JP3513118B2 - 横回転ロック式の雨樋支持具 - Google Patents

横回転ロック式の雨樋支持具

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JP3513118B2
JP3513118B2 JP2001136659A JP2001136659A JP3513118B2 JP 3513118 B2 JP3513118 B2 JP 3513118B2 JP 2001136659 A JP2001136659 A JP 2001136659A JP 2001136659 A JP2001136659 A JP 2001136659A JP 3513118 B2 JP3513118 B2 JP 3513118B2
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英一郎 栗岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒先等に取付けら
れる横回転ロック式の雨樋支持具に関し、詳しくは、軒
先等に固定される取付杆とスライド可能に連結した樋支
持具本体を、水平方向に回転させる横回転ロックレバー
で所望の位置にロックすることのできる横回転ロック式
の雨樋支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の横回転ロック式の雨樋支
持具を示す分解斜視図である。
【0003】この横回転ロック式の雨樋支持具100
は、取付杆101とスライド可能に連結した樋支持具本
体102と、水平方向に回転させる横回転ロックレバー
103を有するロック機構104を備え、これらを上下
に貫通する結合軸105で結合したものである。
【0004】この図で示すロック機構104には、横回
転ロックレバー103と共に、1枚のストッパー座金1
06が用いられ、このストッパー座金106の下面に
は、その前、後に、幅方向に長く、且つ中央にかけて徐
々に下方に膨出する膨出部106a、106aを設けて
いる。
【0005】また、ストッパー座金106の上面には、
樋支持具本体102の下面に形成された複数の凹溝10
8に係止される係止片107を形成している。
【0006】一方、横回転ロックレバー103は、下方
に開放された縦断面コ状に形成し、その閉止面113は
矩形状に形成されており、この閉止面113には軸孔1
13aを開設している。
【0007】図5(a)、(b)は、従来の横回転ロッ
ク式の横回転ロックレバーの動作を示す概略底面図であ
る。
【0008】この図5(a)は、アンロック状態を示
し、図5(b)は、ロック状態を示している。
【0009】図4、図5(a)で示すように、横回転ロ
ックレバー103は、これをアンロック状態から水平方
向に回転し、閉止面113が、ストッパー座金106の
膨出部106a、106aを乗り上げた位置に来ると、
この膨出部106aの高さ分だけストッパー座金106
を持ち上げ、その係止片107が樋支持具本体102の
凹溝108に係止すると共に、樋支持具本体102を取
付杆101に圧接して固定され、樋支持具本体2のスラ
イドを規制したロック状態となる〔図5(b)参照〕。
【0010】このとき、膨出部106aの中央に形成さ
れたヘソ部106bと、閉止面113に形成された小孔
114とが嵌り合っている(以下、ロック決め位置とも
呼ぶ)。 一方、このロックを解除するには、横回転ロックレバー
103を先程とは逆方向に水平回転すれば、ヘソ部10
6bが小孔114から離脱し、横回転ロックレバー10
3の閉止面113が、結合軸105を回転中心にしてロ
ック決め位置から略90°回転された膨出部106a、
106aの間に位置し、膨出部106aの高さ分だけス
トッパー座金106を落し下げることによって樋支持具
本体102も下がり、取付杆101との圧接が解除され
たアンロック状態となるので、樋支持具本体102を取
付杆101にスライド可能にできるのである〔図5
(a)参照〕。
【0011】このように、従来の横回転ロック式の雨樋
支持具100は、ロック決め位置から略90°回転させ
るだけで確実に樋支持具本体102を取付杆101に圧
接して固定或いは解除できる点で優れている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の横回転
ロックレバー103は、下方に開放された縦断面コ状に
形成し、その閉止面113を矩形状に形成している。
【0013】そして、横回転ロックレバー103をロッ
ク或いはアンロックの位置にするには、その両側壁10
3a、103aを指で摘んで、これをロック決め位置か
ら略90°横回転させて操作するものであった。
【0014】そのため、横回転ロックレバー103のロ
ック或いはアンロックの横回転操作に際して、その横回
転される距離Lが長くなってしまい、軒下等に設置され
る数多くの雨樋支持具100の全てを操作するには、未
だ手間がかかり、より素早くロック或いはアンロックの
操作のできる雨樋支持具Aが望まれていた。
【0015】本発明は、かかる課題を解決することを目
的とするもので、横回転ロックレバーのロック或いはア
ンロックの横回転操作を素早く行うことのできる横回転
ロック式の雨樋支持具を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る横回転ロック式の雨樋支持具は、取
付杆にスライド可能に連結される長孔を設けた樋支持具
本体と、水平方向に回転させる横回転ロックレバー及び
1枚のストッパー座金からなるロック機構とを備え、前
記ストッパー座金の下面端には、その前、後に、幅方向
に長く、且つ中央にかけて徐々に下方に膨出する膨出部
を設け、これらを上下に貫通する連結軸で連結し、横回
転ロックレバーをロック位置に回転操作すれば、この横
回転ロックレバーが、上記ストッパー座金の膨出部に乗
り上げることで、そのストッパー座金を持ち上げ、上記
樋支持具本体と取付杆とを所望の位置で圧接固定させる
横回転ロック式の雨樋支持具において、上記横回転ロッ
クレバーは、その基板に上記連結軸を貫通する軸孔部を
形成すると共に、この基板の少なくとも1つのコーナー
には、上記膨出部に対応する箇所に切落し部を形成して
いる。
【0017】請求項1では、基板の少なくとも一方のコ
ーナーに、切落し部を形成しているので、従来の矩形状
のものに比べて、基板端縁が膨出部に接合して、これを
乗り上げてロックされるロック決め位置と、基板端縁が
膨出部から離脱してアンロックされる位置との操作角度
(横回転される距離)を、上記切落し部によって小さく
することができる。
【0018】そのため、小さい角度で横回転ロックレバ
ーのロック、アンロックの切換え操作を素早く行うこと
ができるので、その操作性を高めることができる。
【0019】請求項2に係る横回転ロック式の雨樋支持
具は、請求項1において、上記横回転ロックレバーの基
板の対向するコーナーには、各々切落し部が形成されて
いる。
【0020】請求項2では、基板の対向するコーナーに
各々切落し部が形成されているので、2つの膨出部に対
して請求項1と同様の効果を得ることができ、樋支持具
本体を取付杆に安定して圧接固定できる。
【0021】請求項3に係る横回転ロック式の雨樋支持
具は、請求項1又は2の何れかにおいて、上記基板のコ
ーナーには、上方に突出される上側把持部を形成し、こ
の上側把持部によって上記横回転ロックレバーの回動が
停止するように規制されている。
【0022】請求項3では、上側把持部が形成されてい
るため、素早い横回転操作によっても横回転ロックレバ
ーの回動が停止するように規制されるので、ロック(或
いはアンロック)操作を確実に行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る横回転ロッ
ク式の雨樋支持具を示す分解斜視図である。
【0024】図中1は横回転ロックレバー、2はストッ
パー座金、3はロック機構、4は取付杆、5は樋支持具
本体、6は連結軸を各々示しており、以下、各部材につ
いて詳説する。
【0025】この雨樋支持具Aには、樋支持具本体5を
取付杆4に圧接固定して、そのスライドをロック、アン
ロック操作するロック機構3が設けられている。
【0026】このロック機構3には、様々な機構がある
が、ここでは、その一例として、横回転ロックレバー1
とストッパー座金2とを備えたものを例示している。
【0027】横回転ロックレバー1は、基板11に連結
軸6を貫通する軸孔部12が形成されると共に、この基
板11の少なくとも1つのコーナーに切落し部11aを
形成しており、本実施例では、基板11の対向するコー
ナーに、各々切落し部11a、11aが形成されたもの
を示している。
【0028】この基板11の両側には、下方に向けて延
設された一対の下側把持部13を形成し、横回転ロック
レバー1を下側から横回転操作できるようにしている。
【0029】また、基板11の他の対向するコーナーに
は、上方に突出される一対の上側把持部14を形成して
おり、この上側把持部14によって、横回転ロックレバ
ー1を上側からも横回転操作できると共に、横回転ロッ
クレバー1の回動が停止されるように規制している。
【0030】この一対の上側把持部14は、図1で示す
ように、取付杆4の上方で操作可能とするため、取付杆
4及び樋支持具本体5を跨いで上方に延設されており、
且つ、横回転ロックレバー1のロック(或いはアンロッ
ク)位置で、樋支持具本体5又は取付杆4に当接して回
動を規制される位置に形成している。
【0031】このような上側把持部14が形成されてい
るため、素早い横回転操作によっても横回転ロックレバ
ー1の回動が停止するように確実に規制できる。
【0032】また、これら下側把持部13及び上側把持
部14は、何れも指で操作できる形状に形成されていれ
ば良く、図例のものには限定されない。
【0033】このように横回転ロックレバー1は、基板
11の軸孔部12を中心として水平方向に回転可能にし
ている。
【0034】ストッパー座金2は、矩形状の板材が用い
られ、このストッパー座金2の下面端には、その前、後
に、幅方向に長く、且つ中央にかけて徐々に下方に膨出
する膨出部21を設けている。
【0035】この膨出部21の頂上には、更に下方に膨
れた略半球状のヘソ部21aが形成されると共に、この
ヘソ部21aと係合されるロック決め凹部15が、横回
転ロックレバー1の基板11上に形成されている。
【0036】また、ストッパー座金2の中央には、横回
転ロックレバー1の軸孔部12に重合される同様の軸孔
部22を形成している。
【0037】また、ストッパー座金2の上面であって、
軸孔部22の前後の対称位置には、樋支持具本体5の下
面に形成された複数の凹凸部51に係止される一対の係
止片23を上方に向けて形成している。
【0038】この係止片23は、樋支持具本体5の下面
に形成した凹凸部51と係脱可能であれば良く、ここで
は、横回転ロックレバー1の基板11を切り欠き、その
切り欠いた片を上方に折り曲げて形成している。
【0039】取付杆4は、軒先等に固定される取付足板
41の上端中央から前方に向けて足杆42を延設し、こ
の足杆42の前方には、段落ち形成した連結片部43を
形成している。
【0040】この連結片部43には、横回転ロックレバ
ー1及びストッパー座金2の軸孔部12、22と重合す
る軸孔44が開設されている。
【0041】なお、取付杆2の形状は例示であり、これ
に限定されるものではない。
【0042】樋支持具本体5は、長板状のスライド板本
体の前後端に、図示のような雨樋Tを吊下げ支持するた
めの樋掛止部52が各々形成されている。
【0043】この樋掛止部52は、図例のものに限定さ
れず、雨樋Tの形状に応じて種々のものが採用できる。
【0044】また、スライド板本体の長手方向中央に
は、連結軸6が貫通する長孔53を開設し、この長孔5
3は、取付杆4の軸孔44、ストッパー座金2の軸孔部
22、横回転ロックレバー1の軸孔部12と常に重合し
ている。
【0045】また、樋支持具本体5の下面には、その長
孔53に沿って連続する凹凸部51が形成されている。
【0046】この凹凸部51は、図のような鋸刃状の
他、波状に形成することもでき、或いは、樋支持具本体
5の下面だけに溝条を形成したものでも構わない。
【0047】連結軸6は、取付杆4の軸孔44、樋支持
具本体5の長孔53、ストッパー座金2の軸孔部22、
横回転ロックレバー1の軸孔部12を貫通する軸部61
を備えており、ここでは、リベットを例示しているが、
一対のボルト、ナットを用いることも可能である。
【0048】この横回転ロック式の雨樋支持具Aは、図
1で示すように連結軸6を、取付杆4の軸孔44、樋支
持具本体5の長孔53、ストッパー座金2の軸孔部2
2、横回転ロックレバー1の軸孔部12に順次貫通し、
この連結軸6の下端にバネワッシャなどの弾性体7、座
金8を挿通したうえで、その下端をカシメ止めしてこれ
らが連結されており、樋支持具本体5を前後にスライド
可能にしている。
【0049】図2(a)、(b)は、本発明に係る横回
転ロック式の横回転ロックレバーの動作を示す概略底面
図である。
【0050】この図2(a)は、アンロック状態を示
し、図2(b)は、ロック状態を示している。
【0051】なお、図1で示した部材と同一の部材に
は、同番号を付し、その説明は省略している。
【0052】先ず、取付杆4を軒先等に固定した後、横
回転ロックレバー1をアンロック状態にしておく〔図2
(a)参照〕。
【0053】このアンロック状態では、横回転ロックレ
バー1の係止片23は、樋支持具本体5の下面に形成し
た凹凸部51の凹部に係合されていないので、この樋支
持具本体5を長孔53に沿って前後にスライドでき、所
望の位置に樋支持具本体5を位置付ける。
【0054】また、横回転ロックレバー1の基板11に
は、切落し部11a、11aが形成されているので、こ
の切落し部11a、11aが、ストッパー座金2の膨出
部21の逃がし部分を形成し、横回転ロックレバー1の
基板11は、図2(a)で示すように、斜めの状態でア
ンロック状態となっている。
【0055】この樋支持具本体5を位置付けた後、横回
転ロックレバー1の上側把持部14又は下側把持部13
を指で摘んで、これを左右何れかの方向(本図例では右
方向)に回転すれば、横回転ロックレバー1の基板11
が、上位に在るストッパー座金2の膨出部21に乗り上
げる。
【0056】このとき、基板11は、膨出部21の高さ
分だけストッパー座金2を上位に押し上げると共に連結
軸6を引き下げようとするが、連結軸6の上端は取付杆
4で移動が規制されているため、結果的には、この連結
軸6を引き下げようとする力の反力も加わって、ストッ
パー座金2が樋支持具本体5を上方に押し上げ、樋支持
具本体2が取付杆1に圧接されて固定し、樋支持具本体
2の前、後スライドが規制されたロック状態にできる
〔図2(b)参照〕。
【0057】また本実施例では、ストッパー座金2の上
面に係止片23を上方に向けて形成しているので、この
ストッパー座金2が樋支持具本体5を上方に押し上げる
ときには、係止片23が樋支持具本体2の凹凸部51の
凹部に係止され、この樋支持具本体2を確実にロックす
ることができる。
【0058】さらに本実施例では、ストッパー座金2の
膨出部21の頂上には、更に下方に膨れた略半球状のヘ
ソ部21aが形成されると共に、このヘソ部21aと係
合されるロック決め凹部15を横回転ロックレバー1の
基板上11に形成しているので、膨出部21のヘソ部2
1aが、横回転ロックレバー1のロック決め凹部15に
カチッっと嵌り込んで、横回転ロックレバー1のロック
状態を音や手の感触で確認することができる。
【0059】一方、ロック状態を解除するには、横回転
ロックレバー1の上側把持部14又は下側把持部13を
指で摘んで、先程とは逆方向(本図例では左方向)に回
転すれば、横回転ロックレバー1のロック決め凹部15
が、ストッパー座金2の膨出部21のヘソ部21aから
先ず離脱し、この基板11がストッパー座金2の膨出部
21に沿って回転する。
【0060】そして、横回転ロックレバー1の基板11
が、ストッパー座金2の膨出部21を越えて離脱したと
きには、このストッパー座金2を基板11で支えること
ができないので、ストッパー座金2は、膨出部21の高
さ分だけ落下する。
【0061】このストッパー座金2の落下と同時に、樋
支持具本体5も下がり落ちて、取付杆4との圧接固定が
解除されたアンロック状態となるため、樋支持具本体5
を再びスライド調節することができる〔図2(a)参
照〕。
【0062】上記の通り、本発明に係る横回転ロック式
の雨樋支持具Aによれば、横回転ロックレバー1の基板
11のコーナーに、切落し部11aを形成しているの
で、従来の矩形状のものに比べて、基板11端縁がスト
ッパー座金2の膨出部21に接合して、これを乗り上げ
てロックされるロック決め位置と、基板11端縁がスト
ッパー座金2の膨出部21から離脱してアンロックされ
る位置との操作角度(横回転される距離L)を、切落し
部11aによって小さくすることができる。具体的に
は、ロック決め位置から25°〜45°の小さい角度で
ロック、アンロック操作ができる。
【0063】そのため、軒下等に設置される数多くの雨
樋支持具Aを操作する場合であっても、その操作角度が
小さいので、従来よりも素早くロック或いはアンロック
の切換え操作を行うことができ、その操作性を高めるこ
とができる。
【0064】また、本実施例で示したように、基板11
の対向するコーナーに各々切落し部11a、11aを形
成すれば、2つの膨出部21、21を有するストッパー
座金2であっても、操作性を高めることができ、樋支持
具本体5を取付杆1に安定して圧接固定できる。
【0065】しかも、基板11には上側把持部14が形
成されているため、素早い横回転操作によっても横回転
ロックレバー1の回動が上側把持部14によって停止す
るように規制されるので、ロック(或いはアンロック)
操作を確実に行うことができる。
【0066】また、横回転ロックレバー1の上側把持部
14又は下側把持部13は、指で摘んで操作できるの
で、この横回転ロックレバー1を操作する場合には、ド
ライバー等の工具を用いる必要がなく、高所での操作を
安全に行うことができる。
【0067】図3は、本発明に係る横回転ロック式の雨
樋支持具の他の例を示す分解斜視図である。
【0068】なお、図1と共通する部材には、共通の番
号を付し、その説明は省略している。
【0069】この横回転ロック式の雨樋支持具Aは、図
1で示された樋支持具本体5の長孔53の側壁に、長手
方向に連続する凹凸部54を形成し、この凹凸部54の
凹部と、ストッパー座金2の係止片23とを係脱可能な
構造にしたものである。
【0070】この図3では、図1で示された樋支持具本
体5の下面の凹凸部51に代えて、長孔53の側壁に凹
凸部54を形成したものを例示しており、この場合には
ロック状態のときにストッパー座金2の係止片23が長
孔53の凹凸部54の凹部に係合される構造にしてい
る。
【0071】但し、図1のものに加えて、さらに長孔5
3の側壁に凹凸部54を形成することもでき、その場合
には、ロック状態のときにストッパー座金2の係止片2
3が樋支持具本体5の下面の凹凸部51に係合されると
共に、この係止片23或いは他の係止片(不図示)が同
時に長孔53の凹凸部54と係合される。
【0072】このような横回転ロック式の雨樋支持具A
によれば、ロック状態のときにはストッパー座金2に形
成された係止片23が、樋支持具本体5の長孔53の側
壁に形成された凹凸部54の凹部に係止するので、樋支
持具本体5のスライドを確実にロックできる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。
【0074】請求項1に係る横回転ロック式の雨樋支持
具によれば、基板の少なくとも一方のコーナーに、切落
し部を形成しているので、従来の矩形状のものに比べ
て、基板端縁が膨出部に接合して、これを乗り上げてロ
ックされるロック決め位置と、基板端縁が膨出部から離
脱してアンロックされる位置との操作角度(横回転され
る距離)を、上記切落し部によって小さくすることがで
きる。
【0075】そのため、小さい角度で横回転ロックレバ
ーのロック、アンロックの切換え操作を素早く行うこと
ができるので、その操作性を高めることができる。
【0076】請求項2に係る横回転ロック式の雨樋支持
具によれば、基板の対向するコーナーに各々切落し部が
形成されているので、2つの膨出部に対して請求項1と
同様の効果を得ることができ、樋支持具本体を取付杆に
安定して圧接固定できる。
【0077】請求項3に係る横回転ロック式の雨樋支持
具によれば、上側把持部が形成されているため、素早い
横回転操作によっても横回転ロックレバーの回動が停止
するように規制されるので、ロック(或いはアンロッ
ク)操作を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る横回転ロック式の雨樋支持具を示
す分解斜視図
【図2】(a)、(b)は、本発明に係る横回転ロック
式の横回転ロックレバーの動作を示す概略底面図
【図3】本発明に係る横回転ロック式の雨樋支持具の他
の例を示す分解斜視図
【図4】従来の横回転ロック式の雨樋支持具を示す分解
斜視図
【図5】(a)、(b)は、従来の横回転ロック式の横
回転ロックレバーの動作を示す概略底面図
【符号の説明】
A 横回転ロック式の雨樋支持具 T 雨樋 1 横回転ロックレバー 11 基板 11a 切落し部 12 軸孔部 14 上側把持部 3 ロック機構 4 取付杆 5 樋支持具本体 53 長孔 6 連結軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/072

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付杆にスライド可能に連結される長孔を
    設けた樋支持具本体と、水平方向に回転させる横回転ロ
    ックレバー及び1枚のストッパー座金からなるロック機
    構とを備え、前記ストッパー座金の下面端には、その
    前、後に、幅方向に長く、且つ中央にかけて徐々に下方
    に膨出する膨出部を設け、これらを上下に貫通する連結
    軸で連結し、横回転ロックレバーをロック位置に回転操
    作すれば、この横回転ロックレバーが、上記ストッパー
    座金の膨出部に乗り上げることで、そのストッパー座金
    を持ち上げ、上記樋支持具本体と取付杆とを所望の位置
    で圧接固定させる横回転ロック式の雨樋支持具におい
    て、 上記横回転ロックレバーは、その基板に上記連結軸を貫
    通する軸孔部を形成すると共に、この基板の少なくとも
    1つのコーナーには、上記膨出部に対応する箇所に切落
    し部を形成していることを特徴とする横回転ロック式の
    雨樋支持具。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記横回転ロックレバーの基板の対向するコーナーに
    は、各々切落し部が形成されていることを特徴とする横
    回転ロック式の雨樋支持具。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の何れかにおいて、 上記基板のコーナーには、上方に突出される上側把持部
    を形成し、この上側把持部によって上記横回転ロックレ
    バーの回動が停止するように規制されている横回転ロッ
    ク式の雨樋支持具。
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