JP3510821B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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- JP3510821B2 JP3510821B2 JP26590899A JP26590899A JP3510821B2 JP 3510821 B2 JP3510821 B2 JP 3510821B2 JP 26590899 A JP26590899 A JP 26590899A JP 26590899 A JP26590899 A JP 26590899A JP 3510821 B2 JP3510821 B2 JP 3510821B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストからの指令
に応じて記録媒体に少なくとも主データおよびファイル
情報データを記録および再生する情報記録再生装置に関
する。
に応じて記録媒体に少なくとも主データおよびファイル
情報データを記録および再生する情報記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に対し情報を記録する場合、主
データ(ユーザデータ)の他に、主データのファイル構
成を示すファイル情報が記録される場合がある。ファイ
ル情報には、たとえば、ファイル名やタイトル名、各フ
ァイルおよびタイトルの開始アドレス、データ長、空き
領域のアドレス等の情報が含まれる。かかるファイル情
報は、通常、主データに比べデータ量が少なく、且つ、
媒体上において離散的なアドレス位置に記録される。
データ(ユーザデータ)の他に、主データのファイル構
成を示すファイル情報が記録される場合がある。ファイ
ル情報には、たとえば、ファイル名やタイトル名、各フ
ァイルおよびタイトルの開始アドレス、データ長、空き
領域のアドレス等の情報が含まれる。かかるファイル情
報は、通常、主データに比べデータ量が少なく、且つ、
媒体上において離散的なアドレス位置に記録される。
【0003】このような媒体を取り扱う記録再生装置で
は、初期動作時(例えば電源投入時等)にホストが媒体
上のファイル情報を読み出し、ファイル管理テーブル
(たとえば、ファイル名、タイトル名や空き領域とその
開始アドレスやアドレス長等とを対応づけたテーブル)
を生成する。
は、初期動作時(例えば電源投入時等)にホストが媒体
上のファイル情報を読み出し、ファイル管理テーブル
(たとえば、ファイル名、タイトル名や空き領域とその
開始アドレスやアドレス長等とを対応づけたテーブル)
を生成する。
【0004】媒体へのデータ記録は、まず、ホスト側で
上記ファイル管理テーブルを参照して媒体上の書き込み
開始アドレスを決定する。次に、ホストは、この書き込
み開始アドレスをドライブ側に転送し、さらに書き込む
べきデータをドライブ側に転送する。ドライブは、転送
されてきたデータにECC(誤り訂正符号化)処理を施
し、このデータを上記開始アドレスから順番に媒体上に
記録する。
上記ファイル管理テーブルを参照して媒体上の書き込み
開始アドレスを決定する。次に、ホストは、この書き込
み開始アドレスをドライブ側に転送し、さらに書き込む
べきデータをドライブ側に転送する。ドライブは、転送
されてきたデータにECC(誤り訂正符号化)処理を施
し、このデータを上記開始アドレスから順番に媒体上に
記録する。
【0005】ここで、上記ECC処理を施すデータ単位
を1ECCブロックとすると、ファイル情報データのサ
イズは1ECCブロックのデータサイズに満たない場合
が多いため、通常、ファイル情報データを記録するに
は、まずファイル情報データが記録されるアドレス含む
1ECCブロック相当分のデータを媒体から読み出して
バッファメモリに書き込み、このバッファメモリ上の書
き込みアドレス相当領域に上記ファイル情報データを上
書きして1ECCブロックを構成し、しかる後、このE
CCブロックのデータにECC処理を施した後に、当該
データを媒体上に書き戻すとの処理制御が実行される。
を1ECCブロックとすると、ファイル情報データのサ
イズは1ECCブロックのデータサイズに満たない場合
が多いため、通常、ファイル情報データを記録するに
は、まずファイル情報データが記録されるアドレス含む
1ECCブロック相当分のデータを媒体から読み出して
バッファメモリに書き込み、このバッファメモリ上の書
き込みアドレス相当領域に上記ファイル情報データを上
書きして1ECCブロックを構成し、しかる後、このE
CCブロックのデータにECC処理を施した後に、当該
データを媒体上に書き戻すとの処理制御が実行される。
【0006】一方、オーディオまたはビデオ情報等から
なる主データを記録する場合には、主データのデータサ
イズが1ECCブロックを大きく超えるため、主データ
をバッファメモリに順番に書き込み、このバッファメモ
リから1ECCブロック分のデータを順番に切り出して
これにECC処理を施し、媒体上の該当アドレスに記録
するとの処理制御が実行される。
なる主データを記録する場合には、主データのデータサ
イズが1ECCブロックを大きく超えるため、主データ
をバッファメモリに順番に書き込み、このバッファメモ
リから1ECCブロック分のデータを順番に切り出して
これにECC処理を施し、媒体上の該当アドレスに記録
するとの処理制御が実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置においては、ホストからドライブにデータが転送
される場合に、そのデータが主データであるかファイル
情報データであるかを区別するデータが転送されないた
め、ドライブ側では、上記何れのECC処理制御を行え
ばよいかを予め識別できない。したがって、上記何れか
の処理制御を実行するモードに設定した場合に、他方の
データが転送される場合があり、このため処理のやり直
しが必要となる場合が生じる。特に、主データの処理制
御はファイル情報データの処理制御に比べ数段早い処理
となるから、主データが転送される場合に上記ファイル
情報の処理制御を行うと、相対的に大きな処理遅延につ
ながる。
来装置においては、ホストからドライブにデータが転送
される場合に、そのデータが主データであるかファイル
情報データであるかを区別するデータが転送されないた
め、ドライブ側では、上記何れのECC処理制御を行え
ばよいかを予め識別できない。したがって、上記何れか
の処理制御を実行するモードに設定した場合に、他方の
データが転送される場合があり、このため処理のやり直
しが必要となる場合が生じる。特に、主データの処理制
御はファイル情報データの処理制御に比べ数段早い処理
となるから、主データが転送される場合に上記ファイル
情報の処理制御を行うと、相対的に大きな処理遅延につ
ながる。
【0008】そこで、本発明はかかる不都合を解消し、
迅速且つ円滑なデータ書き込み処理を実現し得る情報記
録再生装置を提供するものである。
迅速且つ円滑なデータ書き込み処理を実現し得る情報記
録再生装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストから転
送されるデータが主データであるかファイル情報データ
であるかをドライブ側で予測し得るようにするものであ
る。
送されるデータが主データであるかファイル情報データ
であるかをドライブ側で予測し得るようにするものであ
る。
【0010】請求項1に記載の発明では、ホストからの
指令に応じて記録媒体に少なくとも主データおよびファ
イル情報データを記録および再生する情報記録再生装置
において、前記ホストから入力される読み出しアドレス
を抽出するアドレス抽出手段と、前記ホストからの読み
出しアドレスの入力タイミングを監視することによって
該読み出しアドレスが前記ファイル情報データのアドレ
スであることを予測する予測手段と、該予測手段によっ
て予測されたアドレスを記憶するアドレス記憶手段とを
有することを特徴とする。
指令に応じて記録媒体に少なくとも主データおよびファ
イル情報データを記録および再生する情報記録再生装置
において、前記ホストから入力される読み出しアドレス
を抽出するアドレス抽出手段と、前記ホストからの読み
出しアドレスの入力タイミングを監視することによって
該読み出しアドレスが前記ファイル情報データのアドレ
スであることを予測する予測手段と、該予測手段によっ
て予測されたアドレスを記憶するアドレス記憶手段とを
有することを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記予測手段は、前記ホストの初期動作時から所
定の期間内に読み出しアドレスが入力された場合に、当
該アドレスが前記ファイル情報データのアドレスである
と予測することを特徴とする。
いて、前記予測手段は、前記ホストの初期動作時から所
定の期間内に読み出しアドレスが入力された場合に、当
該アドレスが前記ファイル情報データのアドレスである
と予測することを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項2にお
いて、前記所定の期間は、読み出しアドレスの入力回数
によって設定されることを特徴とする。
いて、前記所定の期間は、読み出しアドレスの入力回数
によって設定されることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明では、ホストからの
指令に応じて記録媒体に主データおよびファイル情報デ
ータを記録および再生する情報記録再生装置において、
前記ホストから入力される読み出しアドレスを抽出する
アドレス抽出手段と、前記ホストからの読み出しアドレ
スに応じて再生したデータのサイズを監視することによ
って該読み出しアドレスが前記ファイル情報データのア
ドレスであることを予測する予測手段と、該予測手段に
よって予測されたアドレスを記憶するアドレス記憶手段
とを有することを特徴とする。
指令に応じて記録媒体に主データおよびファイル情報デ
ータを記録および再生する情報記録再生装置において、
前記ホストから入力される読み出しアドレスを抽出する
アドレス抽出手段と、前記ホストからの読み出しアドレ
スに応じて再生したデータのサイズを監視することによ
って該読み出しアドレスが前記ファイル情報データのア
ドレスであることを予測する予測手段と、該予測手段に
よって予測されたアドレスを記憶するアドレス記憶手段
とを有することを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明では、ホストからの
指令に応じて記録媒体に主データおよびファイル情報デ
ータを記録および再生する情報記録再生装置において、
前記ホストから入力される書き込みアドレスを抽出する
アドレス抽出手段と、前記ホストからの書き込みデータ
のサイズを監視することによって該書き込みアドレスが
前記ファイル情報データのアドレスであることを予測す
る予測手段と、該予測手段によって予測されたアドレス
を記憶するアドレス記憶手段とを有することを特徴とす
る。
指令に応じて記録媒体に主データおよびファイル情報デ
ータを記録および再生する情報記録再生装置において、
前記ホストから入力される書き込みアドレスを抽出する
アドレス抽出手段と、前記ホストからの書き込みデータ
のサイズを監視することによって該書き込みアドレスが
前記ファイル情報データのアドレスであることを予測す
る予測手段と、該予測手段によって予測されたアドレス
を記憶するアドレス記憶手段とを有することを特徴とす
る。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
の何れかにおいて、さらに、前記ホストからの読み出し
アドレスに応じて再生したデータのサイズを監視するこ
とによって該読み出しアドレスが前記ファイル情報デー
タのアドレスではないことを判別する予測誤り判別手段
と、該予測誤り判別手段によって判別されたアドレスを
前記アドレス記憶手段から抹消する予測アドレス抹消手
段とを有することを特徴とする。
の何れかにおいて、さらに、前記ホストからの読み出し
アドレスに応じて再生したデータのサイズを監視するこ
とによって該読み出しアドレスが前記ファイル情報デー
タのアドレスではないことを判別する予測誤り判別手段
と、該予測誤り判別手段によって判別されたアドレスを
前記アドレス記憶手段から抹消する予測アドレス抹消手
段とを有することを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明では、請求項1〜6
の何れかにおいて、さらに、前記ホストからの書き込み
データのサイズを監視することによって該書き込みアド
レスが前記ファイル情報データのアドレスではないこと
を判別する予測誤り判別手段と、該予測誤り判別手段に
よって判別されたアドレスを前記アドレス記憶手段から
抹消する予測アドレス抹消手段とを有することを特徴と
する。
の何れかにおいて、さらに、前記ホストからの書き込み
データのサイズを監視することによって該書き込みアド
レスが前記ファイル情報データのアドレスではないこと
を判別する予測誤り判別手段と、該予測誤り判別手段に
よって判別されたアドレスを前記アドレス記憶手段から
抹消する予測アドレス抹消手段とを有することを特徴と
する。
【0017】請求項8に記載の発明では、請求項1〜7
において、前記ホストから入力される書き込みアドレス
が前記記憶手段に記憶されているかを判別するアドレス
登録判別手段と、該アドレス登録判別手段によって書き
込みアドレスが登録されていると判別された場合には前
記ファイル情報データに対する処理制御を実行し、該ア
ドレス登録判別手段によって書き込みアドレスが登録さ
れていないと判別された場合には前記ファイル情報デー
タ以外のデータに対する処理制御を実行する処理切り替
え手段とを有することを特徴とする。9904451
において、前記ホストから入力される書き込みアドレス
が前記記憶手段に記憶されているかを判別するアドレス
登録判別手段と、該アドレス登録判別手段によって書き
込みアドレスが登録されていると判別された場合には前
記ファイル情報データに対する処理制御を実行し、該ア
ドレス登録判別手段によって書き込みアドレスが登録さ
れていないと判別された場合には前記ファイル情報デー
タ以外のデータに対する処理制御を実行する処理切り替
え手段とを有することを特徴とする。9904451
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0019】図1に、実施の形態のブロック図を示す。
図において、201はホスト、101はホスト201と
ドライブとの間のデータを入出力するインターフェース
部、102はドライブの各部を制御するコントローラ、
103はホスト201から入力されるアドレス情報を抽
出するアドレス情報抽出部、104はコントローラ10
2によってファイル情報の書き込みアドレスであると予
測されたアドレスを記録するアドレス属性情報記憶部、
105はホスト201から転送されるデータまたは情報
記録媒体からの読み出しデータを記憶するバッファメモ
リ、106はバッファメモリ105に書き込まれた1E
CCブロックのデータにECC符号化処理を行う誤り訂
正符号部、107は符号化されたデータを記録に適した
データに変調する変調部、110は変調されたデータを
記録媒体に記録し、または記録媒体に記録されたデータ
を読み出してこれを復調部109に転送する記録媒体装
置、109は記録媒体から読み出されたデータを復調す
る復調部、108は復調されたデータに対しECC復調
処理を施す誤り訂正復号部である。
図において、201はホスト、101はホスト201と
ドライブとの間のデータを入出力するインターフェース
部、102はドライブの各部を制御するコントローラ、
103はホスト201から入力されるアドレス情報を抽
出するアドレス情報抽出部、104はコントローラ10
2によってファイル情報の書き込みアドレスであると予
測されたアドレスを記録するアドレス属性情報記憶部、
105はホスト201から転送されるデータまたは情報
記録媒体からの読み出しデータを記憶するバッファメモ
リ、106はバッファメモリ105に書き込まれた1E
CCブロックのデータにECC符号化処理を行う誤り訂
正符号部、107は符号化されたデータを記録に適した
データに変調する変調部、110は変調されたデータを
記録媒体に記録し、または記録媒体に記録されたデータ
を読み出してこれを復調部109に転送する記録媒体装
置、109は記録媒体から読み出されたデータを復調す
る復調部、108は復調されたデータに対しECC復調
処理を施す誤り訂正復号部である。
【0020】ここで、バッファメモリ105は数十のE
CCブロック記憶できるだけの容量を有する。また、情
報記録媒体装置110には書き換え可能なディスク(例
えば光磁気ディスク)が着脱可能に装着されている。
CCブロック記憶できるだけの容量を有する。また、情
報記録媒体装置110には書き換え可能なディスク(例
えば光磁気ディスク)が着脱可能に装着されている。
【0021】図2に、ディスク上に記録される主データ
の配列を模式的に示す。ディスク上には螺旋状の記録ト
ラックが形成されており、このトラック上にフレーム単
位でデータが配列されるようにして記録される。また、
トラックには各フレームが配列される位置に、外周から
内周に向かってカウントアップされるアドレス(フレー
ム番号)がプリフォーマットされている。
の配列を模式的に示す。ディスク上には螺旋状の記録ト
ラックが形成されており、このトラック上にフレーム単
位でデータが配列されるようにして記録される。また、
トラックには各フレームが配列される位置に、外周から
内周に向かってカウントアップされるアドレス(フレー
ム番号)がプリフォーマットされている。
【0022】図に示すように、トラックの先頭から16
フレームずつを1つのデータ単位としてECCブロック
が構成される。ここで、主データ(たとえばビデオデー
タ)の記録は1ECCブロックの先頭から開始される
か、あるいは1ECCブロックの途中のフレームから開
始される。先頭のフレームから開始されるか、途中のフ
レームから開始されるかは、ホスト201から転送され
るアドレスによって設定される。
フレームずつを1つのデータ単位としてECCブロック
が構成される。ここで、主データ(たとえばビデオデー
タ)の記録は1ECCブロックの先頭から開始される
か、あるいは1ECCブロックの途中のフレームから開
始される。先頭のフレームから開始されるか、途中のフ
レームから開始されるかは、ホスト201から転送され
るアドレスによって設定される。
【0023】システムの起動時(電源投入時やディスク
の交換時等)には、ホスト201からファイル情報の読
み出しのためにコントローラ102に読み出し指令と読
み出し開始アドレスが送られる。コントローラ102は
かかる指令を受けて、情報記録媒体装置110を制御
し、該当アドレスのデータを再生せしめる。かかる再生
データは復調部109で復調された後、誤り訂正復号部
108で誤り訂正処理され、しかる後、バッファメモリ
105に記憶される。そして、かかる再生データは、コ
ントローラ102からホスト201に送られる。
の交換時等)には、ホスト201からファイル情報の読
み出しのためにコントローラ102に読み出し指令と読
み出し開始アドレスが送られる。コントローラ102は
かかる指令を受けて、情報記録媒体装置110を制御
し、該当アドレスのデータを再生せしめる。かかる再生
データは復調部109で復調された後、誤り訂正復号部
108で誤り訂正処理され、しかる後、バッファメモリ
105に記憶される。そして、かかる再生データは、コ
ントローラ102からホスト201に送られる。
【0024】かかるファイル情報は上記従来技術の項に
て説明したように、通常、データ量が少なく、且つ、媒
体上において離散的なアドレス位置に記録されている。
したがって、上記起動時におけるファイル情報の読み出
しは、通常、複数回に渡って細切れに媒体から読み出さ
れる。このため、ホスト201からは、コントローラ1
02に対し複数回の読み出し指令とアドレス指定が繰り
返し入力される。
て説明したように、通常、データ量が少なく、且つ、媒
体上において離散的なアドレス位置に記録されている。
したがって、上記起動時におけるファイル情報の読み出
しは、通常、複数回に渡って細切れに媒体から読み出さ
れる。このため、ホスト201からは、コントローラ1
02に対し複数回の読み出し指令とアドレス指定が繰り
返し入力される。
【0025】ホスト201は、このようにしてシステム
起動時にファイル情報データを読み取り、これにより記
録・再生に必要なファイル管理テーブルを生成する。
起動時にファイル情報データを読み取り、これにより記
録・再生に必要なファイル管理テーブルを生成する。
【0026】システム起動後における主データまたは情
報管理データの読み出しは、かかるファイル管理テーブ
ルに従ってディスク上の読み出しアドレスをコントロー
ラ102に送ることにより、上記システム起動時のファ
イル情報の読み出しと同様にして行われる。
報管理データの読み出しは、かかるファイル管理テーブ
ルに従ってディスク上の読み出しアドレスをコントロー
ラ102に送ることにより、上記システム起動時のファ
イル情報の読み出しと同様にして行われる。
【0027】また、システム起動後における主データま
たは情報管理データの書き込みは、かかるファイル管理
テーブルに従って、ディスク上の読み出しアドレスをホ
スト201からコントローラ102に送ることにより行
われる。なお、かかる書き込み時の制御動作について
は、後に詳説する。
たは情報管理データの書き込みは、かかるファイル管理
テーブルに従って、ディスク上の読み出しアドレスをホ
スト201からコントローラ102に送ることにより行
われる。なお、かかる書き込み時の制御動作について
は、後に詳説する。
【0028】次に、アドレス属性情報記録部104に対
するアドレスデータの記録(登録)処理につき図3を参
照して説明する。
するアドレスデータの記録(登録)処理につき図3を参
照して説明する。
【0029】ホスト201からコントローラ102に対
し処理指令の入力があった場合、コントローラ102は
その指令が読み出し指令であるか、書き込み指令である
かを判別する(S11)。ここで、読み出し指令である
と判別すると、その読み出し指令が、システム起動後、
M回目以内に出された指令か否かが判別される(S1
3)。そして、当該指令がM回目以内のものと判別され
ると、当該読み出し指令の対象となるアドレスがアドレ
ス情報抽出部103から読み出され、これがアドレス属
性情報記憶部104のアドレス属性テーブルに登録され
る(S14)。
し処理指令の入力があった場合、コントローラ102は
その指令が読み出し指令であるか、書き込み指令である
かを判別する(S11)。ここで、読み出し指令である
と判別すると、その読み出し指令が、システム起動後、
M回目以内に出された指令か否かが判別される(S1
3)。そして、当該指令がM回目以内のものと判別され
ると、当該読み出し指令の対象となるアドレスがアドレ
ス情報抽出部103から読み出され、これがアドレス属
性情報記憶部104のアドレス属性テーブルに登録され
る(S14)。
【0030】上記の通り、システム起動時にはホスト2
01からコントローラ102に対し、ファイル情報の読
み出し指令が入力される。したがって、上記ステップS
11〜S14にてシステム起動後、M回以内の読み出し
指令時のアドレスをアドレス属性テーブルに登録する
と、登録されたアドレスはファイル情報の記録アドレス
に一致する可能性が高い。したがって、以後、かかるア
ドレス属性テーブルに登録されているアドレスにデータ
を書き込むべき指令をホスト201から受けた場合に
は、コントローラ102は、当該書き込み指令がファイ
ル情報の書き込みを行うためのものであると予測するこ
とができる。
01からコントローラ102に対し、ファイル情報の読
み出し指令が入力される。したがって、上記ステップS
11〜S14にてシステム起動後、M回以内の読み出し
指令時のアドレスをアドレス属性テーブルに登録する
と、登録されたアドレスはファイル情報の記録アドレス
に一致する可能性が高い。したがって、以後、かかるア
ドレス属性テーブルに登録されているアドレスにデータ
を書き込むべき指令をホスト201から受けた場合に
は、コントローラ102は、当該書き込み指令がファイ
ル情報の書き込みを行うためのものであると予測するこ
とができる。
【0031】なお、ステップ13のしきい値Mは、ファ
イル情報を記録する際の規則等を考慮して、ファイル情
報が読み出される可能性の高い範囲で設定すればよい。
イル情報を記録する際の規則等を考慮して、ファイル情
報が読み出される可能性の高い範囲で設定すればよい。
【0032】さて、ステップS13にて、ホスト201
からの読み出し指令が起動後M回目以上のものと判断さ
れると、次に、ディスクから再生されたデータのサイズ
がS以下であるか否かが判別される(S15)。当該ス
テップにてS以下と判別されると、当該読み出しアドレ
スがアドレス情報抽出部103から読み出され、これが
アドレス属性情報記録部104のアドレス属性テーブル
に登録される(S14)。
からの読み出し指令が起動後M回目以上のものと判断さ
れると、次に、ディスクから再生されたデータのサイズ
がS以下であるか否かが判別される(S15)。当該ス
テップにてS以下と判別されると、当該読み出しアドレ
スがアドレス情報抽出部103から読み出され、これが
アドレス属性情報記録部104のアドレス属性テーブル
に登録される(S14)。
【0033】ここで、ステップS15におけるしきい値
Sは、たとえば1フレーム分のデータサイズに設定す
る。通常ファイル情報は離散的に記録されており、その
データサイズは1フレーム分に満たない場合が多い。し
たがって、ステップS15およびステップS14の処理
にて、S以下のデータサイズの読み出しデータに対応し
たアドレスをアドレス属性テーブルに登録すると、当該
登録されたアドレスはファイル情報の記録アドレスに一
致する可能性が高い。よって、かかるステップにおける
処理によれば、システム起動後の通常の再生モードにお
いてファイル情報が読み出された場合に、当該ファイル
情報の記録アドレスをアドレス属性テーブルに登録する
ことができる。
Sは、たとえば1フレーム分のデータサイズに設定す
る。通常ファイル情報は離散的に記録されており、その
データサイズは1フレーム分に満たない場合が多い。し
たがって、ステップS15およびステップS14の処理
にて、S以下のデータサイズの読み出しデータに対応し
たアドレスをアドレス属性テーブルに登録すると、当該
登録されたアドレスはファイル情報の記録アドレスに一
致する可能性が高い。よって、かかるステップにおける
処理によれば、システム起動後の通常の再生モードにお
いてファイル情報が読み出された場合に、当該ファイル
情報の記録アドレスをアドレス属性テーブルに登録する
ことができる。
【0034】以上は、初期設定時または初期設定後のフ
ァイル情報の読み出し時における、アドレス属性テーブ
ルへの登録処理であるが、ステップS11にて、ホスト
201からの指令が書き込み指令であると判別された場
合にも、書き込みデータのデータサイズがしきい値S以
内であることが判別されると(ステップS12)、当該
書き込み指令の応じたアドレスがアドレス情報抽出部1
03から読み出され、これがアドレス属性テーブルに登
録される(ステップS14)。これにより、ファイル情
報の書き込み時において、当該ファイル情報の記録アド
レスをアドレス属性テーブルに登録できる。
ァイル情報の読み出し時における、アドレス属性テーブ
ルへの登録処理であるが、ステップS11にて、ホスト
201からの指令が書き込み指令であると判別された場
合にも、書き込みデータのデータサイズがしきい値S以
内であることが判別されると(ステップS12)、当該
書き込み指令の応じたアドレスがアドレス情報抽出部1
03から読み出され、これがアドレス属性テーブルに登
録される(ステップS14)。これにより、ファイル情
報の書き込み時において、当該ファイル情報の記録アド
レスをアドレス属性テーブルに登録できる。
【0035】以上のようにして、ファイル情報の記録ア
ドレスである可能性の高いアドレスがアドレス属性テー
ブルに登録されるが、当該アドレス属性テーブルに登録
されたアドレスであっても、ステップS13における指
令回数M以内の読み出し指令であっても、ファイル情報
の読み出しではなくて主データの読み出しが指令される
場合が有り得る。
ドレスである可能性の高いアドレスがアドレス属性テー
ブルに登録されるが、当該アドレス属性テーブルに登録
されたアドレスであっても、ステップS13における指
令回数M以内の読み出し指令であっても、ファイル情報
の読み出しではなくて主データの読み出しが指令される
場合が有り得る。
【0036】このようにしてアドレス属性テーブルに誤
って登録されたアドレスを除去する処理のフローチャー
トを図4に示す。
って登録されたアドレスを除去する処理のフローチャー
トを図4に示す。
【0037】ホスト201からコントローラ102に対
し、データの書き込みまたは読み出し指令が入力される
と、コントローラ102は、指令されたデータのアドレ
スがアドレス属性テーブルに登録されているか否かを判
別する(S21)。ここで、登録されていると判別する
と、次にコントローラ102は、書き込みデータとして
ホスト201から転送されたデータのサイズ、または読
み出しデータとしてホスト201に転送したデータのサ
イズがしきい値S以下か否かを判別する(S22)。そ
して、かかるデータのサイズがS以下ではないと判別す
ると、当該データのアドレスはファイル情報の記録アド
レスではないと判別して、当該アドレスをアドレス属性
テーブルから抹消する。
し、データの書き込みまたは読み出し指令が入力される
と、コントローラ102は、指令されたデータのアドレ
スがアドレス属性テーブルに登録されているか否かを判
別する(S21)。ここで、登録されていると判別する
と、次にコントローラ102は、書き込みデータとして
ホスト201から転送されたデータのサイズ、または読
み出しデータとしてホスト201に転送したデータのサ
イズがしきい値S以下か否かを判別する(S22)。そ
して、かかるデータのサイズがS以下ではないと判別す
ると、当該データのアドレスはファイル情報の記録アド
レスではないと判別して、当該アドレスをアドレス属性
テーブルから抹消する。
【0038】次に、上記アドレス属性テーブルを参照す
ることによって、書き込みデータが主データであるかフ
ァイル情報データであるかを予測した場合の書き込み処
理を、図5を用いて説明する。
ることによって、書き込みデータが主データであるかフ
ァイル情報データであるかを予測した場合の書き込み処
理を、図5を用いて説明する。
【0039】ホスト201からコントローラ102に対
し書き込み指令(書き込みデータと書き込みアドレス)
が入力されると、まず、書き込みアドレスがアドレス属
性テーブルに登録されているかが判別される(S3
1)。ここで、登録されていると、当該アドレスのフレ
ームを含む1ECCブロック(図2参照)のデータが既
にバッファメモリ105中に格納されているかが判別さ
れる(S32)。バッファメモリ105中に当該1EC
Cブロックのデータが格納されていない場合には、ディ
スクから当該1ECCブロックのデータを読み出し、こ
れをバッファメモリ105に格納する。そして、当該1
ECCブロックのデータ上の書き込みアドレスに相当す
るバッファメモリ領域に書き込みデータ(ホスト201
から転送されたデータ)を上書きする(S33)。この
ようにして、書き込みデータが上書きされた1ECCブ
ロックのデータをECC符号化処理し(S34)、これ
をディスク上の当該1ECCブロックの記録アドレスに
書き戻す。
し書き込み指令(書き込みデータと書き込みアドレス)
が入力されると、まず、書き込みアドレスがアドレス属
性テーブルに登録されているかが判別される(S3
1)。ここで、登録されていると、当該アドレスのフレ
ームを含む1ECCブロック(図2参照)のデータが既
にバッファメモリ105中に格納されているかが判別さ
れる(S32)。バッファメモリ105中に当該1EC
Cブロックのデータが格納されていない場合には、ディ
スクから当該1ECCブロックのデータを読み出し、こ
れをバッファメモリ105に格納する。そして、当該1
ECCブロックのデータ上の書き込みアドレスに相当す
るバッファメモリ領域に書き込みデータ(ホスト201
から転送されたデータ)を上書きする(S33)。この
ようにして、書き込みデータが上書きされた1ECCブ
ロックのデータをECC符号化処理し(S34)、これ
をディスク上の当該1ECCブロックの記録アドレスに
書き戻す。
【0040】以上のようにして、書き込みデータがファ
イル情報であると予測した場合の処理が実行される。
イル情報であると予測した場合の処理が実行される。
【0041】次に、書き込みデータがファイル情報では
ない、すなわち主データであると予測した場合の処理を
図6を用いて説明する。
ない、すなわち主データであると予測した場合の処理を
図6を用いて説明する。
【0042】書き込みアドレスがアドレス属性テーブル
に登録されていないと判別すると(図5のS31)、当
該アドレスがECCブロックの先頭のフレームを示すも
のであるかが判別される(S41)。ここで、先頭であ
ると判別されると、バッファメモリ105上の所定のE
CC記録領域の先頭から順番に転送データ(ホスト20
1から転送されるデータ)を書き込む(S42)。そし
て、1ECCブロック分のデータが当該ECC領域に書
き込まれると(S43)、当該ECCブロックのデータ
を読み出し、これを誤り訂正符号化処理し(S44)、
これをディスクの該当アドレスから順次記録する。
に登録されていないと判別すると(図5のS31)、当
該アドレスがECCブロックの先頭のフレームを示すも
のであるかが判別される(S41)。ここで、先頭であ
ると判別されると、バッファメモリ105上の所定のE
CC記録領域の先頭から順番に転送データ(ホスト20
1から転送されるデータ)を書き込む(S42)。そし
て、1ECCブロック分のデータが当該ECC領域に書
き込まれると(S43)、当該ECCブロックのデータ
を読み出し、これを誤り訂正符号化処理し(S44)、
これをディスクの該当アドレスから順次記録する。
【0043】かかる処理は、書き込みデータが主データ
であると予測した場合の処理である。通常、主データ
(ビデオデータ等)は1ECCブロックより数段大きな
データサイズを有する。よって、バッファメモリ105
には、上記S41〜S44においてECC処理されたE
CCブロック領域に引き続いて、より下位のECCブロ
ック領域にも転送データが書き込まれているはずであ
る。
であると予測した場合の処理である。通常、主データ
(ビデオデータ等)は1ECCブロックより数段大きな
データサイズを有する。よって、バッファメモリ105
には、上記S41〜S44においてECC処理されたE
CCブロック領域に引き続いて、より下位のECCブロ
ック領域にも転送データが書き込まれているはずであ
る。
【0044】したがって、S45においては、バッファ
メモリ105に格納された全ての転送データに対し、E
CC処理が実行されたか否かが判別され、全てのデータ
に対しECC処理が実行されるまで、ステップS42〜
S45の処理を繰り返すように制御する。
メモリ105に格納された全ての転送データに対し、E
CC処理が実行されたか否かが判別され、全てのデータ
に対しECC処理が実行されるまで、ステップS42〜
S45の処理を繰り返すように制御する。
【0045】一方、ステップS41において、書き込み
アドレスがECCブロックの先頭アドレスではないと判
別されると、当該ECCブロックのデータがバッファメ
モリ105中に既に存在するか否かが判別され(S4
6)、バッファメモリ105中に存在しないと判別され
ると、当該ECCブロックのデータをディスクから読み
出し、これをバッファメモリ105中の所定のECCブ
ロック領域に格納する(S47)。そして、バッファメ
モリ105中の所定のECCブロック領域に当該ECC
ブロックのデータが格納されると、当該1ECCブロッ
ク領域上の書き込みアドレスに相当するバッファメモリ
領域から順番に転送データが書き込まれる(S42)。
以下、上記と同様にして、ステップS42〜S45の処
理が繰り返される。
アドレスがECCブロックの先頭アドレスではないと判
別されると、当該ECCブロックのデータがバッファメ
モリ105中に既に存在するか否かが判別され(S4
6)、バッファメモリ105中に存在しないと判別され
ると、当該ECCブロックのデータをディスクから読み
出し、これをバッファメモリ105中の所定のECCブ
ロック領域に格納する(S47)。そして、バッファメ
モリ105中の所定のECCブロック領域に当該ECC
ブロックのデータが格納されると、当該1ECCブロッ
ク領域上の書き込みアドレスに相当するバッファメモリ
領域から順番に転送データが書き込まれる(S42)。
以下、上記と同様にして、ステップS42〜S45の処
理が繰り返される。
【0046】以上のように、本実施の形態によれば、ア
ドレス属性テーブル104により書き込みデータが主デ
ータであるか、ファイル情報であるかを予め予測するこ
とにより、主データのECC処理とファイル情報のEC
C処理を予め切り替えて実行することができるようにな
り、よって、処理の効率化、迅速化を図ることができる
ようになる。 ここで、書き込みデータが主データであ
るか、ファイル情報であるかの予測は、ファイル情報の
読み出し順序およびファイル情報のデータサイズを予め
検証しておき、これを基にファイル情報の記録アドレス
を予測してアドレス属性テーブルに登録するようにした
から、予測の確率は高いものとなり、さらに、アドレス
属性テーブルへの誤った登録をその後の記録または再生
時に抹消するようにしたので、予測の確率は相当高いも
のとなっている。
ドレス属性テーブル104により書き込みデータが主デ
ータであるか、ファイル情報であるかを予め予測するこ
とにより、主データのECC処理とファイル情報のEC
C処理を予め切り替えて実行することができるようにな
り、よって、処理の効率化、迅速化を図ることができる
ようになる。 ここで、書き込みデータが主データであ
るか、ファイル情報であるかの予測は、ファイル情報の
読み出し順序およびファイル情報のデータサイズを予め
検証しておき、これを基にファイル情報の記録アドレス
を予測してアドレス属性テーブルに登録するようにした
から、予測の確率は高いものとなり、さらに、アドレス
属性テーブルへの誤った登録をその後の記録または再生
時に抹消するようにしたので、予測の確率は相当高いも
のとなっている。
【0047】かかる予測によって上記ECC処理を切り
替えて実行することにより、ECC処理のやり直しの確
率は著しく低減され、よって、書き込み時の処理の効率
化、迅速化を図ることができる。
替えて実行することにより、ECC処理のやり直しの確
率は著しく低減され、よって、書き込み時の処理の効率
化、迅速化を図ることができる。
【0048】なお、上記実施の形態において、コントロ
ーラ102は本願発明の予測手段、予測誤り判別手段、
予測アドレス抹消手段、アドレス登録判別手段、処理切
り替え手段に相当し、アドレス情報抽出部103は本願
発明のアドレス抽出手段に相当し、アドレス属性情報記
録部104は本願発明のアドレス記憶手段に相当する。
ーラ102は本願発明の予測手段、予測誤り判別手段、
予測アドレス抹消手段、アドレス登録判別手段、処理切
り替え手段に相当し、アドレス情報抽出部103は本願
発明のアドレス抽出手段に相当し、アドレス属性情報記
録部104は本願発明のアドレス記憶手段に相当する。
【0049】今回開示された実施の形態は全て例示であ
って制限的なものではない。上記実施の形態では、EC
C処理を例に上げて本願発明を説明したが、その他の処
理に本願発明を適用することもできる。また、記録媒体
の種類やデータフォーマットは、上記実施の形態以外の
ものであっても良い。さらに、上記実施の形態では、ホ
ストの初期化から所定回数以内の読み出し指令に応じた
アドレスをアドレス属性情報記録部104に記録するよ
うにしたが、これに変えて、ホストの初期化から計時さ
れるタイマーを設け、このタイマーが所定の設定値を計
時するまでの読み出し指令に応じたアドレスを記憶する
ようにしても良い。
って制限的なものではない。上記実施の形態では、EC
C処理を例に上げて本願発明を説明したが、その他の処
理に本願発明を適用することもできる。また、記録媒体
の種類やデータフォーマットは、上記実施の形態以外の
ものであっても良い。さらに、上記実施の形態では、ホ
ストの初期化から所定回数以内の読み出し指令に応じた
アドレスをアドレス属性情報記録部104に記録するよ
うにしたが、これに変えて、ホストの初期化から計時さ
れるタイマーを設け、このタイマーが所定の設定値を計
時するまでの読み出し指令に応じたアドレスを記憶する
ようにしても良い。
【0050】本発明の範囲は特許請求の範囲によって示
され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内にある
全ての変更が含まれることが意図されている。
され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内にある
全ての変更が含まれることが意図されている。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、書き込みデータが主デ
ータであるか、ファイル情報データであるかを予め予測
することにより、ファイル情報データの処理とそれ以外
のデータ(たとえば主データ)の処理とを予め切り替え
て実行することができ、よって書き込み処理の効率化、
迅速化を図ることができるようになる。
ータであるか、ファイル情報データであるかを予め予測
することにより、ファイル情報データの処理とそれ以外
のデータ(たとえば主データ)の処理とを予め切り替え
て実行することができ、よって書き込み処理の効率化、
迅速化を図ることができるようになる。
【図1】 実施の形態のブロック図
【図2】 ディスク上のデータの配列とアドレスの関係
を示す図
を示す図
【図3】 アドレス属性テーブルに対するアドレスの登
録処理を示す図
録処理を示す図
【図4】 アドレス属性テーブルに対するアドレスの抹
消処理を示す図
消処理を示す図
【図5】 アドレス属性テーブルを利用したデータ書き
込み処理を示す図
込み処理を示す図
【図6】 アドレス属性テーブルを利用したデータ書き
込み処理を示す図
込み処理を示す図
102 コントローラ
103 アドレス情報抽出部
104 アドレス属性情報記録部
201 ホスト
Claims (8)
- 【請求項1】 ホストからの指令に応じて記録媒体に少
なくとも主データおよびファイル情報データを記録およ
び再生する情報記録再生装置において、 前記ホストから入力される読み出しアドレスを抽出する
アドレス抽出手段と、 前記ホストからの読み出しアドレスの入力タイミングを
監視することによって該読み出しアドレスが前記ファイ
ル情報データのアドレスであることを予測する予測手段
と、 該予測手段によって予測されたアドレスを記憶するアド
レス記憶手段とを有することを特徴とする情報記録再生
装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記予測手段は、前記ホストの初期動作時から所定の期
間内に読み出しアドレスが入力された場合に、当該アド
レスが前記ファイル情報データのアドレスであると予測
することを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記所定の期間は、読み出しアドレスの入力回数によっ
て設定されることを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項4】 ホストからの指令に応じて記録媒体に主
データおよびファイル情報データを記録および再生する
情報記録再生装置において、 前記ホストから入力される読み出しアドレスを抽出する
アドレス抽出手段と、 前記ホストからの読み出しアドレスに応じて再生したデ
ータのサイズを監視することによって該読み出しアドレ
スが前記ファイル情報データのアドレスであることを予
測する予測手段と、 該予測手段によって予測されたアドレスを記憶するアド
レス記憶手段とを有することを特徴とする情報記録再生
装置。 - 【請求項5】 ホストからの指令に応じて記録媒体に主
データおよびファイル情報データを記録および再生する
情報記録再生装置において、 前記ホストから入力される書き込みアドレスを抽出する
アドレス抽出手段と、 前記ホストからの書き込みデータのサイズを監視するこ
とによって該書き込みアドレスが前記ファイル情報デー
タのアドレスであることを予測する予測手段と、 該予測手段によって予測されたアドレスを記憶するアド
レス記憶手段とを有することを特徴とする情報記録再生
装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、さら
に、 前記ホストからの読み出しアドレスに応じて再生したデ
ータのサイズを監視することによって該読み出しアドレ
スが前記ファイル情報データのアドレスではないことを
判別する予測誤り判別手段と、 該予測誤り判別手段によって判別されたアドレスを前記
アドレス記憶手段から抹消する予測アドレス抹消手段と
を有することを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、さら
に、 前記ホストからの書き込みデータのサイズを監視するこ
とによって該書き込みアドレスが前記ファイル情報デー
タのアドレスではないことを判別する予測誤り判別手段
と、 該予測誤り判別手段によって判別されたアドレスを前記
アドレス記憶手段から抹消する予測アドレス抹消手段と
を有することを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7において、前記ホストから入力される 書き込みアドレスが前記記憶
手段に記憶されているかを判別するアドレス登録判別手
段と、 該アドレス登録判別手段によって書き込みアドレスが登
録されていると判別された場合には前記ファイル情報デ
ータに対する処理制御を実行し、該アドレス登録判別手
段によって書き込みアドレスが登録されていないと判別
された場合には前記ファイル情報データ以外のデータに
対する処理制御を実行する処理切り替え手段とを有する
ことを特徴とする情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26590899A JP3510821B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26590899A JP3510821B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001092598A JP2001092598A (ja) | 2001-04-06 |
JP3510821B2 true JP3510821B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=17423783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26590899A Expired - Fee Related JP3510821B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3510821B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006163801A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Canon Inc | 情報記録再生装置 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26590899A patent/JP3510821B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001092598A (ja) | 2001-04-06 |
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