図5の基本回路構成と図6の構成の対応関
係は、波形/制御信号ROM21が駆動波形/制御信号
ROM31に、アドレスカウンタ22がアドレスカウン
タ32A、32Bに、アドレス切り換え手段23がアド
レス切り換え部33に、繰り返しアドレス記憶手段24
がアドレス記憶部34に、基本周期データ変換手段25
AがROMデータ変換部24A〜24Cに、長周期デー
タ変換手段25BがROMデータ変換部25DAと25
DBに、開始長周期データ記憶手段26がラッチ254
と258に対応する。開始位相判定手段27と繰り返し
終了位相判定手段28と制御手段29は、制御部35で
実現される。
【0033】図10から図27は、実施例の駆動波形発
生回路の動作を示すタイムチャートである。図10と図
11、図12と図13、図14と図15、図16と図1
7、図18と図19、図20と図21、図22と図2
3、図24と図25、図26と図27は図示する信号が
多いために分割したもので、それぞれ組をなす。すなわ
ち、時間軸は共通である。また、図12と図13及び図
14と図15、図16と図17及び図18と図19、図
20と図21及び図22と図23、図24と図25及び
図26と図27は、繰り返し部分と長周期の位相関係の
各条件に対する開始部分と終了部分を示す。従って、図
14と図15、図18と図19、図22と図23、図2
6と図27は、図12と図13、図16と図17、図2
0と図21、図24と図25と同じ信号を示す。
【0034】図10から図27を参照して動作を説明す
る。なお、図において、CLKは12MHzのクロック
信号を、FCLRは制御部35から動作開始時に出力さ
れるアドレスカウンタ32A、32B、アドレス記憶部
34をクリアする信号を、QA0、QA1、QA2はア
ドレスカウンタ32Bから出力される信号を、QB0〜
QB9はアドレスカウンタ32Bから出力されアドレス
切り換え部33にD0〜D9として入力する信号を、R
OMアドレスはアドレス切り換え部33から出力される
アドレス信号Y0〜Y11を、ROMデータは駆動波形
/制御信号ROM31が出力するデータを、A、B、C
はROMデータ変換部24A〜24Cにおけるラッチの
間のデータを、DAはROMデータ変換部25DAにお
けるラッチ251と252の間のデータを、A0〜7、
B0〜7、C0〜7、DA0〜7、DB0〜7はROM
データ変換部24A〜24C及び25DAと25DBか
らの出力を、アドレスメモリはアドレス記憶部34に記
憶されているアドレスを示す。また、アドレス値はすべ
て16進数で表される。前述のように、DAとDB領域
に記憶された2倍周期のデータは同位相であり、同時に
読み出す必要がある。そのため、読み出しは、領域A、
B、C、DA、DB、A、B、Cの順を繰り返すことに
より行われる。
【0035】図10と図11は繰り返しを行わない通常
の動作を示すタイムチャートである。ROMアドレスカ
ウンタ32Bは、QBENにより0から4までカウント
する動作と0から2までをカウントする動作を繰り返す
ように制御される。アドレスカウンタ32Bの出力QA
0とQA1はアドレス切り換え部33の上位ビットとし
て入力される。ROMアドレスカウンタ32Bのカウン
ト値が0〜2の時には、アドレス切り換え部33は入力
値D0〜D11をそのままY0〜Y11として出力し、
ROMアドレスカウンタ32Bのカウント値が3と4の
時には、制御部35が出力する信号ROMADSELが
「高(H)」となり、これに応じてアドレス切り換え部
33はY10とY11を「H」とし、入力値D0〜D9
を1ビット下方にシフトさせて、すなわち1/2にして
Y0〜Y8として出力すると共に入力値D10を反転し
てY9として出力する。これにより、カウント値が3の
時にはY9が「低(L)」に、カウント値が4の時には
Y9が「H」になる。これにより、ROMアドレスカウ
ンタ32Bが0から4までカウントする時には領域A、
B、C、DA、DBを順にアクセスするアドレス信号と
なり、0から2までをカウントする時には領域A、B、
Cを順にアクセスするアドレス信号となる。ROMアド
レスカウンタ32Aは、各領域内のアドレスを順次アク
セスするためのアドレス信号を生成する。以上のように
して、領域A、B、C、DA、DB、A、B、Cの順に
データが読み出され、読み出されたデータはROMLA
T0〜3により各ROMデータ変換部24A〜24C及
び25DAの前段のラッチに保持される。領域A、B、
C、DA、DBのデータがすべて読み出された時点でR
OMLAT4と5が出力され、各ROMデータ変換部2
4A〜24C及び25DAと25DBの後段のラッチに
保持され、出力される。また、領域DA、DBを読み出
さないサイクルでは、領域A、B、Cのデータがすべて
読み出された時点でROMLAT5が出力され、各RO
Mデータ変換部24A〜24Cの後段のラッチに保持さ
れ、出力される。すなわち、ROMデータ変換部24A
〜24Cの出力のみが変化し、ROMデータ変換部25
DAと25DBの出力は変化しないことになる。以上の
ようにして、領域A、B、C、DA、DB、A、B、C
の順でデータが読み出され、波形信号は発生される。な
お、図10と図11に示した部分は、繰り返し部分では
ないので、駆動波形/制御信号ROM31に記憶され、
読み出された後ROMデータ変換部24Aから出力され
る繰り返し部分を示す信号STCENは「L」である。
【0036】図12から図15は、繰り返し部分の開始
及び終了が2倍周期データの周期に一致している場合、
すなわち繰り返し部分の位相が2倍周期データの周期に
一致している場合の繰り返し動作を説明するタイムチャ
ートである。前述のように、領域A、B、C、DA、D
B、A、B、Cの順にデータが読み出されるので、ここ
では、偶数アドレスの基本周期データを読み出した後に
2倍周期データが続けて読み出されるものとする。図示
のように、繰り返し部分の開始を示す信号STCENは
領域Aの奇数アドレスnに記憶され、繰り返し部分の終
了を示す信号STCENは領域Aの偶数アドレスmに記
憶される。A(n−1)、B(n−1)、C(n−
1)、DA((n−1)/2)、DB((n−1)/
2)が読み出されてまとめて出力された後、A(n)、
B(n)、C(n)が読み出されて出力される。A
(n)には信号STCENを「H」にするデータが含ま
れているので、A(n)が出力される期間、STCEN
は「H」になる。これを受けた制御部35は、A(n)
が出力される最後のクロック期間にアドレス記憶部34
にラッチ信号Latchを出力する。これに応じて、ア
ドレス記憶部34はその時点のアドレス信号n+1をラ
ッチして保持する。同時に、開始側でSTCENが出力
される時には制御35からROMLAT6が出力され、
ラッチ254と258は、ROMLAT6信号に従って
DA((n+1)×2)、DB((n+1)×2)を記
憶する。
【0037】繰り返し部分の読み出しを続けていくと、
繰り返し部分の終了を示す信号STCENが記憶された
A(m)が読み出され、A(m)が出力される期間ST
CENは「H」になる。これを受けた制御部35は、C
(m)の読み出し時に信号Loadをアドレスカウンタ
32Aに出力する。これを受けたアドレスカウンタ32
Aはアドレス記憶部34の出力するアドレス信号n+1
を取り込み、C(m+1)の読み出しが終了した後、A
(n+1)、B(n+1)、C(n+1)、DA((n
+1)/2)、DB((n+1)/2)の順で読み出し
が開始される。同時に、すでに読み出されたA(m+
1)、B(m+1)、C(m+1)が1クロックサイク
ル後に出力される。その後、A(n+1)、B(n+
1)、C(n+1)、DA((n+1)/2)、DB
((n+1)/2)が出力され、以上の動作が繰り返し
回数分繰り返される。従って、ラッチ254と258に
保持されたDA((n+1)×2)、DB((n+1)
×2)は使用されない。
【0038】図16から図19は、繰り返し部分の開始
は2倍周期データの周期に一致しているが終了は2倍周
期データの周期に一致していない場合の繰り返し動作を
説明するタイムチャートである。従って、図示のよう
に、繰り返し部分の開始を示す信号STCENは領域A
の奇数アドレスnに記憶され、繰り返し部分の終了を示
す信号STCENは領域Aの奇数アドレスmに記憶され
るとする。繰り返し部分の開始を示す信号部分での動作
は、上記の例とほぼ同じであり、開始側でSTCENが
出力される時にはアドレス記憶部34にアドレス信号n
+1がラッチされると共に、ROMLAT6が出力さ
れ、ラッチ254と258は、RAMLAT6信号に従
ってDA((n+1)/2)、DB((n+1)/2)
を記憶する。
【0039】繰り返し部分の終了を示す信号STCEN
が記憶されたA(m)が読み出され、A(m)が出力さ
れる期間STCENは「H」になる。これを受けた制御
部35は、信号Loadをアドレスカウンタ32Aに出
力する。これを受けたアドレスカウンタ32Aはアドレ
ス記憶部34の出力するアドレス信号n+1を取り込
む。A(m)の出力が終了した時点でDB((m+1)
/2)の読み出しも終了し、ただちにA(m+1)、B
(m+1)、C(m+1)、DA((m+1)/2)、
DB((m+1)/2)の出力が開始される。従って、
4クロックサイクル後には次のデータを出力する必要が
ある。アドレスカウンタ32Aにはn+1がロードされ
たので通常であればA(n+1)、B(n+1)、C
(n+1)、DA((n+1)/2)、DB((n+
1)/2)の読み出しが行われるが、それらを読み出す
には5クロックサイクルを要するため、データの出力が
間に合わなくなる。そこで、A(n+1)、B(n+
1)、C(n+1)の読み出しを行い、DA((n+
1)/2)とDB((n+1)/2)は繰り返し部分が
開始された時に記憶したものが使用されるように、ラッ
チ254と258に記憶されているデータを選択して出
力するようにセレクタ252と256を切り換える。
【0040】図20から図23は、繰り返し部分の終了
は2倍周期データの周期に一致しているが開始は2倍周
期データの周期に一致していない場合の繰り返し動作を
説明するタイムチャートである。従って、図示のよう
に、繰り返し部分の開始を示す信号STCENは領域A
の偶数アドレスnに記憶され、繰り返し部分の終了を示
す信号STCENは領域Aの偶数アドレスmに記憶され
るとする。
【0041】A(n)、B(n)、C(n)、DA(n
/2)、DB(n/2)が読み出された後、ただちに出
力され、A(n)が出力される期間、STCENは
「H」になる。これを受けた制御部35は、C(n+
1)が読み出される期間にアドレス記憶部34にラッチ
信号Latchを出力する。これに応じて、アドレス記
憶部34はその時点のアドレス信号n+1をラッチして
保持する。その直後ラッチ254と258は、RAML
AT6信号に従ってDA(n/2)、DB(n/2)を
記憶する。
【0042】繰り返し部分の終了を示す信号STCEN
が記憶されたA(m)が読み出され、A(m)が出力さ
れる期間STCENは「H」になる。これを受けた制御
部35は、信号Loadをアドレスカウンタ32Aに出
力する。これを受けたアドレスカウンタ32Aはアドレ
ス記憶部34の出力するアドレス信号n+1を取り込
む。A(m)の出力が終了する1クロックサイクル前に
C(m+1)の読み出しが終了し、A(n+1)、B
(n+1)、C(n+1)の読み出しが行われる。しか
し、n+1は奇数であり、2倍周期データは存在しない
ので、DA(n×2)、DB(n×2)は繰り返し部分
が開始された時に記憶したものが使用されるように、ラ
ッチ254と258に記憶されているデータを選択して
出力するようにセレクタ252と256を切り換える。
【0043】図24から図27は、繰り返し部分の開始
も終了も2倍周期データの周期に一致していない場合の
繰り返し動作を説明するタイムチャートである。従っ
て、図示のように、繰り返し部分の開始を示す信号ST
CENは領域Aの偶数アドレスnに記憶され、繰り返し
部分の終了を示す信号STCENは領域Aの奇数アドレ
スmに記憶されるとする。
【0044】A(n)、B(n)、C(n)、DA(n
/2)、DB(n/2)が読み出された後、ただちに出
力され、A(n)が出力される期間、STCENは
「H」になる。これを受けた制御部35は、C(n+
1)が読み出される期間にアドレス記憶部34にラッチ
信号Latchを出力する。これに応じて、アドレス記
憶部34はその時点のアドレス信号n+1をラッチして
保持する。その直後ラッチ254と258は、RAML
AT6信号に従ってDA(n/2)、DB(n/2)を
記憶する。
【0045】繰り返し部分の終了を示す信号STCEN
が記憶されたA(m)が読み出され、A(m)が出力さ
れる期間STCENは「H」になる。これを受けた制御
部35は、信号Loadをアドレスカウンタ32Aに出
力する。これを受けたアドレスカウンタ32Aはアドレ
ス記憶部34の出力するアドレス信号n+1を取り込
む。A(m)の出力が終了した時点でDB((m+1)
/2)の読み出しも終了し、ただちにA(m+1)、B
(m+1)、C(m+1)、DA((m+1)/2)、
DB((m+1)/2)の出力が開始されると同時にA
(n+1)、B(n+1)、C(n+1)の読み出しが
行われる。しかし、n+1は奇数であり、2倍周期デー
タは存在しないので、DA(n×2)、DB(n×2)
は繰り返し部分が開始された時に記憶したものが使用さ
れるように、ラッチ254と258に記憶されているデ
ータを選択して出力するようにセレクタ252と256
を切り換える。
【0046】以上、基本周期のデータが3領域に、2倍
周期のデータが2領域に分割されて記憶された例を説明
したが、図2及び図3で説明した基本周期のデータが1
領域に、2倍周期のデータが2領域に分割されて記憶さ
れる場合や、基本周期のデータが1領域に、3倍周期の
データが3領域に分割されて記憶される場合等の各種の
組み合わせが可能である。
【0047】また、本発明の波形発生回路は、PDP表
示装置に限らず、ROMに記憶した波形データ及びその
発生を制御する制御データを読み出して波形を発生する
ものであればどのようなものにも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ROMの記憶容量を増加させることなく、又駆動波形の
出力周期を低下させることなしに、駆動波形の実効的な
データ量の拡張が可能となる。これによりドライバの駆
動制御の一層の精密化が可能になり、カラープラズマデ
ィスプレイ(PDP)表示装置の品質を向上させること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明の動作を説明する図である。
【図3】本発明の動作を説明する図である。
【図4】繰り返し動作時の動作を説明する図である。
【図5】繰り返し機能を有する場合の基本構成を示す図
である。
【図6】実施例の回路構成の一部を示す図である。
【図7】実施例の回路構成の一部を示す図である。
【図8】実施例の回路構成の一部を示す図である。
【図9】実施例におけるROMメモリマップを示す図で
ある。
【図10】実施例における通常時の動作を示すタイムチ
ャート(その1)である。
【図11】実施例における通常時の動作を示すタイムチ
ャート(その2)である。
【図12】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分も終了部分も長周期と一致する時の動作を示すタイ
ムチャート(その1)である。
【図13】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分も終了部分も長周期と一致する時の動作を示すタイ
ムチャート(その2)である。
【図14】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分も終了部分も長周期と一致する時の動作を示すタイ
ムチャート(その3)である。
【図15】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分も終了部分も長周期と一致する時の動作を示すタイ
ムチャート(その4)である。
【図16】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分は長周期と一致するが終了部分は一致しない時の動
作を示すタイムチャート(その1)である。
【図17】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分は長周期と一致するが終了部分は一致しない時の動
作を示すタイムチャート(その2)である。
【図18】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分は長周期と一致するが終了部分は一致しない時の動
作を示すタイムチャート(その3)である。
【図19】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分は長周期と一致するが終了部分は一致しない時の動
作を示すタイムチャート(その4)である。
【図20】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分は長周期と一致しないが終了部分は一致する時の動
作を示すタイムチャート(その1)である。
【図21】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分は長周期と一致しないが終了部分は一致する時の動
作を示すタイムチャート(その2)である。
【図22】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分は長周期と一致しないが終了部分は一致する時の動
作を示すタイムチャート(その3)である。
【図23】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分は長周期と一致しないが終了部分は一致する時の動
作を示すタイムチャート(その4)である。
【図24】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分も終了部分も長周期に一致しない時の動作を示すタ
イムチャート(その1)である。
【図25】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分も終了部分も長周期に一致しない時の動作を示すタ
イムチャート(その2)である。
【図26】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分も終了部分も長周期に一致しない時の動作を示すタ
イムチャート(その3)である。
【図27】実施例において繰り返し部分の位相が、開始
部分も終了部分も長周期に一致しない時の動作を示すタ
イムチャート(その4)である。
【図28】3電極・面放電方式カラープラズマディスプ
レイ装置の全体構成を示す図である。
【図29】カラープラズマディスプレイ装置の制御回路
のブロック構成図である。
【図30】プラズマディスプレイ装置の駆動波形を示す
タイムチャートである。
【図31】従来の駆動波形発生回路のブロック構成図で
ある。
【図32】従来のROMメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
1…カラープラズマディスプレイパネル 2…アドレスドライバ 3…Xドライバ 4…Yスキャンドライバ 5…Yドライバ 6…制御回路 7…電源回路 11、21…波形/制御信号ROM 12…ROMデータ読み出し手段 13…ROMデータ変換手段 22…アドレスカウンタ 23…アドレス切り換え手段 24…繰り返しアドレス記憶手段 25A…基本周期データ変換手段 25B…長周期データ変換手段 26…繰り返し開始データ記憶手段 27…繰り返し開始検出手段 28…繰り返し終了検出手段 29…制御手段
フロントページの続き (72)発明者 栗山 博仁 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 石田 勝啓 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−168492(JP,A) 特開 昭59−5290(JP,A) 特開 昭56−117290(JP,A) 特開 平7−184143(JP,A) 特開 平7−49664(JP,A) 特開 平4−284491(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/20 631 G09G 3/28 H03K 5/156 H03B 28/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形及びその発生に関係するROMデー
    タを記憶した波形/制御信号ROMと、 該波形/制御信号ROMに記憶された前記ROMデータ
    を順次読み出すROMデータ読み出し手段と、 該ROMデータ読み出し手段の読み出した前記ROMデ
    ータに基づいて順次波形に変換するROMデータ変換手
    段とを備える波形発生回路において、 前記波形/制御信号ROMは、前記ROMデータを、基
    本周期で変化する基本周期データと、前記基本周期の整
    数倍の長周期で変化する長周期データとに分割して記憶
    しており、 前記ROMデータ読み出し手段は、前記基本周期データ
    と前記長周期データをそれぞれ前記基本周期と前記長周
    で読み出し、 前記ROMデータ変換手段は、前記ROMデータ読み出
    し手段の読み出した前記基本周期データと前記長周期デ
    ータをそれぞれ前記基本周期と前記長周期で波形に変換
    することを特徴とする波形発生回路。
  2. 【請求項2】 前記長周期間に前記ROMデータ読み
    出し手段が前記波形/制御信号ROMから前記ROMデ
    ータを読み出す回数は、前記基本周期間に前記基本周
    期データを読み出す回数に前記長周期と前記基本周期の
    比を乗じた値と、前記長周期間に前記長周期データを
    読み出す回数の合計である請求項1に記載の波形発生回
    路。
  3. 【請求項3】 前記波形/制御信号ROMは、前記RO
    Mデータのうち、同じデータを繰り返し読み出して発生
    できる繰り返し部分については、繰り返しの最小サイク
    ルデータを繰り返し部分の開始と終了を示すデータ及び
    繰り返し回数を示すデータと共に記憶しており、 前記ROMデータ読み出し手段は、繰り返し部分の開始
    と終了及び繰り返し回数を示すデータを識別して、繰り
    返し部分を読み出す動作を前記繰り返し回数分繰り返す
    請求項2に記載の波形発生回路。
  4. 【請求項4】 前記繰り返し部分の開始部分における前
    記長周期データを記憶する開始長周期データ記憶手段を
    備える請求項3に記載の波形発生回路。
  5. 【請求項5】 前記繰り返し部分の開始のタイミング
    が、前記長周期データから生成した波形の開始のタイミ
    ングに一致しているかを判定する繰り返し開始位相判定
    段と、 前記繰り返し部分の終了のタイミングが、前記長周期デ
    ータから生成した波形の終了のタイミングに一致してい
    るかを判定する繰り返し終了位相判定手段とを備える請
    求項4に記載の波形発生回路。
  6. 【請求項6】 前記繰り返し部分の開始と終了のタイミ
    ングのいずれか一方が、前記長周期データから生成した
    波形の開始又は終了のタイミングに一致していない時に
    は、前記繰り返し部分の波形発生時、前記繰り返し部分
    の終了から開始に戻った時に、前記ROMデータ変換手
    段は、前記開始長周期データ記憶手段に記憶されたデー
    タに基づいて波形を発生する請求項5に記載の波形発生
    回路。
  7. 【請求項7】 前記繰り返し部分の開始と終了のタイミ
    ングの両方が、前記長周期データから生成した波形の開
    始又と終了のタイミングに一致していない時には、前記
    繰り返し部分の波形発生時、前記繰り返し部分の終了か
    ら開始に戻った時に、前記ROMデータ変換手段は、前
    記開始長周期データ記憶手段に記憶されたデータに基づ
    いて波形を発生する請求項5に記載の波形発生回路。
  8. 【請求項8】 前記繰り返し部分の波形発生時、前記終
    了部分から開始部分に戻る時に、ROMデータ読み出し
    段は前記波形/制御信号ROMからの前記ROMデー
    タの読み出し動作を一時停止する請求項6に記載の波形
    発生回路。
  9. 【請求項9】 選択的に放電発光を行う複数のセルを有
    する表示パネルと、前記複数のセルを表示データに対応
    した状態に設定する表示データ設定手段と、 前記複数のセルを設定された状態に応じて発光させる表
    示発光手段とを備える平面マトリクス型表示装置であっ
    て、 前記表示データ設定手段及び前記表示発光手段に供給す
    る駆動制御信号を発生する駆動波形発生手段として、請
    求項1から8のいずれか1項に記載の波形発生回路を備
    えることを特徴とする平面マトリクス型表示装置。
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