JP3513656B2 - ロータリーキルンの炭化装置 - Google Patents

ロータリーキルンの炭化装置

Info

Publication number
JP3513656B2
JP3513656B2 JP2001103916A JP2001103916A JP3513656B2 JP 3513656 B2 JP3513656 B2 JP 3513656B2 JP 2001103916 A JP2001103916 A JP 2001103916A JP 2001103916 A JP2001103916 A JP 2001103916A JP 3513656 B2 JP3513656 B2 JP 3513656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
cylinder
rotary kiln
hole
peripheral portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001103916A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002226860A (ja
Inventor
孝一 榊原
Original Assignee
孝一 榊原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 孝一 榊原 filed Critical 孝一 榊原
Priority to JP2001103916A priority Critical patent/JP3513656B2/ja
Publication of JP2002226860A publication Critical patent/JP2002226860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3513656B2 publication Critical patent/JP3513656B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔産業上の利用分野〕本発明はロータリー
キルンにおいて内容物を内筒から無酸素下又は超低酸素
の外筒等へ自動的、安定的に移動させる事によって内容
物の炭化作用をしやすくするロータリーキルンの炭化装
置に関するものである。(請求項3では外筒から外筒
へ)
【0002】〔従来の技術〕従来、2重筒のロータリー
キルンにおいて乾燥、炭化、焼成等は一般的にまず内筒
内をバーナーで熱して、低酸素下の外筒へ原料を入れて
間接的に熱して、順次、乾燥、炭化、焼成等をするのが
一般的であり熱効率が非常に悪く、また単筒での炭化等
は直火式であれ、間火式であれ酸素量の調整等や時間
的、熱効率や技術的な点で大変でり、またバッチ式のキ
ルンでは連続生産の点でも不可である。
【0003】〔発明が解決しようとする課題〕前記の2
重筒の場合は熱効率が悪くオイル等も多く必要であり、
また時間的にも長くかかり、また前記の単筒では熱効率
や時間等は2重筒に比べやや良いが技術的に大変であり
原料や量産的な面では問題が多くこれらの点を解決する
必要上、従来の2重筒の良い点と単筒のよい点を組み合
せる合理的な考えを基にしての解決しようとする課題が
ある。
【0004】〔課題を解決するための手段〕上記課題を
解決するために、1として外筒と回転可能に支持した内
筒とを有するロータリーキルンにおいて、内筒の内通路
の途中に穴部を設け、その穴部の外周部をカバーする開
閉部を有した密封ハウジングを内筒外周部の定位置に回
動スリップ宙づり装置し、その開閉部に接するアームを
内筒外周部に設ける、以上のように装置する。2として
回転可能に支持した内筒と外筒とを有するロータリーキ
ルンにおいて、内筒の内通路の途中に穴部を設け、その
穴部の先の外筒内周部にワクリブを設け、そのワクリブ
と内筒外周部との間に、下部に穴部と荷重部を有したプ
レートを密着、定位置、回動スリップ装着する、以上の
ように装置する。3として回転可能に支持した外筒とそ
の内部の1部に内筒とを有するロータリーキルンにおい
て、その内筒入口先の外筒内周部にワクリブを設け、そ
のワクリブと内筒外周部との間に、下部に穴部と荷重部
を有したプレートを密着、定位置、回動スリップ装着す
る、以上のように装置する。
【0005】〔作用〕次に本発明の作用を述べると、1
として上記の様に構成されたロータリーキルンにおい
て、内筒へ投入された原料は順次、内筒の中で乾燥され
ながら先に進に、内筒の穴部に達した時、重力で下部に
定位置、宙づり、スリップ装着されている密封ハウジン
グ内へ落るが、その時内筒外周部に設けられたアームは
内筒の回転により、密封ハウジングの開閉部のバーを下
からもち上げ自動的に開閉部を駆動させることにより、
内容物を連続的に、無酸素又は超低酸素下の外筒へ移す
ことによって炭化を行う。2として上記の様に構成され
たロータリーキルンにおいて、内筒へ投入された原料は
順次、内筒の中で乾燥されながら先に進み、内筒の穴部
に達して、穴部より下へ落ち、つまり外筒へ移動してい
るが、この外筒は内筒穴部と連通しているので有酸素下
であるが、この先にプレートによって外筒を無酸素又は
超低酸素下になるよう仕切られている、このプレートは
外筒内周部にワクリブを設け、そのワクリブと内筒外周
部との間に、下部に穴部と荷重部とを有したもので、内
筒外周部と外筒内周部とを密着、定位置、回動スリップ
装着しており、内容物は有酸素下の外筒より順次無酸素
下又は超低酸素下の外筒へこの穴部より順次移動してい
くが、この内容物と穴の大きさをバランスを保つことに
より、内容物自身がシールの役目をして総合的にプレー
トを密封状況にして炭化を行う。3として上記の様に構
成されたロータリーキルンにおいて、上記2のごとくの
原料投入は内筒を始めは無くして直接外筒に投入して乾
燥を行い、その后はプレートを用いて上記2のごとくで
ある。
【0006】〔実施例〕なお、1については外筒は回転
式でも固定式でも出来、密封ハウジング部に対する穴
部、アーム、開閉部等は複数でもよく、また外筒回転式
の場合はアームは外筒内周部にも設けることが出来、開
閉式のエアロックダンパーの代りにロータリーバルブを
組み込んだ密封ハウジングを使用することも出来、その
駆動部にチェンを使用することも出来、2についてはプ
レート密着の方法で内筒外周部にワクリブをする方式や
内外筒両方にワクリブをすることも出来、3については
内筒は回転式でも固定式でもよく、その他は2と同様で
ある、また1の密封ハウジングや2、3のプレート等の
内、外筒やその内、外周等への荷重部へはローラー等を
用いて能力を高めることも出来る、なお1、2、3とも
直火型、間火型も出来、3重筒も出来る。
【0007】〔発明の効果〕各種の内容物に対して、前
記のごとく2重筒の安全性の良い所及び単筒の熱効率性
等の良い点の両方のよい所を合せる合理的な炭化装置で
あるため非常に経済的であり、しかも安全性、技術的、
時間的等も解決した総合的にメリットの高いロータリー
キルンの炭化装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明請求項1の部分説明図
【図2】本発明請求項1の部分拡大説明図
【図3】本発明請求項2の部分説明図
【図4】本発明請求項2の部分拡大説明図
【図5】本発明請求項3の部分説明図
【符号の説明】
1 外筒 7 アーム 13.原料
19.ウエイト 2 内筒 8 燃焼室 14.シール
20.開閉部バー 3 内通路 9 バーナー 15.内容物取出口
21 ワクリブ 4 穴部 10.内筒室 16.内容物
22 プレート 5 開閉部 11.外筒室 17.原料入口
23 荷重部 6 ハウジング 12.排気口 18.開閉板回動軸部
24.ワクリブ食込部(密封)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒と回転可能に支持した内筒とを有する
    ロータリーキルンにおいて、内筒の内通路の途中に穴部
    を設け、その穴部の外周部をカバーする開閉部を有した
    密封ハウジングを内筒外周部の定位置に回動スリップ宙
    づり装着し、その開閉部に接するアームを内筒外周部に
    設ける、以上の様に構成されたロータリーキルンの炭化
    装置である。
  2. 【請求項2】回転可能に支持した内筒と外筒とを有する
    ロータリーキルンにおいて、内筒の内通路の途中に穴部
    を設け、その穴部の先の外筒内周部にワクリブを設け、
    そのワクリブと内筒外周部との間に、下部に穴部と荷重
    部を有したプレートを密着、定位置、回動スリップ装着
    する、以上の様に構成されたロータリーキルンの炭化装
    置である。
  3. 【請求項3】回転可能に支持した外筒とその内部の1部
    に内筒とを有するロータリーキルンにおいて、その内筒
    入口先の外筒内周部にワクリブを設け、そのワクリブと
    内筒外周部との間に、下部に穴部と荷重部を有したプレ
    ートを密着、定位置、回動スリップ装着する、以上の様
    に構成されたロータリーキルンの炭化装置。
  4. 【請求項4】アームを外筒内周部に設けることを特徴と
    する、請求項1のロータリーキルンの炭化装置。
  5. 【請求項5】プレート下部に穴部と荷重部とローラー又
    は荷重ローラーを設けることを特徴とする、請求項2又
    は3のロータリーキルンの炭化装置。
  6. 【請求項6】ロータリーバルブを内筒外周部に回動スリ
    ップ宙づり装着し、内筒外周部よりチェン駆動すること
    を特徴とする、請求項1のロータリーキルンの炭化装
    置。
JP2001103916A 2000-11-29 2001-02-13 ロータリーキルンの炭化装置 Expired - Fee Related JP3513656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001103916A JP3513656B2 (ja) 2000-11-29 2001-02-13 ロータリーキルンの炭化装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-404161 2000-11-29
JP2000404161 2000-11-29
JP2001103916A JP3513656B2 (ja) 2000-11-29 2001-02-13 ロータリーキルンの炭化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002226860A JP2002226860A (ja) 2002-08-14
JP3513656B2 true JP3513656B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=26607282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001103916A Expired - Fee Related JP3513656B2 (ja) 2000-11-29 2001-02-13 ロータリーキルンの炭化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3513656B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08104880A (ja) * 1994-09-12 1996-04-23 Seisei Kogyo Kk 刈り芝の炭化処理方法とその処理装置
JP3021387B2 (ja) * 1997-04-07 2000-03-15 株式会社エスケーテック 連続炭化方法及び装置
JP4020486B2 (ja) * 1998-04-24 2007-12-12 高砂工業株式会社 外熱式ロータリキルン
JP2000097567A (ja) * 1998-09-22 2000-04-04 Imanaka:Kk 廃棄物乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002226860A (ja) 2002-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3665782B2 (ja) 螺旋軸流式熱風乾燥機
CA1104763A (en) Treatment of waste material containing alkali metals in a controlled atmosphere furnace
CN101392987B (zh) 铜铝合金粉末氧化配氧用可控气氛回转炉设计及结构
CN108203093A (zh) 炭化和活化设备及炭化和活化工艺
CN101508515A (zh) 一种污泥烘干方法及烘干机
JP3513656B2 (ja) ロータリーキルンの炭化装置
JP2000073069A (ja) 多段スクリューコンベア炭化装置
KR100758993B1 (ko) 로터리 킬른 로
CN209668778U (zh) 一种提高活性炭生产效率立式活化炉
JP2004176037A (ja) 炭化炉
CN211977553U (zh) 一种炉盘加热外热式多膛炉
CN1712493A (zh) 连续碳化方法及装置
KR100307346B1 (ko) 고기 구이기
JP2004081168A (ja) 茶葉加熱処理装置
JP4020645B2 (ja) 外熱式ロータリキルン
CN2238407Y (zh) 双热式转筒烘干机
CN2586946Y (zh) 热风烤板筒
CN109354019A (zh) 一种提高活性炭生产效率立式活化炉
CN206368104U (zh) 一种造纸生物泥烘干装置
CN111306934A (zh) 一种炉盘加热外热式多膛炉
KR20100130507A (ko) 적층 회전식 슬러지 건조 소각 장치
CN210832847U (zh) 一种天然气预加热炉
CN205241546U (zh) 一种对病死动物尸体碎块进行无害化处理的装置
JP2002241760A (ja) 廃棄物の炭化装置
CN219693820U (zh) 一种干燥设备

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031222

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees