JP3510996B2 - ダイヤルゲージ - Google Patents
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- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01B3/22—Feeler-pin gauges, e.g. dial gauges
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
係り、スピンドルの摺動量を検出することで被測定物の
寸法等を測定するダイヤルゲージに関する。
て、図7および図8に示すようなダイヤルゲージ1が知
られている。このダイヤルゲージ1は、先端側に被測定
物に当接する測定子2を有したスピンドル3と、指針4
Aにより測定値を表示する表示部4Bを有した本体4
と、この本体4に設けられかつステムブッシュ10を介
してスピンドル3を摺動自在に保持する円筒状のステム
5とを備えており、スピンドル3の本体4に対する摺動
量を検出することで被測定物の寸法等を測定している。
このうち、ステムブッシュ10は、円筒状に形成されて
おり、その外周面がステム5の内壁に固定され、その内
周面でスピンドル3を摺動自在に保持している。ここ
で、ステムブッシュ10の内周面とスピンドル3の外周
面との間には所定間隔のクリアランスが形成されてい
る。また、ステムブッシュ10は、ステム5の測定子2
側に位置している。
ような支持用スタンド6に固定した状態で用いて被測定
物の測定を行うことがある。支持用スタンド6は、上面
に測定台6Aを有する基台6Bと、この基台6Bに立設
された支柱6Cと、この支柱6Cに上下方向へ位置調節
可能に設けられかつダイヤルゲージ1を保持するブラケ
ット6Dとから構成されている。このうち、ブラケット
6Dは、ダイヤルゲージ1のステム5が挿入される保持
孔61と、この保持孔61からブラケット6Dの一端
(支柱6Cに設けられた端部の反対側の端部)に向かっ
て形成されたスリ割り溝62と、締め付けることでスリ
割り溝62の幅を狭める方向へブラケット6Dの一端側
を弾性変形させるクランプねじ63とを有している。
孔61にダイヤルゲージ1のステム5を挿入した後、ク
ランプねじ63を締め付けてダイヤルゲージ1をブラケ
ット6Dに固定する。ここにおいて、クランプねじ63
によるステム5のクランプ位置5A(図8中の白抜き矢
印)は、ステムブッシュ10からスピンドル3の軸方向
に沿って所定距離離れた位置とされている。この状態に
おいて、ダイヤルゲージ1のスピンドル3を一旦上昇さ
せた後、測定台6A上に被測定物をセットし、この後、
スピンドル3を下降させて測定子2を被測定物に当接さ
せる。このときのダイヤルゲージ1の読みから被測定物
の高さ寸法を測定する。
たようなダイヤルゲージ1は、ステム5がクランプねじ
63で締め付けられることで支持用スタンド6のブラケ
ット6Dに取り付けられているため、ステム5を締め付
けるクランプねじ63のクランプ力によっては、ステム
5がわずかに変形してしまう場合がある。ステム5に変
形が生じると、ステム5の内壁に固定されたステムブッ
シュ10にも変形が生じてしまう。ステムブッシュ10
の変形によっては、ステムブッシュ10の内周面がスピ
ンドル3の外周面に当接して、ステムブッシュ10の内
周面でスピンドル3の外周面を挟み込んでしまい、スピ
ンドル3の摺動性が悪くなるという問題がある。このよ
うな問題を解決するために、スピンドル3とステムブッ
シュ10とのクリアランスを大きく取ることが考えられ
るが、クリアランスを大きくした場合には、ステムブッ
シュ10に対するスピンドル3のがたつきが大きくなり
測定精度が悪くなるという問題がある。
響なくステムを支持用スタンドに固定できるとともに、
スピンドルとステムブッシュとのクリアランスを小さく
できて、測定精度を向上させることができるダイヤルゲ
ージを提供することにある。
は、上記目的を達成するために、以下の構成を備える。
請求項1に記載の発明は、先端側に被測定物に当接する
測定子を有するスピンドルと、本体と、この本体に設け
られかつステムブッシュを介して前記スピンドルを摺動
自在に保持するステムとを備え、前記ステムブッシュ
は、前記ステムの内壁に固定されて前記スピンドルとの
間に所定間隔のクリアランスを有する固定部と、前記ス
ピンドルを摺動自在に保持しかつ前記ステムの内壁との
間に所定間隔のクリアランスを有する保持部と、前記固
定部と保持部とを連結しかつ弾性変形可能な連結部とを
有し、前記固定部と前記スピンドルとの間のクリアラン
スが前記保持部と前記スピンドルとの間のクリアランス
よりも大きく形成されていることを特徴とするものであ
る。
ジを支持用スタンド等に取り付けると、クランプ力によ
りステムに変形が生じてしまう場合がある。本発明で
は、固定部とスピンドルとの間のクリアランスは大きく
とられているから、ステムの変形とともにステムの内壁
に固定された固定部が変形しても固定部の内周面がスピ
ンドルの外周面に当接することがない。一方、ステムと
保持部との間にもクリアランスが大きくとられているか
ら、変形したステムの内壁が保持部の外周面に当接する
ことがない。つまり、ステムで保持部の内周面をスピン
ドルの外周面に押しつけることがない。また、ステムブ
ッシュの固定部と保持部とは弾性変形可能な連結部材で
連結されているから、ステムの変形の際に固定部が変形
してもその変形量のほとんどは連結部材が弾性変形する
ことで吸収され、固定部の変形が直接保持部に伝わるこ
とがなく、保持部の変形を最小限にくい止めることがで
きる。つまり、ステムのクランプ時において、ステムブ
ッシュに対するスピンドルの摺動性の劣化を最小限にく
い止めることができる。従って、ダイヤルゲージを支持
用スタンドに固定した際にステムに変形が生じても、ス
テムブッシュに対するスピンドルの摺動性の劣化を防止
できる。さらに、ステムの変形による保持部の変形が従
来よりも少ない分、スピンドルの摺動性に影響なく保持
部とスピンドルとのクリアランスを従来よりも小さくで
きる。これにより、スピンドルと保持部とのがたつきを
従来よりも小さくでき、測定精度を向上させることがで
きる。
のダイヤルゲージにおいて、前記固定部は円筒状に形成
され、前記保持部は前記スピンドルの径に対応した径を
有する円筒状に形成されていることを特徴とするもので
ある。この発明によれば、固定部が円筒状に形成されて
いるので、ステムの内壁に対する固定部の接着面積を大
きくでき、固定部のステム内壁への固定を確実にでき
る。また、保持部が円筒状に形成されているため、スピ
ンドルの軸方向への摺動を安定化させることができる。
のダイヤルゲージにおいて、前記固定部と前記保持部と
は前記スピンドルの軸方向へ離れて配置され、前記連結
部は、一端の径が前記固定部の径に対応しかつ他端の径
が前記保持部の径に対応したテーパ筒状の円筒状に形成
され、前記固定部と前記保持部とを連結してしているこ
とを特徴とするものである。この発明によれば、両端部
の径がそれぞれ固定部および保持部の径に対応した円筒
状の連結部で固定部と保持部とを連結しているため、固
定部への保持部の連結を強固にできる。
のダイヤルゲージにおいて、前記保持部は前記固定部の
円筒内に位置し、前記連結部は互いに近接する前記固定
部の一端と前記保持部の一端とを連結し、前記連結部の
厚さ寸法は前記固定部および保持部の各厚さ寸法よりも
小さく形成されていることを特徴とするものである。こ
の発明によれば、保持部が固定部の円筒内に設けられて
いるため、長手方向の寸法が短いステムにも本発明のス
テムブッシュを用いることができる。また、連結部の厚
さ寸法が固定部および保持部の各厚さ寸法よりも小さく
形成されているから、連結部が固定部および保持部より
も変形しやすくなり、固定部の変形を連結部でより吸収
できる。
のダイヤルゲージにおいて、前記固定部と前記保持部と
は前記スピンドルの軸方向へ離れて配置され、前記連結
部は、前記固定部と前記保持部との互いに対向する端面
間の一部を連結し、かつ、その肉厚が前記固定部および
保持部の各円筒の肉厚よりも薄く形成されていることを
特徴とするものである。この発明によれば、固定部と保
持部とは、連結部により互いに対向する端面間の一部が
連結されているため、固定部と保持部との連結部位を小
さくでき、これにより、保持部への固定部の変形の伝達
を少なくすることができる。また、連結部の肉厚が固定
部および保持部の肉厚よりも薄く形成されているので、
連結部が固定部および保持部よりも変形しやすくなり、
固定部の変形をより連結部で吸収できる。
に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1には、本発明の第1実施形態に係
るダイヤルゲージ1Aが示されている。このダイヤルゲ
ージ1Aは、従来のダイヤルゲージ1と同様に、先端側
に被測定物に当接する測定子(図示せず)を有したスピ
ンドル3と、指針により測定値を表示する表示部(図示
せず)を有した本体4と、この本体4に設けられかつス
テムブッシュ20を介してスピンドル3を摺動自在に保
持するステム5とを備えており、スピンドル3の本体4
に対する摺動量を検出することで被測定物の寸法等を測
定している。
に、ステム5の内壁に固定されてスピンドル3との間に
所定間隔のクリアランスを有する固定部21と、スピン
ドル3を摺動自在に保持しかつステム5の内壁との間に
所定間隔のクリアランスを有する保持部22と、固定部
21と保持部22とを連結しかつ弾性変形可能な連結部
23とを有している。ここで、固定部21と連結部23
と保持部22とは、スピンドル3の軸方向へ沿って順に
配置されている。また、ステムブッシュ20は、ステム
5の測定子側に位置している。固定部21は、円筒状に
形成されて、その外周面がステム5の内壁に固定されて
いる。また、保持部22は、スピンドル3の外径に対応
した内径を有する円筒状に形成されており、保持部22
の内周面とスピンドル3の外周面との間には、所定間隔
のクリアランスが形成されている。さらに、連結部23
は、一端(図2中右側の端部)が固定部21の径に対応
しかつ他端(図2中左側の端部)が保持部22の径に対
応した側面台形状の円筒状に形成され、固定部21と保
持部22とを連結している。ここにおいて、固定部21
とスピンドル3との間のクリアランスと、保持部22と
ステム5との間のクリアランスとは、保持部22とスピ
ンドル3との間のクリアランスよりも大きく形成されて
いる。
ヤルゲージ1Aを用いた被測定物の寸法等の測定は、ダ
イヤルゲージ1Aを従来の支持用スタンド6(図7参
照)に取り付けた状態で行う。ダイヤルゲージ1Aの支
持用スタンド6への取り付けは、前述したように、ブラ
ケット6Dの保持孔61にダイヤルゲージ1Aのステム
5を挿入した後、クランプねじ63を締め付けてダイヤ
ルゲージ1Aをブラケット6Dに固定することで行う。
ここにおいて、クランプねじ63によるステム5のクラ
ンプ位置5A(図1中の白抜き矢印)は、ステムブッシ
ュ10からスピンドル3の軸方向に沿って所定距離離れ
た位置とされている。クランプねじ63を締め付ける
と、クランプ力によりステム5に変形が生じるととも
に、ステム5の内壁に固定された固定部21にも変形が
生じる。ここで、固定部21とスピンドル3との間には
所定間隔のクリアランスが形成されているため、固定部
21がスピンドル3に当接することがない。また、ステ
ム5と保持部22との間には所定間隔のクリアランスが
形成されているため、ステム5が変形してもステム5が
直接保持部22に当接することがなく、ステム5の保持
部22への当接による保持部22の変形がない。さら
に、ステム5の変形に伴う固定部21の変形は、連結部
23の弾性変形によってほとんどが吸収されるため、固
定部21の変形による保持部22への影響が低減されて
いる。これにより、ステム5を支持用スタンド6のブラ
ケット6Dに固定した場合でも、保持部の変形量を最小
限にくい止めることができるようになり、スピンドル3
の摺動性を、ステム5がブラケット6Dに固定される前
のスピンドル3の摺動性と略同一のレベルに確保できる
ようになる。ダイヤルゲージ1Aを支持用スタンド6に
取り付けた状態において、ダイヤルゲージ1Aのスピン
ドル3を一旦上昇させた後、測定台6A上に被測定物を
セットし、この後、スピンドル3を下降させて測定子2
を被測定物に当接させる。このときのダイヤルゲージ1
Aの読みから被測定物の高さ寸法を測定する。
うな効果がある。 (1)ステム5をクランプすることでダイヤルゲージ1
Aを支持用スタンド6に取り付けると、クランプ力によ
りステム5に変形が生じてしまう場合がある。ステムブ
ッシュ20において、固定部11とスピンドル3との間
のクリアランスは大きくとられているから、ステム5の
変形とともにステム5の内壁に固定された固定部21が
変形しても固定部21の内周面がスピンドル3の外周面
に当接することがない。一方、ステム5と保持部22と
の間にもクリアランスが大きくとられているから、変形
したステム5の内壁が保持部22の外周面に当接するこ
とがない。つまり、ステム5で保持部22の内周面をス
ピンドル3の外周面に押しつけることがない。また、ス
テムブッシュ10の固定部21と保持部22とは弾性変
形可能な連結部材23で連結されているから、ステム5
の変形の際に固定部21が変形してもその変形量のほと
んどは連結部材23が弾性変形することで吸収され、固
定部21の変形が直接保持部22に伝わることがなく、
保持部22の変形を最小限にくい止めることができる。
つまり、ステム5のクランプ時において、ステムブッシ
ュ20に対するスピンドル3の摺動性の劣化を最小限に
くい止めることができる。従って、ダイヤルゲージ1A
を支持用スタンド6に固定した際にステム5に変形が生
じても、ステムブッシュ20に対するスピンドル3の摺
動性の劣化を防止できる。さらに、ステム5の変形によ
る保持部22の変形が従来よりも少ない分、スピンドル
3の摺動性に影響なく保持部22とスピンドル3とのク
リアランスを従来よりも小さくできる。これにより、ス
ピンドル3と保持部22とのがたつきを従来よりも小さ
くでき、測定精度を向上させることができる。
部21が円筒状に形成されているので、ステム5の内壁
に対する固定部21の接着面積を大きくでき、固定部2
1のステム5内壁への固定を確実にできる。また、保持
部22が円筒状に形成されているため、スピンドル3の
軸方向への摺動を安定化させることができる。
部21と保持部22とは、両端部の径がそれぞれ固定部
21および保持部22の径に対応した円筒状の連結部2
3で連結されているため、固定部21への保持部22の
連結を強固にできる。
実施形態に係るダイヤルゲージ1Bが示されている。こ
こにおいて、本実施形態と前述の第1実施形態とは、ス
テムブッシュの形態が異なるのみで、その他の構成およ
び作用は同一であるから、同一符号を付してそれらの説
明を省略、または簡略する。ステムブッシュ30は、図
4にも示すように、ステム5の内壁に固定されてスピン
ドル3との間に所定間隔のクリアランスを有する固定部
31と、スピンドル3を摺動自在に保持しかつステム5
の内壁との間に所定間隔のクリアランスを有する保持部
32と、固定部31と保持部32とを連結しかつ弾性変
形可能な連結部33とを有している。
外周面がステム5の内壁に固定されている。また、保持
部32は、スピンドル3の外径に対応した内径を有する
円筒状に形成されており、保持部32の内周面とスピン
ドル3の外周面との間には、所定間隔のクリアランスが
形成されている。ここで、保持部32は、固定部31の
円筒内に位置しており、固定部31の内周面と保持部3
2の外周面との間には、所定間隔のクリアランスが形成
されている。さらに、連結部33は、互いに近接する固
定部31の一端(図4中右側の端部)と保持部32の一
端(図4中右側の端部)とを円筒の全周にわたって連結
しており、連結部33の厚さ寸法は、固定部31および
保持部32の各厚さ寸法よりも小さく形成されている。
ここにおいて、固定部31と保持部22との間のクリア
ランスは、保持部22とスピンドル3との間のクリアラ
ンスよりも大きく形成されている。
第1実施形態の効果(1),(2)に加えて、次のよう
な効果がある。 (4)ステムブッシュ30において、保持部32が固定
部31の円筒内に設けられているため、長手方向の寸法
が短いステムにも本発明のステムブッシュ30を用いる
ことができる。また、連結部33の厚さ寸法が固定部3
1および保持部32の各厚さ寸法よりも小さく形成され
ているから、連結部33が固定部31および保持部32
よりも変形しやすくなり、固定部31の変形を連結部3
3でより吸収できる。
実施形態に係るダイヤルゲージ1Cが示されている。こ
こにおいて、本実施形態と前述の第1および第2実施形
態とは、ステムブッシュの形態が異なるのみで、その他
の構成および作用は同一であるから、同一符号を付して
それらの説明を省略、または簡略する。ステムブッシュ
40は、図6にも示すように、ステム5の内壁に固定さ
れてスピンドル3との間に所定間隔のクリアランスを有
する固定部41と、スピンドル3を摺動自在に保持しか
つステム5の内壁との間に所定間隔のクリアランスを有
する保持部42と、固定部41と保持部42とを連結し
かつ弾性変形可能な連結部43とを有している。ここ
で、固定部41と連結部43と保持部42とは、スピン
ドル3の軸方向へ沿って順に配置されている。
外周面がステム5の内壁に固定されている。また、保持
部42は、スピンドル3の外径に対応した内径を有する
円筒状に形成されており、保持部42の内周面とスピン
ドル3の外周面との間には、所定間隔のクリアランスが
形成されている。さらに、連結部43は、固定部41と
保持部42との互いに対向する端面間の一部を連結し、
かつ、その肉厚が固定部41および保持部42の各円筒
の肉厚よりも薄く形成されている。ここで、連結部43
は、三日月状に形成され、その両側面が互いに近接する
固定部41の一端(図6中右側の端部)および保持部4
2の他端(図6中左側の端部)に連続して設けられるこ
とで、固定部41と保持部42とが連結されている。こ
こにおいて、固定部41とスピンドル3との間のクリア
ランスと、保持部42とステム5との間のクリアランス
とは、保持部42とスピンドル3との間のクリアランス
よりも大きく形成されている。
第1実施形態の効果(1),(2)に加えて、次のよう
な効果がある。 (5)ステムブッシュ40において、固定部41と保持
部42とは、連結部43により互いに対向する端面間の
一部が連結されているため、固定部41と保持部42と
の連結部位を小さくでき、これにより、保持部42への
固定部41の変形の伝達を少なくすることができる。ま
た、連結部43の肉厚が固定部41および保持部42の
肉厚よりも薄く形成されているので、連結部43が固定
部41および保持部42よりも変形しやすくなり、固定
部41の変形をより連結部43で吸収できる。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。たとえば、
前記各実施形態において、ダイヤルゲージ1A,1B,
1Cの本体4には、指針により測定値を表示する表示部
が設けられているが、たとえば、電気的に測定値を表示
する表示部が設けられていてもよく、このような場合も
本発明に含まれる。
A,1B,1Cを支持用スタンド6に取り付けて測定を
行ったが、他の支持用スタンド等を用いることでダイヤ
ルゲージゲージを固定してもよく、また、ダイヤルゲー
ジを支持用スタンドに取り付けなくともよい。
ンドルの摺動性に影響なくステムを支持用スタンドに固
定できるとともに、スピンドルとステムブッシュとのク
リアランスを小さくできて、測定精度を向上させること
ができるという効果がある。
要部を示す断面図である。
斜視図である。
要部を示す断面図である。
斜視図である。
要部を示す断面図である。
斜視図である。
示す全体斜視図である。
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 先端側に被測定物に当接する測定子を有
するスピンドルと、本体と、この本体に設けられかつス
テムブッシュを介して前記スピンドルを摺動自在に保持
するステムとを備え、前記ステムブッシュは、前記ステ
ムの内壁に固定されて前記スピンドルとの間に所定間隔
のクリアランスを有する固定部と、前記スピンドルを摺
動自在に保持しかつ前記ステムの内壁との間に所定間隔
のクリアランスを有する保持部と、前記固定部と保持部
とを連結しかつ弾性変形可能な連結部とを有し、前記固
定部と前記スピンドルとの間のクリアランスが前記保持
部と前記スピンドルとの間のクリアランスよりも大きく
形成されていることを特徴とするダイヤルゲージ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のダイヤルゲージにおい
て、前記固定部は円筒状に形成され、前記保持部は前記
スピンドルの径に対応した径を有する円筒状に形成され
ていることを特徴とするダイヤルゲージ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のダイヤルゲージにおい
て、前記固定部と前記保持部とは前記スピンドルの軸方
向へ離れて配置され、前記連結部は、一端の径が前記固
定部の径に対応しかつ他端の径が前記保持部の径に対応
したテーパ筒状の円筒状に形成され、前記固定部と前記
保持部とを連結してしていることを特徴とするダイヤル
ゲージ。 - 【請求項4】 請求項2に記載のダイヤルゲージにおい
て、前記保持部は前記固定部の円筒内に位置し、前記連
結部は互いに近接する前記固定部の一端と前記保持部の
一端とを連結し、前記連結部の厚さ寸法は前記固定部お
よび保持部の各厚さ寸法よりも小さく形成されているこ
とを特徴とするダイヤルゲージ。 - 【請求項5】 請求項2に記載のダイヤルゲージにおい
て、前記固定部と前記保持部とは前記スピンドルの軸方
向へ離れて配置され、前記連結部は、前記固定部と前記
保持部との互いに対向する端面間の一部を連結し、か
つ、その肉厚が前記固定部および保持部の各円筒の肉厚
よりも薄く形成されていることを特徴とするダイヤルゲ
ージ。
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