JP3510516B2 - 圧電磁器トランス - Google Patents

圧電磁器トランス

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JP3510516B2 JP05101299A JP5101299A JP3510516B2 JP 3510516 B2 JP3510516 B2 JP 3510516B2 JP 05101299 A JP05101299 A JP 05101299A JP 5101299 A JP5101299 A JP 5101299A JP 3510516 B2 JP3510516 B2 JP 3510516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧電性材料を用
いたトランスであって、スイッチング電源等に用いられ
る圧電磁器トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型薄型化の要請によ
り、スイッチング電源も小型薄型化が望まれている。小
型化するには、スイッチング周波数を高くすれば良い
が、電磁トランスを高周波で用いると、ヒステリシス損
失、渦電流損失、巻線の表皮効果による損失等が増加
し、スイッチング電源全体としての効率が低下してしま
うものであった。しかも、電磁トランスは、巻線の太さ
や、巻線間の絶縁、磁束の流れや変換効率等の制約によ
り小型化には限度があった。
【0003】これらの問題を解決するものとして、近年
圧電磁器トランスが注目されている。この圧電磁器トラ
ンスは、「巻線が無いため小型化・薄型化が容易である
こと」、「セラミックスであるため不燃化が可能である
こと」、「巻線が存在せず、また共振状態で使用される
ため、電磁誘導によるノイズが少ないこと」等の特長を
持つ。さらに、電磁トランスでは損失が増大して実用に
適さない高周波領域でトランスの駆動を行った場合で
も、損失の増加が生じず、また、駆動周波数に比例し
て、体積当たりの電送可能な電力密度が増加するといっ
た長所をもっている。
【0004】ここで、従来の代表的な圧電磁器トランス
であるローゼン型圧電磁器トランスの構造を、図6を基
にして説明する。ローゼン型圧電磁器トランスでは、圧
電磁器板1の上面の半分に電極2が形成され、圧電磁器
板1の下面の半分に、電極2と対向するように電極3が
形成されている。また、圧電磁器板1の電極2および電
極3が形成されていない一側面には、電極4が形成され
ている。そして、圧電磁器板1の電極2,3が位置した
領域a部分は、図中矢印のように圧電磁器板1の厚み方
向に分極されており、電極2と電極3間は、低インピー
ダンス部が形成されている。また、圧電磁器板1の領域
bで示される部分は、図中矢印のように圧電磁器板1の
面方向に分極されており、電極3と電極4の間では、高
インピーダンス部が形成されている。
【0005】このローゼン型圧電磁器トランスから高電
圧を取り出す場合、領域aで示す低インピーダンス部を
入力部として用い、領域bに示す高インピーダンス部を
出力部として用いる。このローゼン型圧電磁器トランス
の動作原理は、入力部の電極2,3間に交流電圧が印加
されると、入力部の領域aでは電気機械結合係数k3
をもって横効果(31)振動モードにより長さ縦振動が
励振され、この振動により圧電磁器板1全体が振動させ
られる。出力部の領域bでは電気機械結合係数k33をも
って縦効果(33)振動モードにより交流電圧が発生
し、出力部を構成する電極3,4間から交流電圧が取り
出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ローゼン型圧
電磁器トランスで用いられる長さ縦振動の共振周波数
は、ローゼン型圧電磁器トランスの長さに反比例する。
このため、高周波帯域で駆動を行おうとすると、ローゼ
ン型圧電磁器トランスの長さを短くすることが必要とな
る。一方、トランスから取り出すことのできる電力は、
トランスの大きさに比例する。そのため、高周波帯域で
駆動を行い、且つ大電力を電送しようとすると、ローゼ
ン型圧電磁器トランスの長さを短くして、幅方向を広く
する方法が考えられる。しかし、電気機械結合係数k
31、k33およびQmには形状依存性があり、幅/長
さの値が0.3以上になると幅方向と長さ方向の振動が
干渉し、k31、k33およびQm値が低下しはじめ
る。このため、幅をむやみに広くすることはできず、高
周波帯域における駆動と大電力の取り出しという互いに
相反する機能を両立させることは困難であった。
【0007】この発明は、高周波帯域での駆動と大電力
の取り出しを両立させることが可能な圧電磁器トランス
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の圧電磁器トラ
ンスは、板の厚み方向に分極された矩形の圧電磁器板を
備え、この圧電磁器板の一辺の方向をX軸方向とし、上
記圧電磁器板の板面上で上記X軸方向と直交する方向を
Y軸方向として、上記圧電磁器板の表裏面で互いに対向
した入力電極対と、上記圧電磁器板の表裏面で上記入力
電極対と同様に対向した出力電極対とが、上記X軸方向
に並設されている。そして、この入力電極対と出力電極
対は、上記圧電磁器板表裏面で上記Y軸方向に複数並設
され、上記入力電極対に印加される交流電圧による共振
振動が、X軸方向にm次モード(mは自然数)であり、
Y軸方向にn次モード(nは複数である自然数)となる
ように寸法が設定されている圧電磁器トランスである。
この圧電磁器トランスは、機械的に支持する場合、上記
共振振動の変位が最小の部位で上記圧電磁器板を支持す
【0009】また、上記圧電磁器板の入力電極対と出力
電極対は、各々上記X軸方向に複数並設されたものでも
良い。さらに、X軸方向に入力電極対と出力電極対が各
々複数形成されていても良く、Y軸方向にも入力電極対
と出力電極対が各々複数形成されていても良い。
【0010】また、上記各電極同士の境界は、上記圧電
磁器板の上記共振振動の変位が最大となる位置に設定さ
れている。さらに、上記圧電磁器板表裏面に形成された
上記電極間を境界として、上記圧電磁器板の分極方向が
任意に反転等され転向されているものである。また、上
記圧電磁器板を積層してなるものでも良い。
【0011】そして、上記圧電磁器トランスは、上記複
数の入力電極対を直列もしくは並列に接続して、入力イ
ンピーダンスを所望の値に設定し、上記複数の出力電極
対を直列もしくは並列に接続して、出力インピーダンス
を所望の値に設定可能に設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。図1、図2は、この発明
の圧電磁器トランスの第一実施形態を示す。ここでは、
入力電極対を4対と、出力電極対を4対設置したものを
示す。なお説明上、圧電磁器板10の板面上において短
辺方向をX軸方向、長辺方向をY軸方向とする。
【0013】まず、圧電磁器板10は図中矢印で示され
るように板厚方向に分極されている。圧電磁器板10の
表面には、4個の入力電極11,12,13,14が、
圧電磁器板10の一方の側縁部側でY軸方に沿って並ん
で形成されている。この圧電磁器板10の裏面にも、圧
電磁器板10を挟んで対向して、同様に入力電極が形成
され、4つの入力電極対を構成している。
【0014】同様に、出力電極21,22,23,24
も、入力電極11,12,13,14に対してX軸方向
に隣接して配置されている。圧電磁器板10の裏面に
も、出力電極21,22,23,24と対向して同様に
出力電極が形成され、4つの出力電極対を形成してい
る。そして、入力電極11,12,13,14および出
力電極21,22,23,24は、この実施形態では圧
電磁器板10の表裏面で互いにわずかに間隔を空けて、
長方形に形成されている。
【0015】この実施形態の電極の結線方法は、図1に
示すように、交流電源30の一方の側には、圧電磁器板
10の表面側の入力電極11,13が接続されるととも
に、入力電極12,14と対向する裏面側の2つの入力
電極が接続されている。そして、交流電源30の他方の
側には、入力電極12,14が接続されるとともに、入
力電極11,13と対向する裏面側の2つの入力電極が
接続されている。
【0016】また出力電極21,22,23,24は、
負荷32の一方の側に、圧電磁器板10の表面側の出力
電極21,23が接続されるとともに、出力電極22,
24と対向する裏面側の2つの出力電極が接続されてい
る。そして、負荷32の他方の側には、出力電極22,
24が接続されるとともに、出力電極21,23と対向
する裏面側の2つの出力電極が接続されている。
【0017】ここで、図2に示すようにY軸方向におい
て、上記各電極同士の境界は、圧電磁器板10の共振振
動の変位が最大となる位置に設定されている。またX軸
方向では、圧電磁器板10のX軸方向の中心を境界とし
て入力電極11,12,13,14と出力電極21,2
2,23,24が分かれている。
【0018】次に、この実施形態の圧電磁器トランスの
動作作用を、以下に説明する。この実施形態では図2に
示すように、圧電磁器板10の大きさは、入力電極1
1,12,13,14に印加される交流電圧による圧電磁
器板10の共振振動が、X軸方向に1次モードであり、
Y軸方向に4次モードとなるように寸法が設定されてい
る。従って、図2(B),(C)に示すように、圧電磁
器板10はX軸,Y軸方向において、応力(実線)と変
位(破線)が図示する関係で、横効果(31)振動モー
ドにより振動する。
【0019】これにより、この実施形態の圧電磁器トラ
ンスは、この圧電振動板10が横効果(31)振動をX
軸方向とY軸方向で同時に共振させているため、トラン
スの電気機械結合係数k31および機械結合係数Qmが大
きくなり、極めて効率の良いものとすることができる。
【0020】さらにこの実施形態の圧電磁器トランス
は、圧電磁器板10のX軸方向寸法を横効果(31)振
動の1次モード振動となるように設定し、圧電磁器板1
0のY軸方向寸法を4次モード振動となるように設定
し、且つ4対の入出力電極を配置することで、高周波駆
動と電力伝送密度を高くすることが可能となり、大電力
の取り出しを実現している。
【0021】なお、圧電磁器板10のX軸およびY軸方
向の長さは、必要な電力および共振周波数に合わせて設
定すれば良く、少なくともX軸およびY軸方向に1次モ
ード振動が可能であれば良い。
【0022】次に、この発明の第二実施形態について図
3を基にして説明する。ここで上記実施形態と同様の部
材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態の
圧電磁器トランスの圧電磁器板40は、X軸方向に2次
モード振動するもので、Y軸方向には、4次モードの振
動をさせるものである。
【0023】この実施形態の圧電磁器板40は、入力電
極11,12,13,14および出力電極21,22,
23,24に接続するリード線の取り付け位置を、圧電
磁器板40の変位が0となる位置42,44に取り付け
ることができ、リード線の接続部に振動による力が作用
せず、取り付けの信頼性が高い。
【0024】次に、この発明の第三実施形態について図
4を基にして説明する。ここで上記実施形態と同様の部
材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態の
圧電磁器トランスの圧電磁器板50は、X軸方向に1次
モード振動するもので、Y軸方向には、4次モードの振
動をさせるものである。
【0025】この圧電磁器板50は、板厚方向に分極さ
れているとともに、Y軸方向で共振振動の応力が0とな
る部分を境界として、その分極方向を交互に反転させた
ものである。これにより、図4に示すように、リード線
の結線が単純化される。
【0026】次に、この発明の第四実施形態について図
5を基にして説明する。ここで上記実施形態と同様の部
材は同一符号を付して説明を省略する。この実施形態の
圧電磁器トランスの圧電磁器板60は、X軸方向に1次
モード振動するもので、Y軸方向には、4次モードの振
動をさせるものである。この入力電極11,12,1
3,14および図示しない出力電極は、圧電磁器板60
の上面62と下面64とで、上記各実施形態と同様に配
置されている。
【0027】さらに、この実施形態では、圧電磁器板6
0が複数枚積層され、各圧電磁器板60の分極方向は、
図の矢印で示すように、互いに接し合う面で反転した状
態に形成されている。従って、各圧電磁器板60の境界
での各電極66は、両側の圧電磁器板60の電極として
機能する。この各電極66は、上下面62,64に配置
された入力電極および出力電極と対向する位置に配置さ
れている。なお、各電極66の取り出しは、積層した圧
電磁器板60の端面に各電極66の端縁部を露出させ
て、その端縁部に、リード線の端部を接続する方法等を
用いる。
【0028】この圧電磁器トランスによれば、複数枚の
圧電磁器板60を積層しているので、大電流化を図るこ
とができる。
【0029】なお、この発明の圧電磁器トランスは、そ
の入出力電極の数や、振動モードの次数は適宜設定され
得るものであり、圧電磁器板の大きさも適宜設定され
る。また、入力電極対と出力電極対は、各々上記X軸方
向に複数並設されたものでも良い。
【0030】
【実施例】次に、この発明の圧電磁器トランスとして、
図1に示す圧電磁器トランスの一実施例について説明す
る。この実施例の圧電磁器板10の材料には、チタン酸
ジルコン酸鉛(PbTiO−PbZrO)系圧電磁
器材料を用いた。ただし、この圧電磁器材料は、チタン
酸ジルコン酸鉛系圧電磁器材料に限定する必要はなく、
横効果(31)振動モードの電気機械結合係数k31の値
が大きなものが好ましく、上記以外の他の材料を用いて
もかまわない。例えば、チタン酸バリウム等も用いるこ
とができる。
【0031】この実施例の圧電磁器トランスの製造方法
は、まず、圧電磁器材料粉末にバインダーを混合し、プ
レス成形を行った。プレス成形された圧電磁器材料粉末
を600℃、1時間(昇温速度100℃/1時間)で脱
バインダー処理を行った後、1200℃、2時間で焼成
を行った。焼成された圧電磁器板を切断および研磨し、
長さ40mm、幅10mm、厚さ1mmの圧電磁器板1
0を形成した。ここでは、圧電磁器板10は圧電磁器材
料粉末をプレス成形・焼成を行うことで作製したが、こ
の方法に限らず、例えば、ドクターブレード法等を用い
て、圧電磁器材料のグリーンシートを形成し焼成を行う
方法で圧電磁器板を作製してもかまわない。
【0032】次に、圧電磁器板10の表裏面に、Ag−
ガラス系の導電性ペーストを図示のように印刷した後、
焼成し、Ag電極を焼き付けた。そして、このAg電極
を焼き付けた圧電磁器板を120℃の絶縁油に浸し、
3.2kVの電圧をAg電極に加えることで、圧電磁器
板10の板厚方向に分極処理を施した。なお、ここでは
Ag−ガラス系の導電性ペーストを用いて圧電磁器板1
0に電極を形成したが、Agペーストに限定されること
無く、導電性材料であれば電極形成には何を用いてもか
まわない。
【0033】この実施例の圧電磁器トランスにおいて、
電力伝送試験を行ったところ、共振周波数190kHz
において、入力電圧176Vp-p、負荷抵抗300Ω
のとき、出力電圧162Vp-p、出力電力11.0
W、効率92.7%が得られた。
【0034】
【発明の効果】この発明の圧電磁器トランスは、圧電振
動板を横効果(31)振動させ圧電振動板の板面上で互
いに直交する方向で同時に共振させているため、トラン
スの電気機械結合係数k31および機械結合係数Qmを大
きくすることができ、電力伝送効率の良いものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の圧電磁器トランスの概
略を示す斜視図である。
【図2】この実施形態の圧電磁器トランスの平面図
(A)、X軸方向の応力と変位を示す図(B)、Y軸方
向の応力と変位を示す図(C)である。
【図3】この発明の第二実施形態の圧電磁器トランスの
平面図(A)、X軸方向の応力と変位を示す図(B)、
Y軸方向の応力と変位を示す図(C)である。
【図4】この発明の第三実施形態の圧電磁器トランスの
概略縦断面図である。
【図5】この発明の第四実施形態の圧電磁器トランスの
概略縦断面図である。
【図6】従来のローゼン型圧電磁器トランスを示す斜視
図である。
【符号の説明】
10,40,50,60 圧電磁器板 11,12,13,14 入力電極 21,22,23,24 出力電極 26 リード線 32 負荷抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 41/107

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板の厚み方向に分極された矩形の圧電磁
    器板を備え、この圧電磁器板の一辺の方向をX軸方向と
    し、上記圧電磁器板の板面上で上記X軸方向と直交する
    方向をY軸方向とし、上記圧電磁器板の表裏面で互いに
    対向した入力電極対と、上記圧電磁器板の表裏面で上記
    入力電極対と同様に対向した出力電極対とを、上記X軸
    方向に並設し、この入力電極対と出力電極対は、上記圧
    電磁器板表裏面で上記Y軸方向に複数並設され、上記入
    力電極対に印加される交流電圧による共振振動が、X軸
    方向にm次モード(mは自然数)であり、Y軸方向にn
    次モード(nは複数である自然数)となるように寸法が
    設定され、上記共振振動の変位が最小の部位で上記圧電
    磁器板が機械的に支持されたことを特徴とする圧電磁器
    トランス。
  2. 【請求項2】 上記入力電極対と出力電極対は、上記圧
    電磁器板表裏面で上記X軸方向に複数並設され、上記入
    力電極対に印加される交流電圧による共振振動が、X軸
    方向にm次モード(mは複数である自然数)となるよう
    に寸法が設定されていることを特徴とする請求項1記載
    の圧電磁器トランス。
  3. 【請求項3】 上記各電極同士の境界は、上記圧電磁器
    板の上記共振振動の変位が最大となる位置に設定されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の圧電磁器
    トランス。
  4. 【請求項4】 上記圧電磁器板表裏面に形成された上記
    電極間を境界として、上記圧電磁器板の分極方向が任意
    に転向されていることを特徴とする請求項1,2または
    3記載の圧電磁器トランス。
  5. 【請求項5】 上記圧電磁器板を積層してなることを特
    徴とする請求項1,2,3または4記載の圧電磁器トラ
    ンス。
  6. 【請求項6】 上記複数の入力電極対を直列もしくは並
    列に接続して、入力インピーダンスを所望の値に設定
    し、上記複数の出力電極対を直列もしくは並列に接続し
    て、出力インピーダンスを所望の値に設定可能に設けた
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の
    圧電磁器トランス。
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