JP3088802B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3088802B2
JP3088802B2 JP03270905A JP27090591A JP3088802B2 JP 3088802 B2 JP3088802 B2 JP 3088802B2 JP 03270905 A JP03270905 A JP 03270905A JP 27090591 A JP27090591 A JP 27090591A JP 3088802 B2 JP3088802 B2 JP 3088802B2
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peripheral speed
roller
photosensitive drum
image forming
developing
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博之 井上
信之 田中
寛之 釜谷
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、感光ドラムなど像形
成体に対して現像ローラなどローラ体が接離される記録
装置に関する。
【0002】カラープリンタなどにおいては、各色トナ
ーで現像を行うための複数の現像器の各現像ローラを感
光ドラムの外周面に対して順次接離させて、各色による
現像を順次行うことによってフルカラー画像を得るよう
にしたものがある。
【0003】
【従来の技術】現像ローラの回転方式としては、いわゆ
るカウンタ方式とウィズ方式とがある。
【0004】このうちカウンタ方式では、現像ローラと
感光ドラムとは接触面が互いに逆方向に回転駆動され
る。また、接触面が同方向に回転駆動されるウィズ方式
の場合にも、現像ローラの周面の移動と感光ドラムの周
面の移動は合致しておらず、現像ローラから感光ドラム
に対して充分な量のトナーを供給することができるよう
に、現像ローラの周速度を感光ドラムの周速度より高速
(例えば3倍)で移動するように駆動している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現像ローラを
感光ドラムに対して接離させるようになっている場合
に、感光ドラムの周速度と現像ローラの周速度とが大き
く相違していると、接離の際、特に現像ローラを感光ド
ラムに接触させる際に、感光ドラムにかかっている負荷
が急激に変動するので、感光ドラムに回転ムラが発生し
て画像が乱れてしまう。
【0006】この画像の乱れは、感光ドラムの表面に静
電潜像を形成するための露光部と、感光ドラム表面から
トナー像を転写するための転写部の双方に発生し、画質
を著しく劣化させる原因となる。
【0007】そこで本発明は、現像ローラなどローラ体
が感光ドラムなど像形成体に接離する際に画像が乱れな
いようにした記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の記録装置は、実施例を説明するための図1
に示されるように、他の媒体に転写される画像が表面に
形成されて所定の第1の周速度で定速で回動される像形
成体1と、上記像形成体1に対して接離され、上記像形
成体1と接している際に上記像形成体1の周速度と異な
る所定の第2の周速度で回転駆動されるローラ体5と、
上記ローラ体5が上記像形成体1に接する際に、上記ロ
ーラ体5の周速度を、上記所定の第2の周速度に比べて
上記像形成体1に与える負荷変動が小さな周速度に設定
する周速度制御手段50とを設けたことを特徴とする。
【0009】なお、上記周速度制御手段50により設定
される上記ローラ体5の周速度が上記像形成体1の所定
の第1の周速度とほぼ同速度であるようにしてもよく、
また、上記ローラ体5が上記像形成体1から離れる際
に、上記周速度制御手段50が上記ローラ体5の周速度
を、上記所定の第2の周速度に比べて上記像形成体1に
与える負荷変動が小さな周速度に設定するようにしても
よい。
【0010】
【作用】ローラ体5が像形成体1に接離する際には、像
形成体1に与える負荷変動が小さくなるように、例えば
像形成体1の周速度と同じ速度に、ローラ体5の周速度
が周速度制御手段50によって設定される。
【0011】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は、
黄(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(B)
の4色のトナーによってフルカラープリントを行うよう
にしたフルカラープリンタを示している。
【0012】図中、1は、矢印A方向に所定の周速度V
1で定速で回転駆動される感光ドラムであり、前帯電器
2によって一様に帯電させられた表面に、露光器3によ
って画像光が照射されて静電潜像が形成される。
【0013】黄、マゼンタ、シアン及び黒のトナーを4
つに分けて収容した各色用現像器4Y,4M,4C,4
Bには、各々現像ローラ5Y,5M,5C,5Bが回転
自在に設けられている。
【0014】現像ローラ5Y,5M,5C,5Bは現像
モータによってウィズ方向に回転駆動され、各色用現像
器4Y,4M,4C,4B内のトナーが搬送される。そ
して、感光ドラム1の1回転毎に、現像ローラ5Y,5
M,5C,5Bが1つずつ順次感光ドラム1の外周面に
接触させられて、各色トナーによる静電潜像の現像が順
次行われる。現像が終了した現像ローラ5Y,5M,5
C,5Bは感光ドラム1の外周面から離される。
【0015】7は、感光ドラム1と接触部で同方向に、
感光ドラム1の周速度V1と同じ速度で回動される中間
転写ベルトであり、感光ドラム1上のトナー像が、転写
コロトロン8の放電によって中間転写ベルト7の表面に
順次重ね合わせて転写される(1次転写)。9は、転写
されずに感光ドラム1上に残ったトナーをクリーニング
するためのクリーナである。
【0016】記録用紙100は、カセット11から取り
出され、停止しているレジストローラ12のニップ部で
一旦停止され、記録プロセスとのタイミングがとられ
る。この後、記録用紙100は回転を再開したレジスト
ローラ12によって転写ローラ13へと送られ、中間転
写ベルト7上に重ねられたフルカラートナー像が記録用
紙100上に転写される。
【0017】そして、記録用紙100は、さらに、定着
装置14へと送られ、定着ローラ15、加圧ローラ16
から与えられる熱と圧力によって、フルカラートナー像
が記録用紙100上に定着される。
【0018】中間転写ベルト7上に4色のトナー像が重
ね合わせて転写される間、転写ローラ13及びクリーナ
ブレード18は中間転写ベルト7から離されており、中
間転写ベルト7上に4色のトナー像の転写が終了する
と、転写ローラ13が、中間転写ベルト7と記録用紙1
00とを間に挟み付けるようにその内側のローラ19に
圧接されて、フルカラー画像が記録用紙100に一括し
て転写される(2次転写)。
【0019】記録用紙100への転写が終了すると、転
写ローラ13は内側のローラ19から離される。それと
同時に、クリーナブレード18が、中間転写ベルト7を
間に挟んで内側のローラ20に圧接されて、中間転写ベ
ルト7の表面に残ったトナーがクリーニングされる。ク
リーニング終了後、クリーナブレード18は内側のロー
ラ20から離される。
【0020】図1は、4つの各色用現像器4Y,4M,
4C,4Bの中の一つの現像器4とその現像ローラ5を
示しており、各現像器4Y,4M,4C,4Bが各々こ
のように構成されている。
【0021】現像器4は、感光ドラム1の外周面に接近
及び退避する方向に移動自在に設けられており、感光ド
ラム1の外周面に押し付けられる方向に圧縮コイルスプ
リング41によって付勢されている。現像器4は、偏芯
カム42によってその移動が規制されており、偏芯カム
42の向きによって、現像ローラ5が感光ドラム1に押
し付けられて接触する状態と、感光ドラム1から引き離
された状態とに切り換えられる。
【0022】偏芯カム42を回転させるためのカム駆動
用モータ43と偏芯カム42との間には電磁クラッチ4
4が介装されていて、このクラッチ44を接及び断する
ことによって、偏芯カム42の停止角度を任意に制御し
て、現像ローラ5を感光ドラム1に接触させる状態と感
光ドラム1から離す状態とに切り換えることができる。
【0023】現像モータ46に連結された歯車47はフ
レームに軸支され、現像ローラ5に連結された歯車48
は現像器4に軸支されており、この両歯車47,48
は、現像ローラ5が感光ドラム1に接触する状態では互
いに噛み合い、現像ローラ5が感光ドラム1から離れれ
ば、図1に示されるように両歯車47,48の間にも間
隔ができる。50はクラッチ44の動作及び現像モータ
46の回転速度等を制御するための制御部である。
【0024】図3は、上記実施例の動作を示すタイムチ
ャートであり、露光器3による露光動作に連動して電磁
クラッチ44の接及び断の状態を切り換えることによっ
て、現像ローラ5が感光ドラム1の外周面に対して接離
される。
【0025】現像ローラ5は、感光ドラム1に接触する
際には、現像モータ46によって感光ドラム1と同じ遅
い周速度V1で回転駆動され、接触後、現像動作開始ま
での間に回転速度があげられて、現像動作中は、所定の
速い周速度V2で回転駆動される。そして、感光ドラム
1から離れる際には、現像ローラ5は再び感光ドラム1
と同じ周速度に落とされる。
【0026】したがって、現像ローラ5が感光ドラム1
の外周面に接離される際には、両者の周速度は一致して
いて、現像ローラ5が感光ドラム1に及ぼす負荷変動が
極めて小さいものとなる。したがって、感光ドラム1に
回転ムラが発生せず、現像の際には、高速で回転する現
像ローラ5によって充分な量のトナーが感光ドラム1の
表面に搬送される。
【0027】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、現像ローラ5が感光ドラム1に接離され
る際の周速度は必ずしも感光ドラム1と同じである必要
はなく、現像ローラ5が現像時の周速度V2で接離する
のに比べて感光ドラム1に及ぼす負荷変動が小さい周速
度であればよい。
【0028】また、接触動作時の負荷変動の方が離間時
の負荷変動よりはるかに大きいので、接触動作時だけ現
像ローラ5の回転速度を変えるようにしてもよく、本発
明を、上記実施例と同様にして、転写ローラ13の回転
制御に適用してもよい。
【0029】また、本発明はカラープリンタに限らず、
単色のプリンタその他複写機やファクシミリ装置など各
種の装置に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の記録装置によれば、ローラ体が
像形成体に接離する際には、像形成体に与える負荷変動
が小さくなるように、周速度制御手段によってローラ体
の周速度が設定されるので、ローラ体が接離する際の像
形成体の回転ムラが小さく、像の乱れや色ずれ等のない
良質な画像を得ることができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の主要部の構成図である。
【図2】実施例のプリンタの全体構成図である。
【図3】実施例の動作を示すタイムチャート図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像形成体) 5 現像ローラ(ローラ体) 50 制御部(周速度制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−155577(JP,A) 特開 平1−283574(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他の媒体に転写される画像が表面に形成さ
    れて所定の第1の周速度で定速で回動される像形成体
    と、 上記像形成体に対して接離され、上記像形成体と接して
    いる際に上記像形成体の周速度と異なる所定の第2の
    周速度で接触面が上記像形成体と同方向に回転駆動され
    るローラ体と、 上記ローラ体が上記像形成体に接する際に、上記ローラ
    体の周速度を上記所定の第2の周速度と相違する周速度
    に設定する周速度制御手段とを設け、 上記周速度制御手段により設定される上記ローラ体の周
    速度を上記像形成体の所定の第1の周速度とほぼ同速度
    にしたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】上記ローラ体が上記像形成体から離れる際
    に、上記周速度制御手段が上記ローラ体の周速度を上
    記像形成体の所定の第1の周速度とほぼ同速度に設定す
    る請求項1記載の記録装置。
JP03270905A 1991-10-18 1991-10-18 記録装置 Expired - Lifetime JP3088802B2 (ja)

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JP03270905A JP3088802B2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 記録装置

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JP03270905A JP3088802B2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 記録装置

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JPH05107902A JPH05107902A (ja) 1993-04-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3513526B2 (ja) * 1997-06-20 2004-03-31 シャープ株式会社 現像装置
JP5251740B2 (ja) * 2008-06-23 2013-07-31 株式会社リコー 画像形成装置、感光体の駆動制御方法、及び駆動制御プログラム

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