JP3513526B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3513526B2
JP3513526B2 JP16388597A JP16388597A JP3513526B2 JP 3513526 B2 JP3513526 B2 JP 3513526B2 JP 16388597 A JP16388597 A JP 16388597A JP 16388597 A JP16388597 A JP 16388597A JP 3513526 B2 JP3513526 B2 JP 3513526B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置等に
用いられる現像装置に関し、特に、1成分現像剤を用
い、導電性弾性現像ローラを感光体ドラムに回転接触さ
せ、導電性弾性現像ローラより感光体ドラム表面に現像
剤を供給することにより感光体ドラムの静電潛像の現像
を行う現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャリアを用いない1成分現像剤
を用いる現像装置は構造が簡単で安価な装置が可能で、
かつ、小型化を図ることができ、コスト保守の面等で利
点を有しており、特に、磁性現像剤(トナー)を用いな
い非磁性1成分トナーは磁石ローラを用いないことか
ら、小型、鮮明、安価な現像装置が得られるという利点
を有していた。
【0003】この非磁性1成分現像装置としては、所定
ギャップを設けた現像ローラと感光体ドラムとの間に交
番電界を印加し、トナーを往復飛翔させ現像を行う非接
触型現像装置、若しくは、導電性の弾性現像ローラを感
光体ドラム接触させる接触型現像装置の2種類の現像
装置に大別でき、前者は直流に交流を重畳した現像バイ
アスを必要とし、電源が複雑化、高耐圧化するのに対
し、後者は簡単な直流の現像バイアス電源を設けるだけ
でよい。
【0004】上記の後者の接触型現像装置は上記のよう
に多くの利点を有するが、導電性で弾性を有する現像ロ
ーラと感光体ドラムの接触ニップが画質に大きく影響す
るため、接触ニップを一定に管理する必要があり、例え
ば、特開昭59−223469号公報,特開昭63−1
55067号公報などに開示されており、この接触型現
像装置は図6及び図7に示すように、感光体ドラム21
に接触する弾性を有する現像ローラ22のシャフト23
の両端部に転がり軸受け24を介して現像ローラ22よ
り所定の値直径の小さい剛体の接触深さ設定ローラ25
をシャフト23に同軸で回転可能に配置することによ
り、機械的に現像ローラ22の接触深さを一定に保持し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の接触型現
像装置においては、所定濃度を維持して良好な現像を行
うために設定された感光体ドラムと現像ローラとの周速
差を吸収させるために、接触深さ設定ローラは、転がり
軸受け或いは摺動軸受けを必要とし、構造の複雑化、摺
動面の摩耗、軸受けや摺動面へのトナー侵入によるトナ
ー融着等が原因となる接触ニップ幅の変動、現像装置の
駆動負荷の負荷トルクの増大などの問題を有している。
【0006】本発明の現像装置は上記の問題に鑑みなさ
れたものであり、現像動作に伴う周速差を吸収しつつ接
触ニップを管理する構造を簡素化した高信頼の現像装置
を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の現像装置は、現像ローラに1成分
現像剤を供給し、現像剤層厚規制部材により1成分現像
剤の層厚を規制し、1成分現像剤に所定の帯電量を帯電
させ、静電潛像を有する感光体ドラムに現像ローラを接
触させて現像を行う現像装置において、感光体ドラムに
接触させて周速差を設けて回転する回転体を設け、該回
転体の軸の両端部に、第1の当接面となる外周面と第2
の当接面となる内周面を有し、回転体の感光体ドラムに
当接する接触深さを所定の値に管理する接触深さ設定ロ
ーラを遊嵌し、接触深さ設定ローラの外周面と内周面の
周速を、各々当接する被当接部材の被当接面の周速とほ
ぼ等しい周速とし、上記接触深さ設定ローラの第2の当
接面である内周面に軸方向に対し傾斜した溝を設けてい
る。
【0008】請求項2記載の現像装置は、導電性弾性現
像ローラに1成分現像剤を供給し、現像剤層厚規制部材
により1成分現像剤の層厚を規制し、1成分現像剤に所
定の帯電量を帯電させ、静電潛像を有する感光体ドラム
に導電性弾性現像ローラを周速差を設けて接触させて現
像を行う現像装置において、導電性弾性現像ローラの軸
の両端部に、第1の当接面となる外周面と第2の当接面
となる内周面を有し、導電性弾性現像ローラの感光体ド
ラムに当接する接触深さを所定の値に管理する接触深さ
設定ローラを遊嵌し、接触深さ設定ローラの外周面と内
周面の周速を、各々当接する被当接部材の被当接面の周
速とほぼ等しい周速とし、上記接触深さ設定ローラの第
2の当接面である内周面に軸方向に対し傾斜した溝を設
ている。
【0009】請求項3記載の現像装置は、上記接触深さ
設定ローラの第1の当接面となる外周面が当接する第1
の被当接部材の第1被当接面が感光体ドラムのドラム表
面で、上記接触深さ設定ローラの第2の当接面となる内
周面が当接する第2の被当接部材の第2被当接面が導電
性弾性現像ローラの軸表面であり、感光体ドラムの周速
と導電性弾性現像ローラの周速との比を1よりも大きく
設定している。
【0010】請求項4記載の現像装置は、導電性弾性現
像ローラに1成分現像剤を供給し、現像剤層厚規制部材
により1成分現像剤の層厚を規制し、1成分現像剤に所
定の帯電量を帯電させ、静電潛像を有する感光体ドラム
に導電性弾性現像ローラを周速差を設けて接触させて現
像を行う現像装置において、導電性弾性現像ローラの軸
の両端部に、第1の当接面となる外周面と第2の当接面
となる内周面を有し、導電性弾性現像ローラの感光体ド
ラムに当接する接触深さを所定の値に管理する接触深さ
設定ローラを遊嵌し、上記接触深さ設定ローラの第2の
当接面となる内周面の周速と、当該内周面が当接する第
2の被当接部材の第2被当接面となる導電性弾性現像ロ
ーラの軸表面の周速とに周速差を設け、上記接触深さ設
定ローラの第2の当接面である内周面に軸方向に対し傾
斜した溝を設けている。
【0011】請求項5記載の現像装置は、現像ローラに
1成分現像剤を供給し、現像剤層厚規制部材により1成
分現像剤の層厚を規制し、1成分現像剤に所定の帯電量
を帯電させ、静電潛像を有する感光体ドラムに現像ロー
ラを接触させて現像を行う現像装置において、感光体ド
ラムに接触させて周速差を設けて回転する回転体を設
け、該回転体の軸の両端部に、感光体ドラムの表面に当
接する第1の当接面となる外周面と回転体の軸表面の感
光体ドラム側に当接する第2の当接面となる内周面を有
し、回転体の感光体ドラムに当接する接触深さを所定の
値に管理する接触深さ設定ローラを遊嵌し、接触深さ設
定ローラの外周面と内周面の周速を、各々当接する被当
接部材の被当接面の周速とほぼ等しい周速としている。
【0012】請求項6記載の現像装置は、上記接触深さ
設定ローラの第2の当接面である内周面に軸方向に対し
傾斜した溝を設けている。
【0013】請求項7記載の現像装置は、上記接触深さ
設定ローラの第1の当接面となる外周面が当接する第1
の被当接部材の第1被当接面が感光体ドラムの両端部に
形成されたフランジで、上記接触深さ設定ローラの第2
の当接面となる内周面が当接する第2の被当接部材の第
2被当接面が導電性弾性現像ローラの軸表面であり、感
光体ドラムの周速と導電性弾性現像ローラの周速との比
を1よりも小さく設定している。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の現像装置の実施形態1を
図1乃至図3とともに説明する。
【0015】図1において、1は導電性基材が接地され
表面電位が−550Vに帯電された直径Da=55mm
の負帯電感光体ドラムで矢印a方向に周速Va=200
mm/secで回転している。
【0016】カーボンブラックなどの導電化剤が添加さ
れ、体積抵抗率約107Ω・cm、JIS−A硬度60
〜70度の導電性ウレタンゴムからなる直径Db=27
mmの導電性弾性現像ローラ2は、矢印b方向に周速V
b=260mm/secで回転しており、直径Ds=1
0mmのステンレスのシャフト3を介して現像バイアス
電圧E1=−450Vが印加されている。
【0017】1成分現像剤であるトナー4の撹拌と現像
後のトナー除去を兼ねた体積抵抗率約105Ω・cm、
セル密度約3個/mm、アスカF硬度30度の導電性ウ
レタンフォームからなる直径20mmの供給ローラ5
は、深さ0.5mmで現像ローラ2に接触し、矢印c方
向に周速Vc=150mm/secで回転しており、ス
テンレスのシャフト6を介して供給バイアス電圧E2
−550Vが印加されている。
【0018】供給ローラ5により負に予備帯電された非
磁性1成分トナー4が現像ローラ2の表面に塗布された
後、ブレードバイアス電圧E3=−550Vが印加され
た厚み0.1mmの燐青銅板の弾性ブレード7によりト
ナー付着量約0.6〜0.8mg/cm2、トナー帯電
量約−10μC/gに規制し、接触反転現像を行うもの
である。
【0019】8はトナー4の漏れを防止するためのシー
ルであり、厚み0.1mmのマイラーフィルムを用いて
いる。シール8は必要に応じてアルミ蒸着フィルムなど
導電性を持たせ現像ローラ2に対して同電位若しくは−
50V程度以上の高い電位に設定し、導電性の面を当接
させ、トナー4などの除電効果を持たせてもよい。
【0020】感光体ドラム1と現像ローラ2の接触深さ
は、図2に示すように、現像ローラ2のシャフト3の両
端部に遊嵌され感光体ドラム1の両端部表面に当接する
第1の当接面となる外周面とシャフト3の表面に当接す
る第2の当接面となる内周面とを備えた剛性を有する接
触深さ設定ローラ9により規制される。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】光体ドラム1の周速Vaと接触深さ設定
ローラ9の外周速VoとをVa≒Voとし、シャフト3
の外周速Viと接触深さ設定ローラ9の内周速Vsとを
Vi≒Vsとする。すなわち、所定の外径および内径の
接触深さ設定ローラ9を用いることにより、感光体ドラ
ム1に対し現像ローラ2を所定の周速比を維持し、か
つ、接触深さ設定ローラ9の外周接触面および内周接触
面で摺動を防止し、等速回転で現像ローラ2を感光体ド
ラム1に対して所定の接触深さで当接するように管理す
るものである。
【0026】例えば、具体的な数値としては、接触深さ
h=0.25mmとし、外径Do=31.8mm、内径
Di=15.8mm、歪みや変形が僅かでその影響が無
視でき剛性に優れたポリアセタール樹脂で一体成型され
た接触深さ設定ローラ9を採用している。
【0027】上記構造により、周速比を有する感光体ド
ラム1と現像ローラ2との接触ニップを任意の値に管理
する際に、接触深さ設定ローラ9の各々の当接面の周速
を被当接面の周速にほぼ等しい周速としているので、現
像周速比を吸収するための軸受けが不要であり、長期に
わたり安定した接触ニップ管理を可能とすることができ
る。
【0028】本発明の現像装置の実施形態2を説明する
と、感光体ドラム1の直径Da=65mm、現像ローラ
2の直径Db=34mm、感光体ドラム1の周速Va=
200mm/sec、感光体ドラム1と現像ローラ2の
周速比γ=1.5に設定し、その他は上記実施形態1と
同一の値に設定する。
【0029】そして、現像ローラ2の接触深さhをh=
0.25mmに管理するため、外径Do=42mm、内
径Di=18.5mm、厚み5mmのポリアセタール樹
脂成型の接触深さ設定ローラ2を用いている。
【0030】上記構成のように周速比γが1よりも大き
い場合、接触深さ設定ローラ2の第1の当接面である外
周面を感光体ドラム1の表面に直接当接させることが可
能となり、更に、第1の被当接面を感光体ドラム1の表
面、第2の被当接面を現像ローラ2のシャフト3の表面
とすることにより、感光体ドラム1の偏心や真直度の精
密度を低減化することが可能となる。
【0031】本発明の現像装置の実施形態3を説明する
と、接触深さ設定ローラ9とシャフト3の接触面に誤っ
て侵入したトナーなどの異物を排除させるために接触面
で若干の周速差を与えたものであり、接触深さ設定ロー
ラ9と感光体ドラム1およびシャフト3との摩擦力を適
当に設定することにより、感光体ドラム1に当接する第
1の当接面では滑りのない連れ回りの回転を行いシャフ
ト3に当接する第2の当接面での若干の周速差を吸収す
るための摺動を発生させるものである。
【0032】上記の接触深さ設定ローラ9とシャフト3
の接触面で若干の周速差を設けることで充分な排除効果
が得られ、摺動摩耗も低減され、ベアリングなどの軸受
け部材なしで長寿命かつ負荷トルクの増加も僅かな現像
装置を実現することができる。
【0033】本発明の現像装置の実施形態4を説明する
と、実施形態3の異物排除効果を高めるため、シャフト
3に当接する接触深さ設定ローラ9の内周面に幅0.5
mm、深さ0.2mm、シャフト3の軸方向に対し30
度の傾斜角をもって溝を25本等間隔で設けたものであ
り、回転に伴い現像ローラ2の中央方向に向かって異物
が排除されるように溝が設定されている。
【0034】したがって、接触深さ設定ローラ9の回転
により接触深さ設定ローラ9の内周面とシャフト3との
間ににトナーなどの異物が侵入しても、溝を通じて異物
が排除され、接触深さ設定ローラ9の回転時の摩擦係数
が変わることなく、安定した状態で回転が維持され装置
の信頼性を向上する。
【0035】本発明の現像装置の実施形態5を図4及び
図5とともに説明する。実施形態5は周速比が1以下の
現像装置に適用したものである。
【0036】感光体ドラム1の両端部に直径Dd(Dd
<Da)のフランジ10を設け、接触深さ設定ローラ9
を当該フランジ10に当接
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】具体的な数値としては、直径Da=55m
mの感光体ドラム1の両端部に直径Dd=45mmのフ
ランジ10を設け、直径Db=27mmで感光体ドラム
1に当接するために、外径Do=40.1mm、内径D
i=13.6mmでポリアセタール樹脂で一体形成され
た接触深さ設定ローラ9を採用している。
【0043】上記の各実施形態によれば、安定した現像
ローラの接触ニップ管理が実現でき、かぶりがなく、充
分な画像濃度でかつ階調再現性、細線再現性に優れた良
好な画質が得られ、接触深さ設定ローラの当接部に摺動
摩耗や異物付着がなく、長期にわたって安定した現像動
作が確保された。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の現像装置によれば、感光
体ドラムに周速差を設けて接触させ回転する回転体、例
えば、感光体ドラム上の現像後のトナーを除去するクリ
ーニングローラ、現像装置におけるトナー供給ローラ、
現像ローラ上の現像後のトナーを除去するトナー除去ロ
ーラ、感光体ドラムを帯電する帯電ローラ、転写ローラ
等において、現像周速比を吸収するための軸受けが不要
であり、長期にわたり安定した接触ニップ管理を行うこ
とができると共に、接触深さ設定ローラの第2の当接面
である内周面に軸方向に対して傾斜した溝を設けること
により、内周面に侵入した異物の排除効果を向上させる
ことができる
【0045】請求項2記載の現像装置によれば、周速比
を有する感光体ドラムと現像ローラの接触ニップの任意
の値に管理する際に、接触深さ設定ローラの各々の当接
面の周速を被当接面の周速にほぼ等しくすることによ
り、現像周速比を吸収するための軸受けが不要であり、
長期にわたり安定した接触ニップの管理を可能とするこ
とができると共に、接触深さ設定ローラの第2の当接面
である内周面に軸方向に対して傾斜した溝を設けること
により、内周面に侵入した異物の排除効果を向上させる
ことができる
【0046】請求項3記載の現像装置によれば、周速比
が1よりも大きい場合、接触深さ設定ローラの第1の当
接面を感光体ドラムに表面に直接当接させることが可能
となり、更に、第1の当接面を感光体ドラムの表面、第
2の当接面を現像ローラのシャフトの表面とすることに
より、感光体ドラムの偏心や真直度の精度を低減化をす
ることを可能とすることができる。
【0047】請求項4記載の現像装置によれば、第2の
当接面に若干の周速差を設けることにより、第2の当接
面に異物の除去効果を持たすことが可能となり、信頼性
の向上を図ることができると共に、接触深さ設定ローラ
の第2の当接面である内周面に軸方向に対して傾斜した
溝を設けることにより、内周面に侵入した異物の排除効
果を向上させることができる
【0048】請求項5記載の現像装置によれば、感光体
ドラムに周速差を設けて接触させ回転する回転体、例え
ば、感光体ドラム上の現像後のトナーを除去するクリー
ニングローラ、現像装置におけるトナー供給ローラ、現
像ローラ上の現像後のトナーを除去するトナー除去ロー
ラ、感光体ドラムを帯電する帯電ローラ、転写ローラ等
において、現像周速比を吸収するための軸受けが不要で
あり、長期にわたり安定した接触ニップ管理を行うこと
ができる。
【0049】請求項6記載の現像装置によれば、接触深
さ設定ローラの第2の当接面である内周面に軸方向に対
して傾斜した溝を設けることにより、内周面に侵入した
異物の排除効果を向上させることができる。
【0050】請求項7記載の現像装置によれば、周速比
が1以下の場合には、感光体ドラムの表面に直接接触深
さ設定ローラを当接させて第1および第2の当接面を各
々の被当接面の周速とほぼ等しい周速とすることが困難
となるが、感光体ドラムの両端部にフランジを設けるこ
とにより、このフランジに接触深さ設定ローラを当接さ
せることにより、周速比1以上の場合と同様に周速比1
以上の場合と同等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の実施形態1を示す断面図で
ある。
【図2】図1における感光体ドラムと接触深さ設定ロー
ラとの関係を示す縦断面説明図である。
【図3】図1における感光体ドラムと接触深さ設定ロー
ラとの関係を示す横断面説明図である。
【図4】本発明の現像装置の実施形態5を示す縦断面図
である。
【図5】本発明の現像装置の実施形態5を示す横断面図
である。
【図6】従来の現像装置を示す縦断面図である。
【図7】従来の現像装置を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 現像ローラ 3 シャフト 4 トナー 5 供給ローラ 6 シャフト 7 ブレード 8 シール 9 接触深さ設定ローラ 10 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 孝司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−75767(JP,A) 特開 平7−84454(JP,A) 特開 平1−239566(JP,A) 特開 昭62−172383(JP,A) 実開 平2−136256(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ローラに1成分現像剤を供給し、現
    像剤層厚規制部材により1成分現像剤の層厚を規制し、
    1成分現像剤に所定の帯電量を帯電させ、静電潛像を有
    する感光体ドラムに現像ローラを接触させて現像を行う
    現像装置において、 感光体ドラムに接触させて周速差を設けて回転する回転
    体を設け、 該回転体の軸の両端部に、第1の当接面となる外周面と
    第2の当接面となる内周面を有し、回転体の感光体ドラ
    ムに当接する接触深さを所定の値に管理する接触深さ設
    定ローラを遊嵌し、 接触深さ設定ローラの外周面と内周面の周速を、各々当
    接する被当接部材の被当接面の周速とほぼ等しい周速と
    上記接触深さ設定ローラの第2の当接面である内周面に
    軸方向に対し傾斜した溝を設け たことを特徴とする現像
    装置。
  2. 【請求項2】 導電性弾性現像ローラに1成分現像剤を
    供給し、現像剤層厚規制部材により1成分現像剤の層厚
    を規制し、1成分現像剤に所定の帯電量を帯電させ、静
    電潛像を有する感光体ドラムに導電性弾性現像ローラを
    周速差を設けて接触させて現像を行う現像装置におい
    て、 導電性弾性現像ローラの軸の両端部に、第1の当接面と
    なる外周面と第2の当接面となる内周面を有し、導電性
    弾性現像ローラの感光体ドラムに当接する接触深さを所
    定の値に管理する接触深さ設定ローラを遊嵌し、 接触深さ設定ローラの外周面と内周面の周速を、各々当
    接する被当接部材の被当接面の周速とほぼ等しい周速と
    上記接触深さ設定ローラの第2の当接面である内周面に
    軸方向に対し傾斜した溝を設け たことを特徴とする現像
    装置。
  3. 【請求項3】 上記接触深さ設定ローラの第1の当接面
    となる外周面が当接する第1の被当接部材の第1被当接
    面が感光体ドラムのドラム表面で、上記接触深さ設定ロ
    ーラの第2の当接面となる内周面が当接する第2の被当
    接部材の第2被当接面が導電性弾性現像ローラの軸表面
    であり、感光体ドラムの周速と導電性弾性現像ローラの
    周速との比を1よりも大きく設定したことを特徴とする
    請求項2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 導電性弾性現像ローラに1成分現像剤を
    供給し、現像剤層厚規制部材により1成分現像剤の層厚
    を規制し、1成分現像剤に所定の帯電量を帯電させ、静
    電潛像を有する感光体ドラムに導電性弾性現像ローラを
    周速差を設けて接触させて現像を行う現像装置におい
    て、 導電性弾性現像ローラの軸の両端部に、第1の当接面と
    なる外周面と第2の当接面となる内周面を有し、導電性
    弾性現像ローラの感光体ドラムに当接する接触深さを所
    定の値に管理する接触深さ設定ローラを遊嵌し、 上記接触深さ設定ローラの第2の当接面となる内周面の
    周速と、当該内周面が当接する第2の被当接部材の第2
    被当接面となる導電性弾性現像ローラの軸表面の周速と
    に周速差を設け 上記接触深さ設定ローラの第2の当接面である内周面に
    軸方向に対し傾斜した溝を設け たことを特徴とする現像
    装置。
  5. 【請求項5】 現像ローラに1成分現像剤を供給し、現
    像剤層厚規制部材により1成分現像剤の層厚を規制し、
    1成分現像剤に所定の帯電量を帯電させ、静電潛像を有
    する感光体ドラムに現像ローラを接触させて現像を行う
    現像装置において、 感光体ドラムに接触させて周速差を設けて回転する回転
    体を設け、 該回転体の軸の両端部に、感光体ドラムの表面に当接す
    第1の当接面となる外周面と回転体の軸表面の感光体
    ドラム側に当接する第2の当接面となる内周面を有し、
    回転体の感光体ドラムに当接する接触深さを所定の値に
    管理する接触深さ設定ローラを遊嵌し、 接触深さ設定ローラの外周面と内周面の周速を、各々当
    接する被当接部材の被当接面の周速とほぼ等しい周速と
    したことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 上記接触深さ設定ローラの第2の当接面
    である内周面に軸方向に対し傾斜した溝を設けたことを
    特徴とする請求項記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 上記接触深さ設定ローラの第1の当接面
    となる外周面が当接する第1の被当接部材の第1被当接
    面が感光体ドラムの両端部に形成されたフランジで、上
    記接触深さ設定ローラの第2の当接面となる内周面が当
    接する第2の被当接部材の第2被当接面が導電性弾性現
    像ローラの軸表面であり、感光体ドラムの周速と導電性
    弾性現像ローラの周速との比を1よりも小さく設定した
    ことを特徴とする請求項2記載の現像装置。
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