JP3514381B2 - 光学式エンコーダ - Google Patents

光学式エンコーダ

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JP3514381B2
JP3514381B2 JP2000229589A JP2000229589A JP3514381B2 JP 3514381 B2 JP3514381 B2 JP 3514381B2 JP 2000229589 A JP2000229589 A JP 2000229589A JP 2000229589 A JP2000229589 A JP 2000229589A JP 3514381 B2 JP3514381 B2 JP 3514381B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学式エンコー
ダに関する。
【0002】
【従来の技術】光学式エンコーダは、メインスケール
と、このメインスケールを光学的に読み取る検出ヘッド
を組み立てて構成される。この様な光学式エンコーダで
は、高性能を実現するためには組立時の姿勢調整が重要
になる。具体的には、メインスケールと検出ヘッドの間
のギャップ、検出ヘッドとメインスケールの間の各軸回
りの回転、検出ヘッドとメインスケールとの間の測定軸
と直交する方向へのオフセット等の姿勢調整が必要であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に、光学格子を微細
ピッチで形成する小型の光学式エンコーダでは、高性能
化のためには高精度の組立及び取り付けを必要とすると
いう難点があった。姿勢変動を機械的に調整する手法は
従来より用いられているが、機械的な姿勢調整には限界
がある。
【0004】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、高精度の組立や姿勢調整を要せず、高性能化を
実現できる光学式エンコーダを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、円弧を描く
測定軸に沿って所定の角度ピッチで第1の光学格子が形
成されたメインスケールと、このメインスケールと対向
配置されて前記測定軸方向に相対移動する第2の光学格
子が形成された検出ヘッドとを備えた光学式エンコーダ
において、前記検出ヘッドの第2の光学格子が直線上に
所定のピッチで格子配列されていることを特徴とする。
【0006】この発明はまた、直線を描く測定軸に沿っ
て所定のピッチで第1の光学格子が形成されたメインス
ケールと、このメインスケールと対向配置されて前記測
定軸方向に相対移動する第2の光学格子が形成された検
出ヘッドとを備えた光学式エンコーダにおいて、前記検
出ヘッドの第2の光学格子が円弧上に所定の角度ピッチ
で格子配列されていることを特徴とする。
【0007】この発明においては、メインスケールが円
弧を描く測定軸を持つロータリエンコーダの場合は、検
出ヘッドの光学格子の格子配列は直線状とし、メインス
ケールが直線の測定軸を持つリニアエンコーダの場合
は、検出ヘッドの光学格子の格子配列は所定の角度ピッ
チで円弧を描くようにする。この様な構成にすると、メ
インスケールの光学格子と検出ヘッドの光学格子の重な
りは、検出ヘッドの測定軸方向の長さの範囲で少しずつ
変化した状態となる。この結果、対向する光学格子の間
の姿勢にずれが生じても、その姿勢ずれによる光学格子
の重なり状態の変化が小さくなり、姿勢変動の影響を受
けにくいものとなる。
【0008】この発明においては、対向する二つの光学
格子が円弧配列と直線配列であるため、測定軸方向に見
て検出ヘッドの中心から離れるにつれて次第に二つの光
学格子の間の傾斜角が大きくなり、二つの光学格子の重
なる面積が小さくなるため、出力信号の直流オフセット
成分は大きくなる。これに対しては、検出ヘッドの第2
の光学格子の測定軸方向の長さの範囲内で有効な受光面
を、二つの光学格子のピッチが略同じである範囲に制限
することが有効である。そのためには例えば、第2の光
学格子の測定軸方向の長さの範囲の中央部で大きく周辺
部で小さくなるように制限するためのアパーチャを設け
ることが有効である。この様なアパーチャを設けると、
検出ヘッド側光学格子の測定軸方向両端部で生じる大き
な直流光成分を抑圧することができ、出力信号のピーク
・ピーク値VPPと直流オフセットVDCの比を十分大きく
確保することが可能になる。
【0009】この発明において、検出ヘッドは、(a)
第2の光学格子が形成されたインデックススケールとそ
の透過光を受光する受光素子とを有するものとして構成
してもよいし、或いは(b)第2の光学格子を兼ねた受
光素子アレイを用いて構成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例について説明する。 [実施の形態1]図1は、この発明をロータリエンコー
ダに適用した実施の形態1の構成を示している。このロ
ータリエンコーダは、メインスケール1とこれを読み取
る検出ヘッド2とから構成される。メインスケール1
は、スケール円板10に円弧を描くように設定された測
定軸x1に沿って反射部と非反射部とが所定の角度ピッ
チ(トラック幅の中心での直線距離がP)で光学格子
(スケール格子)11が形成されている。
【0011】検出ヘッド2は、図2に断面図を示したよ
うに、光源であるLED3と、インデックススケール基
板4、及び受光素子5a,5bを有する。インデックス
スケール基板4には、LED3の光を受けてメインスケ
ール1を照射するための二次光源を構成する光源側光学
格子6と、メインスケール1からの反射光を受ける受光
側光学格子7を有する。受光側光学格子7は、メインス
ケールのスケール格子11のピッチとの関係で90°位
相がずれたA,B相出力用の格子部を有し、これらに対
応してA,B相用の受光素子5a,5bが設けられてい
る。
【0012】図3は、メインスケール1のスケール格子
11と、検出ヘッド2側の受光側光学格子7のパターン
を並べて示している。メインスケール1の測定軸x1が
円弧を描いているのに対して、検出ヘッド2の受光側光
学格子7は、直線の格子配列軸x2を有している。受光
側光学格子7の透過部と不透過部は格子配列軸x2に沿
ってピッチPで配列されており、A相出力用の格子部と
B相出力用の格子部は、格子配列軸x2に沿って(2n
+1)P/4だけ位相がずれた状態で配列されている
(nは整数)。
【0013】この実施の形態によると、検出ヘッド2の
受光側光学格子7とメインスケール1のスケール格子1
1との重なり状態は、受光側光学格子7の測定軸方向の
長さの範囲の中央部では格子が大きく重なり、両端部に
行くにつれて互いの格子が傾斜する結果、格子の重なり
は小さくなる。この格子の重なり状態の測定軸方向の変
化が、検出ヘッド2とメインスケール1の間の姿勢変動
に対する出力変動を小さいものとする。
【0014】図4は、相対姿勢により、検出ヘッド2の
受光側光学格子7とメインスケール1のスケール格子1
1との重なり状態が変化する様子を示している。図4
(a)は設計通りのベストアライメントの場合であり、
図4(b)は、径方向のオフセットがある場合であり、
図4(c)は、回転変動(モアレ変動)があった場合で
ある。図4(a)から明らかなように、ベストアライメ
ントの状態でも、光学格子7の測定軸方向の長さLの範
囲で、その中央部では格子の重なりが大きく、周辺に行
くにつれて格子の重なりは小さくなっている。このた
め、図4(b),(c)に示すように姿勢変動があった
場合にも、光学格子7全体の平均的な格子重なり状態
は、大きく変化しない。
【0015】従って、この実施の形態によると、姿勢変
動に対して検出ヘッドの応答は鈍感になる。これによ
り、高精度の組立や姿勢調整を要せず、エンコーダの高
性能化を図ることができる。
【0016】[実施の形態2]上の実施の形態では、図
4から明らかなように、受光側光学格子7の中央部では
大きな振幅の信号光が得られるのに対し、周辺に行くと
格子が互いに傾斜して重ならないため、信号光に対して
直流光成分が大きくなる。そこで好ましい実施の形態2
では、検出ヘッド2の受光側光学格子7の測定軸方向の
長さLの範囲内で有効な受光面のトラック幅を、長さL
の範囲の中央部で大きく、周辺部で小さくなるように制
限するためのアパーチャを設ける。
【0017】図5(a)は、アパーチャ8aと、これを
用いたときの光学格子7とスケール格子11の重なりパ
ターンに対するマスク状態を示している。図5(b)
は、別のアパーチャ8bと、これを用いたときの光学格
子7とスケール格子11の重なりパターンに対するマス
ク状態を示している。アパーチャ8aは、全体が光学格
子7をカバーする大きさのマスク材82に、菱形の窓8
1が開けられている。また、アパーチャ8bは、全体が
光学格子7をカバーするマスク材82に、略菱形の窓8
1が開けられている。
【0018】アパーチャ8a,8bは具体的には、図2
において、インデックススケール基板4の受光側光学格
子7の面、又は受光素子5a,5bの受光面に形成す
る。或いは、インデックススケール基板4の受光側光学
格子7が形成された面と反対側の面に形成してもよい。
或いはまた、アパーチャ8a,8bと受光側光学格子7
とを同じ金属膜を用いて同時に一体にパターン形成する
こともできる。この様にアパーチャを組み合わせること
により、出力信号振幅は制限されるが、無用な直流成分
光を抑圧することができ、出力信号のピーク・ピーク値
VPPと直流オフセットVDCの比を十分大きく確保するこ
とが可能になる。
【0019】[実施の形態3]図6は、別の実施の形態
によるエンコーダの構成を、図2に対応させて示してい
る。その他の構成は、先の実施の形態1,2と同様であ
るものとする。上記実施の形態1,2では、検出ヘッド
2の受光部を、光学格子7と受光素子5a,5bとから
構成したのに対し、この実施の形態では光学格子7を用
いず、光学格子7を兼ねた受光素子アレイ9を用いてい
る。受光素子アレイ9は、フォトダイオード等の受光素
子を例えば、メインスケール1の格子ピッチPに対し
て、3P/4ピッチで配列して構成される。これにより
受光素子アレイ9からは、A(=0°),BB(=27
0°),AB(=90°),B(=180°)の4相の
変位信号を出力することができる。
【0020】[実施の形態4]図7は、図6で説明した
実施の形態3における受光素子アレイ9の好ましいアレ
イパターンを示している。図示のように受光素子アレイ
9の受光素子PD1,PD2,PD3,…は、その長さ
が少しずつ変化して、そのレイアウトの包絡線が略菱形
になるようにしている。これは、実施の形態2で説明し
たアパーチャを通常の受光素子アレイと組み合わせたこ
とと等価になる。これにより、アパーチャを形成する工
程を省いて、アパーチャを用いた場合と同様に出力信号
のピーク・ピーク値VPPと直流オフセットVDCの比を大
きく確保することが可能になる。
【0021】[実施の形態5]ここまでの実施の形態で
は、本発明の反射型のエンコーダへの適用例を示した
が、本発明は透過型のエンコーダにも適用することがで
きる。図8は、図2において示した実施の形態1に係る
光学式エンコーダの構成を透過型エンコーダに応用した
実施例の構成を示している。先の実施の形態と対応する
部分には先の実施の形態と同じ符号を付してある。本実
施の形態に係る透過型エンコーダは、メインスケール1
とこれを読み取る検出ヘッド2とから構成される。メイ
ンスケール1はガラス等の透明基板からなるスケール円
盤10上に透過部と非透過部とを配列した透過型光学格
子を構成している。検出ヘッド2は、光源であるLED
3と、インデックススケール基板4、及び受光素子5
a,5bとから構成される。インデックススケール基板
4及び受光素子5a,5bについては実施の形態1にお
ける構成と同様である。
【0022】本実施の形態において、LED3はメイン
スケール1の一方の面と対向配置され、受光素子5a,
5bはインデックススケール基板4を介してメインスケ
ール1の他方の面と対向配置されている。LED3から
照射される光はメインスケール1上に形成されているス
ケール格子11の透過部を透過する。メインスケール1
を透過した光が、更にインデックススケール基板4の受
光側光学格子7を通過した後、受光素子5a,5bへ到
達する。そして、メインスケール1と検出ヘッド2との
相対変位に依存するA,Bの2相の信号が得られる。な
お、この他スケール円盤10に光を透過しない材質を用
いる場合でも、スケール円盤10上のスケール格子11
を貫通する格子状に形成することで、透過型エンコーダ
に適用可能なメインスケール1を得ることができる。
【0023】[実施の形態6]図9は、図8において示
した実施の形態5に係る光学式エンコーダの応用例の構
成を示している。先の実施の形態と対応する部分には先
の実施の形態と同じ符号を付してある。本実施の形態に
係る透過型エンコーダは、メインスケール1とこれを読
み取る検出ヘッド2とから構成される。メインスケール
1はガラス等の透明基板からなるスケール円盤10上に
透過部と非透過部とを配列した透過型光学格子を構成し
ている。検出ヘッド2は、光源であるLED3と、イン
デックススケール基板4、光源側光学格子6、及び受光
素子5a,5bとから構成される。インデックススケー
ル基板4及び受光素子5a,5bについては実施の形態
1における構成と同様である。
【0024】本実施の形態において、LED3は光源側
光学格子6を介してメインスケール1の一方の面と対向
配置され、受光素子5a,5bはインデックススケール
基板4を介してメインスケール1の他方の面と対向配置
されている。LED3から照射される光は、光源側光学
格子6を介してスケールを均一に照射する二次光源とな
り、メインスケール1上に形成されているスケール格子
11の透過部を透過する。メインスケール1を透過した
光が、更にインデックススケール基板4の受光側光学格
子7を通過した後、受光素子5a,5bへ到達する。そ
して、メインスケール1と検出ヘッド2との相対変位に
依存するA,Bの2相の信号が得られる。また、先の実
施の形態5と同様に、この他スケール円盤10に光を透
過しない材質を用いる場合でも、スケール円盤10上の
スケール格子11を貫通する格子状に形成することで、
透過型エンコーダに適用可能なメインスケール1を得る
ことができる。
【0025】[実施の形態7]図10は、図6において
示した受光素子アレイ9を用いる実施の形態3を透過型
エンコーダに応用した実施例の構成を示している。先の
実施の形態と対応する部分には先の実施の形態と同じ符
号を付してある。本実施の形態に係る透過型エンコーダ
は、メインスケール1、受光素子アレイ9、光源である
LED3から構成されている。メインスケール1は実施
の形態5と同様な構成となっている。受光素子アレイ9
は、実施の形態3における構成と同様に受光側光学格子
を兼ねた構造となっている。
【0026】本実施の形態において、LED3はメイン
スケール1の一方の面と対向配置され、受光素子アレイ
9は、メインスケール1の他方の面と対向配置されてい
る。LED3から照射される光は、先の実施の形態5と
同様にメインスケール1上のスケール格子11の透過部
を透過する。メインスケール1の透過部を透過した光
が、受光素子アレイ9へ到達することで、メインスケー
ル1と受光素子アレイ9との相対変位信号がA,BB,
AB,Bの4相の変位信号として出力される。
【0027】[実施の形態8]図11は、図10におい
て示した実施の形態7に係る透過型エンコーダの応用例
の構成を示している。先の実施の形態と対応する部分に
は先の実施の形態と同じ符号を付してある。本実施の形
態に係る透過型エンコーダは、メインスケール1、受光
素子アレイ9、光源であるLED3、及び二次光源を形
成するための光源側光学格子6から構成されている。メ
インスケール1は実施の形態5と同様な構成となってい
る。受光素子アレイ9は、実施の形態3における構成と
同様に受光側光学格子を兼ねた構造となっている。
【0028】本実施の形態において、LED3は光源側
光学格子6を介してメインスケール1の一方の面と対向
配置され、受光素子アレイ9は、メインスケール1の他
方の面と対向配置されている。LED3から照射される
光は、光源側光学格子6を介してスケールを均一に照射
する二次光源となり、二次光源は先の実施の形態5と同
様にメインスケール1上のスケール格子11の透過部を
透過する。メインスケール1の透過部を透過した光が、
受光素子アレイ9へ到達することで、メインスケール1
と受光素子アレイ9との相対変位信号がA,BB,A
B,Bの4相の変位信号として出力される。
【0029】[実施の形態9]これまでに述べた実施の
形態においては本発明のロータリーエンコーダへの適用
例を示したが、先の実施の形態1〜8における構成をリ
ニアエンコーダに適用することも可能である。図12
は、この発明をリニアエンコーダに適用した実施例の構
成を示している。先の実施の形態と対応する部分には先
の実施の形態と同じ符号を付してある。この実施の形態
の場合、直線の測定軸x1を持ち、スケール格子11は
この測定軸x1に沿って所定ピッチPで配列される。検
出ヘッド2の受光側光学格子7は、円弧を描く格子配列
軸x2を持ち、この格子配列軸x2に沿って所定の角度
ピッチ(トラック中心部での直線距離がP)で透過部と
不透過部が配列されている。この実施の形態でのメイン
スケール1のスケール格子11と検出ヘッド2の受光側
光学格子7の重なり状態は、図4のスケール格子11と
光学格子7の関係を逆にしただけであるから、図4と同
様になる。即ち、姿勢変動に対して鈍感となり、実施の
形態1と同様の効果が得られる。またこの実施の形態9
の場合にも、実施の形態2と同様にアパーチャを組み合
わせることは有効である。更に、実施の形態3,4と同
様に、受光側格子7を兼ねて受光素子アレイを用いるこ
とも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
直線配列の光学格子と円弧配列の光学格子の組み合わせ
を用いることにより、組立誤差やその後の姿勢変動の影
響を低減し、高精度の組立や姿勢調整を要せずに高性能
化できる光学式エンコーダが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る光学式エンコ
ーダの構成を示す図である。
【図2】 同実施の形態1の光学式エンコーダの断面構
造を示す図である。
【図3】 同実施の形態1のスケール格子と受光側光学
格子のパターンを示す図である。
【図4】 同実施の形態1の光学式エンコーダの姿勢変
動による光学格子の重なり状態の変化を示す図である。
【図5】 アパーチャを組み合わせる実施の形態2を説
明するための図である。
【図6】 受光素子アレイを用いる実施の形態3の断面
構造を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係る光学式エンコ
ーダの受光素子アレイの構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態5に係る光学式エンコ
ーダの断面構造を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態6に係る光学式エンコ
ーダの断面構造を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態7に係る光学式エン
コーダの断面構造を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態8に係る光学式エン
コーダの断面構造を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態9に係る光学式エン
コーダの構成を示す図である。
【符号の説明】
1…メインスケール、11…スケール格子、2…検出ヘ
ッド、3…LED、4…インデックススケール基板、5
a,5b…受光素子、6…光源側光学格子、7…受光側
光学格子、8a,8b…アパーチャ、9…受光素子アレ
イ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−304117(JP,A) 実開 平6−7013(JP,U) 実開 平1−102819(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/26 - 5/38 G01B 11/00 - 11/30

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧を描く測定軸に沿って所定の角度ピ
    ッチで第1の光学格子が形成されたメインスケールと、 このメインスケールと対向配置されて前記測定軸方向に
    相対移動する第2の光学格子が形成された検出ヘッドと
    を備えた光学式エンコーダにおいて、 前記検出ヘッドの第2の光学格子が直線上に所定のピッ
    チで格子配列されていることを特徴とする光学式エンコ
    ーダ。
  2. 【請求項2】 直線を描く測定軸に沿って所定のピッチ
    で第1の光学格子が形成されたメインスケールと、この
    メインスケールと対向配置されて前記測定軸方向に相対
    移動する第2の光学格子が形成された検出ヘッドとを備
    えた光学式エンコーダにおいて、 前記検出ヘッドの第2の光学格子が円弧上に所定の角度
    ピッチで格子配列されていることを特徴とする光学式エ
    ンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記検出ヘッドは、前記第2の光学格子
    が形成されたインデックススケールとその透過光を受光
    する受光素子とを有することを特徴とする請求項1又は
    2記載の光学式エンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記検出ヘッドは、前記第2の光学格子
    を兼ねた受光素子アレイを有することを特徴とする請求
    項1又は2記載の光学式エンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記検出ヘッドの第2の光学格子の測定
    軸方向の長さの範囲内で有効な受光面が、前記第1の光
    学格子のピッチと前記第2の光学格子のピッチが略同じ
    である領域に制限されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の光学式エンコーダ。
  6. 【請求項6】 前記検出ヘッドの第2の光学格子の測定
    軸方向の長さの範囲内で有効な受光面を制限するための
    アパーチャを有することを特徴とする請求項5記載の光
    学式エンコーダ。
  7. 【請求項7】 前記検出ヘッドは、前記第2の光学格子
    を兼ねた受光素子アレイを有し、前記測定軸方向の長さ
    の範囲内で有効な受光面を制限する領域は、前記受光素
    子アレイのレイアウトの包絡線により囲まれた領域であ
    ることを特徴とする請求項5記載の光学式エンコーダ。
  8. 【請求項8】 前記有効な受光面を制限する領域は、菱
    形であることを特徴とする請求項5記載の光学式エンコ
    ーダ。
  9. 【請求項9】 前記有効な受光面を制限する領域は、略
    菱形であることを特徴とする請求項5記載の光学式エン
    コーダ。
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