JP2003138710A - 樋受具 - Google Patents

樋受具

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JP2003138710A
JP2003138710A JP2001342112A JP2001342112A JP2003138710A JP 2003138710 A JP2003138710 A JP 2003138710A JP 2001342112 A JP2001342112 A JP 2001342112A JP 2001342112 A JP2001342112 A JP 2001342112A JP 2003138710 A JP2003138710 A JP 2003138710A
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JP
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gutter
mounting rod
lock lever
main body
receiving tool
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Pending
Application number
JP2001342112A
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English (en)
Inventor
Eiichiro Kurioka
英一郎 栗岡
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Otis Inc
Original Assignee
Otis Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロックレバーを確実に操作できる樋受具を提供
する。 【解決手段】軒先等に固定される取付杆1と、これとス
ライド可能に連結され、雨樋Tの耳部T1を掛止可能な
樋耳掛止部21を備えた樋受具本体2と、これら取付杆
1と樋受具本体2とを上下に貫通する連結軸3で連結
し、上記樋受具本体2を取付杆1に圧接して固定させる
ロックレバー4を備えた樋受具において、上記ロックレ
バー4の操作部41cには、滑り防止部5が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒先等に固定され
る取付杆と、雨樋を支持可能な支持受部を設けた樋受具
本体とを圧接して固定させる樋受具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の樋受具を示す分解斜視図
である。
【0003】この樋受具100は、軒先等に固定される
固定部111が形成された取付杆101と、この取付杆
101とスライド可能に連結され、雨樋Tを支持受ける
支持受部112が形成された樋受具本体102と、これ
らを上下に貫通する連結軸132で連結し、樋受具本体
102と取付杆101とを圧接して固定させるロックレ
バー103とより成る。
【0004】この取付杆101は、固定部111の下端
から前方に向けて足杆121が延設され、この足杆12
1には長孔131を形成している。
【0005】樋受具本体102は、略全体で雨樋Tを支
持受ける支持受部112が形成され、この支持受部11
2の上端側には、雨樋Tの耳部を掛止する樋耳掛止部1
22を設けている。
【0006】また、支持受部112には、角孔142が
開設され、この角孔142及び長孔131には連結ボル
ト132が下方に向けて貫通されている。
【0007】ロックレバー103は、蝶ナット123と
バネワッシャ、平ワッシャ等の弾性部材133とから成
り、その貫通された連結ボルト132に、弾性部材13
3を嵌挿したうえで、蝶ナット123を螺合し、樋受具
本体102と取付杆101とを連結している。
【0008】このように構成された樋受具100は、軒
先等に取付杆101の固定部111を釘等で固定する。
【0009】そして、蝶ナット123を弛めた状態で樋
受具本体102を所望の位置にスライドさせた後、その
操作部123aを指で摘んで回転操作して締め付け、こ
れら樋受具本体102と取付杆101とを圧接して固定
する。
【0010】一方、そのロックを解除するには、先程と
は逆に、蝶ナット123の操作部123aを指で摘んで
弛めれば、樋受具本体102と取付杆101との圧接も
解除され、樋受具本体102を所望の位置にスライド可
能にできる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ロックレバ
ー103の操作部123aは、フラットな平面に形成さ
れているため、これを指で摘んで回転操作するときに
は、指が滑り易く、ロックレバー103の回転操作がし
難いという問題があった。
【0012】特に、ロックレバー103は小型のものが
多く、しかも軒先等の狭い場所に設置されるため、上記
問題は尚更である。
【0013】本発明は、上記の課題を解決することを目
的とするものであって、ロックレバーを確実に操作でき
る樋受具を提供している。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る樋受具は、軒先等に固定される取付
杆と、これとスライド可能に連結された雨樋の支持受部
を設けた樋受具本体と、これらを上下に貫通する連結軸
で連結し、上記樋受具本体を取付杆に圧接して固定させ
るロックレバーを備えた樋受具において、上記ロックレ
バーの操作部には、滑り防止部が形成されていることを
特徴とする。
【0015】このものでは、ロックレバーの操作部に滑
り防止部が形成されているので、この操作部の滑り防止
部に指を掛けて、ロックレバーを横回転すれば、指が操
作部にフィットし、これを確実に操作できる。
【0016】請求項2に係る樋受具は、請求項1におい
て、上記滑り防止部は、上記操作部に凹所が形成された
ディンプル加工を施してなる。
【0017】このものでは、滑り防止部は、ディンプル
加工されているので、この滑り防止部を形成したとき等
にバリ等の生じることを防止でき、加工性が良いうえ、
操作時等に指が怪我することなく安全である。
【0018】請求項3に係る樋受具は、請求項1におい
て、上記滑り防止部は、上記操作部に複数の孔部が形成
されてなる。
【0019】このものでは、滑り防止部は、孔部が形成
されているので、ロックレバーを軽量化でき、操作性を
高めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る樋受具につい
て、図を参照しつつ説明する。
【0021】図1は、本発明に係る樋受具の一例を示す
分解斜視図である。
【0022】この樋受具Aは、軒先等に固定される取付
杆1と、これとスライド可能に連結され、雨樋Tの支持
受部21を設けた樋受具本体2と、これら取付杆1と樋
受具本体2とを上下に貫通する連結軸3で連結し、樋受
具本体2を取付杆1に圧接して固定させるロックレバー
4を備えている。
【0023】取付杆1は、軒先等に固定される固定部1
1の下端中央から前方に向けて足杆12を延設し、この
足杆12には、スライド用の長孔13を形成している。
【0024】取付杆1の下面には、ロックレバー4と係
合する凹凸部14を形成している。
【0025】この凹凸部14は、取付杆1の下面に、長
手方向に連続する鋸刃状に形成しているが、ロックレバ
ー4と係合されるものであれば、線状の溝等でも構わな
い。
【0026】樋受具本体2は、取付杆1とスライド可能
に連結され、雨樋Tを支持受けするための支持受部21
を設けている。
【0027】この樋受具本体2では、略全体で雨樋Tを
支持受けする支持受部21が形成され、この支持受部2
1の前、後端には、図のような雨樋Tの耳部を掛止する
ための樋耳掛止部22を各々形成している。
【0028】この樋耳掛止部22は、図例のものに限定
されず、従来から使用される種々のタイプのものが採用
できる。
【0029】また、支持受部21には、連結軸3が貫通
される軸孔23を開設している。
【0030】この樋受具本体2は、雨樋Tの形状に応じ
て形成され、図のような角状の雨樋Tであれば角状に形
成されるが、半円状等、様々な形状に形成できる。
【0031】連結軸3は、軸孔23及び長孔13を上下
に貫通する柱状の軸部31を有していればよく、図のよ
うなリベットの他、ボルト等を用いることもできる。
【0032】ロックレバー4は、図で示すような横回転
式の他、縦回転式、スライド式のもの等、様々な構造の
ものが考えられるが、本実施例では、上記横回転式のロ
ックレバー4を例示して説明する。
【0033】このロックレバー4は、操作レバー41と
受座42とから成る。
【0034】操作レバー41は、軸孔41aが開設され
た基板41bの両側に、これを回転操作するための操作
部41cを下方に向けて形成している。
【0035】受座42は、操作レバー41と樋受具本体
2との間に介在されており、操作レバー41の軸孔41
aに重合される軸孔部42aが開設された基板部42b
の下面に、操作レバー41の基板41bに乗り降りされ
る膨出部42cを下方に向けて形成している。
【0036】また、基板部42bの上面には、取付杆1
の凹凸部14に係合可能な係止爪42dを上方に向けて
形成している。
【0037】これらの樋受具本体2、取付杆1、受座4
2、操作レバー41は、各々に形成した軸孔23、長孔
13、軸孔部42a、軸孔41aに上方から連結軸3を
貫通し、その下端にスプリングワッシャ6と平ワッシャ
7を嵌挿したうえで、その下端をカシメ止めする等して
連結されている。
【0038】本発明は、このような樋受具Aのロックレ
バー4の操作部41cに、滑り防止部5を形成したこと
に特徴がある。
【0039】この滑り防止部5とは、操作部41cを回
転操作するときに、その滑りが防止できる構造のもので
あれば、どのような構造のものであっても構わない。
【0040】例えば、図1では、ロックレバー4の操作
部41cに、内側に単又は複数の凹所を窪ませて形成さ
れたディンプル加工を施した滑り防止部5を例示してい
る。
【0041】このようなディンプル加工による滑り防止
部5によれば、この滑り防止部5を形成したとき等にバ
リ等の生じることを防止でき、加工性が良いうえ、操作
時等に指が怪我することなく安全である。
【0042】また、図示された滑り防止部5は、円形に
形成されているが、例えば、楕円状、角状、或いはこれ
らが組み合わされた形状等であっても構わない。
【0043】図2(a)〜(c)は、本発明に係る滑り
防止部の他例を示す操作レバーの斜視図である。
【0044】なお、図1と共通する部位には、同一番号
を付し、その説明は省略している。
【0045】図2(a)の滑り防止部5は、操作レバー
41の操作部41c自体を波状に形成したものである。
【0046】このものによっても、その滑り防止部5を
形成したとき等にバリ等の生じることを防止でき、加工
性が良いうえ、操作時等に指が怪我することなく安全で
ある。
【0047】図2(b)の滑り防止部5は、操作レバー
41の操作部41cの表面に、滑り防止用テープを貼着
したものである。
【0048】このものによれば、既存の操作レバー41
に滑り防止用テープを貼着するだけで、簡単に形成する
ことができる。
【0049】図2(c)の滑り防止部5は、操作レバー
41の操作部41cに、複数の貫通された孔部を形成し
たものであり、このものによれば、操作レバー41を軽
量化でき、その操作性を高めることができる。
【0050】上記のように構成された樋受具Aの使用に
際しては、図1で示すように、脱状態からロックレバー
4の操作部41の滑り防止部5を指で摘んで左右何れか
に横回転操作すれば、操作レバー41の基板41aが長
手方向に向きながら、受座42の膨出部42cに乗り上
げるため、この受座42全体を上方に押し上げる。
【0051】そのため、樋受具本体2が連結軸3によっ
て引き下げられて取付杆1に圧接し固定され、樋受具本
体2のスライドが阻止される。
【0052】また、このロック時には、受座42の上面
の係止爪42dは、取付杆1の下面の凹凸部14に係合
されるので、より強固にロックすることができる。
【0053】一方、ロックを解除するには、先程とは逆
に、ロック状態からロックレバー4の操作レバー41の
滑り防止部5を指で摘んで左右何れかに横回転操作すれ
ば、その操作レバー41の基板41bが幅方向に向きな
がら、受座42の膨出部42cを滑りつつ、これと離脱
されて、受座42が膨出部42cの高さ分だけ落下され
るため、樋受具本体2と取付杆1との圧接も解除され、
樋受具本体2を所望の位置にスライド可能にできるので
ある。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。
【0055】請求項1に係る樋受具によれば、ロックレ
バーの操作部に滑り防止部が形成されているので、この
操作部の滑り防止部に指を掛けて、ロックレバーを横回
転すれば、指が操作部にフィットし、これを確実に操作
できる。
【0056】請求項2に係る樋受具によれば、滑り防止
部は、ディンプル加工されているので、この滑り防止部
を形成したとき等にバリ等の生じることを防止でき、加
工性が良いうえ、操作時等に指が怪我することなく安全
である。
【0057】請求項3に係る樋受具によれば、滑り防止
部は、孔部が形成されているので、ロックレバーを軽量
化でき、操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樋受具の一例を示す分解斜視図
【図2】(a)〜(c)は、本発明に係る滑り防止部の
他例を示す操作レバーの斜視図
【図3】従来の樋受具を示す分解斜視図
【符号の説明】
A 樋受具 T 雨樋 T1 耳部 1 取付杆 2 樋受具本体 21 樋耳掛止部 3 連結軸 4 ロックレバー 41c 操作部 5 滑り防止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軒先等に固定される取付杆と、これとスラ
    イド可能に連結された雨樋の支持受部を設けた樋受具本
    体と、これらを上下に貫通する連結軸で連結し、上記樋
    受具本体を取付杆に圧接して固定させるロックレバーを
    備えた樋受具において、 上記ロックレバーの操作部には、滑り防止部が形成され
    ていることを特徴とする樋受具。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記滑り防止部は、上記操作部に凹所が形成されたディ
    ンプル加工を施してなる樋受具。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記滑り防止部は、上
    記操作部に複数の孔部が形成されてなる樋受具。
JP2001342112A 2001-11-07 2001-11-07 樋受具 Pending JP2003138710A (ja)

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