JP3510465B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール

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誠之 天野
重人 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用スピニングリ
ールにおける釣糸巻取り装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】魚釣用スピニングリールにおいてハンド
ルの回動により釣糸をスプールに巻回する釣糸巻取り装
置は、公知のように釣糸案内部材がローターに釣糸巻取
り位置と釣糸放出位置に反転可能に支持されているが、
釣糸の撚れ、糸癖、聴力変化等によって釣糸の巻取り操
作時に釣糸が特に釣糸案内部材に絡み易い欠陥があるた
めに実開平3−117462号公報に見られるように釣
糸案内部に糸絡みを防止するためベール端部から釣糸案
内部に向け漸次膨大化した釣り糸誘導部を設けることが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の釣
糸案内部材のベールはステンレス等の線材を曲げ加工し
て形成すると共に釣糸誘導部もステンレス、ジュラルミ
ン、チタン等の中実材で形成されているため、重量が重
くなり、ローターの回転バランスの均衡化を崩すと同時
にスピニングリール自体の重量増加も来し、その操作及
び携帯性を低下せしめる問題点がある。
【0004】本発明はこれらの問題点を改善して釣糸案
内装置を軽量化してローターの回転バランスの均衡化と
リール本体の軽量化を図り、魚釣り操作及び携帯運搬操
作を容易にした魚釣用スピニングリールを提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ハンドルの回動で連動回転するローターに
ベール、釣糸誘導部及び釣糸案内部を有する釣糸案内部
材を軸着して釣糸巻取り位置と釣糸放出位置に反転可能
に構成して釣糸を釣糸案内部材でスプールに巻取るよう
にした魚釣用スピニングリールにおいて、前記釣糸案内
部材のベール及び釣糸誘導部を板材で一体の中空状に形
成したことを特徴とするものであり、更に前記ベール又
はベール及び釣糸誘導部の中空状の内部の全部あるいは
一部に異物侵入防止用挿嵌材を設けることによって、ベ
ール及び釣糸誘導部の強度向上又は中空状部内への砂、
ゴミ等の異物侵入防止を図ることができると共に夫々の
挿嵌材がバラスウエイトとして利用できることによりロ
ーターの回転バランスの調整も容易に行うことができる
ようにしたものであり、前記中空状部における断面形状
は閉鎖した全環状でも一部切欠の欠円環状であっても差
し支えない。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面について説明すると、魚釣用スピニングリールのロー
ター1の両側に公知のように反転可能に軸着された釣糸
案内部材2は、一端をローター1に軸着したベール3と
該ベール3の他端に設けられた釣糸誘導部4と該釣糸誘
導部4との間に案内ローラー5を支持しかつローター1
に軸着された釣糸案内部6とからなり、釣糸案内部材2
の釣糸巻取り位置においてハンドル7を回転することに
より釣糸を釣糸案内部6の案内ローラー5を介してスプ
ール8に巻回し、また釣糸案内部材2の釣糸放出装置に
おいては釣糸をスプール8から放出できるように構成さ
れている。
【0007】しかして前記釣糸案内部材2のベール3及
び釣糸誘導部4はステンレス、ジュラルミン、アルミニ
ウム、チタン等の板材A′を図6に示すように巻回して
ベール3と釣糸誘導部4とを一体の中空状に巻回形成
し、前記釣糸誘導部4に突設した案内ローラー5の支持
軸9を釣糸案内部6に取付けた取付ネジ10で釣糸誘導
部4を釣糸案内部6に着脱自在に固着している
【0008】従ってこのように釣糸案内部材2のベール
3及び釣糸誘導部材4を中空状に形成するときは、釣糸
案内部材2の軽量化が可能となり魚釣り操作及びリール
の携帯運搬が容易になるばかりか、釣糸案内部材2を装
着したローター1の回転バランスも安定せしめることが
でき、魚釣り操作を円滑容易に行うことができる。
【0009】また図3に示す実施例は、図2における案
内ローラー5の支持軸9を釣糸案内部6に突設し、該支
持軸9に釣糸誘導部4に取付けた取付ネジ10で釣糸誘
導部4を釣糸案内部6に着脱自在に固着したものであっ
て、このようにベール3及び釣糸誘導部4を一体に中空
状に形成すときは、釣り糸案内部材2の軽量化を一層促
進できると共に該部分の部品点数及びコストの削減も図
ることができる。
【0010】更に図4に示す実施例は、前記図2及び図
3の実施例における釣糸誘導部4の中空状内部に異物侵
入防止用挿嵌材11を充填嵌着してその端部から釣糸誘
導部4内に砂、塵埃、こませ、その他の異物が侵入する
のを防止するようにしたものである。
【0011】なおベール3の中空状部が図5(イ)の如
く断面形状が閉鎖した環状でその強度が不足する場合に
はその強度を補強するためにアルミニウム、強化合成樹
脂等の強度補強用挿嵌材12を嵌着することもでき、ま
図5(ロ)(ハ)に示すようにベール3の断面が欠円
環状の中空状の場合にはその欠円部から内部に海水、
砂、塵埃、こませ等の異物が侵入し易いのでこれを防止
するための軽量のコルク、発泡樹脂、軽質合成樹脂等の
異物侵入防止用挿嵌材11を中空状部内に挿嵌するのが
好適である、
【0012】
【発明の効果】本発明は魚釣用スピニングリールの釣糸
案内部材のベール及び釣糸誘導部を中空状に形成したこ
とによって、釣糸案内部材の軽量化、ひいてはローター
全体によるリール本体の軽量化によって魚釣り操作及び
携帯運搬を容易にすることができると共にローターの回
転バランスも安定せしめることもでき、一層魚釣り操作
を円滑容易に行うことができる。
【0013】また本発明前記ベールと共に釣糸誘導部
をも一体に中空状に形成することにより、釣糸案内部材
のベール及び釣糸誘導部分における部品点数および製品
コストを削減することができる。
【0014】更に前記ベール又は釣糸誘導部の中空状部
に異物侵入防止用挿嵌材を設けるときは、ベール部分を
含む釣糸案内部材の強度向上はもとより特に中空状部
内への海水、砂、塵埃、こませ等の異物の侵入を防止で
きると共にこれらの挿嵌材がバランスウエイトとして利
用でき、ローターの回転バランスの調整も容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図。
【図2】同要部の一部切欠正面図。
【図3】本発明の別実施例の要部の一部切欠正面図。
【図4】本発明の更に他の実施例の要部の一部切欠正面
図。
【図5】本発明のベールの断面図。
【図6】本発明のベール及び釣糸誘導部の製造工程図。
【符号の説明】
1 ローター 2 釣糸案内部材 3 ベール 4 釣糸誘導部 6 釣糸案内部 7 ハンドル 8 スプール 11 異物侵入防止用挿嵌材 12 強度補強用挿嵌材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルの回動で連動回転するローター
    にベール、釣糸誘導部及び釣糸案内部を有する釣糸案内
    部材を軸着して釣糸巻取り位置と釣糸放出位置に反転可
    能に構成して釣糸を釣糸案内部材でスプールに巻取るよ
    うにした魚釣用スピニングリールにおいて、前記釣糸案
    内部材のベール及び釣糸誘導部を板材で一体の中空状に
    形成したことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 【請求項2】 中空状部の断面を欠円環状に形成し該中
    空状部内に異物侵入防止用挿嵌材を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の魚釣用スピニングリール。
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