JP3512640B2 - ペン入力情報処理装置、ペン入力情報処理装置の制御回路及びペン入力情報処理装置の制御方法 - Google Patents

ペン入力情報処理装置、ペン入力情報処理装置の制御回路及びペン入力情報処理装置の制御方法

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JP3512640B2 JP17021398A JP17021398A JP3512640B2 JP 3512640 B2 JP3512640 B2 JP 3512640B2 JP 17021398 A JP17021398 A JP 17021398A JP 17021398 A JP17021398 A JP 17021398A JP 3512640 B2 JP3512640 B2 JP 3512640B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペン入力情報処理装
置に関し、特に、ペン挿抜による状態の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータなどの情
報処理装置は、高密度実装の技術が発展し、小型化、軽
量化してゆく傾向にあり、キーボードを有さないぺン入
力の情報処理装置(以下、ペン入力情報処理装置と呼
ぶ)が多数製品化されている。
【0003】そして、これらの情報処理装置は、利用者
が未使用時には、クロックを停止すると共に、情報をセ
ーブするメモリを除いて、他の電源をオフしたり、ハー
ドディスクに情報を保存してから全ての電源をオフした
り、又は低速なクロック信号に切替えることにより消費
電力の低減化を図っている。
【0004】このように、情報処理装置は、利用者が使
用している状態である通常状態と、利用者が未使用状態
であり、クロックを停止すると共に、一部又は全ての電
源のオフ、又は低速クロック状態とするサスペンド状態
を有する。
【0005】従来、ペン入力を主とするペン入力情報処
理装置は、上記サスペンド・レジュームの処理をする際
に、サスペンド・レジュームスイッチを用意し、ユーザ
がペン入力情報処理装置を使用しない時は、このスイッ
チをオンすると、サスペンド状態に遷移し、再度、使用
する時は、このスイッチを再びオンすると、通常状態に
遷移していた。
【0006】あるいは、アプリケーションソフトウェア
を用意し、ユーザがメニューを指定することにより、サ
スペンド状態への遷移をしていた。サスペンド・レジュ
ームスイッチによって、情報処理装置をサスペンドさせ
る時は、〔ペン入力〕をしている動作モードから、〔サ
スペンドのためのスイッチ操作〕、〔ペンのペン収納部
への収納〕の手順であり、アプリケーションによってサ
スペンドする時は、〔ペン入力によるサスペンド状
態〕、〔ペン収納〕の手順をとる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】キーボードよりも操作
性に優れているペン入力を主とするペン入力情報処理装
置においては、ペンのみで全ての処理を操作することが
理想である。しかしながら、上述したように、サスペン
ド・レジュームの処理においては、サスペンド・レジュ
ームスイッチの操作若しくはペン入力により行わなけれ
ばならず、更なる操作性の向上が望まれていた。
【0008】よって、本発明の目的は、ペン入力のみで
サスペンド・レジュームの処理が行うことのできるペン
入力情報処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ペン入
力情報処理装置であって、ペンを収納するペン収納手段
と、処理装置と、前記処理装置を使用していないサスペ
ンド状態から該処理装置を使用する通常状態、該通常状
態から前記サスペンド状態へと状態遷移を指示するサス
ペンド・レジューム指示手段と、前記ペン収納手段への
前記ペンの収納を検出して、前記ペンの収納の有無を示
すペン収納検出信号を出力するペン収納検出手段と、前
記サスペンド・レジューム指示手段が状態の遷移を指示
した時は、前記状態の遷移を前記処理装置に無条件に指
示する状態遷移制御信号を生成し、前記状態が前記サス
ペンド状態で且つ前記ペン収納検出信号が前記ペンの前
記ペン収納手段への収納を示す場合、及び前記状態が前
記通常状態で且つ前記ペン収納検出信号が前記ペンの前
記ペン収納手段からの取り出しを示す場合のいずれかの
時は、前記状態の遷移を前記処理装置に指示しない状態
遷移制御手段とを具備する。前記処理装置は、前記状態
遷移制御信号に基づいて、前記通常状態から前記サスペ
ンド状態へ、又は前記サスペンド状態から前記通常状態
へと状態が遷移するペン入力情報処理装置が提供され
る。
【0010】望ましくは、ペン収納検出信号による状態
の遷移の制御の有効/無効を指示する指示手段を更に具
備し、状態遷移制御手段は、指示手段からの制御の有効
/無効の指示に基づいて、状態遷移制御信号を生成す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態につい
て説明する前に、図1のブロック図を参照して、本発明
の原理を概略的に説明する。
【0012】この図に示すように、本発明によるペン入
力情報処理装置は、ペン収納手段2と処理装置3とサス
ペンド・レジューム指示手段4とペン収納検出手段6と
状態遷移制御手段8とを具備する。
【0013】ペン収納手段2は、ぺンを収納するもので
ある。処理装置3は、ユーザが使用していないサスペン
ド状態とユーザが使用する通常状態との間で状態遷移を
する装置である。サスペンド・レジューム指示手段4
は、サスペンド状態から通常状態、通常状態からサスペ
ンド状態へと状態遷移を処理装置3に指示するものであ
る。
【0014】ペン収納検出手段6は、ペン収納手段2へ
のペンの収納を検出してペン収納の有無を示すペン収納
検出信号を出力するものである。状態遷移制御手段8
は、サスペンド・レジューム指示手段4が状態の遷移を
指示した時は、状態の遷移を処理装置3に無条件に指示
する状態遷移制御信号を生成し、状態がサスペンド状態
て且つペン収納検出信号がペンのペン収納手段2への収
納を示す場合、及び状態が通常状態で且つペン収納検出
信号がペンのペン収納手段2からの取り出しを示す場合
のいずれかの時は、状態の遷移を処理装置3に指示しな
い。
【0015】ユーザは、ペン入力情報処理装置の使用を
終了すると、スイッチ等のサスペンド・レジューム指示
手段4を用いて、サスペンド状態への状態遷移を指示す
る。状態遷移制御手段8は、サスペンド・レジューム指
示手段4より状態の遷移を指示されると、処理装置3に
無条件に状態遷移を指示する状態遷移制御信号を出力す
る。処理装置3は、状態遷移制御信号に従って、通常状
態からサスペンド状態に遷移する。
【0016】ユーザは、ペンをペン収納手段2に収納し
たものとする。ペン収納検出手段4は、ペンのペン収納
手段2への収納を示すペン収納検出信号を出力する。状
態遷移制御手段8は、処理装置3の状態がサスペンド状
態ならば、処理装置3に状態の遷移を指示しない。
【0017】また、ユーザは、ペン入力情報処理装置の
使用を再開するべく、サスペンド・レジューム指示手段
4を用いて、サスペンド状態から通常状態への状態遷移
を指示する。状態遷移制御手段8は、サスペンド・レジ
ューム指示手段4により状態遷移を指示されると、処理
装置3に無条件に状態の遷移を指示する。処理装置3
は、サスペンド状態から通常状態に遷移する。
【0018】そして、ユーザは、ペンをペン収納手段2
から取り出したものとする。ペン収納検出手段4は、ペ
ンのペン収納手段2への取り出しを示すペン収納検出信
号を出力する。状態遷移制御手段8は、処理装置3の状
態が通常状態ならば、処理装置3に状態の遷移を指示し
ない。
【0019】これにより、サスペンド・レジューム指示
手段4による状態遷移とペン収納検出信号による状態遷
移とを併用する場合でも、処理装置3が誤動作をするこ
とがない。
【0020】第1実施形態 図2は、本発明の第1実施形態によるペン入力情報処理
装置の構成図である。この図に示すように、ペン入力情
報処理装置は、システム10、ペン収納部33及びペン
14を具備する。
【0021】図3は図2のペン入力情報処理装置の斜視
図、図4は図3の正面図、図5は図3の右側面図、図6
は図3の左側面図、図7は図3の背面図である。システ
ム10は、図3に示す筐体28に収納されている。図3
において、30は、液晶ディスプレイ(LCD)、31
は、濃度調整のためのコントロールエリア、32は、サ
スペンド・レジューム状態等の状態表示LCD、33
は、ペン収納部である。図4において、34は、内蔵バ
ッテリパックカバー、35は、拡張コネクタ、36は、
DCコンタクトである。
【0022】図5において、37は、キーボードを接続
するためのキーボードコネクタ、38は、プリンタ等を
接続するためのパラレルインタフェースコネクタ、39
は、RS−232C規格のインタフェースを持つ機器を
接続するためのシリアルインタフェースコネクタ、40
は、CRTディスプレイを接続するためのCRTインタ
フェースコネクタ、41は、ACアダプタを接続するた
めのDC−INコネクタ、42は、コネクタを使用する
場合に開くインタフェースコネクタカバーである。
【0023】図6において、43は、メモリ内のデータ
を消去して、ソフトウェアを再起動させる時にペンの先
端を差し込んで押すリセットスイッチ、44は、バッテ
リパックである。図7において、45は、各カードをセ
ット/取り出しする場合に開けるカードスロットカバ
ー、46は、PCカードを取り出す時に押すPCカード
取り出しボタン、47は、PCカードをセットするため
のPCカードスロット、48は、ハードディスクカード
をセットするためのハードディスクカードスロット、5
0は、赤外線通信を行うための赤外線通信ポート、51
は、パソコン本体を一時停止/再開するためのサスペン
ド・レジュームスイッチ、52は、パソコン本体の電源
をON/OFFするための電源スイッチである。
【0024】図8は、図2中のシステム構成図である。
図2中のシステム10は、図8に示すように、CPU6
0、OS62、メモリ64、チップセット66,68、
ハードディスク(HDD)69、VGA70、PCMC
IA72、クロックジェネレータ79、電源部78、電
源マイコン80、ASIC82、キーボードコントロー
ラ(KBC)84及びBIOS86を有する。
【0025】チップセット66とVGA70,PCMC
IA72間は、PCIバス74により接続されている。
チップセット68と電源部78、電源マイコン80、A
SIC82、KBC84及びBIOS86との間は、I
SA76により接続されている。
【0026】CPU60は、情報を処理するプロセッサ
(例えば、Pentium(Intel製))である。
OS62は、アプリケーションソフトウェア等を制御す
る基本ソフトウェアである。メモリ64は、CPU60
が実行するためのプログラム等を記憶するメインメモリ
である。
【0027】チップセット66は、PCIバス74の制
御、BIOS86に設定されたサスペンド状態の態様に
応じて、情報のメモリ64ヘのセーブ又は情報のHDD
69へのセーブ等を行うものであり、例えば、430T
X(Intel製)である。
【0028】チップセット68は、ISAバス76の制
御、ペン挿抜検出信号により、サスペンド状態に遷移す
る場合は、サスペンドの態様に応じて、HDD69又は
メモリ64への情報のセーブをチップセット66に指示
し、電源マイコン80に電源部78の電源電圧の各部へ
の供給停止の指示等を行うものであり、例えば、430
TX(Intel製)である。
【0029】尚、サスペンドの態様は、各種考えられ、
クロックの停止/クロックの低速化、メモリ64を除く
全て電源のオフ、メモリ64を含めて全ての電源のオフ
をする態様がある。これらサスペンドの態様は、例え
ば、BIOS86に任意にパラメータとして設定可能で
あり、システム起動時に、BIOS86が初期設定され
たパラメータをメモリ64にロードしておき、チップセ
ット68が、設定に応じた態様でサスペンド状態となる
よう制御する。
【0030】例えば、クロックジェネレータ79からク
ロック出力を停止すると共に、メモリ64に情報をセー
ブしてからメモリ64を除いて電源をオフする態様、H
DD69に情報をセーブしてから全ての電源をオフする
態様がある。
【0031】VGA70は、ディスプレイ30を制御す
るコントローラである。PCMCIA72は、PCMC
IAインタフェースを制御するインタフェース回路であ
る。クロックジェネレータ79は、クロック信号を生成
する回路である。電源部78は、電源電圧を生成するD
C/DCコンバータである。電源マイコン80は、チッ
プセット68の指示に従って、各部への電源電圧の供給
/停止を制御するマイコンである。ASIC82は、特
有のアプリケーションLSIである。
【0032】KBC84は、キーボードを制御するコン
トローラである。BIOS86は、システム10の立ち
上げ時に、初期設定を行って、サスペンドの態様を含む
パラメータをメモリ64にロードするものである。
【0033】図2及び図3中の中のペン収納部33は、
ペン14を収納するものであり、ぺン収納ケース16、
及び導体18,20を有する。ペン収納ケース16は、
ペン14を収納するものであり、プラスティック等から
なる。
【0034】導体18,20は、ペン収納ケース16の
上下に配設された金属であり、図示しないが内部にスプ
リングが設けられ、スプリングの伸縮により、ペン14
がペン収納部33へ挿抜が可能となるとともに、挿抜の
際に、導体18,20とペン26とが接触する構造とな
っている。ペン収納ケース16の上に配設された導体1
8は、抵抗24を介して、電源部78に接続されてい
る。ペン収納ケース16の下に配設された導体20は、
グラウンドに接続されている。
【0035】ペン14は、ペン入力情報処理装置に入力
する入力手段であり、先端部に近い所の周囲を一周し
て、導体26が配設されており、ペン14の挿抜の際に
導体26と導体18,20とが接触する構造となってい
る。システム10中のチップセット68には、抵抗24
と導体18とを接続するノードからペン挿抜検出信号が
入力される構成になっている。
【0036】以下、図2の第1実施形態のペン入力情報
処理装置の動作説明をする。 (a) 電源立ち上げ時の動作 ユーザは、ペン入力情報処理装置の使用に際しては、ペ
ン14をペン収納部33から取り出してから、電源スイ
ッチ52をオンさせる。電源スイッチ52がオンされる
と、システム10中のBIOS86により、サスペンド
の態様を含むパラメータがメモリ64にロードされて初
期化され、システム10が立ち上がり、通常状態に遷移
する。
【0037】導体18,20との間が電気的に遮断され
ているため、抵抗24は、電源部78によりプルアップ
されて、ペン挿抜検出信号がハイレベル(以下、’H’
と呼ぶ)となっている。
【0038】(b) ペン14の収納時の動作 ユーザは、ペン14を用いて、ペン入力情報処理装置に
入力して、システム10は、情報処理をする。ユーザ
は、ペン入力情報処理装置の使用を終了すると、ペン1
4をペン収納部33に挿入する。この時、ペン14の周
囲に配設した導体26がペン収納部33の導体18,2
0に接触する。
【0039】この接触により、導体26を介して、ペン
収納部33の導体18,20が電気的に接続されて、電
源部78から電流がグラウンドに流れる。これにより、
抵抗24と導体18とを接続するノードの電位が低下し
て、ペン挿抜検出信号が’H’からローレベル(以
下、’L’と呼ぶ)に遷移する。
【0040】ペン14は、導体18,20のスプリング
を圧縮しながら、挿入されて、ペン14の導体16と導
体18,20が非接触状態となり、ペン収納部33に収
納される。そして、導体18,20間が遮断状態になっ
て、抵抗24と導体18との間のノードの電位が’H’
になり、ペン挿抜検出信号が’H’となる。
【0041】このように、ペン14のペン収納部33へ
の収納によりペン挿抜検出信号が’H’→’L’→’
H’に遷移して、パルスがシステム10に出力される。
システム10中のチップセット68は、ペン挿抜検出信
号のパルスを受けて、例えば、パルスの立ち上がりで、
チップセット66に情報のセーブを指示する。
【0042】チップセット66は、メモリ64にBIO
S86によりロードされたサスペンドの態様に応じて、
情報をメモリ64又はHDD69にセーブして、チップ
セット68に報告する。チップセット68は、クロック
ジェネレータ79にクロックの停止を指示すると共に、
電源マイコン80にサスペンドの態様に応じた、電源供
給の停止を指示する。
【0043】クロックジェネレータ79は、チップセッ
ト68の指示に従って、クロックを停止する。電源マイ
コン80は、電源部78を制御して、サスペンドの態様
に応じて電源供給の停止する。これにより、ペン14が
ペン収納部33に収納されると、システム10は自動的
にサスペンド状態になる。
【0044】(c) ペン14の取り出し時の動作 ペン14がペン収納部33から抜かれると、前述したと
同様に、ペン挿抜検出信号のパルスがシステム10に出
力される。システム10中のチップセット68は、チッ
プセット66にセーブしていた情報をメモリ64にリス
トアするよう指示する。
【0045】チップセット66は、メモリ64又はHD
D69にセーブされていた情報をリストアして、チップ
セット68に報告する。チップセット68は、クロック
ジェネレータ79にクロックの供給の再開を指示すると
共に、電源マイコン80に電源供給の再開を指示する。
【0046】クロックジェネレータ79は、チップセッ
ト68の指示に従って、クロック供給を再開する。電源
マイコン80は、電源部78を制御して、電源供給を再
開する。これにより、システム10は、サスペンド状態
から通常状態へと遷移して、ユーザがペン入力情報処理
装置を使用することが可能となる。
【0047】このように、ペン14がペン収納部33に
挿抜される毎に、ペン挿抜検出信号のパルスをシステム
10に出力して、システム10が状態をサスペンド状態
から通常状態、又は通常状態からサスペンド状態に遷移
する。
【0048】以上説明した第1実施形態によれば、ペン
14のペン収納部33への挿抜を検出して、ペン挿抜検
出信号のパルスをシステム10に出力して、システム1
0により状態を自動遷移させるので、ユーザが状態の遷
移を指示する必要がなく、操作性を向上させることがで
きる。
【0049】第2実施形態 図9は、本発明の第2実施形態によるペン入力情報処理
装置の構成図である。この図に示すように、ペン入力情
報処理装置は、システム100、ペン収納部130、及
びペン132を具備する。システム100は、図2のシ
ステム10と同様の構成であるが、図3中のディスプレ
イ30及びペン収納部33の構造が異なる。
【0050】ディスプレイには、ペン132が発信する
電磁波を検知してペン132の位置を検出するセンサ素
子が表面に配設されている。また、ペン収納部130に
は、ペン132を収納した時にペン132の先端に対向
する部位に、ペン132の先端から出力される電磁波を
検知するセンサ板とセンサ板が検知した電磁波の受信レ
ベルと閾値との比較により、ペン132のペン収納部1
32からの挿抜を検出して、ペン挿抜検出信号を生成す
るマイコンからなるペン挿抜検出部134が配設されて
いる。
【0051】ペン132は、ペン入力情報処理装置に入
力する電磁誘導式の入力手段であり、電磁波を発振する
発振部136及び電池138を有する。以下、図9の第
2実施形態のペン入力情報処理装置の動作説明をする。
【0052】(a) 電源立ち上げ時の動作 ユーザは、ペン入力情報処理装置の使用に際しては、ペ
ン132をペン収納部130から取り出してから、図7
中の電源スイッチ52をオンさせる。電源スイッチ52
がオンされると、システム100は、図2のシステム1
0と同様に動作して、立ち上がり、通常状態に遷移す
る。
【0053】ユーザは、ペン132をペン入力情報処理
装置のディスプレイ30に近づけると、ディスプレイ3
0の表面に配設したセンサ素子によりペン132が発振
する電磁波を検知して、ペン132の位置を検出するこ
とにより、ペン132からペン入力をして、情報処理を
する。
【0054】(b) ペン132の収納時の動作 ユーザが、使用を終了すると、ペン132をペン収納部
130に挿入する。ペン132が挿入されると、ペン挿
抜検出部134のセンサ板は、ペン132が発振する電
磁波を検出して、マイコンに通知する。マイコンは、セ
ンサ板からの電磁波の受信レベルと閾値とを比較して、
受信レベルが閾値よりも大きくなると、ペン挿抜検出信
号のパルスを生成して、システム100に出力する。
【0055】システム100は、ペン挿抜検出信号のパ
ルスを受けて、例えば、パルスの立ち上がりで、図2中
のシステム10と同様に動作して、通常状態からサスペ
ンド状態に遷移する。これにより、ペン132が収納さ
れると、システム100は自動的にサスペンド状態にな
る。
【0056】(c) ペン132の取り出し時の動作 ペン132がペン収納部130から取り出されると、ペ
ン挿抜検出部134のセンサ板は、ペン132から電磁
波が受信できなくなり、受信レベルが減少する。マイコ
ンは、センサ板からの受信レベルと閾値とを比較して、
受信レベルが閾値よりも小さくなると、ペン132がペ
ン収納部130から取り出されたことを検出して、ペン
挿抜検出信号のパルスをシステム100に出力する。
【0057】システム100は、このパルスを受けて、
図2のシステム10と同様に動作して、状態をサスペン
ド状態から通常状態へと遷移する。これによって、ユー
ザがペン入力情報処理装置を使用することが可能とな
る。
【0058】このように、ペン132がペン収納部13
0に挿抜される毎に、ペン挿抜検出信号のパルスをシス
テム100に出力して、システム100が状態をサスペ
ンド状態から通常状態、又は通常状態からサスペンド状
態に遷移する。
【0059】以上説明した第2実施形態によれば、第1
実施形態と同様の効果がある。第3実施形態 図10は、本発明の第3実施形態によるペン入力情報処
理装置の構成図である。
【0060】この図に示すように、ペン入力情報処理装
置は、システム150、サスペンド・レジュームスイッ
チ51、ペン挿抜検出回路154、状態記憶回路16
1、ペン状態記憶回路163、状態遷移抑制回路16
5、状態遷移パルス生成回路171、状態遷移制御回路
175、状態遷移パルス出力回路187、図2又は図9
と同様に構成されるペン14,132及びペン収納部3
3,130を具備する。
【0061】システム150は、図8と同様に構成さ
れ、状態遷移パルス出力回路187から入力される状態
遷移制御信号に従って、通常状態とサスペンド状態との
間で状態を遷移する情報処理装置である。
【0062】サスペンド・レジュームスイッチ51は、
ユーザによりスイッチがオン・オフされることにより状
態の遷移を指示するパルス信号を生成するものであり、
本例では、スイッチ51がオフの時、“H”、スイッチ
51がオンの時、“H”→“L”→“H”へ変化するパ
ルスを出力するものである。
【0063】ペン挿抜検出回路154は、図2又は図9
と同様に構成されたものであり、ペン収納部へのペンの
挿抜を検出して、ペン挿抜検出信号のパルスを出力する
ものである。
【0064】状態記憶回路161は、システム150が
通常状態/サスペンド状態のいずれの状態であるか状態
を記憶する回路であり、フリップフロップ(以下、F
F)160を有する。本例では、FF160の端子Qの
出力が“L”で通常状態、“H”でサスペンド状態とし
ている。
【0065】ペン状態記憶回路163は、ペンがペン収
納部より取り出されている状態なのか、ペンがペン収納
部に収納されている状態なのかを、ペン挿抜検出回路1
54からのペン挿抜検出信号のパルスに従って、記憶す
るものであり、FF162を有する。本例では、“L”
でペンが取り出されている状態、“H”でペンが収納さ
れている状態としている。
【0066】状態遷移抑制回路165は、FF168を
ディセーブルにするパルスを生成して、FF160の出
力が変化することにより、更に、システム150の状態
が遷移することを防止するためのものであり、FF16
4、FF166、FF173、ORゲート180を有す
る。FF164,166中の端子Dは、電源(“H”)
に接続されている。
【0067】状態遷移制御回路175は、サスペンド・
レジュームスイッチ51のオンによるパルス信号が入力
された時は、無条件に状態の遷移をシステム150に指
示し、FF160の端子Qの出力がサスペンド状態(例
えば、“L”)で且つFF162の出力がペンの収納を
示した場合(例えば、“H”から“L”に変化した場
合)や、システム150が通常状態で且つFF162の
出力がペンの取り出しを示した場合(例えば、“L”か
ら“H”に変化した場合)にシステム150に状態遷移
を指示せず、それ以外の場合にFF162の出力が遷移
した時に、状態遷移を指示するものである。
【0068】状態遷移制御回路175は、EX−ORゲ
ート176、インバータ178及びFF168を有す
る。本例では、通常状態を“L”、サスペンド状態を
“H”、ペンが収納された状態を“H”、ペンが取り出
された状態を“L”としているので、FF160の端子
Qの出力が“L”の時、FF162の端子Qの出力が’
L’に遷移した場合は、インバータ178の出力が’
L’、FF160の出力が’H’の時に、FF162の
端子Qの出力が’H’に遷移した場合は、インバータ1
78の出力が’L’、それ以外の場合に、インバータ1
78の出力が’H’となるようにしている。
【0069】FF168は、端子ENBが’H’の時に
ディセーブルになり、端子ENBが’L’の時に、イネ
ーブルになるフリップフロップであり、状態の遷移を指
示する信号を端子Qから出力するものである。
【0070】状態遷移パルス生成回路171は、FF1
68の端子Qの出力が変化すると、状態遷移を指示する
パルスを生成するものであり、インバータ182、FF
170,172,174及びORゲート184を有す
る。FF170,172中の端子Dは、電源に接続され
ている。
【0071】状態遷移パルス出力回路187は、状態遷
移制御信号を出力するものであり、インバータ188及
びANDゲート190を有する。インバータ188は、
ORゲート184の出力を反転して、ORゲート184
の出力がパルス以外の時は、“H”を出力するためのも
のである。ANDゲート190は、サスペンド・レジュ
ームスイッチ51の出力パルス及びORゲート184の
出力パルスを出力するものである。
【0072】FF160,162,164,166,1
70,172,173,174は、端子Rが’H’で、
端子Qから’L’、端子CLKの立ち上がりで、端子D
の入力信号をラッチして、端子Qから出力するものであ
る。
【0073】端子xQは、端子Qの反転信号を出力する
ものである。クロック信号CLKは、図8中のクロック
ジェネレータ79から出力されたクロックであり、FF
173,174の端子CLKに入力されている。
【0074】以下、図10の第3実施形態のペン入力情
報処理装置の動作説明をする。 (a) サスペンド・レジュームスイッチ51のみを使
用する時の動作 図11は、サスペンド・レジュームスイッチ51のみを
使用した時の図10のタイムチャートである。
【0075】ユーザは、ペン入力情報処理装置の使用に
際しては、図2又は図9と同様に構成されるペン14,
132をペン収納部33,130から取り出してから、
図7中の電源スイッチ52をオンさせる。電源スイッチ
52がオンされると、システム150が、図2のシステ
ム10と同様に動作して立ち上がり、通常状態に遷移す
る。
【0076】パワーオンリセットにより、リセット信号
RESETのパルスが出力される。このリセット信号R
ESETにより、FF160,162,173,174
がリセットされて、端子Qより’L’が出力される。
【0077】FF164,166は、FF173により
リセットされて、端子Qより’L’が出力される。FF
170,172は、FF174によりリセットされて、
端子Qより’L’が出力される。これにより、インバー
タ178、及びORゲート180,184の出力は’
L’となり、インバータ188の出力は’H’となる。
【0078】ユーザは、ペン入力情報処理装置での処理
を終えてサスペンド状態にするべくサスペンド・レジュ
ームスイッチ51を押したとする。サスペンド・レジュ
ームスイッチ51は、パルスを出力する。
【0079】このパルスがANDゲート190に入力さ
れる。ANDゲート190の他方の入力が’H’なの
で、ANDゲート190からは、パルスがシステム15
0及びFF160に出力される。システム150は、こ
のパルスを受けて、図2中のシステム10と同様に動作
して、状態を遷移させる。
【0080】FF160の端子CLKにもパルスが入力
されて、FF160は、パルスの立ち上がりで、端子D
に入力される’H’を端子Qより出力する。これにより
FF160の端子Qの出力は、’L’から’H’に遷移
して、インバータ178の出力は、’L’から’H’に
遷移する。FF160の端子Qが’L’から’H’に遷
移するため、FF166が端子Dに入力される電源電
位’H’を出力する。ORゲート180は、FF173
の端子Dに’H’を出力する。FF173は、クロック
信号CLKの立ち上がりで、端子xQから’L’を出力
する。
【0081】この端子xQからの’L’の出力により、
FF164,166がリセットされて、端子Qより’
L’を出力する。この結果、FF166の端子Qから
は、パルスが出力される。
【0082】このパルスがFF168の端子ENBに入
力される。FF168は、端子ENBが’H’になるの
で、ディセーブルとなり、端子CLKが’L’から’
H’に遷移しても、端子Qの出力は変化しない。
【0083】これにより、サスペンド・レジュームスイ
ッチ51からのパルスにより、FF160の端子Qの出
力は、’L’から’H’に遷移するが、FF168,1
70,172,ORゲート184、及びインバータ18
8の出力は変化しないため、サスペンド・レジュームス
イッチ51のオンによって、更に、パルスが出力される
ことがないので、システム150が誤動作することがな
い。
【0084】ユーザは通常状態にするべく、サスペンド
・レジュームスイッチ51を押す。サスペンド・レジュ
ームスイッチ51は、パルスを出力する。この時も、上
述したように、FF160の出力は、ANDゲート19
0からのパルス出力により、FF160の端子Qの出力
は、’H’から’L’に遷移するが、更に、パルスが出
力されることがないので、システム150が誤動作する
ことがない。
【0085】このように、サスペンド・レジュームスイ
ッチ51のみを使用した時は、状態遷移制御回路175
は影響を受けず、システム150は、サスペンド・レジ
ュームスイッチ51のパルスのみで遷移するので、誤動
作することがない。
【0086】(b) ペン挿抜検出回路154のペン挿
抜検出信号のみを使用する時の動作 図12は、ペン挿抜検出回路154のペン挿抜検出信号
のみを使用した時の図10のタイムチャートである。
【0087】ユーザは、ペン入力情報処理装置の使用に
際しては、ペンをペン収納部から取り出してから、電源
スイッチ52をオンさせる。電源スイッチ52がオンさ
れると、システム150が、立ち上がり、通常状態に遷
移する。
【0088】パワーオンリセットにより、リセット信号
RESETのパルスが出力される。このリセット信号R
ESETにより、FF160,162,174がリセッ
トされて、端子Qより’L’が出力される。
【0089】FF164,166は、FF173により
リセットされて、端子Qより’L’が出力される。FF
170,172は、FF174によりリセットされて、
端子Qより’L’が出力される。これにより、インバー
タ178、及びORゲート180,184の出力は、’
L’となり、インバータ188の出力は、’H’とな
る。
【0090】ユーザは、ペン入力情報処理装置での処理
を終えて、ペンをペン収納部に収納したとする。ペン挿
抜検出回路154は、ペンの収納により、ペン挿抜検出
信号のパルスを出力する。
【0091】FF162は、このパルスの立ち上がり
で、端子Dに入力される’H’を出力する。FF160
の端子Qの出力が’L’なので、インバータ178の出
力は、’L’から’H’に遷移する。ORゲート180
の出力は’L’なので、FF168は、端子CLKの立
ち上がりで、端子Qから’H’を出力する。
【0092】FF170,172は、FF168の端子
Qが遷移すると、上述したFF164,166と同様に
動作して、パルスを端子Qより出力して、インバータ1
88は、このパルスを反転してANDゲート190に出
力する。
【0093】サスペンド・レジュームスイッチ51が押
されていないので、サスペンド・レジュームスイッチ5
1の出力は、’H’なので、ANDゲート190は、反
転したパルスをシステム150及びFF160に出力す
る。システム150は、このパルスを受けて、通常状態
からサスペンド状態に遷移させる。
【0094】FF160は、ANDゲート190からの
パルスを受けて、端子Qから’H’を出力する。端子Q
の出力が’L’から’H’に遷移することにより、OR
ゲート180からは、パルスが出力されて、FF168
の端子Qの出力は変化しない。
【0095】ユーザは、ペンをペン収納部から取り出し
たとする。ペン挿抜検出回路154は、このペンの取り
出しにより、ペン挿抜検出信号のパルスを出力する。F
F162は、このパルスの立ち上がりで、端子Dに入力
される’L’を出力する。FF160の端子Qの出力
が’H’なので、インバータ178の出力は、’L’か
ら’H’に遷移する。ORゲート180の出力は’L’
なので、FF168は、端子CLKの立ち上がりで、端
子Qから’L’を出力する。
【0096】端子Qが’H’から’L’に遷移するの
で、FF170,172は、パルスを端子Qより出力し
て、インバータ188は、このパルスを反転してAND
ゲート190に出力する。
【0097】このパルスがANDゲート190に入力さ
れる。ANDゲート190の他方の入力が’H’なの
で、ANDゲート190からは、パルスがシステム15
0及びFF160に出力される。システム150は、こ
のパルスを受けて、状態を遷移させる。
【0098】FF160は、ANDゲート190からの
パルスを受けて、端子Qから’L’を出力する。端子Q
の出力が’H’から’L’に遷移することにより、OR
ゲート180からは、パルスが出力されて、FF168
の端子Qの出力は変化しない。
【0099】このように、ペン挿抜検出回路154のペ
ン挿抜検出信号のみを用いて、状態遷移を制御する場合
は、ペン挿抜検出信号が入力される毎に、状態を遷移さ
せるためのパルスをANDゲート190より出力して、
システム150の状態を自動的に遷移させる。
【0100】(c) サスペンド・レジュームスイッチ
51とペン挿抜検出回路154とを併用する時の動作 図13は、サスペンド・レジュームスイッチ51とペン
挿抜検出回路154とを併用した時の図10のタイムチ
ャートである。本例では、ペン入力情報処理装置の立ち
上げ、サスペンド・レジュームスイッチ51のオン、ペ
ンの収納、ペンの取り出しの順にオペレーションがなさ
れた場合を説明する。
【0101】ユーザは、ペン入力情報処理装置の使用に
際しては、ペンをペン収納部から取り出してから、電源
スイッチ52をオンさせる。電源スイッチ52がオンさ
れると、システム150が、立ち上がり、通常状態に遷
移する。
【0102】パワーオンリセットにより、FF160,
162,164,166,168,170,172,1
74は、リセットされて、端子Qが’L、端子xQが’
H’になる。
【0103】ユーザは、ペン入力情報処理装置での処理
を終えてサスペンド状態にするべくサスペンド・レジュ
ームスイッチ51を押したとする。サスペンド・レジュ
ームスイッチ51は、パルスを出力して、ANDゲート
190は、このパルスをそのまま、システム150及び
FF160に出力する。システム150は、このパルス
を受けて、サスペンド状態に遷移する。
【0104】状態遷移制御回路175等は、(a)の場
合と同様に動作して、FF160の端子Qの出力が’
H’に遷移するが、他の状態は変化しない。ユーザは、
ペンをペン収納部に収納したとする。ペン挿抜検出回路
154は、このペンの収納によって、ペン挿抜検出信号
のパルスを出力する。FF162は、ペン挿抜検出信号
のパルスを受けて、端子Qの出力が’L’から’H’に
遷移する。
【0105】FF160の端子Qの出力が’H’、FF
162の端子Qの出力が’H’なので、インバータ17
8の出力は、’H’から’L’に遷移するが、FF16
8の端子CLKは、立ち上がらないので、端子Qの出力
は、’L’のままであり、ANDゲート190からは、
パルスは出力されない。そのため、ペン挿抜検出回路1
54のパルスによっては、状態が遷移せず、システム1
50が誤動作することがない。
【0106】ユーザは、ペンをペン収納部から取り出し
たとする。ペン挿抜検出回路154は、このペンの取り
出しによって、ペン挿抜検出信号のパルスを出力する。
FF162は、ペン挿抜検出信号のパルスを受けて、端
子Qの出力が’H’から’L’に遷移する。
【0107】FF160の端子Qの出力が’H’、FF
162の端子Qの出力が’L’なので、インバータ17
8の出力は、’L’から’H’に遷移する。FF168
は、端子CLKの立ち上がりで、端子Qの出力を’L’
から’H’に遷移させる。
【0108】FF170,172は、この端子Qの遷移
により、パルスを出力する。インバータ188は、パル
スを反転して、ANDゲート190に出力する。AND
ゲート190は、この反転したパルスをシステム150
及びFF160に出力する。システム150は、このパ
ルスを受けて、サスペンド状態から通常状態に遷移させ
る。
【0109】FF160は、端子CLKの立ち上がり
で、端子Qの出力を’L’から’H’に遷移させる。こ
のFF160の端子Qの遷移によっては、(b)で説明
したように、FF168の出力は変化せず、システム1
50が誤動作することがない。
【0110】ユーザがサスペンド状態にするべく、サス
ペンド・レジュームスイッチ51を押して、パルスを出
力したとする。この時も、(a)で説明したと同様に、
FF160は、端子CLKの立ち上がりで、端子Qの出
力を’H’から’L’に遷移させる。このFF160の
端子Qの遷移によっては、(a)で説明したように、F
F168の出力は変化せず、システム150が誤動作す
ることがない。
【0111】このように、サスペンド・レジュームスイ
ッチ51とペン挿抜検出回路154を併用しても、シス
テム150が誤動作することがない。以上説明した第3
実施形態によれば、第1実施形態と同様に効果がある上
に、ユーザの好みによって、サスペンド・レジュームス
イッチ51とペン挿抜検出回路154からのぺン挿抜検
出信号とを併用することができるので、更に、操作性を
向上させることができる。
【0112】第4実施形態 図14は、本発明の第4実施形態によるペン入力情報処
理装置の構成図であり、図10中の要素と同じ機能を有
する要素には同一を符号を付してある。
【0113】この図に示すように、ペン入力情報処理装
置は、システム200、サスペンド・レジュームスイッ
チ51、ペン挿抜検出回路154、状態記憶回路16
1、ペン状態記憶回路163、状態遷移抑制回路16
5、状態遷移パルス生成回路171、状態遷移制御回路
175、状態遷移パルス出力回路208、GPIO20
4、図2又は図9と同様に構成されるペン14,132
及びペン収納部33,130を具備する。
【0114】システム200は、図8と同様に構成され
るが、システム200を立ち上げ際に、BIOS206
が、ウィンドウや記憶装置などの初期設定する際に、ペ
ンの挿抜により状態の遷移を自動で行うか否かを設定す
ることが可能である。
【0115】BIOS206は、自動的に状態遷移を行
う時は、図8中のチップセット68を通して、例えば、
GPIO204から“H”、自動的に状態遷移を行わな
い場合は、GPIO204から“L”を出力する構成と
している。
【0116】GPIO204は、BIOS206からの
信号を状態遷移パルス出力回路208に出力するレジス
タである。サスペンド・レジュームスイッチ51及びペ
ン挿抜検出回路154、状態記憶回路161、ペン状態
記憶回路163、状態遷移抑制回路165、状態遷移パ
ルス生成回路171及び状態遷移制御回路175は、図
10中のものと実質的に同一であり、説明を省略する。
状態遷移パルス出力回路208は、図10中のインバー
タ188の代わりに、NANDゲート208となってい
る点が異なるのみである。
【0117】以下、図14の第4実施形態のペン入力情
報処理装置の動作を説明する。図7中の電源スイッチ5
2がオンされると、システム200中のBIOS206
が起動される。BIOS206は、ウィンドウの初期設
定、メモリなどの記憶装置の初期設定を行った後、ユー
ザにペンの挿抜による自動遷移の機能を有効にするか否
かを指定させる。ユーザは、ペンの挿抜による自動遷移
の機能の有効/無効を指定する。
【0118】BIOS206は、ユーザの指定を入力し
て、自動遷移の機能を有効にする指定がなされた場合
は、GPIO204を通して、状態遷移パルス出力回路
208に’H’を出力し、自動遷移の機能を無効にする
指定がなされた場合は、GPIO204を通して、状態
遷移パルス出力回路208にに’L’を出力する。
【0119】(a) 状態の自動遷移の機能を有効にす
る指定の場合 GPIO204を通して、’H’がNANDゲート20
8の一方の入力端子に入力されるため、NANDゲート
208は、ORゲート184の他方の入力端子の入力信
号の反転信号を出力する。これは、図10中のインバー
タ188の出力と同じなので、状態遷移制御回路175
等は、図10と同様に動作して、ペン挿抜検出信号に従
って、自動的に状態の遷移を制御する。
【0120】(b) 状態の自動遷移の機能を無効にす
る指定の場合 GPIO204を通して、’L’がNANDゲート20
8の一方の入力端子に入力されるため、NANDゲート
208は、’H’を出力する。ANDゲート290は、
サスペンド・レジュームスイッチ51の出力をそのまま
出力することになり、ペンの挿抜によっても、状態が遷
移することがない。
【0121】以上説明した第4実施形態によれば、第3
実施形態と同様に効果がある上に、システム200の立
ち上げ時に、ユーザの指定により、ペンの挿抜による状
態の遷移をするしないを指定できるので、操作性に多様
性を持たせることができる。
【0122】本発明は上記実施形態に限定されずに、種
々の変形が可能である。その変形例の一例としては、例
えば、次のようなものがある。図10では、サスペンド
・レジュームスイッチ51とペン挿抜検出回路154に
よるペンの挿抜による自動的に状態を遷移させる例を説
明したが、サスペンド・レジュームスイッチ51の代わ
りに、例えば、図8中のOS62による状態の遷移とペ
ンの挿抜による状態の遷移とを併用することができる。
【0123】この場合は、ユーザがシステム150の使
用を終了してから、再度、システム150を使用する時
に、メニュー画面等を用いて、状態遷移を指定した際
に、OS62から、チップセット68を通して、状態遷
移を指示するパルスをANDゲート190に出力する構
成にすれば良い。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ペンの収納、取り出しにより、自動的に状態の遷移を制
御するので、更なるペン入力情報処理装置の操作性の向
上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるペン入力情報処理
装置の構成図である。
【図3】図2のペン入力情報処理装置の斜視図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3の右側面図である。
【図6】図3の左側面図である。
【図7】図3の背面図である。
【図8】図2中のシステム構成図である。
【図9】本発明の第2実施形態によるペン入力情報処理
装置の構成図である。
【図10】本発明の第3実施形態によるペン入力情報処
理装置の構成図である。
【図11】図10のタイムチャートである。
【図12】図10のタイムチャートである。
【図13】図10のタイムチャートである。
【図14】本発明の第4実施形態によるペン入力情報処
理装置の構成図である。
【符号の説明】
2 ペン収納手段 3 処理装置 4 サスペンド・レジューム指示手段 6 ペン収納検出手段 8 ペン挿抜検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−152944(JP,A) 特開 平3−201016(JP,A) 特開 平5−303452(JP,A) 特開 平6−60035(JP,A) 特開 平6−95787(JP,A) 特開 平6−138997(JP,A) 特開 平6−161618(JP,A) 特開 平6−222878(JP,A) 特開 平6−289975(JP,A) 特開 平7−121270(JP,A) 特開 平7−152471(JP,A) 特開 平7−306744(JP,A) 特開 平8−76908(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 3/03 G06F 1/26 - 1/32 G06F 3/033 - 3/037

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン入力情報処理装置であって、 ペンを収納するペン収納手段と、 処理装置と、 前記処理装置のサスペンド状態から通常状態、該通常状
    態から前記サスペンド状態へと状態遷移を指示するサス
    ペンド・レジューム指示手段と、前記ペンが前記ペン収納手段より取り出された状況から
    収納された状況及びペンが収納された状態から取り出さ
    れた状況への変化を検出して、 ペン収納検出信号を出力
    するペン収納検出手段と、 前記サスペンド・レジューム指示手段が状態の遷移を指
    示した時は、前記状態の遷移を前記処理装置に指示する
    状態遷移制御信号を生成し、前記状態が通常状態で且つ
    前記ペン収納検出信号が前記ペンの収納を示す場合
    記処理装置に状態の遷移を示す状態遷移制御信号を生成
    し、前記状態が前記通常状態で且つ前記ペン収納検出信
    号が前記ペンの前記ペン収納手段からの取り出しを示す
    場合は前記状態遷移制御信号を生成しない状態遷移制御
    手段を有する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 ペン入力情報処理装置であって、 ペンを収納するペン収納手段と、 処理装置と、 前記処理装置のサスペンド状態から通常状態、該通常状
    態から前記サスペンド状態へと状態遷移を指示するサス
    ペンド・レジューム指示手段と、前記ペンが前記ペン収納手段より取り出された状況から
    収納された状況及びペンが収納された状態から取り出さ
    れた状況への変化を検出して、 ペン収納検出信号を出力
    するペン収納検出手段と、 前記サスペンド・レジューム指示手段が状態の遷移を指
    示した時は、前記状態の遷移を前記処理装置に指示する
    状態遷移制御信号を生成し、前記状態がサスペンド状態
    で且つ前記ペン収納検出信号が前記ペン収納手段からの
    取り出しを示す場合は状態遷移制御信号を生成し、前記
    状態がサスペンド状態で且つ前記ペン収納検出信号が前
    記ペンの収納を示す場合は前記状態遷移制御信号を生成
    しない状態遷移制御手段を有する情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ペン収納検出信号による状態の遷移
    の制御の有効/無効を指示する指示手段を更に具備し、 前記状態遷移制御手段は、前記指示手段からの前記制御
    の有効/無効に基づいて、前記状態遷移制御信号を生成
    する請求項1記載の ペン入力情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ペン収納検出信号による状態の遷移
    の制御の有効/無効を指示する指示手段を更に具備し、 前記状態遷移制御手段は、前記指示手段からの前記制御
    の有効/無効に基づいて、前記状態遷移制御信号を生成
    する請求項2記載の ペン入力情報処理装置。
  5. 【請求項5】 ペンを収納するペン収納手段と、処理装
    置と、前記処理装置のサスペンド状態から通常状態、該
    通常状態から前記サスペンド状態へと状態遷移を指示す
    るサスペンド・レジューム手段とを有するペン入力情報
    処理装置の制御回路であって、 前記ペンが前記ペン収納手段より取り出された状況から
    収納された状況及びペンが収納された状態から取り出さ
    れた状況への変化を検出するペン収納検出手段と、 前記サスペンド・レジューム指示手段が状態の遷移を指
    示した時は、前記状態の遷移を前記処理装置に指示する
    状態遷移制御信号を生成し、前記状態が通常状態で且つ
    前記ペン収納検出手段が前記ペンの収納を示す場合は前
    記処理装置に状態の遷移を指示する状態遷移制御信号を
    生成し、前記状態が前記通常状態で且つ前記ペン収納検
    出手段が前記ペンの前記ペン収納手段からの取り出しを
    示す場合は状態遷移制御信号を生成しない状態遷移手段
    を有する制御回路
  6. 【請求項6】 ペンを収納するペン収納手段と、処理装
    置と、前記処理装置のサスペンド状態から通常状態、該
    通常状態から前記サスペンド状態へと状態遷移を指示す
    るサスペンド・レジューム手段とを有するペン入力情報
    処理装置の制御回路であって、 前記ペンが前記ペン収納手段より取り出された状況から
    収納された状況及びペンが収納された状態から取り出さ
    れた状況への変化を検出するペン収納検出手段と、 前記サスペンド・レジューム指示手段が状態の遷移を指
    示した時は、前記状態 の遷移を前記処理装置に指示する
    状態遷移制御信号を生成し、前記状態がサスペンド状態
    で且つ前記ペン収納検出手段が前記ペンの前記ペン収納
    手段からの取り出しを示す場合は前記処理装置に状態の
    遷移を指示する状態遷移制御信号を生成し、前記状態が
    前記サスペンド状態で且つ前記ペン収納検出手段が前記
    ペンの前記ペンの収納を示す場合は状態遷移制御信号を
    生成しない状態遷移制御手段を有する制御回路
  7. 【請求項7】 ペン入力情報処理装置であって、 ペンを収納するペン収納手段と、 処理装置と、 前記処理装置を使用していないサスペンド状態から該処
    理装置を使用する通常状態、該通常状態から前記サスペ
    ンド状態へと状態遷移を指示するサスペンド・レジュー
    ム指示手段と、 前記ペンが前記ペン収納手段より取り出された状況から
    収納された状況及びペンが収納された状態から取り出さ
    れた状況への変化を検出して、ペン収納検出信号を出力
    するペン収納検出手段と、 前記ペン収納検出信号に基づいて、前記ペンが収納され
    た状態及び取り出された状態の何れのペン状態であるか
    を記憶する第1記憶手段と、 前記処理装置が前記サスペンド状態及び前記通常状態の
    何れの装置状態であるかを記憶する第2記憶手段とを具
    備し、 前記サスペンド・レジューム指示手段が状態遷移を指示
    したときは、前記処理装置に状態の遷移を指示するとと
    もに前記第2記憶手段の装置状態を変更し、前記第2記
    憶手段に記憶された前記装置状態が前記サスペンド状態
    で且つ前記第1記憶手段に記憶された前記ペン状態が前
    記ペンが取り出された状態である場合及び前記第2記憶
    手段に記憶された前記装置状態が前記通常状態で且つ前
    記第1記憶手段に記憶された前記ペン状態が前記ペンが
    収納された状態である場合の何れかの場合は、前記ペン
    収納検出信号がペン状態の変化を示した時でも前記処理
    装置に状態の遷移を指示せず、前記第2記憶手段に記憶
    された前記装置状態が前記通常状態で且つ前記第1記憶
    手段に記憶された前記ペン状態が前記ペンが取り出され
    た状態である場合及び前記装置状態が前記サスペンド状
    態で且つ前記第1記 憶手段に記憶された前記ペン状態が
    前記ペンが収納された状態である場合の何れかの場合
    は、前記ペン収納検出信号が前記ペン状態の変化を示し
    た時、前記処理装置に状態の遷移を指示するとともに前
    記第2記憶手段の前記装置状態を変更することを特徴と
    するペン入力情報処理装置
  8. 【請求項8】 ペンを収納するペン収納手段と、処理装
    置と、前記処理装置のサスペンド状態から通常状態、該
    通常状態から前記サスペンド状態へと状態遷移を指示す
    るサスペンド・レジューム手段とを有するペン入力情報
    処理装置の制御方法であって、 前記ペンが前記ペン収納手段より取り出された状況から
    収納された状況及びペンが収納された状態から取り出さ
    れた状況への変化を検出する第一の工程と、 前記サスペンド・レジューム指示手段が状態の遷移を指
    示した時は、前記状態の遷移を前記処理装置に指示する
    状態遷移制御信号を生成し、前記状態が通常状態で且つ
    前記第一の工程が前記ペンの収納を示す場合は前記処理
    装置に状態の遷移を指示する状態遷移制御信号を生成
    し、前記状態が前記通常状態で且つ前記第一の工程が前
    記ペンの前記ペン収納手段からの取り出しを示す場合は
    状態遷移制御信号を生成しない第二の工程を有する制御
    方法
  9. 【請求項9】 ペンを収納するペン収納手段と、処理装
    置と、前記処理装置のサスペンド状態から通常状態、該
    通常状態から前記サスペンド状態へと状態遷移を指示す
    るサスペンド・レジューム手段を有するペン入力情報処
    理装置の制御方法であって、 前記ペンが前記ペン収納手段より取り出された状況から
    収納された状況及びペンが収納された状態から取り出さ
    れた状況への変化を検出する第一の工程と、 前記サスペンド・レジューム指示手段が状態の遷移を指
    示した時は、前記状態の遷移を前記処理装置に指示する
    状態遷移制御信号を生成し、前記状態がサスペンド状態
    で且つ前記第一の工程が前記ペンの前記ペン収納手段か
    らの取り出しを示す場合は前記処理装置に状態の遷移を
    指示する状態遷移制御信号を生成し、前記状態が前記サ
    スペンド状態で且つ前記第一の工程が前記ペンの前記ペ
    ンの収納を示す場合は状態遷移制御信号を生成しない第
    二の工程を有する制御方法
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