JP3512273B2 - 中継送信方法 - Google Patents

中継送信方法

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JP3512273B2
JP3512273B2 JP20929295A JP20929295A JP3512273B2 JP 3512273 B2 JP3512273 B2 JP 3512273B2 JP 20929295 A JP20929295 A JP 20929295A JP 20929295 A JP20929295 A JP 20929295A JP 3512273 B2 JP3512273 B2 JP 3512273B2
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潤 佐々木
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、中継局ファクシミ
リ装置を介して中継依頼局ファクシミリ装置から受信局
ファクシミリ装置に画情報を送信する中継送信方法に関
する。 【0002】 【従来の技術】ファクシミリ通信では、一般に通信距離
が遠くなる程通信料金が高くなる。そのため、遠距離の
複数宛先に同一内容の原稿を送信する場合、その宛先数
分の遠距離通信費がかかってしまうことになる。 【0003】そこで従来より、複数宛先のファクシミリ
装置のそれぞれに画情報を直接送信するのではなく、他
のファクシミリ装置を中継して画情報を送信することに
より通信料金を節約することができる、いわゆる中継送
信がよく行われている。 【0004】この中継送信について、東京に在る会社の
本社から、九州の各県に在る支店に共通の原稿を送信す
る場合を例にして説明する。 【0005】その場合、先ず、東京本社に設置された中
継依頼局となるファクシミリ装置(以下、中継依頼局フ
ァクシミリ装置と略す)から、福岡に在る九州支社に設
置された中継局となるファクシミリ装置(以下、中継局
ファクシミリ装置と略す)に原稿を送信する。その中継
局はその原稿を受信蓄積した後、各支店に設置された受
信局となるファクシミリ装置(以下、受信局ファクシミ
リ装置と略す)に順次発呼して蓄積した原稿を送信す
る。 【0006】以上の原稿送信に要する通信費は、東京か
ら福岡まで原稿を送信するのに要する通信費と、福岡か
ら九州各県へ原稿を送信するのに要する通信費の合計と
なり、これは、中継送信をしなかった場合の、東京から
九州各県へ原稿をぞれぞれ直接送信するのに要する通信
費よりもずっと少ない。 【0007】この、中継送信方法において、受信局ファ
クシミリ装置に原稿を送信したいのは中継依頼局ファク
シミリ装置である一方、受信局ファクシミリ装置に実際
に原稿を送信するのは中継局ファクシミリ装置である。
このため、中継依頼局ファクシミリ装置は、中継局ファ
クシミリ装置に対して、原稿を送信するに先立って受信
局ファクシミリ装置の各ファクシミリ番号を通知する必
要がある。しかし、その場合、中継依頼局ファクシミリ
装置が、直接各受信局ファクシミリ装置のファクシミリ
番号を指定して中継局ファクシミリ装置に通知するので
はキー操作が煩しい。 【0008】そこで、従来は、中継依頼局ファクシミリ
装置のオペレータが、予め中継局ファクシミリ装置のオ
ペレータに連絡してワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル
若しくはグループダイヤルの番号を中継局ファクシミリ
装置に登録しておき、原稿を送信するに先立って、中継
依頼局ファクシミリ装置にそのワンタッチダイヤル、短
縮ダイヤル若しくはグループダイヤルを通知することに
より行っていた。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】このように従来は、中
継送信する予定がある受信局ファクシミリ装置のファク
シミリ番号を、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若し
くはグループダイヤルとして、中継依頼局ファクシミリ
装置に登録しておくために、中継局ファクシミリ装置の
オペレータと、中継依頼局ファクシミリ装置のオペレー
タとが電話等で双方のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤ
ル及びグループダイヤルの登録内容を連絡し合い、手作
業で登録作業をしていたため、入力ミスが生じやすく、
また、その登録作業自体も大変煩わしいという問題点が
あった。 【0010】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、受信局ファクシミリ装置のファクシミリ番号をオ
ペレータの介在なく一致した登録内容で中継依頼局ファ
クシミリ装置と中継局ファクシミリ装置との双方のワン
タッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤ
ルに登録することができる中継送信方法を提供すること
を目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項記載の中継送信方法は、中継依頼局ファク
シミリ装置が、中継局ファクシミリ装置に登録されてい
るワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループ
ダイヤルにより、または、直接ファクシミリ番号により
受信局ファクシミリ装置を指定して送信した画情報を、
前記中継局ファクシミリ装置が受信蓄積して前記指定さ
れた受信局ファクシミリ装置に送信する中継送信方法に
おいて、前記中継依頼局ファクシミリ装置は、自身のワ
ンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイ
ヤルの登録内容が追加または削除されて変更があった場
合は、中継送信のために画情報を送信する際に、その変
更があった登録内容を前記中継局ファクシミリ装置に通
知し、その中継局ファクシミリ装置はその通知された登
録内容を、自身のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若
しくはグループダイヤルに登録変更することを特徴とす
る。 【0012】この構成で、前記中継依頼局ファクシミリ
装置においては、もはやファクシミリ通信をしなくなっ
た受信局ファクシミリ装置のファクシミリ番号について
のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループ
ダイヤルの登録の削除作業、または、新たにファクシミ
リ通信をすることになった受信局ファクシミリ装置のフ
ァクシミリ番号の追加登録作業が、オペレータにより日
常的に行われている。そのように、自身のワンタッチダ
イヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルの登録
内容が追加または削除されて変更があった場合は、前記
中継依頼局ファクシミリ装置は、中継送信のために中継
局ファクシミリ装置に画情報を送信する際に、その変更
があった登録内容を前記中継局ファクシミリ装置に通知
する。その中継局ファクシミリ装置はその通知された登
録内容を、自身のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若
しくはグループダイヤルに登録する。すなわち、中継局
ファクシミリ装置は、削除された受信局ファクシミリ装
置のファクシミリ番号が割り当てられていたワンタッチ
ダイヤルのキー番号、短縮ダイヤル番号若しくはグルー
プ番号の割当てを解除し、新たに追加された受信局ファ
クシミリ装置のファクシミリ番号のワンタッチダイヤル
のキー番号、短縮ダイヤル番号若しくはグループ番号
を、中継依頼局ファクシミリ装置における登録内容と同
じように登録する。 【0013】これにより、中継依頼局ファクシミリ装置
において、受信局ファクシミリ装置のワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルの登録内容
に変更があっても、その変更は、中継局ファクシミリ装
置におけるワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくは
グループダイヤルに反映されるため、オペレータが連絡
しあってその登録内容を一致させるための登録作業をす
る必要がなくなる。 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態について詳細に説明する。 【0018】図1は、本発明の実施の形態にかかる中継
送信方法が適用されるファクシミリ装置のブロック構成
図である。 【0019】同図において、システム制御部1は、シス
テムバス10を介して装置各部を制御すると共に、デー
タのやり取りをするものである。 【0020】操作表示部2は、オペレータからの指令を
キー入力により受入れると共に、装置の動作状態等を表
示するものである。その操作表示部2には、図示しな
い、ワンタッチダイヤルのためのワンタッチキー群、短
縮ダイヤルモードを指定するための短縮キーおよび、グ
ループダイヤルモードを指定するためのグループキー、
その短縮キーまたはグループキーの操作のあとに、短縮
ダイヤルまたはグループダイヤルを例えば2桁の数字で
指定するためのテンキーが備えられている。また、送信
モードを通常の送信モードから中継送信モードに切り換
えるための、中継送信キーが備えられている。 【0021】ワンタッチダイヤルで宛先を指定するに
は、予め登録された登録内容にしたがって、ワンタッチ
キー群のうち、所望の宛先に対応するワンタッチキーを
押下する。 【0022】短縮ダイヤルで宛先を指定するには、短縮
キーを押下し、続いて、予め登録された登録内容にした
がって、テンキーを押下して2桁の短縮番号を指定す
る。 【0023】グループダイヤルで宛先を指定するには、
グループキーの押下し、続いて、予め登録された登録内
容にしたがって、テンキーを押下して2桁のグループ番
号を指定する。そのグループ番号には、例えば、九州各
県に所在する九州地区営業所のファクシミリ番号が予め
登録されていて、そのグループ番号を1つ指定するだけ
で、すべての九州地区営業所を宛先指定することができ
る。 【0024】スキャナ3は、原稿画像を所定の解像度で
読取るものである。プリンタ4は、原稿画像を記録出力
するものである。メモリ5は、システム制御部1の制御
処理のためプログラムや種々のデータが格納されている
ものであり、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル及びグ
ループダイヤルの各キー番号または、各短縮/グループ
番号と、ファクシミリ番号とが対応付けられて登録記憶
されている、管理テーブル5aを含んでいる。 【0025】符号化復号化部6は、スキャナ3で読み取
った画データを符号化圧縮する一方、受信画データを復
号伸長するものである。画像メモリ7は、受信画データ
を一時蓄積すると共に、符号化復号化部6で符号化圧縮
された画データを一時蓄積するものである。通信制御部
8は、網制御部9を介して回線網との通信制御を行うも
のである。 【0026】以上のように構成されるファクシミリ装置
が、中継送信について概念的に示した図2の中継依頼局
ファクシミリ装置、中継局ファクシミリ装置、受信局フ
ァクシミリ装置A、B及びCに用いられ中継送信システ
ムを構成しているものとする。 【0027】図2において、実線は、中継依頼局ファク
シミリ装置から送信される原稿画データ及び、その原稿
画データに付随する情報の流れを示し、点線は、中継局
ファクシミリ装置から各受信局ファクシミリ装置へ前記
原稿画データを中継送信した際の中継送信結果レポート
の画データと、その画データに付随する情報の流れを示
している。 【0028】以上の構成で、中継送信は例えば図3に示
す手順で行われる。すなわち、中継依頼局ファクシミリ
装置のオペレータは、中継送信しようとする原稿を中継
依頼局ファクシミリ装置のスキャナ3にセットし、中継
送信キーを押下して送信モードを中継送信モードにす
る。そして、中継局ファクシミリ装置のファクシミリ番
号を直接に、または、ワンタッチキー若しくは短縮ダイ
ヤルにより指定し、操作表示部2を操作することによ
り、中継送信の最終的な宛先となる各受信局ファクシミ
リ装置を、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくは
グループダイヤルで指定するか、または、受信局ファク
シミリ装置のファクシミリ番号をテンキーで指定する。 【0029】すべての受信局ファクシミリ装置の指定が
完了すると、操作表示部2の送信スタートキーを押下し
て、中継依頼局ファクシミリ装置に中継送信を開始す
る。 【0030】中継依頼局ファクシミリ装置は、図3に示
される通信手順により、中継局ファクシミリ装置と通信
し、原稿画データを送信すると共に、中継送信のための
情報を通知する。 【0031】すなわち、中継依頼局ファクシミリ装置
は、中継局ファクシミリ装置に発呼トーン(CNG)で
発呼し、それに対して、中継局ファクシミリ装置は被呼
局識別信号(CED)で応答する。 【0032】その後は、プリメッセージ手順に移行し、
中継局ファクシミリ装置は、デジタル識別信号DISに
より自身の前標準能力を中継依頼局ファクシミリ装置に
通知すると共に、非標準機能識別NSFにより、本発明
にかかる中継送信方法にかかる機能を含む、非標準能力
の全機能を通知する。 【0033】中継依頼局ファクシミリ装置は、中継局フ
ァクシミリ装置からDISで知された範囲内で標準能力
を設定してデジタル送信命令DCSにより中継局ファク
シミリ装置に通知すると共に、非標準機能設定NSSに
より、非標準能力を設定する。 【0034】その非標準機能設定NSSのファクシミリ
情報フィールド(FIF)には、この通信が本発明にか
かる中継送信である旨、及び、中継送信の宛先となる受
信局ファクシミリ装置を指定するための、ワンタッチキ
ー番号、短縮番号若しくはグループ番号、または、ファ
クシミリ番号が含まれている。 【0035】なお、中継依頼局ファクシミリ装置は、フ
ァクシミリ情報フィールドを生成する際に、ワンタッチ
キー番号、短縮番号若しくはグループ番号、または、フ
ァクシミリ番号を、中継局ファクシミリ装置が区別可能
にするために、例えば、ワンタッチキー番号には文字
「#」を付加し、短縮番号文字「#*」を付加し、グル
ープ番号には文字「#**」を付加し、ファクシミリ番
号にはなにも文字付加しないようにしている。 【0036】そして、中継依頼局ファクシミリ装置は、
中継局ファクシミリ装置にモデムトレーニング信号TC
Fを送出し、中継局ファクシミリ装置は、モデムの調整
が完了すると、中継依頼局ファクシミリ装置にプリメッ
セージ手順終了を示す、受信準備確認CFRを送出す
る。 【0037】中継依頼局ファクシミリ装置は、そのCF
Rを受けて、フェーズC移行して高速モデムに切替え、
原稿画データを伝送する。その後はフェーズD以降の手
順を実行する。 【0038】以上の手順で中継局ファクシミリ装置は、
中継送信すべき原稿画データを中継依頼局ファクシミリ
装置から受信すると共に、その原稿画データを中継送信
すべき各受信局ファクシミリ装置をワンタッチキー番
号、短縮番号若しくはグループ番号、または、直接ファ
クシミリ番号により指定される。 【0039】中継局ファクシミリ装置は、自身のワンタ
ッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤル
の登録内容を検索して対応するファクシミリ番号を読出
しその指定された各受信局ファクシミリ装置に順次発呼
して、中継依頼局ファクシミリ装置から受信した原稿画
像データを送信する。 【0040】すべての受信局ファクシミリ装置への送信
が終了すると、中継局ファクシミリ装置は、例えば、各
宛先について、その送信が正常に終了したか、あるい
は、正常に送信できなかったか、正常に送信できなかっ
た場合のエラー内容は何か等についての送信結果を記し
た画データ(中継送信結果レポート)を生成して、折り
返し中継依頼局ファクシミリ装置に送信する。 【0041】この中継送信結果レポートは、原稿画デー
タの中継送信を依頼するファクシミリ装置(中継依頼局
ファクシミリ装置)と、実際に受信局ファクシミリ装置
に原稿画データを送信するファクシミリ装置(中継局フ
ァクシミリ装置)とが、距離が離れた別々の装置である
ために、中継依頼局ファクシミリ装置がその送信結果を
認知できなために、その送信結果のレポートをプロッタ
4により記録出力することができず中継依頼局ファクシ
ミリ装置のオペレータが中継送信の結果を知ることがで
きないという弊害をなくすために、行われるものであ
る。 【0042】以上、本発明にかかる中継送信方法につい
ての概略を説明したが、次に、図4、図5及び図6を参
照して詳細に説明する。 【0043】いま、中継依頼局ファクシミリ装置は、オ
ペレータにより送信モードが中継送信モードに設定され
る。続いてオペレータは、これから中継送信しようとす
る受信局ファクシミリ装置のファクシミリ番号が、中継
局ファクシミリ装置におけるワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤルもしくはグループダイヤルにどのように登録さ
れているかを知らないか、または、まだ、中継局ファク
シミリ装置に登録されていないために、受信局ファクシ
ミリ装置を直接そのファクシミリ番号(受信局ファクシ
ミリ番号)で指定する。 【0044】その指定内容は、図4に示されるように、
「11−1111−1111」、「22−2222−2
222」、「33−3333−3333」…「66−6
666−6666」、「77−7777−7777」で
あるとする。 【0045】上記指定された受信局ファクシミリ装置
は、その時点においては、中継局ファクシミリ装置のワ
ンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイ
ヤルに図4に示されるように、登録されているかまたは
未登録であるとする。 【0046】すなわち、受信局ファクシミリ番号「11
−1111−1111」は、中継局ファクシミリ装置に
おいて、ワンタッチダイヤルのキー番号「01」に登録
され、「22−2222−2222」は、短縮ダイヤル
の「66」番に登録され、「33−3333−333
3」は、短縮ダイヤルの「77」番に登録されている。
また、受信局ファクシミリ番号「11−1111−11
11」、「22−2222−2222」及び「33−3
333−3333」は、中継局ファクシミリ装置のグル
ープダイヤルにも登録されており、その登録番号は「1
0」番である。 【0047】一方、受信局ファクシミリ番号「77−7
777−7777」、「88−8888−8888」
は、中継局ファクシミリ装置においては、ワンタッチダ
イヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルのいず
れにも未登録である。 【0048】また、中継依頼局ファクシミリ装置は、オ
ペレータにより日常的に行われている受信局ファクシミ
リ番号のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグ
ループダイヤルへの追加登録、または、登録削除を常に
監視しており、その変更された登録内容をメモリ5の管
理テーブル5aに記憶している。 【0049】次に、以上のように、中継依頼局ファクシ
ミリ装置において受信局ファクシミリ装置が指定されて
中継送信される場合の中継依頼局ファクシミリ装置及び
中継局ファクシミリ装置の処理手順について、それらの
手順を関連付けながら図5及び図6を参照して説明す
る。 【0050】図5及び図6において、一点鎖線左側のフ
ローチャートは、中継依頼局ファクシミリ装置の処理手
順を示し、右側のフローチャートは、中継局ファクシミ
リ装置の処理手順を示す。また、点線矢印は、相互の処
理の関連を示している。なお、以下の説明においては、
中継依頼局ファクシミリ装置、中継局ファクシミリ装置
及び受信局ファクシミリ装置を、それぞれ中継依頼局、
中継局及び受信局と略す。 【0051】先ず、中継依頼局は、オペレータの操作に
したがって、中継局を指定し(処理101)、前記図4
に示される受信局ファクシミ番号を指定する(処理10
2)。そして、受信局ファクシミリ番号のワンタッチダ
イヤル、短縮ダイヤル若しくはグループへの追加登録、
または登録削除があったかを調べ(判断103)、あっ
た場合(判断103のYes)は、管理テーブル5aを
更新する。なかった場合(判断103のNo)は、管理
テーブル5aの変更をしない。 【0052】そして、中継依頼局は、中継局に発呼し、
この発呼に応答して着呼した中継局は、ファクシミリ伝
送制御手順のプリメッセージ手順において、本発明にか
かる中継送信方法を含む、自己の非標準機能をNSFに
より中継依頼局に通知する(処理201)。中継依頼局
は、その中継局から通知されたNSFを解析し(処理1
06)、中継局が中継機能を備えているかを調べる(判
断107)。備えていない場合(判断107のNo)
は、中継局を誤った指定したことになるため、処理11
0に移り、回線を開放して中継送信を中止する。 【0053】中継局が中継機能を備えている場合(判断
107のYes)は、管理テーブル5aを読みだして、
その中の受信局ファクシミリ番号のワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル若しくはグループへの追加登録または
登録削除の内容及び、処理102で指定された受信局フ
ァクシミリ番号に基づいてNSSを生成し、中継局に送
信する。 【0054】中継局は、その中継依頼局から送信された
NSSを解析して(処理202)、中継依頼局における
受信局ファクシミリ番号のワンタッチダイヤル、短縮ダ
イヤル若しくはグループへの追加登録または登録削除の
内容、及び、処理102で指定された受信局ファクシミ
リ番号を取り出す。その取り出した受信局ファクシミリ
番号は、管理テーブル5aに記憶される。 【0055】そして、中継局は、その取り出した中継依
頼局における受信局ファクシミリ番号のワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルへの追加
登録または登録削除の内容にしたがって、自身の管理テ
ーブル5aを更新してワンタッチダイヤル、短縮ダイヤ
ル若しくはグループダイヤルの追加登録または、登録削
除を行う(処理204)。 【0056】これにより、中継依頼局における受信局フ
ァクシミリ番号のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若
しくはグループダイヤルへの追加登録または登録削除の
内容が自動的に中継局のそれに反映されるため、中継依
頼局及び中継局のオペレータが互いに登録内容を連絡し
あって手作業で登録する必要がなくなり、入力ミスも未
然に防ぐことができる。 【0057】さて、以上のプリメッセージ手順が終了す
ると、中継依頼局は、中継局に中継送信を依頼する原稿
画データを送信する(処理109)。中継局は、その中
継送信を依頼された原稿画データを受信する(処理20
5)。 【0058】中継依頼局は、原稿画データの送信が終了
すると中継局と接続されている回線を開放する(処理1
10)。以上の手順により、中継局は、中継送信すべき
原稿画データと、その宛先となる受信局ファクシミリ装
置のファクシミリ番号とを中継依頼局から通知される。 【0059】中継依頼局はその通知された受信局ファク
シミリ装置のファクシミリ番号が自身のワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルに登録済
かを調べる。この場合、前記したように、受信局ファク
シミリ番号「77−7777−7777」及び「88−
8888−8888」は、未登録であるため、図4に示
されるように、新たに、「77−7777−7777」
には、短縮ダイヤルの「88」番を、「88−8888
−8888」には、短縮ダイヤルの「99」番を割当
て、さらに、それらの受信局ファクシミリ番号をグルー
プ登録「有り」に設定し、グループダイヤル番号として
「10」番を割り当てる。 【0060】このように、未登録の受信局ファクシミリ
番号を新たにワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しく
はグループダイヤルに登録した後、管理テーブル5aか
ら、前記中継局から通知された受信局ファクシミリ番号
を抽出して、その受信局ファクシミリ番号に対応する各
受信局に順次発呼して中継局から受信した原稿画データ
を送信する(処理206)。 【0061】これにより、中継依頼局からの原稿画デー
タが中継局を介して各受信局に送信される。 【0062】中継局は、各受信局への原稿画データの送
信が完了すると、受信局へ原稿画データを送信した際の
中継送信結果のレポートを中継依頼局に送信するため
に、中継依頼局に発呼する(処理207)。 【0063】そして、応答した中継依頼局がNSFを送
信し(処理301)、そのNSFを中継局が解析して
(処理208)、本発明に係る中継送信方法における中
継送信結果レポートの送信のための通信である旨を確認
し合う。 【0064】中継局は、自身の管理テーブル5aからN
SSを生成して中継依頼局に送信する(処理209)。
そのNSSには、処理102において中継依頼局が指定
した受信局ファクシミリ番号が、中継局においてワンタ
ッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤル
にどのような登録内容で登録されていたか、あるいは登
録されたかについての情報が含まれる。 【0065】すなわち、図4に示される、中継依頼局が
指定した受信局ファクシミリ番号のうち、受信局ファク
シミリ番号「11−1111−1111」は、中継局フ
ァクシミリ装置において、ワンタッチダイヤルのキー番
号「01」に登録済であり、「22−2222−222
2」は、短縮ダイヤルの「66」番に登録済であり、
「33−3333−3333」は、短縮ダイヤルの「7
7」番に登録済であり、また、受信局ファクシミリ番号
「11−1111−1111」、「22−2222−2
222」及び「33−3333−3333」は、中継局
ファクシミリ装置のグループダイヤルにも登録済であ
り、その登録番号は「10」番である旨が通知される。 【0066】また、受信局ファクシミリ番号「77−7
777−7777」、「88−8888−8888」
は、中継局ファクシミリ装置において、それぞれ、新た
に、短縮番号「88」及び「99」が割り当てられ、更
に、グループ番号「10」が割当てらけれたことが通知
される。 【0067】中継依頼局は、中継局から通知されたNS
Sを解析して(処理302)、処理102において指定
した受信局ファクシミリ番号の中継依頼局における登録
内容を取出し、その登録内容にしたがって、自身の管理
テーブル5aのワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若し
くはグループダイヤルの登録内容を更新する。 【0068】これにより、処理102においてファクシ
ミリ番号で指定した受信局を、以降は、ワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルで指定す
ることができるため、直接ファクシミリ番号で指定する
よりもずっと少ないキー操作で中継送信を行うことがで
きる。また、中継依頼局における、中継局の登録内容に
合わせた受信局ファクシミリ番号のワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルの登録は、
中継依頼局と中継局とが相互に情報を交換して自動的に
行われるため、中継依頼局と中継局のオペレータが互い
に連絡し有って手作業で登録する必要がなくなり、登録
作業の手間を省くことができる。また、入力ミスを未然
に防止することもできる。 【0069】さて、以上のプリメッセージ手順が終了す
ると、中継局は、中継送信の結果レポートを作成して、
中継依頼局に送信する(処理210)。中継依頼局は、
そのレポートを受信して記録出力する(処理304)。
中継依頼局のオペレータは、そのレポートを見て、自分
が依頼した中継送信にエラーがなかったか等を確認す
る。 【0070】レポートの送受信が完了すると。中継局と
中継依頼局は、互いの回線を開放し(処理211、30
5)、中継送信が完了する。 【0071】なお、以上説明した実施の形態では、中継
依頼局がすべての受信局をファクシミリ番号で指定する
場合について説明したが、本発明はそれに限らず、指定
する受信局の一部を中継局の登録内容に合わせたワンタ
ッチダイヤル、短縮ダイヤルもしくはグループダイヤル
で指定する場合にも同様に適用できる。 【0072】つまり、ファクシミリ番号で指定された受
信局については本発明にかかる中継送信方法により処理
する一方、中継局の登録内容に合わせたワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤルもしくはグループダイヤルで指定さ
れた受信局については、従来の中継送信方法同様に処理
すればよい。 【0073】また、中継依頼局と中継局とが受信局ファ
クシミリ番号のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルもし
くはグループダイヤルの登録内容について情報交換して
ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルもしくはグループダ
イヤルの登録内容を自動的に変更した場合は、それらの
局のオペレータにその登録内容の変更をいち早く知らせ
るために、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルもしくは
グループダイヤルの登録内容を記したレポートを記録出
力するようにしてもよい。 【0074】 【発明の効果】請求項に係る発明によれば、中継依頼
局ファクシミリ装置において、受信局ファクシミリ装置
のファクシミリ番号のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤ
ル若しくはグループダイヤルの登録内容に変更があった
場合は、その変更内容は、中継局ファクシミリ装置にお
ける受信局ファクシミリ装置のファクシミリ番号のワン
タッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤ
ルの登録内容に自動的に反映されるため、オペレータに
よる登録作業が不要になり、入力ミスも防ぐことができ
る。 【0075】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態にかかるファクシミリ装置
のブロック構成図である。 【図2】本発明の実施の形態にかかる中継送信方法が適
用されるファクシミリ通信システムの概略図である。 【図3】本発明の実施の形態にかかるファクシミリ通信
手順を示す図である。 【図4】本発明の実施の形態にかかる受信局ファクシミ
リ番号とワンタッチ、短縮及びグループダイヤルの対応
を示す図である。 【図5】本発明の実施の形態にかかる中継送信方法の手
順を示す図である。 【図6】図5と共に本発明の実施の形態にかかる中継送
信方法の手順を示す図である。 【符号の説明】 1 システム制御部 2 操作表示部 3 スキャナ 4 プロッタ 5 メモリ 5a 管理テーブル 6 符号化復号化部 7 画像メモリ 8 通信制御部 9 網制御部 10 システムバス

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 中継依頼局ファクシミリ装置が、中継局
    ファクシミリ装置に登録されているワンタッチダイヤ
    ル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルにより、ま
    たは、直接ファクシミリ番号により受信局ファクシミリ
    装置を指定して送信した画情報を、前記中継局ファクシ
    ミリ装置が受信蓄積して前記指定された受信局ファクシ
    ミリ装置に送信する中継送信方法において、 前記中継依頼局ファクシミリ装置は、自身のワンタッチ
    ダイヤル、短縮ダイヤル若しくはグループダイヤルの登
    録内容が追加または削除されて変更があった場合は、中
    継送信のために画情報を送信する際に、その変更があっ
    た登録内容を前記中継局ファクシミリ装置に通知し、そ
    の中継局ファクシミリ装置はその通知された登録内容
    を、自身のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル若しくは
    グループダイヤルに登録変更することを特徴とする中継
    送信方法。
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