JPH074450U - 記録紙保持構造 - Google Patents

記録紙保持構造

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JPH074450U
JPH074450U JP4032393U JP4032393U JPH074450U JP H074450 U JPH074450 U JP H074450U JP 4032393 U JP4032393 U JP 4032393U JP 4032393 U JP4032393 U JP 4032393U JP H074450 U JPH074450 U JP H074450U
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辰三 金城
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株式会社田村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙のセットの容易化および装置の小型化
を図る。 【構成】 蓋4はロール挿抜口3aを閉塞するようにし
て開閉自在となっている。8は装置1内に設けられたロ
ール収納室、20は記録紙ロール、20aはシャフト部
である。そして、蓋4には開口部16bを有するシャフ
ト部20aを支持する溝16aが設けられたロール保持
部15が立設されている。また、ロール収納室8には、
蓋4を閉めた際に開口部16bを閉塞する閉塞面9aを
有するリブ9が立設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、記録紙ロールの記録紙を印字する各種印字装置における記録紙保持 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5および図6は従来の記録紙保持構造を示すもので、図5は全体外観図、図 6は要部側断面図である。これらの図に基づいて従来技術を説明すると、全体を 符号30で示す印字装置の上面部ほぼ中央には、記録紙収納用凹嵌部31が設け られ、この凹嵌部31の両側面部には、U字状の軸受溝32が形成されている。 凹嵌部31の底面部には、スリット状の記録紙挿入口33が穿設され、この記録 紙挿入口33の後方、すなわち印字装置30内の最後方上部には印字部35が内 蔵されており、印字部35の上方には、記録紙排出口30aが穿設されている。 したがって、記録紙21を印字可能状態に印字装置30にセットするには、記録 紙21の先端を記録紙挿入口33から記録紙経路34に挿入して印字部35に導 入する。そして、ロール20の中心部に挿入したシャフト20aの両端を軸受溝 32に回転自在に支持させてロール20を凹嵌部31内に収納する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した構造の記録紙保持構造は、記録紙挿入口33が凹嵌部 31の底面部に設けられており、しかも凹嵌部31の幅とロール20の胴長がほ ぼ同一に形成されているので、記録紙21の両端部を把持して記録紙挿入口33 に記録紙21の先端部を挿入する作業は、指が凹嵌部31内に入りずらく、面倒 となる欠点があった。また、凹嵌部31を印字装置30の表面パネル側に印字部 35と並列に配設した構造としているため、これに操作ボタンを設置すると表面 パネルの表面積が増加し装置が大型化するといった問題もあった。
【0004】 したがって、本考案は、上記した従来の欠点あるいは問題に鑑みてなされたも のであり、その目的とするところは、記録紙のセットが容易に行え、かつ装置の 小型化を図った記録紙保持構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る記録紙保持構造は、記録紙ロールを 挿抜するロール挿抜口を有する記録紙収納室と、前記ロール挿抜口を閉塞する開 閉自在な蓋とを備え、この蓋に、開口部を有し前記記録紙ロールを保持する軸受 溝が形成されたロール保持部が設けられているとともに、前記記録紙収納室に、 前記軸受溝の開口部を閉塞する閉塞部が設けられている。
【0006】
【作用】
本考案によれば、記録紙をセットする場合には、蓋を開けた状態で、蓋に設け たロール保持部に記録紙ロールを保持させる。記録紙ロールが保持された蓋を閉 めると、ロール保持部の軸受溝の開口部が記録紙収納室の閉塞部で閉塞されて、 記録紙ロールがロール保持部から脱落するのが防止される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る記録紙 保持構造の側断面図、図2は図1のA矢視図、図3は本考案に係る記録紙保持構 造の蓋を閉めた状態を示した側断面図、図4は図3の平断面図である。これらの 図において、全体を符号1で示すものは、印字機能を有する情報端末装置で、そ の筐体は、ロアーケース2、アッパーケース3および蓋4とで概略構成されてい る。アッパーケース3の背面には、後述するロール収納室8のほぼ全体にわたり ロール挿抜口3aが穿設され、上面には記録紙排出口3bが穿設されている。
【0008】 蓋4の上端中央部には取手4aが突出形成され、下端両端部に一体形成したヒ ンジ部4bの孔をロアーケース2の側面に植設されたダボ5に嵌入させることに より、ダボ5を中心として蓋4がロール挿抜口3aを閉塞するようにして開閉自 在となっている。蓋4の両端のほぼ中央には、弾性係合片6が立設され、この弾 性係合片6がロール収納室8の側壁7aに突出した突起7cに係合することによ り蓋4がロール3aを閉塞する。
【0009】 ロアーケース2には、その内底面から立設し、突起7cが突設された一対の対 向する両側壁7aおよび背面壁7bによって囲まれたロール収納室8が形成され ている。このロール収納室8の両隅部奥方には、側壁7aと背面壁7bから一体 的に立設され、垂直状に形成された閉塞面9aを有する閉塞部であるリブ9が設 けられている。11は印字部、12は側面視湾曲形成され記録紙21の幅方向に 延在する記録紙ガイド部材、13はロール収納室8からガイド部材12に沿って 記録紙21を印字部11に導く記録紙挿入口、14は記録紙経路である。
【0010】 蓋4の裏面には、平面視において前記リブ9を挟むように対に形成されたロー ル保持部15,16および17,18が二対立設されている。これら左右のロー ル保持部15,16および17,18間の間隔は同一に形成されている。また、 これらロール保持部のうち16,17および18の上端部には、開口部16b, 17bおよび18b(17bおよび18bは図示を省略)を有するU字状の溝1 6a,17aおよび18aが形成されている。記録紙21のロール20の両端面 から突出したシャフト部20aと21bの突出量が異なっている。すなわちシャ フト部20aの突出量は、前記ロール保持部15,16間の間隔よりも小に、ま たシャフト20b間の突出量は、前記ロール保持部17,18間の間隔よりも大 に形成されている。
【0011】 次に、このように構成された記録紙保持構造におけるロールのセット方法を説 明する。先ず、図1に示すように蓋4を開き、ロール挿抜口3aを開放する。こ のとき、ロール保持部15〜18が立設状態となり、溝16a〜18aの開口部 16b〜18bが上方に開口した状態となり、開口部16b〜18bから溝16 a〜18aへのロール20のシャフト部20aおよび20bの挿入を容易に行う ことができる。このとき、シャフト部20aと20bの突出量が相違しているた め、誤ってロール20を左右逆に収納しようとしてもシャフト部20bが溝を有 していないロール保持部15に当接して収納を阻止するので、ロール20が左右 逆に収納されることなく、このため記録紙21の記録面が誤ってセットされるこ とがない。
【0012】 このようにロール保持部15から18に保持されたロール20から記録紙21 を引き出し記録紙ガイド12に沿って記録紙挿入口13から記録紙経路14に挿 入する場合には、蓋4が開きロール挿抜口3a側が開放されているので、記録紙 21の両端を把持する指を邪魔するものがなく、このため記録紙挿入口13への 挿入が容易となる。
【0013】 記録紙挿入口13への記録紙21の挿入が完了したら、蓋4を回動させて弾性 係合片6を突起7cに係合させて、ロール挿抜口3aを蓋4により閉塞する。こ の状態のとき、ロール保持部16〜18はほぼ90°回動し、シャフト部20a および20bを保持している溝16a〜18aの開口部16b〜18bは、上方 垂直の向きから左方水平方向に向きを変えるが、開口部16b〜18bがリブ9 の閉塞面9aに対接するので、シャフト部20aおよび20bは閉塞面9aに当 接して、開口部16b〜18bからの脱落が規制され、このため記録紙の送り不 良によるジャムリが防止できる。
【0014】 このようにロール20を開閉自在な蓋4に設けたロール保持部15〜18とロ ール収納室8内に設けたリブ9とで保持するようにしたので、印字装置1内の後 方下部、すなわち印字部11の下方にロール20を収納可能となり、このため印 字装置1の表面パネル部側にロール収納室を設置することがないため、表面パネ ル部側の表面積を広げることなく操作ボタン等を配設することができるので、装 置の大型化が防止できる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、記録紙ロールを挿抜するロール挿抜口を 有する記録紙収納室と、ロール挿抜口を閉塞する開閉自在な蓋とを備え、この蓋 に、開口部を有し記録紙ロールを保持する軸受溝が形成されたロール保持部が設 けられているとともに、記録紙収納室に、軸受溝の開口部を閉塞する閉塞部が設 けられているので、蓋を開いた状態で記録紙ロールを開口部から軸受溝に挿入で きて軸受溝への挿入が容易となるとともに、記録紙ロールから引き出した記録紙 を印字部にセットする場合にも、記録紙ロールの周りが開放されているので、記 録紙を把持する指を邪魔するものがなく、セットが容易に行われる。
【0016】 また、記録紙ロールを開閉自在な蓋に設けたロール保持部とロール収納室内に 設けた閉塞部とで保持するようにしたので、装置内の後方下部に記録紙ロールを 収納可能となり、このため装置1の表面パネル部を操作ボタン等に有効活用され 、装置の小型化が図れる。さらに、軸受溝に保持された記録紙ロールは、蓋を閉 めた状態で軸受溝の開口部が収納室の閉塞部で閉塞されて記録紙ロールの脱落が 規制されるので、装置を傾斜のある場所に設置した場合、あるいは移動させた場 合に記録紙ロールの脱落がなく、このため記録紙のジャムリが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る記録紙保持構造の側断面図であ
る。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本考案に係る記録紙保持構造において、蓋を閉
めた状態を示す側断面図である。
【図4】本考案に係る記録紙保持構造において、蓋を閉
めた状態を示す平断面図である。
【図5】従来の記録紙保持構造を採用した印字装置の外
観斜視図である。
【図6】従来の記録紙保持構造の側断面図である。
【符号の説明】
1 情報端末装置 3a ロール挿抜口 4 蓋 8 ロール収納室 9 リブ 9a 閉塞面 11 印字部 13 記録紙挿入口 15,16,17,18 ロール保持部 16a,17a,18a 溝 16b,17b,18b 開口部 20 記録紙ロール 20a,20b シャフト部 21 記録紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙ロールを挿抜するロール挿抜口を
    有する記録紙収納室と、前記ロール挿抜口を閉塞する開
    閉自在な蓋とを備え、この蓋に、開口部を有し前記記録
    紙ロールを保持する軸受溝が形成されたロール保持部が
    設けられているとともに、前記記録紙収納室に、前記軸
    受溝の開口部を閉塞する閉塞部が設けられていることを
    特徴とする記録紙保持構造。
JP1993040323U 1993-06-29 1993-06-29 記録紙保持構造 Expired - Fee Related JP2589408Y2 (ja)

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