JP3511751B2 - Frp複合容器 - Google Patents

Frp複合容器

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、酸素ボンベなど
の高圧ガス用容器であるFRP複合容器に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来より、高圧ガス用容器として、アル
ミニウム合金の芯材にFRPを巻回したFRP複合容器
は、金属製容器に比べ軽量であり、携帯性に優れている
等の特徴がある。図5は、FRP複合容器31の構造の
一例を示す、一部を断面で示す正面図である。同図を参
照して、FRP複合容器31は、容器の芯材がたとえば
アルミニウム合金による継ぎ目なしのライナ32で形成
され、ライナ32の外周面を覆うようにFRPの層3
3,34が積層されている。ライナ32には収容空間3
6が形成されており、この収容空間36内には気体また
は液体などが収容可能である。ライナ32の一方の端部
には開口35が設けらている。 【0003】FRPの層33,34は、たとえば、予め
エポキシ樹脂を含浸させたガラス繊維の平たい束(以
下、「FRPロービング」という。)を巻回することで
形成されている。巻回の仕方はフィラメントワインディ
ング法(以下、「FW法」という。)が採用される。F
W法によれば、強化材であるガラス繊維の含有量が高
く、きわめて強度の高い成形品が得られることが知られ
ている。 【0004】FRP複合容器31のFRP層には、容器
円筒部の外周面および鏡部(容器両端のドーム型をした
部分)の外周面を容器の軸方向に巻いていくヘリカル巻
によって形成されたヘリカル層33と、ヘリカル層33
の上に、容器円筒部の外周面を周方向に巻いていくフー
プ巻によって形成されたフープ層34とが含まれてい
る。 【0005】フープ層34は、たとえば一方の赤道部
(ライナ32の円筒部と鏡部との境界の部分)からFR
Pロービングが巻き始められ、円筒部に沿って、一方か
ら他方方向へ、FRPロービングが重なることなく巻回
される。他方の赤道部に達すると、今度は他方から一方
方向へ、巻回されたFRPの上に、FRPロービングが
重なることなく巻回される。そして、一方の赤道部に達
すると、再び、巻回方向が容器軸方向に反転され、他方
の赤道部に向かって、FRPロービングが巻かれる。こ
のような巻回が繰り返され、所定の巻回数が施された
後、巻き始められた一方の赤道部、または他方の赤道部
で、FRPロービングは巻き終えられる。この結果、フ
ープ層34の肉厚は円筒部のどの部分においても等しく
なる。 【0006】ところで、一般にFRP複合容器は、万一
破裂が生じても、図5に示す、フープ層34が形成され
た円筒部から破裂が生じるような構造に形成することが
望ましいとされている。すなわち、FRP複合容器31
は、鏡部または赤道部から破裂が生じる場合は、際立っ
た前兆もなく一気に起こる。これに対して、フープ層3
4から破裂が生じるときは、昇圧が緩やかな場合、まず
フープ層34を形成するFRPロービングが破断した後
に、全体の破裂が起こると考えられる。よって、全体の
破裂までに、いわゆるワンクッションが置け、しかも金
属片が飛散しにくく、二次災害などが起こりにくいから
である。 【0007】そこで、FRP複合容器においては、円筒
部から破裂が生じるようにするため、従来より種々の工
夫がなされてきた。たとえば図6に示すように、赤道部
付近のライナ42の肉厚を増すことにより、赤道部付近
の強度を、容器円筒部の強度より高めたFRP複合容器
41がある。この構造では、ライナ42の強度の弱い容
器の円筒部から破裂が始まる。 【0008】また、たとえば図7に示すように、FRP
ロービングをフープ巻する際、赤道部付近だけ巻回数を
多くして、赤道部付近の強度を円筒部の強度より高めた
FRP複合容器51がある。この構造でも容器の破裂は
円筒部から始まる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すFRP複合容器41は、ライナ42の厚みを部分ご
とに変えなければならないから、高価なライナ42の成
形設備が必要である。また、赤道部付近のライナ42の
肉厚が増す分、ライナ42の重量、ひいては容器全体の
重量が増加する。 【0010】また、図7に示すFRP複合容器51は、
FRPロービングの巻数の差により生じる凹凸のため、
完成後の容器は、取扱いや携帯がしにくいことがある。
また、FRPロービングが多く巻かれた部分に隣接した
鏡部付近から破裂が始まるおそれもある。また、FRP
複合容器には、芯材がアルミニウム合金でなく、ポリア
ミド等で形成されたものもあるが、かかるFRP複合容
器においても、上記と同様に解決すべき課題があった。 【0011】そこで、この発明の目的は、万一破裂が生
じても、容器円筒部の任意の位置、たとえば中央付近か
ら破裂が始まるFRP複合容器を提供することである。 【0012】 【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの請求項1記載のFRP複合容器は、円筒部を有する
ライナと、ライナの外周面にFRPのロービングが巻回
されて形成されたFRP層とを有するFRP複合容器に
おいて、前記FRP層は、ライナの円筒部に周方向にF
RPロービングが巻かれたフープ層を含み、前記フープ
層は、円筒部の筒方向にみて、ほぼ中央の位置から巻き
始められて、かつ、巻き終えられ、巻回数が円筒部上で
均一となるように巻かれていることを特徴とするもので
ある。 【0013】上記の構成によれば、万一FRP複合容器
に破裂が生じた場合に、容器の破裂が始まる位置は、F
RPロービングの巻き終わりの位置になる。なぜなら、
FRPロービングの巻き終わりの部分が容器の破裂に先
立って剥離し、FRPロービングが剥離した容器円筒部
の強度が弱くなるからである。そのため、FRPロービ
ングの巻き始めの位置および巻き終わりの位置を、円筒
部の筒方向にみて、ほぼ中央の位置とすることにより、
万一FRP複合容器に破裂が生じた場合に容器の破裂が
始まる位置を、ほぼ中央に設定することができる。 【0014】 【0015】 【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施形態を示すFRP複合容器1の概略断面図であ
る。同図を参照して、FRP複合容器1は、容器の芯材
がたとえばアルミニウム合金による継ぎ目なしのライナ
2で形成され、ライナ2の外周面を覆うようにFRPの
層が積層されている。 【0016】ライナ2は、収容空間7を有する。この収
容空間7内には気体または液体などが収容可能である。
ライナ2の一方の端部には開口6が設けられる。なお、
ライナ2は、アルミニウム合金に代え、軽量化のため
に、たとえばポリアミド、ポリプロピレン、またはポリ
エチレンなどの樹脂で形成されてもよい。図2は、この
ライナ2の製作方法の一例を示した概略図解図である。
同図を参照して、ライナ2の製作方法を簡単に説明す
る。ライナ2の製作においては、アルミニウム合金のプ
レス加工を行う。このプレス加工では、継ぎ目のないラ
イナ2の原形を作り出すために、たとえばアルミニウム
合金の平板11を杵12および臼13によって加工す
る。臼13の上に平板11を水平に載置する(図2(a)
参照)。次に、杵12を押し下げ、平板11を臼13の
中空部13aに押し込むことにより、平板11はカップ
状に成形される(図2(b) 参照)。 【0017】そして、図2(c) に示すように、カップ状
に成形されたライナ2の開口部14は、スピニング加工
によって絞られ、所定の穴径の開口6が成形される。再
び、図1を参照して、FRP層は、たとえば、予めエポ
キシ樹脂を含浸させたガラス繊維の束、つまりFRPロ
ービングをライナ2に巻回し、所定の厚さに成形する、
いわゆるFW法によって成形されている。 【0018】この実施形態においては、図1に示すよう
に、まず、FRPロービングがライナ2の外周面の円筒
部21(右側赤道部21bから左側赤道部21cまでの
部分)が、周方向にフープ巻(このフープ巻で巻かれた
層を「第1フープ層4」という。)で巻かれ、次にその
上から容器の軸方向に全周面(円筒部21および左右の
鏡部22)がヘリカル巻で巻かれ、さらにその上から円
筒部21の外周面が、周方向にフープ巻(このフープ巻
で巻かれた層を「第2フープ層5」という。)で巻かれ
ている。よって、FRP層は3層構造をなしている。こ
のような多層構造にすると、FRP層の強度が強くな
り、容器の性質が安定する。また、FRP層を多層構造
にすると、外からの衝撃によって最外層である第2フー
プ層5に傷がついても、内側の層まで達する可能性が少
ない。なお、FRP層は、4層あるいはそれ以上の多層
としてもよい。あるいは、第1フープ層4を省略した2
層構造とすることもできる。 【0019】この実施形態において用いられるFRPロ
ービングは、たとえば数μmのガラス繊維を数千本束ね
たものを1束として、その数束を撚りをかけずに揃え合
わせて、幅約10mm前後の薄い帯状にしたものであ
る。FRPを構成する繊維としては、ガラス繊維の他
に、たとえば炭素繊維、アラミド繊維、ボロン繊維、ま
たはアルミナ繊維などを用いることができる。また、繊
維に含浸させる強化材料としての樹脂は、エポキシ樹脂
の他に、たとえばフェノール樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、メラミン樹脂、またはけい素樹脂などを用いるこ
とができる。 【0020】次に、この実施形態の特徴である第1フー
プ層4および第2フープ層5の巻回の仕方について、図
3を参照して説明する。第1フープ層4および第2フー
プ層5の巻回の仕方の特徴は、FRPロービング8の巻
き始めの位置および巻き終わりの位置が、円筒部21の
中央になっている点である。すなわち、FRPロービン
グ8は、容器円筒部21のほぼ中央21aよりフープ巻
で巻き始められる(図3(a) 参照)。円筒部21の一端
の赤道部21bまでFRPロービング8が重なることな
く、かつ隙間があくことなく巻かれる。その後、赤道部
21bから他端の赤道部21cに向かって、FRPロー
ビング8は、重なることなく、かつ隙間があくことなく
巻かれる。よって、FRPロービング8の巻き位置が赤
道部21cに達したとき、容器円筒部21の右半分は2
重にロービング8が巻かれ、左半分は一重にロービング
8が巻かれている。次に、他端の赤道部21cから一端
の赤道部21bへ向かって、ロービング8が巻かれる。
さらに、一端の赤道部21bまで巻き終えると、再び、
他端の赤道部21cへ向かってロービング8が巻かれて
いく。 【0021】このように、円筒部21の外周面を往復す
るようにFRPロービング8の巻回が繰り返され、たと
えば、第1フープ層4では12回(6往復)巻かれる。
また、第2フープ層5では8回(4往復)巻かれる。そ
して、最終的には、他端の赤道部21cから円筒部21
のほぼ中央21aにまで巻かれて、巻き始めと同じ位置
になったときに巻き終えられる(図3(b) 参照)。その
結果、容器円筒部21のどの部分でも巻回数が等しくな
る。 【0022】なお、第1フープ層4を形成するフープ巻
または第2フープ層5を形成するフープ巻の巻方向は、
容器の横断面に対して時計回り方向、あるいは反時計回
り方向のどちらでもよい。また、円筒部21のほぼ中央
21aから巻き始められる巻回の容器軸方向の向きは、
円筒部21の中央21aから巻き始めて開口6の方へ向
かう向きでもよいし、あるいはその逆の向きでもよい。 【0023】このように、FRPロービング8を円筒部
21のほぼ中央21aから巻き始めて、所定の巻回数を
施した後、巻き始めの位置と等しい位置で巻き終わるよ
うにしてフープ層を形成すると、万一容器の破裂が生じ
たとき、円筒部21の巻回の終了位置から破裂が起こり
始める。すなわち、FRPロービング8の巻き終わりの
端部8aは、エポキシ樹脂の接着性だけで貼付いてい
る。よって、容器が破裂する圧力に達する前に、このF
RPロービング8の端部8aが剥離し、容器円筒部21
のほぼ中央部21aは、他の部分に比べて、フープ巻の
一巻分だけ強度が弱くなり、破裂がおこりやすくなる。 【0024】したがって、FRPロービング8の巻き始
めの位置および巻き終わりの位置によって、容器の破裂
がはじまる位置をコントロールすることができる。換言
すれば、容器の破裂がはじまる位置を特定したいとき
は、その特定位置からFRPロービング8を巻き始め
て、所定の巻回を実施した後、同じ位置で巻き終わるよ
うに、フープ巻を行えばよい。 【0025】上述のフープ巻は、円筒部21から破裂さ
せるために余分に巻回数を増やすものでないので、容器
全体の重量が増加しない。また、ライナ2の赤道部21
b,21c付近の肉厚を増すものでないので、容器全体
の重量が増加しない。なお、この実施形態のFRP複合
容器1の開口6には、図1には記載されていないが、安
全バルブが取り付けられており、容器の内圧が高まって
破裂する前に安全バルブが開き、気体が容器から抜かれ
るようになっているものの、上記のように万一破裂が生
じたときでも、破裂は容器中央部21aから始まり、破
裂を予測できる。 【0026】次に、FRP複合容器1を製作する際に行
われる複数の検査のうち、この実施形態に関係する破裂
検査について説明する。破裂検査では、容器内部に水を
注入して水圧を加えていき、容器が所定の破裂圧力に耐
えられるか否かの検査と、容器を実際に破裂させたとき
の破裂箇所が容器円筒部であるか否かの検査とが行われ
る。 【0027】具体的には、図4に示すように、装置内で
容器が破裂しても装置外には破裂の影響を及ぼさない、
たとえば耐圧試験装置15中にFRP複合容器1が、ぶ
ら下げられる。FRP複合容器1には、水圧ポンプから
の水を供給する管16が接続され、検査において、FR
P複合容器1内に、気体ではなく、水が注入されるの
は、破裂時の危険性が少ないためである。 【0028】水圧ポンプからFRP複合容器1に送られ
る水圧を徐々に上げていく。たとえば14kg/cm2 /se
c 以下で昇圧させていく。この水圧が最小破裂圧力の、
たとえば450kg/cm2 (たとえば最高充填圧力が15
0kg/cm2 である場合、最小破裂圧力はその約3倍に設
定されている。)になるまでに、FRP複合容器1が破
裂しなければそのFRP複合容器1はこの検査について
合格とされる。 【0029】さらに、容器を実際に破裂させたときの破
裂箇所が容器円筒部21であるか否かの検査において
は、同容器が破裂されるまで水圧を上げていく。最小破
裂圧力以上の水圧が加えられ、破裂したときの容器の破
裂位置が円筒部21であるか否かによって、他の容器の
この検査における合否判定が行われる。なお、本発明者
は、この発明の実施形態にかかるFRP複合容器1につ
いて、上記の最小破裂圧力に達するまでにFRP複合容
器1が破裂されなかったこと、また最小破裂圧力を超え
た圧力でFRP複合容器1が容器円筒部21のほぼ中央
21aから破裂されたことを確認した。 【0030】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものでなく、この発明の要旨を変更しない範囲で種々
の変更を施すことが可能である。 【0031】 【発明の効果】 【0032】の発明によれば、万一破裂が生じたとき
でも、破裂の始まる位置が、容器円筒部の特定したほぼ
中央の位置になりやすいので、より確実に容器の円筒部
から破裂を始めるFRP複合容器とすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施形態を示すFRP複合容器1
の概略断面図である。 【図2】ライナ2の製作方法の一例を簡単に示した図解
図、特に(a) はその斜視図を示し、(b) はその概略断面
図を示し、(c) は開口部14が加工された後の概略断面
図を示す。 【図3】ライナ2にFRPロービング8をフープ巻によ
って巻回した図解図、特に、(a) はフープ巻の巻き始め
を示し、(b) はフープ巻の巻き終わりを示す。 【図4】FRP複合容器1の破裂検査を示す概念図であ
る。 【図5】一般的なFRP複合容器31の構造を示した一
部切欠断面図である。 【図6】従来の、FRP複合容器41の破裂の位置を中
央にするため、赤道部付近のライナ42の肉厚を厚くし
た、FRP複合容器41の構造を示した概略断面図であ
る。 【図7】従来の、FRP複合容器51の破裂の位置を中
央付近にするため、赤道部付近におけるフープ層54の
厚みを厚くした、FRP複合容器51の構造を示した概
略断面図である。 【符号の説明】 1 FRP複合容器 2 ライナ 3 ヘリカル層 4 第1フープ層 5 第2フープ層 8 FRPロービング 21 円筒部 21a 中央部 21b,c 赤道部 22 鏡部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】円筒部(21)を有するライナ(2) と、ライ
    ナ(2) の外周面にFRPロービング(8) が巻回されて形
    成されたFRP層とを有するFRP複合容器において、 前記FRP層は、ライナ(2) の円筒部(21)に周方向にF
    RPロービング(8) が巻かれたフープ層(4,5) を含み、 前記フープ層(4,5) は、円筒部(21)の筒方向にみて、
    ぼ中央の位置(21a) から巻き始められて、かつ、巻き終
    えられ、巻回数が円筒部(21)上で均一となるように巻か
    れていることを特徴とするFRP複合容器。
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