JP3510634B2 - データ伝送方法 - Google Patents

データ伝送方法

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JP3510634B2 JP51452798A JP51452798A JP3510634B2 JP 3510634 B2 JP3510634 B2 JP 3510634B2 JP 51452798 A JP51452798 A JP 51452798A JP 51452798 A JP51452798 A JP 51452798A JP 3510634 B2 JP3510634 B2 JP 3510634B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明、高速データおよび音声等の低速データを伝送
するためのデータ伝送方式と、当該方式によるデータ伝
送を実現するデータ送信処理装置およびデータ受信処理
装置に関する。
背景技術 近年、移動通信においては、音声呼はもとより、音声
呼以外のデータ通信によるトラヒックも急速に増大して
おり、大容量の移動通信網の整備が大きな課題となって
いる。また、将来のモバイルマルチメディア環境におい
ては、データの種類をユーザに意識されないデータ伝送
が望ましく、音声呼によるトラヒックとデータ通信等の
他種のトラヒックとを透過的に扱うことができる多元ト
ラヒック伝送技術の開発・導入が期待されている。上述
したことは、固定通信においても同様である。
現在、ITU−T(International Telecommunication U
nion−Telecommunication Standardization Sector)で
は、上述した多元トラヒック伝送技術として、ATM(Asy
nchronous Transfer Mode)ネットワーク技術の標準化
を進めており、WAN/LANを問わないATMネットワークを利
用したマルチメディア通信技術が完成しつつある。ATM
ネットワーク技術の標準化においては、ATMレイヤと高
位レイヤとの間のAAL(ATM Adaptation Layer)の標準
化も進められており、現在、可変速度符号化された音声
などを低遅延かつ高能率で伝送するサービスクラス用の
AALタイプ2の標準化が行われている。
AALタイプ2は、1本のATMの仮想チャネル(VC:Virtu
al Channel)に対して、さらに複数の多重チャネルを設
定し、各多重チャネル毎に低速度音声などを伝送するた
めのプロトコルであり、低速度かつ可変速度の音声呼が
主要トラヒックである移動通信との親和性に優れ、移動
通信分野における速やかな導入および普及が期待され
る。
しかしながら、AALタイプ2は、45オクテット(1オ
クテットは8ビットに相当)以上の長さを持つユーザ情
報を伝送するための機能に備えていない。したがって、
音声等の低速データと64kbps以上の高速データとが共存
するマルチメディア通信環境にそのまま適用すると、音
声データの伝送遅延が高速データとの多重によって増大
し、十分な通話品質を実現できなくなる虞がある。
もちろん、高速データ伝送に関しては、既に標準化が
終了しているAALタイプ5を用いることも考えられる。
この場合、ATMレイヤ以下のレイヤでは、音声データや
高速データ等のセルが統合的に伝送されるので、ある程
度の統計多重効果を得ることができる。しかしながら、
その統計多重効果は、ATMレイヤ以下のレイヤに留まっ
ており、音声データの伝送遅延の改善に直結するもので
はない。すなわち、ATMレイヤ以下で統計多重効果が得
られても、音声データの伝送遅延が十分に低減されると
は限らない。
そこで、AALタイプ2を用いて高速データ伝送を実現
するために、AALタイプ2の高位拡張レイヤに、AALタイ
プ5と同等の機能を配備する方式が提案されている(Er
icsson,"Segmentation proposal for AAL−CU",ITU−T
Study Group 13 Question 6 Madirid rapporteur meeti
ng,Nov.,1996)。ここで、AALタイプ2のレイヤ構成を
図8に示す。図8に示すように、AALタイプ2の高速デ
ータ側は2つのサブレイヤに分離されている。これらの
サブレイヤのうち、高位はサービス依存部コンバージェ
ンス・サブレイヤ(以後、SSCS)、下位はAALタイプ2
のコア部である共通部サブレイヤ(以後、CPS)であ
る。
このようなレイヤ構成において、提案方式では、図9
に示すような構成を採っている。すなわち、提案方式で
は、SSCSにAALタイプ5相当の機能を実現している。し
たがって、図9(a)に示すように、高位レイヤからAA
Lタイプ2のSSCSへ固定長(45オクテット)を超えるユ
ーザデータ1が受け渡されると、AALタイプ5に従い、
誤り訂正等のための復元情報と、「パディング」という
長さ調整用の可変長無意情報3とがユーザデータ1に付
加されてデータユニット4が構成される。さらに、この
データユニット4が固定長の分割ブロック5−1〜5−
kに分割され、末尾の分割ブロックであるか否かを示す
情報(継続情報)6−1〜6−kが各分割ブロック5−
1〜5−kに付加されてデータブロック7−1〜7−k
が生成される(ただし、kは2以上の整数)。なお、無
意情報3の長さは、分割前のデータ長が上記固定長の整
数倍になるよう0〜44オクテットの間で調整される。
各データブロック7−1〜7−kはAALタイプ2のCPS
に受け渡され、ここでAALタイプ2に従った処理を施さ
れてCPSパケット8−1〜8−kとなり、多重された後
にATMレイヤへ受け渡される。そして、ATMレイヤにおい
て、多重されたCPSパケット8−1〜8−kがATMセル9
−1,9−2,…に変換され、物理レイヤへ受け渡される。
このような、上記方式では、高速データは分割された
後にCPSへ受け渡されて多重される。したがって、ATMレ
イヤより高位のレイヤ(具体的にはCPS)においても統
計多重効果を期待できる。
しかしながら、SSCSにAALタイプ5と同等の機能を設
けたことにより、SSCSからCPSへ受け渡される各データ
ブロック7−1〜7−k内に、CPSで使用されない不要
な情報要素が含まれている。例えば、図9(b)に示す
ように、復元情報2には、1オクテット長のSSCS−UU
(SSCSユーザ間表示情報)、1オクテット長のCPI(共
通部種別表示情報)、2オクテット長の長さ情報、4オ
クテット長の誤り訂正情報(CRC)が含まれており、こ
れらの中にはAALタイプ2で使用されないものがある。
すなわち、AALタイプ5とAALタイプ2とを並列使用す
る場合に比較して、伝送データの冗長性が高く、伝送路
効率の低下が予想される。
ところで、高位のレイヤの用途としては、例えば音声
通信とデータ通信とが挙げられる。音声通信において
は、一定の品質が確保できれば必ずしも全ての情報が伝
送される必要は無いが、リアルタイム性が要求される。
一方、データ通信においてはリアルタイム性の要求は低
いが、全ての情報が正常に伝送されなければ意味をなさ
ないから、データの誤りが判明した場合は、再送制御を
行う必要がある。
このように、再送制御を行うか否かは高位のレイヤの
機能であり、これは下位のレイヤとしてAALタイプ2以
外の方式を採用する場合であっても同様である。再送制
御が必要な場合は、高位のレイヤにおける情報の単位、
例えばユーザフレーム単位で再送制御が行われる。高位
のレイヤにおけるユーザフレーム長は、一般的に、256
オクテット〜64kオクテット程度である。
一方、下位のレイヤにおける伝送方式においては、フ
レーム長は短い。例えば、上述したAALタイプ2におい
ては45オクテット以下である。従って、高位のレイヤに
おけるユーザフレームを複数の下位のレイヤに分割して
伝送する必要がある。
しかし、仮にデータ誤りが発生した場合は、高位のレ
イヤにおけるユーザフレーム単位で再送制御を行う必要
があったため、伝送路効率が低下するという問題があっ
た。
発明の開示 本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、
高い伝送効率を確保できるデータ伝送方式、データ送信
処理装置、およびデータ受信処理装置を提供することを
目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、第1の見
地においては、 データを複数のパケットに分割する過程と、 前記複数のパケットに識別子を付与する過程と、 前記複数のパケットを送信する過程と、 前記複数のパケットを受信する過程と、 前記データを再構築するために必要なパケットが全て
受信されたか否かを前記識別子に基づいて判定する過程
と、 前記判定が肯定的である場合に、前記ユーザデータを
再構築する過程と を有することを特徴とする。
図面の簡単な説明 図1(a)は、本発明の第1実施形態によるデータ伝
送方式におけるAALタイプ2の高速データ側のレイヤ構
成と各レイヤ位置に対応したデータフォーマットとを示
す概念図であり、図1(b)は復元情報10のデータ構造
を示す図である。
図2は同データ伝送方式によるデータ伝送を実現する
送信ノード26および受信ノード32の概略構成を示す図で
ある。
図3は、同送信ノード26における高速データ送信処理
装置23、および同受信ノード32における高速データ受信
処理装置29の構成を示すブロック図である。
図4(a)は、本発明発明の第2実施形態によるデー
タ伝送方式におけるAALタイプ2の高速データ側のレイ
ヤ構成と各レイヤ位置に対応したデータフォーマットと
を示す概念図であり、図4(b)は復元情報40のデータ
構造を示す図である。
図5は同データ伝送方式によるデータ伝送を実現する
送信ノード51および受信ノード53の概略構成を示す図で
ある。
図6は、同送信ノード51における高速データ送信処理
装置52、および同受信ノード53における高速データ受信
処理装置54の構成を示すブロック図である。
図7は、本発明の第1実施形態によるデータ伝送方式
の変形例を説明するための概念図である。
図8は、AALタイプ2のレイヤ構成を示す概念図であ
る。
図9(a)および(b)は、従来の技術を説明するた
めの図であり、図9(a)は、AALタイプ2の高位拡張
レイヤに、AALタイプ5と同等の機能を配備する方式に
おけるAALタイプ2の高速データ側のレイヤ構成と各レ
イヤ位置に対応したデータフォーマットとを示し、図9
(b)は同方式における復元情報10のデータ構造を示
す。
発明の実施するための最良の形態 以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説
明する。なお、以下に説明する第1実施形態および第2
実施形態では、AALタイプ2のSSCSが音声(低速デー
タ)以外のアプリケーション(高速データ)をAALタイ
プ2を用いて伝送するためのサービス依存部として規定
され、その内容は勧告の規定外となっていることを利用
し、このSSCSに新規な機能を割り当てることにより、AA
Lタイプ2を用いた低速データ伝送と高速データ伝送と
を高い品質で両立させるようにしている。
〈第1実施形態〉 A:第1実施形態 まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態
について説明する。
図1(a)は、本発明の第1実施形態によるデータ伝
送方式におけるAALタイプ2の高速データ側のレイヤ構
成と各レイヤ位置に対応したデータフォーマットとを示
す概念図であり、図9(a)と共通する部分には同一の
符号を付してある。図1(a)に示すレイヤ構成が図9
(a)に示すものと異なる点は、SSCSの機能を、無意情
報の付加/除去、誤り訂正、およびデータの分解/組立
機能に限定した点である。
また、図1(a)中のデータフォーマットが図9
(a)中のものと大きく異なる点は、復元情報2に代え
て復元情報10を用いる点である。図1(b)は復元情報
10のデータ構造を示す図であり、この図に示すように、
復元情報10は、固定長(45オクテット)以上のユーザデ
ータ1の長さを示す長さ情報と、復元時にユーザデータ
等の欠損やビット誤りを検出するための誤り訂正情報と
からなり、SSCS−UUおよびCPIを包含しない点が図9
(b)に示すものと異なる。
なお、図1(a)において、データユニット11、分割
ブロック12−1〜12−m、データブロック13−1〜13−
m、CPSパケット14−1〜14−m、およびATMセル15−1,
15−2,…の符号が図9(a)中の対応するものと異なっ
ているが、これは、復元情報2に代えて復元情報10を用
いたことに起因した差異が存在することを意味してい
る。なお、本実施形態におけるAALタイプ2の全体のレ
イヤ構成は、図8に示されている通りである。また、m
は2以上の整数であり、m≦kである。
上述したレイヤ構成を実現してデータを伝送する送信
ノード26および受信ノード32の概略構成を図2に示す。
この図において、21−1〜21−3,31−1〜31−3はAAL
タイプ2の音声データ側の高位レイヤを実現する音声デ
ータユーザであり、実際には、音声通信に関するデバイ
スドライバやアプリケーションソフトウエア等に相当
し、音声呼のユーザデータを発生または中継する。22−
1〜22−3,30−1〜30−3はAALタイプ2の高速データ
側の高速データユーザであり、実際には、高速データ通
信に関するデバイスドライバやアプリケーションソフト
ウエア等に相当し、データ呼のユーザデータを発生また
は中継する。なお、ここでは、1つの送信ノード26また
は受信ノード32に対して3つの音声データユーザおよび
3つの高速データユーザが存在するが、これは一例であ
り、1つのノードに対するユーザ数は任意に設定可能で
ある。
送信ノード26において、23−1〜23−3はSSCSを実現
する高速データ送信処理装置であり、高速データユーザ
22−1〜22−3から渡されるユーザデータに後述する処
理を施し、下位の装置へ渡す。24はCPSを実現するAALタ
イプ2装置であり、音声データユーザ21−1〜21−3お
よび高速データ送信処理装置23からのデータにデータ種
別(音声データ/高速データ)を含むヘッダを付与して
CPSパケットに変換するとともに、これらを多重して下
位の装置へ受け渡す。25はATMレイヤ以下のレイヤを実
現するAIF(ATM Interface)であり、AALタイプ2装置2
4からのCPSパケットをATMセルに入れてATMネットワーク
へ送出する。
受信ノード32において、27はAIFであり、ATMネットワ
ークからのATMセルから多重されたCPSパケットを抽出し
て高位の装置へ渡す。28はCPSを実現するAALタイプ2装
置であり、AIF27からの多重されたCPSパケットを分離
し、各CPSパケットのペイロード上のデータを、各CPSパ
ケットのヘッダに応じた高位の装置(例えば、音声デー
タユーザ31−1〜31−3)へ渡す。29−1〜29−3はSS
CSを実現する高速データ受信処理装置であり、AALタイ
プ2装置28から渡されたデータからユーザデータを抽出
し、高位の高速データユーザ30−1〜30−3へ渡す。
次に、図3を参照した高速データ送信処理装置23およ
び高速データ受信処理装置29の構成について説明する。
なお、各高速データ送信処理装置23−1〜23−3、なら
びに各高速データ受信処理装置29−1〜29−3は、それ
ぞれ同一構成であるので、ここでは、高速データ送信処
理装置23および高速データ受信処理装置29で代表させて
いる。
高速データ送信処理装置23において、23−aは高位デ
ータユーザ22−1〜22−3からのユーザデータに可変長
(0〜44オクテット)の無意情報を付与する無意情報付
与部であり、後段の分解処理部23−cでの分割前のデー
タ長が45オクテットの整数倍となるような長さの無意情
報を生成し、これを上記ユーザデータに付与する。23−
bは誤り制御演算部であり、無意情報付与部23−aで無
意情報が付与されたデータに対して、予め設定された生
成多項式による演算を施し、その演算結果である誤り訂
正情報(CRC)とユーザデータの長さ情報とを、無意情
報が付与されたデータに付与する。上記誤り訂正情報が
図9(b)に示す誤り訂正情報と異なる点は、ユーザデ
ータ、無意情報、および長さ情報のみに対して生成され
る点である。また、分解処理部23−cは、誤り制御演算
部23−bで誤り訂正情報および長さ情報が付与されたデ
ータを固定長の分割ブロックに分割し、各分割ブロック
に継続情報を付与して下位のAALタイプ2装置24へ受け
渡す。各データブロックはCPSパケットのペイロードと
して扱われる。なお、継続情報は前述したものと同様で
あり、末尾のブロックであるか否かを示す。
一方、高速データ受信処理装置29において、29−aは
下位のAALタイプ2装置28からデータを、その継続情報
に応じてバッファリングし、データユニットを組み立て
る組立処理部、29−bは誤り制御演算部であり、分解処
理部29−aで組み立てられたデータユニットから誤り訂
正情報を抽出し、この誤り訂正情報を除いた他のデータ
に対して、予め設定された生成多項式(誤り制御演算部
23−bと同一式)を用いて演算を行い、この演算結果と
上記誤り訂正情報とを照合して誤り検出を行う。また、
誤り制御演算部29−bの照合結果が“OK"すなわち「一
致」であれば、上記データユニットを無意情報除去部29
−c(後述する)へ渡し、“NG"すなわち「不一致」で
あれば、その旨の情報を無意情報除去部29−cへ通知す
るとともに上記データユニットを破棄する。無意情報除
去部29−cは、誤り制御演算部29−bから渡されたデー
タユニットから、当該ユニット中の長さ情報に基づいて
ユーザデータを抽出し、高位の高速データユーザ30−1
〜30−3へ渡す。なお、誤り検出の結果が“NG"の場合
の処理は、高位レイヤ側で任意に設定するべき事項であ
るので、ここでは説明を省略する。
次に、上述した送信ノードから受信ノードへのデータ
伝送過程について、図1および図2を参照して説明す
る。ただし、音声データユーザ21−1〜21−3から音声
データユーザ31−1〜31−3へデータ伝送過程は、AAL
タイプ2を用いた通常の過程であるので、ここでは、高
速データユーザ21−1〜21−3から高速データユーザ30
−1〜30−3へのデータ伝送過程についてのみ説明す
る。
まず、送信ノード26において、高速データユーザ22−
1〜22−3のいずれかから高速データ送信処理装置23へ
固定長を超えた長さのユーザデータ1が渡されると、当
該高速データユーザに対応した高速データ送信処理装置
23において、ユーザデータ1に対して無意情報3が付与
され、さらにユーザデータ1のための復元情報10が付与
されて、データユニット11が生成される。データユニッ
ト11は、固定長(45オクテット)の分割ブロック12−1
〜12−mに分割された後に、各分割ブロックに継続情報
6−1〜6−mが付与されてデータブロック13−1〜13
−mとなり、AALタイプ2装置24へ順に渡される。デー
タブロック13−1〜13−mは、AALタイプ2装置24にお
いて、CPSパケット14−1〜14−mに変換・多重され、
さらに、AIF25を介して、ATMセル15−1〜15−2,…とし
てATMネットワークに送出される。
一方、受信ノード32のAIF27において、ATMネットワー
クからのATMセル15−1〜15−2,…は、多重されたCPSパ
ケットとして抽出され、AALタイプ2装置28において、C
PSパケット14−1〜14−mに分離される。さらに、AAL
タイプ2装置28において、分離されたCPSパケット14−
1〜14−mからデータブロック13−1〜13−mが復元さ
れ、対応する高速データ受信処理装置29へ順に渡され
る。高速データ受信処理装置29では、データブロック13
−1〜13−m中の継続情報6−1〜6−mに基づいて、
データユニット11が組立てられ、さらに、データユニッ
ト11中の復元情報10に含まれる誤り訂正情報に基づいて
ユーザデータ1、無意情報3、および長さ情報に対する
誤り検出が行われる。そして、この誤り検出の結果が
“OK"であれば、復元情報10中の長さ情報に従ってユー
ザデータ1のみが抽出され、対応する高速データユーザ
へ受け渡される。また、上記結果が“NG"であれば、そ
の旨の情報が対応する高速データユーザに通知され、デ
ータユニット11は破棄される。
以上説明したことから明らかなように、データユニッ
ト11はSSCS−UUおよびCPIを含まないので、そのデータ
長はデータユニット4よりも2オクテットだけ短くな
る。したがって、本実施形態によれば、音声データの伝
送遅延を抑制しつつ、高速データを効率良く伝送するこ
とができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、音声等の
ユーザデータ長が短い低速データと、ユーザデータ長が
AALタイプ2のペイロード長(45オクテット)より長い
高速データとを、AALタイプ2を用いて伝送することが
できる。しかも、高速データのユーザデータは複数のブ
ロックに分割されてからAALタイプ2に渡されるので、A
ALタイプ2以下のレイヤにおいて統計多重効果を得るこ
とができる。したがって、音声等の低速データの伝送遅
延の増大を抑制することができる。加えて、ユーザデー
タに付加する情報(復元情報および無意情報)の長さを
短縮することができるので、伝送路効率の低下を抑制す
ることができる。
〈第2実施形態〉 B:第2実施形態 次に、図4〜図6を参照して、本発明の第2実施形態
について説明する。
図4(a)は、本発明の第2実施形態によるデータ伝
送方式におけるAALタイプ2の高速データ側のレイヤ構
成と各レイヤ位置に対応したデータフォーマットとを示
す概念図であり、図1(a)と共通する部分には同一の
符号を付してある。図4(a)に示すレイヤ構成が図1
(a)に示すものと異なる点は、SSCSの機能から無意情
報の付加/除去機能を取り去った点である。
また、図4(a)中のデータフォーマットが図1
(a)中のものと大きく異なる点は、無意情報3を削除
した点と、復元情報10に代えて復元情報40を用いる点で
ある。図4(b)は復元情報40のデータ構造を示す図で
あり、この図に示すように、復元情報40は、復元時にユ
ーザデータ1の欠損やビット誤りを検出するための誤り
訂正情報のみからなり、ユーザデータ1の長さ情報を包
含しない点が図1(b)の復元情報に示すものと異な
る。
なお、図4(a)において、データユニット41、分割
ブロック42−1〜42−n、データブロック43−1〜43−
n、CPSパケット44−1〜44−n、およびATMセル45−1,
45−2,…の符号が図1(a)中の対応するものと異なっ
ているが、これは、無意情報3を削除し復元情報10に代
えて復元情報40を用いたことに起因した差異が存在する
ことを意味している。なお、nは2以上の整数であり、
n≦mである。また、本実施形態におけるAALタイプ2
の全体のレイヤ構成は、図8に示されている通りであ
る。
上述したレイヤ構成を実現してデータを伝送する送信
ノード51および受信ノード53の概略構成を図5に示す。
この図において、図2と共通する部分には同一の符号を
付してある。
図5の送信ノード51において、52−1〜52−3はSSCS
を実現する高速データ送信処理装置であり、高速データ
ユーザ21−1〜22−3から受け渡されるユーザデータに
後述する処理を施し、下位のAALタイプ2装置24へ渡
す。また、受信ノード53において、54−1〜54−3はSS
CSを実現する高速データ受信処理装置であり、AALタイ
プ2装置28から渡されたデータからユーザデータを復元
し、高位の高速データユーザ30−1〜30−3へ渡す。な
お、以後、高速データ送信処理装置52および高速データ
受信処理装置54は、それぞれ、各高速データ送信処理装
置52−1〜52−3,各高速データ受信処理装置54−1〜54
−3を代表するものとする。
次に、図6を参照した高速データ送信処理装置52およ
び高速データ受信処理装置54の構成について説明する。
高速データ送信処理装置52において、52−aは誤り制
御演算部であり、高位の高速データユーザ22−1〜22−
3のうち、対応するものからのユーザデータに対して、
予め設定された生成多項式による演算を施し、その演算
結果である4オクテット長の誤り訂正情報(CRC)を、
当該ユーザデータに付与する。上記誤り訂正情報が図1
(b)に示す誤り訂正情報と異なる点は、ユーザデータ
のみに対して生成される点である。また、分解処理部52
−bは、誤り制御演算部52−aで誤り訂正情報が付与さ
れたデータを固定長(45オクテット長)の分割ブロック
に分割し、各分割ブロックに継続情報を付与して下位の
AALタイプ2装置24へ受け渡す。ここで、末尾の分割ブ
ロックは固定長以下の長さとなる。
一方、高速データ受信処理装置54において、54−aは
下位のAALタイプ2装置28からのデータを組み立ててデ
ータユニットを復元する組立処理部、54−bは誤り制御
演算部であり、組立処理部54−aで組み立てられたデー
タユニットから誤り訂正情報を抽出し、この誤り訂正情
報を除いた他のデータ、すなわちユーザデータに対し
て、予め設定された生成多項式(誤り制御演算部52−a
と同一式)を用いて演算を行い、この演算結果と上記誤
り訂正情報とを照合して誤り検出を行う。また、誤り制
御演算部54−bの照合結果が“OK"すなわち「一致」で
あれば、上記ユーザデータを高位の高速データユーザ30
−1〜30−3へ渡し、“NG"すなわち「不一致」であれ
ば、その旨の情報を高位の高速データユーザ30−1〜30
−3へ通知するとともに上記データユニットを破棄す
る。
次に、図4および図5を参照し、上述した送信ノード
から受信へのデータ伝送過程について説明する。
まず、送信ノード51において、高速データユーザ22−
1〜22−3のいずれかから高速データ送信処理装置52へ
固定長を超えた長さのユーザデータ1が渡されると、当
該高速データユーザに対応した高速データ送信処理装置
52において、ユーザデータ1に復元情報40が付与され、
データユニット41が生成される。データユニット41は、
固定長の分割ブロック42−1〜42−p(ただし、p=n
−1)、および固定長以下の分割ブロック42−nに分割
された後に、各分割ブロックに継続情報6−1〜6−n
が付与されてデータブロック43−1〜43−nとなり、AA
Lタイプ2装置24へ渡される。以降の処理は、第1実施
形態と同様である。
一方、受信ノード53において、AALタイプ2装置28に
よってデータブロック43−1〜43−nが復元され、対応
する高速データ受信処理装置54へ順に渡されると、高速
データ受信処理装置54では、データブロック43−1〜43
−n中の継続情報6−1〜6−nに基づいて、データユ
ニット41が組立てられ、さらに、データユニット41中の
復元情報40に含まれる誤り訂正情報に基づいて、ユーザ
データ1に対する誤り検出が行われる。そして、この誤
り検出の結果が“OK"であれば、4オクテットの誤り訂
正情報を除外して得られるユーザデータ1が、対応する
高速データユーザへ受け渡される。また、上記結果が
“NG"であれば、その旨の情報が対応する高速データユ
ーザに通知され、データユニット41は破棄される。
以上説明したことから明らかなように、データユニッ
ト41はSSCS−UUおよびCPIのみならず、無意情報および
長さ情報をも含まないので、そのデータ長はデータユニ
ット11よりも2〜46オクテットだけ短くなる。したがっ
て、本実施形態によれば、第1実施形態により得られる
効果をさらに向上させることができる。なお、復元情報
40に長さ情報を含ませるようにしても、第1実施形態に
より得られる効果をさらに向上させることができること
は同様である。
〈第3実施形態〉 1.実施形態のデータ構成 まず、本実施形態において用いられるデータ構成につ
いて説明する。図10〜13は、再送制御用のパラメータを
追加したCPSパケットのデータフォーマットの概念図で
ある。
1.1.通常ユーザデータCPSパケット 図10において610は通常ユーザデータCPSパケットであ
り、CPSパケットヘッダ612と、再送制御情報613と、ペ
イロード部625とから構成されている。
ここで、再送制御情報613は、ユーザ/制御情報識別
子616と、高位レイヤフレームシーケンスナンバ617と、
CPSパケットシーケンスナンバ618と、制御情報用パリテ
ィビット619から構成される。
また、ペイロード部625は、ユーザ情報614と、ユーザ
情報誤り検出情報615とから構成されている。ユーザ情
報614は、高位レイヤのフレームまたは高位レイヤのフ
レームを分割したものである。また、ユーザ情報誤り検
出情報615はユーザ情報614の誤り訂正情報(CRC)であ
り、要求される再送制御内容に基づいて省略される場合
がある。
この情報は送信側においてCPSパケットに付与され、
受信側において検証される。この検証結果が「異常」で
あった場合は、受信側は送信側に対して、無条件に該通
常ユーザデータCPSパケットの再送要求を通知する。
ユーザ/制御情報識別子616は、CPSパケットが高位レ
イヤ情報を搭載するパケットであるのか再送制御用情報
を搭載するパケットであるのかを識別する2ビットの情
報であり、以下のように、その内容によってユーザデー
タCPSパケットの性質を示す。
00:通常ユーザデータ(送信側から受信側に伝送され
る) 01:送信確認要求(送信側から受信側に伝送される) 10:送信確認(受信側から送信側に伝送される) 11:再送要求(受信側から送信側に伝送される) 従って、通常ユーザデータCPSパケット610のユーザ/
制御情報識別子616には‘00'がセットされる。
高位レイヤフレームシーケンスナンバ617は、当該CPS
パケットのペイロード部に格納される高位レイヤフレー
ムを識別するために用いられる、サイクリックな番号で
ある。このナンバは、送信側において管理される。
CPSパケットシーケンスナンバ618は、高位レイヤフレ
ームを複数のCPSパケットに分割して転送する場合に、
それぞれのCPSパケットの連続性と独立性とを識別する
ために用いられる。このナンバは、CPSパケット毎にサ
イクリックにすると好適であり、高位レイヤフレームが
更新される毎にこのナンバをリセットしてもよい。この
ナンバも送信側において管理される。
1.2.送信確認要求CPSパケット 送信側から受信側に対して送信確認を要求する場合に
は、図11に示す送信確認要求CPSパケット620が送信され
る。図においてCPSパケットヘッダ612は通常ユーザデー
タCPSパケット610のものと同様である。但し、パケット
620が送信確認要求CPSパケットであることを示すため
に、再送制御情報613におけるユーザ/制御情報識別子6
16の値は‘01'に設定される。高位レイヤフレームシー
ケンスナンバ617、CPSパケットシーケンスナンバ618お
よび制御情報用パリティビット619の内容は無視され
る。
また、ペイロード部626は無視されるため、省略して
もよい。
さらに、該CPSパケットが紛失した場合を考慮して、
次項で述べる送信確認要求CPSパケットが到着するまで
の時間を測定するタイマを設定し、このタイマがタイム
アウトすると、再送制御等を行ってもよい。
1.3.送信確認CPSパケット 上記送信確認要求CPSパケット620が送信側から受信側
に伝送され、かつ、通常ユーザデータCPSパケット610が
正常に受信された場合は、受信側から送信側に対して図
12に示す送信確認CPSパケット630が送信される。
パケット630においてCPSパケットヘッダ612の内容は
送信確認要求CPSパケット620のものと同様であるが、パ
ケット630が送信確認CPSパケットであることを示すため
に、ユーザ/制御情報識別子616の値は‘10'に設定され
る。高位レイヤフレームシーケンスナンバ617、CPSパケ
ットシーケンスナンバ618および制御情報用パリティビ
ット619の内容は無視される。
また、ペイロード部633は、送信確認リスト631と、リ
スト誤り検出情報632とから構成される。ここで、送信
確認リスト631は、通信開始時点、あるいは過去の所定
期間内に送られたCPSパケットのうち正常であったパケ
ットを列挙したリストである。リスト誤り検出情報632
は送信確認リスト631の誤り訂正情報(CRC)であるが、
省略可能である。
1.4.再送要求CPSパケット 上記送信確認要求CPSパケット620が送信側から受信側
に伝送され、かつ、通常ユーザデータCPSパケット610が
正常に受信されなかった場合は、受信側から送信側に対
して図13に示す再送要求CPSパケット600が送信される。
パケット600においてCPSパケットヘッダ612の内容は
送信確認要求CPSパケット620のものと同様であるが、パ
ケット600が再送要求CPSパケットであることを示すため
に、ユーザ/制御情報識別子616の値は‘11'に設定され
る。高位レイヤフレームシーケンスナンバ617、CPSパケ
ットシーケンスナンバ618および制御情報用パリティビ
ット619の内容は無視される。
また、ペイロード部603は、再送要求リスト601と、リ
スト誤り検出情報602とから構成される。ここで、再送
要求リスト601は、通信開始時点、あるいは過去の所定
期間内に送られたCPSパケットのうち異常であったパケ
ットを列挙したリストである。リスト誤り検出情報602
は再送要求リスト601の誤り訂正情報(CRC)であるが、
省略可能である。
2.実施形態の構成 2.1.全体構成 次に、本実施形態の構成を図14を参照し説明する。図
において641は送信装置であり、第1および第2形態に
おける送信ノード26,51に相当する。642は高位レイヤ処
理部であり、第1および第2実施形態における音声デー
タユーザ21−1〜21−3および高速データユーザ22−1
〜22−3に対応する。648は受信装置であり、第1およ
び第2実施形態における受信ノード32,53に対応する。6
49は高位レイヤ処理部であり、第1および第2実施形態
おける高速データユーザ30−1〜30−3および音声デー
タユーザ31−1〜31−3に対応する。
送信装置641の内部において643は高位レイヤフレーム
分割結合部であり、高位レイヤ処理部642,649から供給
された高位レイヤフレームを必要に応じて分割し、単数
または複数のCPSパケットをCPSパケット再送制御部644
に供給するとともに、CPSパケット再送制御部644から供
給されたCPSパケットを必要に応じて結合して高位レイ
ヤ処理部642に供給する。
CPSパケット再送制御部644は、各種CPSパケットの再
送制御を行う。CPSパケット生成分離部645は、必要に応
じて分割された高位レイヤフレームに対してCPSパケッ
トヘッダ612を付与することにより、CPSパケットを生成
する。また、受信したCPSパケットからCPSパケットヘッ
ダ612を除去する。
ATMセル生成分離部646は、CPSパケット生成分離部645
から供給されたCPSパケットに対してATMセルヘッダを付
与することによってATMセルを生成し、これをATMセル伝
送部647に供給する。また、ATMセル伝送部647から供給
されたATMセルからATMセルヘッダを除去し、この結果を
CPSパケット生成分離部645に供給する。ATMセル伝送部6
47は受信装置648との間でATMセルのやりとりを行う。
そして、受信装置648には、以上説明した構成要素643
〜647と同様に構成された構成要素6410〜6414が設けら
れている。以上の各構成要素のうち主要なものについて
さらに詳細を説明する。
2.2.高位レイヤフレーム分割結合部643 高位レイヤフレーム分割結合部643の詳細構成を図15
に示す。図において651は高位レイヤフレーム長判断部
であり、高位レイヤ処理部642から供給された高位レイ
ヤフレームの長さが「45−X」を超えるか否かを判定す
る。ここで「X」は再送制御情報613の長さであり、図1
0〜13の例にあっては8ビット(1オクテット)であ
る。
なお、CPSパケットにおいては、高位レイヤの分割お
よび結合のために、該パケットが単独であるか否か等の
分割情報を含む場合がある。かかる場合は、その分割情
報を含めたデータ長さが「45−X」を超えるか否かが判
定される。
ここで、「超える」旨が判定されると、高位レイヤフ
レームは複数パケット転送処理部653に送られる。ここ
では、該高位レイヤフレームが複数のCPSパケットに分
割され、その結果がCPSパケット再送制御部644に供給さ
れる。
一方、「超えない」旨が判定されると、高位レイヤフ
レームは単独CPSパケット転送処理部652に供給される。
654は高位レイヤフレームシーケンスナンバ管理部であ
り、高位レイヤフレーム長判断部651に高位レイヤフレ
ームが供給される毎に、高位レイヤフレームシーケンス
ナンバ情報655を更新する。
2.3.CPSパケット再送制御部644(送信部) 次に、CPSパケット再送制御部644の詳細を図16および
17に示す。
図16はCPSパケット再送制御部644の送信部の詳細を示
す。図において664はシーケンスナンバ管理部であり、
高位レイヤフレームシーケンスナンバ管理部665と、CPS
パケットシーケンスナンバ管理部666とから構成され
る。
高位レイヤフレームシーケンスナンバ管理部665は、
再送制御情報生成・付与部662にCPSパケットが供給され
ると、これに対応する高位レイヤフレームシーケンスナ
ンバを高位レイヤフレームシーケンスナンバ管理部654
に問い合わせる。そして、高位レイヤフレームシーケン
スナンバ管理部665は、高位レイヤフレームシーケンス
ナンバ管理部654から高位レイヤフレームシーケンスナ
ンバ情報655を受信し、これに基づいて高位レイヤフレ
ームシーケンスナンバ617を決定する。
また、CPSパケットシーケンスナンバ管理部666は、CP
Sパケット毎にCPSパケットシーケンスナンバ618のをイ
ンクリメントする。このようにして得られた高位レイヤ
フレームシーケンスナンバ617およびCPSパケットシーケ
ンスナンバ618は、再送制御情報生成・付与部662に供給
される。
再送制御情報生成・付与部662は、高位レイヤフレー
ム分割結合部643内の単独CPSパケット転送処理部652あ
るいは複数パケット転送処理部653からCPSパケットを受
信し、上記シーケンスナンバ617,618をCPSパケットに付
与する。661は送信確認要求CPSパケット生成部であり、
上述した送信確認要求CPSパケット620を必要に応じて生
成する。すなわち、一定周期、または特定のトリガ信号
を契機として、高位レイヤフレームとは独立して、パケ
ット620が生成される。
663はユーザ情報誤り検出情報生成・付与部であり、
再送制御情報613をCPSパケットに付与するとともに、必
要に応じてユーザ情報誤り検出情報615をCPSパケットに
付与する。高位レイヤフレームに基づいて生成されたCP
Sパケットは通常ユーザデータCPSパケットであるから、
図11において説明したように、ユーザ/制御情報識別子
616には‘00'が設定される。
667は再送用バッファであり、再送要求に備えて、ユ
ーザ情報誤り検出情報生成・付与部663において生成さ
れたCPSパケットを格納する。668は再送管理部であり、
送信確認リスト631が供給されると、このリストに含ま
れるCPSパケットを再送用バッファ667から削除する。ま
た、再送管理部668は、再送要求リスト601が供給される
と、このリストに含まれるCPSパケットを再送用バッフ
ァ667から読出し、ユーザ情報誤り検出情報生成・付与
部663に供給する。これにより、異常が発生したCPSパケ
ットに対して再送処理が行われることになる。
2.4.CPSパケット再送制御部644(受信部) 次に、CPSパケット再送制御部644の受信部の構成を図
17を参照し説明する。
図において676は制御情報用パリティビット計算部で
あり、CPSパケット生成分離部645から供給されたCPSパ
ケット内のユーザ/制御情報識別子616、高位レイヤフ
レームシーケンスナンバ617およびCPSパケットシーケン
スナンバ618に基づいて、制御情報用パリティビット619
が本来有するべき値を計算する。そして、実際に受信し
た制御情報用パリティビット619の値と比較し、両者が
不一致であれば当該CPSパケットは破棄される。
一方、計算してパリティビットと受信したパリティビ
ット619とが等しい場合は、該CPSパケットはユーザ情報
誤り検出情報計算部675に供給される。ここでは、ユー
ザ情報614の内容に基づいて、ユーザ情報誤り検出情報6
15が本来有するべき内容が計算され、実際に受信したユ
ーザ情報誤り検出情報615の内容と比較される。そし
て、両者が不一致であれば、該CPSパケットは破棄され
る。そして、該CPSパケットの再送制御情報613は異常CP
Sパケット管理部672に供給される。
一方、計算されたユーザ情報誤り検出情報と受信した
ユーザ情報誤り検出情報615とが一致する場合は該CPSパ
ケットはユーザ情報誤り検出情報計算部675に供給され
る。ここでは、ユーザ/制御情報識別子616の内容が検
出される。ここで、ユーザ/制御情報識別子616が「通
常ユーザデータCPSパケット」を示す‘00'であれば、該
CPSパケットは再送制御情報削除部673に供給される。一
方、再送要求CPSパケット(‘11')あるいは送信確認CP
Sパケット(‘10')であった場合は、該CPSパケットは
再送制御部677に供給される。
再送制御部677においては、該CPSパケットから再送要
求リスト601または送信確認リスト631が抽出され、上述
した送信部内の再送管理部668に供給される。
一方、再送制御情報削除部673に供給された通常ユー
ザデータCPSパケットは、再送処理完了待ちバッファ678
に格納される。さらに、該CPSパケットの再送制御情報6
13は正常CPSパケット管理部671に供給される。正常CPS
パケット管理部671においては、一連のCPSパケットに対
して高位レイヤフレームシーケンスナンバ617およびCPS
パケットシーケンスナンバ618が正常に変化しているか
否かを検出する。ここで、シーケンスナンバ617,618に
抜けが発見された場合は、抜けたシーケンスナンバ617,
618が異常CPSパケット管理部672に報告される。
一つの高位レイヤフレームに対応する一または複数の
CPSパケットが正常に受信された旨が正常CPSパケット管
理部671で判定されると、再送制御情報削除部673は、該
一または複数のCPSパケットを再送処理完了待ちバッフ
ァ678から読出し、高位レイヤフレーム分割結合部643に
供給する。
また、異常CPSパケット管理部672は、ユーザ情報誤り
が発見されたCPSパケットまたは通信異常によって破棄
されたものと考えられるCPSパケットについて、再送要
求CPSパケット600を送信するようにCPSパケット生成分
離部645に要求する。その際、CPSパケット生成分離部64
5に対して、該CPSパケットの高位レイヤフレームシーケ
ンスナンバ617とCPSシーケンスナンバ618とが通知され
る。
また、正常CPSパケット管理部671は、正常なCPSパケ
ットの受信を確認すると、送信確認CPSパケット630を送
信するように、CPSパケット生成分離部645に要求する。
その際、対応するCPSパケットの高位レイヤフレームシ
ーケンスナンバ617とCPSパケットシーケンスナンバ618
とがCPSパケット生成分離部645に通知される。
2.5.CPSパケット生成分離部645 次に、CPSパケット生成分離部645の詳細を図18を参照
し説明する。
図において681はCPSパケットヘッダ付与・削除部であ
り、CPSパケット再送制御部644から供給されたCPSパケ
ットに対してCPSパケットヘッダ612を付与し、CPSパケ
ットヘッダ検証部682に供給する。また、CPSパケットヘ
ッダ付与・削除部681は、CPSパケットヘッダ検証部682
を介して供給されたCPSパケットのヘッダ612を除去し、
CPSパケット再送制御部644に供給する。
CPSパケットヘッダ検証部682は、供給されたCPSパケ
ットのヘッダを検証し、ヘッダの内容が正常であれば該
CPSパケットを通過させる一方、異常があれば該CPSパケ
ットを破棄する。
2.6.ATMセル生成分離部646 次に、ATMセル生成分離部646の詳細を図19を参照し説
明する。
図において691はCPSパケット多重・分離部であり、CP
Sパケット生成分離部645から供給されたCPSパケットをA
TMセルのペイロード部に多重する。また、CPSパケット
多重・分離部691は、ATMセルヘッダ付与・削除部692か
ら供給されたATMセルのペイロード部からCPSパケットを
分離し、CPSパケット生成分離部645に供給する。
ATMセルヘッダ付与・削除部692は、CPSパケット多重
・分離部691から供給されたATMセルのペイロード部にAT
Mセルヘッダを付与してATMセルヘッダ検証部693に供給
するとともに、ATMセルヘッダ検証部693から供給された
ATMセルからATMセルヘッダを除去し、残りのATMセルペ
イロード部をCPSパケット多重・分離部691に供給する。
ATMセルヘッダ検証部693は、供給されたATMセルのヘ
ッダを検証し、ヘッダの内容が正常であれば該ATMセル
を通過させる一方、異常があれば該ATMセルを破棄す
る。
3.実施形態の動作 3.1.正常な通信動作 高位レイヤ処理部642において生成された高位レイヤ
フレームが高位レイヤフレーム分割結合部643に供給さ
れると、高位レイヤフレームが一のCPSパケットに変換
され、または複数のCPSパケットに分割されたCPSパケッ
ト再送制御部644に供給される。CPSパケット再送制御部
644においてはCPSパケットに対して再送制御情報613が
付加され、CPSパケット生成分離部645においてはCPSパ
ケットに対してCPSパケットヘッダ612が付加される。
次に、ATMセル生成分離部646においては、該CPSパケ
ットがATMセルに変換され、このATMセルはATMセル伝送
部647を介してATMセル伝送部6414に伝送される。次に、
ATMセル生成分離部6413においては、該ATMセルからCPS
パケットが分離される。次に、CPSパケット生成分離部6
412においては、CPSパケットヘッダ612が削除される。
次に、CPSパケット再送制御部6411においては、一つ
の高位レイヤフレームに対応する一または複数のCPSパ
ケットが認識され、高位レイヤフレーム分割結合部6410
においてはこれらCPSパケットに基づいて高位レイヤフ
レームが再生され、再生された高位レイヤフレームは高
位レイヤ処理部649に供給される。
また、CPSパケット再送制御部6411内の正常CPSパケッ
ト管理部671は、正常なCPSパケットの受信を確認する毎
に、送信確認CPSパケット630を送信するように、CPSパ
ケット生成分離部645に要求する。従って、このパケッ
ト630が送信装置641によって受信されると、その旨が送
信装置641内の再送管理部668に通知され、再送用バッフ
ァ667内にストックされていたCPSパケットが削除され
る。従って、全てのCPSパケットが送信装置641から受信
装置648に正常に供給されると、再送用バッファ667が空
になり、送信装置641においては伝送が正常に完了した
ことが認識される。
3.2.通信異常(ユーザ情報誤り) CPSパケット再送制御部6411内のユーザ情報誤り検出
情報計算部675(図17参照)において、ユーザ情報614と
ユーザ情報誤り検出情報615との矛盾が検出された場合
は、異常CPSパケット管理部672に対して、該CPSパケッ
トの高位レイヤフレームシーケンスナンバ617およびCPS
パケットシーケンスナンバ618が通知され、該CPSパケッ
トは破棄される。
また、異常CPSパケット管理部672は、ユーザ情報誤り
が発見されたCPSパケットについて、再送要求CPSパケッ
ト600を送信するようにCPSパケット生成分離部645に要
求する。これにより、受信装置648から送信装置641に対
して、パケット600が送信され、送信装置641において再
送制御が行われることになる。
3.3.通信異常(CPSパケットの欠落) ATMセルヘッダ検証部693においてATMセルヘッダの異
常が判明した場合は該ATMセルは破棄される。また、CPS
パケットヘッダ検証部682においてCPSパケットヘッダ61
2の異常が判明した場合、あるいは、制御情報用パリテ
ィビット計算部676においてバリティビット619の異常が
判明した場合は、当該CPSパケットが破棄される。従っ
て、何れの場合もCPSパケットはユーザ情報誤り検出情
報計算部675に到着せず、異常CPSパケット管理部672は
通信異常を速やかに認識することはできない。
しかし、一部のCPSパケットが欠落すると、正常CPSパ
ケット管理部671に格納されている再送制御情報613にお
いて、高位レイヤフレームシーケンスナンバ617またはC
PSパケットシーケンスナンバ618に抜けが生じる。正常C
PSパケット管理部671は抜けているCPSパケットのシーケ
ンスナンバ617,618を異常CPSパケット管理部672に通知
するため、これによって通信異常の生じたCPSパケット
が特定できる。
以降の処理は、「ユーザ情報誤り」が生じた場合と同
様であり、受信装置648から送信装置641に対して再送要
求CPSパケット600が送信され、再送制御が行われること
になる。
〈変形例〉 本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱するこ
となく、他のいろいろな形で実施することができる。そ
のため、前述の実施形態はあらゆる点で例示に過ぎず、
限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範
囲によって示すものであって、明細書本文にはなんら拘
束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変
形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、上記実施形態においては、以下のような変形
が可能である。
(1)復元情報の長さ、復元情報中の各情報の長さ、お
よび分割ブロックの長さは、各実施形態で得られる効果
が打ち消されない範囲で任意に設定可能である。また、
図2または図5に示す構成は機能的な構成であり、ソフ
トウエアおよびハードウエアのいずれでも実現可能であ
る。さらに、高速データ送信(受信)処理装置、AALタ
イプ2装置、およびAIFの機能をLAN上の異なるノードで
実現し、処理を分散するようにしてもよい。
(2)図2中の送信ノード26と受信ノード32とを組み合
わせて、あるいは図5中の送信ノード51と受信ノード53
とを組み合わせて送受信ノードを構成することも可能で
ある。さらに、SSCSに、図1(a)においては無意情報
の付加/除去、誤り訂正、データの分解/組立機能を、
図4(a)においては、誤り訂正、およびデータ分解/
組立機能を割り当てたが、SSCSに限らず、より高位レイ
ヤに同様な機能を割り当てるようにいてもよい。
(3)さらに、各実施形態において、SSCSで付与される
継続情報をCPSのペイロードとせずにCPSへ渡し、CPSパ
ケットのヘッダに埋め込むようにしてもよい。一例とし
て、この手法を第1実施形態に適用した場合のデータフ
ォーマットを図7に示す。図7において、図1(a)と
共通する部分には同一の符号が付されている。この手法
では、CPSパケットのヘッダのどの部分に継続情報を埋
め込むかは任意であるが、CPSパケットのヘッダのUUI
(User to User Indication)を使用するのが好適と考
えられる。
(4)また、図7において、SSCSで付与される復元情報
を省略して高位レイヤとAALタイプ2CPSパケットとの間
でデータを直接受け渡ししてもよい。一例として、この
手法を第1実施形態に適用した場合のデータフォーマッ
トを図20に示す。図20において、図7と共通する部分に
は同一の符号が付されている。この手法を用いることに
より、非制限デジタルサービス等の再送制限を用いない
高位レイヤアプリケーションの転送が簡易に実現可能と
なる。また、この手法を用いることにより、45オクテッ
トを境として制御を分けることなく、高位レイヤデータ
の転送を実現することができる。CPSパケットのヘッダ
のUUIのコーディング例を図21に示す。
(5)第3実施形態のATMセル生成分離部646において
は、CPSパケットがATMセルのペイロード部に搭載され
る。この際、ATMセルのペイロード部に既に他のCPSパケ
ットの一部が搭載されていると、新たなCPSパケットの
一部のみが当該ATMセルに搭載されることになる。
そうすると、このATMセルが通信異常等によって失わ
れた場合、送信装置641は複数のCPSパケットを再送制御
しなければならず、オーバーヘッドが大きくなる。従っ
て、ATMセルが失われた場合に再送制御すべきCPSパケッ
トをなるべく減少させることが好適である。具体的に
は、第3実施形態を以下の例のように変形するとよい。
(例1) まず、ATMセル生成分離部646は、高位レイヤフレーム
分離結合部643に対して、用意されたペイロードスペー
スを通知する。高位レイヤフレーム分割結合643は、次
に生成するCPSパケットが該ペイロードスペースに収納
可能なように、CPSパケットのペイロード部の長さを設
定する。例えば、この長さを(ペイロードスペース−
(type 2 core+再送制御用のオーバヘッド))に設定
する。そして、これに続くCPSパケットの長さは規定値
(例えば、48−(type 2 core+再送制御用のオーバヘ
ッド))に設定する。その際、分割したCPSパケット
は、連続してATMセルペイロード部に搭載する(他コネ
クションとのATMセルペイロード内の多重を許容しな
い)。
(例2) まず、ATMセル生成分離部646は、高位レイヤフレーム
分割結合部643に対して、用意されたペイロードスペー
スを通知する。高位レイヤフレーム分割結合部643は、
生成するCPSパケットが該ペイロードスペースに収納可
能なように、常に、この通知に基づいてCPSパケットの
ペイロード部の長さを設定する。例えば、この長さを
(ペイロードスペース−(type 2 core+再送制御用の
オーバヘッド))に設定する。その際、他コネクション
とのATMセルペイロード内の多重のみ許容する。
(例3) まず、ATMセル生成分離部646は、多重前のATMセルペ
イロードの余剰分をパディングする(無用なデータを入
れる)。高位レイヤフレーム分割結合部643において
は、常に規定値(例えば、48−(type 2 core+再送制
御用のオーバヘッド))で高位レイヤフレームを分割す
る。その際、分割したCPSパケットは、連続してATMセル
ペイロード部に搭載する(他コネクションとのATMセル
ペイロード内の多重を許容しない)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−264192(JP,A) 特開 平7−30543(JP,A) 特開 平8−195747(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 - 12/66 H04L 29/00 - 29/14

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高位レイヤから渡された所定長以下の長さ
    のユーザデータを有するパケットをATMネットワークに
    送出するとともにATMネットワークから到来したパケッ
    ト内のデータを抽出して高位レイヤに渡すAALタイプ2
    を用いて、ユーザデータの長さが前記所定長を超える高
    速データを伝送するデータ伝送方法であって、 前記高位レイヤとAALタイプ2との間にサブレイヤを設
    け、 前記サブレイヤを用いて、前記高位レイヤからのユーザ
    データを復元するための復元情報を付与してデータユニ
    ットを生成し、 該データユニットを前記所定長以下の長さのブロックに
    分割し、 後続するブロックの有無を示す継続情報を前記各ブロッ
    クに付与した後に前記パケット格納するようAALタイプ
    2へ渡し、 AALタイプ2から複数のブロックを渡されると、該複数
    のブロックに付与された複数の継続情報に基づいて該複
    数のブロックからデータユニットを復元し、 該データユニット内の復元情報に基づいてユーザデータ
    を復元して高位レイヤに渡し、 前記復元情報はユーザデータに対する誤り検出情報また
    は誤り訂正情報であることを特徴とするデータ伝送方
    法。
  2. 【請求項2】前記サブレイヤは、送信時には、前記デー
    タユニットを所定長以下の長さのブロックに分割し、該
    各ブロックを前記パケットに、後続するブロックの有無
    を示す継続情報を該パケットのヘッダに格納するようAA
    Lタイプ2へ渡し、受信時には、前記パケットのヘッダ
    から抽出された複数の継続情報に基づいて、前記複数の
    ブロックからデータユニットを復元する ことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】前記復元情報は、ユーザデータの長さ情報
    と、前記ユーザデータおよび前記長さ情報に対する誤り
    検出情報または誤り訂正情報と、からなることを特徴と
    する請求項2記載のデータ伝送方法。
  4. 【請求項4】前記サブレイヤは、送信時には、前記高位
    レイヤからユーザデータに応じた長さの無意情報と該ユ
    ーザデータおよび該無意情報を復元するための復元情報
    とを該ユーザデータに付与してデータユニットを生成
    し、受信時には、復元したデータユニット内の復元情報
    に基づいてユーザデータを復元して高位レイヤに渡し、 前記復元情報は、ユーザデータの長さ情報とユーザデー
    タ、無意情報、および長さ情報に対する誤り検出情報ま
    たは誤り訂正情報と、からなることを特徴とする請求項
    2記載のデータ伝送方法。
  5. 【請求項5】前記無意情報の長さは、前記データユニッ
    トの長さが前記所定長の整数倍となる長さであることを
    特徴とする請求項4記載のデータ伝送方法。
  6. 【請求項6】前記複数のブロックのうち、末尾のブロッ
    クの長さが前記所定長未満であることを特徴とする請求
    項1ないし4いずれかに記載のデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】高位レイヤから渡された所定長以下の長さ
    のユーザデータを有するパケットをATMネットワークに
    送出するAALタイプ2に、送信しようとするデータを渡
    すデータ送信処理装置であって、 前記所定長を超える長さのユーザデータを復元するため
    の復元情報を付与してデータユニットを生成し、該デー
    タユニットを前記所定長以下の長さのブロックに分割
    し、後続するブロックの有無を示す継続情報を前記各ブ
    ロックに付与して、前記パケットに格納するようAALタ
    イプ2に渡す送信処理手段を備え、 前記復元情報はユーザデータに対する誤り検出情報また
    は誤り訂正情報であることを特徴とするデータ送信処理
    装置。
  8. 【請求項8】前記送信処理手段は、前記データユニット
    を前記所定長以下の長さのブロックに分割し、該各ブロ
    ックを前記パケットに、後続するブロックの有無を示す
    継続情報を該パケットのヘッダに格納するようAALタイ
    プ2へ渡す ことを特徴とする請求項7記載のデータ送信処理装置。
  9. 【請求項9】前記復元情報は、ユーザデータの長さ情報
    と、前記ユーザデータおよび前記長さ情報に対する誤り
    検出情報または誤り訂正情報と、からなることを特徴と
    する請求項8記載のデータ送信処理装置。
  10. 【請求項10】前記送信処理手段、前記ユーザデータに
    応じた長さの無意情報と該ユーザデータおよび該無意情
    報を復元するための復元情報とを該ユーザデータに付与
    してデータユニットを生成し、 前記復元情報は、ユーザデータの長さ情報と、ユーザデ
    ータ、無意情報、および長さ情報に対する誤り検出情報
    または誤り訂正情報と、からなることを特徴とする請求
    項8記載のデータ送信処理装置。
  11. 【請求項11】前記無意情報の長さは、前記データユニ
    ットの長さが前記所定長の整数倍となる長さであること
    を特徴とする請求項10記載のデータ送信処理装置。
  12. 【請求項12】前記複数のブロックのうち、末尾のブロ
    ックの長さが前記所定長未満であることを特徴とする請
    求項7ないし10のいずれかに記載のデータ送信処理装
    置。
  13. 【請求項13】ATMネットワークから到来したパケット
    からデータを抽出して高位レイヤに渡すAALタイプ2で
    抽出されたデータに基づいて高速データのユーザデータ
    を復元して前記高位レイヤに渡すデータ受信処理装置で
    あって、 前記パケットから抽出された複数のブロックに付与され
    た複数の継続情報に基づいて該複数のブロックからデー
    タユニットを復元し、該データユニット内の復元情報に
    基づいてユーザデータを復元する受信処理手段を備え、 前記継続情報は後続するブロックの有無を示す情報であ
    り、前記復元情報はユーザデータに対する誤り検出情報
    または誤り訂正情報であることを特徴とするデータ受信
    処理装置。
  14. 【請求項14】前記受信処理手段は、前記パケットのヘ
    ッダから抽出された複数の継続情報に基づいて、前記複
    数のブロックからデータユニットを復元することを特徴
    とする請求項13記載のデータ受信処理装置。
  15. 【請求項15】前記復元情報はユーザデータの長さ情報
    と、前記ユーザデータおよび前記長さ情報に対する誤り
    検出情報または誤り訂正情報と、からなることを特徴と
    する請求項14記載のデータ受信処理装置。
  16. 【請求項16】前記データユニットは送信側で適宜付加
    された無意情報を含み、 前記復元情報は、ユーザデータの長さ情報と、ユーザデ
    ータ、無意情報、および長さ情報に対する誤り検出情報
    または誤り訂正情報と、からなり、 前記受信処理手段は前記長さ情報に基づいてユーザデー
    タを復元することを特徴とする請求項14記載のデータ受
    信処理装置。
  17. 【請求項17】前記複数のブロックのうち、末尾のブロ
    ックの長さが前記所定長未満であることを特徴とする請
    求項16記載のデータ受信処理装置。
  18. 【請求項18】前記受信処理手段は前記誤り訂正情報を
    用いてデータ誤りの検出処理を行い、データ誤りが検出
    された場合には、前記ユーザデータに代えてデータ誤り
    が検出された旨を示す情報を前記高位レイヤに渡す一
    方、データ誤りが検出されなかった場合には、前記ユー
    ザデータを前記高位レイヤに渡すことを特徴とする請求
    項13ないし17いずれかに記載のデータ受信処理装置。
  19. 【請求項19】前記受信処理手段は前記誤り検出情報ま
    たは誤り訂正情報を用いてデータ誤りの検出処理を行
    い、データ誤りが検出されなかった場合にのみ、前記ユ
    ーザデータを前記高位レイヤに渡すことを特徴とする請
    求項13ないし17のいずれかに記載のデータ受信処理装
    置。
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