JP3512579B2 - レーザ加工機のプログラム作成装置及びレーザ加工機のノズル倣い制御方法 - Google Patents
レーザ加工機のプログラム作成装置及びレーザ加工機のノズル倣い制御方法Info
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Description
動するためのNCデータからなる加工プログラムを作成
する装置、及び、レーザ加工機のノズルと板材との距離
を検出するセンサ出力値に基づいて該ノズルの倣い制御
を行う方法に関する。
工テーブル上に載置し、Z軸方向に動くように構成され
ているノズルを下向きにした状態で加工を行うが、ノズ
ルに近接した位置に静電容量センサ又はタッチセンサを
取り付け、板材の切断加工時に、これらのセンサ出力値
に基づいてノズルと板材表面までの距離が一定になるよ
うにノズルの昇降制御を行っている。このときのノズル
の動作を倣い動作という。しかし、通常、板材上では多
数の形状が加工されるから、一つ以上の形状の加工後に
他の形状を加工する途中において、あるいは、一つ以上
の形状の加工後に他の形状の加工に移る段階において、
センサの移動経路中に切断加工によって切り落とされた
穴部が存在する場合がある。このような時に、センサの
検出値に基づく上記倣い動作を行うと、センサが穴部の
位置を通過する時板材を検出することができないために
該センサ及びノズルが下方に落下し、板材にセンサやノ
ズルがぶつかり、センサやノズル、又は板材を破損させ
てしまう不都合が生じる。このような不都合は、上記に
述べたように、1つの形状を加工している最中に、また
はセンサが加工済穴部から加工済穴部への移動経路中に
おいて生じる可能性があるが、これに加えて、加工形状
が開先加工を行うべき形状の場合にも生じる可能性があ
る。図12は、開先加工を行う形状を示している。この
例では、板材に形成される台形の加工形状43のハッチ
ングで示す3つの辺43a、43b、43cが開先加工
線となっている。この開先加工線に対する開先加工を行
う場合には、図12の40〜42で示す開口窓が開先加
工に先立って板材上に形成される。この開口窓40〜4
2は、開先加工を行う場合にノズル3を傾斜させて切断
加工するが、この場合に、ノズル3と板材が干渉しない
ようにするための開口窓である。このような開口窓40
〜42が形成されている状態で、例えば開先加工線43
bに対して矢印Aの方向に該ノズルを移動させて開先加
工を行おうとする場合、ノズルに近接して所定位置にオ
フセットして取り付けられているセンサの通過経路は図
の点線で示す移動経路44に沿って進む。すると、同セ
ンサ移動経路44の加工開始時の領域a及び加工終了時
の領域bにおいて、該センサは開口窓42、41と開口
窓40をそれぞれ通過するから該センサは板材を検出し
ないことになり、これらの領域においてノズル3の倣い
軸方向(Z軸方向)の倣い動作が行われると、ノズル3
及びセンサが板材を検出する方向に急激に落下して板材
と干渉し、該ノズル3やセンサ及び板材が破損すること
になる。
が穴部の位置に来ると、作業者はスイッチにて倣い動作
をオフするとともにノズルを上昇させて板材と干渉しな
いようにしたり、あるいは、ノズルとセンサが落下する
位置を作業者が判断してNCデータを修正するようにし
ていた。
の判断に基づいて、スイッチでセンサをオン/オフ制御
したりノズルを昇降させたりするのは、作業性を非常に
悪くするとともに、ノズルの移動操作に長時間を要する
ために加工効率が低下する問題があり、また、作業者が
NCデータを修正する方法は、センサやノズルの落下範
囲の設定が正確でなかったりして、修正ミスを引き起こ
す可能性があった。
する区間を計算により求めておき、これに基づいてセン
サ及びノズルが落下しないNCデータを自動的に作成す
ることのできるレーザ加工機のプログラム作成装置及び
レーザ加工機のノズル倣い制御方法を提供することにあ
る。
る発明は、ノズルに近接した位置に取り付けられ、板材
との距離を検出するセンサと、該センサの検出値に基づ
いてノズルと板材間の距離を一定に保つように該ノズル
の倣い動作によってノズルの倣い軸方向の位置制御を行
う制御手段とを備えるレーザ加工機の加工プログラムを
作成するプログラム作成装置において、前記板材上に形
成される穴部の形状とその配置を算出する第1の手段
と、前記センサの移動経路を算出する第2の手段と、前
記第1及び第2の手段で算出した結果に基づいて、前記
センサの移動経路中該センサが前記穴部を通過する区間
を該センサの倣い動作停止区間として、穴部を通過しな
い区間を該ノズルの倣い動作区間としてそれぞれ算出す
る第3の手段と、前記倣い動作の停止と開始をするため
のNCデータを作成する第4の手段と、を備えてなるこ
とを特徴とする。
部があると、その穴部の形状とセンサの移動経路とに基
づいて、センサ及びノズルが落下する区間を検出し、そ
の区間をノズルの倣い動作停止区間としてノズルの倣い
動作を停止するNCデータを作成するから、加工プログ
ラムが実行される時には、センサ及びノズルが落下する
ということがない。
時のセンサが前記倣い動作停止区間にあるときの該セン
サの倣い位置を、次の倣い動作区間が開始する時の倣い
位置に設定する手段を備えてなることを特徴とする。
記板材上で加工される形状は、前記ノズルを傾斜させて
開先加工の行われる形状であって、前記穴部は、前記ノ
ズルが加工中に板材と干渉しないために形成される開口
窓であることを特徴とする。
行う時にセンサ及びノズルが落下しないように制御する
NCデータが自動的に作成される。
ド31の概略構造図を示している。板材1の上方に、レ
ーザ光及びアシストガスを導く加工ヘッド31が図示し
ない機械フレームに対し移動自在に装架され、加工ヘッ
ド31は内部にレンズを有するレンズホルダ30とその
先端部に設けられたノズル3とで一体に構成されてい
る。この加工ヘッド31は光路導入管32に対し回転自
在な回転筒部33に取り付けられている。また、この回
転筒部33の周囲には4点によって揺動するリンク機構
11が連結され、前記回転筒部33が回転してもリンク
機構11の先端に取り付けられたセンサ12が被加工面
に対して常に同一方向を向くようになっている。この構
造については、特願平7−134413号(特開平8−
323490号公報)に詳細に示されているが、その作
用についての概略は次の通りである。すなわち、回転筒
部33の回転によりレンズホルダ31が回転し、これと
ともに4点リンク機構も作動するが、このとき、図示し
ないベルトの回転によりセンサ12の姿勢が図示のよう
に垂直方向を維持するように補正される。この結果、レ
ンズホルダ31の回転によるノズル3の垂直方向および
水平方向の移動量だけが4点リンク機構の作用によりセ
ンサ12に伝達され、4点リンク機構を介しての該セン
サ12の回転は防がれる。
100が設けられ、この接触片100とノズル3の先端
中心位置間の距離t2が予め一定値となるようにリンク
機構11により調整されている。センサ12とノズル3
は一体にZ軸方向に上下動可能であって、加工していな
い時には、図1で示すように両者が上方に持ち上げられ
た状態で保持され、非加工移動時にはその保持状態で移
動する。加工時は、両者が下方に移動して、センサ12
の接触片100が被加工材料の材料面に接触する状態が
継続されるよう、すなわち、材料面とノズル3間のZ軸
方向の距離が一定の距離になるようにZ軸が制御された
状態で加工が行われる。このときのセンサ12の動作を
倣い動作といい、Z軸は倣い軸となる。この加工時にお
いては、接触片100の倣い軸方向の移動に応じてノズ
ル3の倣い軸方向への移動(昇降)が行われるので、ノ
ズル3の先端と接触片100の底面、すなわち加工材料
表面との距離t1は常に一定に保たれる。
板材1に対し開先加工を行う時の状態を示している。図
に示すように、開先加工時においてはレンズホルダ30
が板材1に干渉しないように開口窓2が形成されてい
る。すなわち、ノズル3は、開口窓2内を移動しながら
開先加工を行う。開先加工時には、ノズル3とセンサ1
2は倣い軸方向の位置制御によって動作しているが、後
述するように、この開先加工を行っている時に、センサ
12が他の開口窓の位置に来ると、その時点で倣い動作
を停止してセンサ12及びノズル3を倣い動作の停止位
置に保持した状態で加工を継続させる。また、開先加工
を開始する時にすでに接触片100が他の開口窓に位置
している場合には、センサ12及びノズル3を、板材1
に接触片100が接触する位置まで一旦移動させ、その
位置で倣い動作を行い、ノズル3の高さを前記距離t1
に合わせた後に倣いを停止し、図示しない制御装置がZ
軸位置を記憶する。次にノズル3が加工開始の位置まで
移動し、Z軸高さを先に記憶した位置にして加工を開始
する。この倣い動作の停止によるノズル3の移動は、接
触片100が当該開口窓を通過するまで行われる。上記
倣い動作を停止した状態で加工を行っているときに、接
触片100が開口窓を通過し板材1に再び接触する位置
に移動すると、倣い動作が開始し、再びセンサ12とノ
ズル3の昇降制御が開始される。
を示している。
外部装置としての、表示装置21、キーボード22、フ
ロッピイディスクドライブ等の補助記憶装置駆動部2
3、マウス24、及びプリンタ25とで構成され、装置
本体20は、演算を行うCPU20a、プログラムを記
憶するROM20b、ワークエリア等が割り当てられる
とともに後述する交点リストが記憶されるRAM20
c、各種プログラム、CADデータ、NCデータを記憶
するハードディスク(HD)20d、及び前記外部装置
と接続するためのインターフェイス(I/F)を備えて
いる。
より、キーボード22やマウス24により、HD20d
に記憶されているCAD作成プログラムや、1枚の板材
上に多数の加工形状を効率良く配置するためのネスティ
ングプログラム、又はNCデータを作成するNCデータ
作成プログラム等が選択され起動されると、当該プログ
ラムに従った処理が行われていく。
データ作成手順について図4以下を参照して説明する。
なお、ノズル3とセンサ12は一体となっているため
に、ノズル3の倣い制御によってセンサ12も同様に昇
降制御される。
ータ作成準備処理を示すフローチャートである。
象部品形状(加工形状)のデータの取得を行う。HD2
0dには、各加工形状が1枚の板材上に適切に配置され
たネスティング図データが記憶されており、ST1で
は、このネスティング図から加工対象部品形状データが
取得される。そして、ST2においてその加工対象の部
品形状データがRAM20cのメモリに記憶(登録)さ
れる。
が行われる。加工対象要素とは、加工対象部品の形状を
構成している直線や円弧が開先加工を必要とする要素で
あるかどうかの検査をいう。もし、ある要素が開先加工
対象要素であれば、その部分に開口窓が形成されている
可能性があるから、ST4において、その加工対象要素
に開口窓が形成されているかどうかの判定を行う。開口
窓があれば、ST5で開口窓の形状及びその配置される
位置をRAM20cに登録する。
象の全要素に対して行われ、1枚の板材上に存在する全
ての開口窓の形状と配置される位置を登録する。
を示すフローチャートである。センサ落下とは、センサ
12が開口窓に対向し、該センサ12の接触片100で
板材1を検出出来なくて板材の方に落下する状態をい
う。
状を記憶した領域より、上記ST1で登録した部品形状
を読み出して、加工対象要素を取得する。次に、加工対
象要素が開先加工を行う対象のものであるかどうかの判
定を行う(ST11)。ST12では、開先加工を行う
時のセンサの移動経路を取得する。接触片100は、ノ
ズル部先端からt2離れて位置しているために、予め記
憶されているノズル3の移動経路にこのオフセット量t
2とノズルの方向を加えることによってセンサ10の移
動経路を取得することができる。次に、ST13で、R
AM20cの窓形状や配置を記憶した領域より、開口窓
の形状及び配置データを取得する。このデータは、図4
のST5で登録されている。ST14で全部の開口窓に
ついて検査を終了したかどうかを判定し、終了していな
ければ、ST15へ進む。ST15において、最初の開
口窓とセンサ移動経路の交点チェックを行う。この交点
チェックは、開口窓とセンサ移動経路との交点があるか
どうかを判定する処理である(ST16)。もし交点が
あれば、ST17でその交点をRAM20cに設定され
ている交点リストメモリに登録する。続いて、ST18
でこの交点リストに基づいてセンサの落下検査を行う。
このST17及びST18での交点登録処理とセンサ落
下検査処理について、以下詳細に説明する。
れた開口窓の形状、配置データが40〜42であるとす
る。また、図7に示すように、上記開口窓40〜42が
形成される加工形状が43であって、各開口窓40〜4
2に対応して開先加工線43a〜43cが設定されてい
るものとする。ここで、ST11で選ばれた要素が加工
形状43の底辺であるとすると、その底辺部分には開先
加工線43bが設定されているから、ST12で取得さ
れるセンサ移動経路は図の44で示す経路となる。な
お、矢印Aはノズル3の進行方向を示している。
における交点チェックは、センサ移動経路44と各開口
窓40〜42との交点の有無を判定するが、図に示す例
ではP1、P2の2箇所で交点が求められる。なお、図
1に示すように接触片100とノイズ3の先端との間隔
はオフセット量t2として固定しているので、交点リス
トを作成する時には、便宜上、このオフセット量t2を
差し引いてノズルの座標値として登録する。すなわち、
図7に示す例では46と47の位置が交点P1とP2に
対応するものとして登録される。交点リストメモリに
は、さらに、加工開始点である45と、加工終了点であ
る48の各位置も登録される。この結果、交点リストは
図8に示すようになる。このリストには、45〜48の
各交点のX点およびY点座標値と、各交点の属性(始
点、交点又は終点)と、落下状態が記憶される。図5の
ST17の交点登録の段階では、センサの落下検査がま
だ行われていないために、図8に示すように交点リスト
上は各交点の落下状態が未決定となっている。なお、交
点48については終点であるために落下状態は終点とし
て登録される。
経路44を各交点で切断し、切断されることによって得
られる各線分が開口窓の窓形状の中に含まれるかどうか
で判定する。図7に示す例では、49〜52の4つの線
分に分割されるが、窓形状に含まれる線分は49と50
と52である。この49、50、52の部分がセンサ落
下と判定される。進行方向に対し各線分の開始点を落下
状態の判定位置としているから、この例では、交点45
と47が落下状態として判定され、交点46が非落下状
態として判定される。これにより、図9に示すような交
点リストが作成される。
ストに基づいて倣い動作停止のためのNCコードを作成
する方法について説明する。図10は、倣い動作停止C
コード出力処理手順を示すフローチャートである。
M20cから呼び出される。そのリストにおいて、開先
加工時に切断加工の始点においてノズルが落下する状態
であるかどうかの判定を次に行う。図7に示す加工形状
の例では、図9に示すように始点が落下する状態である
ためにST22に進む。このST22は事前倣いデータ
を生成して出力するステップである。事前倣いとは、加
工開始時に接触片100が板材1上に位置していないと
判断した時に、予め接触片100が板材1が存在する位
置に移動して倣い動作を行うことをいう。すなわち、接
触片100が加工開始時において開口窓上を移動する時
のノズルの高さ位置を決定するために、該接触片100
をセンサ移動経路6上を移動させて、センシングにより
昇降制御を行える位置に到達した時の倣い位置を求める
動作をいい、この位置を倣い動作停止区間でのノズルの
Z軸方向の位置として使用する。
来るP1まで移動して倣い動作を開始させ、その時決定
された倣い軸方向のセンサ位置を示すNCデータを事前
倣いデータとして設定し、ST22で作成する。すなわ
ち、この事前倣いデータにより、センサを一定の高さで
P1まで仮に移動させ、ここで倣いを行わせて倣い軸方
向のセンサ位置を決定し、次いで倣い動作を停止してノ
ズル位置を保持する。そして、そのまま加工開始点まで
戻してからノズル進行方向Aに従って45から加工を開
始することになる。そして、センサは49、50のセン
サ移動経路をたどり46まで加工を行うと、倣い動作区
間に入ったものとして倣い動作を開始し線分51の区間
において通常の倣い制御を行う。ST23は、ST24
以下の動作を、全ての加工形状の各要素について終了し
たかどうかを判定する。
なっている要素の加工において、非落下状態から落下状
態に変化する位置を検出する。また、ST26では、落
下状態から非落下状態に変化する位置を検出する。図7
に示すP1では図9に示す交点リストから落下状態から
非落下状態に変化するため、このP1を通過するタイミ
ングで倣い開始データが出力されるように、該データを
ST27で作成する。線分51の倣い動作区間を終えて
線分52の倣い動作停止区間に入るP2の位置では、セ
ンサは非落下状態から落下状態に変化するために、この
線分52の倣い動作停止区間においてセンサの倣い動作
を停止する。すなわち、P2の位置で倣いを停止し、Z
軸方向のノズル位置を、その倣い動作停止直前に制御さ
れていたZ軸制御位置に保持するNCデータを生成する
(ST27)。
開先加工を行うための通常のNCデータを作成するステ
ップである。
ことにより、加工開始時の事前倣いデータ、加工開始後
の倣い動作停止区間での倣い動作停止データ、及び倣い
動作区間での倣い動作開始データを自動的に作成してN
Cプログラム中に含ませることができる。そして、この
NCデータによる加工制御が行われることにより、事前
倣いデータや倣い停止データにより、加工開始時、加工
中及び加工終了前の倣い停止区間において、センサ12
及びノズル3の倣い制御を正確に行うことが出来るよう
になる。
示している。この例では、60、61が開口窓である。
今、開口窓61に対応する開先加工線62について考え
てみると、センサの接触片100の移動経路63はP
3、P4で開口窓60をクロスし、交点リストメモリに
は、64〜67の交点が登録される。そして、この例で
は、加工途中のP3点P4点においてセンサが落下する
ために、倣い不可の区間であるP3とP4の間の倣い動
作停止区間において、Z軸制御の停止を行うための倣い
停止データを図10のST25で作成して出力する。し
たがって、この例では、ノズルの移動経路でいうと、6
2から65まで倣い動作を行いながら加工を行い、続い
て倣い動作を停止して、その状態で66まで加工を行
い、次に、66で倣い動作を再開して67まで加工を行
うことになる。
て開先加工される形状を示したが、これに限ることはな
く、開先加工線のない通常の形状であっても、穴部の通
過時に倣い動作の停止を行うNCデータを作成すること
が出来る。
開口窓等の穴部が存在していてもノズルとセンサが落下
することのないようなNCデータが自動的に作成される
ため、加工中においてセンサやノズルが落下して損傷し
たりすることがなくなるとともに、人手による落下のチ
ェック時間も不要であり、しかも落下チェックのミスが
なくなるという利点がある。
が適用されるレーザ加工機の要部構成概略図。
示す図。
フローチャート。
示す図。
る図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】ノズルに近接した位置に取り付けられ、板
材との距離を検出するセンサと、該センサの検出値に基
づいてノズルと板材間の距離を一定に保つように該ノズ
ルの倣い動作によってノズルの倣い軸方向の位置制御を
行う制御手段とを備えるレーザ加工機の加工プログラム
を作成するプログラム作成装置において、 前記板材上に形成される穴部の形状とその配置を算出す
る第1の手段と、 前記センサの移動経路を算出する第2の手段と、 前記第1及び第2の手段で算出した結果に基づいて、前
記センサの移動経路中該センサが前記穴部を通過する区
間を該センサの倣い動作停止区間として、穴部を通過し
ない区間を該ノズルの倣い動作区間としてそれぞれ算出
する第3の手段と、 前記倣い動作の停止と開始をするためのNCデータを作
成する第4の手段と、を備えてなるレーザ加工機のプロ
グラム作成装置。 - 【請求項2】加工開始時のセンサが前記倣い動作停止区
間にあるときの該センサの倣い位置を、次の倣い動作区
間が開始する時の倣い位置に設定する手段を備えてな
る、請求項1記載のレーザ加工機のプログラム作成装
置。 - 【請求項3】前記板材上で加工される形状は、前記ノズ
ルを傾斜させて開先加工の行われる形状であって、前記
穴部は、前記ノズルが加工中に板材と干渉しないために
形成される開口窓である、請求項1〜2のいずれかに記
載のレーザ加工機のプログラム作成装置。 - 【請求項4】ノズルに近接した位置に取り付けられたセ
ンサで板材との距離を検出し、この検出値に基づいてノ
ズルと板材間の倣い軸方向の距離を一定に保つように該
ノズルの倣い軸方向の位置制御を行うレーザ加工機のノ
ズル倣い制御方法において、 前記板材上に形成される穴部の形状とその配置を算出す
る第1のステップと、 前記センサの移動経路を算出する第2のステップと、 前記第1及び第2のステップで算出した結果に基づい
て、前記センサの移動経路中該センサが前記穴部を通過
する区間を前記ノズルの倣い動作停止区間として、該穴
部を通過しない区間を倣い動作区間としてそれぞれ算出
する第3のステップと、 前記倣い動作の停止と開始をするためのNCデータを作
成する第4のステップと、を含むことを特徴とする、レ
ーザ加工機のノズル倣い制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31731696A JP3512579B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | レーザ加工機のプログラム作成装置及びレーザ加工機のノズル倣い制御方法 |
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JP31731696A JP3512579B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | レーザ加工機のプログラム作成装置及びレーザ加工機のノズル倣い制御方法 |
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JP31731696A Expired - Fee Related JP3512579B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | レーザ加工機のプログラム作成装置及びレーザ加工機のノズル倣い制御方法 |
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