JP3512030B2 - 印刷情報設定装置、その方法および記録媒体 - Google Patents
印刷情報設定装置、その方法および記録媒体Info
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Description
毎に用意されて該印刷装置の動作を制御するソフトウェ
アに対して、前記制御のために必要となる各種情報を設
定する技術に関する。
いで、コンピュータで作成した印刷データをプリンタに
印刷しようとするとき、コンピュータにプリンタ用のデ
バイスドライバ(以下、プリンタドライバと呼ぶ)を組
み込む必要がある。プリンタドライバは、プリンタの機
能やインターフェース、フォント情報、制御コードな
ど、プリンタについての各種情報をコンピュータに設定
してプリンタをコントロールするコンピュータプログラ
ムであり、印刷しようとするプリンタの機種ごとに用意
される。
ピュータに組み込んだプリンタドライバを起動して、各
種情報の設定を行なうことができるが、その設定は次の
ようにして行なう。プリンタドライバが起動されると、
コンピュータは、ディスプレイに、データ入力用の画面
領域を表示する。この画面領域には、上記各種情報につ
いてのデータ入力欄が設けられており、作業者は、マウ
ス、キーボードを操作して、これらデータ入力欄にデー
タをキー入力することにより、各種情報の設定を行なっ
ていた。
新たな情報を設定したとき、以前の設定した情報が消え
てしまうという不具合があった。この不具合を解消する
ものとして、設定した各種情報の集まりをドライバ内に
登録することができるプリンタドライバが考えられる。
は、登録した情報を個々のユーザで利用することを想定
しているだけであり、一のプリンタドライバで登録した
情報をそのユーザ以外で利用することはできない。
ユーザでも利用し得る構成とすることによって、情報入
力の手間を削減することを目的とする。
のような課題を解決するため、この発明の第1の装置
は、用紙の種類を入力するための用紙種類用データ入力
欄を含む複数のデータ入力欄を備えたデータ入力用画面
を表示装置に表示して、ユーザによる操作を受け付ける
入力手段からの前記データ入力欄を介した入力データを
取り込むことにより、所定の印刷装置における印刷のた
めの各種情報を設定する印刷情報設定装置において、前
記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可する各種情
報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータを、予め
記憶するデータ記憶手段と、前記データ入力欄から取り
込み可能な入力データを、前記データ記憶手段に記憶さ
れたレコードデータで示される各種情報の範囲内に制限
する入力制限手段と、前記複数のデータ入力欄からの取
り込みを許可する各種情報を前記用紙の種類毎に定めた
新たなレコードデータを、外部記憶装置から読み出すデ
ータ読出手段と、前記データ読出手段により読み出した
レコードデータを、前記データ記憶手段に追加する用紙
種類追加手段とを備えることを特徴としている。
能を持つ構成であればよく、プリンタ等の単独の装置で
あってもよいし、あるいは、特定の装置(例えば、ファ
クシミリ装置)に内蔵される印刷機構であってもよい。
また、用紙種類データに対応した前記各種情報に関わる
データとは、前記各種情報の中で用紙種類によって設定
値を変更することが必要となり得るようなデータであ
る。なお、こうしたデータについての説明および上記印
刷装置についての説明は、この第1の装置ばかりでな
く、後述する、第2および第3の装置、第1ないし第3
の方法および第1および第2のコンピュータプログラム
にも適用するものとする。
データ入力欄からの取り込みを許可する各種情報を前記
用紙の種類毎に定めたレコードデータが外部記憶装置か
ら読み出されて、データ記憶手段に追加される。入力制
限手段によれば、データ記憶手段に記憶されたレコード
データで示される各種情報の範囲内にデータ入力欄から
取り込み可能な入力データが制限される。したがって、
この第1の装置によれば、予め用意した用紙の種類に加
えて、新たな種類の用紙についての各種情報も設定する
ことができる。
記憶装置が着脱自在の記録媒体である構成とすることが
できる。
ま外へ運ぶことができることから、データファイルの受
け渡しが容易である。
手段により読み出したレコードデータの内容に所定の機
種の印刷装置で取り扱い不可能なデータが含まれる場合
に、前記レコードデータの内容を前記所定の機種の印刷
装置で取り扱い可能なデータ値に変換して、該変換後の
レコードデータを、前記用紙種類追加手段により追加を
行なうレコードデータとするファイル変換手段を備える
構成とすることができる。
印刷装置に対応したレコードデータが用意されていない
ときにも、他機種用のレコードデータから各種情報を設
定することが可能となる。
力するための用紙種類用データ入力欄を含む複数のデー
タ入力欄を備えたデータ入力用画面を表示装置に表示し
て、ユーザによる操作を受け付ける入力手段からの前記
データ入力欄を介した入力データを取り込むことによ
り、所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設
定する印刷情報設定装置において、前記複数のデータ入
力欄からの取り込みを許可する各種情報を前記用紙の種
類毎に定めたレコードデータを、予め記憶するデータ記
憶手段と、前記データ入力欄から取り込み可能な入力デ
ータを、前記データ記憶手段に記憶されたレコードデー
タで示される各種情報の範囲内に制限する入力制限手段
と、前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可する
各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコードデ
ータを、ネットワークを介して所定のサーバから受信す
るデータ受信手段と、前記データ受信手段により受信し
たレコードデータを、前記データ記憶手段に追加する用
紙種類追加手段とを備えることを特徴としている。
データ入力欄からの取り込みを許可する各種情報を前記
用紙の種類毎に定めたレコードデータがネットワークを
介して所定のサーバから受信されて、データ記憶手段に
追加される。入力制限手段によれば、データ記憶手段に
記憶されたレコードデータで示される各種情報の範囲内
にデータ入力欄から取り込み可能な入力データが制限さ
れる。したがって、この第2の装置によれば、予め用意
した用紙の種類に加えて、新たな種類の用紙についての
各種情報も設定することができる。
手段により受信したレコードデータの内容に所定の機種
の印刷装置で取り扱い不可能なデータが含まれる場合
に、前記レコードデータの内容を前記所定の機種の印刷
装置で取り扱い可能なデータ値に変換して、該変換後の
レコードデータを、前記用紙種類追加手段により追加を
行なうレコードデータとするファイル変換手段を備える
構成とすることができる。
印刷装置に対応したレコードデータが用意されていない
ときにも、他機種用のレコードデータから各種情報を設
定することが可能となる。
おいて、前記入力制限手段は、前記データ入力欄からの
データ入力の際に、前記データ記憶手段に記憶されたレ
コードデータを参照して、前記用紙種類用データ入力欄
から入力される用紙種類のデータから定まる入力データ
の組合せだけを前記データ入力欄から受け付け可能と
し、前記データ記憶手段に記憶されたレコードデータに
含まれない入力データの組合せは前記データ入力欄から
受け付けないように構成することができる。
する情報を、データ記憶手段に記憶されたレコードデー
タにより定めた用紙の種類に適したものに制限すること
ができる。
の装置または第2の装置において、前記入力制限手段
は、前記データ記憶手段に記憶されたレコードデータの
用紙種類データの一覧を、表示装置に表示する一覧表示
手段と、ユーザによる操作を受け付ける入力手段からの
入力データに基づいて、前記一覧から一つの用紙種類デ
ータを選択する選択手段とを備える構成とすることがで
きる。
容易に所望の用紙種類データを選択することができる。
力するための用紙種類用データ入力欄を含む複数のデー
タ入力欄を備えたデータ入力用画面を表示装置に表示し
て、ユーザによる操作を受け付ける入力手段からの前記
データ入力欄を介した入力データを取り込むことによ
り、所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設
定する印刷情報設定方法であって、 (a)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータ
を備えるテーブルを、予め用意するステップと、 (b)前記データ入力欄から取り込み可能な入力データ
を、前記ステップ(a)により用意されたテーブルに備
えられるレコードデータで示される各種情報の範囲内に
制限するステップと、 (c)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコード
データを、外部記憶装置から読み出すステップと、 (d)前記ステップ(c)により読み出したレコードデ
ータを、前記テーブルに追加するステップとを備えるこ
とを特徴としている。
1の装置と同様に、新たに追加された種類の用紙につい
ての各種情報の設定が可能となる。
力するための用紙種類用データ入力欄を含む複数のデー
タ入力欄を備えたデータ入力用画面を表示装置に表示し
て、ユーザによる操作を受け付ける入力手段からの前記
データ入力欄を介した入力データを取り込むことによ
り、所定の印刷装置における印刷のための各種情報を設
定する印刷情報設定方法であって、 (a)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータ
を備えるテーブルを、予め用意するステップと、 (b)前記データ入力欄から取り込み可能な入力データ
を、前記ステップ(a)により用意されたテーブルに備
えられるレコードデータで示される各種情報の範囲内に
制限するステップと、 (c)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコード
データを、ネットワークを介して所定のサーバから受信
するステップと、 (d)前記ステップ(c)により受信したレコードデー
タを、前記テーブルに追加するステップとを備えること
を特徴としている。
2の装置と同様に、新たに追加された種類の用紙につい
ての各種情報の設定が可能となる。
を入力するための用紙種類用データ入力欄を含む複数の
データ入力欄を備えたデータ入力用画面を表示装置に表
示して、ユーザによる操作を受け付ける入力手段からの
前記データ入力欄を介した入力データを取り込むことに
より、所定の印刷装置における印刷のための各種情報を
設定するためのコンピュータプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 (a)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータ
を備えるテーブルを、予め用意する機能と、 (b)前記データ入力欄から取り込み可能な入力データ
を、前記機能(a)により用意されたテーブルに備えら
れるレコードデータで示される各種情報の範囲内に制限
する機能と、 (c)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコード
データを、外部記憶装置から読み出す機能と、 (d)前記機能(c)により読み出したレコードデータ
を、前記テーブルに追加する機能とをコンピュータに実
現させるためのコンピュータプログラムを記録した記録
媒体を特徴としている。
記発明の第1の装置および第1の方法と同様に、新たに
追加された種類の用紙についての各種情報の設定が可能
となる。
を入力するための用紙種類用データ入力欄を含む複数の
データ入力欄を備えたデータ入力用画面を表示装置に表
示して、ユーザによる操作を受け付ける入力手段からの
前記データ入力欄を介した入力データを取り込むことに
より、所定の印刷装置における印刷のための各種情報を
設定するためのコンピュータプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 (a)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータ
を備えるテーブルを、予め用意する機能と、 (b)前記データ入力欄から取り込み可能な入力データ
を、前記機能(a)により用意されたテーブルに備えら
れるレコードデータで示される各種情報の範囲内に制限
する機能と、 (c)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコード
データを、ネットワークを介して所定のサーバから受信
する機能と、 (d)前記機能(c)により受信したレコードデータ
を、前記テーブルに追加する機能とをコンピュータに実
現させるためのコンピュータプログラムを記録した記録
媒体を特徴としている。
記発明の第2の装置および第2の方法と同様に、新たに
追加された種類の用紙についての各種情報の設定が可能
となる。
も含んでいる。その態様は、コンピュータに上記の発明
の各工程または各手段の機能を実現させるコンピュータ
プログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給
装置としての態様である。こうした態様では、プログラ
ムをネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を介
して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロード
し、これを実行することで、上記の方法や装置を実現す
ることができる。
用を一層明らかにするために、以下この発明の実施の形
態を実施例に基づき説明する。図1はこの発明の第1実
施例を適用するコンピュータシステムの外観図である。
このコンピュータシステムは、コンピュータ10と、周
辺機器としてのCRTディスプレイ12およびプリンタ
14を備える。コンピュータ10は、コンピュータ本体
16と、入力装置としてのキーボード18とマウス20
を備える。なお、このコンピュータ本体16には、フロ
ッピィディスク22の内容を読み取るフロッピィディス
クドライブ24が搭載されている。
ェアの概略構成を示すブロック図である。図示するよう
に、このコンピュータ本体16は、中央演算処理装置と
してのCPU31を中心にバスにより相互に接続された
ROM32、RAM33、マウスインタフェース34、
キーボードインタフェース35、FDC36、HDC3
7、CRTC38、プリンタインタフェース39および
I/Oポート40を備える。
ラム等を記憶する読み出し専用のメモリである。RAM
33は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能
なメモリである。マウスインタフェース34は、マウス
20とのデータ等のやり取りを司るインタフェースであ
る。キーボードインタフェース35は、キーボード18
からのキー入力を司るインタフェースである。FDC3
6は、フロッピィディスクドライブ(FDD)24を制
御するフロッピィディスクコントローラである。HDC
37は、ハードディスクドライブ(HDD)41を制御
するハードディスクコントローラである。CRTC38
は、必要なデータ等を表示するCRTディスプレイ12
への信号出力を制御するCRTコントローラである。プ
リンタインタフェース39は、プリンタ14へのデータ
の出力を制御するインタフェースである。I/Oポート
40は、シリアル出力のポートを備えており、モデム4
4に接続されており、このモデム44を介して、公衆電
話回線46に接続されている。公衆電話回線46はイン
ターネット47と接続されている。このため、コンピュ
ータ10は、公衆電話回線46を利用してインターネッ
ト47と接続されることになり、インターネット47上
の特定のサーバ48との接続が可能となる。
ティングシステムはHDD41に記憶されており、コン
ピュータ本体16に電源を投入すると、HDD41のブ
ートブロックに書き込まれたローダに従って、オペレー
ティングシステムはRAM33の所定の領域にロードさ
れる。また、プリンタ14の機種毎に用意されるプリン
タドライバは、フロッピィディスク22に予め格納され
ており、所定のインストールプログラムを起動すること
で、フロッピィディスクドライブ24からコンピュータ
本体16にインストールされる。このインストールされ
たプリンタドライバは、HDD41に記憶されており、
コンピュータ本体16に電源を投入したときに、オペレ
ーティングシステムとともに、RAM33の所定の領域
にロードされる。
することによって本発明の各種構成要件は実現される。
なお、このプリンタドライバのソフトウェアプログラム
は、前述したように、フロッピィディスク22に格納さ
れたものであるが、これに替えて、CD−ROM、光磁
気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬
型記録媒体)に格納された構成としてもよい。また、前
述したソフトウェアプログラムは、外部のネットワーク
に接続される特定のサーバ48から、ネットワークを介
して提供されるプログラムデータをダウンロードして、
RAM33またはHDD41に転送することにより得る
ようにすることもできる。
ンピュータシステムによる印刷の様子について次に説明
する。図3は、コンピュータ本体16が扱う画像情報か
ら印刷が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図
である。図示するように、コンピュータ本体16の内部
で動作しているアプリケーションプログラム51によ
り、画像の処理を行いつつビデオドライバ52を介して
CRTディスプレイ12に画像を表示している。また、
このアプリケーションプログラム51が、印字発令を発
行すると、コンピュータ本体16内のプリンタドライバ
53が、画像情報をアプリケーションプログラム51か
ら受け取り、これをプリンタ14が印字可能な信号に変
換している。
3の内部には、アプリケーションプログラム51が扱っ
ている画像情報をドット単位の色情報に変換するラスタ
ライザ54、ドット単位の色情報に変換された画像情報
(階調データ)に対してプリンタ14の発色の特性に応
じた色補正を行なう色補正モジュール55、色補正され
た後の画像情報からドット単位でのインクの有無により
ある面積での濃度を表現するいわゆるハーフトーンの画
像情報を生成するハーフトーンモジュール56が備えら
れている。また、プリンタドライバ53の内部には、プ
リンタ14による印刷のための各種情報を設定する情報
設定モジュール57が備えられている。印刷のための各
種情報としては、印刷解像度、色補正等の基本設定に関
するもの、用紙のサイズ、用紙方向等の用紙設定に関す
るもの等がある。なお、情報設定モジュール57で設定
された色補正の情報は、色補正モジュール55に送られ
る。情報設定モジュール57は、ビデオドライバ52を
介してCRTディスプレイ12に設定の内容を示す画像
を表示している。なお、ハーフトーンモジュール56は
プリンタ14側に持たせる構成としてもよい。
は、この発明の主要部としてのファイル読出部57a、
情報設定部57bおよびファイル書込部57cが備えら
れている。なお、情報設定モジュール57を除いた各モ
ジュールの動作は、周知のものなので、説明は原則とし
て省略し、情報設定モジュール57について、以下に説
明する。
ることにより、プリンタ14による印刷を種々コントロ
ールすることができるが、ユーザは、そうした設定を予
め行なっておく必要がある。こうした印刷のための各種
情報を設定する作業を実行するのが情報設定モジュール
57である。ここでは、この情報設定モジュール57の
動作によりユーザはどのような操作を行なうかを先に説
明する。なお、この説明に当たり、このプリンタドライ
バ53が動作するオペレーティングシステムとして、W
indows95(マイクロソフト社の商標)を例にと
って説明する。また、プリンタ14の名称は「PM−0
0」であるものとして説明する。
うに操作して、印刷のための各種情報を設定するダイア
ログボックスを開く。すなわち、[スタート]→[設
定]→[プリンタ]の操作を行なうことで、「プリン
タ」ウィンドウを開く。次いで、そのウィンドウ上の目
的のプリンタ、ここでは「PM−00」のアイコンをダ
ブル・クリックして、そのプリンタについてのウィンド
ウを開く。その後、そのウィンドウから[プリンタ]→
[プロパティ]の操作を行なって、そのプリンタについ
ての各種情報を設定するダイアログボックスを表示させ
る。
例示する説明図である。図示するように、ダイアログボ
ックスDB1には、「情報」、「詳細」、「基本設
定」、「用紙設定」、「レイアウト」、「ユーティリテ
ィ」の6種類のカードCD1,CD2,CD3,CD
4,CD5,CD6が用意されている。「情報」のカー
ドCD1は、プリンタのコメント等、プリンタについて
の情報を設定するためのものである。「詳細」のカード
CD2は、プリンタが接続されているポート等、プリン
タについての詳細な情報を設定するためのものである。
「基本設定」のカードCD3は、印刷品質に関わる基本
的な情報を設定するためのものである。「用紙設定」の
カードCD4は、用紙についての各種情報を設定するた
めのものである。「レイアウト」のカードCD5は、用
紙についてのレイアウト情報を設定するためのものであ
る。「ユーティリティ」のカードCD6は、その他有用
な情報を設定するためのものである。これらカードCD
1〜CD6の内のいずれかが、作業者によって、マウス
20を操作することにより選択されて、ダイアログボッ
クスDB1に表示される。なお、カードCD1〜CD6
の内容の組み分けは、上記例に限る訳ではなく、1枚の
カードで全ての内容を含む構成としてもよく、あるい
は、より細かく分けて7枚以上のカードに分ける構成と
してもよい。
かれたダイアログボックスDB1を例示する説明図であ
る。図示するように、この「基本設定」のカードCD3
には、作業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力
欄として、「用紙種類」、「インク」、「モード設定」
の3つのデータ入力欄E1,E2,E3が設けられてい
る。また、このカードCD3には、プリンタドライバの
現在の設定の内容のうちのいくつかの情報を表示するデ
ータ表示欄E4が設けられている。
の種類を設定するもので、「普通紙」、「スーパーファ
イン専用紙」、「専用光沢フィルム」等が選択肢として
用意されている。「インク」のデータ入力欄E2は、プ
リンタ14に使用するインクの種類を設定するもので、
「カラー」と「黒」とが選択肢として用意されている。
「モード設定」のデータ入力欄E3は、基本的な設定の
モードを選択するもので、予め決められた設定を自動的
に行なう「推奨設定」のモードと、手動で詳細に設定を
行なう「詳細設定」のモードとがボタンE3a,E3b
により選択可能となっている。
細設定」のモードが選択されたときの動作について説明
する。この「詳細設定」のモードが選択されると、デー
タ入力欄E3cおよびデータ入力欄E3dが「現在の設
定」、「設定変更」と表示された上でアクティブな状態
となる。これにより、このデータ入力欄E3cから印刷
目的を入力することが可能となり、また、データ入力欄
E3dから手動設定を行なうためのダイアログボックス
を開くことが可能となる。データ入力欄E3cは、印刷
する画像データのタイプを設定するもので、ワープロ、
グラフ、写真等の選択肢が用意されている。
手動設定のダイアログボックスDB2を例示する説明図
である。図示するように、「用紙種類」、「インク」、
「印刷品質」、「ハーフトーン」、「マイクロウィー
ブ」、「双方向印刷」、「カラー調整」等についてのデ
ータ入力欄E11,E12,E13,E14,E15,
E16,E17が設けられている。
「インク」のデータ入力欄E12は、「基本設定」のカ
ードCD3上に設けられた「用紙種類」のデータ入力欄
E1および「インク」のデータ入力欄E2と同一のもの
であり、後に入力された方が優先され、先に入力された
方のデータ入力欄の表示は後に入力されたデータに従っ
て変更される。「印刷品質」のデータ入力欄E13は、
印刷する解像度を設定するもので、「ドラフト」、「フ
ァイン」、「スーパファイン」、「フォト」の4種類が
選択肢として用意されている。ここで、「ドラフト」、
「ファイン」、「スーパファイン」および「フォト」
は、順に、180×180[dot]、360×360
[dot]、720×720[dot]、1440×7
20[dot]の解像度を示すものである。
は、ハーフトーンの種類を設定するもので、「高速ハー
フトーン」、「高画質ハーフトーン」が選択肢として用
意されている。なお、このハーフトーンの種類の情報は
ハーフトーンモジュール56(図3)にて利用される。
「マイクロウィーブ」のデータ入力欄E15は、マイク
ロウィーブの機能をオン/オフするものである。ここ
で、マイクロウィーブとは、プリンタ14に備えられる
機能であり、異なるノズルが同一のラインを走査するこ
とにより、印刷の品質を高めることができる。「双方向
印刷」のデータ入力欄E16は、双方向印刷の機能をオ
ン/オフするものである。ここで、双方向印刷とは、プ
リンタ14に備えられる機能であり、ヘッドが左右双方
向から移動することにより、印刷の速度を高めることが
できる。
色補正に関わる各種の情報を設定するもので、「ドライ
バによる色補正」、「オートフォトファイン」、「IC
M」、「sRGB」が選択肢として用意され、その上
で、明度、コントラスト、彩度の強弱が設定可能となっ
ている。
の各データ入力欄E12〜E17は、上述した全ての選
択肢が必ずしも入力可能となっておらず、「用紙種類」
のデータ入力欄E11で選択した用紙の種類によってそ
の選択肢が制限される構成となっている。例えば、「用
紙種類」のデータ入力欄E1は「普通紙」に設定された
場合、「印刷品質」のデータ入力欄E13は「ドラフ
ト」、「ファイン」、「スーパファイン」が選択可能と
なり、「フォト」については選択肢から外される構成と
なっている。かかる構成は、RAM33に記憶されるプ
リンタドライバ内に、用紙別の設定情報を記憶する用紙
設定情報記憶テーブルを用意し、そのテーブルに基づい
て上記選択肢の制限を行なうことにより実現している。
なお、「用紙種類」のデータ入力欄E11についても、
用紙設定情報記憶テーブルに登録される「用紙種類」だ
けが選択可能となっている。
情報記憶テーブルTBL1の一例を示す説明図である。
図示するように、用紙設定情報記憶テーブルTBL1
は、手動設定のダイアログボックスDB2のデータ入力
欄E11〜E17に対応する「用紙種類」から「双方向
印刷」までの7つのフィールドf1,f2,f3,f
4,f5,f6,f7から構成されるレコードデータを
複数備えるものである。1レコードデータが、各データ
入力欄E11〜E17から入力可能な1通りのデータの
組合せに対応しており、この用紙設定情報記憶テーブル
TBL1に格納される全レコードデータによって、デー
タ入力欄E11〜E17から入力可能なデータの組合せ
の全てが示される。
フィールドf5の欄の「ED」は高画質ハーフトーン
を、「DB」は高速ハーフトーンを示しており、「No
ne」はいずれのハーフトーンも行なわないことを示し
ている。なお、このフィールドf5における「/」は、
/で区切られるいずれの値をもとり得ることを示してお
り、図中では、1つの欄にまとめて記しているが、実際
はその複数通りだけのレコードデータが存在することに
なる。例えば、「ED/DB」の記載の意味は、2レコ
ードデータが存在し、その内の一つは「ハーフトーン」
のフィールドf5の欄が「ED」であり、他の一つは
「ハーフトーン」のフィールドf5の欄が「DB」であ
ることを示している。「マイクロウィーブ」のフィール
ドf6の欄の「N/A」は、マイクロウィーブの設定の
選択が不可能であることを示している。
「普通紙」であるときには、「ハーフトーン」のフィー
ルドf5に格納されるデータが一定であるとすると、図
中の表の行数である8通りの場合があり、「ハーフトー
ン」の場合の数まで考慮すると、「インク」がカラーで
ある場合、4×2(=8)通り、「インク」が黒である
場合、4×3(=12)通りとなり、トータルで20通
りの場合が考えられる。したがって、この例の場合に
は、用紙設定情報記憶テーブルTBL1には、用紙種類
が「普通紙」である場合として20のレコードデータが
用意されることになる。なお、図示するように、用紙設
定情報記憶テーブルTBL1には、用紙種類が「普通
紙」以外の「スーパーファイン専用紙」、「専用光沢フ
ィルム」であるレコードデータも用意されている。
グボックスDB2を用いたデータ入力の際に、上記用紙
設定情報記憶テーブルTBL1を参照して、このテーブ
ルTBL1に含まれるレコードデータに対応する入力デ
ータの組合せだけを受け付けるようにし、テーブルTB
L1に含まれない入力データの組合せ、例えば、用紙種
類が「普通紙」である場合に、印刷品質を「フォト」と
する入力データの組み合わせ等を受け付けない構成とす
る。
ボックスDB2には、「保存/削除」のボタンE18と
「用紙追加」のボタンE19とが設けられている。「保
存/削除」のボタンE18がクリックされると、このコ
ンピュータ10では、手動設定のダイアログボックスD
B2における現在の設定を保存し、あるいはその保存し
た内容を削除するユーザ設定処理を実行する。また、
「用紙追加」のボタンE19がクリックされると、この
コンピュータ10では、用紙種類の情報を前述した用紙
設定情報記憶テーブルTBL1に新たに追加する用紙追
加処理を実行する。なお、ユーザ設定処理および用紙追
加処理については後ほど詳述する。
欄E3のボタンE3aがクリックされて「推奨設定」の
モードが選択されたときの動作について次に説明する。
この「推奨設定」のモードが選択されると、スライドレ
バー形のボタンE3eがアクティブな状態となり、これ
により、プリンタ14による印刷をどの程度の品質で行
なうかが簡易に指定可能となる。
eとして表示されるスライドレバーの両端には、「きれ
い」と「速い」の文字が明示されており、スライドレバ
ーの部分をマウス20によりドラックすることにより、
「きれい」と「速い」の内のいずれかを選択することが
できる。なお、このボタンE3eによる選択肢は、上記
のように「きれい」と「速い」といったパラメータ値で
はあるが、これは、「用紙種類」の入力欄E1,E11
に「普通紙」が設定されているときのものである。これ
に対して、「用紙種類」の入力欄E1,E11に他の用
紙種類が設定されている場合には、他の複数パラメータ
値、具体的には、「よりきれい」、「きれい」、「標
準」、「速い」の内から選択した任意の2つのパラメー
タ値が表示される。
準」、「速い」といったパラメータ値は、印刷の品質の
程度を段階的に定めるものであり、この「推奨設定」の
モードで、スライドレバー形のボタンE3eにより一の
パラメータ値が選択されると、このコンピュータ10で
は、その選択されたパラメータ値から印刷の品質を決定
する各種品質情報を求める処理を実行している。具体的
には、上記パラメータ値に対応する印刷時の解像度、マ
イクロウイーブの状態、ハーフトーンの状態といった情
報を求める処理を行なっている。こうして求められる情
報は、手動設定のダイアログボックスDB2から入力さ
れる情報と同一種類のものであり、「推奨設定」モード
によっても「詳細設定」のモードと同様の情報を簡易に
設定することが可能となっている。
〜CD6から入力設定された内容を一覧表示することの
できるようにしたもので、詳しくは「用紙サイズ」、
「印刷方向」、「レイアウトページ数」、「スタンプマ
ーク有無」、「印刷品質」、「マイクロウィーブ」、
「双方向印刷」、「カラー調整」についての各情報が表
示されている。
力設定された各種データは、具体的には、RAM33に
記憶されたプリンタドライバ内に、設定データ格納用の
データテーブルTBL2(図12参照)の形で存在す
る。また、コンピュータ10は、そのデータテーブルT
BL2に基づいて、色補正の情報をはじめとする印刷の
ための各種情報を生成するが、これらの情報もRAM3
3内に記憶している。
2において「保存/削除」のボタンE18がクリックさ
れたときに実行されるユーザ設定処理について説明す
る。図8は、CPU31により実行されるユーザ設定処
理ルーチンを示すフローチャートである。「保存/削
除」のボタンE18がクリックされて処理が開始される
と、図示するように、CPU31は、まず、「ユーザ設
定」のダイアログボックスDB3を開く処理を行なう
(ステップS100)。
クスDB3を示す説明図である。この「ユーザ設定」の
ダイアログボックスDB3は、手動設定のダイアログボ
ックスDB2において現在設定されている各データ(デ
ータ入力欄E11からデータ入力欄E17までの各デー
タ)の集合を一組としてプリンタドライバに登録するた
めのものであり、図示するように、登録の名前(設定
名)を入力するためのデータ入力欄E21と、これまで
登録された設定名を一覧表示する設定リスト欄E22と
が設けられている。ダイアログボックスDB3には、さ
らに、「エクスポート」のボタンE23と「インポー
ト」のボタンE24とが設けられている。「エクスポー
ト」のボタンE23は、上記現在設定されている全ての
情報を「個人設定ファイル」としてハードディスクドラ
イブ(HDD)41等の外部記憶装置に保存するエクス
ポート処理の実行を指示するものである。「インポー
ト」のボタンE24は、HDD41に格納された「個人
設定ファイル」をコンピュータ本体16に読み込むイン
ポートの処理の実行を指示するものである。
ーザ設定」のダイアログボックスDB3が開けられる
と、次いで、CPU31は、そのダイアログボックスD
B3を用いてキーボード18およびマウス20から入力
された操作を入力データとして読み込む処理を行なう
(ステップS110)。続いて、その入力データがどの
ような操作を示すものであるかを判別する(ステップS
115)。ここで、入力データが、ダイアログボックス
DB3に設けられた「エクスポート」のボタンE23が
クリックされた旨を示すものであると判別されると、ス
テップS120に処理を進める。
「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックス
DB4を開く処理、すなわち、そのダイアログボックス
DB4をCRTディスプレイ12に表示する処理を行な
う。
ト」のダイアログボックスDB4を示す説明図である。
図示するように、「設定ファイルのエクスポート」のダ
イアログボックスDB4は、Windows95により
提供されるファイル保存用のGUI(Graphical User I
nterface)と同じダイアログボックスであり、「保存す
る場所」のデータ入力欄E31と、ファイル名を一覧表
示するリスト欄E32と、「ファイル名」のデータ入力
欄E33と、「ファイルの種類」のデータ入力欄E34
等が設けられている。
の保存処理を実行する(ステップS130)。この保存
処理は、手動設定のダイアログボックスDB2の各入力
欄E11〜E17に設定された各データの集合を個人設
定ファイルとして保存するもので、上記「設定ファイル
のエクスポート」のダイアログボックスDB4に従うキ
ーボード18およびマウス20の操作を受けてその保存
処理が実行される。詳細には、図10の「設定ファイル
のエクスポート」のダイアログボックスDB4におい
て、「保存する場所」のデータ入力欄E31と「ファイ
ル名」のデータ入力欄E33と「ファイルの種類」のデ
ータ入力欄E34がそれぞれ入力された状態で、「保
存」のボタンE35がクリックされると、上記データ入
力欄E31,E33,E34に従う保存場所、ファイル
名、ファイルの種類でもって個人設定ファイルが保存さ
れる。
タ構造を示す説明図である。図示するように、個人設定
ファイルFL1は、大きくは、「ファイル名」、「印刷
モード設定値」、「カラー調整設定値」の3つのフィー
ルドF1,F2,F3から構成される。「印刷モード設
定値」のフィールドF2は、「用紙種類」、「イン
ク」、「印刷品質」、「ハーフトーン」、「マイクロウ
ィーブ」、「双方向印刷」の6つのフィールドF21,
F22,F23,F24,F25,F26を備える。
「カラー調整設定値」のフィールドF3は、「ドライバ
による色補正」、「オートフォトファイン」、「sRG
B」のフィールドF31,F32,F33から構成され
る。フィールドF31は、「色補正方法」、「明度」、
「コントラスト」、「彩度」、「インク補正データ」の
5つのフィールドF311,F312,F313,F3
14,F315を備え、フィールドF32は、「色
調」、「デジカメ補正」、「シャープネス」の3つのフ
ィールドF321,F322,F323を備える。
「設定ファイルのエクスポート」のダイアログボックス
DB4のデータ入力欄E31に設定されたファイル名が
書き込まれており、その他のフィールドF21〜F33
には、手動設定のダイアログボックスDB2の各入力欄
E11〜E17に設定された内容がそれぞれ書き込まれ
ている。詳細には、フィールドF21,F22,F2
3,F24,F25,F26には、「用紙種類」、「イ
ンク」、「印刷品質」、「ハーフトーン」、「マイクロ
ウィーブ」、「双方向印刷」の各入力欄E11〜E16
の内容が順に書き込まれている。フィールドF311,
F312,F313,F314,F315には、「カラ
ー調整」のデータ入力欄E17において、「ドライバに
よる色補正」が選択された場合の明度、コントラスト、
彩度等の各設定値が書き込まれている。フィールド32
1,F322,F323には、「カラー調整」のデータ
入力欄E17において、「オートフォトファイン」が選
択された場合の色調、デジカメ補正、シャープネスの各
設定値が書き込まれている。フィールドF33には、
「カラー調整」のデータ入力欄E17において、「sR
GB」が選択された場合、その旨を示す設定値が書き込
まれている。
0のエクスポートの処理によって個人設定ファイルFL
1がいずれの場所に保存されるかを示す説明図である。
図示するように、RAM33には、プリンタドライバが
記憶されており、そのプリンタドライバ内には、前述し
た設定データ記憶用のデータテーブルTBL2が含まれ
ている。このデータテーブルTBL2には、手動設定の
ダイアログボックスDB2において現在設定されている
各データがそれぞれ格納されている。エクスポートの処
理Aによれば、データテーブルTBL2から上記各デー
タを選択して、これら選択した各データを個人設定ファ
イルFL1(例えば、ファイル名=「風景写真設定」)
の形態でHDD41に書き込む。
CPU31は、ステップS120で開いた「設定ファイ
ルのエクスポート」のダイアログボックスDB4を閉じ
て(ステップS140)、その後、ステップS100で
開いた「ユーザ設定」のダイアログボックスDB3を閉
じる(ステップS150)。その後、CPU31は、処
理を「リターン」に進めて、この処理ルーチンを一旦終
える。
が、「ユーザ設定」のダイアログボックスDB3に設け
られた「インポート」のボタンE24がクリックされた
旨を示すものであると判別されると、「設定ファイルの
インポート」のダイアログボックスDB5を開く処理、
すなわち、そのダイアログボックスDB5をCRTディ
スプレイ12に表示する処理を行なう(ステップS17
0)。
のダイアログボックスDB5を示す説明図である。図示
するように、「設定ファイルのインポート」のダイアロ
グボックスDB5は、Windows95により提供さ
れるファイル読み込み用のGUI(Graphical User Int
erface)と同じダイアログボックスであり、「ファイル
の場所」のデータ入力欄E41と、ファイル名を一覧表
示するリスト欄E42と、「ファイル名」のデータ入力
欄E43と、「ファイルの種類」のデータ入力欄E44
等が設けられている。
の読み込み処理を実行する(ステップS180)。この
読み込み処理は、上記「設定ファイルのインポート」の
ダイアログボックスDB5に従うキーボード18および
マウス20の操作を受けて実行されるものである。詳細
には、図13の「設定ファイルのインポート」のダイア
ログボックスDB5において、「ファイルの場所」のデ
ータ入力欄E41と「ファイル名」のデータ入力欄E4
3と「ファイルの種類」のデータ入力欄E44がそれぞ
れ入力された状態で、「開く」のボタンE45がクリッ
クされたとき、CPU31は、上記データ入力欄E4
1,E43,E44に従うファイルの場所、ファイル
名、ファイルの種類で定められる個人設定ファイルを読
み込む。
人設定ファイルのデータをプリンタドライバに設定する
処理を行なう(ステップS190)。詳細には、図12
におけるインポートの処理Bに示すように、例えばHD
D41から読み込んだ個人設定ファイルFL1を、RA
M33に記憶された前記設定データ記憶用のデータテー
ブルTBL2にそれぞれ書き込む。この結果、図6に示
した手動設定のダイアログボックスDB2の各データ入
力欄E11〜E17には、図11で示した個人設定ファ
イルの内の「ファイル名」を除く各フィールドF2〜F
33のデータが表示されることになる。
定データ記憶用のデータテーブルTBL2に書き込んだ
個人設定ファイルFL1を、図9に示した「ユーザ設
定」のダイアログボックスDB3の設定リスト欄E22
に登録する処理も同時に行なう。詳細には、図12に示
すように、RAM33内には、その登録内容を記憶する
設定リストテーブルTBL3が用意されており、ステッ
プS190では、処理C(図12)に示すように、上記
個人設定ファイルFL1のデータを設定リストテーブル
TBL3に追加する書き込みを行なう。設定リストテー
ブルTBL3は、前述した個人設定ファイルFL1と同
じデータ構造を1レコードとして複数のレコードを集め
た表形式のテーブルであり、上記個人設定ファイルFL
1のデータは新たな1レコードとして登録されることに
なる。なお、この設定リストテーブルTBL3に登録さ
れた1レコードの「ファイル名」が、図9に示した「ユ
ーザ設定」のダイアログボックスDB3の設定リスト欄
E22に表示される。
ァイルが、図13に示すように「夕暮れ写真設定」であ
る場合には、図14に示すように、「ユーザ設定」のダ
イアログボックスDB3の設定リスト欄E22には、
「夕暮れ写真設定」が追加表示されることになる。な
お、図15に示すように、「基本設定」のカードCD3
を開いてデータ入力欄E3cをクリックすると、選択肢
を表示するダイアログボックスDB6が開くが、このダ
イアログボックスDB6にも、「夕暮れ写真設定」が追
加表示されることになる。したがって、このダイアログ
ボックスDB6から「夕暮れ写真設定」が選択される
と、CPU31は、その選択結果を上記設定リストテー
ブルTBL3に照らし合わせることで、その「夕暮れ写
真設定」に応じた各種データ(上記データ入力欄E11
〜E17に対応するデータ)を読み出すことが可能とな
る。
は、ステップS170で開いた「設定ファイルのインポ
ート」のダイアログボックスDB5を閉じる(ステップ
S200)。その後、CPU31は、ステップS150
に処理を進めて、ステップS100で開いた「ユーザ設
定」のダイアログボックスDB3を閉じた上で、処理を
「リターン」に進めて、この処理ルーチンを一旦終了す
る。
が、「エクスポート」、「インポート」のボタンE2
3,E24が操作されたこと以外の他の操作を示すもの
であると判別されると、上記エクスポート、インポート
の処理ではないその他の処理を実行する(ステップS2
10)。その他の処理の主なものとして、設定リストテ
ーブルへの保存/削除処理を実行する。この保存/削除
処理は、手動設定のダイアログボックスDB2において
現在設定されている各種データ(データ入力欄E11か
らデータ入力欄E17までの各データ)を、設定データ
記憶用のデータテーブルTBL2から取り出して図9に
示した「ユーザ設定」のダイアログボックスDB3の設
定リスト欄E22に登録したり、あるいはその登録内容
を削除したりするものである。この結果、図12の処理
に示すように、設定データ記憶用のデータテーブルTB
L2に記憶されている各種データのうちの特定のデータ
が、設定リストテーブルTBL3へ転送されることにな
る。
は、ステップS150に処理を進めて、ステップS10
0で開いた「ユーザ設定」のダイアログボックスDB3
を閉じた上で、処理を「リターン」に進めて、このユー
ザ設定処理ルーチンを一旦終了する。
2において「用紙追加」のボタンE19がクリックされ
たときに実行される用紙追加処理について説明する。図
16は、CPU31により実行される用紙追加処理ルー
チンを示すフローチャートである。「用紙追加」のボタ
ンE19がクリックされて処理が開始されると、図示す
るように、CPU31は、まず、「用紙種類の追加」の
ダイアログボックスDB6を開く処理を行なう(ステッ
プS300)。
グボックスDB7を示す説明図である。図示するよう
に、「用紙種類の追加」のダイアログボックスDB7
は、Windows95により提供されるファイル読み
込み用のGUI(Graphical UserInterface)と同じダ
イアログボックスであり、「ファイルの場所」のデータ
入力欄E51と、ファイル名を一覧表示するリスト欄E
52と、「ファイル名」のデータ入力欄E53と、「フ
ァイルの種類」のデータ入力欄E54等が設けられてい
る。
の読み込み処理を実行する(ステップS310)。この
読み込み処理は、上記「用紙種類の追加」のダイアログ
ボックスDB7に従うキーボード18およびマウス20
の操作を受けて実行されるものである。詳細には、図1
7の「用紙種類の追加」のダイアログボックスDB7に
おいて、「ファイルの場所」のデータ入力欄E51と
「ファイル名」のデータ入力欄E53と「ファイル種
類」のデータ入力欄E54がそれぞれ入力された状態
で、「開く」のボタンE55がクリックされたとき、C
PU31は、上記データ入力欄E51,E53,E54
に従うファイルの場所、ファイル名、ファイルの種類で
定められる用紙設定ファイルを読み込む。
所」が「PM−00」となっているが、この「PM−0
0」のホルダには、プリンタ14の機種(PM−00)
に適した用紙設定ファイルがいくつか予め用意されてい
る。用紙設定ファイルは、新規の用紙の種類にあわせて
プリンタの機種に特有のものがプリンタのメーカから提
供されるのが常であり、上記「PM−00」のホルダ内
には、こうして得られた用紙設定ファイルが予め格納さ
れている。ステップS310では、ユーザの操作に従っ
てこれら用紙設定ファイルの中から追加したい所望のフ
ァイルを選んで読み込む処理を行なう。
タ構造を示す説明図である。図示するように、用紙設定
ファイルFL2は、「印刷モードデータ」のフィールド
G1と「インク重量補正情報」のフィールドG2とから
構成されるレコードデータを複数備えている。「印刷モ
ードデータ」のフィールドG1は、この用紙設定ファイ
ルFL2で定める用紙がサポートする印刷モードを定め
るもので、前述した用紙設定情報記憶テーブルTBL1
と同じ「用紙種類」、「インク」、「印刷品質」、「解
像度」、「ハーフトーン」、「マイクロウィーブ」、
「双方向印刷」の7つのフィールドG11,G12,G
13,G14,G15,G16,G17を備える。
には、各色インクの重量を印刷モードに応じて補正する
ための情報が書き込まれている。この「インク重量補正
情報」のフィールドG2は手前の「印刷モードデータ」
のフィールドG1と対になっており、フィールドG1の
データから定められる印刷モードに対して好適なインク
重量補正情報がフィールドG2に書き込まれている。具
体的には、RGBからCMYKへの変換に使用する3次
元テーブルをリソースの形で、フィールドG1のデータ
から定められる印刷モードに対して個別に用意して、そ
れら対応するリソースのファイル名(例えば、「rs0
01」、「rs002」等)が上記フィールドG2に格
納されている。
ァイルの読み込みを終えると、CPU31は、その読み
込んだ用紙設定ファイルのデータをプリンタドライバに
設定する処理を行なう(ステップS320)。詳細に
は、図19の処理Dに示すように、例えばHDD41上
の「PM−00」のホルダHLDから読み込んだ用紙設
定ファイルFL2を、RAM33に記憶されたプリンタ
ドライバ内の前記用紙設定情報記憶テーブルTBL1に
追加する処理を行なう。この結果、図6に示した手動設
定のダイアログボックスDB2の各データ入力欄E11
〜E17から入力可能なデータが、HDD41から読み
込んだ用紙設定ファイルFL2に基づく制限を受けるこ
とになる。すなわち、図20に示すように、「手動設
定」のダイアログボックスDB2を開いてデータ入力欄
E11をクリックすると、選択肢を表示するダイアログ
ボックスDB8が開くが、読み込んだ用紙設定ファイル
FL2が、図17に示すように「プリクラ用紙タイプ
B」である場合には、図20に示すように、このダイア
ログボックスDB8には、「プリクラ用紙タイプB」が
追加表示されることになる。したがって、この「手動設
定」のダイアログボックスDB2において用紙種類とし
て「プリクラ用紙タイプB」が選択可能となる。なお、
この用紙種類は、「基本設定」のカードCD3上に設け
られた「用紙種類」のデータ入力欄E1でも同様に「プ
リクラ用紙タイプB」が選択可能となる。
は、ステップS300で開いた「用紙種類の追加」のダ
イアログボックスDB7を閉じる(ステップS33
0)。その後、CPU31は、処理を「リターン」に進
めて、この処理ルーチンを一旦終える。
ーザが「手動設定」のダイアログボックスDB2の画面
から、キーボード18およびマウス20を操作して入力
した各種データの集まりを個人設定ファイルFL1とし
て、外部記憶装置であるHDD41に書き込む構成とな
っている。HDD41上のデータは他の記憶媒体にデー
タ転送可能であることから、ユーザの設定した「基本設
定」に関わる印刷の情報を個人設定ファイルFL1の形
で他のユーザに提供することができる。しかも、個人設
定ファイルFL1は、用紙種類のデータとその用紙種類
データに対応した各種情報に関わるデータとを含むこと
から、この個人設定ファイルFL1から印刷のための各
種情報を設定することが可能である。したがって、他の
ユーザにおいては、このコンピュータ10にて設定した
印刷のための各種情報をそのまま利用することができ、
情報入力の手間を削減することができるという効果を奏
する。
10は、個人設定ファイルFL1を外部記憶装置である
HDD41から読み出して、その個人設定ファイルFL
1に基づいて印刷のための各種情報を設定する構成とな
っている。したがって、他のユーザが作成した個人設定
ファイルFL1をHDD41に用意しておくことで、他
のユーザにおいて設定された印刷のための各種情報を、
このコンピュータ10側で利用することができる。した
がって、この実施例では、印刷のための各種情報の入力
の手間を削減することができる。
に応じた設定のデータを示す用紙設定ファイルFL2を
予めHDD21に格納しておき、この用紙設定ファイル
FL2を読み込んで、ユーザによる印刷情報のキーボー
ド18、マウス20を使った設定入力を上記用紙設定フ
ァイルFL2に従って制限する構成となっている。した
がって、ユーザは、各種情報の入力のための手間を削減
することができるという効果を奏する。
イルFL1をHDD41に格納するように構成されてい
たが、これに替えて、個人設定ファイルFL1をフロッ
ピィディスク22に格納する構成としてもよい。すなわ
ち、第1実施例のステップS130の処理において、個
人設定ファイルFL1の書き込み先をフロッピィディス
クドライブ24とする構成とし、また、個人設定ファイ
ルFL1を予めフロッピィディスク22に格納して、ス
テップS180の処理において、個人設定ファイルFL
1の読み込み先をフロッピィディスクドライブ24とす
る構成とする。
印刷のための各種情報の入力の手間を削減することがで
きるという効果を奏する。特にこの変形例では、個人設
定ファイルFL1を格納する記憶メディアをフロッピィ
ディスク22としていることから、ファイルFL1の受
け渡しがフロッピィディスク22にて行なうことができ
容易であるという効果を奏する。なお、フロッピィディ
スク22に替えて、CD−ROM、光磁気ディスク、I
Cカード等の他の着脱自在の記録媒体としてもよい。
する。第1実施例では、外部(プリンタのメーカ)から
提供された用紙設定ファイルFL2を予めHDD21上
に用意し、HDD21からその用紙設定ファイルFL2
を読み込む構成としていたが、これに替えて、第2実施
例では、インターネットを介して外部のサーバから用紙
設定ファイルFL2を読み込む構成とした。この第2実
施例は、第1実施例と同じハードウェア構成を備え、ソ
フトウェアにおいてもほぼ同じ構成で、相違するのは
「用紙追加処理ルーチン」だけである。
理ルーチンを示すフローチャートである。この用紙追加
処理ルーチンは第1実施例のそれと比べて、ステップS
310の用紙設定ファイルFL2の読み込み処理が相違
するだけで、ステップS300,S320およびS33
0の処理は同一である。
加」のダイアログボックスDB6が開けられると、次い
で、図22に例示するように「ファイルの場所」のデー
タ入力欄E51にインターネットアドレスが入力された
場合に、そのインターネットアドレスを取り込む処理を
行なう(ステップS310A)。
ネットアドレスは、例えば、プリンタのメーカの所有す
るサーバ等を特定するもので、このサーバには、プリン
タの機種毎に個別の用紙設定ファイルFL2のホルダが
予め用意されている。図22に示したデータ入力欄E5
1の例では、「ファイルの場所」のデータ入力欄E5
に、上記サーバ上の「PM−00」というプリンタの機
種のホルダまで指定されている。ステップS311で
は、この指定されたインタネットアドレスを取り込む。
アドレスで指定されるコンピュータ(サーバ)に接続す
る処理を行なう(ステップS312)。その後、ファイ
ル転送機能により、その接続先のコンピュータの上記ホ
ルダから用紙設定ファイルFL2を受信する処理を行な
う(ステップS313)。
20,S330の処理を実行して、用紙設定ファイルF
L2のデータをプリンタドライバに登録するとともに、
ダイアログボックスを閉じる処理を行なう。その後、
「リターン」に抜けて、このルーチンの処理を一旦終了
する。
2の格納されるコンピュータ(サーバ)にて実行される
ファイル送信処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。この処理ルーチンは、所定時間毎に繰り返し実行さ
れる。図示するように、処理が開始されると、コンピュ
ータは、データの送信要求があるか否かを判別し(ステ
ップS400)、送信要求があると判別されると、その
送信要求によって指定されたファイルを送信する処理を
行なう(ステップS410)。具体的には、印刷情報の
設定を行なうコンピュータ10側から、図21に示した
用紙追加処理ルーチンのステップS313によって、フ
ァイル転送機能に基づく送信要求が来たときに、この送
信要求によって指定された用紙設定ファイルFL2を送
信する処理を行なう。上記ステップS313では、この
送信された用紙設定ファイルFL2を受信する。
に抜けてこの処理ルーチンを一旦終了する。一方、ステ
ップS400で送信要求がないと判別された場合には、
ステップS410の処理を実行することなしに、そのま
ま「リターン」に抜けてこの処理ルーチンを一旦終了す
る。
は、インターネットを介して外部のサーバから用紙設定
ファイルFL2を読み込んで、この用紙設定ファイルF
L2に基づいて「基本設定」に関わる印刷の情報を設定
する構成となっている。したがって、第1実施例と同様
に、ユーザは、各種情報の入力のための手間を削減する
ことができる。特に、この第2実施例では、用紙設定フ
ァイルFL2を予めHDD21に用意しておかなくて
も、インタネットアドレスを指定するだけで、所定サー
バ上の用紙設定ファイルFL2をアクセスすることが可
能となることから、極めて操作性に優れている。
て、用紙種類データとその用紙種類データに対応した前
記各種情報に関わるデータとを少なくとも含む用紙設定
ファイルFL2が所定のサーバ上に格納されており、外
部からの求めに応じてインターネットを介して所定のサ
ーバからこの用紙設定ファイルが出力される構成となっ
ている。このデータファイルは、用紙種類データとその
用紙種類データに対応した各種情報に関わるデータとを
含むことから、このデータファイルから印刷のための各
種情報を設定することが可能である。
ータファイルを利用するユーザに対して、情報入力の手
間を削減し得るようにすることができるという効果を奏
する。
する。第1実施例では、プリンタの各機種用に予め用意
された用紙設定ファイルを対応機種のホルダから読み込
むように構成されていたが、この第3実施例では、使用
するプリンタ14の機種に対応した用紙設定ファイルが
記憶手段であるHDD21に存在しないときに、他機種
用の用紙設定ファイルを読み込み、その他機種用の用紙
設定ファイルを当該プリンタの機種用に変換して、その
変換後の用紙設定ファイルに基づいて印刷のための各種
情報を設定する構成とする。
理ルーチンを示すフローチャートである。この用紙追加
処理ルーチンは、第1実施例の用紙追加処理ルーチン
(図16)と同じステップS300ないしS330の処
理を備え、さらに、ステップS310とステップS32
0との間に、ファイル変換処理を実行するステップS3
10Bを備えたものである。なお、ステップS310で
読み込む用紙設定ファイルFL2は、第1実施例とは異
なり、他機種用の用紙設定ファイルであるものとする。
は、上記読み込んだ他機種用の用紙設定ファイルFL2
を、使用するプリンタの機種用に変換するものである。
詳細には、読み込んだ用紙設定ファイルFL2の各フィ
ールドG1(G11〜G17),G2に格納されるデー
タが、使用するプリンタの機種においてサポートする許
容データに該当するかをそれぞれ判別し、該当する場合
はそのままのデータを使用し、一方、該当しない場合に
は、上位の(印刷をよりきれい側に調整する)データに
置き換える処理を行なう。なお、上記判別は、プリンタ
ドライバに対応機種用の許容データを予め用意すること
により実現される。
20,S330の処理を実行して、用紙設定ファイルF
L2(ステップS310Bで変換後の用紙設定ファイ
ル)のデータをプリンタドライバに登録するとともに、
ダイアログボックスを閉じる処理を行なう。その後、
「リターン」に抜けて、このルーチンの処理を一旦終了
する。
は、使用するプリンタ14の機種に対応した用紙設定フ
ァイルが用意されていないときにも、他機種用の用紙設
定ファイルから印刷のための各種情報を設定することが
可能となる。
個人設定ファイル側でも、プリンタの対応機種を一致さ
せるためのファイル変換処理を設ける構成としてもよ
い。詳細には、図8のユーザ設定処理ルーチンにおい
て、ステップS180とステップS190との間に、フ
ァイル変換処理を行なうステップを設ける構成とする。
すなわち、ステップS180で読み込んだ用紙設定ファ
イルFL2の各フィールドに格納されるデータが、使用
するプリンタの機種においてサポートする許容データに
該当するかをそれぞれ判別し、該当する場合はそのまま
のデータを使用し、一方、該当しない場合には、上位の
(印刷をよりきれい側に調整する)データに置き換える
ファイル変換処理を行なう。
の機種に対応した個人設定ファイルが用意されていない
ときにも、他機種用の個人設定ファイルから印刷のため
の各種情報を設定することが可能となる。
は、前述した第2実施例に適用することも可能である。
すなわち、使用するプリンタ14の機種に対応した用紙
設定ファイルがインターネットに接続される所定のサー
バ48に存在しないときに、他機種用の用紙設定ファイ
ルをそのサーバ48から読み込み、その他機種用の用紙
設定ファイルを当該プリンタの機種用に変換して、その
変換後の用紙設定ファイルに基づいて印刷のための各種
情報を設定する構成とすることもできる。
たが、本発明は、こうした実施例に何等限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様にて実施することができる。
14がローカルなコンピュータ10と直接ケーブルに接
続されたコンピュータシステムに適用されているが、こ
れに替えて、LAN上のサーバに接続されたプリンタを
複数のコンピュータで共有するコンピュータシステムに
適用する構成としてもよい。
なげられたサーバに接続されたプリンタを、インターネ
ットを介してコンピュータでコントロールするコンピュ
ータシステムに適用する構成としてもよい。
られたサーバを、LANによりつなげられた構成とする
ことにより、サーバ上のデータファイルをLANを介し
てコンピュータに送る構成としてもよい。
ンピュータ10に接続されたコンピュータシステムに適
用されていたが、これに替えて、印刷機構を内蔵するフ
ァクシミリ装置に適用する構成としてもよい。
るデータファイルとして、「用紙種類」、「インク」、
「印刷品質」、「ハーフトーン」、「マイクロウィー
ブ」、「双方向印刷」、「カラー調整」の各データを含
むものを用いていたが、データファイルは、これら全て
のデータを必ずしも含む必要はない。「用紙種類」のデ
ータと、この用紙種類に対応したデータ、すなわち、用
紙種類によって設定値が変わり得るようなパラメータの
データを含むものであればどのようなものでもよく、例
えば、「用紙種類」、「印刷品質」の両データだけを含
むデータファイルであってもよいし、「用紙種類」、
「インク」、「印刷品質」の3つのデータを含むデータ
ファイルであってもよい。
システムの外観図である。
成を示すブロック図である。
が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図であ
る。
ログボックスDB1を例示する説明図である。
ックスDB1を例示する説明図である。
ックスDB2を例示する説明図である。
す説明図である。
ーチンを示すフローチャートである。
示す説明図である。
グボックスDB4を示す説明図である。
説明図である。
て個人設定ファイルFL1がどのように転送されるかを
示す説明図である。
ボックスDB5を示す説明図である。
ザ設定」のダイアログボックスDB3を示す説明図であ
る。
ログボックスDB6を示す説明図である。
ーチンを示すフローチャートである。
B7を示す説明図である。
説明図である。
イルがどのように転送されるかを示す説明図である。
ログボックスDB8を示す説明図である。
示すフローチャートである。
スが入力された状態の「用紙種類の追加」のダイアログ
ボックスDB7を示す説明図である。
信処理ルーチンを示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
Claims (15)
- 【請求項1】 用紙の種類を入力するための用紙種類用
データ入力欄を含む複数のデータ入力欄を備えたデータ
入力用画面を表示装置に表示して、ユーザによる操作を
受け付ける入力手段からの前記データ入力欄を介した入
力データを取り込むことにより、所定の印刷装置におけ
る印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定装置に
おいて、前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可する各種
情報を前記用紙の種類毎に定めた レコードデータを、予
め記憶するデータ記憶手段と、前記データ入力欄から取り込み可能な入力データを、 前
記データ記憶手段に記憶されたレコードデータで示され
る各種情報の範囲内に制限する入力制限手段と、 前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可する各種
情報を前記用紙の種類毎に定めた 新たなレコードデータ
を、外部記憶装置から読み出すデータ読出手段と、 前記データ読出手段により読み出したレコードデータ
を、前記データ記憶手段に追加する用紙種類追加手段と
を備える印刷情報設定装置。 - 【請求項2】 前記外部記憶装置が着脱自在の記録媒体
である請求項1に記載の印刷情報設定装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の印刷情報設定
装置であって、 前記データ読出手段により読み出したレコードデータの
内容に所定の機種の印刷装置で取り扱い不可能なデータ
が含まれる場合に、前記レコードデータの内容を前記所
定の機種の印刷装置で取り扱い可能なデータ値に変換し
て、該変換後のレコードデータを、前記用紙種類追加手
段により追加を行なうレコードデータとするファイル変
換手段を備える印刷情報設定装置。 - 【請求項4】 用紙の種類を入力するための用紙種類用
データ入力欄を含む複数のデータ入力欄を備えたデータ
入力用画面を表示装置に表示して、ユーザによる操作を
受け付ける入力手段からの前記データ入力欄を介した入
力データを取り込むことにより、所定の印刷装置におけ
る印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定装置に
おいて、前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可する各種
情報を前記用紙の種類毎に定めた レコードデータを、予
め記憶するデータ記憶手段と、前記データ入力欄から取り込み可能な入力データを、 前
記データ記憶手段に記憶されたレコードデータで示され
る各種情報の範囲内に制限する入力制限手段と、 前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可する各種
情報を前記用紙の種類毎に定めた 新たなレコードデータ
を、ネットワークを介して所定のサーバから受信するデ
ータ受信手段と、 前記データ受信手段により受信したレコードデータを、
前記データ記憶手段に追加する用紙種類追加手段とを備
える印刷情報設定装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の印刷情報設定装置であ
って、 前記データ受信手段により受信したレコードデータの内
容に所定の機種の印刷装置で取り扱い不可能なデータが
含まれる場合に、前記レコードデータの内容を前記所定
の機種の印刷装置で取り扱い可能なデータ値に変換し
て、該変換後のレコードデータを、前記用紙種類追加手
段により追加を行なうレコードデータとするファイル変
換手段を備える印刷情報設定装置。 - 【請求項6】 請求項1または4に記載の印刷情報設定
装置であって、前記入力制限手段は、 前記データ入力欄からのデータ入力の際に、前記データ
記憶手段に記憶されたレコードデータを参照して、前記
用紙種類用データ入力欄から入力される用紙種類のデー
タから定まる入力データの組合せだけを前記データ入力
欄から受け付け可能とし、前記データ記憶手段に記憶さ
れたレコードデータに含まれない入力データの組合せは
前記データ入力欄から受け付けないように構成した 印刷
情報設定装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の印刷情報設定装置であ
って、 前記入力制限手段は、 前記データ記憶手段に記憶されたレコードデータの用紙
種類データの一覧を、表示装置に表示する一覧表示手段
と、 ユーザによる操作を受け付ける入力手段からの入力デー
タに基づいて、前記一覧から一つの用紙種類データを選
択する選択手段とを備える印刷情報設定装置。 - 【請求項8】 用紙の種類を入力するための用紙種類用
データ入力欄を含む複数のデータ入力欄を備えたデータ
入力用画面を表示装置に表示して、ユーザによる操作を
受け付ける入力手段からの前記データ入力欄を介した入
力データを取り込むことにより、所定の印刷装置におけ
る印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定方法で
あって、 (a)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータ
を備えるテーブルを、予め用意するステップと、 (b)前記データ入力欄から取り込み可能な入力データ
を、前記ステップ(a)により用意されたテーブルに備
えられるレコードデータで示される各種情報の範囲内に
制限するステップと、 (c)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコード
データを、外部記憶装置から読み出すステップと、 (d)前記ステップ(c)により読み出したレコードデ
ータを、前記テーブルに追加するステップとを備える印
刷情報設定方法。 - 【請求項9】 用紙の種類を入力するための用紙種類用
データ入力欄を含む複数のデータ入力欄を備えたデータ
入力用画面を表示装置に表示して、ユーザによる操作を
受け付ける入力手段からの前記データ入力欄を介した入
力データを取り込むことにより、所定の印刷装置におけ
る印刷のための各種情報を設定する印刷情報設定方法で
あって、 (a)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータ
を備えるテーブルを、予め用意するステップと、 (b)前記データ入力欄から取り込み可能な入力データ
を、前記ステップ(a)により用意されたテーブルに備
えられるレコードデータで示される各種情報の範囲内に
制限するステップと、 (c)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコード
データを、ネットワークを介して所定のサーバから受信
するステップと、 (d)前記ステップ(c)により受信したレコードデー
タを、前記テーブルに追加するステップとを備える印刷
情報設定方法。 - 【請求項10】 用紙の種類を入力するための用紙種類
用データ入力欄を含む複数のデータ入力欄を備えたデー
タ入力用画面を表示装置に表示して、ユーザによる操作
を受け付ける入力手段からの前記データ入力欄を介した
入力データを取り込むことにより、所定の印刷装置にお
ける印刷のための各種情報を設定するためのコンピュー
タプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、 (a)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータ
を備えるテーブルを、予め用意する機能と、 (b)前記データ入力欄から取り込み可能な入力データ
を、前記機能(a)により用意されたテーブルに備えら
れるレコードデータで示される各種情報の範囲内に制限
する機能と、 (c)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコード
データを、外部記憶装置から読み出す機能と、 (d)前記機能(c)により読み出したレコードデータ
を、前記テーブルに追加する機能とをコンピュータに実
現させるためのコンピュータプログラムを記録した記録
媒体。 - 【請求項11】 請求項10に記載の記録媒体であっ
て、 (e)前記機能(c)により読み出したレコードデータ
の内容に所定の機種の印刷装置で取り扱い不可能なデー
タが含まれる場合に、前記レコードデータの内容を前記
所定の機種の印刷装置で取り扱い可能なデータ値に変換
して、該変換後のレコードデータを、前記機能(d)に
より追加を行なうレコードデータとする機能をコンピュ
ータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録
した記録媒体。 - 【請求項12】 用紙の種類を入力するための用紙種類
用データ入力欄を含む複数のデータ入力欄を備えたデー
タ入力用画面を表示装置に表示して、ユーザによる操作
を受け付ける入力手段からの前記データ入力欄を介した
入力データを取り込むことにより、所定の印刷装置にお
ける印刷のための各種情報を設定するためのコンピュー
タプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、 (a)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めたレコードデータ
を備えるテーブルを、予め用意する機能と、 (b)前記データ入力欄から取り込み可能な入力データ
を、前記機能(a)により用意されたテーブルに備えら
れるレコードデータで示される各種情報の範囲内に制限
する機能と、 (c)前記複数のデータ入力欄からの取り込みを許可す
る各種情報を前記用紙の種類毎に定めた新たなレコード
データを、ネットワークを介して所定のサーバから受信
する機能と、 (d)前記機能(c)により受信したレコードデータ
を、前記テーブルに追加する機能とをコンピュータに実
現させるためのコンピュータプログラムを記録した記録
媒体。 - 【請求項13】 請求項12に記載の記録媒体であっ
て、 (e)前記機能(c)により受信したレコードデータの
内容に所定の機種の印刷装置で取り扱い不可能なデータ
が含まれる場合に、前記レコードデータの内容を前記所
定の機種の印刷装置で取り扱い可能なデータ値に変換し
て、該変換後のレコードデータを、前記機能(d)によ
り追加を行なうレコードデータとする機能をコンピュー
タに実現させるためのコンピュータプログラムを記録し
た記録媒体。 - 【請求項14】 請求項10または12に記載の記録媒
体であって、 前記機能(b)は、前記データ入力欄からのデータ入力の際に、前記機能
(a)により用意されたテーブルを参照して、前記用紙
種類用データ入力欄から入力される用紙種類のデータか
ら定まる入力データの組合せだけを前記データ入力欄か
ら受け付け可能とし、前記テーブルに備えられるレコー
ドデータに含まれない入力データの組合せは前記データ
入力欄から受け付けないように構成した記録媒体 。 - 【請求項15】 請求項14に記載の記録媒体であっ
て、 前記機能(b)は、 (b1)前記テーブルに備えられるレコードデータの用
紙種類データの一覧を、表示装置に表示する機能と、 (b2)ユーザによる操作を受け付ける入力手段からの
入力データに基づいて、前記一覧から一つの用紙種類デ
ータを選択する機能とをコンピュータに実現させるため
のコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
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JP2002011075A JP3512030B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 印刷情報設定装置、その方法および記録媒体 |
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JP2002011075A JP3512030B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 印刷情報設定装置、その方法および記録媒体 |
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