JP3514541B2 - 荷受付き玄関用ドア - Google Patents

荷受付き玄関用ドア

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JP3514541B2
JP3514541B2 JP05241295A JP5241295A JP3514541B2 JP 3514541 B2 JP3514541 B2 JP 3514541B2 JP 05241295 A JP05241295 A JP 05241295A JP 5241295 A JP5241295 A JP 5241295A JP 3514541 B2 JP3514541 B2 JP 3514541B2
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善雄 柳原
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共栄工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、玄関に開閉可能に設け
られるドアに係り、特に、荷物をドア後側に保持できる
荷受付き玄関用ドアに関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、郵便物投入用の開口部、ある
いは宅配便の荷物等の比較的大きなものを玄関内に投入
できるようにした荷受部が備えられた玄関用ドアがあ
る。例えば、実開昭58−68174号公報、実開昭6
3−163395号公報、実開平3−64577号公報
等があり、これらは玄関ドアの後側に荷物収納用の箱体
あるいは荷受板を設け、この箱体あるいは荷受板に荷物
が挿入できるように、玄関ドアに開口部を設け、この開
口部に対して箱体が回動したり、あるいは開口部を開閉
するための開閉部材が設けられたものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の荷受部が設けられた玄関ドアでは、荷物収納用の箱
体あるいは荷受板を外部に対して解放する開閉部材、シ
ャッタは、外部から自由に開閉できるもの、または手動
ロック装置を設けたものであるが、自由にシャッタ等を
開閉できるものでは盗難の心配があり、また手動ロック
装置では使用者のロック忘れによって同様に盗難の心配
がある。 【0004】したがって、本発明の目的は、前記問題を
解決し、荷物を受けた後の状態ではシャッタが自動的に
閉鎖維持される荷受付き玄関ドアを提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ドア本体に形成された横長
長方形状の投入口と、この投入口を開閉するため移動可
動に設けられたシャッタと、前記投入口に対応したドア
本体後側に一端が回動可能に設けられて、投入口から挿
入された荷物を受けて下方へ回動する荷物受け体と、こ
の荷物受け体が下方へ回動した際に、縦板が垂下する範
囲の位置に、スプリングの力を受けつつドア本体の後側
に突出しており、荷物受け体の押圧を受けてドア本体の
裏面側から遠ざかるように移動する操作部を下端に、
の操作部の移動と連動して前記シャッタの開動を阻止す
る位置へと移動するロック部を上端に有するロック軸と
を備えたことを特徴とする荷受付き玄関用ドアを提供す
る。 【0006】 【作用】請求項1記載の荷受付き玄関用ドアにおいて
は、シャッタが開かれたドア本体の投入口から挿入され
た荷物にて荷物受け体が押されて、荷物受け体が荷物を
受けた状態で下方へ回動すると、荷物は荷物受け体に保
持されてドア本体の後側に位置することになる。この状
態でシャッタが閉じられるが、前記荷物受け体の下方へ
の移動でロック軸の操作部が押されて移動し、同時にロ
ック軸のロック部は、シャッタの開動を阻止する位置へ
と移動する。したがって、荷物を受けた後には外部から
はシャッタを開くことができず、盗難防止に有効であ
る。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 【0008】図1は本発明の一実施例の正面図、図2は
本実施例の背面図、図3は本実施例の側面図であり、1
はドア本体、2は郵便物の横長長方形状のポスト口、3
は、ポスト口2より大きく、郵便小荷物や宅配便の荷物
等の比較的大きな物を投入できる横長長方形状の投入
口、4は、つまみ4aを備え、投入口3に上下動可能に
設けられたシャッタ板(図1の2点鎖線が移動上限位
置)、5は内部から外部を見ることができるのぞき孔、
6はドアノブであって、ドア本体1の後側には、前記ポ
スト口2に対応して比較的小さな郵便物を受ける受け箱
7が設けられ、また、前記投入口3に対応して荷物受け
体8が設けられている。 【0009】前記荷物受け体8は、図4に示す斜視図の
ように、縦板9と、縦板9の上端に対して略垂直に一体
に設けられた荷受部としてのT状板10と、縦板9の略
中央で後両側に突出するように設けられ、かつ縦板9に
沿う方向に長孔11が形成された突出片12と、縦板9
の下両端を回動可能にドア本体1に固定している支軸部
13と、両支軸部13間に架設された第1の横軸14
と、前記長孔11の両方を通るように架設された第2の
横軸15と、第1の横軸14と第2の横軸15との設置
位置の略中央における縦板9の前方に配設された第3の
横軸16と、第3の横軸16の両端に設けられた支軸部
17と第1の横軸14の両端の支軸部13とに、端部が
それぞれ回動可能に設けられた第1の連結軸18と、第
2の横軸15の両端に設けられた支軸部19と第3の横
軸16の両端の支軸部17とに、端部がそれぞれ回動可
能に設けられた第2の連結軸20とから構成されてい
る。 【0010】図5に示すように、前記T状板10先端の
折曲部分10aは、荷物を受けていないときには、ドア
本体1の後側に突設された弾性係止体21の凹部21a
に係止されており、前記投入口3に対向するように第1
の横軸14と第3の横軸16とでなす空間Aが位置し、
かつ第3の横軸16が縦板9の前側に接触しない状態に
保持している。 【0011】前記荷物受け体8の使用時の動作について
説明する。 【0012】シャッタ板4をつまみ4aにて上方へ移動
させ、図3の実線の状態において、荷物Nを開口した投
入口3から入れると荷物Nの先端が縦板9を後側に押
し、この押圧力にて折曲部分10aと弾性係止体21の
凹部21aとの係止を解除する。さらに、荷物Nを挿入
すると、図3の2点鎖線B1で示すように、荷物Nは、第
1の横軸14と第3の横軸16とでなす空間Aから、第
3の横軸16と縦板9の前側との間を通って、T状板1
0側へ移動する。そして、図3の2点鎖線B2で示すよう
に、荷物Nは、自重にて縦板9とともに第1の横軸14
を中心軸として反時計方向に回動し、ドア本体1の裏側
と当接した状態になる。この状態で、荷物Nは、縦板9
とT状板10と第3の横軸16とで落下することなく保
持され、ドア内側に保管されたことになる。 【0013】荷物Nを荷物受け体8から取った後、縦板
9を第1の横軸14を中心に時計方向に回動させ、T状
板10の折曲部分10aを弾性係止体21に再び係止さ
せることで、次の荷物を受けるまでの待機状態とするこ
とができる。 【0014】なお、前記投入口3と前記空間Aとの位置
設定をし、第3の横軸16が縦板9の前側に接触させず
に荷物Nの上に位置するように離間設定をして、前記荷
物Nの挿入、保持を確実にするために、前記弾性係止体
21にT状板10の前記折曲部分10aを係止している
が、前記の状態にできる部材であれば採用でき、前記弾
性係止体21を使用することに限定されない。 【0015】図6は前記投入口部分の側面断面図であ
り、投入口3部分のドア本体1の内部には、シャッタ板
4を上下動可能に案内するガイド枠30が設けられてお
り、このガイド枠30の上端部には、シャッタ板4の上
部に固定された弾性突起31が嵌入される受孔32が形
成され、またガイド枠30の側部における、閉鎖状態の
シャッタ板4上端が位置する部分には通孔33が形成さ
れている。 【0016】ドア本体1内部の前記ガイド枠30に沿っ
た空間部34には、図7の斜視図に示すように上下一対
の回転支持板35で支持されているロック軸36が設け
られている。このロック軸36の上端には、図8に示す
ように、先端37aが前記通孔33に向くように、ロッ
ク軸36に対して垂直にL状ロック部37が突設されて
おり、また、ロック軸36の下端には、図9に示すよう
に、先端38aが前記L状ロック部37の先端37aと
反対側に向き、しかも、ドア本体1の後側において前記
荷物受け体8が荷物を受けたときに縦板9が回動して垂
下する範囲の位置に形成された通孔39に対向するよう
に、ロック軸36に対して垂直にL状操作部38が突設
されている。 【0017】図6、図8、図9は荷物受け体8に荷物が
入っていないときの状態を実線で示しており、ロック軸
36のL状操作部38は、スプリング40の押圧力を受
けて、先端38aがドア本体1の後側の通孔39から外
に出ている。一方、ロック軸36のL状ロック部37
は、その先端37aがシャッタ板4の上端から離れて、
通孔33部分に位置している。 【0018】荷物を投入口3に入れるため、シャッタ板
4をつまみ4aを持って上方へ移動すると、シャッタ板
4の移動最終位置でシャッタ板4上部の弾性突起31が
受孔32に嵌入され、シャッタ板4の下方への移動がロ
ックされて投入口3の開口状態が維持され、荷物の取り
扱いに際し、シャッタ板4が邪魔になるようなことがな
くなる。シャッタ板4を下方に強く引けば、弾性突起3
1が受孔32から外れてシャッタ板4の移動が可能にな
り、投入口3が閉鎖される。 【0019】ここで、荷物受け体8に、上述したように
荷物が入ると、縦板9が回動してドア本体1の後側に接
触するが、このとき、縦板9の押圧力を先端38aが受
けてL状操作部38は、スプリング40の押圧力に抗し
て反時計方向に回動し、内方へ入る(図9参照)。この
回動によりロック軸36とL状ロック部37とが同方向
に回動し、L状ロック部37の先端37aは、通孔33
からシャッタ板4の上端の上に突出した状態になる(図
8の2点鎖線の状態)。この状態ではシャッタ板4を上
方へ移動しようとしても、前記先端37aが存在するた
めに移動できない。すなわち、荷物受け体8に既に荷物
が入っている状態では、シャッタ板4が閉鎖状態に保持
されることになる。このようにすることで、盗難を防ぐ
ことができる。 【0020】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ロック軸によって荷物受け体が荷物を受けた
後には外部からシャッタを開くことができず、盗難防止
に有効な荷受付き玄関用ドアを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る荷受付き玄関用ドアの一実施例の
正面図である。 【図2】本実施例の背面図である。 【図3】本実施例の側面図である。 【図4】本実施例の荷物受け体の斜視図である。 【図5】本実施例の荷物受け体の係止部分の拡大図であ
る。 【図6】本実施例の投入口部分の側面断面図である。 【図7】本実施例のロック軸の斜視図である。 【図8】本実施例のロック軸の先端部分を示す断面図で
ある。 【図9】本実施例のロック軸の下端部分を示す断面図で
ある。 【符号の説明】 1 ドア本体 3 投入口 4 シャッタ板 8 荷物受け体 9 縦板 10 T状板 10a 折曲部分 30 ガイド枠 33 通孔 35 回転支持板 36 ロック軸 37 L状ロック部 38 L状操作部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ドア本体に形成された横長長方形状の投
    入口と、この投入口を開閉するため移動可動に設けられ
    たシャッタと、前記投入口に対応したドア本体後側に一
    端が回動可能に設けられて、投入口から挿入された荷物
    を受けて下方へ回動する荷物受け体と、この荷物受け体
    が下方へ回動した際に、縦板が垂下する範囲の位置に、
    スプリングの力を受けつつドア本体の後側に突出してお
    り、荷物受け体の押圧を受けてドア本体の裏面側から遠
    ざかるように移動する操作部を下端に、この操作部の移
    動と連動して前記シャッタの開動を阻止する位置へと移
    動するロック部を上端に有するロック軸とを備えたこと
    を特徴とする荷受付き玄関用ドア。
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