JP3509756B2 - 糸条加工装置 - Google Patents

糸条加工装置

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JP3509756B2 JP2001008519A JP2001008519A JP3509756B2 JP 3509756 B2 JP3509756 B2 JP 3509756B2 JP 2001008519 A JP2001008519 A JP 2001008519A JP 2001008519 A JP2001008519 A JP 2001008519A JP 3509756 B2 JP3509756 B2 JP 3509756B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸条に加工を施す
糸条加工部と、加工された糸条を巻き取って巻取りパッ
ケージに形成する糸条巻取部とを備えた糸条加工装置に
関し、特に加工された糸条の品位が巻取りパッケージに
形成された段階で一目で表示されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、延伸仮撚装置などの糸条加工装置
は、各錘毎に、糸条に所定の加工を施す糸条加工部と、
巻取りパッケージの軸方向にトラバ−スさせるトラバー
ス装置を有する糸条巻取部とを備え、所定の加工を施さ
れた糸条を巻取りパッケージに形成する構造になってい
る。
【0003】近年、巻取りパッケージの品質管理の強化
のため、巻取りパッケージに加工されるフィラメント糸
などの品質を検出する品質検出手段と、この品質検出手
段の検出情報に基づいて前記巻取りパッケージの品位を
判定する品位判定手段とを設けることが行われるように
なった。
【0004】糸条巻取部で形成される巻取りパッケージ
の糸条の品質が判っているため、各錘の糸条巻取部から
排出される巻取りパッケージに、自動的に品質を表示し
た識別シールを貼り付けたりすることが行われている。
作業員が識別シールを見るか、又は自動識別装置が識別
シールを判別して、品質が表示された巻取パッケージを
仕分けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、巻取り
パッケージに識別シールを貼り付けるための専用の工程
が必要になるため、さらなる改善の余地が残されている
ものであった。
【0006】又、各錘の糸条巻取部から排出される巻取
りパッケージを識別シールを貼る位置まで搬送する必要
があり、その搬送途中で作業員が巻取りパッケージを取
り除くと、識別シールの品位データと巻取りパッケージ
との対応がずれてしまい、用を成さなくなるおそれがあ
る。
【0007】本発明の目的は、これらの問題点に鑑みて
なされたものであり、巻取りパッケージを形成する際
に、巻き取られた糸条の品位を確実に識別できるように
して、その品位識別に応じた適格で円滑な後工程の実施
を可能とする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成は、糸条
に加工を施す糸条加工部と、加工された糸条を巻き取っ
て巻取りパッケージに形成する糸条巻取部とを備えた糸
条加工装置であって、前記糸条巻取部は、加工された糸
条をボビンの軸方向にトラバースさせるトラバース装置
を有し、このトラバース装置は、可逆モータで駆動され
るベルトによってトラバースガイドをボビンの軸方向に
往復動させて巻取りパッケージを作成する構成であり、
巻取りパッケージの軸方向の所定位置に棒巻きを形成す
るために、前記可逆モータの停止制御によってトラバー
スガイドをトラバース範囲における任意の位置に任意の
時間だけ停止させることができるように構成され、前記
糸条加工部で加工される糸条の品質を検出する品質検出
手段と、この品質検出手段の検出情報に基づいて前記巻
取りパッケージの品位を判定する品位判定手段と、この
品位判定手段の判定情報に基づいて巻き終わり時の前記
トラバースガイドの停止位置を所定位置に設定すること
により前記棒巻き位置を変更する巻き終わり位置設定手
段とを備えてなるものである。
【0009】請求項1の構成によれば、(1)巻取りパ
ッケージに加工される糸条の品質を検出する品質検出手
段の検出情報に基づいて巻取りパッケージの品位を判定
し、その判定結果に基づいて巻取りパッケージの軸方向
での巻終り位置が決まるようになるから、例えば、所期
の品位であるときには巻終り位置が左右中央に位置し、
所期の品位以下であるときには巻終り位置が左右両端の
いずれか寄り、それ以外のときには巻終り位置が中央と
左右両端のいずれかの中間に寄る、といった具合に品位
の異なりに応じて巻終り位置を自動的に互いに異なるも
のにすることができる。
【0010】つまり、糸条をトラバースしながら巻取る
ことによる巻取りパッケージにおいて、(2)巻取りが
終了した巻取りパッケージの品位が何であるかが、その
巻終り位置によって表示されるので、巻取りパッケージ
を見るだけでその品位を直ぐに知ることができるととも
に、その巻終り位置による品位表示機能が、糸が解舒さ
れるまでは確実に維持されるようになる。これにより、
品位の印や記号を付ける専用の工程が不要であり、その
ための管理コストも不要であるとともに、品位の印や記
号を付け間違えたり、付け忘れたりすることも解消され
る。
【0011】請求項2の構成は、給糸パッケージから解
舒されたフィラメント糸に仮撚加工を施すための糸加熱
装置及び仮撚装置と、仮撚加工されたフィラメント糸を
巻き取って巻取りパッケージに形成する巻取装置とを備
えた糸条加工装置であって、前記巻取装置は、仮撚加工
されたフィラメント糸をボビンの軸方向にトラバースさ
せるトラバース装置を有し、このトラバース装置は、
逆モータで駆動されるベルトによってトラバースガイド
をボビンの軸方向に往復動させて巻取りパッケージを作
成する構成であり、巻取りパッケージの軸方向の所定位
置に棒巻きを形成するために、前記可逆モータの停止制
御によってトラバースガイドをトラバース範囲における
任意の位置に任意の時間だけ停止させることができるよ
うに構成され、前記巻取りパッケージに巻き取られるフ
ィラメント糸の品質を検出する品質検出手段と、この品
質検出手段の検出情報に基づいて前記巻取りパッケージ
の品位を判定する品位判定手段と、この品位判定手段の
判定情報に基づいて巻き終わり時の前記トラバースガイ
ドの停止位置を所定位置に設定することにより前記棒巻
き位置を変更する巻き終わり位置設定手段とを備えてな
るものである。
【0012】請求項2の構成によれば、給糸パッケージ
から解舒されたフィラメント糸に仮撚加工を施すための
糸加熱装置及び仮撚装置と、糸条巻取装置とを経て作成
される巻取りパッケージにおいて、前記作用(1)
(2)を得ることができる。
【0013】請求項3の構成は、請求項2の構成におい
て、前記品質検出手段は、前記仮撚装置の下流側におい
て解撚張力を検出する張力検出器である。
【0014】請求項3の構成によれば、巻取りパッケー
ジの品位を仮撚装置下流の解撚張力の如何によって判定
するものである。解撚張力は、仮撚加工に重要な影響を
及ぼす要因であるから、解撚張力によって品位を決める
ようにすれば、実際の巻取りパッケージの主な特徴を最
も端的に示すことができ、実情に則した好ましい品位判
定が行えるようになる。
【0015】請求項4の構成は、請求項3の構成におい
て、前記張力検出器による検出張力が予め設定された目
標値となるように、前記仮撚装置の駆動をフィードバッ
ク制御するフィードバック制御手段を備えていることを
特徴とするものである。
【0016】請求項4の構成によれば、巻取りパッケー
ジの品位が何であるかの前述した品位表示機能だけでな
く、現実の解撚張力が目標張力値となるようにフィード
バック制御するから、巻取りパッケージに関する品位
を、常に設定された状態にするように管理する。この管
理限界を越えて作成された巻取りパッケージの品位が明
確に表示される。
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、延
伸仮撚機1に構成された糸条加工装置について、図面に
基づいて説明する。
【0020】先ず、延伸仮撚機1の概略構成について説
明する。図1において、延伸仮撚機1は、第1のフィー
ドローラ11からオイリングローラ9に至るまでの糸条
加工部Aと、巻取りパッケージを形成する糸条巻取部B
とを備える。糸条加工部Aは、給糸パッケージ6から解
舒された例えば合成繊維のフィラメント糸Yを第1のフ
ィードローラ11に導き、テクスチュアリング用のヒー
タ(糸加熱装置)3とクーリングプレート4及び仮撚装
置(ニップツイスタ)5を経て、第2のフィードローラ
12に至る過程で、フィラメント糸Yを延伸しながら仮
撚及び熱固定して該フィラメント糸Yに嵩高加工を施
し、さらにセッティング用のヒータ8及び第3のフィー
ドローラ13を経て、オイリングローラ9によりオイリ
ング処理を施す一連の加工処理を行う。なお、オイリン
グローラ9と第3のフィードローラ13との間には、フ
ィーラ22、及びカッター14とが配置されている。ま
た、符号Wは作業者用の作業空間である。
【0021】仮撚装置5は、フィラメント糸Yを挟むよ
うに、側面視でX状に対抗配置された一対の撚りベルト
2,2と、これら各撚りベルト2用の駆動モータ10,
10とで構成されている。2個の撚りベルト2,2を、
互いに上下反対方向に移動する状態に高速駆動すること
で、搬送される糸Yを高速で撚るものである。尚、仮撚
装置5の形態は、このようなニップベルト式に限定され
ず、フリクションディスク式等、他の形態の仮撚装置5
を使用することもできる。
【0022】仮撚装置5の下流側すなわち解撚側に、解
撚側の糸張力を連続的に検出するテンションセンサ20
が設けられている。このテンションセンサ20は、撚り
ベルト2用の駆動モータ10,10に対する回転数制御
装置32に接続されており、図4に示すように、検出張
力である解撚張力が所定の目標値である目標範囲に収ま
るように、駆動モータ10,10の回転数をフィードバ
ック制御する回路32aを有する構成になっている。
【0023】図2に示す様に、糸条巻取部Bは、巻取り
ドラム17と、トラバース装置Tと、クレードル18
と、制御部28とを有する。巻取りドラム17は、巻取
用モータ15によって一定速度で回転駆動される複数錘
共通のラインシャフト16で駆動される。クレードル1
8,18は、巻きバネ等による図示しない弾性機構によ
って巻取りドラム17に近づく方向に弾性付勢されてお
り、ボビン19又は巻取りパッケージ7は駆動回転され
る巻取りドラム17に押圧接触されることで連動回転す
るように構成されている。従って、回転に伴なう巻取り
パッケージ7の最外径部の周速度は、巻き太りに関係無
く一定の値に維持される。また、巻き太りと共にクレー
ドル18,18が上方に揺動する。この巻取りパッケー
ジ7の巻き太りの程度は、例えば巻取りパッケージ7の
単位時間当たりの回転数を検出する回転数センサ29で
検出される。その他、クレードル18,18の揺動角度
を検出する角度センサで検出される角度、クレードル1
8,18から巻取りドラム17迄の距離によって、巻取
りパッケージ7の巻き太りの程度を検出することもでき
る。
【0024】トラバース装置Tは、駆動モータの正逆駆
動により、ボビン19に巻取られる糸(走行する糸条)
Yをボビン19の軸方向にトラバ−スさせるものであ
り、ボビン19の全幅をカバーする両横方向の夫々に配
置された左右の受動プーリ21,21、左右中央に配置
された1個の駆動プーリ23、これら3個のプーリ2
1,21,23に亘って三角掛け状に巻回される無端ベ
ルト24、無端ベルト24に固定されたトラバースガイ
ド25、トラバースガイド25の移動時の姿勢を案内す
るガイドレール26、駆動プーリ23を正逆駆動自在な
可逆モータ27、及びその制御器28から構成されてい
る。このような構成により、トラバース装置Tは、制御
器28による電気的制御のみにより、トラバースガイド
25(可逆モータ27)をトラバース範囲における任意
の位置に任意の時間だけ停止させることができ、軸方向
の所定位置に棒巻きが形成できるようになっている。
【0025】トラバース装置Tは、可逆モータ27で駆
動されるベルト24によってトラバースガイド25をボ
ビン19の軸方向に往復移動させて巻取りパッケージ7
を作成するためのものであり、制御部28のパッケージ
形成手段28aにより、可逆モータ27の正及び逆方向
の回転速度、一往復に要する時間を予め入力された巻取
条件(巻取りパッケージの形状を規定するもの)に応じ
て制御することにより、トラバースガイド25の一往復
移動当たりのワインド数、巻取りパッケージ7のテーパ
角度θを定めることができる。
【0026】前述したように巻取りパッケージ7はその
最外径部の周速度が一定であるから、巻き太るに従っ
て、巻取りパッケージ7の回転数(単位時間当たりの回
転数)が減少して行き、その回転数変化を回転数センサ
29が検出する。可逆モータ27を制御する制御器28
のパッケージ形成手段28aの機能により、巻太りに伴
ってトラバース幅TWを徐々に小さくして行き、テーパ
エンドパッケージを作成するべく、テーパ角度θと巻取
りパッケージ径Pdを設定する。つまり、パッケージ形
成手段28aにはテーパエンド形成手段の機能が装備さ
れている。
【0027】ドラム17は定速回転されるので、連動回
転する巻取りパッケージ7の回転速度が分かればその直
径を求めることができるから、前述の回転数センサ29
の検出情報からそのときの巻取りパッケージ8の直径を
求めることができる。故に、巻取りパッケージ7の仕上
がり直径Pdを、ホストコンピュータ33の入力器34
を介して予め制御器28に入力しておき、その入力され
た設定値と回転数センサ29の検出情報とから、満巻き
になったことを検出する満巻き検出手段もパッケージ形
成手段28aに備わっている。
【0028】トラバース装置Tは、可逆モータ27で駆
動されるベルト24によってトラバースガイド25をボ
ビン19の軸方向に往復移動させて巻取りパッケージ7
を作成する構成である。そのため、巻き終わり時(満巻
き到達時)可逆モータ27によるトラバースガイド25
の停止位置をガイドレール26の所定位置とすることに
より、巻取りパッケージ7の巻き終わり時に巻取りパッ
ケージの表面に形成される棒巻き位置を所定位置に設定
する巻き終わり位置設定手段28bを有する。図2の例
では、巻取りパッケージ7の左右中央の棒巻き位置b1
と、巻取りパッケージ7の左右両端のいずれかの棒巻き
位置b2と、巻取りパッケージ7の中央と左右両端のい
ずれかの間の棒巻き位置b3の3箇所に設定可能になっ
ている。尚、図示例の様に巻取りパッケージ7が、軸方
向の両側にテーパ面を有するテーパエンドパッケージの
場合、前記左右両端とは、両側のテーパ面の間にある大
径部(円筒部)における軸方向の端部を言う。
【0029】次に、図3のブロック図により、品位判別
制御を含む制御構成について説明する。本実施形態にお
いては、図1において、給糸パッケージ6から巻取りパ
ッケージ7に至る錘は中心線Cに対して左右対称に並設
され、これら2錘が紙面表裏方向に多数錘列設されて、
例えば紙面厚み方向の12錘で1スパンが構成されてい
る。実際の延伸仮撚機では多数スパンが列設されて稼働
され、これらがホストコンピュータ33(図3参照)に
よって制御される関係になっている。
【0030】図3において、ホストコンピュータ33に
は、1スパン分の各錘の駆動モータ10を制御するモー
タ制御装置31と、1スパン分の各錘のテンションセン
サ20に接続された品位判別手段としてのテンションモ
ニタ30と、1スパン分の各錘の巻取部を制御する制御
器28と通信線rを介して接続されている。モータ制御
装置31には各錘毎の回転数制御装置32が接続されて
いる。制御器28は、前述した様に、回転数センサ29
に接続され、巻取用モータ15とトラバース装置Tの可
逆モータ27とを制御している。
【0031】品位判定手段としてのテンションモニタ3
0は、巻取中(加工中)におけるテンションセンサ20
(品質検出手段の一例)によるフィラメント糸Yの検出
張力情報に基づいて巻取りパッケージ7の品位を判定す
る。図4に示す様に、解撚張力が目標範囲を越える検出
期間M1の累積(糸長)、或いは許容範囲を越える検出
期間L1の累積(糸長)が、巻取りパッケージの糸条に
含まれる程度から、上級のAグレード、中級のBグレー
ド、規格外に判別する。この判別情報は、制御器28に
送信され、パッケージ7の巻終りにおけるボビン19の
軸方向での棒巻き位置がb1,b2,b3のいずれかに
決まるように、巻終り位置設定手段28bがトラバース
装置Tのトラバースガイド25の停止位置を決める。
尚、制御器28には、巻取りパッケージ7の品位(グレ
ード)と棒巻き位置との関係が任意に設定入力可能とな
っており、巻終わり位置設定手段28bは、設定入力さ
れた品位と棒巻き位置との関係を記憶する記憶部を備え
ている。
【0032】つまり、テンションセンサ20の検出張力
値が品位判別手段30に予め入力されている規定値の範
囲内であれば糸品質が所期の良好な状態であり、その適
正張力によって巻取られた巻取りパッケージ7の品位は
上級となる。このように、品位判定手段30によって上
級と判定された場合には、巻終わり時に可逆モータ27
を制御して、糸Yを巻取りパッケージ7の左右中央位置
b1において棒巻きを施して巻終わるようになる(図2
の実線の状態)。つまり、巻取りパッケージ7の巻終り
である棒巻き部bの位置が左右中央位置にあれば、その
巻取りパッケージ7の品位は上級のAグレードであるこ
とが即座に分かるようになる。
【0033】同様にして、テンションセンサ20の検出
張力値が規定値の範囲よりも上回る場合には糸品質がや
や芳しくない状態であり、その張力による巻取りパッケ
ージ7の品位は中級となり、巻取りパッケージ7の左右
両端のいずれかの位置b2に棒巻きが形成される(図2
の仮想線参照)。そして、テンションセンサ20の検出
張力値が規定値の範囲よりも上回る程度が激しい場合に
は糸品質が良くない状態であり、巻取りパッケージ7の
品位は規格外となり、巻取りパッケージ7の中央と左右
両端のいずれかの間に位置b3に棒巻きが形成される
(図2の一点破線参照)。
【0034】従って、ある巻取りパッケージ7の品位を
知るには、その棒巻きの位置が巻取りパッケージ7の巻
取り軸方向における何処にあるかを見れば一目瞭然に分
かる。つまり、棒巻きが左右いずれかの端部に存在すれ
ば「中級」であり、左右中央に存在すれば「上級」であ
り、左右中央と端との間に存在すれば「規格外」である
ことが理解できるのである。このように、3通りの階級
に応じて棒巻き部bの位置が互いに異なるように設定す
れば、左右対称の巻取りパッケージ7の左右が分からな
くなっても、上級、中級、規格外を確実に認識すること
ができる利点がある。この棒巻き位置による品位の表示
は、巻取りパッケージ7の巻き終わり時に形成され、次
に巻取りパッケージ7が解舒されるまで維持されるた
め、途中の付け間違いなどが起こりえない確実な表示で
ある。この表示を作業員が目視確認して、巻取りパッケ
ージ7を梱包時に区分けすることができる。また、棒巻
き位置をCCDカメラで認識するようにすると、巻取り
パッケージ7の搬送途中の任意の段階で品位の確認がで
き、自動化対応も可能になる。
【0035】参考として図5に、品位判定の制御フロー
図を示す。図5において、グレードAとは前述の「上
級」のことであり、同様に、グレードBは「中級」、グ
レードA,B以外は「規格外」に相当している。巻取り
開始することによりフローがスタートする(ステップS
1)。所定の満巻きになるまで(ステップS2,N
O)、品質をモニタリングしながらの巻取を続行する。
所定の満巻きになると(ステップS2,YES)、品位
判別手段30がその巻取りパッケージ7の品位を判別す
る。品位がグレードAであると(ステップS3,YE
S)、トラバースガイド25を巻取りパッケージ7の軸
方向におけるセンター位置に所定時間停止させてセンタ
ー棒巻き(b1位置)を施す(ステップS5)。品位が
グレードAでなく(ステップS3,NO)、品位がグレ
ードBであると(ステップS4,YES)、トラバース
ガイド25を巻取りパッケージ7の軸方向における左端
位置に所定時間停止させて左端棒巻き(b2位置)を施
す(ステップS6)。品位がグレードBでもないと(ス
テップS4,NO)、トラバースガイド25を巻取りパ
ッケージ7の軸方向におけるセンター位置と右端位置と
の間の位置に所定時間停止させて右側棒巻き(b3位
置)を施す(ステップS7)。
【0036】〔別実施形態〕本実形態において、巻取り
パッケージ7の棒巻き部bを左右中央、左端、右端の3
箇所に設定しても良い。この場合、巻取りパッケージ7
の左右が常に確定できる目印等があればさらに好都合で
ある。又、品位の評価段階は2段階でも4段階以上でも
良い。さらに、巻取りパッケージ7の品位判定に検出張
力情報のみを用いたが、それに加えて、巻取りパッケー
ジ7の糸量を品位判定に反映させるようにしてもよい。
その場合、例えば、満巻きになるまでに糸切れが生じる
と、グレードB又は規格外と判定される。
【0037】トラバース装置Tとしては、トラバースガ
イドが係合する案内溝が形成された綾振りドラムを一定
方向にモータ駆動によって回転させる公知のメカニカル
構造でも良く、又、テーパエンド形成手段mとしては、
公知のリンク機構等によって糸ガイドのトラバース幅T
Wを、巻取りパッケージ7の巻き太りに伴って狭くする
ことによりテーパエンドパッケージを作成するものでも
良い。この場合、トラバースガイドの停止位置が決まる
ように、綾振りドラムの回転停止位置を制御可能にす
る。
【0038】本実施形態の糸条加工装置又は糸条加工方
法は、延伸仮撚機に適用されたものであってたが、これ
に限らず、連続的に紡出されるフィラメント糸を巻き取
るものであって、コデットローラ付の紡糸巻取機に適用
するものであってもよい。この場合、コデットローラは
紡出されるフィラメント糸を加熱して部分延伸するもの
であって、糸条加工部に相当する。紡糸巻取機は糸条巻
取部に相当する。コデットローラを通過する糸の温度を
温度センサで検出することにより、加工される糸条の品
位を判別し、紡糸巻取機で形成される巻取りパッケージ
の棒巻き位置を品位に応じて変更する。この紡糸巻取機
で形成される巻取りパッケージは通常チーズと呼ばれる
テーパエンドの存在しない垂直端面のパッケージであ
る。尚、紡糸巻取機において、走行糸条の検出張力に基
づいて品位を判別したり、或いは、巻取りパッケージ
(ボビン)が装着されるボビンホルダの検出回転数に基
づいて品位を判別し、巻き終わり時に形成される棒巻き
位置を品位に応じて変更するようにしてもよい。
【0039】本実施形態の糸条Yの品質検出手段20と
しては、撚り回数の多少等の撚り状況に関するものや、
単位長さ当たりの糸条Yの重量、太さ、毛羽立ち具合、
色等の種々のものが適用可能である。また、例えばヒー
タ3の下流側に設けた糸温度センサを品質検出手段とす
ることもできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4に記
載の糸条加工装置では、巻取りからの連続した巻取処理
だけで、巻取りパッケージに外観上の識別を付与でき、
巻終った瞬間から各巻取りパッケージがその品位に応じ
た外観となるから、その後は常にパッケージグレードを
容易に判別可能であり、しかもパッケージとグレードデ
ータとが正確に対応して信頼性にも優れるものを、管理
コストが不要であり、構造簡単に得ることができた。
【0041】請求項2に記載の糸条加工装置では、特に
延伸仮撚機において、上記効果を奏することができた。
【0042】請求項3に記載の糸条加工装置では、延伸
仮撚機において、特に重要な因子である解撚張力に基づ
いて巻取りパッケージの品位を決めることにより、実情
に則した最も適格で正確な品位判定が行える利点があ
る。
【0043】請求項4に記載の糸条加工装置では、糸の
張力が目標張力値となるようにフィードバック制御する
ことにより、解撚張力に関する巻取りパッケージの品位
を常に設定通りの状態になるようにフィードバック制御
することが可能であり、所期した品位の巻取りパッケー
ジを安定的に生産でき、そのような場合でも、品位の表
示が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の糸条加工装置としての延伸仮撚機
の構造を示す概略図である。
【図2】本実施形態の糸条加工装置に於ける糸条巻取部
の構造を示す概略図である。
【図3】本実施形態の糸条加工装置としての延伸仮撚機
の制御系の概略を示すブロック図である。
【図4】本実施形態の糸条加工装置としての延伸仮撚機
に於ける品位判定の一例を示すグラフ図である。
【図5】本実施形態の糸条加工装置としての延伸仮撚機
に於ける品位判定手順の一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
3 ヒータ(糸加熱装置) 5 仮撚装置 7 巻取りパッケージ 20 テンションセンサ(品質検出手段) 28 制御器 28a パッケージ形成手段 28b 巻き終わり位置設定手段 30 テンションモニタ(品位判定手段) 32a フィードバック制御回路 b1,b2,b3 棒巻き位置 A 糸条加工部 B 糸条巻取部 T トラバース装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−77160(JP,A) 特開 昭62−51570(JP,A) 特開 昭62−255367(JP,A) 欧州特許出願公開876985(EP,A 1) 独国特許出願公開4415677(DE,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 1/00 - 3/48 D02J 1/00 - 13/00 B65H 54/00 - 54/88 EUROPAT(QUESTEL) WPI/L(QUESTEL)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸条に加工を施す糸条加工部と、加工され
    た糸条を巻き取って巻取りパッケージに形成する糸条巻
    取部とを備えた糸条加工装置であって、 前記糸条巻取部は、加工された糸条をボビンの軸方向に
    トラバースさせるトラバース装置を有し、このトラバー
    ス装置は、可逆モータで駆動されるベルトによってトラ
    バースガイドをボビンの軸方向に往復動させて巻取りパ
    ッケージを作成する構成であり、巻取りパッケージの軸
    方向の所定位置に棒巻きを形成するために、前記可逆モ
    ータの停止制御によってトラバースガイドをトラバース
    範囲における任意の位置に任意の時間だけ停止させるこ
    とができるように構成され、 前記糸条加工部で加工される糸条の品質を検出する品質
    検出手段と、この品質検出手段の検出情報に基づいて前
    記巻取りパッケージの品位を判定する品位判定手段と、
    この品位判定手段の判定情報に基づいて巻き終わり時の
    前記トラバースガイドの停止位置を所定位置に設定する
    ことにより前記棒巻き位置を変更する巻き終わり位置設
    定手段とを備えてなる糸条加工装置。
  2. 【請求項2】給糸パッケージから解舒されたフィラメン
    ト糸に仮撚加工を施すための糸加熱装置及び仮撚装置
    と、仮撚加工されたフィラメント糸を巻き取って巻取り
    パッケージに形成する巻取装置とを備えた糸条加工装置
    であって、 前記巻取装置は、仮撚加工されたフィラメント糸をボビ
    ンの軸方向にトラバースさせるトラバース装置を有し、
    このトラバース装置は、可逆モータで駆動されるベルト
    によってトラバースガイドをボビンの軸方向に往復動さ
    せて巻取りパッケージを作成する構成であり、巻取りパ
    ッケージの軸方向の所定位置に棒巻きを形成するため
    に、前記可逆モータの停止制御によってトラバースガイ
    ドをトラバース範囲における任意の位置に任意の時間だ
    け停止させることができるように構成され、 前記巻取りパッケージに巻き取られるフィラメント糸の
    品質を検出する品質検出手段と、この品質検出手段の検
    出情報に基づいて前記巻取りパッケージの品位を判定す
    る品位判定手段と、この品位判定手段の判定情報に基づ
    いて巻き終わり時の前記トラバースガイドの停止位置を
    所定位置に設定することにより前記棒巻き位置を変更す
    る巻き終わり位置設定手段とを備えてなる糸条加工装
    置。
  3. 【請求項3】前記品質検出手段は、前記仮撚装置の下流
    側において解撚張力を検出する張力検出器である請求項
    2に記載の糸条加工装置。
  4. 【請求項4】前記張力検出器による検出張力が予め設定
    された目標値となるように、前記仮撚装置の駆動をフィ
    ードバック制御するフィードバック制御手段を備えてい
    る請求項3に記載の糸条加工装置。
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