JP2555985B2 - 圧電磁器トランスとその駆動方法 - Google Patents

圧電磁器トランスとその駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の高電圧発生用電
源回路で動作可能な圧電トランス、特に小型化,高信頼
度が要求される小型・薄型でかつ高電圧を発生する圧電
トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョンの偏向装置や複写機
の帯電装置など高電圧を必要とする装置内の電源回路で
は高電圧発生用の変圧素子として巻線型の電磁トランス
が用いられてきた。この電磁トランスは磁性体のコアに
導線を巻き付ける構造になっており、高い変成比を実現
するためには巻き付ける導線の数を多くする必要があ
る。そのため、小型・薄型の電磁トランスを実現するの
は非常に困難であった。
【0003】これに対し、圧電効果を用いた圧電トラン
スが提案されている。図6に従来の代表的な圧電トラン
スであるローゼン型圧電トランスの構造を示す。以下、
図面に沿って説明する。高電圧を取り出す場合、表面に
電極が設けられた圧電板において、1で示す部分は圧電
トランスの低インピーダンスの駆動部であり、その上下
面に電極43,44が設けられており、この部分は図中
矢印で示すように厚み方向に分極されている。また、同
様に2で示す部分は高インピーダンスの発電部分であ
り、その端面に電極45が設けられており、発電部2は
図中矢印で示すように圧電板の長さ方向に分極されてい
る。この圧電トランスの動作は以下の通りである。外部
端子46、47から駆動電極43,44に電圧が印加さ
れると、駆動部1では分極方向に電界が加わり分極とは
垂直方向に変位する圧電効果(以後、圧電横効果31モ
ードと略す)で長さ方向の縦振動が励振され、トランス
全体が振動する。さらに発電部2では、分極方向に機械
的歪が生じ分極方向に電位差が発生する圧電効果(以
後、圧電縦効果33モードと略す)により、出力電極4
5から外部端子48に入力電圧と同じ周波数の電圧が取
り出される。このとき、駆動周波数を圧電トランスの共
振周波数と等しくすれば非常に高い出力電圧が得られ
る。尚、高電圧を入力し、低電圧を出力させる場合に
は、縦効果の高インピーダンス部分2を入力側とし、横
効果の低インピーダンス部分1を出力側にすれば良いこ
とは明かである。
【0004】この圧電トランスは共振状態で使用され、
一般の電磁トランスに比べて(1)巻線構造が不用でエ
ネルギー密度も高いため小型化・薄型化が図れること,
(2)不燃化が図れること,(3)電磁誘導によるノイ
ズがでないこと,等数多くの長所を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のローゼン型圧電
トランスでは、発電部の電極がトランスの端面すなわち
振動の腹に位置しており、リード線等の外部電気端子も
そこから取り出さざるを得ない。その場合、リード線等
の端子及び半田等の接続部の質量が振動の腹に存在する
ため、機械的損失の増加や共振時の周波数特性の乱れを
引き起こす。機械的損失の増加は効率の低下の原因とな
り、また周波数特性の乱れにより回路内での動作が不安
定となるため実用化の大きな障害となる。
【0006】また、圧電トランスは、フィルタなど信号
処理用の圧電素子とは異なり、比較的ハイパワーでの動
作が求められており、圧電材料が持つ限界性能近くまで
大振幅で振動させる。このような圧電トランスにおいて
接続部が振動の腹に位置するということは接続部が大き
な振動を受けることを意味し、半田やボンディング等ど
のような接続方法であっても、寿命などの点で接続部の
信頼性を著しく下げる結果となる。
【0007】さらに、このローゼン型圧電トランスは図
6からも明らかなように3端子構造であり、入出力間の
電気的絶縁が取れないという問題もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、長板構造の圧
電磁器トランスにおいて、主面全体に配置された電極と
厚さ方向に分極された圧電磁器とからなる駆動部と、主
面上に圧電磁器トランスの長手方向に長い線状の1つあ
るいは幅方向に複数配置された電極と両側面に配置され
た電極と電極間を交互に幅方向に分極されている発電部
からなる構造を特徴とする圧電磁器トランスと、その圧
電磁器トランスを長さ方向縦振動2次モードで駆動する
事を特徴とする駆動方法である。
【0009】また本願の第二の発明は、長板構造の圧電
磁器トランスにおいて、圧電磁器トランス全体の長さの
1/3で主面上全体に電極を配置し厚さ方向に分極され
た圧電磁器からなる駆動部と、圧電磁器トランスの長さ
方向の中央部およびと端部から1/6に位置する電極に
挟まれ、長さ方向に逆向きに分極した2つの領域からな
る出力部を有することを特徴とする圧電磁器トランス
と、該圧電磁器トランスを、長さ方向縦振動3次モード
で駆動する事を特徴とする圧電磁器トランスの駆動方法
である。
【0010】
【作用】以下、図を用いて説明する。本発明の圧電磁器
トランスの斜視図を図1に示す。圧電磁器トランス全体
は駆動部1と発電部2および絶縁部3に大きく分割され
る。駆動部1は、図中矢印で示したように厚さ方向に分
極された圧電磁器の上下の主面に外部電極11、12を
配置し、それぞれ外部電気端子151、152に接続さ
れている。電極11、12と外部電気端子151、15
2の接続点161、162は端部から圧電磁器トランス
全体の長さの4分の1だけ内側に位置している。一方、
発電部2では、主面上に配置した細長い電極13と両側
面に配置した電極14、15があり、圧電磁器は図中矢
印で示すように幅方向に分極されており、分極の方向は
主面上の電極を挟んで交互になっている。電極13から
は外部電気端子153が、電極14、15からは外部電
気端子154が取り出されている。電極と外部電気端子
の接続点163、164、165は駆動部と同様に端部
から圧電磁器トランス全体の長さの4分の1だけ内側に
位置している。
【0011】図1で示す構造の駆動部の外部電気端子1
51−152間に交流電圧を印加すると電気機械結合係
数k31を介して圧電横効果31モードにより圧電磁器ト
ランス全体に長さ方向の縦振動が発生する。したがっ
て、発電部2でも電気機械結合係数k31を介して圧電横
効果31モードにより外部電気端子153−154間に
電圧が発生する。このとき、印加される電圧の周波数が
圧電磁器トランスの長さ縦振動の共振周波数と等しけれ
ばかなり高い出力電圧が得られる。このとき、発電部2
の主面に配置する電極13は、片側の主面だけに配置し
ても動作は可能であるが、上下の主面両方に上下で位置
をあわせて配置した方が発電効率が高いのは言うまでも
ない。また図2に示すように、発電部の電極間の分極を
交互にし、外部電気端子を交互に接続すれば動作するの
は明らかである。
【0012】圧電磁器トランスを長さ縦振動2次モード
(1波長モード)で駆動すれば、長さ方向の両端から4
分の1内側の位置は振動の節となる。本発明によれば圧
電磁器トランスの外部電気端子の接続点161、16
2、163、164、165は全てこの振動の節に位置
させることが可能である。すなわち機械的に動かない点
から電気接続を取り出しているので非常に高い信頼性が
得られる。
【0013】一般に、圧電磁器トランスでは電極間に高
電界を印加する分極処理が必要である。例えば駆動部1
の分極では電極11と12の間に高電界を印加するが、
その際、絶縁部3が分極の電極間距離すなわち圧電磁器
トランスの厚さに比べて極端に短いと発電部2の電極1
4や15との間で放電が発生し、良好な分極が困難とな
る。同様に発電部2の分極をする際には電極13と電極
14および15の間に高電界を印加するが、その際、絶
縁部3の長さが分極の電極間距離に比べて極端に小さい
と放電するため、絶縁部3の距離はある程度大きくする
必要がある。その際、発電部2の主面上に電極13がな
い場合は、発電部2の分極時は幅の全寸法に対して電圧
を印加するため絶縁部3の大きさをかなり大きく取る必
要がある。それに対し、本発明の圧電磁器トランスでは
主面上に電極13があるため、発電部2の分極時もせい
ぜい圧電磁器トランス全体の幅寸法の2分の1の距離に
電圧を印加するだけなので、絶縁部3の寸法もさほど大
きく取る必要がない。すなわち駆動や発電に直接関与し
ない不活性な領域を小さくできるので高出力化に有利で
ある。
【0014】又、第二の発明の圧電磁器トランスの斜視
図を図3に示す。圧電磁器トランス全体は駆動部1と発
電部2,2′および不活性部4,4′に大きく分割さ
れ、駆動部1は圧電磁器トランス全体の長さの1/3、
それ以外の領域2,2′4,4′は圧電磁器トランス全
体の長さの1/6の大きさである。駆動部1は、図中矢
印171で示したように厚さ方向に分極された圧電磁器
の上下の主面に外部電極31、32を配置し、それぞれ
外部電気端子151、152に接続されている。電極3
1、32と外部電気端子151、152の接続点は駆動
部1の長さ方向の中央すなわち端面から圧電磁器トラン
ス全体の長さの1/6だけ内側に位置している。不活性
部4と発電部2の境界および不活性部4′と発電部2′
の境界にはそれぞれ電極33、34が配置されている。
図では電極33、34は主面および側面に配置されてい
るが、片側あるいは両方の主面のみに電極を配置しても
構わない。発電部2,2′は長さ方向に分極されている
が、図中矢印172、173で示すようにそれぞれ逆向
きに分極されている。
【0015】図3で示す構造の駆動部の外部電気端子1
51−152間に交流電圧を印加すると電気機械結合係
数k31を介して圧電横効果31モードにより圧電磁器ト
ランス全体に長さ方向の縦振動が発生する。この長さ方
向縦振動の3次モード(3/2波長モード)の変位と応
力の分布を図4に示す。発電部2,2′でも電気機械結
合係数k33を介して圧電縦効果33モードによりに電圧
が発生する。ここで、図4から明らかなように発電部2
と2′は逆向きの応力となるが、分極の方向172と1
73で逆になっているため、電極33、34間ではかな
り高い電圧を取り出すことが可能となる。また、このと
き、外部電気端子151、152、153、154と電
極の接続点は図2の変位分布から明らかなように全て振
動の節に位置している。すなわち機械的に動かない点か
ら電気接続を取り出しているので非常に高い信頼性が得
られる。
【0016】本圧電磁器トランスの共振周波数近傍の集
中定数近似等価回路は、他の圧電トランスと同様に図5
で示される。図5においてCd 1 ,Cd 2 はそれぞれ入
力側,出力側の制動容量,A1 ,A2 は入出力の力係
数,m,c,rm は長さ縦振動3次モードに関する等価
質量,等価コンプライアンス,等価機械抵抗である。本
発明の圧電磁器トランスの入出力の力係数A1 、A2
幅、厚さ、駆動部の電極指間の距離、電極指の本数で変
化する。図5の等価回路から明らかなように、一般に圧
電トランスの出力電圧Vout は、接続される負荷の抵抗
値によって変化し、負荷抵抗の値が大きいほどVout
値も大きくなる。また、エネルギー伝送効率も負荷抵抗
に依存し、圧電磁器トランスの出力インピーダンスと整
合した値の負荷以外では伝送効率はさほど高くない。本
発明の圧電磁器トランスではトランス全体の長さ(駆動
部、発電部の数)、幅、厚さ以外にも発電部の主面上の
電極の数にも自由度があり、負荷と圧電磁器トランスの
出力インピーダンスを整合させられる範囲が広いという
特長を持つ。
【0017】また、本圧電磁器トランスは、図1、図3
および図5から明かな様に入出力の電気端子はそれぞれ
直流的に絶縁された4端子構造であり、図6で示した3
端子型のローゼン型の圧電トランスに比べて周辺回路の
自由度を高くすることが可能である。
【0018】
【実施例】
(実施例1)本発明に基づく圧電磁器トランスの実施例
として図1に示した構成の圧電磁器トランスを作製し
た。圧電磁器の材料にはPZT(PbZrO3 −PbT
iO3)系圧電磁器を用いた。まず、焼成された圧電磁
器ブロックをダイアモンドカッターで切断し、#300
0のSiC研磨粉を用いて平行平面研磨することにより
長さ30mm、幅10mm、厚さ1.0mmの圧電磁器単板を
用意する。圧電磁器単板上にAgペーストをスクリーン
印刷・焼成することにより電極11〜15を形成した。
この際、絶縁部3の長さは3mmとし、発電部2の主面上
の電極13の幅は1mmとした。これらの外部電極は、塗
布・焼成以外の方法、例えば蒸着法やスパッタ法を用い
てAg以外の導電性材料の薄膜を形成しても一向に構わ
ない。続いて導線をハンダを用いて接続することにより
外部端子151〜154を取り出した。その際、ハンダ
の接続位置はそれぞれ長さ方向の中心すなわち端から
7.5mmの位置とした。その後、駆動部、発電部共に1
00℃の絶縁油中において4kV/mmの電圧を印加する
分極処理を施した。
【0019】この圧電磁器トランスの長さ縦振動2次モ
ードの共振周波数はアドミタンスの周波数特性から11
0kHzと測定された。この圧電磁器トランスに100
kΩの負荷抵抗を接続したところ、入力電圧10Vに対
して320Vの出力電圧が得られ、このときの出力電力
は1.0Wであった。
【0020】また、この実施例による圧電磁器トランス
100個を連続2000時間駆動したが、外部電極の剥
離や特性の異常が認められた試料は1個も無かった。
【0021】(実施例2)続いて図2に示す圧電磁器ト
ランスを作成した。ここで用いた材料や作成手順は実施
例1と同様である。圧電磁器トランス全体の寸法は長さ
30mm、幅10mm、厚さ1.0mmの圧電磁器単板で、発
電部2の主面上に幅方向に3等分する位置に幅1mmの電
極25と26を配置した。また、絶縁部3の長さは3mm
とした。電極25は側面に配置した電極24とともに外
部電気端子154に接続し、電極26は逆の側面に配置
した電極23とともに外部電気端子153に接続した。
【0022】この圧電磁器トランスの長さ縦振動2次モ
ードの共振周波数はアドミタンスの周波数特性から11
0kHzと測定された。この圧電磁器トランスに47k
Ωの負荷抵抗を接続したところ、入力電圧10Vに対し
て190Vの出力電圧が得られ、このときの出力電力は
0.77Wであった。
【0023】(実施例3)続いて図3に示す圧電磁器ト
ランスを作成した。ここで用いた材料や作成手順は実施
例1と同様である。圧電磁器トランス全体の寸法は長さ
36mm、幅8mm、厚さ1.0mmの圧電磁器単板で、電極
33と34の幅は1mmとした。発電部2と2′の境界に
非焼成型のAgペーストを塗布し150℃でキュアする
事により分極用の仮電極を形成した。その後、駆動部、
発電部共に100℃の絶縁油中において4kV/mmの電
圧を印加する分極処理を施し、分極用の仮電極は有機溶
剤により除去した。本実施例では発電部の境界に分極用
の仮電極を配置し分極後除去したが、焼成型の電極等を
形成し、分極後も除去せずにおいても圧電磁器トランス
の動作に支障のないことは明らかである。
【0024】この圧電磁器トランスの長さ縦振動3次モ
ードの共振周波数はアドミタンスの周波数特性から14
0kHzと測定された。この圧電磁器トランスに100
kΩの負荷抵抗を接続したところ、入力電圧10Vに対
して450Vの出力電圧が得られ、このときの出力電力
は2.0Wであった。
【0025】また、この実施例による圧電磁器トランス
100個を連続2000時間駆動したが、外部電極の剥
離や特性の異常が認められた試料は1個も無かった。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に従った構成
の圧電磁器トランスは、高電圧・高電力・高信頼性の特
性を持ち、かつ小型で小型・薄型であるという点で従来
の圧電トランスにはない長所があり、工業的価値も多大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電磁器トランスの斜視図である。
【図2】実施例2の圧電磁器トランスの斜視図である。
【図3】第二の発明の圧電磁器トランスの斜視図であ
る。
【図4】第二の発明の、長さ縦振動3次モードの変位お
よび応力の分布図である。
【図5】圧電磁器トランスの集中定数等価回路図であ
る。
【図6】従来のローゼン型圧電トランスの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 駆動部 2、2′ 発電部 3 絶縁部 4、4′ 不活性部 11、12、13、14、15、21、22、23、2
4、25、26、31 、32、33、34、43、44、45 外部電極 151、152、153、154、46、47、48
外部電気端子 161、162、163、164 外部電気端子接続点 171、172、173 分極方向

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長板構造で、少なくとも駆動部と発電部よ
    りなる圧電磁器トランスにおいて、前記駆動部は主面全
    体に配置された電極と厚さ方向に分極された圧電磁器と
    からなり、前記発電部は、主面上に圧電磁器トランスの
    長手方向に長い線状の1つあるいは幅方向に複数配置さ
    れた電極と、両側面に配置された電極と、電極間を交互
    に幅方向に分極された圧電磁器とからなることを特徴と
    する圧電磁器トランス。
  2. 【請求項2】長板構造で、少なくとも駆動部と出力部よ
    りなる圧電磁器トランスにおいて、前記駆動部は圧電磁
    器トランス全体の長さの1/3で主面上全体に電極と厚
    さ方向に分極された圧電磁器からなり、前記出力部は圧
    電磁器トランスの長さ方向の中央部および端部から1/
    6に位置する電極に挟まれ、長さ方向に逆向きに分極し
    た2つの領域からなる出力部を有することを特徴とする
    圧電磁器トランス。
  3. 【請求項3】長さ方向縦振動2次モードで駆動する事を
    特徴とする請求項1記載の圧電磁器トランスの駆動方
    法。
  4. 【請求項4】長さ方向縦振動3次モードで駆動する事を
    特徴とする請求項2記載の圧電磁器トランスの駆動方
    法。
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