JP3509685B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP3509685B2 JP3509685B2 JP2000044716A JP2000044716A JP3509685B2 JP 3509685 B2 JP3509685 B2 JP 3509685B2 JP 2000044716 A JP2000044716 A JP 2000044716A JP 2000044716 A JP2000044716 A JP 2000044716A JP 3509685 B2 JP3509685 B2 JP 3509685B2
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Description
機能付きファクシミリ装置等に代表される画像形成装置
に関し、より詳しくは拡大及び縮小する倍率の設定に特
徴を有する画像形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年の画像形成装置における倍率モード
には、定型サイズ間同士の拡大及び縮小する倍率を設定
する固定倍率モードと、拡大及び縮小する倍率を任意に
設定する任意倍率モードとがある。ここで、固定倍率モ
ードとは、例えばB5サイズの原稿をA4サイズの記録
紙に拡大してコピーする場合や、逆にA4サイズの原稿
をB5サイズの記録紙に縮小してコピーする場合等であ
る。一方、任意倍率モードとは、任意に倍率を設定して
コピーする場合である。 【0003】ところで、固定倍率モードの場合には、原
稿サイズと記録紙サイズとが予め決定されているため、
拡大及び縮小する倍率が一義的に決定される。その結
果、固定倍率モードの場合には、固定倍率モードを選択
し、原稿サイズ、記録紙サイズ及び倍率を表示させる。
そして、所望の拡大及び縮小の固定倍率を設定して、コ
ピー動作を実行させると、簡単に拡大及び縮小したコピ
ーを得ることができる。 【0004】一方、任意倍率モードの場合には、任意倍
率モードを選択し、初期値である100〔%〕を表示さ
せる。そして、1〔%〕単位で上限値(例えば200
〔%〕)〜下限値(例えば50〔%〕)までの間の倍率
を任意に設定して、コピー動作を実行させると、所望の
倍率の拡大及び縮小したコピーを得ることができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固定倍
率モードにおける拡大及び縮小の倍率を設定と、任意倍
率モードにおける拡大及び縮小の倍率を設定とは、それ
ぞれ独立したキーを備えている。このため、各モードに
応じて、異なるキーで倍率を設定する必要があった。従
って、各モードにおける倍率設定が複雑となり、倍率設
定の操作性が劣っていた。 【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、倍率設定の操作性を
向上させることが可能な画像形成装置を提供することに
ある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、固定倍率モードと任
意倍率モードとを備えた画像形成装置において、固定倍
率又は任意倍率を設定するための第1キーと、第1キー
の操作に基づいて、固定倍率モードの場合は固定倍率の
設定をし、任意倍率モードの場合は任意倍率の設定をす
る制御手段と、送信先に関する情報として短縮番号又は
電話帳を表示する表示手段と、前記送信先に関する情報
を表示するか、又は倍率モードを固定倍率モード若しく
は任意倍率モードにするかを切り換えるための1つの第
2キーとを備え、制御手段は、第2キーの操作に基づい
て、送信先に関する情報を表示手段に表示させるか、又
は倍率モードを固定倍率モード若しくは任意倍率モード
にするかを切り換えるとともに、送信先に関する情報と
して電話帳を表示させて送信先を選択する場合には、前
記第2キーの操作に基づいて電話帳を表示手段に表示さ
せて前記第1キーの操作に基づいて電話帳から送信先が
選択される。 【0008】 【0009】 【0010】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「画像形成装置」は複写機能付きファクシミリ
装置1に相当し、同じく「第1キー」は上キー65及び
下キー66に相当し、同じく「第2キー」は短縮/電話
帳/ズームキー62に相当し、同じく「表示手段」はL
CD71に相当し、同じく「通信モード」はFAXモー
ドに相当し、同じく「制御手段」はMPU10、ROM
20及びRAM30に相当する。 【0011】 【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像形成装
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。 【0012】図1に示すように、複写機能付きファクシ
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画
像メモリ80、コーデック90、モデム100、及びN
CU110から構成されるとともに、各部10〜110
がバス120を介してそれぞれ接続されている。 【0013】MPU10は、複写機能付きファクシミリ
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を一時的に記憶する。 【0014】読取部40は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
50は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タや、コピー動作において読取部40にて読み取られた
原稿の画データを、記録紙上に記録する。 【0015】図1及び図2に示すように、操作部60
は、FAXモード又はコピーモードに設定するためのF
AX/コピーキー61、FAXモードにおいて短縮番号
の入力又は電話帳を表示するとともに、コピーモードに
おいて固定倍率モード又は任意倍率モードに切り換える
ための短縮/電話帳/ズームキー62、電話番号又はコ
ピー部数等を入力するためのテンキー(*,#キーを含
む)63、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタ
ートキー64、固定倍率モード又は任意倍率モードにお
いて倍率を設定するための上キー65及び下キー66等
の各種操作キーを備えている。 【0016】図1及び図2に示すように、表示部70
は、複写機能付きファクシミリ装置1の動作状態等の各
種情報の表示を行うためのLCD71、FAX/コピー
キー61の操作に基づいて、FAXモードに設定された
ことを示すためのFAXランプ72、FAX/コピーキ
ー61の操作に基づいて、コピーモードに設定されたこ
とを示すコピーランプ73、短縮/電話帳/ズームキー
62の操作に基づいて、固定倍率モード又は任意倍率モ
ードに設定されたことを示すための倍率ランプ74等を
備えている。すなわち、本実施形態では、倍率ランプ7
4が点灯している場合は任意倍率モードである旨を、倍
率ランプ74が消灯している場合は固定倍率モードであ
る旨を、それぞれ示している。なお、FAXランプ7
2、コピーランプ73及び倍率ランプ74は、LEDで
構成されている。 【0017】図1に示すように、画像メモリ80は、受
信画データや読取部40で読み取られた画データを一時
的に記憶する。コーデック90は、読取部40にて読み
取られた画データを送信のためにMH,MR,MMR方
式等により符号化(エンコード)する。また、コーデッ
ク90は、受信画データを復号(デコード)する。 【0018】モデム100は、ITU−T勧告T.30
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線Lと
の接続を制御するとともに、相手先の電話番号(FAX
番号を含む)に対応したダイヤル信号の送出及び着信を
検出するための機能を備えている。 【0019】次に、複写機能付きファクシミリ装置1の
FAXモード及びコピーモードにおける動作について、
図3〜図5に示すフローチャートを用いて説明する。な
お、この動作は、ROM20に記憶されたプログラムに
基づき、MPU10の制御により実行される。また、原
稿が読取部40に載置されているものとする。 【0020】さて、複写機能付きファクシミリ装置1に
電源が投入されると、図3に示すステップS1において
は、初期状態として、コピーモードにおける固定倍率モ
ードに設定される。具体的には、コピーモードを示すた
めのコピーランプ73及び固定倍率モードを示すための
倍率ランプ74が点灯される。また、コピーモードの初
期値として、倍率「100%」、コピー部数「1」がL
CD71に表示される。 【0021】ステップS2においては、FAX/コピー
キー61が操作されたか否かが判断される。FAX/コ
ピーキー61が操作された場合は、ステップS3に移行
する。一方、FAX/コピーキー61が操作されていな
い場合は、ステップS6に移行する。 【0022】ステップS3においては、現在のモードが
コピーモードであるか否かが判断される。現在のモード
がコピーモードである場合は、コピーモードからFAX
モードに設定するため、ステップS4に移行する。一
方、現在のモードがコピーモードでない場合、つまりF
AXモードである場合は、FAXモードからコピーモー
ドに設定するため、ステップS5に移行する。 【0023】ステップS4においては、コピーモードか
らFAXモードに設定される。このとき、FAXランプ
72が点灯されるとともに、コピーランプ73が消灯さ
れる。その結果、コピーモードからFAXモードに設定
されたことを確認することができる。 【0024】ステップS5においては、FAXモードか
らコピーモードに設定される。このとき、FAXランプ
72が消灯されるとともに、コピーランプ73が点灯さ
れる。その結果、FAXモードからコピーモードに設定
されたことを確認することができる。 【0025】ステップS6においては、短縮/電話帳/
ズームキー62が操作されたか否かが判断される。短縮
/電話帳/ズームキー62が操作された場合は、固定倍
率モードから任意倍率モードへの設定、又はこれとは逆
に任意倍率モードから固定倍率モードへの設定であると
判断して、図4に示すステップS11に移行する。一
方、短縮/電話帳/ズームキー62が操作されていない
場合は、ステップS7に移行する。 【0026】ステップS7においては、上キー65が操
作されたか否かが判断される。上キー65が操作された
場合は、上キー65の操作に基づく処理を実行させるた
め、図5に示すステップS31に移行する。一方、上キ
ー65が操作されていない場合は、ステップS8に移行
する。 【0027】ステップS8においては、下キー66が操
作されたか否かが判断される。下キー66が操作された
場合は、下キー66の操作に基づく処理を実行させるた
め、図6に示すステップS41に移行する。一方、下キ
ー66が操作されていない場合は、ステップS9に移行
する。 【0028】ステップS9においては、スタートキー6
4が操作されたか否かが判断される。スタートキー64
が操作された場合は、図7に示すステップS51に移行
する。一方、スタートキー64が操作されていない場合
は、ステップS2に戻る。 【0029】図4に示すステップS11においては、現
在のモードがコピーモードであるか否かが判断される。
現在のモードがコピーモードである場合は、ステップS
12に移行する。一方、現在のモードがコピーモードで
ない場合、つまりFAXモードである場合は、ステップ
S16に移行する。 【0030】ステップS12においては、現在のモード
が固定倍率モードであるか否かが判断される。現在のモ
ードが固定倍率モードである場合は、固定倍率モードか
ら任意倍率モードに設定するため、ステップS13に移
行する。一方、現在のモードが固定倍率モードでない場
合、つまり任意倍率モードである場合は、任意倍率モー
ドから固定倍率モードに設定するため、ステップS14
に移行する。 【0031】ステップS13においては、固定倍率モー
ドから任意倍率モードに設定される。このとき、任意倍
率モードである旨を示す倍率ランプ74が点灯される。
その結果、任意倍率モードに設定されたことが分かる。 【0032】ステップS14においては、任意倍率モー
ドから固定倍率モードに設定される。このとき、任意倍
率モードである旨を示す倍率ランプ74が消灯される。
その結果、固定倍率モードに設定されたことが分かる。 【0033】ステップS15においては、任意倍率モー
ドにおいて設定されていた倍率に、最も近い固定倍率が
LCD71に表示されるとともに、その倍率が複写機能
付きファクシミリ装置1に設定される。具体的には、例
えば任意倍率モードにおいて倍率「85〔%〕」に設定
されていた場合は、A3サイズの原稿をB4サイズの記
録紙に、又はA4サイズの原稿をB5サイズの記録紙に
縮小してコピーするための固定倍率「86〔%〕」が、
LCD71に表示されるとともに、その倍率「86
〔%〕」が複写機能付きファクシミリ装置1に設定され
る。 【0034】ステップS16においては、送信先のFA
X番号を入力させるためのメッセージがLCD71に表
示される。ステップS17においては、短縮/電話帳/
ズームキー62が操作されたか否かが判断される。短縮
/電話帳/ズームキー62が操作された場合は、電話帳
をLCD71に表示させるため、ステップS18に移行
する。一方、短縮/電話帳/ズームキー62が操作され
ない場合は、ステップS20に移行する。 【0035】ステップS18においては、短縮/電話帳
/ズームキー62の操作に基づいて、電話帳がLCD7
1に表示される。ステップS19においては、上キー6
5又は下キー66の操作に基づいて、LCD71に表示
された電話帳から送信先が選択される。 【0036】ステップS20においては、テンキー63
が操作されたか否かが判断される。テンキー63が操作
された場合は、送信先の設定であると判断して、ステッ
プS21に移行する。一方、テンキー63が操作されな
い場合は、送信先の設定を行わせるため、前記ステップ
S17に戻る。 【0037】ステップS21においては、テンキー63
の操作に基づいて、送信先のFAX番号が入力されて、
その入力された番号がLCD71に表示される。ステッ
プS22においては、スタートキー64が操作されたか
否かが判断される。スタートキー64が操作された場合
は、送信先の選択又は入力が終了したと判断して、ステ
ップS23に移行する。一方、スタートキー64が操作
されていない場合は、送信先の設定が終了していないと
判断して、前記ステップS17に戻る。 【0038】ステップS23においては、読取部40に
載置されている原稿が読み取られる。ステップS24に
おいては、前記ステップS19又はS21の処理で選択
又は入力された送信先に対して、NCU110から発呼
が行われる。 【0039】ステップS25においては、読取部40で
読み取られた原稿の画データが、送信先に対して送信さ
れる。図5に示すステップS31においては、固定倍率
モードであるか否かが判断される。固定倍率モードであ
る場合は、ステップS32に移行する。一方、固定倍率
モードでない場合、つまり任意倍率モードである場合
は、ステップS34に移行する。 【0040】ステップS32においては、現在の固定倍
率が最大の固定倍率であるか否かが判断される。最大の
固定倍率である場合は、図3に示すステップS2に戻
る。すなわち、最大の固定倍率であるため、上キー65
が操作されても、これ以上の固定倍率をLCD71に表
示できないからである。一方、最大の固定倍率でない場
合は、ステップS33に移行する。 【0041】ステップS33においては、現在の固定倍
率の次に大きい固定倍率がLCD71に表示されるとと
もに、その倍率が複写機能付きファクシミリ装置1に設
定される。 【0042】ステップS34においては、現在の任意倍
率に1〔%〕を加算した任意倍率がLCD71に表示さ
れるとともに、その倍率が複写機能付きファクシミリ装
置1に設定される。 【0043】ステップS35においては、前記ステップ
S34において1〔%〕を加算した任意倍率が、上限値
(例えば200〔%〕)を越えたか否かが判断される。
上限値を越えた場合は、ステップS36に移行する。一
方、上限値を越えていない場合は、図3に示すステップ
S2に戻る。 【0044】ステップS36においては、上限値を越え
た旨のメッセージがLCD71に表示される。図6に示
すステップS41においては、固定倍率モードであるか
否かが判断される。固定倍率モードである場合は、ステ
ップS42に移行する。一方、固定倍率モードでない場
合、つまり任意倍率モードである場合は、ステップS4
4に移行する。 【0045】ステップS42においては、現在の固定倍
率が最小の固定倍率であるか否かが判断される。最小の
固定倍率である場合は、図3に示すステップS2に戻
る。すなわち、最小の固定倍率であるため、下キー66
が操作されても、これ以下の固定倍率をLCD71に表
示できないからである。一方、最小の固定倍率でない場
合は、ステップS43に移行する。 【0046】ステップS43においては、現在の固定倍
率の次に小さい固定倍率がLCD71に表示されるとと
もに、その倍率が複写機能付きファクシミリ装置1に設
定される。 【0047】ステップS44においては、現在の任意倍
率に1〔%〕を減算した任意倍率がLCD71に表示さ
れるとともに、その倍率が複写機能付きファクシミリ装
置1に設定される。 【0048】ステップS45においては、前記ステップ
S44において1〔%〕を減算した任意倍率が、下限値
(例えば50〔%〕)を越えたか否かが判断される。下
限値を越えた場合は、ステップS46に移行する。一
方、下限値を越えていない場合は、図3に示すステップ
S2に戻る。 【0049】ステップS46においては、下限値を越え
た旨のメッセージがLCD71に表示される。図7に示
すステップS51においては、任意倍率が上限値(例え
ば200〔%〕)を越えているか否かが判断される。上
限値を越えている場合は、ステップS52に移行する。
一方、上限値を越えていない場合は、ステップS53に
移行する。 【0050】ステップS52においては、任意倍率が上
限値(例えば200〔%〕)を越えている場合であって
も、複写機能付きファクシミリ装置1における上限値の
倍率に設定される。 【0051】ステップS53においては、任意倍率が下
限値(例えば50〔%〕)を越えているか否かが判断さ
れる。下限値を越えている場合は、ステップS54に移
行する。一方、下限値を越えていない場合は、ステップ
S55に移行する。 【0052】ステップS54においては、任意倍率が下
限値(例えば50〔%〕)を越えている場合であって
も、複写機能付きファクシミリ装置1における下限値の
倍率に設定される。 【0053】ステップS55においては、記録部50に
おいて読取部40で読み取った原稿の画データが、設定
された倍率で記録紙に記録される。以上、詳述したよう
に本実施形態によれば、次のような作用、効果を得るこ
とができる。 【0054】(1)固定倍率モードにおいて固定倍率を
設定するとともに、任意倍率モードにおいて任意倍率を
設定するための上キー65又は下キー66が設けられて
いる。このため、短縮/電話帳/ズームキー62で固定
倍率モード又は任意倍率モードのいずれかのモードに設
定するだけで、共通の上キー65又は下キー66を用い
て、固定倍率又は任意倍率を設定することができる。従
って、倍率設定の操作性を向上させることができる。 【0055】(2)加えて、固定倍率モード又は任意倍
率モードのいずれのモードであっても、共通の上キー6
5又は下キー66が用いて、固定倍率又は任意倍率が設
定されている。このため、固定倍率又は任意倍率の設定
に必要なキーが減少される。従って、限りある操作部6
0を有効に使用することができるとともに、複写機能付
きファクシミリ装置1自体の小型化に寄与することがで
きる。 【0056】(3)短縮/電話帳/ズームキー62は、
FAXモードにおいて短縮番号の入力又は電話帳をLC
D71に表示するとともに、コピーモードにおいて固定
倍率モード又は任意倍率モードに切り換えている。つま
り、短縮/電話帳/ズームキー62は、FAXモード又
はコピーモードに応じて、異なる機能を備えている。従
って、操作部60のキーが減少される。従って、限りあ
る操作部60を有効に使用することができる。 【0057】(4)しかも、FAXモードにおいて、短
縮/電話帳/ズームキー62が操作されると、換言すれ
ばコピーモードであっても短縮/電話帳/ズームキー6
2が2回操作されると、電話帳がLCD71に表示され
る。そして、上キー65又は下キー66の操作に基づい
て、LCD71に表示された電話帳から送信先が選択さ
れる。このため、電話帳から送信先を選択する場合であ
っても、上キー65又は下キー66の操作に基づいて、
送信先を容易に設定することができる。従って、送信先
を選択する場合にも、操作性を向上させることができ
る。 【0058】(5)倍率ランプ74が点灯している場合
は任意倍率モードである旨を、倍率ランプ74が消灯し
ている場合は固定倍率モードである旨を、それぞれ示し
ている。しかも、固定倍率モードの場合は、固定倍率が
LCD71に表示され、任意倍率モードの場合は、1
〔%〕単位の倍率がLCD71に表示される。従って、
現在がいずれのモードであるかを容易に判断することが
できる。 【0059】(6)任意倍率モードから固定倍率モード
に変更された場合は、任意倍率モードで設定された倍率
に最も近い固定倍率がLCD71に表示される。このた
め、任意倍率モードから固定倍率モードに変更した場合
には、必要以上に拡大されて読取部40で読み取った原
稿の画データが欠落したり、必要以上に縮小されて記録
紙に多くの余白が発生したりすることはない。従って、
拡大又は縮小された画データを記録紙内に記録すること
ができる。 【0060】(7)任意倍率モードにおいて、倍率の上
限値(例えば200〔%〕)及び下限値(例えば50
〔%〕)を越えて倍率が設定された場合は、その旨がL
CD71に表示される。このため、上限値又は下限値を
越えたことが容易に分かる。しかも、上限値又は下限値
を越えた倍率が設定された場合は、上限値又は下限値の
倍率が設定される。そして、上限値又は下限値で拡大又
は縮小コピーされる。従って、上限値又は下限値を越え
た倍率が設定されても、上限値又は下限値を越えて拡大
又は縮小コピーされることはない。 【0061】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・前記実施形態の任意倍率モードにおいては、上キー6
5又は下キー66を用いて任意倍率を設定する構成であ
ったが、これに代えて、任意倍率モードにおいては、操
作部60のテンキー63から直接任意倍率を入力設定す
る構成にしても良い。 【0062】・操作部60のテンキー63で任意倍率が
設定され、その設定された任意倍率が、上限値(例えば
200〔%〕)又は下限値(例えば50〔%〕)を越え
ている場合にも、前記実施形態を適用しても良い。 【0063】・前記実施形態における図4に示すステッ
プS15において、任意倍率モードから固定倍率モード
に変更された場合には、最も近い固定倍率をLCD71
に表示する構成であったが、これに代えて、初期値であ
る100〔%〕をLCD71に表示する構成にしても良
い。このように構成すれば、任意倍率モードから固定倍
率モードに変更されたことを使用者に確実に認識させる
ことができる。 【0064】・図7に示すステップS52及びS54に
おいて、倍率が上限値又は下限値に設定された旨をLC
D71に表示する構成にしても良い。 ・前記実施形態では、主走査方向及び副走査方向の倍率
が同一である拡大又は縮小の場合について説明したが、
主走査方向と副走査方向との倍率が異なる拡大又は縮小
の場合、いわゆる独立変倍の場合にも適用しても良い。 【0065】・前記実施形態におけるFAXモードにお
いては、送信先に関する情報として、短縮番号の入力又
は電話帳をLCD71に表示する構成であったが、いわ
ゆる電子メール機能をも備えた複写機能付きファクシミ
リ装置1にあっては、送信先に関する情報として、送信
先のメールアドレスが登録されているアドレス帳をLC
D71に表示する構成にしても良い。そして、アドレス
帳からのメールアドレスの設定に基づいて、メール送信
する場合にも、前記実施形態を適用しても良い。 【0066】さらに、上記実施形態より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 〔1〕請求項2に記載の画像形成装置において、制御手
段は、第2キーで任意倍率モードから固定倍率モードに
変更された場合は、任意倍率モードで設定された倍率に
最も近い固定倍率を表示手段に表示する画像形成装置。
このように構成すれば、例えば記録紙に記録した場合に
は、拡大又は縮小された画データを記録紙内に記録する
ことができる。 【0067】〔2〕請求項2に記載の画像形成装置にお
いて、固定倍率モード又は任意倍率モードに設定された
ことを報知する報知手段を備え、制御手段は、第2キー
の操作に基づいて、固定倍率モード又は任意倍率モード
である旨を報知手段に報知する画像形成装置。なお、報
知手段は、前記実施形態における倍率ランプ74に相当
する。このように構成すれば、固定倍率モード又は任意
倍率モードのいずれのモードであるかを容易に判断する
ことができる。 【0068】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、倍率設定の操作性を向上させることができ
る。 【0069】請求項2又は請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、装置自体の
小型化に寄与することができる。
ロック図。 【図2】操作部及び表示部を示す説明図。 【図3】FAXモード及びコピーモードにおける動作を
示すフローチャート。 【図4】FAXモード及びコピーモードにおける動作を
示すフローチャート。 【図5】FAXモード及びコピーモードにおける動作を
示すフローチャート。 【図6】FAXモード及びコピーモードにおける動作を
示すフローチャート。 【図7】FAXモード及びコピーモードにおける動作を
示すフローチャート。 【符号の説明】 1…画像形成装置としての複写機能付きファクシミリ装
置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段
を構成するROM、30…制御手段を構成するRAM、
62…第2キーとしての短縮/電話帳/ズームキー、6
5…第1キーを構成する上キー、66…第1キーを構成
する下キー、71…表示手段としてのLCD。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定倍率モードと任意倍率モードとを備
えた画像形成装置において、固定倍率又は任意倍率を設
定するための第1キーと、第1キーの操作に基づいて、
固定倍率モードの場合は固定倍率の設定をし、任意倍率
モードの場合は任意倍率の設定をする制御手段と、送信
先に関する情報として短縮番号又は電話帳を表示する表
示手段と、前記送信先に関する情報を表示するか、又は
倍率モードを固定倍率モード若しくは任意倍率モードに
するかを切り換えるための1つの第2キーとを備え、制
御手段は、第2キーの操作に基づいて、送信先に関する
情報を表示手段に表示させるか、又は倍率モードを固定
倍率モード若しくは任意倍率モードにするかを切り換え
るとともに、送信先に関する情報として電話帳を表示さ
せて送信先を選択する場合には、前記第2キーの操作に
基づいて電話帳を表示手段に表示させて前記第1キーの
操作に基づいて電話帳から送信先が選択される画像形成
装置。
Priority Applications (1)
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JP2000044716A JP3509685B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000044716A JP3509685B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JP4516827B2 (ja) * | 2004-11-18 | 2010-08-04 | 理想科学工業株式会社 | 画像処理装置 |
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2000
- 2000-02-22 JP JP2000044716A patent/JP3509685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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