JP2589408Y2 - 記録紙保持構造 - Google Patents

記録紙保持構造

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JP2589408Y2
JP2589408Y2 JP1993040323U JP4032393U JP2589408Y2 JP 2589408 Y2 JP2589408 Y2 JP 2589408Y2 JP 1993040323 U JP1993040323 U JP 1993040323U JP 4032393 U JP4032393 U JP 4032393U JP 2589408 Y2 JP2589408 Y2 JP 2589408Y2
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辰三 金城
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株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、記録紙ロールの記録紙
を印字する各種印字装置における記録紙保持構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は従来の記録紙保持構造
を示すもので、図5は全体外観図、図6は要部側断面図
である。これらの図に基づいて従来技術を説明すると、
全体を符号30で示す印字装置の上面部ほぼ中央には、
記録紙収納用凹嵌部31が設けられ、この凹嵌部31の
両側面部には、U字状の軸受溝32が形成されている。
凹嵌部31の底面部には、スリット状の記録紙挿入口3
3が穿設され、この記録紙挿入口33の後方、すなわち
印字装置30内の最後方上部には印字部35が内蔵され
ており、印字部35の上方には、記録紙排出口30aが
穿設されている。したがって、記録紙21を印字可能状
態に印字装置30にセットするには、記録紙21の先端
を記録紙挿入口33から記録紙経路34に挿入して印字
部35に導入する。そして、ロール20の中心部に挿入
したシャフト20aの両端を軸受溝32に回転自在に支
持させてロール20を凹嵌部31内に収納する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造の記録紙保持構造は、記録紙挿入口33が凹嵌部
31の底面部に設けられており、しかも凹嵌部31の幅
とロール20の胴長がほぼ同一に形成されているので、
記録紙21の両端部を把持して記録紙挿入口33に記録
紙21の先端部を挿入する作業は、指が凹嵌部31内に
入りずらく、面倒となる欠点があった。また、凹嵌部3
1を印字装置30の表面パネル側に印字部35と並列に
配設した構造としているため、これに操作ボタンを設置
すると表面パネルの表面積が増加し装置が大型化すると
いった問題もあった。
【0004】したがって、本考案は、上記した従来の欠
点あるいは問題に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、記録紙のセットが容易に行え、かつ装
置の小型化を図った記録紙保持構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係る記録紙保持構造は、記録紙ロールを挿
抜するロール挿抜口を有する記録紙収納室と、前記ロー
ル挿抜口を閉塞する開閉自在な蓋とを備え、この蓋に、
開口部を有し前記記録紙ロールを保持する軸受溝が形成
されたロール保持部が設けられているとともに、前記記
録紙収納室に、前記軸受溝の開口部を閉塞する閉塞部が
設けられている。
【0006】
【作用】本考案によれば、記録紙をセットする場合に
は、蓋を開けた状態で、蓋に設けたロール保持部に記録
紙ロールを保持させる。記録紙ロールが保持された蓋を
閉めると、ロール保持部の軸受溝の開口部が記録紙収納
室の閉塞部で閉塞されて、記録紙ロールがロール保持部
から脱落するのが防止される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本考案に係る記録紙保持構造の側断面図、
図2は図1のA矢視図、図3は本考案に係る記録紙保持
構造の蓋を閉めた状態を示した側断面図、図4は図3の
平断面図である。これらの図において、全体を符号1で
示すものは、印字機能を有する情報端末装置で、その筐
体は、ロアーケース2、アッパーケース3および蓋4と
で概略構成されている。アッパーケース3の背面には、
後述するロール収納室8のほぼ全体にわたりロール挿抜
口3aが穿設され、上面には記録紙排出口3bが穿設さ
れている。
【0008】蓋4の上端中央部には取手4aが突出形成
され、下端両端部に一体形成したヒンジ部4bの孔をロ
アーケース2の側面に植設されたダボ5に嵌入させるこ
とにより、ダボ5を中心として蓋4がロール挿抜口3a
を閉塞するようにして開閉自在となっている。蓋4の両
端のほぼ中央には、弾性係合片6が立設され、この弾性
係合片6がロール収納室8の側壁7aに突出した突起7
cに係合することにより蓋4がロール3aを閉塞する。
【0009】ロアーケース2には、その内底面から立設
し、突起7cが突設された一対の対向する両側壁7aお
よび背面壁7bによって囲まれたロール収納室8が形成
されている。このロール収納室8の両隅部奥方には、側
壁7aと背面壁7bから一体的に立設され、垂直状に形
成された閉塞面9aを有する閉塞部であるリブ9が設け
られている。11は印字部、12は側面視湾曲形成され
記録紙21の幅方向に延在する記録紙ガイド部材、13
はロール収納室8からガイド部材12に沿って記録紙2
1を印字部11に導く記録紙挿入口、14は記録紙経路
である。
【0010】蓋4の裏面には、平面視において前記リブ
9を挟むように対に形成されたロール保持部15,16
および17,18が二対立設されている。これら左右の
ロール保持部15,16および17,18間の間隔は同
一に形成されている。また、これらロール保持部のうち
16,17および18の上端部には、開口部16b,1
7bおよび18b(17bおよび18bは図示を省略)
を有するU字状の溝16a,17aおよび18aが形成
されている。記録紙21のロール20の両端面から突出
したシャフト部20aと21bの突出量が異なってい
る。すなわちシャフト部20aの突出量は、前記ロール
保持部15,16間の間隔よりも小に、またシャフト2
0b間の突出量は、前記ロール保持部17,18間の間
隔よりも大に形成されている。
【0011】次に、このように構成された記録紙保持構
造におけるロールのセット方法を説明する。先ず、図1
に示すように蓋4を開き、ロール挿抜口3aを開放す
る。このとき、ロール保持部15〜18が立設状態とな
り、溝16a〜18aの開口部16b〜18bが上方に
開口した状態となり、開口部16b〜18bから溝16
a〜18aへのロール20のシャフト部20aおよび2
0bの挿入を容易に行うことができる。このとき、シャ
フト部20aと20bの突出量が相違しているため、誤
ってロール20を左右逆に収納しようとしてもシャフト
部20bが溝を有していないロール保持部15に当接し
て収納を阻止するので、ロール20が左右逆に収納され
ることなく、このため記録紙21の記録面が誤ってセッ
トされることがない。
【0012】このようにロール保持部15から18に保
持されたロール20から記録紙21を引き出し記録紙ガ
イド12に沿って記録紙挿入口13から記録紙経路14
に挿入する場合には、蓋4が開きロール挿抜口3a側が
開放されているので、記録紙21の両端を把持する指を
邪魔するものがなく、このため記録紙挿入口13への挿
入が容易となる。
【0013】記録紙挿入口13への記録紙21の挿入が
完了したら、蓋4を回動させて弾性係合片6を突起7c
に係合させて、ロール挿抜口3aを蓋4により閉塞す
る。この状態のとき、ロール保持部16〜18はほぼ9
0°回動し、シャフト部20aおよび20bを保持して
いる溝16a〜18aの開口部16b〜18bは、上方
垂直の向きから左方水平方向に向きを変えるが、開口部
16b〜18bがリブ9の閉塞面9aに対接するので、
シャフト部20aおよび20bは閉塞面9aに当接し
て、開口部16b〜18bからの脱落が規制され、この
ため記録紙の送り不良によるジャムリが防止できる。
【0014】このようにロール20を開閉自在な蓋4に
設けたロール保持部15〜18とロール収納室8内に設
けたリブ9とで保持するようにしたので、印字装置1内
の後方下部、すなわち印字部11の下方にロール20を
収納可能となり、このため印字装置1の表面パネル部側
にロール収納室を設置することがないため、表面パネル
部側の表面積を広げることなく操作ボタン等を配設する
ことができるので、装置の大型化が防止できる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、記
録紙ロールを挿抜するロール挿抜口を有する記録紙収納
室と、ロール挿抜口を閉塞する開閉自在な蓋とを備え、
この蓋に、開口部を有し記録紙ロールを保持する軸受溝
が形成されたロール保持部が設けられているとともに、
記録紙収納室に、軸受溝の開口部を閉塞する閉塞部が設
けられているので、蓋を開いた状態で記録紙ロールを開
口部から軸受溝に挿入できて軸受溝への挿入が容易とな
るとともに、記録紙ロールから引き出した記録紙を印字
部にセットする場合にも、記録紙ロールの周りが開放さ
れているので、記録紙を把持する指を邪魔するものがな
く、セットが容易に行われる。
【0016】また、記録紙ロールを開閉自在な蓋に設け
たロール保持部とロール収納室内に設けた閉塞部とで保
持するようにしたので、装置内の後方下部に記録紙ロー
ルを収納可能となり、このため装置1の表面パネル部を
操作ボタン等に有効活用され、装置の小型化が図れる。
さらに、軸受溝に保持された記録紙ロールは、蓋を閉め
た状態で軸受溝の開口部が収納室の閉塞部で閉塞されて
記録紙ロールの脱落が規制されるので、装置を傾斜のあ
る場所に設置した場合、あるいは移動させた場合に記録
紙ロールの脱落がなく、このため記録紙のジャムリが防
止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る記録紙保持構造の側断面図であ
る。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本考案に係る記録紙保持構造において、蓋を閉
めた状態を示す側断面図である。
【図4】本考案に係る記録紙保持構造において、蓋を閉
めた状態を示す平断面図である。
【図5】従来の記録紙保持構造を採用した印字装置の外
観斜視図である。
【図6】従来の記録紙保持構造の側断面図である。
【符号の説明】
1 情報端末装置 3a ロール挿抜口 4 蓋 8 ロール収納室 9 リブ 9a 閉塞面 11 印字部 13 記録紙挿入口 15,16,17,18 ロール保持部 16a,17a,18a 溝 16b,17b,18b 開口部 20 記録紙ロール 20a,20b シャフト部 21 記録紙

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙ロールを挿抜するロール挿抜口を
    有する記録紙収納室と、前記ロール挿抜口を閉塞する開
    閉自在な蓋とを備え、この蓋に、開口部を有し前記記録
    紙ロールを保持する軸受溝が形成されたロール保持部が
    設けられているとともに、前記記録紙収納室に、前記軸
    受溝の開口部を閉塞する閉塞部が設けられていることを
    特徴とする記録紙保持構造。
JP1993040323U 1993-06-29 1993-06-29 記録紙保持構造 Expired - Fee Related JP2589408Y2 (ja)

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